折々スケッチ

小さなスケッチブックやハガキに水彩と鉛筆ペン等で描いた絵を中心に、感じたこと等日記代わりに添えています。

渡し船…中国の想い出

2016年04月13日 | 日記

 丘の上から工事中の長江大橋のスケッチ


 渡し船の中

テレビドラマで古い木の橋を渡るシーンがありました。
子供の頃には矢田川の橋もガタガタした木の橋だったなと思い出しました。

2000年ごろ、中国の蕪湖という街に度々滞在しました。
その街は長江沿いにあるのですが対岸に渡るためには100キロほど下流の南京市まで
行くか渡し船に乗るしかありませんでした。
1度だけ乗って往復したことがあります。渡し船は「舟」ではなく大きな「船」でした。
買い出し帰りなのか大きな荷物を持った人、船内ではえんどう豆の筋を取る人、袋を並べ
何かをより分けている人、寝転ぶ人、生きた鶏の足を束ねてぶら下げる人・・・。
映画のシーンのようで私はきょろきょろしていたと思います。
10日ほど前に上流で大雨が降ったということで茶色に濁った水が川幅一杯にうねりながら
流れていました。

その数か月後の2000年9月30日、道路、鉄道併用橋長江大橋が完成。
全長10,6キロ、スケールがデッカイです。
そして、渡し舟は廃止されたということです。


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