折々スケッチ

小さなスケッチブックやハガキに水彩と鉛筆ペン等で描いた絵を中心に、感じたこと等日記代わりに添えています。

白川郷・夏(3)

2016年07月02日 | 旅行



私が初めて白川郷を訪れたのは「白山スーパー林道と白川郷散策」というバスツアーでした。
遅い紅葉を見に行ったつもりが思いがけず雪になり、紅葉と積もる雪との対比が
ほんとうに絵のようで、それまで抱いていた山奥の暗いイメージは吹き飛んでしまいました。

なんとなく暗いイメージを持っていたのは、その昔読んだ「ああ野麦峠」や江夏美好の
「下々の女(げげの女)」の印象が強かったからかもしれません。

「下々の女」とは、山また山の辺鄙さゆえに「げげの国」と呼ばれたことに由来して
明治、大正、昭和を生きた女性の物語です。飛騨市出身の女性作家の長編です。

昭和から平成へ、変わり続ける白川郷…できることなら変わらないでと願います。

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