折々スケッチ

小さなスケッチブックやハガキに水彩と鉛筆ペン等で描いた絵を中心に、感じたこと等日記代わりに添えています。

せせらぎ街道から飛騨古川へ

2017年11月12日 | スケッチ旅
 土蔵と瀬戸川 F3

せせらぎ街道を歓声を揚げながら通り抜け、お仲間のご主人Nさんお勧めの飛騨古川へ。

私は初めての街です。
ニュースで見る勇壮な「起し太鼓」や街中の用水に放たれた鯉を厳しい寒さから守るために
移動させる様子くらいしか知識がないのです。

駐車場も見どころもよくご存じのNさんについて一回り。
白壁土蔵の裏手を流れる用水(瀬戸川)にはニュースで見かける鯉が街中とは思えない程大きくて
沢山泳いでいました。
白壁の土蔵、表は大きな杉玉を吊るした造り酒屋さん、朝ドラでも見たことのある和ロウソクの
お店、伝統的な町屋が連なりこじんまりとしてとても風情のある街でした。


古川は小雨の予報どおり青空がのぞいても日が射しても小雨。
「こんなお天気は狐の嫁入りって言ったよね」と話しながら、この場所には狐の嫁入りも似合いそう
だなと思えました。

☆ ブロ友さんから古川には「狐の嫁入りの行列などの行事」が行われるとコメントがありました。
   この町に似合いそうだと思うはずです。

大銀杏の近くにあった若山牧水の歌碑
「ゆきくれて ひと夜を宿る ひたのくにの
          古川の町に 時雨ふるなり」 
ここではまさに時雨ふるなりでした。


土蔵の浅いひさしの下で雨を避けてスケッチ…これもイマイチ・・・
次の場所で少しだけ描いて、後は家で描き足した大銀杏と落ち葉の黄色。
大好きな与謝野晶子の歌
  「金色の ちひさき鳥のかたちして
        銀杏ちるなり 夕日の丘に」    
大木の葉が降り注ぐようすも見たかったなぁ・・・

大銀杏と落ち葉 F3 

ベンチで揚げたて飛騨コロッケをふうふうしながら食べて「ちょっと温まったわね」
小雨では絵を描けないので三寺めぐり朝市でお買い物、帰り道を考えると重いものは買わないように
ここは我慢です。

Nさんの提案で高山によって「コーヒー飲んでから帰りましょう」と、次は高山へと出発!


「蓬莱」の看板の渡辺酒造 

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