折々スケッチ

小さなスケッチブックやハガキに水彩と鉛筆ペン等で描いた絵を中心に、感じたこと等日記代わりに添えています。

うちのクマゼミ

2020年07月11日 | 動物、魚




いつまで続くのか、今日も暗い空と雨の音が続いています。
7月2日にセミの声を聞いて、夏が近いと思ったのに太陽はまだ見えません。
9日の朝、庭に出るとモミジの葉にしっかり止まったセミの抜け殻がありました。前夜も雨だったはず、雨の夜に殻を脱いで大丈夫だったのかしら。大きくてたくましい殻は多分クマゼミ、もうクマゼミの出番のようです。早いです。夏の夜に庭で時々出会う羽化、身体を思いっきり反らせてゆっくり殻を脱ぎ白い羽を伸ばす姿はいつ見ても感動ものです。家を出たり入ったり蚊に刺されながらも眺めてしまいます。

今は真っ黒くなってしまった塗装されていない柱に毎年クマゼミが卵を産みます。
管を差し込み錐で突いたような跡を縦にいくつも付けて卵を産む、以前は何の跡か分からなかったのですが、何かで知ってからクマゼミの産卵跡だとわかりましたし、実際産卵中の姿にも出会いました。ふと見たらそこで産卵中、私が見ていてもすぐには動けないようでした。そのままそっとしておいて・・・子供が孵ったら地面に降りて過ごすのだそうです。



柱の産卵跡



見つけた抜け殻は、柱から地面に降りて土の中で何年も過ごし無事に飛び立った証しなのでしょう。
柱の傷は年々増えてゆきますが、まぁいいでしょう。家の蝉、家の子です。
そこで家の子に注文したいのが、できる事なら帰ってきた挨拶や友人連れての大合唱をもう少し控えて欲しいということ、特に早朝は禁止です。
今朝は雨がやんでいた時間に少しだけ鳴いて雨が降り出したら聞こえなくなりました。



写真を見ながらこの柱は去年から拭いていないなぁ、磨かないまでもちょっとは拭かなければと反省中・・・。





庭のツユクサ・雑草ではありません。植えたのです


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