ロッキングチェアに揺られて

再発乳がんとともに、心穏やかに潔く、精一杯生きる

2011.6.12 ちょっと贅沢な日曜日

2011-06-12 22:02:00 | 日記
 今日は、息子が午後から英語検定の受験で学校へ。こちらが家事をしている間に、付け焼刃というか最後の悪あがきで1回分の模擬テストをやって、早めにお昼を食べて出かけた。

 私は、息子を送り出した後、夫と駅前のスーパーまで買い出しに出かけ、その後、1か月に1度のリフレクロソジー・デー。

 今朝、起きた時からいつもとは違う腰の痛みがあり、どうしたものかと思ってリフレクロソジーサロンのオーナーに相談したところ、肝臓の“流れ”が滞っていたそうだ。腰痛というといつも右のお尻のあたりから足にかけて痺れる感じなのだが、今回は背中あたりの痛みだ。背中が痛いといったら腎臓では・・・と思ったのだが、腎臓とはまた違うらしい。足裏の反射区を丁寧に刺激してもらうことで、ずいぶん“流れ”が良くなり、不思議と痛みが落ち着いた。水曜日以来昨日まで続いた気持ち悪さのせいか、やけに体が硬くなっている感じがしていた。抗がん剤の投与で肝臓には当然負担がかかっているのだろう、ということ。排出機能が落ちれば体調が良くないのは当然だ。気持ちが悪いからどうしても食べる量も減って便秘がちになる。悪循環だ。

 病気になる以前は、体が硬くなっている等といったちょっとした不調にはあまり気づかなかったけれど、最近はわりと敏感になっているように思う。オーナーから、「体の声に耳を傾けられることは、とても大切なことですよ。」と言われた。本当にそうだ、と思う。ほかでもない自分の体なのだから。
 施術の後は、頂いたハーブティで、汗ばむほど循環が良くなった。おかげで体が軽くなって帰宅した。

 夜には、息子の英検の打ち上げと少し早い私の誕生日祝いを兼ねて、かねてより息子がリクエストしていたシーフードレストランに出かけることになっていた。夕方、息子の帰宅を待って、再び3人で出かけた。

 途中、駅前にあるメガネ屋さんに。中学入学の時に作ったメガネの度が合わなくなったという(おそらくゲームのし過ぎだと思うのだが)。これまで一番前の席だったのでかける必要がなく、特に問題がなかったのだが、席替えで一番後ろになったら、今の眼鏡では見えにくくなってしまったので新調したい、とのこと。検眼を済ませて注文した。今持っているのはメタルフレームのものなのだが、最近は黒い少し太めのフレームが流行っているそうで、それが良いという。かけたのを見ると、本人は満足そうだが、なんだか別人のよう。

 それからひと駅電車に乗って、予約していたレストランへ移動。皆で調子に乗って大きなデザートまで。すっかり食べ過ぎてしまった。帰りは、夜遅くには強い降りになると言われていた天気予報も良い方に外れてくれて、小降りですんだ。

 昨日の土曜日に続けて今日も夕飯の支度から解放されるなんて、ちょっと贅沢な日曜日。

 そして、また新しい1週間が始まる。本当の誕生日にはまだ少し間がある。残り少ない40代最後の貴重な日々である。
コメント
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