ロッキングチェアに揺られて

再発乳がんとともに、心穏やかに潔く、精一杯生きる

2012.5.18 口のきき方に思うこと

2012-05-18 20:58:19 | 日記
 「古い」と言われるかもしれないけれど、いきなり人にタメ口をきくことは出来ないし、そういう方と接すると、どうにも違和感を覚えてしまう。
 もちろん、親愛の情を込めて、とか堅苦しくなくフレンドリーな雰囲気で、ということで最初からカジュアルな口のきき方をすることを全面否定するわけではない。

 何を偉そうにお高くとまっているの、とおっしゃる方もおられるかもしれないけれど、そういうつもりでは、ない。
 私は、相手の年齢が上であろうが下であろうが、当然のこととして初対面の人に対して敬語で話す。そして、年齢が上(だろうと思われる人も含めて)の人に対しては敬語(もしくは丁寧語)で話す。また、自分がまだそれほど親しくないと思っている方に対しても敬語で話す。もちろん、仕事上のおつきあいの方に対しては、原則敬語で話す。

 最後に挙げた“仕事上の”というのは、これも、たとえ相手が年下であろうが、部下であろうが・・・ということだ。ある程度の年齢の女性(女性に限らず、男性にもいるけれど)が、若い男性職員をクンづけで呼ぶことがあるが、私はそれが好きではない。どうしても上から目線を感じてしまう。好き好きの問題だろうと言われればそれだけのものかもしれないが、仕事をしている上で、相手を一個の人格としてリスペクトしていると、そういう呼び方は出てこない。部活の後輩でもあるまいし。私にとってはどんな相手であろうが「○○さん」という呼び方が一番しっくりくる。

 プライベートに親しい間柄で、いつまでも「です・ます体」で接するのは何ともよそよそしいのではないか、と考える方もいらっしゃるだろう。けれど、年上の方には気付くと「です・ます体」を使っている。人生の先輩であることは間違いないし、年功序列が沁みついているのだろうか。部活等では2つ上、3つ上の先輩等は殆ど“神”にも等しかったから。
 まあ、ここまで年齢を重ねてくれば、2つや3つの年齢差をもって年上として崇める必要はないかもしれないし、崇められる必要もないかもしれない。けれど、ある程度親しくなってからもなお、敬語で接することが出来るかどうかは、単純に相手の年齢だけではなく、社会人としての経験にも負う所が多いのではないかと思う。

 明らかにあまり親しくさせて頂いていない(と自分が思っている)若い方から、「○○だよね~」などと話しかけられると、良い悪いは別として、感性(もしくはバックグラウンド)の違いを感じてしまう。若い方に限らず、要はお付き合いの度合いにもよるものだろうか。もちろん若くして大変な経験をされ、のほほんと歳を重ねてきた私ごときよりずっと老成されている方も沢山おられるのだろうけれど。いやいや、そういう方こそ、相手に対してそういう口のきき方はしないのではないか。

 親しみ、親近感を感じてタメ口で接してもらえることは、ある意味、愛されているということで有難いことなのだろう。けれど、一方的に過度に踏み込んでこられるのは、出来ればご遠慮させて頂きたい、と思う。
 親しき仲にも礼儀あり、いわんやをや・・・、だと思うから。

 今週も無事勤務終了。ほっと一息である。今日は予報通り晴れから曇り雨、そしてまた晴れと忙しいお天気だった。

 さて、義母のこと。
 日曜日に施設のショートステイに入ったのはこのブログにも書いたところだが、入所以来、胃腸の調子が悪いのか、固形物を吐いてしまうらしい。明日、病院で消化器系の診察を受けることになったそうだ。来週には検査もあるかもしれないという。
 義妹は、入院していた時より施設に入ってからの方が大変、とかなりストレスが溜まっている模様。今回1カ月ちょっとの予定で入所した施設は、これまで入院していた病院よりも家から遠いのだ。車で30分、往復1時間かかる(都心ではないから移動距離はかなりあると思う。)。車の運転が出来ない義妹に毎日のように施設からの連絡があるので、落ち着いて仕事どころではないのだろう。
 良かれと思って施設に入ってもらったのに、なかなかスムーズにはいかない。義母にとっては環境が変わったことがストレスになって胃腸に響いているのだろうか。再入院などということがないことを祈りたい。
コメント
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