ロッキングチェアに揺られて

再発乳がんとともに、心穏やかに潔く、精一杯生きる

2012.12.22 1000回目の記事更新ですが・・・ついていない一日、母業は辛いよ

2012-12-22 21:56:59 | 日記
 3連休初日。仕事は休み、お弁当づくりもなし、となると目覚ましが鳴っても体が言うことを聞かない。息子の送り出しを夫にお願いする情けない母である。平日は気が張っているから起きられないということはないけれど、朝に弱い低血圧の自分が、どれだけ無理をして起きているのかを改めて痛感する。
 息子が出かけるときは目が覚めていたのに、いつのまにかトロリとして、気付けば朝の連続テレビ小説が終わってしまった。のそのそと起き出して、洗濯機を回した。

 外は冷たい雨。よりによって今日は息子の進路説明会と保護者会。こんな日はただでさえ気が重いのに、土砂降りの雨の中、ますます気持ちが沈む。
 夕食の仕込みをした後、昼食を摂るには早いので、スープをちょっとだけお腹に入れて、出かけた。運の悪いことに、乗った電車が点検のために途中で止まってしまう。これがケチのつき始め。
 乗換駅では何とか予定の電車に滑り込めたが、ここで嫌な思いをした。これが2つ目。改札で入ってくる男性と、出ようとする私がお見合いしてしまい、ICカードをタッチするのが、それこそタッチの差で先方が早かった。鉢合わせの形となったのがよほど気に入らなかったのだろう、通り過ぎざまに「何やってんだよ、馬鹿じゃないの?」という捨て台詞を吐かれる。一方的に浴びなければならない言葉ではないはずだ。
 腑に落ちないまま今度は、電車を降りる際に手袋を落としたらしい。これが3つ目。いつもはグローブホルダーを付けたバックを持っているのだが、今日は資料があるので別のバックを持っていた。手袋をバックに入れるつもりが、コートとバックの間にすり抜けて落としたようだ。気付いた時にはもう電車は発車済み。
 ため息をつきながら、傘を差してスクールバスが到着するのを待つが、風が強く、長蛇の列。コートもバックもびしょ濡れで震える。

 進路説明会会場は暖房の効きが悪い広い体育館。雨に濡れて冷え切った体に堪える。「コートを脱がずに結構です。」のアナウンスがあるほど。校長の話と進路部長の話の小一時間だったが、かなり消耗する。
 その後、各々のクラスに移動して保護者会。毎回、懇談会形式でグループごとのテーブルになっているのだが、今日は普段、息子たちが座っている教室形式の座席にそのまま座った。息子は一番後ろの席だ。この席で授業に集中するのは難しいのかしら、とぼんやり思う。
 成績表等が配布され、連絡事項等の伝達で予定時間より少し早めの終了となった。担任と副担任に挨拶をしてテストの結果等が貼られている教室を後にした。学校に到着した時にはあれほど降っていた雨はすっかり止んでおり、青空が出ていた。それにしても寒い。手袋がない手がかじかむ。

 最寄駅に到着して成績表等を届けに塾に出向く。そういえば9月末、前期末の成績受領日に同じ行動(学校の保護者会から塾へ報告のダブルヘッダー)をし、その2日後に緊急入院になったのだっけ・・・と思い出し、一人苦笑いする。
 あれから3カ月経過して、あれほど次は頑張るということだったのに、今日手にした通知表はそれにも増してダウンしている。皆が本格的に受験勉強をやり始めた中、成績をキープするのには同じだけ努力をしなければならないのだから、それをしなければ沈没するのは当然の結果だ。
 塾の先生から「塾でも真剣に受講している様子がみられないことがある。」と言われて、がっくりと力が抜ける。

 本当にどうしたらよいのだろう。私が勉強を代わるわけにいかないが、自分が勉強する方がよっぽど楽だ。夫に話をしてもらったけれど、あまりの成績の悪さに血圧が上がったらしく、打ち止めとなった。

 食事をしても何をしてもため息がとまらない。まだまだ腹の座らない情けない母である。
コメント (2)
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