ロッキングチェアに揺られて

再発乳がんとともに、心穏やかに潔く、精一杯生きる

2013.2.26 春を前にランチ会のお誘いが・・・

2013-02-26 20:25:16 | 日記
 2月も余すところあと2日、相変わらずの寒さではあるが、本当に陽が長くなった。
 4時半には真っ暗だった冬至から2カ月余り、今や6時近くまで薄明るい。定時で帰れば明るいうちに家に辿り着く。そう、あと1カ月もせずに春分の日だ。

 もうすぐ春、と思うだけで単純な私は心が軽くなる。まあ、年度末、年度初めの繁忙期を想うとちょっと憂鬱ではあるが、とにかく今年度末から来年度初めは、抗がん剤の副作用でヘタっている可能性が少ない、と思うだけで何だかニヤニヤしてしまう。

 我が家で感じる小さい春は、先日も書いた通り3年目の白いミニ胡蝶蘭。とうとう満開になった。枝分かれして付けた蕾が5輪と6輪。合計11輪、全て花開き、けなげに咲いている。白い花びらはレースのカーテンの光が透けて見えるととても儚げ、けれど、しっかり咲いていて何やらとても励まされる。
 もう一鉢、2年目のピンクのミニ胡蝶蘭は、一緒に植えられているアイビーがすっかり枯れてしまったのをよそに、これまた2つの花がしっかり開花した。しかもまだ2本の花芽が伸びてきている。ろくに手入れもせず、肥料もやらず、思い出した時に水をあげるだけなのだけれど。水をやり過ぎて根を腐らせてしまうのが一番良くないという注意書きのとおりだ。過保護にしない、逆境に強い花なのだ、と思う。

 そして舌で愉しむ春。菜の花のからし和えは既に頂いたけれど、先日のフレンチのランチ会で頂いたホワイトアスパラガスが絶品だったのを思い出して、自宅でも買ってきて茹でてみた。ちょっとほろ苦い今だけの早春の味、である。ただ陽に当たるか当たらないかでどうしてあんなにグリーンアスパラガスと味が違うのだろう、と思う。もちろんグリーンアスパラガスの方もとても好きなのだけれど。

 今日は前期入試2日目。昨日より入構時間が30分繰り下がっていたため、昨日ほど受験生達で溢れてはいなかったけれど、最後の最後まで参考書を眺める姿に、心の中で頑張れ・・・とエールを送った。

 このブログを読んでくれている旧友たちが、今の私の体調ならば大丈夫そうか、とランチ会のお誘いメールをくださっている。
 3月、4月とそんな日程が続いて、嬉しくも有難いことだ。
 抗がん剤治療中だとダブルヘッダーは厳しいけれど、今の体調なら何か一つ用事を済ませた後のランチも全くノープロブレムではないかと思う。我ながら現金なことである。
コメント
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