ロッキングチェアに揺られて

再発乳がんとともに、心穏やかに潔く、精一杯生きる

2014.9.1 長月スタート、消えた普通郵便

2014-09-01 21:10:01 | 日記
 今日から長月、9月になった。
 相変わらずお天気ははっきりしない。今日も昼前から雨が降り出したと思ったら、雨脚はどんどん強くなり、帰路は土砂降りになった。
 涼しさでだんだん元気がなくなってきた蝉たちや、早々に日が暮れた後の鈴虫の鳴き声を聴くにつけ、夏から秋へ、季節は確実に進んでいるのだと思う。

 さて、ちょっとショックなことがあった。
 今は直筆のハガキや手紙よりはメールやLINEの世の中なのかもしれないけれど、相変わらず私は日々、郵便局のお世話になっている。
 街中で郵便局のマークを見つけると、なんとなくフラフラと立ち寄り、綺麗な記念切手でもあれば、(使う当てもないのに)買い込んで喜んでいる、というのは以前も書いたかもしれない。
 昨年亡くなった義母への仕送りについても、銀行振り込みにすることなく、ずっと現金書留を使ってきた。
 もちろん、大きな物を送る時には宅配便のお世話になっているけれど、定型外まで含めれば大抵の小さなものなら普通郵便で大丈夫だ。
 今回も全く疑いもせず、先日出かけた京都旅行の写真データを入れたUSBメモリをたぁさん宅に郵送した。

 先週火曜日朝に投函したので、遅くも木曜日か金曜日には到着すると思います、と連絡したのだが、昨日、まだ到着していないということが判明した。
 どこかで行方不明なのか、普通郵便にUSBメモリを入れてはいけなかったのか・・・とも思ったけれど、後の祭り。とにかく着いていないのなら仕方ない、楽しみにしてくれているのに・・・ということで、再度USBにデータをおとして、今度は宅配便で送ることにした。

 まぁ、紛失を避けたい大切なものなら書留やゆうパックで送れば、その方が間違いがなかったのだから普通郵便で送ったお前が馬鹿だ、と言われればそれまでかもしれない。
 けれど、特殊郵便にした場合、先方が不在なら、郵便局に電話して再配達の連絡をしなければならない。そして再配達希望日時の間は家を空けられなくなる。その手間をとらせるのが申し訳なかったので、あえて普通郵便にしたのだけれど・・・。
 300枚近い旅行写真のデータは他の人には全く不要なものだから、消してしまえば、再び新しいUSBメモリとして再利用が出来るけれど、そんなことをして一体何になるのだろう。
 そうはいうもののやはり気持ちが悪いので、ネットで調査依頼をかけてみたのだけれど・・・。

 これまで私は幸いなことに普通郵便が到着しなかった、という目に遭ったことはなかった。もちろん海外からのハガキがうんと遅れて到着したり、汚れたり、破けたりして届いたということはあった。けれど、これは先方の国の事情も関係していることだから、と日本の郵便事情には絶大の信頼を寄せていただけに、今回の事故はがっかりである。
 それとも、日本ももはや私が思い込んでいるほど安心できる郵便事情ではなくなってしまった、ということなのだろうか。
コメント
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