ロッキングチェアに揺られて

再発乳がんとともに、心穏やかに潔く、精一杯生きる

2014.9.3 今宵こそ安眠を!

2014-09-03 20:06:08 | 日記
 昨日に続き、今日も爽やかなお天気だ。
 先月京都から帰って来て以来、10日近く雨や曇りのお天気ばかりだったので、久しぶりの太陽が眩しい。俄然洗濯をしたくなってしまう。それでも日差しは真夏のあの灼熱の・・・ではなくなっている。

 昨夜は一人気ままに過ごす予定とここで書いたが、なかなか思うに任せなかった。
 部活の合宿で今日から5日間留守にする息子と、帰省前に連絡したいことがあってSkypeで話すことになっていたのだが、約束の11時を過ぎてもまだ出先、とのこと。
 翌日には朝早く大学に集合してバスで出発するというのに、一体どこで何をしているものやら・・・とイライラ。
 なんとか打ち合わせは済ませたが、念の為モーニングコールをしてほしいと仰せつかった。

 その後、早寝の私としては遅い時間に入浴し、ようやくベッドに入った。・・・かと思ったら、既に日付が変わって1時間も経つというのに夫から「出張先で同室の方が五月蠅くて眠れない」というLINE。こちらはそれでまたも寝そびれてしまう。本当にスマホを枕元に置いておくのは良くないなぁと思う。“ビビッ”といったかと思うと緑のランプが点滅して、間違いなく起こされる。

 3時を過ぎてようやくうつらうつらしたかと思ったら、今度は息子から“ビビッ”。私がモーニングコールを入れる時間より10分前に「起きた」「電話は大丈夫」というLINEが来た。とりあえず自分で起きることはクリアしたようだ。

 大学生の夏休みは長い。私たちの時代よりは厳しくなって夏季集中講座や補講等があるといっても、7月末から8月の初めに試験が終われば、その後の約2か月。息子の大学は9月末からが後期開始だし、勤務する大学も10月から。
 そんなわけで、今やお盆に帰省していた者たちも大学に戻って来て(息子はいまだ帰省すらしていないが)、部活の合宿シーズンを迎えている。朝、出勤する頃には大学裏の道路にはバスが何台も停まっており、大荷物を抱えた学生たちが賑やかに談笑しながら車寄せで屯している。
 離れてはいるが、こんなふうに息子たちも出かけて行くのだろう、となんとなく様子が判ることもあり、不思議なほど心配にはならない。

 私が学生時代に所属していた合唱団でも、毎年9月の初め、7泊8日、高原のホテルに缶詰の合宿があった。朝から晩までひたすら歌い続ける、文字通り、合唱団による合唱団のための合唱漬けの合宿。当時は大学からバスではなく、駅に集合して普通電車とバスを乗り継いでの長旅だったと記憶している。合宿が終われば、引き続き学年ごとに別れて2泊3日だったか、近隣の観光地へ繰り出すお楽しみ旅行もセットされていた。そして帰宅すれば長い夏休みもあと半月に。
 あの頃、娘の長い不在に両親はどうしていたのだろう。当時はそんなこと気にもしなかったけれど・・・。

 帰宅すると、久し振りに今月1回目のお花が届いていた。
 ビタミンカラーのひまわりが3本、リンドウが2本、ソリダコが1本、濃いピンクのカーネーションが2本。往く夏と来る秋が同居しているような賑やかな花束になった。花言葉はそれぞれ、「あこがれ」、「正義感」、「永遠の少年」、「女の愛」だという。やはり生のお花が家にあると嬉しいものである。

 ともあれ、息子は無事に出かけ、夫も無事に帰宅した。
 今晩は2人からLINEで起こされることはなく、安らかに眠りたいと願う初秋の夜長である。
コメント
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