ロッキングチェアに揺られて

再発乳がんとともに、心穏やかに潔く、精一杯生きる

2020.10.9エンハーツ5クール目さらに減量初回投与翌々日のこと 職場健康診断受領の記録

2020-10-09 22:02:08 | 日記
 今日は在宅勤務。雨が降り、昨日よりも気温が低い。夕方のZoom会議は在宅で参加出来るもの。静かで暖かい自分の部屋で、ゆっくりマイペースに仕事が出来るのは本当に有難い限りだ。

 昨夜は半分ほど夕食を摂れた。片付けた後、ソファと一体化してドラマの録画を視始めたけれど、いつの間にか寝落ち。入浴後、ベッドに入ったのはかなり遅くなってからだった。その後も気分が悪くなかなか寝付けず、今朝は目覚ましが鳴った後、暫し二度寝してしまった。
 投与翌々日の今日は、朝から気分は優れない。生唾は出るし、熱っぽくて顔も火照っている。だるい。幸い洗濯物も溜まっていない。

 朝食は、ミニクリームパンとバナナスムージーと、グレープフルーツジュースをいつものコップに半分ほど。シャインマスカット、ピンクグレープフルーツ、りんごをひとかけらずつ、時間がかかったけれど頂けた。
 その後、勤務開始前の時間に夕食のサラダとミネストローネスープを仕込むことが出来たのはさらなる減量のおかげで、食べ物の匂いを嗅ぎたくないほどの気持ち悪さではないということか。

 さて、9月初めに職場健康診断を受診してから1ヶ月が過ぎ、昨日結果票が配布された。記録のために記事にしておく。見てびっくり。

 総合所見はCの要経過観察。
 胸部エックス線撮影は例年通りパス。エンハーツ投与翌週で体調悪く、気持ち悪さが全然改善していなかったので、バリウムを飲むのはとても無理、と胃部エックス線撮影もパスした。

 今年のC判定は昨年同様「心電図所見について経過観察が必要です。動悸・息切れ等があるようでしたら医師にご相談ください。」である。今年もまた平低T波とある。まあ、三週間後には心臓超音波検査があるので、ちょうど良いタイミングだ。ハーセプチン投与が長くなっているので、心毒性の影響で心臓に何か不具合が出る可能性は十分ある。よく頑張ってくれていると思う。

 昨年に続き尿酸値が低く「尿酸値について食事内容に注意し、経過観察してください。関節痛などがあるようでしたら医師にご相談ください。」とあった。昨年は1.9だったけれど、今年は1.7。尿酸値が高いと痛風になるとはよく耳にするが、低い場合は何を食べればよいのか。激しい運動は避ける方が良いらしい。
 そして新顔は2つ。「糖尿病検査について経過を観察してください。」と「白血球検査について経過を観察してください。」だ。

 糖尿病・・・? 今回はバリウムをパスしたので朝食は摂っていった。少しでも血糖値を上げなければと甘いデニッシュを食べていった記憶がある。だからか。空腹時血糖値ではないのに、117でHがついている。中性脂肪は昨年59なのに今年は159でこれもHである。うーん、びっくり。

 びっくりの2つ目は白血球の値。なんと11,740という普段の3.5倍から4倍近い。とんでもない高値だ。これでは盲腸炎から腹膜炎を併発し、即入院・手術した時の夫の数値と変わらない。まあ、一昨日は4,100だったから一時的なものだったのだろうけれど、白血球は低めでずっといるのに一体何があったのだろう。
 最終的には「引き続き主治医のもと管理・治療を継続してください。」のこと。もちろんそのつもりである。
 
 大腸がん検診は今回も「潜血は認められませんでした。」の陰性。ただし判定は昨年、一昨年同様要経過観察。「問診の所見から3か月後に医療機関受診をお勧めします。」とのこと。家族の既往や、抗がん剤等の副作用で便秘と下痢を繰り返すことがある、と答えたことにもよるものだろう。
 VDT検診では「常時作業可」のAだ。裸眼のアラ還にしては上出来ではないか。

 下腹部周りは期せずして今年随分スリムになった。直前の下痢とエンハーツ投与後の吐き気による食欲不振が続いたこともあるだろう。メタボリック症候群は今年も全て基準値以下で非該当。肥満度△28.2%、BMIは15.8。体重は43kg足らずで、60kgが標準体重ですよと言われると、治療の度に2kg減ってそれをやっと戻している身、あと17kgどうやって増やせばいいのだ。お手上げだ。

 血液検査の結果から見ると、尿酸は上記の通り基準値未満でC。肝機能は、今年はどれも基準値内でA。糖代謝は上記のとおり(血糖値117、HbAlc5.3)でC。白血球(まさかの11,740!)はこれまたC。貧血(血色素量13.0)は全て基準値内のA。
 脂質は中性脂肪が上記のとおり159の基準値超えでB判定がついた。それ以外は、血圧も尿検査も聴力もどれも異常なしのA判定。
 
 再発治療も足掛け13年目に突入。定年まで余すところ1年半。こうした健康診断もあと1回、堂々のアラ還である。16年近く付き合っている持病もあるし、もとからそんなに頑強な身体でもないのに、それなりに酷使してきたわけだから、色々コメントがつくだろう。  
 検診結果にはあまり神経質にならず、素直に自分の身体の声に耳を傾けながら、めげずに今出来る治療を真面目に続けていきたい。

 夫は、帰路私鉄の人身事故による運転見合わせに直撃され、通勤に3時間以上かかった挙句、買い出しまでして雨の中、ヘトヘトで帰宅した。
 私は勤務終了後、ニュース番組を見ながらいつの間にかソファで2時間弱ウトウトしてしまっていた。
 遅い夕食は、メインが夫の大阪土産の豚まん。治療翌々日は夫にお任せしていた夕食の支度を整えられたのは上出来だ。ナウゼリンを飲みながら、とにかく食事らしい食事が出来たことも万々歳。
 明日からも台風の影響かお天気は悪い予報。ゆっくり家で過ごして体調の回復を待ちたいと思う。
コメント
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