ロッキングチェアに揺られて

再発乳がんとともに、心穏やかに潔く、精一杯生きる

2020.10.12 エンハーツ5クール目さらに減量初回投与後5日目のこと あちこちバキバキ

2020-10-12 20:27:29 | 日記

 昨夜は夕食後、雨が止んだようだったので思い切って外に出た。靴を履くのは、木曜日に仕事から戻って以来実に74時間ぶり。足取りは案の定フラフラしているが、明日は仕事である。とにかく少しでも歩いておかなければ、と。
 さすがに夜も遅いので人通りは少ない。道路は雨が上がったばかりでびっしょり濡れている。カツラ並木はすっかり黄橙色に色づいている。
 坂を下りたところで霧雨がぽつぽつと降ってきて、傘を持って出なかったことを後悔する。かつらを濡らしたくなかったなぁ、どうぞこれ以上強く降りませんようにと祈りつつ歩く。

 駅前のカフェに入ってとりあえずお茶。この週末、殆どソファと一体化しているか寝ているかで、とてもゆっくりお茶を愉しむ時間はなかった。ちょっぴり人心地ついてほっこりする。
その後、駅前のショッピングセンターを少しだけぶらぶらし、夫にカーキ色のコーデュロイスーツを衝動買い。週末あれこれやってもらったことに対しお礼の気持ちである。

 足を萎えさせないための散歩だったのだから当然歩いて帰るつもりだったのだけれど、霧雨とも言えない感じのしっかりした雨降りになってしまい、結局、夫がタクシーを奢ってくれて有難く帰宅した。
 丸3日ぶりの外出。足取りは覚束なく、すぐに息切れがして疲れてしまう。坂道を登って帰宅する体力が残っていなかったのも事実で、タクシーに乗れて正直ほっとした。

 外の空気を少しだけ吸って、酸欠状態から解放された感じ。やはりちょっとでも外に出ないとダメだなと思う。

 今朝。明け方お手洗いで目が覚める。相変わらず気持ち悪いまま。その後2時間ほど、ベッドであっちを向いたりこっちを向いたりして過ごしたけれど、残念ながら眠ることは出来かった。
 朝食は昨日夫が買ってきてくれた隠れ家パン屋さんの明太子ポテトパンを頂く。温めたら美味しくて残さず食べ切れた。残りの3個は夫がランチにすると持って出た。

 普段やりつけないこと(ランチを持参する)をして網棚に忘れてこないと良いけれど・・・と祈ったら、無事だった(なんといっても網棚忘れ物事件の被害は数知れず、なのである。)。
 柿、ピンクグレープフルーツ、シャインマスカット、梨を少しずつ頂く。パイナップルジュースとバナナスムージーも大分頂けた。お茶はペパーミントティー。気持ち悪いのはお通じがないことも原因しているだろう。こうしてお腹に入れているのだからもうそろそろ酸化マグネシウムの出番かもしれない。

 急に寒くなったので何を着て出かけてよいやら。衣替えも全く出来ていないので、とりあえず出ていたニットを着て、薄いジャケットを羽織ったらちょっと厚着過ぎた。
 昼休みに外に出たらいつのまにか青空が広がり、気温も上がっていて汗ばんでしまった。なんとなくタイツまで履いてしまったけれど、これもストッキングで十分だった。

 足取りはかなり不安。坂道を歩き、階段を上るとすぐに息切れがする。肩も首も背中も身体はどこもバキバキボキボキ。具合が悪くてもストレッチくらいはしておくべきだなぁ、と毎度反省するのだが、その時はそれどころではなく、ひたすらソファと一体化してじっとして息を凝らしているしかない。

 週の初め、在宅勤務の職員もそれなりにいて、事務室は静かだった。昼当番だったのでお昼休みは自席で待機。色々な方たちのお弁当やデリの様々な臭いが混じって気分が悪くなる。

 家にいて動かないと、空腹を感じてもそうは食べられないけれど、こうして出勤してくるとやはり否が応でも動いているのだろう。しっかり空腹になる。お昼は定食が完食出来て我ながら驚いた。

 なんとか定時まで持ち堪えてよれよれと帰宅したが、まだ治療から5日目である。帰路も足がもつれる感じで、我が家の2階までの階段を上がるのも大儀。帰宅して最低限の始末をしたら即ガス欠。哀しいかな、まだまだ普通に動けるわけではない。
コメント
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