ロッキングチェアに揺られて

再発乳がんとともに、心穏やかに潔く、精一杯生きる

2020.10.14-15 エンハーツ5クール目さらに減量初回投与後7日目-8日目のこと 痺れとお腹に注意報

2020-10-15 20:13:31 | 日記

 エンハーツ6割減量投与から1週間。
 今回は、治療翌日からイメンド80㎎、デカドロン4mgを2日間飲み、その後、新しく処方された吐き気止めカイトリルを続けて服用している。これが良く効いてくれて、大分楽だ。減量のせいか副作用止めのせいか、相乗作用なのかわからないけれど、結果オーライ。一昨日の昼食から、少し気持ち悪くてもナウゼリンを飲まずに食事が頂けている。

 そして、疲労止めエルカルチンのおかげか、崩れ落ちるような酷い疲労感もない。これもカイトリル同様、何のおかげなのかわからない。タリージェの眠気は酷く、夕食後はずーっと眠り姫(婆)だったけれど、一昨日からは食後爆睡することもなく、起きていられた。

 一方、怖いのは手足の痺れと痛みが酷くなっていること。エンハーツの副作用一覧に末梢神経障害は見当たらないようだけれど、手のひらも足の裏も赤みも増し、足の痺れの範囲は内腿、膝下まで広がっている。昨日は階段を下りていてあわや踏み外しそうになった。
 左手で必死に手すりを掴み、事なきを得たけれど、もしあれでそのまま前にのめっていたら、救急車のお世話になっていたかもしれない。怖かった。右足が捩じれてきちんと床を踏めていなかった。足裏の感じが靴の下から伝わってこない。いつもびりびりじりじりしている。

 帰宅すると患者会から会報が届いていて、同封されていたメッセージカードに近況等を記入したのだけれど、手が痺れて、ボールペンで書いた字が情けないほど酷いものになった。パソコンでこうして文章を打っている分にはなんとかなるし、自分のメモ等は自分が読めればいいからそれもまあいいのだけれど、人様に読んで頂く文字がこれでは、と落ち込んだ。

 前回8割に減量しても治療後1週間では夕食の支度までは出来なかった。今回は、昨夜から帰宅後の夕食の支度も復活した。夫も帰宅後、食事が出来ていると分かるとほっとしているのではないだろうか。
 お腹が空いて、自分が食べたいと思うものがあるのが嬉しい。普段は揚げ物など見向きもしないのだけれど、トンカツが美味だった。美味しく食べられることの幸せよ。
 手の痺れが酷いから包丁の扱いには気を付けないといけないのだけれど・・・。

 食後は80年代の給食をテーマにしたコメディ映画を観て笑った。ミルメークとかソフト麺とか、もう懐かしいというかなんというか。観終わったらやけにお腹が空いて(暴走する食欲!)夫がカップ麺を食べるというのでお裾分けを頂く始末。

 今朝、自宅ではなんともなかったのだけれど、出勤途中で腹痛になった。ああ、またか・・・、と思い、速足で歩こうとするにも、息が切れてなかなか大変。足の裏は痺れているし、で、もう危機一髪で冷や汗をかきつつお手洗いに駆け込んだ。セーフ。
 今回もウサギさんから泥まで一気である。もうちょっとマイルドにはいかないものか、と思うけれど、毎回そうであるから、タイミングを予測しつつもはや耐えるしかないか。

 お昼は久しぶりにサンドイッチカフェに出かけた。前歯を折ってから、怖くて噛り付けないのでフォークとナイフ持参である。丸かじりの醍醐味はなかったけれどパクパク美味しく頂けた。が、その後すぐまたお手洗い直行。便秘も困るけれど、開通し始めるとこれがまた・・・。

 こうして毎回、1週間の気持ち悪さを脱して食事を摂ると、それからはその度にお腹を壊す。それでも、この調子ならこの週末は少し動けそうである。嬉しい。
 怖いのは手足の痺れとお腹の調子。これさえ乗り切れれば次の治療まで体調は上向きの筈。

 カイトリルもエルカルチンも明日までで飲み終わる。
 あとは自分の回復力を信じて祈るのみである。
コメント
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