ロッキングチェアに揺られて

再発乳がんとともに、心穏やかに潔く、精一杯生きる

2024.3.16 ドセタキセル+フェスゴ+ジーラスタボディポッド1回目15日後のこと 夕方までは頑張れたものの

2024-03-16 23:54:35 | 日記
 昨夜の下痢は酷かった。水様便が続きお手洗いから出られない。ちょっと飲み物を唇に湿らせただけで、いきなりお手洗いに駆け込む始末。
 少し収まったかと、入浴したら留まるところを知らない脱毛で、始末はエンドレス。浴室から出られなくなる。身体は冷えてくるし、腹痛だし、情けなくて泣きたくなる。夫からベッティさんのようだと言われていた髪型はいきなり落ち武者になった。でも勝手ながら、さっさとキューピーちゃんになってくれた方がよほど楽だ。

 ベッドに入るぎりぎりまでお手洗いに駆け込み続け、就寝前にコデインを飲んで休む。
 今朝は土曜日仕様のスマホアラームが鳴る前に目が覚める。とりあえず夜中に咳で目覚めたり、腹痛でお手洗いを往復することがなかったのは有難かった。もうお腹は完全に空っぽだ。咳止めとして4回お世話になっていたコデインを減らした途端、この下痢とは、フェスゴの副作用だろうけれど、コデインの便秘の副作用が上手く効いてくれていたのだった。

 朝ドラの復習を視てから、ベッドでぐずぐず。夫がカーテンを開けに来て、ノロノロ起きる。
 ロペミンを飲んでもあれほど酷い下痢が続くとなると、食事をするのが恐ろしくなる。なのに胃は痛むほど空腹だ。リンゴデニッシュを1個、ストレートのリンゴジュースをグラスに半分。
 この青森産のジュースがとても美味しいのだけれど、冷やしたものは飲めないので常温をチビチビ。ああ、ぐびぐび飲んでみたい!という衝動に駆られる。生ぬるくしてもらったマグのカフェオレを1杯。果物はリンゴとバナナひとかけずつ。
 「マスクメロンはまだ半分残っているけれど、お腹壊すからやめた方がいいよね、また買ってくるから」と夫が引き取ってくれた。口惜しい。常温にして数欠片だけ残しておいてもらい、お昼代わりに少しずつお腹に入れた。

 今日はなんとしてもこのままお昼寝モードに戻るのだけは避けようと、頑張って横にならずに過ごす。今日は更に気温が上がって20度を超える暖かい日になるようだ。すっかり春のモードだけれど、私の気持ちは全く冴えない。

 ずっと一杯にならなかった買い取り業者に送る不要な本の段ボールを、夫と一緒に何とか一杯にして、今日の夕方集荷の連絡をする。気になっていたことが一つ片付いて良かった。それにしても手作業をすると指先が飛び上がるほど痛い。とにかく手を洗うたびに、何かするたびにヒルドイドローションをべったり塗る。

 ビデオの録画を視るのもすぐに疲れてしまって根気が続かない。夫はお昼を勝手に食べるよ、と言う。もちろんそうしてほしい。私と付き合っていたら、何も食べられずじまいで干上がってしまう。
 固形物は欲しくないけれど、なんとなくお腹は空いてケールとトマトのポタージュスープだけ頂く。これまた熱いものは避け、生ぬるくしてもらう。お腹の中は空っぽと見えてお手洗いに駆け込まずに済む。
 
 少しだけ外の空気を吸いに行こう、と夫と駅前カフェまで出かける。
 人生5度目のカツラデビュー。前回外してから3年ほどしか経っていないのに、なんだか被り方を忘れてしまって、もたついた。
 夫には彼の好きそうな新製品のキャラメリーミルクコーヒーフラペチーノをご馳走して、私はいつも通りのカフェラテ蜂蜜トッピング。食べ切れないし飲み切れないのも分かっていてもちょっとだけ、と抹茶のドーナツも追加。一口、二口で満足した。
 駅前は屋台街と化しており、色々な食べ物の匂いで溢れている。凄い人出だ。1時間も過ごさずに早々に帰宅した。

 夕方まで全く眠らずに過ごせたのは治療後初めてではないか。夜は鍋にするというので、野菜や豆腐を切っておくことだけ引き受けた。そして、夫は今月6回目のジムに向かった。夫を送り出したら、そこで電池切れ。
 頭が重く、耳鳴りがしてきて、ぐったりと簡易ベッドに横になる。ウトウトしたと思ったらピンポンが鳴り、本の集荷。そうだった。

 夫がジムから帰宅するまでウトウトウトウト。でも眠れそうで眠れない。
 ポン酢が切れていることに気づき、夫がまたスーパーまで出かけてくれた。気づかずに申し訳ない。一人分しか残っていなかったようだった。ついでにマーマーレードを作ると甘夏蜜柑も買ってきていた。
 母にMeet通話。サ高住に引っ越して早いもので2か月が経った。今日は初めて大物の寝具を洗ったけれど、干すのが大変だったそうな。無理せず、ヘルパーさんがいらしている時にお願いするように言う。明日はまた従姉が訪ねてくれるそうで有難いことだ。更にお友達の家に行って3時間も喋ってきたらしい。それなら私と喋らなくてももういいよね、と勘弁してもらった。

 ここ3日間、黒い脱毛時用の帽子を被って電話しているのに、母は何も言わないので気づいていないのかと思ったら、気を遣って言わなかったらしい。もう落ち武者状態だから、と言ったけれど、さすがにショックだろうから見せないで電話を切った。

 夫がスーパーから帰宅して夕食。恐々とお豆腐、白菜、ねぎ、春雨におうどんを少しだけ頂く。喉がとても乾いてリンゴジュースを珍しくお代わりした。
 やけに喉が渇くし、怠くて頭が痛いと熱を測ったら、案の定また7度8分。本当にいつになったら復調するのだろう。ついつい焦る気持ちが前に出る。時薬を待つしかないのだろうけれど、あまりに長い。入院せずに持ち堪えているだけで十分有難く思わなければならないのだけれど。今日は入浴せずにこのまま休みたいと思う。
コメント
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