清野明子さん情報 1 当ブログに来て頂いた証に「清野明子」と言う民謡歌手を知って頂けたら嬉しいです。プロフィールはここです。 2 ブックマークにも有りますが、清野明子さんのブログはここです。 3 清野明子さんが「北とぴあ大ホール」で唄います。 |
本日の投稿
お早う御座います。本日は06:00まで寝込んでしまい投稿が遅れました。ブログを初めて間もない頃に紹介している愛媛県の民謡「宇和島さんさ」をリバイス致しました。You-Tubeもお聞き下さい。大塚文雄さんが唄っています。
この唄の特筆すべき事は、武士により作られている点です。1749年参勤交代で出府した折に、仙台藩と宇和島藩との間で本家、分家の争いが起こり、この最中に両家が顔を合わせる酒席で仙台藩藩士が唄った「さんさ時雨」に対抗して宇和島藩藩士でお庭番の吉田万作がほぼ即興で唄ったのが「宇和島さんさ」の始まりとされています。 宇和島伊達氏の生い立ちは伊達政宗にさかのぼり、その長子伊達秀宗を祖としている。伊達正宗長子を藩主に仰ぐ宇和島と六十万石の仙台の家格をめぐる争いがあったのだろうと推察致します。
<!-- 宇和島さんさ -->
竹に雀の 仙台様も ションガイナ ※「竹に雀」は仙台伊達家の家紋
今じゃ此方(こなた)と エエエ 諸共(もろとも)によ
しかと誓いし 宇和島武士は ションガイナ
死ぬも生きるも エエエ 諸共によ
君は小鼓(つづみ) 身どもが唄い ションガイナ
締めつ ゆるめつ エエエ 諸共によ
笠を忘れた 旅路のしぐれ ションガイナ
雨に濡れたは エエエ 諸共によ
「宇和島さんさ」はシンプルなメロディで簡単、誰にでも唄えますが、聞かせる唄を謡うには大変難しい民謡です。是非格調高い「宇和島さんさ」を聞いて下さい。我らが清野明子さんにはいと簡単な唄だとは思いますがこの「宇和島さんさ」も唄って欲しい民謡の一曲です。民謡歌手はバラエティの様に毎日TVに出演できる様な状況にはないので、皆さんに披露するチャンスが少ないのです。それで先日の「NHKへの投稿」をお願いした次第です。「塵も積もれば山となる」今後も時々お願いしようと考えています。その時には宜しくお願い致します。お願いばかり多くて恐縮に思っています。
リクエストフォーマットは次のURLをクリックしてください。
https://www.nhk.or.jp/minyo/mail.html
清野さんのお薦め民謡は次の通りです。
道南口説
秋田おはら節
秋田船方節
本荘追分
外山節
塩釜甚句
春は恋の季節、蝶のような可愛い花をたくさん付けるクサトベラ科「ハツコイソウ」です。オーストラリア原産で「エレガントミユ」とも呼ばれています。