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元大中小!

 私の好きな生ビールのジョッキのサイズのことではありません。

今日午後の大学院で、「回想法」を巡ってディスカッションした時に、突如このワードが頭に浮かんだのです。

回想法は、高齢者ケアにおける重要な方法論の一つです。特に認知症高齢者の症状の抑制を図る方法として、10数年前から注目を集めています。

当然高齢者ケア先進国といわれているスウェーデンにも存在し、彼の地では「reminiccence」(英語)と呼ばれています。スウェーデン語でも同じような表記なのでしょうかねえ?

さて、その回想法は、過去の生活経験(農業などの仕事、家事、戦争体験、遊び体験、昔話などが主要なテーマになります)を集団の場で、あるいは二者関係の中で一つひとつ思い出し、言語化することで、脳を刺激し、自尊感情を高め、社会的交流を活性化させる方法です。

そう、そう!回想法の理想的な具体的な空間としては、居酒屋の『昭和食堂』の雰囲気がぴったしです。どうも連想が、アルコール系になってしまいます。

そこで語られる過去の生活体験は、主として女性の遊びの体験が多く語られるているように思います。例えば、おはじきやお手玉など手遊び。

もう一つのジェンダーである男性の遊び(夜の遊びではないですよ!)に関する生活経験を考えた時に、急に思い出したのが、<元大中小>!です。

もうこのブログを始めて1年8か月経っているので、ひょっとして、同じ話題に触れている可能性もなきにしもあらず、ですが、ご容赦ください。

元大中小は、戦後日本に生まれた遊びです。男子が中心ですが、女子がやることもあったでしょう。私は小学生高学年、中学生の始めの頃の頃(ということは1965年~69年頃でしょうか?)、よくやっていたように記憶していますが、大人や高齢者がやっても結構熱くなれると思います。もう廃れてしまったようで、公園でやる人を見かけたことが全くありません。ここ40年近く見ていません。

元大中小は名古屋での名称であって、地域によりずいぶんバリエーションがあるようです。

読者、覧者の皆様でご存知の方はいらっしゃいますか?

もしかするとお父様お母様がご存知かも知れません。あるいはおじいちゃんおばあちゃんがご存知かも知れませんね。

GW明けの福祉論aのキーワードは、元大中小に決めました。

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みんなのター坊、市会議員当選おめでとう!!!

 これからは、ター坊ではなく、たー坊先生ですね。オメデトウ。トップ当選ではなかったけども、ベスト36には入っていたわけで、これからは市会議員としての政治家トップを目指して頑張っていただきたい。

思えば、以前から町づくりや地域福祉には強い関心があって、勉強会を開いていたもんね。これからは実践者として、頑張ってよ。春日井市民が見てるからね。
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今日は、市会議員選挙の投票日。

今日は、市会議員選挙の投票日。1週間前は、愛知県議会議員選挙の投票日であった。地方統一選挙ならば、まとめて1回でやってほしいね。

今回は、中学時代の同級生が立候補しているので、結果がいつも以上に気になる。選挙ポスターの位置が最後の方だったのと真面目顔で写している点が気になる。中学時代から同級生に慕われ、○ー坊と呼ばれるほど、人気者だった。やっぱり笑顔が一番ではないの?何せ49名もいるのだから、ポスターでも目立たなくっちゃ。

人口30万都市であるが、そもそも36人も市会議員がいるのだろうか。議員一人ひとりが、市の税金をお使いになるのだから、投入される税金に見合う実績を残して欲しい。政治の世界も当然、コストパフォーマンスが大原則。しっかりやってちょーよ。




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木曜日の大学院生。

 木曜日の夕方、池袋で大学院生の授業を持っていることは、すでに述べた。一昨日、2回目の授業があったわけだが、受講生が2倍に増えているではないか。キョトン。

2倍と言っても、2名が4名。増えたひとりは、某市の現役市会議員さん。現在修士2年とのこと。現在2期目とのことであるが、新進気鋭のお若い議員さん。
最近は議員さんが大学院で学ぶことが増えているのであろうか。良い傾向である。もうひとりは、修士1年で理論社会学に関心があるよう。授業終了後、履修しますかと尋ねたところ、この方は、考えて見ますとのお返事。実に慎重で、思いやりがある。シラバスには、理論社会学をやるとは全く書いていないので、そもそも志向性が私と違うのであるが、どうなることやら。

今年度前期は、本学を含め3か所で、合計12名程度の院生に教えることになったわけだが、何とそのほとんど全てが女子。男子はたった1名のみ。女子の学習意欲の高さには頭が下がる。

男子よ、もっと大学院の門をたたこう。そして私と一緒に頑張ろう!

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チーム:チャーレンの誕生!

今春、我が社に、聴覚障害の学生が入学した。車椅子の学生はこれまでにもいたが、聴覚障害学生の受け入れに関しては初めてのようである。

本人は手話を使わないので、授業の内容のうち、教員が口頭で説明した部分は、ノートテイキングが欠かせない。

そのサポートチームを早速結成した。とりあえず11名の有志が集まった。さすが
我が社の学生は心が広い。

早速チームの名前を作る。最初、チーム:キョトンCにしようと思ったが、監督からNGが出たので、チーム:チャーレンと決める。

チャーレンとは何か。もう随分前からではあるが、障害を持った方々のことをchallengedと呼ぶ。チーム:チャレンジドはどうかと監督に尋ねたところ、最後のジドが言いにくいので、<どぎゃん、せんといかん>とのお言葉。

そこで、チャーレンとした。これにはOKが出た。やったあ!

田村けんじの息子が開発したギャグ、「チャー」をたむけんはテレビで連発するもののスベリッパナシ。はだかで獅子舞をしながら一所懸命頑張っているたむけんを応援する意味で、チャレンではなく、チャーレンとした。

なお、チャーに関するくだりは、監督には絶対ナイショ。言えば、「くだらん!」と
一喝されるに決まっている。

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ヒガシコクバル氏の反乱。

宮崎県知事のことは、<ツーツーレロレロ>の時代から良く知っている。但し一方通行だが。県知事になった効果として、副産物として相方の大森ウタエモンが元気に頑張っていることが分かった。

昨日、県知事としての定例記者会見の意義について、記者団に異議を唱えた。定例記者会見を頻回行うのはナンセンスであると。その発言に対し、記者団から総反撃を食らっている。

県知事が定例記者会見をナンセンスと言うのであれば、テレビのバラエティ番組に頻回出演するのもさらに一層ナンセンスである。最近は、地が出てきてしまっているようで、広島の有名なメーカーの作業服を着ていても、県知事というよりも、ノリが<そのまんま東>になってしまっているケースが多く、なんだかなあと思ってしまう。

マジメな報道番組に出るのは宜しい。もう、バラエティ番組は、<どぎゃん、せんといかん>

宮崎県民は、東国原英夫を選挙で選んだのであって、そのまんま東やそのまんま英夫を選んだのではない。

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土曜の大学院。今日もお仕事頑張りました。

今日の午後から、名古屋の本郷大学(人間関係学研究科)の大学院が始まりました。受講生はM(修士)1年が3名。一人は、現役高校教教師。一人は自治体職員。もう一人は、欠席でした。

のりの良い院生さんが集まると頑張っちゃいます。それぞれに研究の動機付けがしっかりしているので、教えやすそうです。

7月末の最後の授業には、回想法センターを訪問することも決まりました。

また、昨年授業を受けてくれたHさんが、授業後挨拶に来てくれました。今年も受講して良いですかと言われ、もちろん大歓迎です。単位は昨年出しましたので、今年は出せませんが。昨年同様、4名体制でやることになりそう。

皆、それぞれベストを尽くして前進したいものです。
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ついに、シーズン開幕!

ついに、シーズン開幕です。我々の仕事は2シーズン制なので、とりあえず7月末まで走りっぱなしです。プロ野球と違い、プロ教育は短期決戦です。私の場合、院は一昨日から、学部は昨日からシーズンインです。

4月11日(水)院生3名でスタート。M(修士)2が2名、M1が1名。教えやすそうで一安心。 

4月12日(木)福祉論(経営・コミュ)約350名でスタート。教科書必携だと説明したところ、6名が退出。シラバスに、そのことはしっかり書いてあるのにね。夕方からは、池袋大学の大学院の授業。院生2名でスタート。D(博士)2が1名、M1が1名。人柄が良さそうで一安心。D2の方は、研究者の卵といった感じ。うまく孵化して、この業界でデビューできればと思う。教えるというよりも側面からこちらが支援するといったスタンスで行くつもり。

4月13日(金)武蔵境大学の社会学約100名でスタート。生まれて初めて、手話通訳者2名(プロ?)参加の授業。手話通訳の方にもクスッとしていただけるよう、今日頑張っちゃいました。

業界の方なら分かると思うけど、教えているうちに、だんだんと早口になってしまう。テンポが良いほど、学習効果があがるわけだが、今年は、<スローな講義にしてくれ>と言われそうなので、気をつけよう。

テンポ良く、スローな講義って、可能なのだろうか。これからは、幾つかのスピードのモードを持たないとあるいは持てないと乗り切れない。そういう世の中。
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高崎経済大学准教授のパワハラ

大学名に<経済>が入っているが、我が社とは全く関係のない大学である。

読売新聞が伝えるところによると、経済学部の准教授は、ゼミ生に対し、夏休み中の宿題として「アダムスミスの重商主義批判の論点を説明せよ」などの設問を10用意し、そのうち5つを選んでレポートすること、加えて新聞社説10本の要約とそれについてのコメントをまとめるという課題を出した。

20歳のゼミ女子学生(2年生)はその課題の一部が出来ないまま、越年した。その教員は、「1月15日までに課題を全部出さないと留年」と脅迫。再度、その締め切りの日、課題をメールで催促。

本当に可愛そうなことに、その学生は、「留年すると分かっています。人生もやめます」と渡良瀬川に投身自殺。

ご冥福をお祈りいたします。

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東京都知事を変えない都民。

東京都民は、都知事を変えないという選択をした。280万人は石原氏を積極的にか場合によっては消極的に選択した。

小生は、平日小平に住んでいるが、週末は春日井市なので、選挙権はない。昨日は、家族3人で、愛知県議の選挙に行ってきた。

石原氏の特徴は、何と言ってもオリンピック。招致活動に莫大な税金を使うことになろう。他に有力候補地が決定までに名乗りをあげるだろうから、結果的にオリンピックは開催できないだろう。

浅野氏も今思えばスタートが悪かった。しばらくマスコミに追いかけられても出馬しないと断言していたのに、いつの間にか「機が熟した」という自己判断をもとに出馬決定。小生は、いつ機が熟したのか、その時期がいまだに分からない。オリンピックについても、最初は賛成でも反対でもなく、開催の是非について検討するという立場を取っていた。しかし、選挙戦中盤から終盤にかけて、オリンピック反対を表明。

テレビでの発言の口調はカツゼツが良く、大学で教える者として、参考にしたいと常々思っている。口調の歯切れの良さに反比例して、大きな政策イシューに対しての態度は、風見鶏状態。

都民は、思想や政策よりも、さっぱりした「竹を割ったような」性格を重視しているのであろう。

浅野さん、次回からは、最初に決定した態度は変えず、竹割性格で行かないと、だちかんヨ。
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女子大の共学化。絶対、賛成!!!!

 名古屋・東海地区では、中京女子大が大学名を変えないまま共学化した。岐阜県の東海女子大が、大学名を東海学院大学と大学名を変え共学化した。

名古屋地区では、椙山女学園大学、名古屋女子大、金城学院大学などが依然として女子大を続けている。

2006年は、全国の女子大77校のうち、34校で定員割れを起こしている。実に44.2%に及んでいる。2005年は78校中27校で、その割合は34.6%であった。10ポイント近く1年間で定員割れを起こした大学が増加している。おそらく2007年度も50%以上が定員割れを起こしていることであろう。

少子化の波の中になっても、東京都内の女子大は、伝統校が多くマーケットが大きいので経営的にも何とか成り立っていくことであろう。地方の女子大だけでなく、関西地区も、名古屋地区も定員割れは時間の問題だ。例えば、男子学生で保育士や児童福祉の仕事に就きたいという希望も強くなっているので、せめてそうした学部学科だけでも門戸を開放すべきであろう。

短大を3年、女子大を14年経験した者として、痛感するのは、授業中の私語のボリュームと音の高さである。今年も、オカゲサマデ、我が社の大学で、大学院も含めて、前期10コマ、後期10コマ授業を担当する。非常勤もオカゲサマデ、前期3コマ、後期3コマ担当する。

13コマの授業は、平均的な大学教員の1.5倍以上。しかし、その厳しい労働条件が続けられるのも、全て<共学>だからである。

共学でも私語がないわけではないし、小生の授業の質が急上昇したからでもない。

男女がいると、私語のボリュームが小さくなる傾向にあるし、私語の音程が低くなるから、私が受けるダメージは極めて小さいのである。だから13コマが平気なのでR。


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4月のサプライズ!(その1)

 1990年に前の勤務先に就職した。就職して2年目だったか大学院修士課程を担当するようになった。フォーマルには指導してはいなかったが、研究分野上、私に近いこともあって、その院生を指導するようになった。研究方法論も近いということで、学部生対象の必修科目、社会調査法をその院生にも履修してもらった。

彼女はその後博士課程に進み、その勤務先の社会学博士第1号となった。以後その院生は、持ち前の社会学的センスとずば抜けたバイタリティにより、多くの学術論文を執筆し、単著を2冊も出版している。1990年から2002年ぐらいまでは、彼女の学術論文に全て目を通し、生産的なコメントをしてきたつもりである。

彼女は律儀な人で、多くの学術論文と単著に小生の名前を出し、謝辞を書いてくれている。「教育研究ボランティア」冥利に尽きる。ありがたい話だ。

人格的にも、研究者としても教育者としても、優れた資質を持ち合わせているが、何故か大学の職につけず、長い間、非常勤講師だけで暮らしていた。私の勢いのある(?)推薦文は何の効き目もなかった。ショボンZ。

その彼女がこの4月より、何と、いきなり【教授】デビュー!

そう、ある大学の教授になったのだ。

私は凡人だから、助手5年、専任講師3年、助教授11年(これが、長かった~~。。。普通の大学は6年ぐらいだよ!金城さんヨ)と長ーい道のりを歩んできたが、彼女は研究者としても教育者としても人間としても優れた資質を持ち合わせているので、いきなり教授伝説。

そう、伝説になった。

そういう立派な教え子を持った私にも伝説が欲しい!
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入学式のサプライズ!

 今日は入学式。国分寺は曇りだけれども、桜が新入生を元気一杯歓迎してくれた。我が社のキャンパスの桜は、メインストリートの両側に咲き誇り、大阪の造幣局並みの素晴らしさ。

入学式は、新入生の無垢なオボコイ表情を見るのが楽しい。

加えて、入学式は、新人教員や新人職員の爽やかな晴れ晴れしい表情を見るのが楽しい。

入学式の夕方、17:30から、新人教職員の歓迎会が毎年ある。

私は、この歓迎会を毎年楽しみにしている。我が現代法学部に新人教員が何と7名デビュー。私が主賓の一人であった4年前も、私を含めて6名がデビューした。

私が我が社にデビューした4年前は、二次会がありとても楽しく飲んだことを鮮明に覚えている。場所もメンバーも話のネタも。

ところが、どうしたことか。今年は二次会がないではないか?現代法学部に7名も新人がデビューしたというのに。

なんてこった。パンナコッタ。あまりの動揺に、50%しかかかっていないではないか。

M学部長!私に、不老林を薦める前に、二次会をちゃんとセットしてよね。

この二次会を楽しみに、先週金曜日から、上京してスタンバっているんだから。 



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