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ヘルパーズ!(その2)

今日は、福祉論bの第1回目。

福祉論aで、11%(38名)を不合格にしたので、

福祉論bはやや少なく、300名ちょっとのスタートとなる。

第1回目の授業だが、前期の場合と違って、後期の履修登録は済んでいるので、

シラバスに基づいて、全体の授業展開を説明し、授業内容に少し入ったところでお開きとなる。

スウェーデンの高齢者ケアのシステムの話よりも、日本の介護保険制度のシステムの話の方が、5倍ほど難しいので、シラバスにも制度が難しいから覚悟するように警告しておいた。

5倍の難しさはヘッチャラのようだ。やりがいがある。

 

自由席なのに、300名ちょっとが、ほぼ前期と同じ位置に座っているのが、不思議であり、面白い。

 

さて、ヘルパーズ!

昨日は、書けなかったが、

シナリオで大きな特徴が2点あった。

 

一つ。

ミュージカルの中に、ALSという難病の患者さんが登場する。

ヘルパー2級を取りに来た3名の受講生の一人が実は、ALSの患者さんである。

まだ動けるうちに、ヘルパーになって、高齢者のヘルプをしたいという。

近い将来、自分が動けなくなって多くの人に支えられる人生だからと。

 

二つ。

我々は、差別用語に敏感である。

例えば、かつては障害者と表記していたが、それを障がい者と表記することで、言葉の刺激を和らげようとしている。

しかし、言葉をいくら弄ったところでその言葉を発する人間に<優しさ>や<思いやり>がなければ、差別用語を使っているのと同じだと。

言葉の問題ではなく、<ハート>の問題だと。

逆説的に言えば、差別用語を不用意に使っても、言葉を発する人間に

差別意識がなく、相手に対する理解や思いやりがあればいいのだと。

言い得て妙である。

このメッセージを、ヘルパーの講師に語らせている。

第2部は、このくだりをスムーズに言えていたので、身内ではないが、何故か安堵した。

 

この話、早速、木曜日1限で使わせてもらおう!

 

 

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昨日は、中尾ミエのヘルパーズ鑑賞!!

昨日は、監督と一緒に、中日劇場へ。

前から11列目。端っこ。

第一部 13:40から15:00

第2部 15:15から16:00

あっという間の2時間半であった。

松尾伴内が、中尾ミエのマネージャー役で出ていて、とてもよい味を出していた。

森川由加里(昔1曲だけヒット曲がある歌手。ショー・ミー何とか・・・)も脇役でいい演技をしていた。

 

中日劇場が割れるかと思うほどの、大拍手。

私も感激したので、ずっと拍手をしていた。

手が痛くなったなあ。

90%はおばちゃん+おばあちゃん。

中年男性や若い男性もチラホラいたが、高齢者ケアの仕事をおそらくなさっているのであろう。

 

スタート時は、小笑いで大丈夫かと思った。

笑うことの好きな私もちょっと反応しずらかった。

15分ぐらいして演者全体があったまったのか、大爆笑の連続となった。

 

中尾ミエ演じる大女優矢沢マリ子さんが、車椅子でサインを求めに来た子とのやりとりから、そして、ラジオから流れる海外の大女優が福祉活動をしているというエピソードを聞いたことから、

ホームヘルパーの資格を取るために、講座に通うことになる。

その授業風景を通して、現在のホームヘルプサービスの制度上の矛盾などを鋭く突く。

先生役の男優が、第1部で、3秒ほどセリフがでなくなるというハプニングがあったのが残念だったが、

いっそのこと、あれを演出として、極端に長く10秒ほどセリフを忘れる

ことにしたら、バレナクテよい。

 

中日ビルの喫茶店で監督と早速コメント大会。

席に着くなり、<見に来て良かったあ!>とのご発言。

それを聞いて大安心。一安心。二安心!

監督は、アイスコーヒーをブラックのまま、一気に飲み干して、中は暑かったねえ、と。

私には少し寒いぐらいであったが・・・。

名古屋駅で分かれ、私だけ<のぞみの人>。

一路、国分寺へ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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つけナポリタン?

日本人は何でも考える。

伝統的に<真似る>ことも上手である。

日本の場合は、どこかの国と違って、<合法的な真似>である。

 

さて、つけナポリタン?

何だろう?

通常のナポリタンは、別に汁状のスープをかけるわけではないから、

ナポリタンを何かのスープにつけるという発想は、何だかおかしい。

 

おかしい。

でも、来年のB1グランプリに出店すると言う。

 

名古屋には、あんかけスパゲティという名物がある。これは、分かりやすいし、B級グルメではない。

正統なA級グルメである。

 

私も時々、カレースパゲティをつくる。

何のことはない。パスタをゆでて、インスタントの、時には自作のカレーをかけるだけのA級グルメである。

 

さて、つけナポリタン?

静岡県富士市に行けば、ご対面できるようだ。

 

インドネシア・フィリピンの候補者インタビューをするために、今静岡県のS施設に交渉中。

交渉成立すれば、修士2年のM君と一緒にS施設に行く予定なので(現地集合の場合もあり)、

インタビューが終われば、つけナポリタンに直行!

 

イタリア人もびっくりのお味か?

 

 

 

 

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タバコの値上げ。

大学時代、一度だけ、タバコを吸ってみようとチャレンジしたことがある。

たまたま、吸うことの良さが分からなかったので、本当にその一度、しかも3秒ほどだけに終わった。

もしも、その時のチャレンジに成功していたら、小生のことだから相当な<ヘビ・スモ>

になっていたであろう。 

本当に、タバコの良さがその時に分からなくて良かったと思う。

タバコが残念なのは、その香りが好きでない人にも、暴力的に、煙を吸わせてしまうというその致命的欠点にある。

しかも、いたいけな、たまたまその隣にいるだけの隣人にただの紫の煙を吸わせるだけでなく、ガンに罹患する確率を高めてしまうという<思いやりのなさ>が致命的欠点である。

 

10月1日からタバコが値上げされる。モノによって違うようだが、一箱100円から140円程度値段が上がる。

タバコのディスカウントショップはないので、そのままこの値上げが愛煙家の財布に直接パンチとなる。

かなり前、鈴木宗男氏がタバコの値上げをぶち上げた時は、国民の猛反対にあって、この値上げの話は立ち消えになった。

民主党になってから、スムーズに事が運べたのだろう。

 

小生はアルコールが大好きだ。

禁酒しろと言われても、ずっと禁酒しないであろう。

健康のため、肝臓のため、飲み過ぎに注意しながら、休肝日をたまに設けながら、このスタイルは変えないだろう。

 

アルコールは、タバコと違う。

昼間、外で、人ごみの中で、ビールを飲み続けることはない。

その香りが好きでない人に、暴力的に、ビールの香りを吸わせてしまうという致命的欠点が、アルコールにはない。

たまたま居合わせた隣人の発がん性を高めることもない。

 

今回の未曾有のタバコ値上げによって、日本全体でどれだけ本数を減らせるか、注目していきたい。

 

全く個人的な希望であるが、できればこのタイミングで、新幹線の喫煙コーナーを透明プラスチックで覆ってカプセル化してほしい。

東京駅から、全席禁煙の<のぞみ>に乗車するのに、発車までドアが開きっぱなしなので、喫煙コーナーの煙が<ワンサカ>入る。

も一つ言えば、全席禁煙の<のぞみ>は、東京から博多まで一切吸うことができないようにすべきだ。

全席禁煙なのに、タバコを吸える機会を与えているのがおかしい。

 

 

 

 

 

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昨日は、国際協会で。

国分寺市には、国際協会がある。

ということを数か月前に知った。

年に4回ほど、国際理解講座を開いているそうだ。

昨日は、その講座の58回目講師として招かれ

午後2時から午後3時40分まで、

『岐路に立つ福祉国家=スウェーデン社会の光と影』というテーマで

お話しした。

途中15分ほどビデオを使い、スウェーデンの介護の付いた特別住宅での介護の様子も見ていただいた。

午後4時10分までの30分間は、質疑応答の時間にあてた。

 

場所は、本田公民館(図書館との合築である)。

国際協会という団体なので、

受講生は、老若男女だと勝手に思い込んでいたが、

現場に20分前に到着したので、会場に入ってみると

<老老男女!!>

失礼!

でも、事実!

ごく一部、比較的お若い方が・・・。

 

参加者は、45名ほどか。

驚いたのは、途中で聞いたのだが、インターネットをしている方が、

20名ほどいらっしゃったこと。

 

土曜の午後ということで、小生の<睡眠誘導的な語り方>

の犠牲になり、

皆さん、睡眠術におかかりになるかと思ったが、

おかかりになった方は、お一人のみ。短時間であった。

 

1回だけの話の時には、いつもそうなるのだが、

<早口>であったにもかかわらず、皆さんにしっかり理解していただけた。

皆さん、頭の中は、冴冴男女!!

 

 

 

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中国という大国の小国的態度。。。

私はその現場にいなかったので、今回身柄を拘束した漁船がどのような振る舞いをしたか分からない。

中国もその衝突の際のビデオを見せるべきだと言っているのだし、日本側も見せれば良いと思う。

漁船の船長はどのような<覚悟>で、尖閣諸島に近づいたのだろうか。

程度の差こそあれ、日本と中国がそれぞれどのような態度に出るか予想が付いたはずだ。

船長は、獲物を追っかけ過ぎて、日本のゾーンにうっかり入ってしまったのかもしれないが、

ならば海上保安庁の船に囲まれた時に、すいませんと謝罪しておけば、こんな大問題にならなかったはずだ。

その結果、船長自身は、悲劇から解放された国民的英雄として迎えられたが、

日本はたまったものではない。

中国があらゆる強硬手段を連発するものだから、沖縄の地検も<自発的な今度な政治的判断>から、船長を釈放した。あと数日調べることができたのに・・・。

地検は今話題の組織なので、一生懸命政府や国民の<空気を読もうとしていた>のだろう。

 

中国は、船長が釈放されたことを受けて、不当な取り調べに対する謝罪をせよ>と次なる要求をしてきた。

そのうち賠償金をよこせと言うだろう。もう言っているのかもしれない。

困ったものだ。

 

領土、領海問題は、歴史的な課題であり、現在の課題である。

小平氏がかって、日本に対し<棚上げ>にしましょうと提案したのだから、

政治的にはそのままにするのが得策なはずだ。

 

何故このタイミングで、船長さんがあのゾーンにやってきたのか。

中国と日本の関係にとどまらず、アメリカを巻き込んでの<国際問題>になりかねない。

人民元に対して世界中の注目がさらに一層集まることになった。

日本を虐めることが、世界中の話題となり、かえって自国の通貨へのプレッシャーとなって跳ね返ってくることを、その大国は学ばなければならない。

 

 

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今年もやります、ゼミ展示!

東京経済大学の大学祭(葵祭)は、

10月29日から31日まで3日間開かれます。

我がゼミは、A402教室(1号館4階)を使い、5つの共同研究グループが、

スウェーデン・韓国・日本の高齢者ケアに関して数か月あるいは1年数か月研究してきた成果を展示します。

昨年から、5つの共同研究成果を来場者が審査員となり、点数をつけていただくことにしました。

3日間とも、午前10時から午後5時まで、ゼミ展示を行います。

3日間とも、午前10時から午後1時までと午後1時から午後5時までのシフトを組みます。

どの時間帯でも、各共同研究グループのメンバーが一人はスタンバイしていて、研究成果に対する質問に対して答えられるような体制を取っています。

 

幸い、明日午後2時から4時まで、国分寺国際協会主催の『世界を知ろうシリーズ』の第58回国際理解講座で

『岐路に立つ福祉国家スウェーデンの光と影』というテーマで、

講演をするのですが、90分の講演時間の10分を使って、我がゼミの取り組みを<激しく>紹介し、

3日間のゼミ展示に毎日お越しいただくよう、懇願する覚悟です。

ゼミ生の皆さん、覚悟して、3日間スタンバイしてくださいよ。

 

 

 

 

 

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村木厚子さんのこと。

最初、村木局長が逮捕されたというニュースを聞いた時は、局長が係長に直接何かしら指示を出すことがあるのだ、エリート局長も裏ですごいことをするんだなあと、思ったものだ。

それが、無罪。

大阪地検特捜は、何をエビデンスに、彼女が罪を犯したと、確信したのか?

確信だけではない。

確たる証拠がなければそもそも人を逮捕することなどできるはずがない。

 

でも村木氏は逮捕された。

日本は、信用もできないし、その上平気で人を逮捕する怖い社会だ。

 

これまでの1年3か月。

国家に賠償してもらわなければ。

本来なら局長として国の政策をリードしコミットできたはずの大切な<機会費用>1年3か月を、返してもらわなければ。

でも村木氏は至って冷静。感情的になることはない。

大阪拘置所で160日以上も拘置された。

このすこぶる苦しい生活も、国家に賠償してもらわなければならないだろう。

彼女の心が折れなかったのは、尊敬する夫で厚労省幹部村木太郎の励ましと二人の娘さんからの信頼だという。また部下たちの強い信頼。

一人の苦境を家族や部下で支えると言う素晴らしサポート体制。

 

村木氏のインタビューを聞いていて、すごく感動したのは、この度のことで得られた<新しい視点>で厚生行政に携わっていきたいという一言。

それを聞いた時、涙が出た。

誰彼を恨むことなく、未来志向で歩もうとする姿勢は清々しい。

 

 

 

 

 

 

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不信社会日本!

消された年金、消された高齢者に続き、

今度は、改ざんされたフロッピーディスク。

これまで日本社会は、まがりなりにも、信用できる社会だと思っていた(思うようにしていた)が、

社会保険庁の一部(半分か?)の公務員のデタラメにより、

年金記録がズサンな状態に現在もあること(多くの高齢者が正しい本来の年金額を受給できていない、また一方で何故か大目に支給されている人もいるといういい加減さ)を発端に、

日本社会が信用できなくなっている。

 

ここにきて、大阪地検特捜部の致命的な不正。

前田恒彦容疑者(主任検事だった)が、遊んでいるうちに、フロッピーディスクのデータを改ざんしてしまったと。

主任検事の言い訳としては、すこぶる程度が低い。

大切な証拠で、遊ぶか???

もう少し、人が少しは納得するような言い分けを考えなさい。

情けない。

しかも、このデータ改ざんを当時の上層部も把握していたという。

 

組織ぐるみであると思われる。

一人の遊びから、大阪地検特捜部廃止の危機にある。

 

大阪は、東京地検特捜部に尋常ではないライバル意識を持っているとされているが、

ここでも<競争が質を高めることになはならない>

むしろ<競争は、モラルハザードを高める>ことになってしまっている。

 

いつになったら、信用社会日本!という記事がかけるのだろうか?

 

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後期授業が本日猛暑の中スタート。

私は、寒いのより暑い方が好きだ。

私は、高い所より低い所が好きだ。

 

今日は授業も会議もないのに、猛暑の中スーツを着て研究室で仕事をしている。

そして、たまにウトウトしている。

 

今日から授業のある教員、受講生ともにこの暑さの中、ご苦労様である。

1回目のガイダンスということで、早めに授業を終わる教員もいるようだ。

 

私は、木曜デビュー。

まだまだ個人的には夏休みモードで良いようだ。

 

来週金曜日からは、唯一の非常勤授業<社会学Ⅱ>が武蔵境大学でスタートする。

2009年は、国内研究員だったので、全ての非常勤は禁止となった。

2010年前期は、その影響で、非常勤ゼロ。

18か月ぶりの他流試合となる。

どうなるやら。

 

 

 

 

 

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スウェーデンの総選挙の結果

9月19日、この日は第3日曜日。

スウェーデンでは、4年に一度、第3日曜日がスウェーデン社会にとり、とっても大切な日となる。

そう、総選挙の日。

国会議員のポストを、どのような政党がどれだけ獲得できるのか、この日の選挙で決まるのだ。

結論を先に言えば、現政権同様、保守ブロックが、革新ブロックを抑えた。

すなわち、今後4年間は、これまでの4年間同様、穏健党が軸となり、保守系の政党と連合を組み、政権運営にあたる。

ただし、保守ブロックだけでは、過半数に足りないので、対抗するブロック=赤緑連合から一党を取り込み、多数派を組織しなければならない。

常識的に考えて、環境党(=緑党)が、保守ブロックと連立する可能性が高い。

というか、環境党を取り込まなければ、不安定この上ないので、必ず連合するのだが、取り込む過程で、多くの<取引=交渉>が行われるであろう。

 

各党の得票比率と議席数をブロックごとに見てみよう。

 

赤緑連合=157議席

・社会民主労働党 30.9%(113議席)

・環境党        7.2%(25議席)

・左翼党        5.6%(19議席)

 

保守連合=172議席

・穏健党       30.0%(107議席)

・国民党        7.1%(24議席)

・中央党        6.6%(22議席)

・キリスト教民主党  5.6%(19議席)

 

特筆すべきは、スウェーデン民主党という極右政党が5.7%(20議席)も獲得した点である。

スウェーデンは、とりわけ、移民・難民を受け入れる優しい国家であったが、スウェーデン民主党はそうした政策を真っ向から否定する。

ヨーロッパでは、どの国も一定数の極右勢力が一定の力を持ってきたが、ついにその波がスウェーデンにも押し寄せた格好だ。

 

穏健党党首フレデリック・ラインフェルト(私は、ベビーフェイスのそらまめ君と呼んでいる)率いる保守ブロックが、このスウェーデン民主党と連立を組むことはないと思うが、

気にしなければならない党が誕生したことがとても気になる。

 

これまで、保守ブロックが連続して2期8年政権を担当することは、

この70年ほどの間で、なかったように記憶している。

私の記憶は不正確であるから、自信がない。そのため気後れしている。

 

高齢者ケアの分野では、ますます市場原理が強くなり、民間委託が進むであろう。

競争原理が必ずしもケアの質を高めるわけではない現実がある。

その事実が分かっていても、<選択の自由革命>を推し進めるのであろうか。

 

それにしても、福祉国家建設の原動力となってきた社会民主労働党はどうしちゃったのか?

社会民主労働党の党首、モナ・サリーン(私は、スウェーデンの八代亜紀と呼んでいる)はかってのカリスマ性がなくなってしまったのか?

 

 

 

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これから上京。

今日は日曜日。

いつもなら普段よりゆっくり起きて、ゆっくり生活する日である。

が、しかし

今日は

普段より早く起きて、てきぱき生活する日である。

 

都内で午後早い時間から編集委員会があるのだ。

前回の編集委員会は九州大学で開かれたが、諸般の事情で参加できなかった。

ということで、今回は必ず参加しなければならない。

 

会議の主な内容は、投稿論文○本を吟味して、各論文に対する査読者を決定すること

数ある図書文献の中から、書評対象図書を選択し、さらに、書評していただくにふさわしい方を選ぶこと 

である。

 

福祉社会学会。

誕生してまだ日が浅く、人間で言えば、小学校低学年でR.

 

会議は夕方には、終わるであろう。

そのあとは、大好物の<飲み会>か?

 

東京駅地下のコインロッカーに預けるトランクを取り忘れないようにしなければ!

 

 

 

 

 

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大学の宣伝DVDの凄さ!

今回のツアーで、我がキョトンCゼミとソウル市内にある総合大学・三育大学で、学術交流を行った。

大きな会場で、大きなステージ。

大きなスクリーンに、三育大学のプロモーションDVDが流される。18分だったろうか。

凄いのが、正しい日本語のナレーションが入っていることである。

日本人のプロを使っているようだ。発音もイントネーションが完璧である。

6学部の紹介が分かりやすく映像で示されている。

あまりに素晴らしかったので、1本コピーを送ってもらうように切望しておいた。

大学間交流ということで、日本出発直前に、東京経済大学の宣伝ビデオを持参するように言われたが、時すでに遅し。土曜日夕方メールされても動きようがない。

我が社の宣伝は、大学の動かないHPを大きなスクリーンに映してもらい、私がタンタンと説明した。

帰国後分かったことは、我が社にもDVDは存在する。

入学した新入生が、キョトンとしなくていいように、大学生活全般を説明した動画だ。

学部紹介は15秒ぐらいしかないようだから、わざわざ三育大学に持っていく必要がなかったので、このDVDの存在を事前に知っていたとしても、持っていくことはなかっただろう。

 

それにしてもである。

我が社も国際交流はそこそこやっていて、海外15大学ぐらいとは大学間協定を結んでいる(らしい)。

我が社は現在の<4学部体制+21世紀教養プログラム>のシステムでこのまま進むのだから、

そろそろ三育大学のようなプロモーションDVDを作成しても良いのではないか。

英語、中国語、韓国語、日本語などナレーションのモードは4パターンで。

日本語バージョンは、全国の高校に配付すれば、良い情報提供になる。

各学部の核となる特色ある授業についてもDVDに入れ込めば、受験のインセンティブを高めることができる。

コストはかかるだろうが、地味な宣伝よりは効果があるだろう。

 

三育大学のDVDを見せられた私は、何故か萎縮して65%に縮んでしまった。

その後に、私と鄭鐘和先生がそれぞれ1時間ほど講演をおこなった。

 

 

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金浦空港のサイズ

今回のゼミ旅行では、羽田空港と金浦空港を利用した。

羽田空港も現時点では相当小振りな空港であるが、金浦空港もわをかけて小振りな空港であった。

羽田空港と金浦空港を今回利用したのは、この路線が比較的安いことと市内中心部から近いからであった。

事実、帰りはホテルのあった明洞から金浦空港までリムジンで1時間、料金490円であった。

 

物事には必ず<光と影>がある。

心配性の私は、帰国日の集合時間を早く設定した。交通事情が悪かったり、想定外のハプニングを想定?して(例えば、ユースホステルにパスポートやeチケットを忘れてくる、トランクそのものを忘れてくる・・・)早く設定する。

金浦空港では、いくら小振りだからと言ってそこそこ時間が潰せる店があるだろうと思い、早めに大韓航空にチャックインしたあと、自由行動時間とした。

三々五々、手荷物検査を受け、ボディチェックを受けた後、免税店のあるフロアで時間を潰す。

しかし時間を潰そうにも、免税店が数店あるだけで、飲食ができる店も一つしかない。キャパは15名程度か。

独占状態である。

コーヒー、のり巻き、麺類などいただけるのではあるが、肝心のアルコールがない。

搭乗前にアルコールを飲まなければ、精神が安定しない私にとって、

絶望的な状況だ。

 

早速手帳に、このハンディをメモしておいた。

一度昔金浦空港を使ったことがあるはずだが、こちらのメモリーが小さくて、この重要な事実を覚えていなかった。

羽田、成田、コペンハーゲンは搭乗前にしっかりビールっ子になれる。

インチョンはよく覚えていないが、あれだけ多くの人が利用するハブ空港だからアルコールはあるはずだ。

 

今回のゼミ旅行は、施設訪問、三育大学との交流など大いに収穫があり、また個人の立場としても大いに満足できるプログラムであったが、

金浦空港のことなど、本筋ではないところで、細かな課題が残った。あらかじめガイドブックやインターネットで確認しておけば、ゼミ生に手荷物検査は遅いタイミングでするようにアドバイスできたのだが・・・

やはり私一人で100%全てやりきるのは困難だ。

添乗員なしのゼミ旅行ならではの課題が残った。

 

 

 

 

 

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月1ミーティング!

月に1度、同じメンバーと2人で会食している。

当然アルコールのある居酒屋で。

中央線沿線を原則に。

ある時は中野、ある時は三鷹、ある時は新宿。

昨日はアルタ前集合だった。

店も私が探したり、そのメンバーが探したり。

私のような貧乏者は、できるだけ<お値打ちな店>を探す。

社会調査屋としての直感を働かせ、インターネットでリサーチする。

昨日は、<博多八郎>

入口に、オードリーのサインがあった。

魚屋さんが使っていたであろう設備をうまく利用した店内。

昭和30年代をイメージしている。

店内は丸いテーブルが12個ぐらい置かれている。奥には、座敷があっ方も知れない。

ほぼ満員の店内を3人のスタッフでカバーしている。もちろんちゅうぼう   にも、すたっふはいるだろう。

客の注文を取る3人のうち、ふたりは留学生か。

一品270円ほど。まあまあ、裏切られたという感じはない。

そこそこ美味しい。

ビールのジョッキが、時々ハイボールのジョッキになるのがたまに傷だが、全体に満足して帰ることができた。

時間がまだあったので、そのメンバーと喫茶店へ。

アルタのならびにある喫茶店はコーヒー1杯1050円。

一時間の庶民派から、ハイソなモードへ。

アイスコーヒーを注文したら、普通のグラスにストローが付いてくるわではなかった。

ビックリ!

おわん形の大きな陶器にアイスコーヒーが。

ストローはない。

おわんを持ち上げて、ソロリソロリいただくのだ。

隣のメンバーは、ホッとを注文。

高級そうなコーヒーカップとコーヒーの入ったかわいいポット。

カウンターに座って、よもやま話。

 

こうして、東京に出てきて仕事をしている長女(20代のアラサー!)とまったりとした時間を過ごしている。

私の遺伝か、アルコールが少しは飲めるようになっているのが嬉しい。

 

 

 

 

 

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