音楽の喜び フルートとともに

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虚空蔵谷にて

2016-07-19 23:02:12 | 哲学
連休の最終日。
夫が飼っているクワガタたちの産卵木を拾いに近くの森に行きました。
すぐ近くには、幹線道路がありビュンビュン車が走っていますが、一歩森に入るとこんな感じ。


雑木林。

この道の突き当たりには、竜王こどもの王国があります。

誰もいない森は、野鳥の王国。

メジロや、ホオジロ、ジョウビタキの声が聞こえますが、1番の大声はウグイス。
ホーホケキョと春先にのどかに鳴いていたウグイスの雄たちは、繁殖期を迎えて、低めの声で縄張りを争い、威嚇し。
かぶさるように鳴き競っています。

ここでは、セミさえも影が薄い脇役です。

ヘビイチゴ。
都会育ちの夫が口にして吐き出しました。
これは、食べられないと、こどもの頃引越して、初めに教わりました。

こちらはタマゴダケ三兄弟。

毒々しい色ですが食べられるそうです。
確信は無いです。




枯れたクヌギの木は、すぐに葛に覆われて悲鳴をあげて、地面から突き出た爪のよう。

ここでは、生と死のドラマが絶え間なく続いています。

いや、永遠の生があるような気がして、止まっているように生きている私たちの方が狂っているのでしょう。