電網郊外散歩道

本と音楽を片手に、電網郊外を散歩する風情で身辺の出来事を記録。退職後は果樹園農業と野菜作りにも取り組んでいます。

適切な医学知識を持つこと

2013年04月05日 06時02分19秒 | 健康
素人判断という言葉があります。専門的な知識と経験を必要とする分野で、素人が不適切な判断をするこわさを感じることがあります。たとえば、予算権限を持つ人がその権限を笠に着て、クリティカルな分野に安易に口をはさむことなどはその例でしょう。

その一方で、素人でも適切な医学知識を持つことの大切さを感じることもあります。例えば、身近な人が急に倒れ、吐き気を訴えたときは、一刻も早く救急車を要請すべきでしょう。安静にしていれば良くなると思い込み、看病していたら容体が急変、などという事態は避けたいところです。

その意味では、様々なキーワードを多角的に検索できるネットワーク社会はありがたいものです。素人判断による思い込みのこわさもありますが、専門家に相談する上でも、一定の予備知識はあったほうが良かろうと思います。中高年が久しぶりに会うと健康談義が始まりますが、これも相互に情報交換する中で、様々な病気の兆候に関する認識を深めている過程ととらえることもできます。そう考えれば、世代に特有の、有意義なコミュニケーションなのかもしれません。

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