電網郊外散歩道

本と音楽を片手に、電網郊外を散歩する風情で身辺の出来事を記録。退職後は果樹園農業と野菜作りにも取り組んでいます。

若い頃、FM放送をじっくり聴けたのは

2018年11月06日 06時03分56秒 | Weblog
月曜の朝、通勤の車中で NHK-FM 「きらクラ!」を聴いています。今回は、曲名を当てる「きらクラ・ドン!」のコーナーで、以前コメントをいただいた「木曽のあばら屋」さんが、ラヴェルの「スペイン狂詩曲」をみごと正解して紹介されていました。おめでとうございます!

ところで、若い頃は NHK-FM をよく聴いていましたが、最近はFM放送に耳を傾ける機会が減ったなあと感じます。これは、父親が亡くなり、様々な仕事や役割を引き継いで、なにかと時間を取られるようになったことが大きいと感じます。例えば先の日曜には、

  • 朝、寺の雪囲い作業に従事
  • その後、剪定枝の焼却を行いつつ

  • 午前と午後に干柿用と渋抜き用の柿の収穫作業
  • 夕方から残っていたリンゴの収穫
  • 夜はスーパーとドラッグストアで買い物

という具合で、結局は「名演奏ライブラリー」も「トーキング・ウィズ・松尾堂」も「きらクラ!」も聴けなかったのでした。夜に買い物から戻ってから、ようやくホッと一息ついてPCの前に座り、ドヴォルザークの「ヴァイオリンとピアノのためのソナチネ」などを聴いた程度です。

若い頃は、FM放送をじっくり聴いていた。聴くことができた。それは多分、亡父が様々な役割を引き受けてくれていたからなのでしょう。畑仕事が終わる氷雨の季節に、NHK-FM を聴くのを楽しみにしたいと思います。

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