電網郊外散歩道

本と音楽を片手に、電網郊外を散歩する風情で身辺の出来事を記録。退職後は果樹園農業と野菜作りにも取り組んでいます。

新型コロナウィルス禍の年、オペラ歌手パトリシア・ヤネチコヴァの近況

2020年12月07日 06時01分54秒 | -オペラ・声楽
新型コロナウィルス禍の中、2020年は演奏家の皆さんもだいぶ不自由を強いられたことでしょう。以前、取り上げたオペラ歌手パトリシア・ヤネチコヴァさん(*1)が、自身の YouTube チャンネルに自宅の音楽室と思われる動画を投稿していました。もしかすると感染拡大で演奏会がキャンセルされた時期に、こうしたプライベート収録を行っていたのでしょうか。

スロバキアの作曲家、ミクラス・シュナイダー・トルナスキー(1881〜1958)(*2)の曲のようです。2020年10月、ヤネチコヴァさん本人の投稿みたい。
Patricia Janečková - M.Sch. Trnavský: Zo srdca - V našom dvore na javore


次はロッシーニ。やはり2020年10月、ご本人の投稿。
Patricia Janečková - G. Rossini: Petite Messe Solenelle - Crucifixus


ヴィヴァルディ、ヘンデル、モーツァルトなど、チェコ北東部の年、オパヴァにおける演奏会風景。こちらはご本人によるものではないようですが、2020年8月の投稿。全員ではないものの、マスク姿の聴衆が2020年のリアルな現状を表しています。
2020 - Patrícia Janečková - Concert in Opava


12月に入り、クリスマスも近づきました。街は賑わいも少なく例年のような雰囲気ではありませんが、逆に静かに音楽を聴くにはよいのかもしれません。

(*1):へぇ〜、そうなんだ!〜パトリシア・ヤネチコヴァのこと〜「電網郊外散歩道」2019年10月
(*2):Mikuláš Schneider-Trnavský〜Wikipedia より、標準カトリック讃美歌集を編集した人のようです。

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