電網郊外散歩道

本と音楽を片手に、電網郊外を散歩する風情で身辺の出来事を記録。退職後は果樹園農業と野菜作りにも取り組んでいます。

「カラオケで感染」もあり、合唱や声楽が困難な状況に

2020年12月22日 06時00分04秒 | クラシック音楽
新型コロナウィルス禍の中でも、あまり大声を出したり大騒ぎすることのないクラシック音楽、とくにオーケストラや室内楽など器楽の分野では少しずつ通常モードに戻りつつあるようですが、合唱や声楽の分野では、なかなか難しいようです。以前、外国の例で、合唱団でのクラスター発生が報道され、さらにカラオケ店やカラオケスナックでの感染があちこちで起こる状況では、「声を出す」ことが「ウィルスを撒き散らす」ことと同義に扱われてしまいます。たしかに、ウィルスはクラシック音楽だろうと素人のカラオケだろうと区別はしませんから、その点からすれば今は合唱や声楽の受難の時代と言えるのかもしれません。

アマデウスコアの歌声を楽しみにしていた山響2月定期の「メサイア」も曲目が変更になり、社会人合唱団の活動もオンラインで行われるなど、まことにくやしい事態。仕方がありません。PC の YouTube の動画を観ながら、小さな声で口ずさむ程度で我慢しましょう。

讃美歌: 神の御子は今宵しも(ウィルコックス編)[ナクソス・クラシック・キュレーション #特別編:クリスマス]


次はバルトークの盟友コダーイの作曲?編曲?だそうですが、私の好きな讃美歌の一つ「ひさしく待ちにし」です。どことなく東洋ふうな音階ですが、ルーツをたどるとマジャール人に行き着くのでしょうか。Veni Veni Emmanuel


これはいかにもアメリカらしい大人数による合唱、「もろびと,こぞりて」。ヘンデルの曲です。


ほんとはこういうのをやりたいものです。日本語で、男声四部による讃美歌、もろびとこぞりて(男声四重唱)


歌っているのは「ケルティック・ウーマン」というのかな、ぐっとショービジネスですが、コロナの時代にはむしろ羨ましい。We Wish You A Merry Christmas (Live At The Helix In Dubli...


皆様、新型コロナウィルス禍に負けずにどうぞ健康で、良いクリスマスになりますように。

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