電網郊外散歩道

本と音楽を片手に、電網郊外を散歩する風情で身辺の出来事を記録。退職後は果樹園農業と野菜作りにも取り組んでいます。

コロナの年、2020年の大晦日の過ごし方は

2020年12月31日 06時01分16秒 | 季節と行事
新型コロナウィルスの年、2020年も今日を残すだけになりました。昨日は、今年最後の可燃ごみを軽トラックで運搬し、床屋に行き、仏壇を飾りお餅を食べ、こたつにひっくり返ってテレビで「のだめカンタービレ」を観ました。もともとステイホームの生活をしていますし、田舎ではワイワイ出かけるところもありません。なんとも平穏な、我が家にとっては例年通りの歳末です。リビング等の掃除の後は、妻をねぎらってゆっくりし、夕方からはリクエストがあった「中華おこわ」を作る準備をする予定です。

さて、例年通り我が家のというか私自身の2020年の出来事のまとめをしておきましょう。

1月、デミオXD車検
1月、Happy Hacking Keyboard を購入
2月、書斎の暖房機の更新
2月、松田甚次郎・むつ子夫妻に関連して老母が取材を受ける
3月、新型コロナウィルス禍により山響定期が中止やライブ配信に
4月、育休代の助っ人を頼まれ再び勤め人生活に
4月、職場内の事情からオンラインLaTeXを使い始める
6月、コロナ禍の中でもサクランボ出荷を継続、思いがけない応援もあり
8月、Kindle PaperWhite を購入
8月、40年前の万年筆パイロット・カスタム・グランディ修理できた
8月、Linux PC の HDD 交換と OS 更新
9月、桃の収穫が良好で出来栄えも向上
10月、歌劇「トゥーランドット」を観る、聴く
11月、PHSの代替としてスマートフォンを購入
11月、デスクライトを更新、LEDタイプに
11月、デミオXDの冬タイヤを更新
12月、娘猫(10月、20歳)に続き母猫(21歳)も力尽きる

演奏会のほうは予定がすっかり狂いましたが、山響のライブ配信の取り組み等に呼応して様々な支援が立ち上がるなど、地元ファンにとっては嬉しく心強く、再び演奏会が聴けることに大きな喜びを感じました。とりわけ、新県民ホールでの再開演奏会、あるいはゲルハルト・オピッツさんを迎えての演奏会など、たいへん印象深く、記憶に残るものとなりました。また、団員の中でも自主的な活動が維持継続され、新しい演奏会も誕生するなど、この地域で音楽を喜びとして生活している人々の存在を実感しました。新しいシーズンの予定も発表されており、なんとか感染予防を工夫して、コロナ後の音楽生活を豊かにしていってもらいたいものです。

読書記録を見ると、今年は合計101冊となりました。再読が増えているのは例年通りですが、とくに香月美夜著『本好きの下剋上』シリーズにはまり、何度か再読したことが目立ちます。初読で印象的だったものをあげると、

宮田親平『愛国心を裏切られた天才』(朝日文庫)
井上栄『感染症の時代』(講談社現代新書)
髙橋義夫『沖縄の殿様』(中公新書)
パッシン『日本近代化と教育』(サイマル出版会)
上野千鶴子『おひとりさまの老後』(文春文庫)
ひのまどか『バルトーク』(リブリオ出版)
山本紀夫『ジャガイモのきた道』(岩波新書)
池井戸潤『陸王』(集英社)

などでしょうか。自由な時間の関係もあり、単行本が少なく手軽な文庫や新書が多くなった傾向があります。

愛車マツダ・デミオXDの走行記録を見ると、年間に約7,600kmと激減しました。1月から3月まではほぼ専業農家生活で通勤がなかったこと、4月からの8ヶ月も通勤距離が半分になったこと、ステイホームで休日の外出が激減したことなどが理由です。給油も376Lにとどまり、支払い額も年間で約45,000円と著しく減少しました。年間の燃料消費率(いわゆる燃費)は20.2km/Lでした。中〜長距離の通勤にはクリーンディーゼルは良い選択でしたが、コロナ時代の専業農家生活にはむしろ軽トラックのほうが便利なようです。

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