ねこ吉のよしなしごと

どうでもいい事ばかり書いていますが・・・。すっかり備忘録になってます。

信じられない出来事!

2007-05-04 21:31:20 | バードウォチング
今日はKさん夫妻と一緒に香枦園浜にやって来た。
一週間前、ねこ吉一人でここに来たのは今日のための下見。

先週はまだたくさんいたユリカモメたちも今日は中洲の先に数羽いるだけ。
もう、みんな北へ旅だったんや!
Kさんたちに見せてあげたかったのに残念!



このユリカモメだけ1羽みんなと離れたところにいる。
こころなしか元気がない。ジィーっとしている。
尾羽がはみ出たまま。怪我をしてるのと違う?
みんなと一緒に旅立つのを諦めてるみたい。
鳥の世界も弱い者はおいていかれる悲しい世界。

中洲によそよそしく留まっているユリカモメたちをこっちに呼ぼうと
久しぶりに持ってきたかっぱえびせんを撒いた。

いつもならあっという間にねこ吉の周りに群がって

「ちょうだい、ちょうだい。もっとちょうだい。」と
厚かましいユリカモメが今日は無視してる。

それどころか沖のほうに飛び立ってしまって、いなくなってしまった。
水面にむなしく浮かぶかっぱえびせん。

「信じられへん!アンタらいったいどないしたん。
 去年の今頃も、先週もよそよそしいなぁとは思っていたけど。
 確かに旅支度をしてるとは思っていたけど、長い飛行に備えて
 大好物のかっぱえびせんも食べへんの?
 いつものフレンドリーさ?は全く無く、まるで人格いや鳥格?が変わってる。」



ユリカモメが飛んでいって入れ替わるように
「キュイ、キュイ。キュイ、キュイ。」
と鳴きながらコアジサシがやって来た。

しきりに垂直に水中にダイブして餌を採っている。



しばらくすると10羽ぐらいやってきて水浴びしている。



水浴びが終わると乾かしてるらしい。
先週とはみんな反対の方向を向いている。何故?



鳥って正面から見ると面白い顔やね。



中洲の左ではアオサギとコサギが、ゆっくりゆっくり出会った。
「あら、コサギさん今日は。どちらへお出かけですか?」
「まぁ、アオサギさん。ちょっとそこまで。あなたは?」
「ほほほ、私もちょっとそこまで。」
なんて会話が聞こえてきそうだった。