ねこ吉のよしなしごと

どうでもいい事ばかり書いていますが・・・。すっかり備忘録になってます。

最新流行のブラウスのはずが・・・。

2007-06-21 20:38:18 | ホームソーイング 手芸
ミセスのスタイルブック春号を見て、
「このブラウス作りたーい!」と言ったねこ吉。

襟元はギャザーのよったテーラーカラーでグッと開いていて、
袖は今流行のバルーンスリーブ。ウェストを絞った白のオーバーブラウスだった。
本にはユキトリヰ インターナショナル(55,650円)と書いてある。
そんな高いブラウスは買えないけど、自分で作れば、ねこ吉サイズで安上がり。
型紙でかなり苦労したけど、それも先生の助けで何とかクリア。

生地はしなやかで張りのあるポリエステルタフタと書いてある。
「いったいどんな生地や?」

生地は4月12日のブログで書いたように、京都のノムラテーラーで探した。
たぬ吉と一緒に桜を見に行って、たぬ吉の携帯の電池が切れ大騒動した日だ。



さんざん迷ったあげく麻の布を買った。間違いであった。
張りはあるけど、しなやかさは無い。
仮縫いのとき、袖を見たらフレンチスリーブの下につけるバルーンスリーブが
まるでちょうちんをぶら下げたみたいだった。
仮縫いを見てくれた先生も笑っている。
生地が硬過ぎるんや!
デザインと生地のミスマッチ。
袖をつけるのをやめた。
アームホールが大きいけど脇にまちが入っているので
簡単に詰めることもできない。

「ああ、あかん!完全に縫う気をなくした。」

襟がまた難しかった。テーラーカラーだけでもねこ吉の手に余るのに、
ギャザーがよっている。身頃と襟、何処と何処が引っ付くのか判らへん!

何とか形にしたけど、裾をまつったりボタンホールが面倒くさい。
長い間、ハンガーにつるしたままほったらかしていた。

梅雨に入ったというけど、雨も降らず暑い!着る物が無い。
しょうがない!仕上げにかかるか!



ボタンにシフォンのリボンを通して即席のブローチも作ってみた。
ジャンパースカートをリフォームしたスカートと合わせて着ると
最新流行のブラウスではなくて、レトロなブラウスだった。

着る人間がレトロなんだから、マ、いいかっ!