ねこ吉のよしなしごと

どうでもいい事ばかり書いていますが・・・。すっかり備忘録になってます。

種まく人?

2016-05-02 10:05:59 | 植物
写真はマンションの植栽。
この少し先がマンションの階段で、ねこ吉が毎日出入りしている。
今年、ここにナガミヒナゲシが咲きだした。

6年ほど前、「身近な野の花のふしぎ」という図鑑風の新書サイズの本を買った。
右に写真とイラスト、花の説明。
左にその植物に関する文章が書かれている。

その文章がなんともねこ吉好みで、大好きな本である。
カラスノエンドウや、オオイヌノフグリなど路傍の雑草を調べるのに役立っている。
その本の66ページにナガミヒナゲシが載っていて、「炸裂危険、取扱注意」と書かれている。
花が咲いた後の種は手榴弾みたいで、これが炸裂してウイルス並みに増殖するらしい。

2010.5.28に書いたブログ「ひそかな目論み」にねこ吉は「種まく人」になると宣言している。

マンションの植栽辺りに隠れて蒔いたけど、翌年花は咲かなかった。

毎年花が咲いた後の手榴弾を集めて、新聞紙の上で炸裂させ小さな種を集めビニール袋に保存。

買い物ついでにビニール袋を持ち歩き、あちこちにひそかに蒔いていた。

聖書に出てくる「種まく人」とは大違いのねこ吉だから、後ろめたさも少しあったりして・・・。

あれから5年。

「ウイルス並みに増殖」は嘘だったのか!とあきらめかけてた今年、やっと根付いたらしい。
植栽の芝生部分に5,6本が、ここ数日常時咲いている。



手榴弾様の種も出来つつある。思い切り種をはじかせて、あちらこちらに根付いてね。

来年はより多く咲かせておくれ。


追記

昨日の新聞の別冊「GLOBE」は認知症の特集だった。

早くに目が覚め、新聞を読みだしたら、「認知症という海」という見出し。
「翳りゆく日々」など、認知症という海は、何処まで深いか?もっと楽に上手に泳げるか?など、読めば読むほどねこ吉は奈落の底に落ちて行った。
泳げないねこ吉には、認知症の海も楽に泳ぐことは出来ないだろう。

昨日5月1日、振り返れば一年の3分の1が過ぎていた。
焦る、焦る。
この間、「行きたいところに行き、したいことをする。」と言ったけど、ねこ吉には「やらねばならないこと」もたくさんある。
明日、明日と先送りしているけど、その明日が来ない可能性も十分承知。

昨日は奈落の底に落ちて、浮上不可能なほど落ち込んでしまった。
却って何もする気が起こらない。

「終活」というと、余計やる気が起こらない。「老い支度」と名を変えて、今日は何か一つ片付けます。


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