サブカルチャーマシンガン

自分だけの「好き」を貫く為のブログ。

【炎のダイエッター】とんでぶーりん 第8話「ダイエット大作戦!」

2024-01-31 | とんでぶーりん











新年初の「とんでぶーりん」の感想。
っていうか、
第7話の感想書いたの去年の5月でビックリした。
随分ぶーりん感想納め早かったんだな~.....上半期じゃんか。
今年は、
放映から30周年という事もありぶーりん記事も気合入れて書いてゆきたい
ですね
なんというかリアルタイムで観てただけあってそりゃアラフォーにもなるわな。って感じ。




色々な意味でレトロ感バリバリのカット。90年代のラーメン屋よね。



で、
今回はダイエット回でした。
果林は基本的に大食いキャラらしいが、
この時代のアニメキャラって結構な確率で大食いにされてましたよね
果林も、
パッと見そんなに太ってる様には見えないんですが・・・
それと、おてんば扱いされてるけど客観的に見て整った美少女ですよね
とは言え、
実際に肥えた故に真っ当な人助けが出来てないのだからそれも事実なんでしょう
でも、湖で溺れてたやつ.....
逆にぶーりんを助ける余裕あるなら最初から大丈夫だろ(笑)。とか、
溺れてるやつを眺めてるカップルちょっとは仕事しろよ(笑)。とか
ある種この時代ならではの良い意味での適当さが微笑ましくて素晴らしかったですね。




黒羽さんよりもお嬢様っぽいが.....。



とは言え、
ぶーりん的にも、
果林の美貌的にも、
痩せる事が至上命題になってしまいました
まあ、はっきり言ってその辺の感覚は本人しか分からんからね
痩せたい人に「別に痩せなくてもいいけど。」って言う必要もないでしょう
全然太ってないよ。みたいな事言われても複雑な気持ちになるでしょうしね・・・
かくして、
炎のダイエッターとしての日常が始まった
冷静に考えれば他人に面と向かって「太った?」と告げる光一もデリカシー無い気もするが。。笑
それでも、
乙女の・・・否、これは男女関係ねえか。
ダイエットには「異性にモテたい。」という下心が誰しもに秘められている
その努力を実らせる為に頑張れ果林!!







ところが、
果林の取ったダイエットは断食×運動・・・という
ある種三日坊主が約束された極端過ぎるものだった。
作中でもあったけど、
何も食べてないのに痩せない~っていうのはちょっとしたダイエットあるあるでしたね
身体が変化についてゆけず蓄えてる脂肪で守ろうとする、、、んだっけ
あれやられると苦労の分腹立つんで体重計に八つ当たりしたくなるのも理解出来るなぁ・・・(遠い目)。
正直、
一刻も早く成功させたい気持ちは分からんでもないけど、
それやっちゃうと仮に痩せても身体が弱くなっちゃうのよね(笑
馬鹿喰いから、
断食~って極端過ぎるロードを往くのは彼女らしいと言えば彼女らしいけども。
でも、好きな人に「可愛い」って言って貰う為に頑張る乙女な精神性はとってもキュートでした。




これ、逆に恥ずかしいだろ(笑



少しでも可愛く綺麗になる為のダイエットで、
むしろ体調崩したりぶーりんに変身しても満足に力が出せなくなるのは本末転倒だと思う。
真夜中に寝れなくて食べ物を彷徨い台所をうろつくならばいっそ食べてしまえばいい。
食べ過ぎは良くないけど、
適度に食べる事で共にエネルギーを消化し、
そこに運動を加えればちょっとやそっとで倒れない丈夫な身体を作る事が出来るだろう。
まあ、
要するに食べ過ぎも毒だけど、
食べなさ過ぎも毒って事ですね。
うん。







でも、
子供が危険に晒されてたお陰で、
果林は遂に無理なダイエットを止めて食事を採る決心が出来た。
果林は子供に感謝しなくちゃね・・・と同時に
なんだかんだそこで正義感を優先する辺り果林はナチュラルにヒーロー体質なんでしょうね
なんか、
さっきまで崖から落ちそうになってた子供が、
今はぶーりんの背中の上で楽しそうにはしゃいでいる
同じ空の上に居るのにまるっきり違う反応見せてる辺りはロマン...ですし、
「死にそう、怖い、辛い」を「ワクワクする、楽しい、空って素敵だ。」に変える事が出来る
ただ助けただけではなくて、アトラクションばりに楽しませてあげたトコロが非常に夢あって秀逸でした
紆余曲折あったけど、やっぱりぶーりん及び果林は子供に夢を与える最高のスーパーヒロインでしたね







結果的に、
ダイエットは成功してないと思うんだけど(多分)
まあ良くて元に戻ったくらいでそういう意味ではそれがベストなんでしょうね
それと、
光一に「ぶーりんは、ぽちゃっとしてるのが可愛いんじゃないか」と言われた事で、
果林の「可愛いって言われたい欲」は満たされてしまったみたい。
そ、
それで良いのか・・・!?とは思いつつ笑
何気に、
最初の果林の妄想は実現してるんだな~と思うと上手い脚本だよなあ、とも想いました
脚本は池田みのりさんという方でした。ふむふむ。
 最終的に、
ちょっとぐらいふくよかな方が可愛いよね。って感じの結論に落ち着いてるのは、
ある種男子の本音を反映させてる~とも言えて良かったんじゃないでしょうか
確かに、上記のカット、果林ちょっと肉付きよくてセクシーさも感じますし・・・否、
まあ...あの年代の女の子は元気なのが一番って事よ!(強引)
振り返ると、
最初の光一くんの発言もディスではなくむしろライクだったりして、、、ね。
そんな❝ありのままの果林❞が素敵だった事を再認識も出来たさり気ない良回でございました。
それにしても果林はファッションセンスも独特かつ中学生離れしてて大好きだなぁ。
やっぱり今観ても「可愛い。」って素直に感じますね。
















ところで、
昨日のアクセス解析を眺めていたら、
ぶーりん3話の感想が閲覧数上位にランクインしていました。
令和に90年代中盤のアニメの感想書いてもコンスタントに見てくれてるの感謝しかない。
何気に、
ぶーりんファンにも支えられているこのブログ、
今度は半年後とかにならない様に上半期終わる頃には数本UP出来る様に精進してゆきたい。
今年はもっと「とんでぶーりん」を応援するぞっ!!



【見た目じゃない 心なんだ】とんでぶーりん 第7話「傷だらけのヒロイン」

2023-05-19 | とんでぶーりん











実に1年ぶりの感想です。
このアニメ、一年間放送されてたので、
このペースで行くと書き終るまでに何十年掛かるんだろう?って感じですが・・・(苦笑
ただ、
定期的にアクセスは頂いていて...
なんかそれが個人的には嬉しかったんですよね
1994~1995年のアニメなのに、未だにファンがいる!っていう。
その度に「絶対に続きを書く。」というハートを燃やし続けて来ました
ぶっちゃけ、
生まれる前の作品です。っていう人がいてもなんら不思議ではないんですけど、
それでも以前コメントを貰ったりもしたし思い入れの強いアニメでもあるので、
最後まで感想をUPする事をここに改めて宣言したいと想う。




ちょっとエロい笑



で、
この第7話は、
とんでぶーりんの初期のエピソードに於いての、
代表作というか金字塔の様なエピソードに仕上がっていたと感じます
まずは、
果林のジレンマから始まるんですよね
ぶーりんのような格好悪い短足のヒロインではなく、
キューティチャオのような格好良くてセクシーなヒロインになりたい。
という、
女の子なら当然の...
っていうか、同時期のセイントテールとかりりかSOSに比べたらあまりにも間抜けだわな(笑
個人的には愛嬌があって可愛いって思ってるけど、可愛さのベクトルが違う。
スーパーヒロインには憧憬がある果林ですが、
同じスーパーヒロインならもっとエレガントでビューティフルなヒロインでありたい。
そう思うのは思春期の少女としてはある種普遍的な願いでしょうね。

ところで、
果林の担任の先生、
近藤先生を意中の先生のストーカー扱い?して、
やたら目の敵にしてるけど、
自分も常に監視してるから同類、いや、それ以上に危ないんじゃ。。
後半にどさくさに紛れてチャオ役の人に抱き付いたり何気に❝闇❞を感じさせるキャラですね笑




キューティチャオ。名前の由来は勿論ハニーと掲載誌のちゃおから来てると思う。



ただ、
結果として、
ショウの最中にイレギュラーとして登場した銀行強盗をチャオは捉えられなかった。
途中までイベントだと勘違いして色々巻き込んでたのはTHE90’Sという印象で笑えましたけど(楽しそう!)、
モノホンの銀行強盗がまさかの人質取って立てこもるのは笑えない事態でした。
そこを、
救ったのはやはりぶーりんだった。
私が人質になるから、代わりにその子を放せ!と。
何度も殴られ蹴られズタボロになって醜態を晒すぶーりん
だけど、
気が付けばそんなぶーりんの姿に感化され、
チャオ目当てに集まってた群衆が「ぶーりん!」と叫び、
いつの間にかぶーりんコールに変わっていたのは観ていて胸アツでした。
放送当時には無かった言葉だけど❝エモい❞と置き換えても良い。
まるで雑草の様に踏まれても踏まれても諦めず頑張る
そんな姿が人々の心を打ったのだと。







正直、
優雅なキューティチャオには、
到底出来ない「救い方」だったように思う
今回のぶーりんの闘い方って、
自分を人質にしろ!と懇願し
必死に縋りついて殴られたり蹴られたり・・・と決して「格好良い」ものではない。
だけど、
最終的に人質の少年を救ったのは、
そんなぶーりんの泥臭い姿勢だった。
そう想うと、
何か考えてしまうというか、
結局、
他人の心を動かすのってなりふり構わない懸命な姿勢なのかもしれない。
って、感じるんですよね。
そりゃ、チート的な能力で何一つ汗も掻かずにエレガントにヒーローやれればそれが理想
だけど、格好悪いっていうのは時に何よりも格好良く映るものだから。
うん・・・・・、
❝とんでぶーりんならでは❞って解決方法が堂々と魅せられてた渾身の第7話だったんじゃないでしょうか
銀行強盗が自分を見つめ直して会心する時にも心なしかボロクソ言われてたのは流石に笑いましたけど(笑
 でも、
サブタイにも引用した「見た目じゃない 心なんだ。」ってセリフは名セリフだと思いましたし、
あの泥臭く足掻く姿に感化される人もきっと多いんじゃないかな?って想います。
そういう意味では、ぶーりんが本当のヒーローになった。
そういうエピソードでもあったかと。







果林は、
今でもスーパーヒロインへの憧憬は捨てきれてないですけど、
「ぶーりんでしか救えない出来事もある。」
そういう風に認識して、
またちょっと前を向けたのが良かったです
そりゃ、
見た目も超絶可愛いスーパーヒロインに成って、
誰からも憧れられたり好きな人に支持してもらえればそれが一番最高なんでしょうが、
チャオ役の人も認めてくれた通り「ぶーりんだから。」成し遂げられる事だっていっぱいある。
コンプレックスを認めつつ、自分だから~という事実もしっかりと認めてあげる。
そう考えると、
自己肯定感UPにも繋がるメタファー的なエピソードだとも感じましたが、
それもきっと偶然とかではない
だって、
お話全体が「格好悪くたって、必死に足掻きなさい。そんな姿が他人を動かす。」って言っているんだから。
そう考えると、何気に根本的な部分で自分の礎にもなっているストーリーだったのかもしれません。
複雑な想いを抱きつつ、最後にはあくまでポジティブに捉えられる果林は素敵でした。













にしても、
ぶーりんの時に受けた傷って人間に戻っても多少残るんですね。
思春期の少女なのにここまで頑張って「しまう」果林は本当に素敵だわ・・・。
正に❝傷だらけのヒロイン❞
最高に格好良いし、
可愛いです。

そして、管理人は今でも子供の頃によく観ていた「とんでぶーりん」が大好きです。
次も一年後~とかにならない様に精進しますので、是非よろしくお願いします。


【古代のロマン】とんでぶーりん 第6話「発見!ぶーりんの土偶」 

2022-05-17 | とんでぶーりん










今回の話は今までの話とは若干毛色が違う印象でした
これまでは大体シンプルにぶーりんの活躍劇を見せていた印象なんですけど、
ここに来て・・・否、
6話なので、
「早くも」って形容詞の方が似合うか。
ぶーりんのルーツに迫る奥の深いエピソードだったんですよね。







ぶーりんは、
古代の・・・
石器時代から既に存在してたらしく、
それはトンちゃんの親父さん?が担当してたっぽいですけど、
勿論古代の人間なので今は既に亡くなっていて・・・
あの古い豚の鼻は、
その頃の変身キットだったようで、
ある意味トンちゃんの親父さんにとっては思い出の品だし、
ヒミコちゃんが居た確かな証の一つ、、、でもあったんですよね
ただ、
それはもう必要ない
思い出に頼らずとも、
今も彼の胸の中には彼女との思い出があるから———――――。

ま、
結局、
最後に果林がドジで壊してしまうんですが(笑
でも、こんな風に歴代のぶーりんに想いを馳せるエピソードは初めてなので、
そういう意味だとアクションギャグ以上の奥深い趣があって素敵なエピソードではありました
多分、
ガキんちょの頃は、
この話でもぶーりんのオーバーリアクションとかで笑ってたと思うんですけど(笑
「受け継がれる伝統」だとか、流石にそこまでは感じれて無かったとは思う
そう考えると、
やっぱ子供の頃好きだったものに大人になって改めて触れる事って意義深いものだな、と。







でも・・・
トンちゃんの親父にとってヒミコちゃんは優秀なぶーりんだったとは思うんだけど、
果林もそれに負けてないくらい素敵なぶーりんだな~とも感じました
そう、
あの笑いの罠から競子たちを救ったり、
光一たちも無事に助けてちゃんとみんなの命を繋いでた
ぶーりんが居なければ、正直あいつら普通に行方不明で野垂れ死んでたでしょうし・・・笑
 そういう意味では、
図らずもヒミコちゃんが居た場所で、
古代の変身キットが封印されていた神聖な地で、
正義のヒーロー、ぶーりんここにあり!!・・・っていう姿を魅せたエピソードでもあったかな、と。
昔にだってぶーりんはいたし誰もが認めるくらいに立派だった
でも、
「今にだって」ぶーりんはいて、
多少ドジだけど(笑
ただ、泥臭さは誰にも負けない、その根性で色々な人を救い続けている、っていう。
その姿を先代のぶーりんが見ていたとしても、きっと認めてくれると思います。







推測ですが、
恐らくはシンプルに面白いエピソード群の中で、
それだけでは無い「受け継がれるもの」「今も続いている伝統~」と、
物語にある程度の❝重さ❞を求めたのがこの第6話であり、
そして、
それは成功してるんじゃないかと思いました。
そもそも、
昔にもぶーりんは居た~っていう事実自体が全く予想もしてなかったものですし(笑
うん、
古き良きに想いを馳せ、
それを今に繋げてゆく。っていうのもそれはそれで素敵な事ですから。
そういう意味だと何気に視聴者に考えさせる部分も強かったんじゃないかな、とも思います

とは言え、
ガムからのピンボールみたいに壁にぶつかりまくる描写だったり、
自爆スイッチからの脱出だったり、
「果林は?」っていう友達からの問い掛けで必死に誤魔化すトコだったり、
そういうパートは非常にぶーりんらしい楽しさに満ちてて抜け目も無いお話でもありましたね!







でもやっぱ、
個人的に一番好きなのは、
ラストに果林が昔の豚の鼻を眺めながら、
昔のぶーりんだったヒミコちゃんに想いを馳せる~というシーンですね
この時の果林の作画、
90年代ちっくではありますけど、
なんかギャルゲーのヒロインみたいに美少女で観ているとドキッとさせられますね(笑
普段はおてんば?というかマヌケな面がクローズアップされてるだけに余計に。

と、同時に、
どんな女の子だったんだろう。と、
想像しながら、
多分当時は当時で苦労してんだろうなあ・・・とか考えてたとも思うんですよ
その上で、現代(当時)の果林は果林で、現代ならではの悩みを抱えながらやってる訳で、
そういう事を想いながら現役ぶーりんとして頑張ってゆく~っていうのは、
正直エモいな。とも感じる訳なんですよね
まあ、
90年代に「エモい」なんて言葉は無いですけどね(笑
ただ、やっぱりこの話は視聴者にある程度趣だったり水面下の感情を能動的に受け取ってもらう、
ある種観てる人の感受性に委ねてる感覚もあったりして、それはそれで素敵な意図のある話だと思いました。
それに、このエピソードって後々の伏線にもなってますしね・・・!

果林は完璧じゃないけど、
純粋に誰かを助けてあげたい。って思える優しさと強さを持っている。
それは上記の引用したカットにも表れてるし、今も昔もぶーりんは素晴らしい、と。
そんな風にも思えた意外と奥深い印象の第6話でございました。










という訳で昨年の9月以来の「とんでぶーりん」の感想でした
自分でも前に書いたのがそこまで昔だったとは想像してなかったなあ・・・
そんなに空いたっけ?っていう。
なので、
次の話の感想はもっと早いペースで書きたいですし、
特に第7話は個人的にとっても大好きなエピソードでもあるので。
以前コメントしてくれた方々が居たにも関わらずこの超スローペースはマズいと思ってるので、
もうちょっと意識して更新はしてゆきたいですね。
しかし、この時代のアニメってシンプルで人懐っこい感じがあって良いですね♬
勿論今は今ならではの良さもありますけどね!

ちなみに、
黒羽競子さん、
何気に最後にプレゼント貰ってる辺り、
芸が細かいというかスタッフの愛も感じられて素敵だと思いました・・・笑



【みんなの希望】とんでぶーりん 第5話「綱引きが結んだ友情」 

2021-09-12 | とんでぶーりん









今回の話は「体育祭にぶーりんを呼ぼう!」という水野くんのアイディアから始まりました
具体的には綱引きでぶーりんvs1年生全員をやろう、という破天荒なものでした。
この企画自体は正直面白いっちゃあ面白い
多分、
勝ったらみんなスゴイ!となるでしょうし、
逆にぶーりんが勝ったらそれはそれで盛り上がると思う
可哀想だったのは、
果林自体がぶーりんに変身してるので、
彼女だけ一人二役こなさなければならずてんてこ舞いだった事・・・
ま、
どうしても嫌なら、
先んじて予定があるとか言って断りを入れるのも一つの手だったんですが、
好きな人に頼られる~という案件の性質上どだい無理な打診ではありましたよね。。笑







要するに、
体育祭で得意種目で活躍&お弁当で胃袋アピールをし、
ぶーりんでも水野くんに褒められちゃおう~っていう俗に言う二兎を追う。というヤツですね
ただ、
第一の目標、
ランランステップでの活躍は無事果たして、
みんなの前でいいカッコ出来たのはとても素晴らしかったです
またぶーりんで何度も経験してるので必然的に誰よりも上手くなった~という納得感もいい
なんでしょう、
あの辺は素直に果林の大活躍を楽しんでいる自分が居ましたね・・・笑
男の子の為に懸命に努力をしてるのも好感度高くてイイです😊✨
作品の性質上あんまり女子扱いされないドジキャラって役割になってますけど、
ルックス的には(もし少年誌であれば)どう見ても憧れのヒロインになってても可笑しく無いとは思う
ちょっと不遇ではありますけどね笑







それと、
今回で感心したのは、
義務感もあったのかもしれないですけど、
自分がよく見て貰う為の私利私欲を後回しにして、
ちゃんと “ぶーりんとしてのお仕事”をきっちり全うしていた事です。
例えお弁当アピールを他の女子に奪われても、
体育祭で生徒たちを待たせても、
強盗だったり他人の生命の危機の方が大事~という至って正常な判断ですよね。
果林の精神自体は結構焦ってるのが見受けられましたけど、
それでも・・・
誰かを一生懸命に助けたり、
子供を事故から救った上に「信号無視するな。」っていう注意まで込みでしっかりと出来る、
人間的な徳の高さが観ていて非常に素晴らしいなぁ~と個人的には想いました
途中、「隕石が~」とかいう声もあってメテオストライクかよ、と笑🤣
あと“ぶーりんぼーる”とかも面白可愛くてとても素敵でしたね♬
大変な危機を背負っている人を助けずにはいられない・・・
そんなぶーりんの「迷わなさ」がめちゃくちゃ格好良かったですね!







結局、
ギリギリまでみんなを待たせる事になってしまいましたが、
それでもぶーりんはみんなの期待に応えてくれました
水野くんをも救ったぶーりん
イベントは大盛り上がり
途中、
ぶーりんがあまりに余裕過ぎて保護者達までも一気呵成
その上エネルギーすら切れかけてぶーりんまさかの大ピンチ!(今回いっぱい他人救ってたからなあ・・・)
 でも、
水野くんが今度は自分が助ける番だ、、、
事実上の想い人と2人きりの綱引きも出来て、その上、強い気持ちとモチベが働いて勝利出来た!
ここまで書くと本当に美しい流れのエピソードに仕上がっていて気持ち感動もしたんですけど、
最後の最後に、
ずっと(他の人から見ると)果林は姿を消してた事になってた為、
長トイレをいじられたりぶーりん観なかったのかよ!とか言われてしまうっていう
ちょっと果林が頑張りまくった割には可哀想なオチではありましたね(笑

ただ、
いつも以上に人助けを頑張ったのを上も観ていて、
いつもよりもご褒美が多めだったのは救いのあるラストだったかな~と
まあ前半は大活躍だったし綱引き自体もぶーりんが見事に勝利したので全体的には良かったです
水野くんも折角ぶーりん呼んだんだから友達である果林にも観て欲しかったのかもね。
それはそれとして終始ハラハラ感があった愉快でワクワク出来た5話目でした!
ぶーりんが如何にみんなのヒーローであるかがよく分かりましたね。













ところで、
今年に入ってからぶーりん記事にコメント2発&ちょくちょくアクセス頂いてこの場を借りて御礼します
ぶーりんの感想を始めたのは結構趣味というかアクセス度外視だったのに、
意外と隠れファン多いんだな~って印象を抱きました
また、6話以降も感想書く予定なので、スローペースではありますが是非お付き合い頂ければ。。



【憧れのぶーりん】とんでぶーりん 第4話「リングに賭けた青春」 

2020-12-11 | とんでぶーりん
眠れる美少女。







実に1年と4か月ぶりの感想です
ぶーりんの感想、2017年の夏ごろに始めて、
4年目の現在、これで4話目の感想です・・・って遅いんじゃ!って感じですよね(汗
大体1年に1話のペースになってるんで、全51話を書き終えるのは単純計算ですと 47年後になりますね
47年後・・・もう完璧におじいちゃんになってるじゃん
っていうかその頃もブログやってるんでしょうかね?
分からないですけど・・・
 いくらなんでも1年に1本は壊滅的なペースだと思うんでなんとか改善して行きたい
本音云えば簡単な雑記で済ます日をゼロにすればそこにねじ込めるんですよ
もう2017年にぶーりんの記事観てた方も、
書いてた事すら忘れてたと思われるペースになっちゃってるんで、
来年は頑張って・・・というかもっと楽しんで90年代アニメの感想書いていきたいです
勿論ナースエンジェルも近々また書きたいですし、セイントテールも実は書きたいんよなー
まあ時間はたっぷりあるんで(危険な思想)、じっくり腰を据えて書きたいですね。




中の人は最後まで出ない(気になる)。



で、この4話も面白いんですよね
2話で憧れの男子、3話で友情、で、4話で早くもぶーりんのフォロワーが生まれる、っていう。
でも実際ぶーりんは格好は間抜けだけど、大勢の人を何度も救って来たんで気持ちは分かる・・・、し、
果林としてもコンプレックスだった豚の姿を真っ向から褒められて嬉しかった、、、んだと思います
ぶーたんも、ぶーりんの「泥臭さ」に惚れたんでしょうし、
今までは結構・・・
ぶーりんの姿って卑下の対象として描かれて来てたので(事実冒頭でクラスメイトも笑ってる)、
そういう意味では果林にとっても自信というか矜持に近い何かが生まれたんじゃないでしょうか、多分。
そういう事を示唆するセリフも後半にありますしね。




照れてる果林可愛い。



果林がぶーたんに協力するようになったのは、
雑用としてこき使われてた姿に同情してしまったのと、
もう一つは自分に憧れてくれる存在を後押ししたい気持ちがあったんだと思います
いや、別に「後押ししたい!」なんて果林の口からは一度も出てないんですけど、
それもまた本作の粋な部分というか、
無駄に説明してない、
どちらかと言えば観てる人の感性(または想像力)に委ねてる感じがするのが実に素晴らしいかな、と。
 もっと言えば、
自分と同じ格好してる人が乱雑に扱われたり、
或いはそういう存在をスルーする事が(自然と)彼女の選択肢の中に無かったんでしょう
それは「本家」としてのフォロワーに対する愛情のようにも感じました
そういった尊敬されるという行為から来た嬉しさが応援に繋がるのも自然な流れでとても良かったし、
二人ともに感情移入出来る良い具合の特訓シーンに仕上がってた・・・と思います。







また、
この話数は、
果林のライバル・・・というか、
目の上のタンコブ?の黒羽さんが何気に役立ってたのも良かったです
最初は夜遅くまでぶーたんの特訓に付き合ってる行為を「中学生の分際で~」と注意してたんですけど
(どうでもいいけど、自分が夜に出歩いてるのはOKなのか??笑)、
なんだかんだ特訓の後にご飯奢ってあげたり、
食べ終わった後送ってあげたり・・・と
成り行き上とはいえ結構良いサポート役だった気がするんですよね。  
 そう言い切れるのは、
試合のタイミングで(散々プロレスを否定してたのに)観戦に来たことが証拠になってるかな、と。
ぶっちゃけ毛嫌いしてたプロレスに来る理由が無いので、
黒羽さんもなんだかんだでぶーたんの試合が気になってたんじゃないですかねえ
そう考えるとよりエモーショナルな気持ちになれるのでそういう見方が個人的におススメ
ぶーたんの努力はみんな分かってるのであそこまで応援してくれる人が居たんでしょうな。







最後、
(土壇場でぶーたんが恐怖から棄権した為)代役で上がったぶーりんが、
敢えて相手を倒さずぶーたんにバトンタッチしたのも良かったです
その辺果林も・・・普段の授業態度は不真面目だけど(笑)、生真面目な判断だったというか、
このまま自分があっさり倒してもぶーたんの為にはならないし、嘘っぱちだという事が分かってたんでしょう
ぶーりんもとい果林がぶーたんに熱く訴えかけるシーンは“憧れてくれたからこその喝”でしたし、
その想いを受け取って・・・
物凄い泥臭い、本家みたいな間抜けな勝ち方で笑
憧れのぶーりんみたくヒーローに成れて涙ぐむぶーたんの描写は熱かった!
それはまぐれだったのかもしれない、
だけど、
リングに上がったから起こった奇跡だったのも間違いない
(何気に筋トレの効果もあったかも笑)。
ぶーりんに憧れたプロレス少女が最後に泥臭くヒーローになって終わる。という
シナリオ構成の時点で秀逸だと思えた4話目でした。 
オチもまた素直に笑えるもので良かったですね
トンちゃん不遇・・・笑


ところで、
この当時って女子プロレス流行ってましたっけ
この頃から女子プロレスラーが認知されるようになって来た気もするんですが・・・
そういう意味だと当時の世相も分かる感じでそういう観点でも面白かった
というか、
結構エロ目線のカットとかセリフが多かった風にも思ったけど、
一応少女漫画原作ですけどそこそこ男子向けの作品ですよね。。(笑
果林の女子プロレス姿も見てみたかったです←←←








感想書いてない時も実はちょこちょこ観てたりしたんですけど、
やっぱぶーりんみんなキャラ立ってるし良い意味で賑やかだしめっちゃ面白いですね
個人的に冒頭の果林のチョーク白羽取りのシーンも大好きなんですよね
普通に考えて、
授業サボって居眠りしてたのに、
投げられたチョークをガッツリ掴んだだけで、何故かスター扱いされて褒められる、っていう・・・
そういう90年代アニメならではの空気やノリがやっぱり心地良いみたい。

ちなみに4話の個人的ハイライトはやっぱりぶーたんに直で褒められ紅潮する果林かな
ちょうど3カット目の引用のトコですけど、素直には出せない嬉しさが滲んでて凄く好きです
勿論多少複雑な想いもあったでしょうが、やはり功績を認められて嫌な人間はいないですから。



【ケンカの意義】とんでぶーりん 第3話「涙と友情のスマッシュ」 感想

2019-08-13 | とんでぶーりん
カワイイ。









大人になってマジ喧嘩って基本しないじゃないですか
それは何故かというとバランスを取るようになったり本音を隠すようになるからなんですよ
でもこういう子供の頃ってそんな複雑なことも考えずに素直に相手にぶつかってたよなあ・・・って思う。







なんでしょう、
真美の言ってることは正論なんですけど、
ある種「出来る奴の理論」なんですよね
出来ない人の気持ちに寄り添ってない
だけど、
果林が頑張らない内から諦めてばっかり、というのもよく分かる
果林の気持ちに寄り添えなかった真美も、文句ばっかりだった果林も両方悪い
けれど、思春期という事もあって二人は中々謝れずに日々を過ごしてしまうんだよな。







この時代はメールもラインもないので、
紙に書いて授業中にリレーする・・・という手段が最早懐かしい
逆に言えばメールやラインだったら絶対に妨害など出来なかったでしょう
そういう意味では昔のアニメって不便な分そういうトラブルを作りやすくて良かったなあ。。って思う(笑
 だけど、二人とも本当は心の中で「ごめん。」と思って毎日を過ごしている
それがきちんと伝わらないのがもどかしいお話なんですけど、
きっと「嫌われてる。」という、
自己判断に近い想いがそういう和解への道を塞いでるんでしょうね
でも、そんな風に辛さだったり苦しさを覚える時点で心の中ではきっと好きなんですよ
そういう感情に素直になる、、、のがきっと今回のテーマだったんだと思います。







結局、自分の口からは言えなくて、
ぶーりんの力を頼って伝えた訳ですけど、
でもこれが全部私欲のための変身かと言えばそれは違くて、
結果的にどんな形でも謝ったことできっと真美も気持ち救われたんじゃないかと思う
だって、ずっと「怒ってる」って気にして気に病んでたみたいですからね
そういう意味では、今回も他人を助ける為の変身だったんじゃないかなあ
まあ、自分が謝れないから使った、というのも事実なんですけど。

ただ、喧嘩の内容が結構耳に痛いっていうか、
すぐ弱音や言い訳をして甘えすぎ!というのはある種誰にでも当て嵌まる事なので(笑
大人になって観るとそういうトコがピキッと刺さって来たりするんですけど、
でも喧嘩したからこそ本当の気持ちに気付ける、っていうのも真実で。
そういう・・・
切実な想いがよく伝わって来て個人的に心に響く内容でした
喧嘩したからこそ、より強くなった絆の表現も素敵で3話目にして充実を感じるエピソード
合間に入るギャグも古典的だけどそれが逆に新鮮で面白くて(笑)。
今観ても素直に面白いと思える3話目でしたね。







最後、
二人で楽しそうにライバルを撃破してる様子は、
正に青春!って感じ、仲間!って感じでカタルシスを感じました
黒羽さんの戦術は某セクシーコマンドーのさきがけみたいでシュールで面白かったり(笑
最後のオチも含めて上手くまとまっていて秀逸な話数だったと思います

にしても、
果林は勉強もダメだし字も下手だし先生に怒られるしスポーツもからっきしだし・・・で
想像した以上にダメな子で、だからこそ共感度も高かったのかなあ~ってちょっと思いました
むしろ、そんな子が頑張って結果を出すのが個人的に好きだったりするのかもしれません
ぶーりんの時に気持ち良く特訓出来た経験が人間に戻っても感覚として活きていた、、、という
そういう理屈もなるほどなあ。って思いましたし、
逆に言えばそれが一番私欲だと捉えられたのかもしれません(笑
何にせよ、努力・友情・勝利がきちんと描かれていたエピソードだったのは間違いない。
そして全体的に漂う牧歌的でゆるい雰囲気も相変わらず好みで素敵でした!











それにしても果林って相当の美少女だよな・・・
主人公だから甘やかさせないようにドジキャラにしてるけど、
少年誌のラブコメだったら余裕でメインヒロインだぜ。
今回も果林の美少女的カットが多くてその意味でも満足度高かったです!




【君が全力ならば】とんでぶーりん 第2話「愛と青春のシュート」 感想

2017-08-15 | とんでぶーりん
                         
                        かっこいいぞ!ぶーりん












最近新作アニメを観ずにこの時代のアニメばっかり観てるんです
理由は色々あるんですけど、その中でも大きいのが(心が)平和だった時代のアニメ、、、というのがあるんですよね
幼児退行気味と言えば幼児退行気味ではあるんですけど、子供の頃大好きだったアニメを観ていると
心まであの頃まで戻れるような気がしてね。。

それはつまり、今の自分の心は平和じゃない。って事なんですけど(笑
大人になって擦り減らしてしまったもの・・・いっぱいあります
確かに時代的に言えば便利にはなってるんですけど、
それと同時に失ってしまった「純粋さ」もあるような気がして・・・少しでも取り戻したいんでしょうか
ただ一つだけ言えることは、自分は「とんでぶーりん」が大好きだ!って事だけ。 でもそれだけでいいような気もします。



中学生です


で、この2話を観て思うのは、
「インチキで勝って嬉しいのか?」って事ですね
主人公果林の想い人、光一のサッカー部が地区大会の決勝に進出し、
相手校が確実に優勝する為にあの手この手で貶めようとしてくる。。というお話なんですが
結果的に(一時的に)それが上手く行ってバカみたいに大喜びしてる姿を観て素直にそう思ったんです
結果的にはそりゃ優勝という肩書は得れるのかもしれない だけどそれは空白の勝利
自分の力で成し遂げた事でもなければ、何かを犠牲にして得た喜びでもない
そこには「何もない」気がして・・・・・

このお話が伝えたい事は明白で、
例え負けたとしても、届かなかったとしても、全力で本懐に向けて頑張った記憶と経験は残る
そういう・・・「頑張ったな、自分。」って感覚さえあれば「これから」も頑張れる
卑怯な手段やインチキで自分を満たすんじゃなくて、
精一杯全力を尽くして得る結果こそ美しくて素晴らしい
それをストレートに伝えたかったんじゃないかなあ、、、って思いますね



演出がまた無駄にカッコいい(笑


ぶーりんはお姫様でもなければ、
明確な格好良さがあるわけでもない
所詮は豚です
だけど、その分妙な愛くるしさがあって、活躍するとギャップ的な楽しさもあって、
それでいて誰よりも純粋で強いところに憧憬に似た感情を今も覚えます
例え間抜けだと笑われても、自分の姿にコンプレックスを持っていても、
一つも言い訳せずに美しく大好きな人を守る姿はストレートに格好良いと思えますね
また果林はぶーりんになってから間もないのに早くも様々な機能を使いこなしてる柔軟性が素晴らしい(笑
「おいおいいつの間にそんな技開発したんだよ!?」っていうツッコミどころにも似たコミカルさが全編に漂っていて、
そういう大胆で(色々なことを)気にしてない自由な作劇が観ていて純粋に気持ちが良いんですよね

この時代のギャグとかテンションが自分の心と身体に沁みついてるのを観る度に感じます
こういう言い方はアレかもしれませんが、単純に邪悪じゃないんですよね(笑
最近スレてるものやスレてる作品を観たり触れたりするのが心底キツくなってきていて・・・
純粋に笑えるし、
キャラの反応がシンプルで観ていて悪い意味での引っ掛かりが少なく
物凄いストレスフリーで観れる そこがこの2話では際立っていて素晴らしいなあ、、、と
もう何度も繰り返し観てますが、観返す度に本気でそんな事を思ってしまいますね
またアクションが格好良くも基本的に豚なんでコミカルさともセットでいちいち面白いんですよね(笑
やってることはヒーローらしいんだけど、どこか間抜けにも思えるぶーりんのアクションが兎角最高なんです
でもなんだかんだで「みんなを」救っている、カッコわるいけど、カッコいい。そんな本作の肝が初回以上に出ていて
もう本当初回観たらこの2話までノンストップで観て欲しい気持ちでいっぱいです





また、一応悪役として出てくるコイツらが憎めないキャラなんですよね(笑
やってることはインチキ極まりないのに、その手段がバカすぎて逆に微笑ましくなる
そういう「悪役だけど笑える」みたいな感覚がいつの間にかなくなってる?事に本作を観ていて気付きました
折角インチキが成功しても、みんなの前で堂々と手の内をゲラゲラしゃべってしまうバカさ加減にも笑ったんですが
その後の単純すぎる心変わりの模様もかなりバカっぽくてやっぱり愛されキャラだなー、って思う
でも、
やっぱりインチキや他人を貶めてまで得る幸福は幸福ではないのでね
それをストレートに学べただけでも良かったんじゃないでしょうか
こういう単純バカなキャラって本当に観ていて気持ちがイイ
嫌な言い方をしちゃいますがリアリティ(笑)なんかには絶対に出せない魅力がこいつらにはあって、
それが今回改めて観返してみて最高に気持ちが良かったですね。。やはりこのアニメは、記憶通り最高に面白い。
3話目はまだ観返してないのでこれからじっくり鑑賞するのも楽しみ!と、いう訳でまた次回。





ああ、そうそう、
今回も恋する果林(ぶーりん)の相様がとっても可愛くて面白かったです
ぶーりんとして光一くんを守る!という名目、、、ってか職権乱用(笑)のもとに、
ガンガン会いに行ってその度に紅潮するぶーりんに悶えてしまいました
マスコットキャラ的な可愛さも勿論強いんですが、
その辺はきちんと少女漫画してるなー。って印象もあって良かった
最終的に光一たちのチームが(逆境に)負けずに勝ち切ったハッピーエンドも含めてすげえ面白かったなあ、と
確かに光一に構い過ぎたきらいはあったんだけど、やっぱり「みんなを」喜ばせたわけなんだから
結果的に果林の行動は正しかったんじゃないかなーって思います
正しい人が正しく報われる作劇は気持ちが良い。
そんな風に、ぶーりんのストロングポイントがこれでもかってくらい出まくった2話にして傑作回、と言えるでしょう
果林の光一を想う気持ちが報われたのも含めて秀逸で心に残る一話でしたね。










おまけ



さり気なく安西先生がいるんだが・・・(笑)
ふざけすぎでしょ(笑)最高

【必死こそが美しい】とんでぶーりん 第1話「超少女ぶーりん誕生」 感想

2017-07-30 | とんでぶーりん
                          
                         果林は最高のキャラクター。











前のブログは(途中から)アニメブログとしても機能していた為、
今のブログになってからほぼアニメ感想が消え去っている現状が(自分で)とても寂しく思っていた
だから、数か月前からアニメ感想ブログとして「も」リスタートする計画をずっと構想していて
今日から再びコンスタントにアニメ感想「も」書いていこう、、、と、そう考えています。

再開にあたって、何を選ぶかという事を熟考していたんですが
あんまりよく知らない新作を題材にするよりも、
子供の頃から見知っている、
ただただ何も考えずに“純粋に”楽しんでいた頃の作品でリスタートしたい、、、という強い気持ちがあったので
敢えて今の作品ではなく自分がガキの時代に夢中になってたアニメで再開させる事にしました。

色々考えたんですが、やっぱり子供の頃大好きだった「とんでぶーりん」にしようかな。。と
実はもう今年の初めくらいから「やろう、やろう」って思ってたんですけど笑
最近ようやくDVD-BOXを上下巻購入したので、
やるんならこのタイミングだろう。と
今から23年前のアニメなので下手したら生まれてすらいない人もいるでしょうが、
やっぱり個人ブログっていうのは個人的なものであるべき、という想いもあるので
ちょっと自己満強めのシリーズになるでしょうけど(笑)出来れば読んでもらえると嬉しいです。はい。





「とんでぶーりん」は平たく書くと変身少女もの、まあある意味魔法少女もの?とも言えなくもない
ただ、これはぶーりんを語る際に100%書かれる事実として、変身前の方が可愛いというのがある
変身前の果林は(見た目は)美少女だが、所謂スーパーヒロインに変身してしまうと豚になってしまう・・・という、
今風の言い方をすれば闇を抱えている(笑)オルタナティブな設定になっています
普通こういう変身少女・魔法少女ものの場合、
基本的にドレスアップする、より女の子らしくなる・・・というのがある種当たり前だと思うんですが
「とんでぶーりん」の場合はむしろわざわざダサくなるという真逆の作品構造になっているんですよね
っていうか、まんま動物園でにんじんを与えられて食ってるような豚そのものなルックスと体型なので
その意味でも面白み、、、というか、カウンター的な要素が強くて今でも通用するような新しさがあるなあ、と思います。





おまけに、「そうはいっても変身後のアクションや技はさぞかし格好良いんだろうなあ・・・」という
そんな期待を見事に裏切るぶーりんアクションの間抜けっぷりが凄い(笑
火事を消す際、普通のヒーローだったら水や氷の必殺技を放つんでしょうが、
ぶーりんの場合噴水の水を一気に鼻から吸ってそれを噴射させて消し去る・・・という
地味かつクソださいやり方で(笑)消火しています。
おまけに体重がかなりのもんなのでスムーズに動けずぶつかってよろめいたり、
火事を消しても自分のマントに飛び火して慌てて噴水に飛び込んで消したり、、、と
この1話だけでも「ぶーりん」が「ぶーりん」たる所以、
つまりは“カッコわるい”要素が沢山詰まっていて
その意味だと改めて「徹底されているなあ・・・。」と感心してしまったのが素直なところですね。

でも、これってある種現実のメタファー的な視点だとも感じていて、
確かに格好付けようとしても中々スマートに振る舞えず泥臭く仕上がってしまう事の方が現実では多いんですよね
今回のぶーりんの立ち振る舞いを見ていたら、正に「それそのものじゃないか・・・。」と感じてしまって
ぶっ飛んだ設定と作中観でありながら実は物凄くリアリティ「も」あるんじゃないか?って
そんな風に受け取ってしまうのもまた正直なところです
本当に格好良いことっていうのは、
今回のぶーりんのように必死かつ間抜けかつ、そして泥臭く頑張ることなんだよ。

って製作スタッフから教えてもらったような・・・そんな感覚にもなってしまう初回でした
また役目を果たした後のぶーりんの清々しい顔が良かったですね。
例えスマートに振る舞えなくとも、
形だけではない「何か」を得ることが出来た・・・
そんな風にも受け取れる絶妙なカットと演出でした。まあ、その後光一と出くわしてアンラッキーでしたが(笑





また、そんなぶーりんに変身する果林のキャラクター性自体もいいですね
上のカットを見て下さい、思いっ切りサッカーボールを食らってます、それも顔にめり込むレベルで(笑
今時芸人でもやらないんじゃないか?というくらい過激なリアクションとギャグ描写が面白くて
それでも見た目とは反しておてんばに平気の平左で駆け抜けていくまるで少年のようなキャラ性がとても素敵です
ぶっちゃけ・・・こういう言い方はアレなんですが、それでも敢えて記述させてもらうと
今の作品では中々こういうアクションというか作劇はやり難い世の中なんじゃないかと
そんな風にぶーりんを見ているとつくづく感じます
恐らく遅刻の常習犯っぽいし、
サッカーボール顔に食らっても何事もなかったかのように走り抜けていくし、
弟の方が賢いんじゃないか?ってくらい間抜けな面が目立っているし(笑
ある意味ぶーりんに負けないくらいに破天荒なキャラでもある





だけど、そういう風におてんばに振る舞っている自分の姿を顧みて「好きな男の子に意識されない・・・!」と
嘆く場面もあったりして、そういう乙女チックな場面もきちんと描けている作劇がまた抜け目がなくて最高でしたね
つまりは、本当はただ不器用な女の子ってだけだと思うんですよね果林って。
だからこそ男性の自分でもやたら親近感が沸くキャラだし、
実際子供の頃はそんなにガチガチの少女漫画アニメとしては観てなかったような気もします
主人公の果林がまず必要以上に女の子女の子してないキャラだし身体も張るし男子的な部分も目立つから
間口はかなり広くて女の子も男の子も両方素直に観て楽しめるアニメだったかな、、、という感覚が強い
あの頃はあんまり女子力云々とかそういう垣根くさい価値観がなかった時代だったと思うので
そういう意味でも自分にぴったりフィットするアニメだなあ、って今観ても思います
果林は所謂完璧なヒロインではないけれど、
そんな部分が逆に可愛くて思えて
今でも大好きなキャラクターだな、ってDVDで観返しているとつくづく感じますね
見た目だけで考えれば明らかに美少女キャラ、高根の花、お姫様っぽいルックスなんですけどね(笑
だからこそサッカーボール顔面受けとか豚に変身、というギャップ的な面白さがあって
何気によく練り込まれた作品だとも思います。2話がまたすっげえ楽しいので次の感想を書くのも早くも楽しみ。
コツコツやっていくつもりなのでこれから是非よろしくお願いします・・・!













やっぱり可愛い・・・!いや、可愛すぎる!!!
これが上○動物園にいそうな豚になるんだもん、そりゃ面白いに決まってるんだよね。
ちなみに、個人的にはぶーりん姿も妙な愛らしさがあって果林に負けないくらい大好きですよ。
果林に戻ると「ああ、めっちゃ美少女だな・・・!」ってなるのも本音ですけど笑

「とんでぶーりん」は、子供の頃毎週観ていて、ただ純粋に「わあ、楽しい!」って気持ち“しか”残ってない、
自分のイノセンスの象徴の一つである大切な作品です。これから少しずつ紐解いていきたいです。