サブカルチャーマシンガン

自分だけの「好き」を貫く為のブログ。

膨れ上がる性的好奇心 きい「ソルトペッパーチョコレート~こたつの中の宇宙~」 感想

2015-05-31 | 快楽天(きい)
きいさんの描く“宇宙”はこたつの中にも拡がっている・・・。







2カ月ぶりの新作。
と、言いますか基本的に2カ月で1作というペースを維持されていてファンとしては正直嬉しいところですね
そろそろ単行本のお知らせが聞こえて来そうな今日この頃ですけど今回はなんと初の3Pモノでございます
今までこういった趣向の作品はなかった訳ですけど、だからこそ新鮮で興奮出来るような良い塩梅の作品だったと思います

それ以前にサブタイトルを見ても分かる通り「〇〇の中の宇宙」シリーズでもあるんですよね
布団の中にも、スカートの中にも、そしてこたつの中にも・・・!!って事で
あの時あの部屋に居た4人は結果的に全員卒業という話になります
それもまた面白い仕掛けだなあ、とか
あの傑作からもう1年経ってるんだなあ、とか
やっぱりあの日のあれが性的好奇心を刺激しちゃったのかなあ・・・とか考えると
それもまた面白いしお話にも説得力が生まれて中々良い感じだと思います
まあ結局男女の本能に差異って言う差異はないと感じてますからね
いかにも思春期っぽい行動で実にきいさんらしい作品でもあったかな、とも思っています。


部屋の「年頃の女の子」っぽい感じだとか
最近の季節感を意識した話の流れとか(夜はまだ冷えますもんね)
やたら性を気にするトーク模様とかきいさんのストロングポイントである“生々しさ”が炸裂していて冒頭から凄く良いな、と
何よりも今回のヒロイン二人、特に黒髪のチョコの方はあんまり「際立った美人」という感じがしなくて
カラダもスレンダーでもなくむっちりでもない、顔もたらこ唇気味という
所謂地味カワな感じが逆にすっごく生々しくて素晴らしいです(笑
なんか普通にそこら辺に居そうな程度の美少女というか。

相手の成迫くんも男から見てもカワイイ系の男子でイイですね 女装とか似合いそうです
女子二人の前で紅潮しながら彼自身を見せているカットなんか無様でありながら官能的でとっても素敵です
チョコこと王畝さんは地味カワ系ですが意外と胸もそこそこあったりして眼福ですなあ
また「そこそこ」っていうのがこういう作風では良いんですよね
二人にモノをおもちゃにされて思わず射精の成迫、
まあ士緒屋さんの方はおもちゃにする前にあれだった訳ですけど(笑
そのままエッチな雰囲気が場を満たして、チョコも士緒屋さんもコンドームを差し出す~っていうのが実に官能的で最高でした


まあ俺だったら地味カワ系のチョコを選ぶかなー、という感じなんですが
成迫くんが卒業相手として選んだのは士緒屋さんの方でした
ああいうだらしないカラダのが燃えるのに・・・
っていうのはさておき(笑
こたつの中ではあまりにも淫美過ぎる宇宙が拡がっておりました
淫美、って事は“美しさ”も含まれている、という事です
あまりにも、あまりにも素晴らし過ぎる状況と光景にめまいがしそうになりましたが
まあくつ下っちゅうか、尻の大きさでぶっちゃけ分かるよね、っていう
・・・いや、それはちょっとチョコに失礼なんでアレなんですけど(笑
でもまあ俺はデカ尻のが好きですから。ええ。

勝手に脱線しましたが、こたつの中での二人の表情の変化なんかも実にイイですよね
「たまらない」といった表情の士緒屋さんに
ドキドキが伝わって来るチョコのめちゃカワな表情
チョコ派の自分ですがいかにも反応が処女っぽくて見ていて微笑ましかったです
イッた時の士緒屋さんの表情とか成迫くんの余裕のない突きのカットとかきい作品はこういう繊細な部分が好きなんですよね
かと思えばまるでハーレムプレイのような成迫くんのウルテクが炸裂してたりダイナミックな構図もまた上手い
チョコのデカ尻も最高ですし、生々しさと成年漫画的特異シチュが合体したバランスの良い新作になってるかと思います


最後の本当の意味での3P描写は短いのにも関わらず流石の官能っぷりでこれまた素晴らしい出来
チョコのデカ尻に埋もれる事が出来て成迫は幸せだな!って思いつつ
今度は堂々とフェラしてる士緒屋さんのエロティックさが堪らない
余談ですが髪型が乱れたチョコはチョコで魅力的で良かったですね モノを舐める時のあどけない表情が、好き。

オチは、まあ、元々の勉強時間の度合いが違う、って事で・・・笑
















3P、それも最初は「どっちがいい?」って選ぶ所から始まるというシチュといい、
そういう中でもきちんと保たれている“生っぽさ”といい
正にきいさんが描いた3Pという感じがヒシヒシとして新境地ではありつつも記名性も相変わらず強い傑作新作に仕上がっていました
ちょっとあどけない垢抜けない子たちが興味と好奇心で~っていうモードだったのが色々と生っぽくて良かったです(笑
アクメの時に敢えてセリフを書かない演出だったり、そういう甘美な表情に文字通り“美しさ”を感じられたりと
自分が好んでいる「官能美」に満ち溢れていると思えたのが何より嬉しかったですね。
あとデフォルメ画の可愛さは抜群。

繰り返しになりますが、地味カワ系を地で行くチョコは個人的に大好きなキャラクターです 士緒屋さんも成迫も当然好きだけど
チョコは性行為に興味しんしんだけど、余裕がある訳じゃなくて自身もドキドキバクバクしちゃってる感じがとってもきいさんのキャラっぽくて、好き(笑
ちょっとした興味とテンションから思春期が拡がって行く模様を描いた確かな一作でした。
もっともっときいさんの漫画を読みたいですし、色々なキャラを眺めていたいですね。キャラから「生活」が感じられるのが大好きです。



快楽天 2015年7月号 感想

2015-05-30 | 快楽天








今月はオチが面白く読後感の良い作品が多くてとても良かったです
そして表紙はいーむす・アキさんでした(初)。
割と久々の作家が集まっててその意味でも新鮮でしたね。一部ネタばれしてるのでその辺は注意。









LOVE with GOLD/藤丸

イケメンの彼氏と釣り合う服を購入する為に売りに手を染める・・・
なんだか本末転倒な気がするぜ(笑
もっと身の丈にあった恋愛が出来ないものか、と思いつつそれはそれで良い意味で滑稽でドラマとしては面白い
その上、優男のあっさりSEXよりもおじさんの濃密SEXにドハマりして売りを重ねてしまうという最高のオチがついてます
結果的にはカラダもココロも満足出来て良かったんでしょうが、いずれおじさんに傾くような気がしないでもない(笑
「汚されてる自分」に酔っちゃうような感覚も追体験出来てとても良い久々の掲載作でした。

しかし彼氏の方、精力が貧弱・・・笑



ごめんなさいっ/santa

途中、女の子にコマネチみたいなダサいポーズさせるカットがありますけど
ああいうのはいいですよね 可愛い子にこそ醜さを与えよ・・・っていうか
みっともないからこそ興奮出来る素養が生まれるのだと思います

まあ、アイドルも結局ヤってる、っていうのは往々にして聞く話ではありますけど
実際にこういう風だったらそれはそれで燃えますよね(何)
そういえば先日「キミとナカよし」(傑作)の全作品レビューを敢行したので興味があれば読んでやって下さい。1万字と長いですが・・・笑



Try again!!/松河

乱暴に扱っても怒るどころかきちんと彼氏の要求に応えようと勉強までしてくれる瞳子ちゃん可愛すぎじゃないか
っていうかこういう初々しい内容はツボっちゅうか、ある意味成年漫画の基本的な部分でもあるので
その意味でも面白かったですね
個人的にベッドの上で泣いている女の子が好きなので(笑 その意味でも何だか冒頭から好きになれた作品でした

「鉄平も話して
 したい事
 してほしい事」

真っ当にSEXという“コミュニケーションツール”を掘り下げた内容に仕上がってるんですよね
男がされたら気持ち良い事、女がされたら気持ち良い事、それぞれをしっかりと追及してお互いを高める為のSEX
女性器の高め方を彼女である瞳子ちゃんが自らレクチャーするシーンなんかめちゃくちゃ好きですね
ちょっとウブで不器用な彼女が頑張って自らの官能ポイントを説明してくれるとか最高です
また瞳子ちゃんのオナペットが彼氏だけじゃない所なんかも生々しくていいです
っていうかある意味生々し過ぎて大丈夫なのか、って感じですけど(笑

その後、無事に繋がれた時の瞳子ちゃんの反応があまりに可愛すぎて純愛一直線でしたね
大好きな人と一生懸命愛し合ってる感覚、何度もキスして抱きしめて、
大声で「好きなのっ」って叫んで・・・
世の中には「健全」という言葉がありますけど、
一般的に使われている「健全」という言葉を俺は「健全」とは認識していません
それよりもこんな風に素直に愛し合って素直にお互いを高め合っている方がよっぽど健全である、と思います
相手の事を想って、相手が気持ち良いと感じる事を追求して、お互いが愛情を感じられる最高のセックス。
最後の好き好き合戦なんかはもう超ラブラブで堪らんなあ、と思いつつさり気にゴム付きなのもこのテーマに似合ってて感心しました

また、ラストの涙を流して「ほっとしただけ」って告げる瞳子ちゃんのセリフも良かったですね
セックスが与える効能は決して“快楽”だけではない、という事実を証明するようなラストシーンになっていたかな、と
これぞ初々しい純愛系成年漫画のお手本、と言って差し支えないような作品になっていて個人的に大満足でした。
これからも順調に愛を育んでいって欲しいですね。



関口つばきは笑わない/ハレノチアメ

つばきちゃん可愛いなあ・・・
不良ぶってるけど所々で元々のウブさを隠しきれてない良い意味での“未熟さ”がイイですね
序盤の似非ビッチっぷりも良い具合に興奮を手伝ってくれてとても良かったです
形の良くて柔らかそうなおっぱいと肉付きの良いカラダが最高
「専用だから」ってセリフも男的にグッと来ますし、
何より無愛想なのに積極的なのが堪らん(笑
最終的には安定の処女オチでラブラブモードで〆なのも王道感あって心地良かったですね
素敵な作品でした。



妄想作家ぼんじり先生/みちきんぐ

これはもう最高ですね(笑
まずはぼんじり先生の被害妄想っぷりが半端なくてめちゃくちゃ濃ゆいキャラクターだなあ、と
処女なのにやたら敏感に男を意識してエッチな妄想をしまくってしまう強烈な暴走系ヒロイン(兼主人公)
と、言いつつも実際は求めちゃってる節があったりするのもとても成年漫画的で素敵なキャラ
・・・だからこそ哀愁に満ちたオチが堪らなく笑えて素晴らしかった訳ですが(笑
なんか櫻井エネルギーさんの漫画に出て来ても違和感ないようなヒロインでしたね

しかも、面白いのは結局処女のまま終わったっていう事実ですね(笑
男日照りな上に抱かれるのも結局手前の妄想に満ちた夢の中か・・・という
ある程度年齢重ねた独身処女のペーソスと可愛さに満ちていて
個人的に大のお気に入り作品です
また、地味な格好なのに、カラダ自体はむっちむちなので、逆にその地味さがエロティックに感じる仕様も好みです
いつかぼんじり先生・・・いや、詩百合さんが抱かれる日は来るのだろうか、とか思いますけど(笑
まあその報われなさもまた彼女っぽいな、とは感じました でも良い女ですよ!うん。

しかし読めば読むほど詩百合さんは可愛い。何だかんだ言って手前が一番助平じゃん!と思える妄想っぷり(笑)や
ちょっとだらしないカラダつきも男にとっては堪らない感じで実に官能的なボディの持ち主ですな
微妙にツンデレ気味な言動もめちゃくちゃ可愛らしかったですし、
自分のファンに対する優しい態度も誠意を感じられて良いキャラクターだなあ、と
男を過剰に敵視してるのではなく、本当は自分を好いてくれる男がいればそういうのにも興味はあるんでしょうね
そういう真っ当に乙女な内面も可愛くて色々とあいされ要素の強いキャラなのをひしひしと感じました
官能的な夢を観ながらシーツを舐めてる辺りに先生の本心が垣間見れますよね(笑
だからこそ、オチは何度観ても笑ってしまうんですけど 笑
ガッカリした表情がまた秀逸ですね。

みちきんぐさんはこういう暴走系ヒロイン書かせたら本当に上手くて最高です。しかもそのままヒロインが主人公兼任のパターンも多いので余計にイイ。
単行本出たら絶対に欲しいですね。あとあらゆる意味で女性的な作品でもあったかと思います。それがまた良い。



ハーミット/起死快晴

なんで起死快晴さんの描く女性はこんなにも可愛くて官能的なんでしょう
もう全身性感帯なのかよ、ってくらい敏感で助平な反応が最高なんですけど
それに加えて可愛らしさも維持出来てるバランスが実に素晴らしい
今回のは敢えてお年寄り言葉なのが逆に良い味だしてて
なんかもう読んでて下半身的に堪らなかったですね(笑 また相手の男が独身童貞だったのも色々と初々しくて良かったです 笑

攻める時のアダルティックなポージングの数々に官能的な感動を受けつつ、
男を(性的に)手玉に取ってる感覚もまた興奮出来て良かったですね
男根を見る時のワクワクするような表情、
またその男根を舐めている時の蕩けているような表情等ワンシーンワンシーンで表情が活き活きしていてその辺も実にイイ

だけど、童貞主人公がお猿さん化してガッつくと一転して感じさせられてる節も見受けられて来て
そういう緩急・・・に近い構成もまた良い具合にギャップを生み出していて良かったかと
あんなにエロティックに言葉で指で主人公を手玉に取っていた占い師さんが
主人公の奮闘ピストンでイカされているという事実!!
狂おしく官能的でありながら、
いとおしくなる可愛さも付随しているセンスは正に起死快晴さんのストロングポイントそのもの
それでいて行為の後半では純愛要素も漂わせている辺りが実力の高さを感じさせます
最終的には手玉に取っていた彼女が普通にキュンキュンしてるのが見事な新作でした 種付けも実に良かったです。

またオチがとっても素敵で読後感が超良かったですね
結局どっちにとって都合が良い話だったのかはともかく(笑
最後の占い師さんの笑顔がとってもキュートで惚れ惚れするような作品でした。



イメージプレイ/ニイマルユウ

イメージプレイって楽しそうですよね・・・
例えばレイプを仮定としてやっても面白そうですよね(笑
という訳で女体化設定でのイメージプレイ漫画でした
割とニイマルユウさんの漫画のヒロインはダークでセンシティブなキャラが多いイメージだったんですが
今作では結構(良い意味で)能天気でそこもまた新鮮で可愛いなあ、と思えた新作でした
あと以前から思ってたんですが、服着てる時の胸のふくらみがやたら個人的にそそるのが凄くイイです

イメージプレイって分かってるのも関わらず、ちょっと・・・どころか相当興奮してしまうのは自分が女体化好きだからなんでしょうか?笑
また司ちゃんが演技結構頑張ってくれてるのでそれも手伝って割と女体化ものとしてお世話になれてしまった自分がいて驚き
行為の最中に思わず自慰をして「(元は)男なのに?」って責められてるとことか最高にグッと来ましたね(笑
「女にしていいから・・・挿入れろよ」ってセリフなんかは神懸っているな、と
(余談ですが「ボクガール」の瑞樹がこんな事言ったら凄い事になりそう 笑)
見事にフィニッシュまで女体化設定を演じ切った司ちゃん、
元々のカラダが良いので、
ある意味女体化のイメージプレイに於いては最高に向いている人材といってもいいでしょうね。

にしてもここ数作のニイマルユウさんの作品はお尻の描き方がムッチムチで色気があって良いし、
おっぱいの揺れ方も生々しくて相当官能的にレベルアップされてますね
今回選んだカットのように最中にオルガズム感じてます!と言わんばかりの絶妙な表情を乗せる技術なんかとっても好みです
行為を盛り上げる台詞回しも実に長けるようになって来た感覚なんかもありますし、今注目の作家さんですね
なんだかんだラブラブなオチもまた良し!



サマーアタック/よこしま日記

見開きのシーン気合い入ってるなー
エロシーンでない日常シーンに於いてああいう見開きを使う意気やよし
お話の方も青春真っ盛り、という感じで中々良かった
得点した分だけキス、っていうのがイイですね(笑



かわいい仔犬のしつけ方/カタセミナミ

実際こんな先輩がいたら学校も楽しかったろうに・・・ろうに・・・。
また大人しそうな顔して超積極的、というギャップが堪らん
挿入する時に思いっ切り拡げたり、
自慰のシーンがあったり、
最後には玉舐めしながら微笑む表情が素敵だったり官能的ながらも可愛さも忘れてない秀逸な作品でした
そして、最後には益々羨まし過ぎる状況に・・・(血涙)。
でも、いいよなあ。



素敵なダイエット/甲斐まるこ

これを「素敵」って言っていいのか・・・笑
なんだか痩せる前のが本当の意味で“幸せ”そうで色々と考えてしまうなあ
確かに色々変わったし、それで満たされた部分もあったけど、この場合失ったものの方が大きい気がする。
まあ人間過剰に調子に乗ってしまったら終わり、っていうお話ですね。最後の完全に肉便器と化している姿にはとても興奮しました。
ある意味物凄く甲斐まるこさんらしい作品で素晴らしいです。「生理が来ないのがちょっとだけ気になるけど」ってセリフが実に凶悪でいいですよね(笑



りばーしぶる!/SAVAN

シイナのおっぱいと、普段はSぶってるくせに言葉攻めされて感じちゃってる姿が実に最高ですな
陰毛の生え方、太もものむっちり感など細かい部分もまたキレッキレな作品です
かと思えばさり気にラストに純愛っぽさを盛り込む手さばきに感動!
変態性含めて“愛”って事なんですよね。
読後感の良さをしっかり意識されている作りにハッとしました。













今月はいつにも増してバラエティに富んだ内容になっているので興味のある方は是非是非
松河さんの「Try again!!」は正に成年漫画の一つの原点的な内容で素晴らしかったし、
みちきんぐさんのぼんじり先生は本当にキャラの魅力が半端なかった
甲斐まるこさんも絶好調だったので(笑
素敵な号だったと思います
触れてはいませんがもずさんの剛毛ヒロインもすごかった。

来月号はkanbeさんが初表紙、本格的に12号各々で表紙描く作家を変えて行くっぽい?
それときいさんのはいつもの如く個別感想書いてるのでそちらもよろしくお願いします。




ヤングジャンプ 2015年26号 感想(ボクガール65話、もぐささん60話ほか)

2015-05-28 | ヤングジャンプ感想








猛とワルコが可愛いですね・・・笑
そして「もぐささん」は水着試着回でテンション上がりました(満面の笑み)










ボクガール #65 ボクの女子寮!?

うん、正直、可愛すぎ・・・っていう
まあ仮に自分が猛の立場だったとして我慢出来るか?って言えばどうなんだろう、ってところもあります
それを考えると猛はよく漢らしく我慢していると思います(涙)
だけど、それにも限界が訪れそうな予感がヒシヒシとします
冒頭の猛のドキマギ顔の時点ですでにニヤニヤが止まらなかったですからね(笑
もう完璧に“漢”から“思春期男子”に変わりつつありますから また普段は硬派な猛が紅潮するからこそ余計にインパクトが強いのもあります
だってもういかにも「気になってる女子と一緒に小旅行」的な雰囲気ですからね(実際は寮に戻ってるだけだが)
それとチュッパチャップスっていうアイテムの選び方も杉戸さん冴えてるかと思います
余計にいやら ・・・いや、色気が増しますから
大変だろう、って意味合いの他にも「羨ましい」って感情もあります
ただ、「羨ましい」って観点からするとぶっちゃけ主人公である瑞樹のが上っちゃ上なんですけどね(笑
なんせ女子寮だからなあ・・・。

しかしまあ瑞樹は色々と無防備っていうかある意味「誘ってるのか?」ってくらい無垢な可愛さを撒き散らしてますね
ちょっとムキになった表情だったりのんきに飴を舐めているカットだったり猛の苦悩も道理ですよね
なんならそのまんま抱きしめたいくらいに可愛かったんですが(笑
邪険にされて寂しがる表情なんかは天使そのものでした
だから、猛も距離を拡げる事に終始出来ずに、
つい瑞樹を落ち込ませまいと優しく接してしまうわけですが・・・
なんか色々と頑張る猛が可愛らしかったし、友情を忘れない彼の姿勢もまた良かったかな、と思います
その分陥落のタイミングはいつか遠くない未来にやってきそうなんですが(笑
まあそれはそれとして猛も本当の意味で一皮剥ける事が出来れば良いな、とは。


そして遂にやって来ました女バレの時が・・・!
さり気に男子寮の方々の表情がやや紅潮気味なのが抜け目ないですね(笑
瑞樹もなんだかんだまだ男らしさ、男子に未練があるようで
ちょっと抵抗してましたけど
そうは問屋が卸さない、と言わんばかりにロキ(またドヤ顔が可愛い!)のお迎えが来てしまっていよいよワクワクの女子寮編に本格突入・・・!
一体どんな数のニヤニヤが待っているんだろう!?と思うと益々木曜日が待ち遠しい事になっちゃいますが
瑞樹は先週までの帰省編で女の子相手でも十二分にめちゃカワ状態になれる事は証明してますからね
久々に藤原さんにも会えるでしょうし、その時の(お互いの)反応や返しなんかも今から楽しみです(笑
女子の制服、生活、そして女子としてみんなの前に出て行く瞬間もとても楽しみ・・・!

しかしまあ先述もしましたけど、
女子寮に入れる、って展開はめちゃくちゃラッキーというか役得な展開ですよね
なんちゅうか、眼福なシーンなんかもちょくちょく生まれそうで女子寮編も大変ワクワクであります
変態の山田らも健在でしたしまた面白い展開が生まれて来そうで期待大、です!



もぐささん 第60話 水着と百草さん

去年の感想でいずれは小口と海で水着で~なんて事を書いたような書いてないような気がするんですが、
そんな自分の潜在的な期待通りにニヤニヤの水着シリーズが始まりそうでとっても嬉しいです(笑顔)
水着を眺めている女子っていいですよね・・・
ちぐみの水着姿が思いの他良かったというか、
胸を気にしてましたけれど、そんなにまな板ってほどでもないし、逆に良い具合にスレンダーで引き締まってていいな、と思いました
店員さんにおだてられてその気になったり笑顔になってしまっているチョロさもまた逆に可愛かったです(笑
まあでもちぐみは胸が成長するよりも今のスレンダー体型のが似合ってていいんじゃないか、とも思いますけれど。

ただ、その後で登場した百草さんはあんなに大食いのくせに意外とスラッとしたお腹と
出る所はちゃんと出ている健康的なボディが非常に堪らなく・・・
また水着が食べ物の絵柄、っていうのも
ある意味官能的で(笑
なんかもう「大竹さん分かってるなあ。」って素直に思ってしまいました
またちょっと照れてるウブさが実にイイですよね!来週はこれ以上の天使っぷりが拝めそう(笑
セクシーさは出して欲しかった
・・・いや、まあ、あの店員さんも呑気そうな顔してよく薦めるよなあ、って感じですが(笑
またそういう風に攻め立てると思わず紅潮しちゃう百草さんが可愛すぎなんだよな
小口くんの事を思いながら選んでるあたりに相当めちゃカワ指数感じましたが、
試着の段階でこれなんだから来週はもっと紅潮しそうです 笑

百草さんもちぐみも照れ屋で初々しいからこそこんなにも可愛く思えた+そういう女子を描くのには適した作風&絵だなあ、と
小口の事を訊かれて動転するカットもラブコメ的にニヤニヤ出来て良かったですし、
飛び道具的な切り口から始まった連載ですが
真っ当なラブコメとしても十分面白い。
そして夏前に島で泳ぐ、とか随分(女の子を抜きにしても)羨ましい展開にもなっていますね
佐野も来るという事は藤子とのラブコメも期待していいのだろうか(笑
多部ちゃんも来るって事でその辺を含めて来週が楽しみです
ガーリーな雰囲気が兎角心地良かったいい具合の話数でした。そしてパンケーキ美味そう。



プリマックス #5 カワイイ発見!!

感想で書いてた通りワルコ化けましたね(笑
そもそも自分は悪、とか言ってる癖に男の子の裸にたじろいでる時点でウブというか「カワイイ」の素養出してましたからね
きっとこんな風な展開にもなるんじゃないか、と予想してたので見事に化けてくれて嬉しかった、
そして、ワルコもまた「カワイイ」の星の元に生まれた女子だったのでした(笑
こういう色々と(傍目から見れば)微妙な子を「カワイイ」にしていく、というのは面白いですね

っていうかワルコは基本小悪党気味でありながら、どこか憎めない雰囲気、コミカルさが漂ってて結構良いキャラだと思いました
強がってる気もするし、でもガチな気もするし、それでもちょっと優しさに弱い気もするし・・・っていう塩梅がイイ
ツバメ・・・ではなく、ツバメちゃん(笑)の助けっぷりも格好良かったし
レスリング設定がきっちり活きててその点でも感心しました
強さに説得力があるのが実に秀逸ですね。

そして、優しくされて素直な笑顔を紅潮しながら向けてくれるワルコが可愛すぎ・・・!
こういう子は一度恋に傾くと変化が凄そうですよね、、、とか思いつつ
ちょっとツンデレ気味なオチもまた良かったですね
メイン3人が楽しみなのは勿論、
ワルコちゃんの今後に関しても十分楽しみです、個人的に(笑)。


あ、ちなみに来週は巻頭カラーです
6話目で巻頭って相当アンケート良かったんでしょうね。すげえ。













◆妖怪少女-モンスガ-

バトル回続きのうっぷんを晴らすかのようにサービス攻勢、見事ですね 笑
まあバトル回でも陰毛が見えてたりあったけど・・・
そして八喜の決意回でもあり
ラブコメ回でもあった
それらを上手く繋いでまとめた手さばきが良かったです
まあ八喜はへタレっていうかフツーに純真でいいヤツだと思いますよ。



◆BUNGO-ブンゴ-

早くも漫画賞の審査員とか軌道に乗ってますなー
お話自体も袴田の実は「熱い」部分が垣間見えて良かった
こういうのは後々の説得力に繋がって来ますから掘り下げに関しては順調、
そして吉見のスタミナ設定も今後活きて来そうな気がしますね。















来週の巻頭は先述の通り「プリマックス」ですが、
実はその次の週もカラーが決まっているそうでヒット作の予感がしますね
実際にあれはメディアミックスとかで映えそうな作風ではありますが。
またも活きの良い新連載が入って益々ヤンジャンが面白い!
それとブリュンヒルデの展開も気になります。




アニメ「レーカン!」の8話を観て信じられないくらい号泣してしまった、という話

2015-05-27 | アニメ感想









ちょっと自分でも信じられないくらい泣いてしまいました
どのくらい泣いたかと言うと子供の頃親に叱られて号泣した時と同じレベルで涙が止まらずに
拭っても拭っても溢れ出して来て遂にはすすり泣く段階にまで到達してしまいました
単にテンションで泣いたのかな、と思いきや
観返してもまた泣いてました
それくらいこの話は自分の琴線に触れる、どころか思いっ切りガツンと揺さぶられた訳ですけど・・・。

実は「レーカン!」はずっと録り溜めしていてこの間一気に視聴したんですが
おばあちゃんの玉子焼きの話で泣きそうになって
コギャルと親の話で泣きそうになって、
「俺いつか泣くかも・・・」って観てた矢先に号泣してしまったのでこれはヤバい、この感情を記事にして残しておきたい。と素直に思ったのでした
まさかあんなに子供のように、
アニメ観てゲンコツされたガキみたいに号泣出来るとは思ってもみませんでした
それがまず嬉しかったですし、近年でも泣いた記憶はちょくちょくあれどここまで声が漏れちゃうくらいに泣き晴らしてしまったのは早々ないですね・・・


“永い初恋”の終わり―
観ていて失礼ながら「本当はこの子に結婚させてあげたかった」
「もしこの子がちゃんと大きくなっていたならば、二人が結婚する未来もあったのかな・・・」と考えてしまって、涙が止まらなかった
あんなに好きだったのに、
自分が苦しいのを我慢してまでこっそり嫌いな人参を食べてあげてたくらいに守屋の事が大好きだったのに、
ある意味凄く残酷で切ないストーリーだなあ・・・とも感じて胸が締め付けられるような感触がありました
きっと好きだった
本人すら分かってない無意識の内で好きだった
でも、今は・・・っていう。
正直観ててずっと「この子と結婚させてあげたい!この子と結婚させてあげたい!」って強く願い感情移入し過ぎてしまいました
でも、そうならないところがまた切なくて良いんでしょうね・・・。
なんかもう観終えた後、精神がボロボロになりましたけど(笑
う~ん原作の瀬田ヒナコさんはなんて残酷で胸が痛くなるお話を作ったのでしょう。ある意味罪作りなお方ですね(笑

ただ、最後には、笑顔で「格好良くなったね!」って堂々と(泣きながらも)告げる彼女は間違いなく子供ではなく“女性”だったと思います
アニメの中の登場人物にこんな事を書くのもアレですが、あの世でも幸せになれるといいですね・・・。
そう思わず願ってしまう程に健気で、可愛くて、そして子供らしからぬ“潔さ”に満ち溢れた素敵な女の子でした
ちなみにこの記事を書きながら思わずまた泣いてしまったあたりもうどうしようもないですね俺は(笑
また、守屋が最初から気付くんじゃなく、段々と思いだしていくお話の演出もまた良かったです
恋には敗れたけど、
きっと好きだっただろう気持ちは成就しなかったけれど、
それでも「また出会えた」事は決して間違いのない事実でした。
おままごととは言え、新婚さんごっこも出来たし、それが何よりの「救い」だったんじゃないかなあ、とも思いますね。
出来れば彼女と結婚させてやりたかったけど・・・(しつこい&失礼!)




それにしても響も、その友達も本当みんな優しくて良い子ばっかりですよね
上記のみんなで夢中になって遊んでいる事が伝わって来る見事なシルエットのカットとか大好きです
生前は病弱だった分みんなで思い切り遊んでいるカットを眺めているだけで泣きそうになるという
響は、毎週のように律儀にお参りやお供え物をする描写が差し込まれていて
それだけでもう天使にしか見えないから困りますね
正に“大和撫子”を地で行く人物でしょう
成美が惚れるのも道理ですよね(笑
おばあちゃんの玉子焼きの時の献身的な姿勢とか観てて堪らなかったです
観ててちょっと切なくなるけど、それと同時に確かな優しさももらえるような・・・
この数日間で一気観してそんな風な印象を個人的に持ちました。

あとは、自分は元々こういう「故人の想い」的なお話には激弱なんで(笑
それも手伝って正にドンピシャでつるっとここまでの8話分を観終えてしまいました
ハートフルアニメのお手本みたいな内容で見事にハマってしまいましたね
響と成美の恋が成就するかどうかに注目しつつ(オイ)
これからもゆったりと観て行きたいですね
実は感想書く予定なかったんですが、
あまりにも激しく号泣してしまったので書かざるを得ませんでした。でもそもそもブログってそういう衝動的なものだとも思うので。
ちなみに今期のアニメで泣いたのは今現在「SHOW BY ROCK!!」の6話とこの回だけです。













久々にアニメ観て大泣きするところまで行ったのである意味超スッキリしました
どんだけ大好きでも、どんだけ(無意識的に)想い続けていても、結ばれない恋がある。
でも、そんな風に有り体なハッピーエンドにしなかったからこそこんなにも号泣出来たんだろうな、とも思う。
絶対に忘れる事の出来ない話数ですね。




これは4話なんですがキャラが走って来たところからタイトルが出て来る粋な演出だったり
キャラに光が当たってる時のリアルな光の当たり具合がよく分かる作画、リアリティ含んだ美術なんかも好きです
それでもこんなに号泣するまで行くなんて初回時には思ってなかったですね。伏兵でした。



OWARASE NIGHT/フレデリック

2015-05-26 | アルバム感想








そんなにやさしくされたらとっても迷惑なんです
とっても迷惑なんです 心ゆらゆら迷惑なんです
返し返されゆりかごのように揺らされて
とても迷惑なんです 幸せの迷惑なんです (愛の迷惑)













先日、フレデリックのライブに行って来たんですけど(→ライブレポ)
その時既に披露されてた、上に音源も流れていたのが表題曲「オワラセナイト」でした
(っていうか他にもDNA、迷惑、セーターも披露してましたけどね)
で、その時から「オワラセナイト」のメロディを即座に覚えて口ずさめてたくらい今回もまたキャッチーな先天性を誇る新曲を作って来たなあ、という印象
この馴染みやすい上に音楽的にも面白いタイプのキラーチューンをポンポン作れる才能はやっぱり凄いと思います

そう、この新譜もめっちゃ良いんですよね
リフで押すタイプの楽曲が多くそれだけでも気持ちが良いんですけど
例えば表題曲「オワラセナイト」はクラブでも流せそうなエキゾチックなアレンジでありながら
サビのメロディは“和”を感じさせる、もっと言えば“祭り”を思わせるような仕上がりになっていて
正しく和洋折衷、
しかもどちらかが出っ張らずに絶妙なブレンドで聴かせてくれるバランス感覚が個人的にめちゃくちゃ好きなんですよね
誤解を恐れず書けばちょっと“童謡的”でもあるメロディセンスが初めて聴くのに凄く耳馴染みがあって
昔から日本人が好んで来たメロディラインにオルタナやダンスミュージックのテイストを加えて
すっごくオシャレにしました。みたいな・・・
そういう良さ、ストロングポイントが備わってるバンドだなあ。と改めて感じました
だからことメロディ、サウンドに関して言えば一般リスナーにも音楽マニアにも対応出来る抜群の仕上がりになっていると思います。

それでいて言葉遊びのようなフックのある歌詞がまた良い。
パッと見、意味があるようで、ないようで、でもやっぱあるんだろうな。って感じられるバランスがイイです
そもそも演奏がその曲の感情を語っている感覚があるのも好きだったりするんですけど
語感を重視した小気味良い歌詞でありながらきちんと感情移入の隙間も存在している
つまりはノリ重視でなくきちんと一つ一つにテーマやメッセージ性が備わっている奥深さがまた好きです。という話ですね
いつまでも引き摺っちゃってる惰性や過去の傷にとっととケリをつけろ、不幸な振りしても何も変わらない現実のこと、
中途半端な優しさや軽い興味で与えられた愛情は結果的に深い傷となってそいつに残ってしまう、という楽曲など(個人的な聴き方ね)
踊りやすいビートと口ずさみやすいメロディ、それらの武器に加えてしっかりと沁みる歌詞にもなっているという
あまり妥協を感じさせないこだわりっぷりが若さとは無縁で個人的に更に気に入る事が出来た新譜になってました
全体的に前作よりも臨場感重視でとても踊りやすい、かつ口ずさみやすい楽曲が多々入ってるので
その意味では2作目ではありますが案外今作のが入口にはいいのかもしれません
楽曲単体で言うならば「オドループ」が一番“名刺”には相応しい気がしますけどね(笑




振り向かないで1人で泣いてシクシク
どうにもこうにもなりません
振り向かないで2人で泣いてシクシク
どうにもこうにもなりません
振り向かないでみんなで泣いてシクシク
どうにもこうにもなりません (どうにもこうにも)



フレデリックの歌詞は、割と身も蓋もないというか、ある意味シビアというか
希望的観測や「頑張ろう。」って気持ちを微塵も感じさせないものが多いんですけど(笑
でも上記の楽曲では最後の方に“それでも何とかやってる。”という方向性にまとまっていたり
決して大げさな希望を歌わない代わりに決して絶望し切ってる訳でもない「強さ」があると思います
そしてあんまり“答え”を出さずに「そう感じたよ」って事象そのものを歌っている楽曲も多く
そういう“距離感”もまたあんまりベタベタしないような良さがあるんだと感じてます

個々の曲に話を移すと、
まずは何と言っても表題曲の「オワラセナイト」が最高ですね
なんかもうイントロだけで踊り出したくなる問答無用のビート感が気持ち良いですし
なあなあ、ではなく、きっちりと終わらせよう、気持ちにケリつけよう。というワンテーマに絞り切った潔さもまた伝わりやすいと思う
緩み切った惰性は時に自身の進歩や変化を拒む毒や足かせになっている、という曲だと個人的には解釈しています
2番のAメロでいきなり語りのようなボーカルに変化する柔軟さも聴いてて好きなポイントですね
 そして、そんなキラーチューンに対抗出来る曲もいくつか入ってます
抜群のインディー・ロック、オルタナ感満載の「DNAです」は人によっちゃこっちのが(今作で)一番好き、って人もいるかも
明るくも不穏さも感じさせるイントロとアレンジ、そしてサビの不敵なフレーズの数々は実にロック的で気持ち盛り上がる類の楽曲に仕上がってます
ひねくれててフックの強い楽曲なのにも関わらずポップ感も相応にあるのが先述している「バランス感」の絶妙さを感じさせてくれます
またある意味「オドループ」にも通じるアンセムのような歌詞の内容になっているのも注目、ですね
 バラッド調の「シャンデレラ」、小気味良く語感重視のフレーズの数々がフレデリックらしい「どうにもこうにも」も好みで
既にライブでも披露されていた「セーターを脱がさないで」は完全に言葉遊びのサビにも関わらず哀愁をも感じさせる、という
ある意味フレデリックにしか作れないんじゃないか、っていうくらい記名性の高い楽曲になってて最高ですね
ストレートなポップソング、と思わせつつ言葉はストレンジな「さよならカーテン」で終わる構成もいい

それと、その前に入っている「愛の迷惑」は名曲だと思います
途中で飽きて捨てられる程度の優しさや愛ならば単なる迷惑に過ぎない
中途半端に与えられた優しさの分だけ「なぜ?」という想いで傷口が深くなるだけ
無作為で何の意図も持たない八方美人や寂しいだけの馴れ合いに対する最高のカウンターソングに仕上がってて
正直、個人的に誰かにこういうテーマの曲を歌ってもらいたい。と心のどこかで思っている自分もいたので
その意味ではもうライブで聴いた時から既に大好きで愛着を持っていた楽曲の一つであります
こういう複雑で、でも人間らしい心情を歌えるバンドはそこまで多い訳じゃないので
その意味でもこれからのフレデリックのソングライティングに期待したくなる一曲だなあ、と自分的には。
軽快で、でもどこか哀しげなリフもまたイイんですよ。この曲と「DNAです」はことキャッチーさ、求心力では表題曲にも負けてないと思う。
つまり、それくらい粒揃いの新作と言う話ですね。是非またライブに行ってフレデリックの作中観に浸りたいです。














隣に住んでるマニュアル通りの存在 それもバイバイ (愛の迷惑)

ぼくら最終的に笑ってる 踊るDNAです (DNAです)


ひねたロックを聴きたい方には向いているバンドだと思いますけど、
今作ではそれに加えてそれだけには留まらないスケール感も受けれたのが嬉しかったですね
より進化したフレデリックを感じる事の出来る一枚、また癖の強い三原兄弟の声も聴いたら即座に分かる印象で大好きです(笑)。
今作も前作に劣らずめっちゃ中毒性の高い一枚になってるので気になったら是非是非、というところ。
若手らしからぬ完成度と音楽的趣向を感じさせる新作でした。





【神の目にも涙】SHOW BY ROCK!! 第8話「Crimson quartet-深紅き四重奏-」 感想

2015-05-25 | SHOW BY ROCK!!
ロージア様激昂!・・・っていうか誰だよ(笑 でもそういう部分も好きです。むしろそういう部分が好きです!










そもそもシンガンの自画自賛合戦や小競り合いはある種様式美と化していた部分もあって
一概にクロウだけが悪い、とは言い切れないと思います
悪いとするならば、
いつの間にか「俺が俺が」状態になっていてお互いを認め合う事を忘れていた関係性そのものなんじゃないかと
勿論「俺が俺が」もまた重要と言えば重要な要素ですし表現者にとって自信がある事は良い傾向ではあるとも思いますが
ただ「俺が俺が」ばかりになってしまうとある意味それってソロでやった方がいいんじゃないか、というか
個々の存在が集まって個々では成し得ない「何か」を作り出すのがバンドであるはずで。
その前提を忘れてはいけない
即ち他のメンバーに対する敬意を忘れつつあったのが最近のシンガン・・・

と、言いたい気持ちもあるんですが、っていうか半分はその通りだとも思ってますが
でも本当に「俺が俺が」ばっかでもないよね、先週のBパートではバンドに対する熱い気持ちを素直に表現出来てたよね。とも思うんです
でもそれは極限状態で切羽詰まってたから出てしまった“本音”な訳で
常にそういう気持ちを垂れ流せるほど素直な奴らじゃない、、、というのが今回の肝であり
そして軋轢に於ける最大の要因だったんじゃないか、と個人的には思っています。



家畜増加不可避なクロウさんの貴重なデレ顔(笑
これならサンリオキャラクター大賞初日トップでも大丈夫だよね!(笑顔)


シンガンクリムゾンズはトライクロニカと比べると、とっても不器用な連中の集まり
クロウだって本気でアイオーンの曲をクソだと思ってるならそもそもその時点でバンドを抜けてる
ただの腐れ縁的な、或いは友達のじゃれ合いに似たある種の“馴れ合い”に過ぎない

でも、心の中じゃきちんとバンド、そしてメンバーを認めていても
時には口に出してはっきりと褒めて欲しい、認めて欲しい時だってある
そういった“馴れ合い”の中で擦り減っていく想いだって確実にあるんだ。という話ですね
口に出さずとも伝わる?
勿論、それで乗り切れる関係性だってあるでしょうけど
大抵の場合、本音なんてものは口に出さなきゃ伝わらないもの
それは理想論もしくは怠惰、個人的に最もしっくりと来る言い方だと“甘え”だと思います
時には恥ずかしくても、照れくさくても、“本当の想い”を伝えなきゃいけない。
・・・実は書いてて俺も出来てねえ部分あるなあ、、、と汗が出て来ましたが(笑
でも本当その通りなんだと思います

当然アイオーンはダークモンスターの元に浸食されてた状態でもあった訳で、
普段の彼だったならばもしかして恒常的な小競り合いを続けていたかもしれない
でも、オカマギターの言う通り心の闇=言えなかった本音、がそれであった事もまた真実
アイオーンも心のどこかでは“馴れ合い”の中で失くしてたものに気付き始めてた
本当は頑張ってバンドの為に作った曲を認めて欲しい気持ちもあったんじゃないかと
素直に褒めてもらいたい気持ちもあったんじゃないかと。




ただ、シンガンはこんなところで解散してしまうほどヤワな連中じゃないこと
そんな浅い繋がりじゃない、そんな腑抜けじゃない、それは先週の時点で分かっていたことで。
認め合う気持ちが(目に見える形で)やや少なくなっていた事は事実だけど、同時にバンドへの熱い愛情も感じさせてくれてました
だから、前半の軋轢にも説得力があったし、後半のアイオーン以外のメンバー全員の強い想いにも説得力があったんですよね
前々から良いなあと感想で書いて来ましたけど、待田さんのこういうスムーズに、違和感なく観れる脚本はやっぱ凄いって思います
そして、何よりも相当のパッションを感じ取りまして不覚にも泣きそうになってしまったほどです(笑
正直初期から考えるとシンガンのエピソードでこんなにも目頭を熱くするなんて思わなかった。

また、クロウのツンデレっぷりも実に良かったですね(笑
普段は俺様キャラでつっけんどんな一面もあるけれど、本当は誰よりもアイオーンの実力を認めている
いや、むしろ認めているからこそ張り合っていたのかもしれないですね。彼のギターを持って来てギターが泣いている。と
そんな風に語りかけたシーンが一番グッと来ましたかね
本当はアイオーンだってギターが、音楽が大好きなはずなのに・・・って思ったらね。

アイオーンはメンバーの本当の想いや熱い心に触れて思わず涙をこぼしてましたけど、
アイオーンもまた心の中ではこのバンドが、このメンバーが大好きで、だからこそこんな風に認めて欲しかったのかな、って
(推測ですが先週の小競り合いの時も実は「俺の曲を認めてくれ」という不器用過ぎるメッセージだったのかも)
そもそもお互いを認めた上でバンドを組んだはずなのに、いつの間にかお互いに対するリスペクトが薄れてしまう
長い関係性の中で変に馴れ合いみたいな状態になってしまう事こそが問題なんでしょうね
だから、時にはこういう風に思ってても中々言えない事を言う事も大事なんです。
それがあるからまた前を向いて走れる、
明日の活力に繋がると思うから。

プラズマジカもお互いの軋轢を乗り越えて一つになったように、
シンガンクリムゾンズもまた関係性の中で失くしてたものを取り戻してまた一つになる事が出来た
これでもう大丈夫、
また元気一杯で不敵な彼らを観られると思うとこの先もまた楽しみです
これも初回時では思って無かった事なんですが、ここまできちんとメイン2バンドの“成長”を描いてくれるとは嬉しい誤算でしたね
ここからの躍進があるとすれば、きちんと説得力に繋がってくれると思いますし、そう考えるとこの先を観て行くのがすっごく楽しみになって来ますね。
ロム兄さんがアイオーンを殴ったのもまた一つの“愛情”だったんじゃないか、と思うと余計に良い感じで観れるかと
というか、まあ、ある意味大きなお姉さん「も」色々とおいしい回だったんじゃ・・・なんて思います(笑
こういう風にお兄さんもお姉さんも捕まえる事が出来る作風はね、強いですよ。経験則から書くと。



モアとチュチュは本当に出るとこ出てるなー、って観てて思います。どこ観てんだ、って話ですが(笑


ただ、より凄いと思うのは
その裏できちんとプラズマジカに関する熱い展開を進めている、
それもただ進めるんじゃなくこんがらがらない程度に適度に進めている辺りが流石だなと思ってしまう
クリティクリスタとの2度目の対バン、無謀、受けてはくれないかも、という想いはあれど
ロージアがシアンを一方的にライバル視、
それもポテンシャルを見越したライバル視(でしょう)という納得する理由も付けているし
本当ストレスなくスムーズにいちいち納得して観れる作劇が心地良いなあ~と思いながら観ています

ロージアは裏表の激しいキャラで、そこが可愛いところでもあるんですけど
根はストイックというか、本音はいつだって自分が一番である為に頑張りたい。ってだけなんでしょうね
誰よりも輝いていたい、自分がナンバーワンでいたい。って強い感情はある種必要な想いとも言える
例えばダガーの部下はいかにも「余裕でしょ」って態度で対バンを知らせに来てたのが対照的で
ロージアのそれは部下とは比較にもならないくらい真剣で、余裕なんて言葉はない
いつだって自分が一番輝く為にストイックなのがロージアであり、
それがある種行き過ぎな部分でもあるんだと思います
そんな彼女の今後にも注目、
出来れば素敵な「何か」を掴み取るシーンも拝んでみたいですね

何よりも、より一層結束を強めたプラズマジカが、どこまで食らいついていけるか・・・に期待大です!
まだまだプラズマジカもクリティクリスタも素敵な景色を見せてくれるはず。
最早「大好き」と形容しても過言じゃないアニメになってます。
本当大好きですわ。



















人は誰しも認められたいんだろうなあ・・・という事を思いながら観た傑作回でしたけど
いつも通り細かいギャグも冴えててそこもまた実に良かったです
特にヤイバが今回良い具合に潤滑油になってくれてたかなと
真剣に時間について語ってても誰も聴いてなかったり(笑
ロム兄さんとのアイオーンに関しての語り合いの中で珍しく「故に」を絶妙に使えていたり
かと思えばトライクロニカとの再会の時に出会いがしらに「故に~」ってまたただの口癖になってたり(笑
ヤイバのお陰で重くなり過ぎずコミカルさを忘れずに観れた節は大きかったですね

また、チュチュはチュチュで気負っている、即ち背負っているものがあるんじゃないかなあ・・・と
今回観ていて改めて感じました。まだ掘り下げ甲斐もありそうでその点でも楽しみですね
シンガンの成長、
そしてワクワクする再戦・・・!と
抜群の話数に仕上がっていたと思います。個人的にはシンガンクリムゾンズを本当の意味合いで好きになれたお話でした。
こいつら、男から見てもいいですよ。熱い。



余談ですが、3話や6話のチュチュといいめちゃカワなドアップ作画が多いのもまた好みです!




ヤングジャンプ 2015年25号 感想(ボクガール64話ほか)

2015-05-21 | ヤングジャンプ感想







先週号は随分取り乱した・・・っていうか若干興奮し過ぎな感想で(笑
あれは正直傑作回過ぎてあの後もちょくちょく読み返したり電車の中で読んで堪らない気持ちになってしまうくらいに大好きな話数でした
やっぱりラブコメは突然好きになるよりも徐々に徐々に段階を踏んで好きになっていく方が好みかも・・・なんて改めて
それは「もぐささん」も同様でこの2大ラブコメが掲載されている今のヤンジャンは相当に自分の好みの雑誌と形容出来そう

話は変わりますが、今週ヤンジャン読んでる最中にペットボトルの水を思いっ切り本誌に零して、
それもちょうど真ん中からドバーッって感じだったので読めないような状態になっちゃって
よしんば乾いたとしてもこりゃ100%読み難いなと判断してもう一冊買いました
こんな間抜けな事やっちゃったのは初めてか覚えてないくらい久々のどっちかだと思うのでこれからは気を付けようかと
水ももったいなかったし(笑














ボクガール #64 ボクの夏の終わり


なんででしょう、今週読む前からめっちゃドキドキしてました
なんででしょう、とか書かれてもそりゃお前が好きだからだろう、って感じですが(笑
それくらい個人的に藤原さん「も」大好きで二人の関係性にワクワクしちゃってたんでしょうね
上記の動転する二人のカット可愛すぎですもんね
特に藤原さんが、あの猛一筋だった藤原さんが、今、瑞樹にこんな紅潮フェイスを見せてくれているという事実・・・!!
そのまま襲っちゃえ ・・・や、すいません。っていうか先週の興奮が抜けてないのか俺?(笑
なんかもうめちゃカワ過ぎて「あざまーす!」って感じですけど(日本語崩壊中)
実はカットのチョイスはオチのアレと迷いました
でも、「アレ」は出来れば生で観てもらいたい。と思ってこっちの方をチョイスしたんですね。
ちなみに瑞樹の着崩したエロティックな姿が印象的な扉絵にもまた注目です(笑顔)

初めての藤原さんとのキスはドキドキの味
しかも一応猛とのキスはあったとは言え“女の子”とキスするのは瑞樹自身は初めての経験です
そりゃあドキドキも猛との比ではない・・・「信じられない」といった気持ちが伝わって来る表情がコミカルかつ可愛かったんですが
一方の猛はと言えば友人の結実(トラブルだけど)を喜ぶでも茶化すでもなくただただ複雑な表情を浮かべてテンションダウン・・・っていう
明らかに意気消沈してる模様でこりゃもう意識してないって言ったら嘘でしょ!って状態になってますね
なんかそういう“男の子”な猛もそれはそれでいじらしくて可愛くて・・・(“漢”から“男の子”へ!)
ついでに書くと紅潮しつつも必死にごまかそうとしてる藤原さんも可愛かったです 笑
複雑なトライアングルが絡み合って面白い展開なのは間違いないんですが
やっぱり3人が3人とも「良い子」なのは大きいと思います
だからより夢中になれる、
よりはみ出した想いに興奮出来る余地があるんじゃないか、、、とは。


その後は、「夏の終わり」は、皆色々な想いを抱えてるようで
藤原さんは基本いつもの感じ、、、に見えてちょっと意識しちゃってる様が垣間見えるし
瑞樹は瑞樹で稽古場であのキスを反芻しちゃってその様子を見てた門下生を悶絶させちゃってるし(笑
猛は・・・・
よほどショックだったようで
自身の気持ちを誤魔化せなかったようで
というか会うと意識を隠せない状態まで来ちゃってるのか
ともかく思春期男子真っ盛りだったようですね(笑
「夏も もう終わりか」のカットの猛はやたら男前に見えましたけど、
そんな猛とラストに姿を見せた瑞樹が並んで歩いちゃったら確実にカップルに見えてしまうんじゃ・・・という

そう、瑞樹がまさかの髪を伸ばすというめっちゃ女の子らしい行動に出てしまったんですよね
こりゃもう彼女に間違われる複線待ったなしだなあ・・・とか思いつつも、
敢えてこの言葉を書かせて下さい・・・天使だ。
っていうかもう完全に女の子ですね・・・
可愛すぎる・・・
「もぢもぢ」って擬音も可愛すぎる・・・
と、思いつつこんなん見せられたら猛意識不可避でしょう、などとも
一体どうなってゆくんだろうか、と思ってたら次週からなんと女子寮編突入!!ですって
それまた楽しみすぎて来週が待ち切れなくなるレベルですが、妄想の産物であった「女の子化」に歯止めが効かなくなる展開も期待出来そうですね
益々面白い形で複雑化する恋愛模様、そして遂にポテンシャルを発揮しつつある瑞樹の可愛さ・・・!
「ボクガール」、ここからは更に更にニヤニヤ&キュンキュンさせてくれそうで期待大ですね!!
なんかもう抱きしめたくなるレベルで可愛い瑞樹の成長っぷりに乾杯(完敗)です。

瑞樹の心情を掘り下げてみると、
藤原さんとのドキドキがある一方で
猛への想いも吹っ切れてはいないんでしょうね
それと同時に「女の子になっていく」事に抵抗もなくなりつつある
瑞樹自身でも藤原さんか、猛か、迷っている部分は無意識のうちにあるのかな、と。
個人的にはせっかくここまで来たんだからもっと藤原嬢の紅潮フェイスを拝みたい気持ちもありますけど(笑
でもそんな藤原さん自身も迷ってるし、猛は猛で友情と愛情の狭間で迷っているし、そんな“青春模様”もまた心地良くていいんじゃないかとも思います

この帰省編では待ちに待った藤原さんのサービスカットでお世話になりつつ(笑
そんな藤原さんにデレデレする瑞樹自身もめちゃカワで
意識が止まらない猛もいじらしくて
それでいて藤原さんや瑞樹がそれぞれ株を上げるエピソードなんかもあったりして
遂には藤原さんが瑞樹の誠実な魅力に気付いたりもして・・・想像以上に大収穫のシリーズだったかと思います
特に藤原さんは身体を張って瑞樹を何度も助けてくれた訳で、より「良い子だなあ。」って感触が高まったのが藤原さんスキ-として凄く嬉しい
ぶっちゃけ“藤原さん「も」”って書き方をよくしてるけど、本当は瑞樹と同じくらい大好きなキャラになっちゃってます
そんな益々可愛くなってる瑞樹と藤原さんの「今後」に期待しつつ(女子寮だしね!)
猛にもまた色々な意味で頑張って欲しいと思ってます
まずは、自分に素直に、ね!














◆ゴールデンカムイ

人間、「愛されてる」って実感をどうしても求めたがる生き物ですもんね
そして動物とは違って“操”を立てるのもまた人間の愚かな部分でありかついじらしい部分でもある
こういう杉元の過去話はいつも沁みる出来栄えになるんで凄く好きです
それはそうとアシリパさんと・・・(以下略



◆プリマックス

歌ってるモン太、かわいい・・・(溜息)
これで豊胸とかすれば完璧だなー 笑
それはそうと順調に女装の世界にハマってるようで何よりでございます。ええ。
男に迫られる展開とかあるんだろうか。



◆妖怪少女-モンスガ-

八喜格好良いなあ・・・
こりゃ惚れられますわ。と思いつつ
理屈で解決させようとしてもやっぱり理屈じゃ納得出来ない気持ちだってある。
その気持ちを守る為に、これからも頑張れみんな。とっても良い話だったと思います。



◆もぐささん

デイブ、わさびに弱いとかある意味萌えキャラだなあ(笑




















あと、べしゃりの「広島戦~」のくだりが面白かったのと
ブリュンヒルデの展開と細かいメイドギャグが楽しかったですね(笑
来週は「ボクガール」が女子寮編突入って事ですっげえ楽しみです ますます張り切って応援するぞ~!




【WUG】Wake Up,Girls!ナイター2015[楽天vs日ハム 15.5.19]

2015-05-20 | Wake Up,Girls!(CD、ライブ)
                               
WUGちゃんのナイター企画を観に仙台に行って来ました。







この企画は、仙台のアイドル(アニメ)であるWUGちゃんが同じ仙台のプロ野球チームである楽天を応援する・・・っていう
コラボ企画で実は去年の今頃にも開催されていた企画であります 
ただ初めてWUGちゃんを観に行こう、って思ったのが自分の地元幕張公演だった為去年は未参加
だから、今年はどうしても観に行きたくて観に行ってしまった訳ですけど、結果的に観に行って大正解!という内容になってたのが嬉しかったです
自分がまさか、プロ野球の試合を観て大興奮するなんて数年前までは考えられなかった事でした
っていうか生でプロ野球を観る事自体人生で初めてだった訳ですけど(笑

去年は未参加なので、去年の楽しさを語る事は出来ないんですが
ただ今年は結論からすると天候に於いても試合結果に於いても去年とは全く違う
今年「ならでは」の内容になっていた訳でそういう意味でも観てて「良かったなあ。」という気持ちでいっぱいでしたし
あと純粋に「WUGが来る日は負けるわ。」みたいなムードも回避出来て(笑
なんか胸いっぱいになってしまったゲームでしたねえ
逆の意味で女神にならなくてよかった
WUGちゃん、スタッフの皆さん、楽天関係者の皆さん、そして共に応援したワグナーの皆さんどうもありがとう&お疲れさまでした
あんなにも楽天を応援して楽天のファンの人みたいになっちゃったのは勿論人生初でしたね 笑
日ハムの選手の凄さも感じ取れたし経験的にも良い経験が出来たなあ、と思います。















仙台は・・・仙台は、というか東北地区自体行くのはこれが初めてです(考えてみりゃ初めてづくしの日だったんだね。そりゃ楽しいわ)
遠征に関して言えば今年の2月に関西まで行ってますが、ただ東海や関西と違って東北はそこまで遠くはない
いや、勿論遠いと言えば絶対に遠いんですが東海や関西と比較すると単純にテリトリー内である北関東の上の上ですから
なんとか飛行機や新幹線を使わずとも行ける、という確信があって今回はJRで行く事にしました
まあテリトリー内、って言っても北関東自体「近い」などとは絶対に言えませんが(笑
そもそも東京自体そこまで「近い」って感覚もないですからね
内房からすると。

もう一つJRで行こうと思った理由の一つに「旅してる感」が欲しかったというのがありました
まあ、単純に私生活に疲れてるので「解放されてます。」みたいな感覚を長く味わいたかったんでしょう
そういった幾つもの目論見はみんなその通りで仙台には始発で向かい昼ごろに着きましたし、
窓から眺めた北関東(栃木)以降の、福島等の自然風景には相当癒されました
また電車もレトロな感じで、
ちょっとほのぼのしつつもゆったりと居心地良く過ごせて相当リフレッシュ出来た感覚がありましたね

ただ、郡山まで来たのに間違えて黒磯行きの電車に乗ってしまって数時間くらいロスしてしまったり、
他にも無駄というかミスもちょいちょいやってしまったのが悔やまれます
そんなこんなで仙台に着いてからはあまり時間もなく
またゲームも4時間近い長丁場のゲームだった為
所謂聖地巡礼というヤツを行う時間を作れなかったので、
また仙台に・・・出来れば今年じゅうには行ってその辺も満喫したいな。って気持ちがありますね

とはいえ、前日にずっと劇場版のBDを観返したりしてたので
仙台駅に着いた時は正直ちょっと感動してしまいました
本当にあの美術はリアルだったんだな、とか
ここでチラシ配ってたんだな、とか(笑
短いながらも作中の息吹を少しでも感じ取れたのが良かったですね
そして仙台は凄く都会的な相様で活気があってとっても素敵な街だったと思います
また絶対に来たいな。





そんなこんなで急いでコボスタ宮城に向かう
徒歩で向かう余裕も無かったので電車で行ったんですが
着いたのがちょうどイベントが始まった頃合いでギリギリ間に合った感じでした
ちなみに野球のスタジアム自体は高校野球の試合を観にマリンスタジアム(QVCマリン)に行ってるので初でなかった・・・
と、言えども地元の濃ゆい感じの(プロ野球の)ファンの方々が集う会場としては初めてでしたかね
グッズを買う余裕もなく取り敢えずはイベント会場でトークショーを観てました。

かやたんが良い声、もといセクシーな声でウグイス嬢の真似をしていたり(笑
あいちゃんは「もし負けたら家に帰らない」と元々野球ファンな為ひときわ熱いメッセージをワグナーに送っていました
それを聴いてみゅーは「むしろ帰したくない」とイケメンちっくな返しをしていたり(笑
中々に“らしい”トークショーで良かったかと
この日ばかりはあいちゃんがリーダーなのか、ってくらい楽天の事を熱弁していて
だからこそ後述する試合結果に微笑ましい気持ちになったのかも、とか振り返って思います
そういえば応援歌の練習をする時のビジョンのイラストが藍里だったのがスタッフもまた「分かってる」感じでしたかね(笑
その応援歌の歌詞の“「醒める」の字が難しい!中二!?”みたいなツッコミも面白かったです 笑

そういう訳で「みんなで一丸となって応援しましょう」という空気を作ってトークショーは終わり
ハイタッチ&グッズお渡し会はただただ緊張した挙句一言も話せず一瞬で終了 笑
でもなんかみんな元気いっぱいで良かったです、はい(笑顔)
そして余裕が出来た所でタオルを買ったりして
ちょうどその頃に開場開始、上手い具合に時間のセッティングがなされてるなーと思いつつスタンドにて待機してました。
ちなみにWUGチケットのお客さんはワンブロックに固まる座席配置になっていて完全にワグナースタンド化してました




コラボユニフォームを身に纏って、コラボバットを叩きながら試合は開始
その前に「ウェイクアップガールズが駆け付けてくれたぞ!」というアナウンスがあって
アニメのOPがスタジアムで流れる光景はテンションが上がりましたし、改めて7GWのダンスいいな、と(笑
WUGちゃんの挨拶なんかもあってワグナースタンドは早くも怒濤の盛り上がりを見せていました

驚いたのが、一緒に応援~っていうのは伊達じゃなく
本当にそのスタンドまでWUGちゃんがやってきてワグナーと一緒に応援していた事ですね
距離は勿論近い上に結果に一喜一憂する姿までも見れたのでなんだか微笑ましい・・・と思いながら試合観戦
試合の方は1回表の日ハムから早速動いて来ました。


楽天の先発は塩見、
大谷翔平のヒット等で早々と2点を先取されるとどよめくスタンド
まさか大差にならんだろうな・・・とか心配しながら見守っていると
2回裏、楽天のペーニャの豪快な2ランホームランで一気に同点まで追いつく
この時のWUGちゃんのはしゃぎっぷりにまたも微笑ましい気持ちになりながら 笑
ワグナースタンドの盛り上がりも絶好調、みんなでハイタッチして追い上げムードを肌で感じる

が、3回表に大谷翔平の美しいソロホームランが炸裂し早々に再び勝ち越される
これが大谷翔平か・・・!と2打席連続の活躍に感動しつつ(笑
このままでは終われない、と
楽天ファン、WUGちゃん、ワグナーの皆さんでブロック一体となって激しい応援を続ける
どんなに劣勢になってもひたすらポジティブに扇動し続ける楽天ファンの姿勢にプロ野球ファンのメンタルの凄さを教えられた気がした
応援、と一言でいっても信じているか、いないかでそれが生み出すパワーも結果も全然違うものに変わってしまう
なんかそんな気が終始していた今回の応援観戦でしたね。それくらいに学ぶものが個人的にありました。

7回表に先発塩見から金刃に交代、いきなりピンチを作りますがヒヤヒヤしながらもなんとか凌ぐ
結果的にここで踏ん張れたのが実は大きかった気もする
その裏に下位打線のヒットと代打枡田の出塁で満塁のチャンスを作るも3番4番が連続で倒れて無得点という結果に終わる
これには流石のワグナースタンドもややテンションが落ちた気がしつつ 笑
8回表に代わった楽天の武藤からまたも日ハムの強打者である中田翔が豪快なホームランを放つ!
中田翔のホームラン自体は「流石だな。」という印象を受けつつも残塁の上にダメ押しまでされてやや暗いムードがワグナースタンドを襲う
ちなみにガチの地元民でガチの楽天ファンのワグナーさんも散見された為この辺からちょくちょくダメ出しが聴こえて来るように 笑

自分の中では、例え負けたとしてもそれなりに見せ場は作ってましたし
接戦と言えば接戦でしたから「またリベンジだ!」って体で形はつくかな・・・という
考えがこの時点では過ってました
それくらい中田翔のあのダメ押しのホームランはインパクト大だった訳ですが、
それがまさか、あんな形で終わってくれるとは思ってもなかったですね。




WUGちゃんは(凄く肌寒かったので)防寒具を時々羽織りつつも
基本衣装であるコラボユニフォームとスカートの組み合わせを終盤近くまで続けておりその根性が凄いな、と思いつつ
応援も一向にテンションを下げずに頑張っていました ダメ押しホームランで「だめか・・・」臭を感じながら
それでも応援してる側が諦めてちゃ奇跡は起こらないし、
むしろこういう時に良い結果が生まれるのも野球だと思うんでめげずに応援とコールを続けました

そしたら、この日好調の下位打線でまたも連続してヒットが生まれ今度は残塁でなく同点まで追いつく流れにスタンドも大興奮!
またも生まれるハイタッチ、そして吹き始めた風に徐々にテンションが上がって行くのを感じながら
代打牧田が四球を選んだ後に2番打者藤田の渾身のヒットでこの日初の勝ち越し!!
当然ながらスタンドはハイタッチの嵐でテンションもまさにピークに達していました
更にパスボールで一点追加!とその前が嘘みたいに楽天勝利ムード一直線になってたのが面白かったですね
信じ続けてたら起きたミラクルにWUGちゃんもワグナーも、そして楽天ファンも大興奮
個人的には2年連続でWUGちゃん応援試合が敗戦だったら色々な意味で「嫌」だったので(笑
去年の結果や贔屓目抜きに頑張って応援していたと思えたWUGちゃん、ワグナーの姿も加味して嬉し涙が出るくらいに感動!!!!
正直楽天ファンになりかけたくらいに(笑 自分にとって最高のゲーム展開だったのが素晴らしかったです
WUGちゃん、今年は応援の甲斐あって勝利出来て良かったね。天気も最高の野球日和だったし!


最終回に松井裕樹が出て来ると既に勝った気でいられるくらいに絶対的な安心感が生まれてるのがスゲー(笑)と思いつつ
あっさりと3人で切って守護神っぷりを見せつけて最高のゲームは終了、花火も上がって美しいエンディングでした
ヒーローインタビューは同点打の中川選手と勝ち越し打の藤田選手の二人でした
地元の方々の深い楽天愛も感じ取れてその意味合いでも良かったですね

振り返ると、この日の楽天は大谷翔平、中田翔以外にはあまりヒットを許さなかったのと
下位打線がヒット量産してくれたお陰で「繋がる打線」を表現出来てたのが勝利の要因だった気がしました
それでも大谷くんの豪快なヒットの数々は見事でしたし日ハム的な目線でも楽しめたので良かったです


プロ野球の試合を生で観戦したのはこれが初めてですけど、
楽しい演出がいっぱい盛り込まれてて、応援歌等もちゃんと歌詞をビジョンに表示してくれたりと
すっごく“観やすかった”印象でたまにはプロ野球観戦もいいなあ。って思えました
楽天ファンのカップルが公開プロポーズする演出にはWUGちゃんも大はしゃぎでしたが(笑
その点から考えても今日は敗戦じゃなくて本当良かったなあ・・・と感じましたし
あいちゃんが無事に家に帰る事が出来て良かったな、と 笑
応援は思ってた以上に体力を消耗しましたが、
それでも普段やらない事なんでめちゃくちゃ楽しかったです!!
素敵な機会を作ってくれたWUGちゃんとスタッフ、そして好ゲームを作ってくれた両チームに心からの感謝を。
最後に、見事な勝利おめでとうございました♪ ちょっとはワグナーのパワーも届いてたら嬉しい。













思ってた以上にワグナーの方は超熱心に応援をされていて
勝ち越したら本気で大喜びしたり、また風船を下さったり親切でもあって
改めてワグナーの方々の雰囲気って素敵だなあ。と思えたのも大きかったですね
中にはガチで楽天ファンでもある方も見受けられて、そういった方を観るのも楽しかったですし
勿論自分みたいな非地元民のワグナーもかなり駆け着けられてたので良い経済効果も生めたと思います
個人的には一度東北には訪れたい。と思ってたのでその意味でも有意義な遠征でした
帰りは夜行バスに乗って舞浜まで、とても良い気分で帰路に着きました。



また、忘れられない夜が出来ました。感謝。



【認め合う力を】SHOW BY ROCK!! 第7話「妖怪ストリート」 感想

2015-05-18 | SHOW BY ROCK!!
愛しのロージア様再登場にご満悦でした(笑 やっぱりカリスマ性あるなあ。
関係ないけど(?)この娘にハマってからLUNA SEAの「ROSIER」をしょっちゅう聴いている自分がいます。
アイオーンはやはりAIONからなんですかね。








プラズマジカのメンバーは大ゲンカして解散の危機だった、と語っていましたが
ケンカをするにしても、「どういうケンカだったか」が重要ですよね
仮面夫婦のような愛想のない状態でもなく
手前のエゴを押し付けるような形でもない
本当は大好きだから、相手の事もこのバンドも大好きだから、拭い切れない戸惑いが生まれた訳で
そういう意味では「愛し合ってるからこその衝突」だったのだと思います(百合的な意味合いではなく)
つまりはプラズマジカのメンバーがお互いをお互い想っている~という前提条件があった上での再集結だった、という事で
やっぱりバンド或いはグループを続けて行くには「強い愛情」だったり「受け入れる気持ち」が必要不可欠なのでは、と思いました
形だけの友情や愛なき関係性など単なるハリボテに過ぎない・・・という話ですね

元々プラズマジカは急造と言えば急造でもあるバンドですから
ああいう風にお互いを曝け出して、お互いの愛情をきちんと確認する作業がどうしても必要だったのでしょう
仮にシアンの事情が、モアの事情がバレなかったとしても気を遣って裏でコソコソ動いてる時点でバンドに対する愛情に疑問を抱かれるのは間違いない
でもシアンの気持ちも、モアの優しさも本物だったからこそこうやって再び繋がる事が出来た訳で
やっぱりバンドやグループ活動っていうのは「何となく」なんかじゃやって行けない
だからこそ、今ああやってみんながまた一つになっている光景が尊く思える
あの何気ないトークのシーンもまた
プラズマジカがプラズマジカである為に頑張って来たんだなあ・・・という事を感じさせてくれて良かったと思います
お互いに“本当の気持ち”をしっかりと伝えたからこそ生まれた再集結、
逆に言えば「口に出さずとも伝わるだろう。」なんてのは単なる甘えに過ぎない、って事ですね





お互いの本音を隠したまま、ならば
結局は表面上の関係性でしかなくて
例え衝突する事になったとしても「きちんと衝突する」事こそバンド及び関係性に於いては重要なのかもしれません
そこで途切れたりわだかまりが生まれるようならば所詮そこまでの想いだったという事ですね
プラズマジカもその落とし穴に一度ハマりそうになったからこそ、
バンド「しにものぐるい」のまりまりにアドバイス出来たのでしょうね
正直彼女には華がある上に残りのメンバーもメンバーで個性的なので是非今後演奏を聴いてみたいです
勿論雫シークレットマインドに関してもね。要約すると「2期作って」って話になりますけど(笑

演奏が上手いだけじゃ、
ミスの少ないプレイだけじゃ、
歌が上手いだけじゃ、決して作りだせないグルーヴがある。
それがバンドという概念の本質であり、面白さそのものなんでしょうね。
今後のプラズマジカの躍進及び他バンド達の躍進にも期待したくなるのが「SHOW BY ROCK!!」の良さの一つであります
気持ちいいくらいのビッグマウスっぷりが炸裂していたクリティクリスタの面々にもきっとドラマがあるでしょうし
その辺含めて今後の彼女たちの動向に目が離せません(実際に始まる前のドキドキ感は今期でも群を抜いてたりします・・・笑)





そういう観点から考えると、
これまでずっと(ほぼ)お笑い担当だったシンガンクリムゾンズもまた本当の意味で「一つ」になる必要性があるのかもしれません
ロム兄さんが冒頭で“自画自賛合戦”と揶揄してましたけど(笑
アイオーンの心にも闇があったのか、
ダークモンスターの元(?)に取り憑かれたような伏線がありましたよね
シンガンクリムゾンズもまた真の意味で曝け出し尽くしてはいないバンドなのかも、とは観てて思いました

とはいえ、ケンカのシーンはケンカのシーンで面白いからなあ(笑
冒頭のいちいちラーメンに例える辺りの下りは最高でした
メンマも刻みネギも重要だと思いますけどね
もっと認め合う必要があるのでは?
それはさておき、妖怪ストリートに辿り着いた時のロム以外の3人のリアクションもまた「らしく」て面白かったですね
「故に」の声が裏返ってるだろ!とか、アイオーンが遂に格好付ける事すらままならなくなった、とか(笑
イケメンキャラはイケメンキャラですけど、所々ヘタれてるのがあいらしくてお姉さま方の心をくすぐるのかもしれません


そう、この間サンリオキャラクター大賞の初日速報に於いてシンガンクリムゾンズが1位になっちゃったんですよね
勿論まだ初日の発表ですし、これからどうなるかは分からないんですが
少なくとも女性人気も高いんだな~というのははっきりと分かった事柄であります
こういう風に男も女も魅了する事の出来る作品は自分のアニメ経験則からすると「強い」と思います
かといって男からそっぽ向かれるほどナチュラルボーンイケメン、って感じでもないのがまたイイんでしょう
基本格好付けてるけど、所々(良い意味で)アホっぽいシンガンのコメディ描写もまた冴えていた話数だったと思います




その上、「普通に格好良い」ところも魅せられるんだからシンガンはニクいですね
ロム兄さんの男らしさ、それに呼応するシンガンの面々・・・
認め合う必要云々と先述しましたが、
基本的にはバンドやメンバーに対する愛情や気持ちは全然持ち合わせてると思うんですよね
だから、あの複線から察するに彼らにもまたトラブルが降りかかるのは避けられないでしょうけど
この話数で見せたバンドやメンバーに対する愛情や気持ち、は後々に生きて来る、とも思います
そういう説得力を持たせる為にも有意義な話数でしたし、
これからのシンガンも楽しみになりましたし、
何よりも、やっぱりなんだかんだで憎めない連中だなあ、、、ってはっきり思えた事が一番大きかったですかね
基本2枚目ライクで実質3枚目だけど、時々本当の意味での2枚目にもなる事が出来る、という。
シンガンの実は格好良い部分を垣間見れてその意味でも良かった第7話でした
それでいて、
前述のようにちゃんとプラズマジカの印象的なシーンも作れてるセンスもまた良好ですね
ダガーの“お金優先”な行動原理も気になりますし、もっともっと凄い景色を見せてくれそうなポテンシャルにワクワクです
音楽の力を信じ切っている作風(これが大好きなんだけど)だからこそ、音楽の力を信じ切った上でのハッピーエンドに繋がって欲しいなあ、と。期待大。










青春はNon-Stop!/プラズマジカ[SHOW BY ROCK!! OP]
Have a nice MUSIC!!/プラズマジカ[SHOW BY ROCK!! ED]
先週出たEDと以前出たOPの感想も書いてるのでよかったら読んでみて下さい
今週はシンガンとトラクロ、6月3日にはプラズマジカとクリティクリスタのシングルが同発って事で
リアルの世界でも売り上げ対決を楽しめそうでそういう部分もまた面白い戦略であります
あとはサンリオのキャラクター投票が絶賛展開中なので、推しのバンドがいる方は共に応援しましょう!
プラズマジカの皆が築いてきた愛情、そしてシンガンの皆がお互いを貶しつつも根底にある愛情を垣間見せた良い具合の話数でした
今後も是非いっぱい衝突し合って大きくなっていって欲しいものですね。この2バンドに限らず。




シアンにも徐々に正義感が芽生えつつある・・・かな?それはそれとして今週もめちゃめちゃ可愛かったですね(笑











See More Glass/Galileo Galilei

2015-05-17 | アルバム感想








ほんとうの私なんかは
なんにももっていないですから (バナナフィッシュの浜辺と黒い虹)


“いまを生きる”なんて
こんなもんだって知ってたよ (Mrs.Summer)











ガリレオガリレイが去年出したミニアルバム(っていうかシークレットトラックで2曲入ってるから実質全9曲でほぼアルバムサイズ)を
最近よく聴いています もう発売からは半年以上経ってる訳ですが、ただアルバムのテーマ的にもむしろこれからの時期によく似合う、
ぶっちゃけ秋というよりは夏に聴く方が全然良いような「夏のサウンドトラック」的作品に仕上がってるんですよね
歌詞にも「夏」だったり「ビアガーデン」だったり「浜辺」だったり夏を連想させる言葉が多い
とはいえ冬も春も定期的に聴いてはいたんですが(笑 
これからの季節に聴くのも楽しみだな、って事で。

前述のように夏の情景や雰囲気を彷彿とさせるフレーズ、サウンドのオンパレードで、
でも死語かもしれませんがそんなに「イケイケ」な感じはなくて
どっちかと言えばもっと切なくてノスタルジックな印象の、
“夏の儚さ”に焦点を当てた良い感じの作品集になっていると思います
夏の雰囲気と共にあった憧憬やちょっと上手く行かなかったセンチメンタルな記憶だったり
ある意味「遊ぶ」とか「盛り上がる」とかいうのとは対極にある作中観の楽曲が多く収録されてるので
そういった夏に付随するちょっとしたセンシティブな感情表現や心情描写を味わいたい方にはうってつけのアルバムかと思います
また全体的にアンニュイな空気も流れていて夏のサントラ云々を抜きにしても良い具合に沁みて良い具合に気分が良くなる類のアルバムであるかと。

頑張れば報われる、とは言うものの実際は報われるかどうかは色々な要素が絡み合って生まれるある種の奇跡のようなもので
正直な話頑張ったとしても行動に移したとしても「なんか上手く行かないな」「ちょっと違うな」という
そんなパターンがかなりの割合を占めてるもんだったりするんですよね(体感的に)
個人的にはそういう心情に於いてのサントラでもあるなあ、と
何か持っているようで
その実その感触は今ここにはない
気付いたら“空っぽ”を感じてしまっている自分
散々頑張っても「結局こんなもんか。」ってなってしまう現実
でもそれを悲観的に歌うのではなくあくまで情景と混ぜて歌われているので
アンニュイな感触はあるけれど、でもダークまでは行かない・・・みたいな絶妙なバランスがガリレオガリレイらしい、とも言えます
そういう煮え切らない今の心情と、それでも確かにそこにある情景、、、的な作中観がツボなのだと聴いてて思いました
全体的にメロも雰囲気も夏っぽくて爽やかなアルバムですけど、そこに込められた気持ちはどれも切実で。
だからこそただ単に「夏っぽい」だけの印象に留まらず深く聴き応えのある作品になってるんじゃないかと



勝ちを得たい 奪っていたい
全てをひっくり返せるから
何がしたいかを考えてよ (プレイ!)
 

君にわかってほしかったんだ
ほんとは頷いてほしくて (親愛なるきみへ)



だけど、ロックバンドならではの“ロール感”にも長けているアルバムだとも思います
それは後半の曲になればなるほど顕著になっていくんですが、
「プレイ!」という曲のハイテンポなビートに乗せられて歌われるがむしゃらで必死な想いに
「親愛なるきみへ」では“人それぞれ”なんてきれいごとじゃ済まされないリアルな心情が歌われていて
聴いていて心が熱くなってしまう作用があったりもして、アンニュイでノスタルジックな作中観のナンバーに加えて
そういった強い想いを吐き出す類のナンバーがあったりもするこの辺のバランス感もまたネガポジ的によろしいと思います
アレンジも夏っぽさ全開の前半からビートが効いたロックチューンだったり壮大で神秘的なアレンジに変化していくので
さり気に飽き難いアルバムとして成り立っている、それも自然に・・・っていうのがまた凄い作品であります
兎角一曲を取りだすのも全然アリですが、流れで聴くとより良い具合に楽しめると思うので
季節がら的な意味合いも含めて興味があったら是非。

個人的にはいかにも「夏!」って感じのコーラスワークが超気持ち良い、けど焦燥感も同時に表現している「Mrs.summer」と
多分今作で一番アンニュイでこじれてる心情を歌っていると思われるAimerさんがガッツリ参加の「バナナフィッシュの浜辺と黒い虹」、
それとメロディと弾けるようなギターサウンドがめちゃくちゃポップで気持ち良い「プレイ!」がお気に入り
「プレイ!」に関してはそんな解放的な音に相反して歌詞の方はすごく足掻いてる感じがするんですよね
それでいてちょっと青春の匂いもするのがツボでめちゃくちゃ大好きな一曲です
最後の「親愛なるきみへ」も正直聴いてて頷きまくってしまう歌詞に壮大なアレンジも光る名曲だし、
「山賊と渡り鳥のうた」はガリレオガリレイらしからぬ哀愁が沁みてて好きだし・・・
って、まあ、正直言って「全曲好きです。」という答えに最終的にはなりますね(笑
でもそれくらい粒ぞろいの傑作ミニアルバム
ついでに書くと冒頭でちょろっと記したシークレットトラックの2曲までも良いんですよね
一曲は打ち込みポップ、もう一曲は弾き語りと正にシークレットトラックならではの曲調になってるのもプラスポイント
爽やかだけど、どこかさびしげでアンニュイで、だけど確かな情熱もあって・・・というガリレオガリレイの記名性がよく出ている作品でもあるかと













逃げよう いつだって
そうやって生きてきただろう (山賊と渡り鳥のうた)


ベッドの上で知ったふうにさ
言うほど僕らは“おとな”じゃない
だからさなんでもしゃべってよほら (プレイ!)



あくまで個人的に、なんですが
自分の欲しい言葉を的確にくれるから今作本当に大好きですね。
それと尾崎くんのボーカルが年々艶っぽさ、男らしさを増してるのにも注目です。