サブカルチャーマシンガン

自分だけの「好き」を貫く為のブログ。

2022年のベストアルバムTOP10!

2022-12-31 | 年間ベスト









もう既に辛いんですが(体力的に)、
やると決めたからには最後までやり通したいと思います。。押忍。








第10位Cとし生けるもの/リーガルリリー

今年の1月に出たアルバム
(もう数時間で「去年」になっちゃうんですね.....怖)。
リーガルリリーに関しては、めちゃくちゃ良いと思いますね
ボーカルのたかはしさんの声が独特で、チャットモンチーの橋本さんも幼い声だけど、
それよりも更に幼い感じの声でなんかスゴいですね・・・って感じなんですけど笑
それ故に、
シューゲイザーやオルタナティブ・ロックには物凄い合う声で、
あの声とバッキバキの尖った演奏が絡んで中々に恐ろしい事になってる作品だな、と。
やっぱりたかはしほのかさんのあの声の破壊力は素晴らしいものがあると思う
すっごくあったかい感じもするし、
どこか切ない感じもするし・・・時折、鬼のように轟音になるサウンドも非常にエゲつない印象でした。
個人的な推し曲は昨日も挙げた「セイントアンガー」で、聴いてると泣きそうになる一曲です。



第9位QUILT/Rei

4月に出たアルバム。
コラボレーションアルバムなんですけど、
ゲストが呂布カルマとか細野晴臣、CHAI、東京ゲゲゲイ、山崎まさよし・・・など、
あまりにも豪華過ぎるというか、正直歌ってる本人よりも知名度のある人がゲストに来ていて。
でも、、、
実力的には決して負けていない
聴いててビックリするぐらい粒ぞろいのロック・アルバムで、
正直この才能はもっと知られなきゃいかん。。とか思っちゃいました
全体的に本当に良い曲しか入っておらず、
「CRAZY!CRAZY!」「TAKE A BREAK」の様なバッキバキのロックナンバーから、
「CHOTTO CHOTTO」のようなアイドルちっくな楽曲、
「月とレター」「ぎゅ」みたいな王道のポップス、
そして藤原さくらとコラボしたアコースティック主体の爽やかな楽曲「smile!」など、
音楽的な幅の広さも面白くて楽しくて何度も聴けるクオリティのアルバムに仕上がってると思う。
ギタリストとしても著名で、実際にライブで奏でてたギターの音色はヤバかったですね。



第8位踊る様に/ポルカドットスティングレイ

9月に出たアルバム。
兎に角良い曲がいっぱい詰まっている。
花澤香菜に提供した「SHINOBI-NAI」のセルフカバーに始まり、
ギターロックからR&Bっぽい曲、ポップスもあるしポエトリーっぽい曲もあり、
昔の楽曲のリメイクもあったり英語のダンスナンバーもあったり・・・と全体的に多彩な印象。
つまりはこれ一枚で様々なジャンルの音楽を堪能出来る。という事なんですが、
それを可能にしてるのも雫さんのソングライティングのセンスと、
それに対応出来ているメンバーあってのものなんでしょう。
お洒落で格好良いナンバーは勿論、
ギャルの気持ちになって歌ったという発明的なキラーチューン「SURF」、
ポップで甘やかでありながら毒気たっぷりの世界観が魅力的な「トーキョーモーヴ」など、
要所要所で変わり種とも言える楽曲を配置して最後まで飽きさせないのも流石だと思う。
個人的には、
疾走感とサビの美メロが聴いてて最高に気持ちが良い「ダイバー」が特に好きで、
直接的に頑張れとは言わずとも聴き終えたらやる気が漲ってるような粋な歌詞がお気に入りです。



第7位Unleash/BAND-MAID

これも9月だったかな。
BAND-MAIDに関しては昔から名前だけは知ってたんですが、
楽曲は聴いた事なくて、たまたまいつも聴いてるラジオのゲストで出たので聴く機会があったんですけど、
超バッキバキのロックナンバーがガンガン流れていてかなり面食らった記憶がありますね
いや、
勿論メイドの格好でハードロックやってるのは知ってはいたものの、
自分の予想外に格好良くて尚且つボーカルの印象が凄くクールに感じたんですよ。
正直、
音だけ聴いてるとただただめちゃくちゃカッコいいロックバンドだな、、、とか思いました
個々の演奏の技量も半端無いのが楽曲から通して伝わってくるのも素晴らしく、
聴きながらここのドラム!ここのギター!とか、
激しい演奏そのものに感動してしまう事が多々あったのも想い出としてあります
昨日挙げなかった曲だと、サビのメロディが斬新に感じた切実さも光る「Sense」、
ラップも取り入れた迫力満点の承認欲求ソング「influencer」がお気に入り・・・っていうか、
ぶっちゃけ全曲良いですね。。
聴いていてスカッとする一枚だと思います。



第6位Chilli Beans./Chilli Beans.

7月に出たアルバム。
最近では珍しくなった?洋楽からの影響を強く感じさせるバンド。
要所要所でオールディーズを思わせるフレーズが聴こえて来てそれが令和の今では新鮮に感じる。
特に、
「L.I.B」のギターリフなんかは良い意味で古臭くて素晴らしかったですね(笑
全体的に粒揃いで、
クールな印象の「This Way」「neck」から、
イントロの時点で気持ちがアガる「School」ポップな「マイボーイ」、
そして令和に於ける憂鬱な気持ちを吐き出したロックンロールになってる「blue berry」が素晴らしい。
かと思えば、踊れるタイプの「lemonade」「シェキララ」みたいな楽曲もあったり、
でも、
J-POP的だと言える「HAPPY END」があったりね、
なんか良い意味で自由というか、先が読めないアルバムになってるのが本当聴いてて楽しかったですね。
昔の洋楽からの影響はありつつ、それだけでもない感じが凄く良かったのかもしれない。





第5位Les Mise blue/syrup16g

5年ぶりのアルバム。
今回選んだアルバムの中では最も遅く11月の末に出ている。
本作を聴いて感じるのは、非常にシロップらしい質感とメロディが復活している~という事と
あと改めてsyrup16gの演奏や歌ってここでしか聴けない類のものなんだな。という事も強く感じました
具体的に書くと、あの浮遊感たっぷりのベースラインと乾いた質感のギターサウンド、
そしてドクドク鳴らす印象のドラミング・・・
多分分かると思いますが、
「これシロップっぽいね。」みたいな瞬間がいくつもあって、
最早それが伝統芸能のような域にまで入って来たような、、、とか書くと言いすぎですかね?
ただ、伸びやかなメロディと人生の酸いが詰まってる歌詞、そしてあの声・・・と
ここに来てシロップがシロップの強みに懸けている様な作品になっていて、
往年のファンならばきっと気に入る作品だと信じてるし、
逆に新規のファンには新鮮に聴こえる傑作になっていると思いましたね。
「Maybe Understood」でも顕著なように、これまでしんどい人生を過ごして来た人に向けての
応援歌・・・のような、或いは表題曲などでそれも人生。と認めてくれる様な、
そういう懐の広さは今のシロップならではだと感じました。



第4位NIA/中村佳穂

中村佳穂に関しては今年「さよならクレール」で知った。
中村さんの音楽は、
凄く自由で・・・それでいて、自由とは言っても、ちゃんとした音楽的素養の上に成り立ってるので、
だから聴いてて気持ち良いし、生活に根差してる感じもまた聴いてて素敵だと感じる部分なんでしょう。
何より、
めちゃくちゃ楽しそうに歌ってるな~というか、
純粋に音楽そのものを楽しんでる感じが聴き手に伝わってくるのが良いんだと思いますね
退廃的だけどポップにも響く「さよならクレール」を始め、
中盤のオルタナを感じさせる名曲群、
そして、
切実な想いが切実なアレンジで聴き手に伝わる「Hank」「MIU」、、、など、
兎に角聴きのがせない類の楽曲がいっぱい詰まっている才気に満ち溢れた傑作・・・ですね。
ラスト前の曲であるタイトル曲に辿り着いた解放感も凄くて通して聴く価値ある一枚です。



第3位Actor/緑黄色社会

このアルバムは凄いですね
兎に角、本当に良い曲しか入ってない。
俗に言う捨て曲みたいな曲が全く入ってない、
もう最初から最後まで全力投球!みたいな・・・このエネルギーは凄いですよ
ぶっちゃけ、
これ90年代に出てたら絶対100万枚突破してるだろ。っていうクオリティの作品です
バラッドは力強いし、ロックチューンの勢いもスゴいし、ポップな曲はよりポップだし、、、
手抜きが一切無い作品とはこういう事だと思う。
個人的には、
長屋晴子さんのボーカルに関してはエモの要素も多々感じたので、
そういう意味ではエモ好きにも聴いて欲しい一枚にも感じましたね。声もデカいしね。

楽曲としては、ダークな「揺れる」、悔しさと反骨精神が滲む「ずっとずっとずっと」、
あと讃美歌の要素の強い「キャラクター」は令和を代表する名曲だと思います。
「キャラクター」に関しては文字通り好きなキャラクターに対しての愛の歌としても聴けます。
音楽は自由ですから。



第2位Flos Ex Machina/Cö shu Nie

エネルギーという観点で言うと、この作品もスゴかった。
ジャンルとしてはロックは勿論、スチームパンク、ゴス、王道のバラッド、爽やかなギターポップ・・・等々、
多岐に渡る感じなんですが、そのどれもが高水準で中村未来さんの才能を感じさせました。
そしてCö shu Nieといえばブリブリのベースラインも忘れてはならない。
もっと分かりやすい言い方をすると、
凄く耽美で綺麗な音楽だと思いました
でも、
歌詞の中ではグロテスクだったり、足掻いてたりもするんですけど、それも含めて儚くて美しい。
Cö shu Nieは今回挙げた中では知名度で言えばそこまで無いかもしれないんですが、
それでも聴いていてハッとするような素晴らしい音楽を奏でてると思います。
ライブも2回ほど行きましたが、どっちもヤバかったですね。。
90年代V系好きにも聴いて欲しい一枚です。



第1位ima/眉村ちあき

色々と考えたんですが、
今回たくさんたくさん聴き直してきて、
今回は眉村ちあきさんのアルバムがベストだと思いました。
理由は・・・18曲も入ってるから!!!、、、というのは嘘ですけど(笑
いや、
半分は本当かな、
18曲も入ってるのにイマイチな曲が無い、っていう。そこがまずスゴいのと、
やっぱ単純に曲が良かった。結局、そこに尽きますね。眉村さんは一人で楽曲作ってるんですが、
よく次から次へと湯水みたいにここまでグッドメロディが出て来るもんだな。と思うし、
その中でも本作は最もハイクオリティなアルバムに感じられました。
 いやでも、
逆に考えれば、
同じ曲の別アレンジが入ってるとはいえ、
ここまで良い曲「しか」入ってない~と言う方がおかしいんですよ。
一曲ぐらいフツーの曲が入ってるのが普通だけど、個人的にはどの楽曲も意味のある曲に思える。
「Blaze of Glory」とかライブで聴いた覚えがないけど、めっちゃハッピーで踊れる曲だし、
「おもてなし子」もたまにしか歌わないけど心に沁みる良い曲だしな・・・。
そう、
残酷なまでに手抜きが出来ない、
本物のソングライターだからこそ創れた金字塔なのです。
中でも、❝個人❞である事の良さと辛さを両方歌ってみせた超プログレッシブな「Individual」は、
音楽好きなら一度は聴いてみて欲しい名曲に仕上がっています。最強の名盤だと思います。










ここまで読んで下さった皆様、
そしていつも読んで下さってる皆様、
本当にありがとうございました。
正直、
他の方の年間ベストを見ていて「あれ聴いてないな。」と思うものがいっぱいあったので、
自分はミュージックリスナーとしては残念ながら未熟であり、
まだまだ知識と言う観点からすれば脆弱そのものだと痛感しています。
けれど、
その中でも出会えた作品は今後も大切に聴いてゆきたいですし、10作以外にも大好きな盤はあります。
そして、来年はよりアンテナをしっかり拡げてもっともっとガンガン聴いてゆきたいです。
あと今年は新譜のレビューが数作程度に留まってしまったので、
来年は旧譜も含めてもうちょっと頻度増やしたい。
漫画のレビューももっとしたいですし、
アニメも!
特に、アクセスがあったものに関しては出来る限り続けたいと思ってます。

ホント、
まだまだまだまだの管理人ですが、
それでも自分の文章に付き合って下さっている皆様には感謝です。
そして、いつもリアクションボタンを押して下さるgooブロガーの方にも感謝!
それでは、2022年はありがとうございました。
そして、2023年にまたお会いしましょう。



2022年よく聴いた曲ベスト20!

2022-12-30 | 年間ベスト








一応、
仕事納めましたけど、
昨日今日とほぼほぼ家で音楽を聴き直す事に費やしたので、
ある意味仕事以上に仕事してますね。。
いや、
はっきり言ってしまうと、
仕事よりもブログの方に力入れてますからね。勿論、ちゃんとこなしてるから働けてはいるんですが...。

今回は、
昨年よりも悩みました。
っていうか、20曲なんですけど、
ぶっちゃけ、20曲なんかじゃ足りてないですね
正直ごく一部に過ぎなくて・・・選んだ曲は勿論大切な楽曲ばかりですけど、
選んでない楽曲でも「いや、これめっちゃ聴いてたよ!?」的なものがいっぱいあって、
早くも悔しい気持ちでいっぱいですね、、、(号泣
おいおい、
アレ入ってないのかよ。。とセルフツッコミしてしまったくらい、
悩み抜いて絞り出したランキングになりましたので、
生温かく見守って下されば幸いです。
では、以下。







第20位CRAZY!CRAZY!/Rei

直訳すると「バカ!バカ!」なんでしょうか・・・
東京ゲゲゲイの方とコラボしてるナンバーで掛け合い的な部分も面白い。
この曲の肝は、
サビでイキたいわイキたいわ!と何度も歌っている事でしょう
歌詞カードでは勿論普通に漢字なんですが、実際に聴いてるとそっちの意味にしか聴こえない。。
しかもReiさんの高くてレディー的な歌声だと余計にセクシーに聴こえるのが素晴らしい。し、
どうせいつかは死ぬんなら好きな事して死にたいわ。っていうテーマ性も好みです。
どうせいつかは死ぬんだから、ね。


第19位カラフルでポップな弾けだす音符は僕を救う/marble

タイトル長い(笑
今年、多分10年振りくらい?に出たmarbleの新曲から。
「瞬間マテリアル」と正直どっちにしようか迷ったんですが、
同じ新曲ならより新しい方が良い。という判断でこっちにしました。
もう、
往年のmarbleのポップセンスが爆発していて流石としか言えない楽曲。
思ってた以上に色褪せてる感じがしないというか、正直聴いてて「若いな。」とも感じました
歌詞に関しては、別に完璧じゃなくても、完璧じゃないのが逆にイイね。という歌詞で、
確かに自分も出来ない癖に常に完璧を目指し挫折しウジウジしてしまう時もある
ただ、
その中でも「出来た事」に関して否定するのはあまりに都合が良過ぎると思う。日本語変だけど。
そう、完璧でなくとも、ちゃんとそこにあるものを愛でよう。そんな雰囲気に満ちたポップナンバーです。


第18位味見/MONO NO AWARE

配信で出たシングル。
今回も独特の視点による面白い楽曲に仕上がっていて、
ズバリ料理を人生に例えて様々なメッセージを紡いでいく・・・という
あまり類をみないようなユニークなナンバーに仕上がってます
個人的には、
冒頭の「少々」を何度も繰り返すボーカルや、
間奏の部分の謎の詠唱など、要所要所で溢れるオルタナティブ・ロック臭が堪らない一曲です。
そして、「味見を忘れずに」とか「塩っぽい話題ばっか頬張ると血圧上がる」など、
さり気なくなるほど...と思えるフレーズが紛れ込んでるのも粋ですね。


第17位セイントアンガー/リーガルリリー

今年出たアルバムに入ってる曲。
自分、
初めてこの曲聴いた時、聴きながら泣きそうになってしまって。
みんな光り方を探している、、、本当に自分の人生そのものだな、って思ってしまったんです
しかも、未だに「光っている」とは決して言い難いですし・・・凄く感情移入のし易い楽曲だと思いますね
また、後ろで鳴ってるギターの音がやたらいかついのもギャップがあって素敵な楽曲
このアルバムには他にも素敵な楽曲がいっぱい入ってるんですが、
涙腺を刺激された~という理由でこの曲にしました。


第16位チャーミング/BUGY CRAXONE

数年くらい前に、
BUGY CRAXONEってずっと良い曲作ってるよなあ。という事実に気が付き、
それから水面下でちょくちょく聴き込んでたりするんですが、
そういう状態になってから初のアルバムからの一曲。
シューゲイザーっぽいアレンジで、
古き良きロックンロールを奏でてるような楽曲なので、
奥深いアレンジなのにシンプルに響く。という印象のなんとも不思議な楽曲に仕上がっています。
熟年の鍛え上げられたリズム隊のぶっとさもあり短い歌詞からは想像付かないくらいの満足感がありました。


第15位Gerbera/asmi

今年の春に出た配信シングルで、このジャケットもかなり好きです。
asmiに関しては今年から知ったんですけど、
まずあの声に驚きました
めちゃくちゃキュートな上に包容力に満ちた柔らかい声でもあって、
あれはasmiさんにしか出せない声だな。。と強く感じたのがこの楽曲でした
この楽曲は今年最も慈愛を感じた楽曲で、あの声で「ベイビィ」とか歌われたら堪らないですよね。。
他にも「PAKU」やミセスにfeat.された「ブルーアンビエンス」も人気曲ですけど、
独特の浮遊感と「明後日くらいには笑えるように」という猶予のあるフレーズが大好きなので今回はこの曲で。


第14位綺羅キラー/ずっと真夜中でいいのに。

今月の17日に出た楽曲。
つまりは世に出てから10日ちょいしか経ってない曲です。
この曲にはちょっとした思い出があって、母親とテレビ観てる時たまたまこの曲のCMが流れて、
母親が「この曲良いね。」と言ってて、それを聴いて自分も「うん、良いね。」って返した~っていう。
何かこの年齢になると❝そういう事❞も早々ないじゃないですか笑
想いがシンクロした・・・という経験も相俟って、
その後狂ったように聴き込んでしまった。
歌詞に関してもまるでシロップ16グラムの歌詞みたいな韻の踏み方してて、
それが個人的に馴染みあるのとボーカルの方の歌の「色の付け方」がすごく上手に感じるんですよね。
この曲は今現在最新の楽曲の中では最もクールで格好良い!と思える楽曲ですね。
意味がないようで意味があるような歌詞って結構自分の理想に近くて、
そういう部分も好きだし、あとこの曲のMVも好きですね。


第13位病は花から/Cö shu Nie

この曲は選出しましたけど、
結構聴く人を選ぶタイプの楽曲だと思いますね。
凄くグロテスクかつ耽美な世界観を形成していて、間違いなくお茶の間向きとかではない・・・
でも、
自分はこの曲の、
葛藤の末に滅茶苦茶になっていく感覚とか、
情念でがんじがらめになって狂気の沙汰になっていく感じとか、
一見非現実的だけどよくよく聴くとリアルでもある作中観が大好きですね。
「まともに返事もできないからわたしを放っておいて欲しいの」って歌詞は相当キてますね笑
どことなく90年代V系にも通じる世界観を感じてそういう意味でも愛聴してた一曲です。


第12位ハッピーエンド/SHISHAMO

夏に出た配信シングル。
この曲では、
間奏の部分で珍しく音響系あるいはシューゲイザーみたいな奥行きの深いアレンジをしていて、
まずそこが好みだったのと、やっぱりサビの「誰が何と言ったって~」という言い回しが好みですね。
管理人自身、
昔から「誰が何と言おうと」みたいな言い方が凄い好きだったんですよ。
常にそういう気持ちで生きてますし、とは言え、実際に使うと賛否もあるから笑
なので、歌の中でそういう言葉を使ってくれたのは嬉しかったし、
更に言うと、
グチャグチャな感じで別離した人でさえ、
あれはあれで良かったんだよ。と無理矢理自分に言い聞かせてるような世界観がすごく大好きです。
その上で、最後に「蝉の声がうるさい」と自分の中の葛藤や他者の声に結局怒ってたり、
そういう部分も生々しくて、その振り払って納得しようとする感じがイイですね。
聴いててイマジネーションが刺激される文学性も内包されてる一曲です。


第11位聖者/ドレスコーズ

これも夏によく聴いてた楽曲。
この曲は・・・
音の質感が「今」って感じじゃないですね
古き良き歌謡ロックなアレンジが聴いてて心地良いのと、
歌詞が抽象的な故に、疾走感と浮遊感がミックスされた雰囲気と相俟って妙なトリップ感があって。
そこが大好きだったのと、
途中まで抑えて歌ってたのに、
最後のとこだけ強めに歌う部分とかそういう細かい部分も聴いてて楽しかった一曲でした。
新曲なのに、どことなく「懐かしい。」と感じるノスタルジックなセンスが聴いてて最高でしたね。







第10位わたしのLife/藤原さくら

この曲は・・・
端的に書くと「自分、頑張ってるよね。」という楽曲です
多分、自分含めて、みんな日々何かしらの悔しい想いは抱えて生活してると思うんですけど、
正直、そういう表情ばかりしていても辛いし生産性が無いと思うんですよね。
だから、
全部否定するんじゃなくて、
これははっきりと書きますが生き延びてる以上誰でも成し遂げてる事って言うのは大なり小なり有る筈だから。
逆に言えばそういう体験が全く無かったら生き延びる「ことすら」出来て無い訳ですし、
そこは認めるべきだとは思いますね。
なので、
時には、
お酒でも飲みながら、
自分の「したこと」「出来たこと」に感慨深く浸ってもいいんだよ。・・・っていう、
そういうありそうでなかった楽曲に仕上がっていて今年本当によく聴きました。
歌詞の中でいきなり固有名詞が出て来る荒唐無稽な部分もまたイイです。
例え自分に都合が良い考え方でも、それでも良いよ。と言ってくれる懐の深さがこの曲にはある。


第9位SURF/ポルカドットスティングレイ

この曲を初めて聴いた時は驚いたね
普段の声とは全く違うし、
曲調も・・・
でも、
すっげぇ良い(笑
めちゃくちゃポップだし、キャッチーだし、そして歌詞が刹那的で気持ち良いし、、、で
正に文句の付けようがないキラーチューンに仕上がっております
完全にギャルの世界観なんですが、
その中でも、
怒りが静かに渦巻いてる毒も含めて好みな楽曲でしたし、ポルカってスゲーな。と感じましたね
少なくともこういう感じの曲って今まで無かったのでは?と思うと発明的でもありますね。
自分が無知なだけの可能性も勿論あるけど、すごく新しい曲に思えました。


第8位Imagine/DOPING PANDA

今年復活したDOPING PANDA、約11年振りのアルバムからの一曲・・・なんだけど
これも驚いたね
まったくブランクを感じさせないどころか、
なんか全盛期にシングルで切っててもおかしくないレベルに感じて。
10年以上ぶりに再結成していきなりこんなアンセムみたいな楽曲が創れるんだ・・・!と
素直に感じてしまった楽曲。
いや、むしろ過去越えてるんじゃないか?ってくらい。
だけど、
令和的なクールさもあって、
きっちりブラッシュアップされた上で放たれてるのもポイント高いです。
ライブ行きたかったけど、チケット取れなかったり色々都合が合わなかったので来年行きたいなぁ。
キャッチーだけどスケール感も同じくらいあったりもするバランス感覚がまた好きですね。


第7位告白ステップス/眉村ちあき

この曲は初めラジオで聴いたんだけど、
あのイントロが掛かった瞬間鳥肌が立ったし、
その時点で「名曲だわ。」ってはっきりと分かった。
この曲は、
正直ラブソングではないと思う。
ラブソングを越えた正真正銘の❝愛❞の歌というか・・・
つまりは対象が限定されておらず、何が何でも自分はこれを愛す!
そんな自身の愛に対する誓い、または、決意表明のような楽曲になってるんですよね。
だから、あらゆるものに対して適用出来るのでそういう意味では汎用性の高い名曲になってるとは言える。
また、眉村さんのボーカリゼイションもかなり気合と情念が籠っていてその深愛っぷりもまた見事な一曲です。


第6位ミチヲユケ/緑黄色社会

緑黄色社会は今年から聴き始めた。
最初はアルバムの中で好きな「キャラクター」「ずっとずっとずっと」辺りを挙げようと思ってたが、
秋に出たニューシングルの表題曲である「ミチヲユケ」がえらい良かったので。
ただ、
この曲は結構前衛的な曲でもあるのでそこまで大衆受けする曲ではないと思う
キレッキレの演奏にいつもよりも野性的な長屋さんのボーカル、
そして民族音楽みたいなコーラス・・・
お茶の間というよりは、
コアな音楽好きに向けたような楽曲になっててこれをフィジカルのシングルとして切るセンスに惚れた。
「どうか私を楽しんで 生まれ続けていたいわ」というフレーズも実に素晴らしいと思う。
ポップというよりは先鋭的なセンスが光るアグレッシヴな名曲だと感じます。


第5位BYE BYE/chilldspot

去年は「未定」がランクインしてましたが、
今年の「BYE BYE」を聴いてかなりの進化を感じました。
全体的にキャッチーなんですけど、隙間のある格好良い音作りにもなってて正当進化という印象がする。
また歌詞が最高なんですよね
私が主役!
私が主役で居させてよ!っていう、
物凄いエゴイスティックなものになってるんだけど、それが実にイイです。
だって、誰も「脇役を頑張ろう♬」なんて思ってないでしょう笑 思えないとも思うし。
そういう意味では人間の根源的な欲望を誘発させる歌詞にもなっていてそのカタルシスがヤバいですね。
 特に、
「止まらせないでよ」というフレーズに本音が思いっ切り出てると感じますね。
「止まらない」はよくあるけど、「止まらせないでよ」っていうのは中々無いですよね。
そして自分もそう想う時もあるから・・・凄い共感度指数も高いナンバーです。


第4位School/Chilli Beans.

Chilli Beans.に関しては、
久々にオールディーズに影響を色濃く受けたバンドが台頭して来たな。って思いましたね
最近は邦楽に影響を受けたと思われるバンドが多かったので、
そういう意味では正直新鮮で懐かしかったです。
個人的には、
2002年くらいのミュージックスクエアで流れてそうな音楽・・・と言えば通じるでしょうか?
そして、「School」という曲の歌詞を要約すると、優等生なんてつまらんから悪いヤツになりな。っていう
これまた良い意味で時代錯誤な、、、センシティブ全盛のこの時代からすると有り得ない歌詞ですよ笑
でも、個人的にはそれが凄く痛快で、不良ではない自分にとってはかなり救われた部分はあります
まあ、Chilli Beans.のメンバーも不良という訳ではないと思うけど。。
この曲の歌詞はかなり古典的なロックの歌詞で、
それを令和の時代にやった事に強い意味があると感じました。「blue berry」もめっちゃ好きです。



第3位Unleash!!!!!/BAND-MAID

2022年の西京さんを語る上で、
この曲とバンドは外せないでしょうね。
ズバリ、ツイッター歴8年目にして初めて「いいね」が100近くついた上に、
反応に関してもほぼ絶賛だったのであの時の嬉しさは半端ないものでしたね。。
正に、
「起きるべき奇跡が起きただけさ」という感じでした、、、笑
まあ、もっと大人気の方だとそれくらい朝飯前なんでしょうが、自分みたいな小規模だとそれも大変で。

でも、バズったからこの位置というのは違う。
この曲を初めて聴いた時、めちゃくちゃ格好良いな!と素直に感じましたし、
元々固定観念があったので、ラジオから音だけ流れた時にかなりの衝撃がありました
中学生の頃はキッズでもあったので、その血が騒ぐ感じ・・・例えDIR EN GREYと対バンしても、
この音なら見劣りしないんじゃないか、と思ったと同時に間奏のギターサウンドにも感動しました
エフェクター使ってるんだと思いますけど、ギターであんな綺麗な音出るんだなあ、って。
歌詞に関しても最初は苦悩から始まって徐々に強気になってく流れが大好きです。
ガッツを貰えるというか・・・通勤前によく聴いてた事を思い出します。
来年はこのバンドのライブを観ます。


第2位さよならクレール/中村佳穂

この曲も度肝抜かれたなあ
ドラムンベースって言うのかな?独特のアレンジと疾走感、
そこにあの声と悲観的な歌詞が乗っかって唯一無二のカタルシスがありました
個人的に、
メロディに関してはズバ抜けてるのと、
この曲って「クレール」=「光」という事なので、
これからどんどん終わりに向かってゆきます。という退廃的な世界観なんですよね
それをああいうキャッチーさ溢れるアレンジとボーカルで聴かせる~っていうセンスが凄い。
更に、
終わってゆくけど、
「光ってるっていうのに」ってフレーズ。
自己主張というか本音というか願望というか情念というか、、、そういうリアルな感情が乗ってるのがいい。
要するに「気付いて!」って事じゃないですか。そういう意味では祈りの歌なのかもしれないですね。
この曲を生で聴けたのも今年の良い思い出の一つですなぁ。


第1位Everything With You/syrup16g

この曲は、
ライブで聴いた時、
今年一番涙が出たというか、
ボロボロに号泣してたんです。勿論、嗚咽とまでは行かないですよ笑
ただ・・・
この曲には、五十嵐さん個人の積み上げて来た苦悩と傷と、
あとそれと同じくらい聴き手の過ごして来た年月に於ける情念や傷が滲んでる気がして・・・
あ、
今これ書いてたらもう泣きそうになってきた(汗
この曲の歌詞は、今まで過ごして来た人生の哀しい部分が強く歌われてると思っていて、
特に「愛を失くして」って部分を聴いてると、今までの人生に於ける失敗だとか、
自分はもうあの人とは繋がってすらいないんだな。だとか、、、
要するに、
聴き手の悲しくて上手くいかなかった人生に寄り添ってくれるような曲だと感じたんです
でも、時にはそんなペーソスに浸るのも悪くない。そんな風に思いますね。

それと、「自尊感情は失せ」って歌詞がいかにも五十嵐さんらしいですよね。。
自分も、しょっちゅう消えてますけどね。やっぱ他人と比べるし。











すごい、
7時から書いてたはずなのに、
今11時半だよ、、、(ゲッソリ)。
めっちゃ疲れたので、心の中で褒めて下さい笑
色々葛藤の末に出したのがこの20曲です
これからの人生でも大切に聴きます。
明日はアルバム編だっ!!!



ずっと聴いている。

2022-12-29 | ブログ雑記







年間ベストソング、ベストアルバムの記事の為に、
ずっと今年購入したアルバムを聴いてるんだけど、
マジ終わらない・・・
聴いても聴いても終わらない。
その上、
配信限定の楽曲もあるので、それ含めるとすごい事になってますね
ぶっちゃけ、
毎度の事ながらこれキツい
去年の自分もそうだったけど、よくこんな事やってるな。と自分でも思う

ただ、、、
残念なのは、
ここでようやっと感想を書く作品がいっぱいある事。
正直、
こんなことやってるから音楽レビュアーとして(真の)復活出来ないんだよな、、、と情けなく思う
まあでも・・・
所詮自分は自分。
自分の中にないものは決して出せない。
あくまで自分の中でこれをやらなければ納得出来ない、
笑顔で2022年にお別れ出来ない感覚はあります。
その為に、頑張る。。
頑張る?
否、
「楽しむ」事が大切かな。現に、正直、聴いてる時は踊り出してしまう時もある(笑
個人ブログなので個人的なものになってしまうのが今から申し訳ないが、
それでも、2023年をしっかりとお迎えする為にこれは絶対。
最後の聖戦に臨みます。
ちなみに、ネタで言ってる訳ではない。本気ですよ。



【あなたが切り捨てた芸で】「あかね噺」1~4巻の感想。

2022-12-28 | 単行本感想
ちなみに全部初版です。。(めちゃくちゃ初版にこだわる人)。
1巻なんかは結構探すの大変だった記憶ですねぇ。













積読してた「あかね噺」を読み終えた。
率直に言って面白い・・・それも、ただ面白いのではなく、「めちゃくちゃ」が付く感じで。
「あかね噺」って言うのは今年から少年ジャンプで始まった新連載で、
女子高生が落語家を目指す~という内容の漫画なんですけど、
多分これ自分好きだろうな。と直感で思って購入したりしてたら想像以上に素晴らしかったですね。
 まず、
この漫画の最も優れてる点は最初からハッキリとした目標・・・
それも、ただ単にナンバーワンの落語家になりたい~とかそういうものではなく、
もっと別の、、、
はっきり言ってしまうと❝復讐❞とか❝リベンジ❞とか負の形容が似合ってしまうくらい、
情念に満ちた最終目標になっていて。そこがまず、すげぇな。と感じたし、
「その瞬間」を夢見たくなってしまうというか。
 そう、
最初は「悔しい」という想いから始まってるんだけど、
根底にあるのはとってもピュアな気持ちなので素直に応援もしたくなる、という。
つまりは物語の冒頭から既に目指すべきビジョンと報われた瞬間のイメージが確立されていて、
だからこそ物語を追いたくなってしまう、
先が無性に気になる。
その手法というか構成がまず秀逸
だと思いましたね。
いつか、あかねの親父さんが成長したあかねの素晴らしい芸を見たらどういう反応をすんだろ?とか、
色々気になっちゃうじゃないですか(笑
そうそう、
あかねの親父さんが再登場してないのも上手くて、そこもまた想いを馳せてしまうんだよな。
もう落語が嫌いになったのかな?とか、娘の動向は追ってるのかな?だとか。

つまりは、
もう第1話の段階で既に面白く引き込まれる物語なんですよね。





主人公のあかね。
こういうタイプの子がジャンプ漫画の主役を張る~というのも珍しい。主に見た目的な意味で。




で、
もう一つ、
「あかね噺」でどうしても書いておかなければならないポイントがある。
それは、「あかね噺」は主人公のあかねが段階を踏んでコツコツと着実に成長していく、
俗に言う無双展開とは全く違う❝誠実な成長物語❞だという事です。
(ちなみに無双展開を否定する意図は皆無です)。
現に、
この4巻に至るまでに、
結構あかねは敗北やちょいちょい挫折も経験しています(笑
最初はまあまあ上手く行くんですが、それでもやっぱり足りない部分がいっぱいあって、
その欠けてる部分を兄弟子や出会った人々の助言を元に一歩一歩成長していく~みたいなね、
そういう・・・
「堅実な面白さ」に満ちている作品なんですよね。
何か、
思ってた以上にダメ出しされるなこの娘。って読みながら思いましたけど、
でもその全部が的を得てるし、厳しい芸の世界でいっぱい努力してその度にレベルアップして、
カタルシスを得る・・・という、正にある意味他人の人生を疑似体験してるような感覚。
そういった繊細な作劇が光りつつも、あかねは常に努力を欠かしてない訳だから、
ちょくちょく認められる展開もその分多かったりしてそこがイイ。
アメとムチのバランスに長けた物語だとも思ったし、
その・・・
一気に段階飛ばして成長し「過ぎ」ない作劇はすげぇ自分好みの作品に感じたんですよね
だから、本当に期待出来るというか、昔から自分が少年漫画で好きだった漫画はこのタイプでしたから。
ジャンプだと「みどりのマキバオー」、他紙だと「モンキーターン」に通じるものがあると思う。
ああ、これはあくまで個人的な感性というかニュアンスに因る評価なのも一応記述。




2巻より引用。大好きなシーン。



そうそう、
この漫画は所謂「職業漫画」としても秀逸で、
落語に関して管理人は無知なんですが、
割と・・・
割と、以上かな?
結構丁寧に落語界の事とか業界の色々が律義に描かれていて、
純粋に落語ってどういうものなんだろ?という疑問も解消される漫画になっていると思う。
そもそも、
落語を取り扱ってる漫画やアニメ自体が物凄く稀なので、
それも加味してそう感じるのかもしれないですけど。
 個人的には、
寿限無とか海砂利水魚とか単語としては知ってるけど、
意味や成り立ちを知らなかったので読んでて「あ、そうなんだ。」と何回か感じましたし、
敢えてこういう言い方もしれますが❝為になる漫画❞でもあると思いますね。
 それは、
何も落語だけの事ではなく、
居酒屋修行の時の気遣いの話だったり、
客層を見て落語の趣を変える~という事だったり、
成り立ちや歴史を知る事の重要性だったり・・・とか、
落語家以前に、
「人として大事なことが学べる。」という感覚もありました
特に、海ちゃんのエピソードは結構身に沁みたというか、なんか読んでる人もこれ活かせるんじゃね?とか
そんな事まで思ってしまいましたね(笑
人と人との心の繋がり、
義理、
人情・・・
そういう古き良き日本人の美徳のようなものが多々詰まっている作品でもあり、
そこもまた本作を読んでいて気持ち良さを感じるポイントの一つかなと。







キャラについて。
好きなキャラは、ズバリ主人公のあかねです(笑
あかねが個人的に一番好きで応援してます。
まず、
ああいう・・・
イマドキの女子高生的なルックスでありながら、
伝統芸能である落語に無我夢中っていうギャップがイイですね
それに、熱いし、素直だし、負けず嫌いだし、時々なんかエロいし(??)で、
もんのすごく魅力たっぷりの主人公だと言えます
何より、
良い意味で掴みどころがないところが好きですね
ストレートな熱血キャラかと思えば、超ラフな服装でスカしてるようにも見えたり、
そう見えたかと思えば、めちゃくちゃ人情味に溢れてるすげぇ良い奴だったり、、、と
まあ少年漫画の主人公っぽさとギャルの良さをミックスした感じですかね笑
たまに、扉絵で妖艶な雰囲気を醸し出したり、
ああいうの見てると今までのジャンプには無かった感じの主人公像だとも感じますけどね。

他にも、作者も好きだと公言してるからしも大好きですね
ああいう新しい試みをガンガンするタイプのアーティストって好みなんですよ。
あかねのライバルの一人であり、恐らくあかねに触発されて落語家になったキャラだと思う。
なんかそこも良くてね、、、気取ってるように見えて実はアツい!!っていう。
そこが自分がからしを好きなポイントですね。
 それと、
ジャンボ尾崎ね(笑
正直、
再登場した時はビックリしたね
ぶっちゃけただ嫌なだけの悪役だと思ってたので、
成長して憑き物が落ちたように良いヤツに転身して帰って来たのは驚き
しかも、先生に呼び掛けてあかねの理解者にまでさせたり完全にサポート役やんけ
最終的にはあかねに触発されて自分の好きな柔道めちゃくちゃ頑張っちゃうし・・・・・
一体彼がどういうキッカケで性格が変わったのかも気になりますけど、
それもやっぱりあかねの親父さんきっかけなんでしょうか。
ジャンボの今後も気になりますね。。

それと、
あかねのライバルと言えばひかるもでしょう。
正直、彼女の存在を初めて見た時、
数年前まで同じジャンプで連載していた女優の・・・否、これ以上書くのは止めましょう。
うん、兎に角、某キャラを彷彿させる感じで最初から好感度高かったんです。
立場的には成功してるはずなのに、
見た目とかではなく、
芸で評価されたい。という想いから落語家の道へ転身する姿や、
その芸歴からは掛け離れた異常な熱さと負けず嫌いさは読んでて応援したくなる節がありました
あかねには同性のライバルがそれまで居なかったので、今後重要になりそうなキャラの一人ですよね。
 そうそう、
積読してた時、
つまみ食い感覚で本誌をたまたま読んでたらひかるが主役の回でね、
それが凄く印象に残ってたんでひかるの再登場&頑張りにも是非期待したいですね・・・!!




一理ある・・・・・。




最後に、
今作を読んでて(現時点で)最も好きなシーンは、
やはり4巻の「来ていい場所」ですね。
この回は巻頭カラーのイラストがまた素晴らしくて・・・
モノクロでも良いんですが、カラーだとより爽やかな色合いが映えてて何度も鑑賞した記憶があります。 
 好きな理由は、
あかねに対する一生の講評が、
「来ていい場所」という一見分かりにくいようでよくよく考えれば即座に理解出来る、っていう
シンプルかつ残酷かつ(読み手として)痺れる講評だったのに流石に唸ってしまったから、
です。
あの講評とあかねの受け答えを思いつくのはスゴいと思った
そりゃ、
コミックスのサブタイにも使うわ。。と思ったし、
その後の一生とあかねのやりとりも凄味だらけで見逃せないワンシーンでした。
一生、
ラスボスには相応しい風格で個人的には好きなキャラです。
素晴らしい芸があっての応援なのに、応援の気持ちが先に立つのは同情かつ不純でしかないというのも、
手厳しいけど正直なハナシ理解は出来ると感じましたね。管理人的にはね。
それに対する、
あかねの切り返し方も流石過ぎて益々大好きなキャラになりました。
この記事のサブタイに使ったのはその時にあかねが一生に言い放ったセリフからの引用です。
ある意味今作を最も象徴すると言えるセリフだと感じましたし、
そんな野望に向かって時につまずきながらもガムシャラに歩んでいく桜咲朱音の生き様に是非触れて欲しい。

個人的には、近い将来ジャンプを背負う作品の一つになると信じてますし、
また実際にそうなってくれたらいちファンとして嬉しいですね。
ちょっと・・・いや、
かなり長くなってしまいましたが、それでもここまで読んでくれた皆様どうもありがとうございました!










オマケ。



「あかね噺」が表紙のジャンプです。
今年の2月くらいに始まって都合3度表紙&巻頭カラーをゲットしてるので(巻頭自体は4回)、
そういう意味では中々に有望な連載漫画の一つ・・・なんじゃないでしょうか
マグちゃんが終わったショックで一時期ジャンプお休みしてたんで、
追い付いたら(出来れば)各話感想も始動するかも。
それくらい今大好きな漫画ですね。
なんかもう自分の好きな要素しかない、、、
それと色恋沙汰の展開があるのか?も気になる。
男性の推しはからしとジャンボだけど、享二兄さんも結構好きよ(謎の告白)。
ずっと本作の感想を書きたくてウズウズしてたので、
年内に書けて本当に良かった。
「あかね噺」、心より応援しております・・・!!



ライブ納め。

2022-12-27 | ブログ雑記








今日で年内の全てのライブ参加が終了した。
ちなみに今年初ライブは今は無き新木場STUDIO COASTでeastern youthとカネコアヤノの対バン、
そして今年最後のライブは前のブログで解散ライブを観に行った以来のSPARTA LOCALSでした。
何気に、
90年代のバンド、
00年代のバンド、
10年代の歌手・・・と均衡が取れていて、
これこそ水面下でテーマであった「様々な年代の音楽を味わう。」という好奇心を象徴する終始になってて、
そこはある程度は自分の希望通り楽しめたんじゃないかな、って気はしますね。


それと、
自分も30代後半なので、
まだ体力がある内に好きだったバンドや今興味のある歌手などを観たい。という想いもありました
それに、「次がある。」なんて必ずしも言えないから、今観たいと感じたら素直に行く。
そういう感じで、来年も様々なミュージシャンの公演に行ければいいな、と!
その為には日々頑張って働かないとね♬




帰って来た日常。/ナースエンジェルりりかSOS 第27話「お騒がせ王女のひとめぼれ」 感想

2022-12-26 | ナースエンジェルりりかSOS
めちゃくちゃ格好良いカット・・・!










宣言通り年内に最後の一本を記述しに参りました。
この話数は、、、まず、印象的なのはOPが変わりましたよね。
3クール目突入って事で心機一転&新章突入!という感覚でとっても素晴らしいです
また、「どーにかこーにか」って楽曲自体も個人的にかなり好きなんですよ
本作は90年代の半ばに放送されたアニメーションなんですが
この曲に関しては、
完全に昭和歌謡の世界・・・
何故か80’Sな感じに逆戻りしてるんですけど、それがまた本作らしくて素敵じゃないですか
実にオルタナティブ。。歌詞の内容もりりかを励ますような内容になってて❝愛❞も感じられます
また、フルで聴くとより良い曲なので是非サントラを、、、今は高騰してますけど(苦笑
うん、
イメージ的に言えば「恋をするたびに傷つきやすく・・・」なんでしょうし、
実際に自分もあっちの方が鮮明に憶えてた感じはしますけど、
でもやっぱ「どーにかこーにか」も好きですね。
最後の、
命の花たちに囲まれてるりりかのカットがまた神々しくてステキ過ぎますね
そういえば、この話数はこれまででも随一に作画のクオリティが高い話数の様にも思えました。




可愛い。(直球)



で、内容なんですけど、
展開としてはヘレナ王女の妹であるミミナが地球に襲来(?)し、
これまでとは一味違うお騒がせわがままヒロインとして色々な人を巻き込んでゆく・・・という感じ
ただ、
ミミナってこんなキャラクターだったんだなあ。とは素直に思いました
というのもこのアニメ観てたのって小4か小5くらいの時だったので、
そこまで全部を克明に憶えてる訳ではないので、、、
とても新鮮でしたね笑
印象としては、
観ていて楽しいキャラ・・・であると同時に、
(この時点では)精神的な未熟さも多々感じられてそこはりりかとの比較であり、
また、もっと言えばここからミミナ自身の変化や成長も(きっと)本作の肝の一つになっていくんでしょう
この話数では良い意味で?ヘナチョコというかヘタレ可愛い部分が際立ってて良かったと思います
それと、彼女にデレデレする星夜のキモチ、、、結構分かりますね!←←←




ミミナも可愛い。



しかし、今回は・・・
素直に面白かったし、いっぱい笑いました。
前回は観ていて最後に胸が熱くなって少し泣いてしまった記憶があるんですけど、
その、、、
苦しくて切なくて、尊くて。。というエピソードとは正反対とも言えるようなコメディ中心の話になってて、
なんかそれが緩急という意味合いも含めて純粋にすっごく良かったというか、
ああ、このアニメ楽しいな、
りりか、好きだな・・・!
って素直に感じさせてくれたんですよね
まず、
冒頭のおへそのカットの時点で最高でしたし(笑
そこから、「美しさを基準に選ばれた訳では無さそう。」だとか、
りりかの部屋を見て狭くて貧乏くさいみたいなニュアンスの事を言われたりだとか、
クスクス出来る様な毒舌のセリフ回しが兎角楽しくて終始笑ってました
そこから、
星夜の心読みによって彼がミミナを可愛いと感じてる事が判明してから~の
ラブコメ・モードなどこうやって書いて行くと前話まで壮絶な殺し合いをしてたとは思えない位、
良い意味でオーソドックスな少女漫画ちっくなエピソードに仕上がっていて・・・
そのポップさとライトさが何だかめちゃくちゃ新鮮に思えて、
それもあってすっげぇ楽しかったですね(笑







でも、
何よりも・・・
「りりかに日常が帰って来た。」という事実が本当に嬉しかったです。
勿論、りりかの魅力は超シリアスでダークなストーリーにある事も重々承知しつつ、
ただ、
りりかはもうずっと苦しんで来たから、、、
俗に言う❝戦士の休息❞
セーラームーンの「らしくいきましょ」の歌詞にもあったフレーズ。
久々に友達にイジられたり、逆に友達のマスコットをイジったり・・・・・
そういう楽しい日常に回帰してる彼女らの相様が新鮮でありながらホント貴重な感じはしました
デューイは平和ボケするな!とりりかを叱責(しつつもしっかりチキンは味わう策士)してましたけど、
個人的には、
ここまで苦悩して来た分、
素直に日常をあーだこーだ楽しんでるりりかの様子を観てホッとする部分も強かったですね。
それに、純粋にコメディとしておいしいネタばかりで観てて飽きないのもありました
ミミナにデレまくってむふふな星夜に対してプンスカモードのりりかは素直に可愛かった。。笑
なんだろう、こうして見るとりりかも年相応の女の子なんだよな、って。
前回までの守護神モードが強かった分余計にそう感じたのかも。







ミミナはりりかを認めておらず、
意訳すると「自分ならもっと出来る!」という想いがあって地球に来たみたい
その割にはナースエンジェルにも成れないし変身バンクも用意してもらえてないし、
多少の武術の心得だけで戦力として見れば4人の中で一番弱いし・・・
今時の言い方で言えばイキりキッズという感じかな笑
でも、
どこか憎めない感じもあってね、
そしてみゆきさんには早速目を付けられて自分を売り込まれるという不幸(笑)も背負ってたので、
なんだかんだ因果応報もある辺りが脚本的にはしっかりしてるとも思いました
みゆきさん、
別に(異性としては)何とも思われてないのに、
いかにも彼とは親身だった~みたいな売り込み方してたり、
自分の事をお姉さんと呼んでいいとか言ってたり、
かと思えば、
すれ違ったデューイに対してホの字の様子を見せたり・・・とかなり絶好調でしたね(笑
神経がめっちゃズ太い
否、
げふんげふん。
実に観ていて退屈しないキャラクターでこの回でも素敵な淑女でした!
それと先述の様にシリアスに決めつつ夢中でチキンをほおばるデューイもまたシュールで好きでした。。
なんかこのミミナ歓迎パーティまでの下りでも十二分に満足出来るくらい内容濃かったですね。




このカットもカッケェ。
くるくると回して弾くアニメーションが観てて気持ち良い。



ただ、
このまま面白可笑しい日常が続く~という程本作の世界観は甘くない。
ブロスは「悪」という思念の集合体っぽい?存在らしく、
黒のワクチンの・・・
散らばった欠片、残留思念のようなものがまだ蠢いていて今後はそれらと戦う流れになるらしい。
この時の、
りりかの・・・
ナースエンジェルの戦いっぷりは実に見事で、
これまでの様々な経験を積んだからこその巧みな立ち回りが印象的でもあって、
これまた素直に格好良く思えましたね。
もう一つ書くと、
序盤に家族に叱られたり、
ミミナにコケにされてた描写があったからこそ、
余計に「やっぱりりかが一番格好良い・・・!!」と感じれたのもデカかったです
りりかの他人を想う❝本当の強さ❞を見て知って、ミミナが少しでも成長してくれれば、と思いました。
・・・・・でも、何気に身体を張ってミミナを守る星夜も格好良かったな。
それとりりかに的確に指示するデューイ様も格好良かった。
やっぱり、
この3人は「俺たちのヒーロー」なんだよな。とか純粋に感じちゃいましたね
本当に頼もしいというかね。主人公のりりかが最も輝いてたのもあって充足感も強い話数でもありました。







でもね、
一番感心したのはここのりりかの表情ですよね。
必死こいて懸命にミミナを、みんなを救ってみせたのに、
当の本人はそんな自分の苦労も知らずに星夜にデレデレになっている・・・
それでも。
か弱い女の子の命は救われたし、
みんなの日常は守られた。
だから、
「笑う」。
・・・・・これ、並大抵の精神力で出来る事ではないですよ。
誰にでも承認欲求、頑張ったら感謝されたり認められたい~みたいな想いは大なり小なりあるはず。
特にりりかなんてまだ年端もいかない女の子なんだから尚更根底には眠ってるとは思う。
なのにも関わらず、こんな風にそれまでのプリプリ顔から一転、
すっと微笑んで見せる、、、というのは
めちゃくちゃ器がデカいな、と。
ああ、
だから、
りりかは強いんだな。と、
また一つりりかの強さの理由を垣間見たようで益々彼女に対する尊敬の念が深まったりもしました。
ぶっちゃけ、もう30代後半の自分はここまでの境地に達しているとは正直言い難い。
そういう意味では(大げさでなく)人生の師と仰ぐべきキャラですね。
・・・陶酔し過ぎですか?笑
でも、客観的に考えてもこの慈愛の深さはスゴいし、
やっぱり、
りりかこそナースエンジェルには最も相応しいと心から想えたのが一番素晴らしかった第27話でした・・・!
そんなりりかを全力応援すべく来年もフルパワーで本作の感想を心を込めて綴って行く所存です。
そういう訳で、来年もりりかSOSの感想を是非よろしくお願いします・・・!!













最後に、
デューイの「まったく、地球人ってのは!」ってセリフも良かったですね
滑稽だと思いつつもその面白さやいじらしさを認めてる風なのが素敵に感じました。
にしても、
ここに来て星夜×ミミナか・・・
結構いいかも!(ぉ
りりか×デューイが進むかもだし←←←←←
あと、やっぱりりりかは自分のヒーローの一人だな!と改めて思いましたね(ヒロインだけど)。
最高の主人公の一人ですわ。



ぬことクリスマス。

2022-12-24 | 







タイトルはクリスマスと付いてますが、
昨日Mステの6時間スペシャルをほぼフルで観てた時のぬこ達です(正直者)。
ちなみに今日は大好きなライブハウス渋谷CLUB QUATTROにて、
fOULとサンボマスターのライブを観て来ました。
我ながら、
音楽好きだな~ってふと感じました・・・笑
漫画やアニメ、ゲームや千葉ロッテなども好きですけど😏











ムク♂とメロ♀




一緒にぬくもり感じてます♬
(ムクの表情が迫真)。




かわいい(直球)




後ろのソファーがアレなのはズバリ猫によるものです苦笑🤯
普段はカバーみたいなの掛けてるんですが、この日はズレ落ちてましたね😑




今日はクリスマスイヴなので特盛です♬




時々甘えて来るメロちゃん😽




舐めてる笑😂
これぞリアルprpr




普段この2匹あんまり仲良く無いんですが・・・ぬこもたまには和解する(?)みたい。




「皆様に幸あれ!」🤗✨









や、ホント、
生き抜いてるだけでスゴいし尊いです。
こういう日はそんな事実に素直に乾杯しましょう♬
普段お酒飲まないので午後ティーで(笑)。



愛のゆくえ。/「姫ヶ崎櫻子は今日も不憫可愛い」第27話 感想(コミックキューン2023年1月号)

2022-12-23 | コミックキューン









今月はシリアス展開でした。
ラブコメ漫画でお馴染みの「運命の〇〇」・・・今作では合わせペンダントなんですけど、
冒頭櫻子が新しくそれっぽいペンダント買って無理矢理合わせようとしてるのは笑いましたね😂
最悪、
(榊さんのを)盗難まで画策してましたけど、、、
まあ、
これまで親密な関係築いて来たのに、
運命のアイテム如きで逆転ホームラン打たれたら堪らないですよね
しかも、夏樹は榊さんに会いに来たのに、櫻子はガキんちょにピンポンダッシュされる始末。。
ここまでの冷遇は今作が始まって以降初めて・・・と言うか、
設定上は榊さんが正ヒロインという事になってるので、
まあ常套と言えば常套なんでしょうね。
でも、
なんかマジに夏樹と榊さんがくっ付きそうな流れで洒落にならない空気にもなって来ましたね。




今月は久々に表紙だったのだ!!(大歓喜)
でも、セクシーなデザインだったので引用はここまでにしておく(大人の対応)。




一応、
榊さんと夏樹は、
今でも「良い関係性の兄妹」という事に落ち着いてますけど・・・
ただ、
夏樹が良くも悪くも誠実過ぎていつ覆ってもおかしくない雰囲気でもありますね
最終的には「家族」という決着に落ち着いてましたが、多分今更結婚だとか、
もうそういう気持ちも無い、もっと言えば、
櫻子の存在もあったりするので、
榊さんや夏樹にとって恋愛の対象とまでは行かないんでしょうね
それにしては、色々な意味で思わせぶりな作劇でドキドキさせられましたけど(笑
それでなくとも、
年頃の男女が二人きりで親密でシリアスな会話・・・漫画でなくとも勘違いするわ、っていう。

しかし、
櫻子の反応はとってもいじらしくて、
なんか自ら身を引いちゃいそうな判断にも思えました
最後、
急いで駆けていく後ろ姿・・・
何気に、スカートが短すぎてモロに見えちゃってる辺りは安田先生流石です!って感じですが←←←
とはいえ、櫻子は他者を傷付けてまで幸福を選ばない完全な「良い人」タイプだと思うので、
そういう意味では変に強情に榊と夏樹をくっ付けさせようとしそうで心配ですね😥
ここ最近のほのぼの負けヒロインラブコメモードは一味違う、
❝マジ❞な雰囲気を感じるので、
次の号を読むのがちょっと怖いんですが、
そう・・・ですね
負けヒロインとは言っても、
櫻子が一番夏樹の人生に於いて変化を与えたのは間違いないと思うんで。
個人的には、どういう形になるにせよ櫻子にとってのハッピーエンドを望んでいます
というか、折角久々に表紙飾ってお祭りモードでこういう話をぶっ込むとは安田さんやり手ですね笑
こういうエピソードが来ると、何となく終わりも近いのかな?とか勘ぐってもしまうのですが、
大好きな漫画の一つなのでもうちょっと楽しんでいたいなあ、、、等も思っちゃいますね
そういう訳で、2022年のひめさくの感想は終了、
引き続き、2023年もガッツリ記述していく予定なので是非よろしくお願いします・・・!!

(最後に、
 第17話の「ティクビ」の感想にちょっと前から凄いアクセスが集まっており、
 気付いたら当ブログの代表記事の一つになっておりました。。
 この場を借りて御礼します。
 それと、単行本のレビューなんかも是非やりたいですね♬)












余談。
今月のキューンには、
姫ヶ崎櫻子のアクリルスタンドが付いて来ました・・・!!
これはひめさくファンとしてはすごく嬉しいです🤗✨
キューン編集部の皆様ありがとうございます。。
デザインも素晴らしいですね!
絶対領域、
チラリズム、
そして不敵な表情、、、
漫画のキャラグッズは貴重なだけに粋な計らいだと感じました。尚、後ろの画像はスルーでお願いします←←←
来年も櫻子を応援するぞぉ~。押忍。


君の為に戦う。/君のことが大大大大大好きな100人の彼女 第121話 感想(ヤングジャンプ2023年4・5号)

2022-12-22 | 君のことが大大大大大好きな100人の彼女
この人、大丈夫で(ry











今週は合併号なので、
今年最後の100カノでした。
この漫画が始まった頃は3年前のこの時期でしたので、
丸々3年この漫画の感想を書き続けている・・・という事になりますね
その中で、
反応して下さる方も多々居たり、、、非常にありがたい話です
ヤンジャン本誌での人気も相変わらず高そうなのでいよいよ長期連載になって来ています
個人的には今のヤンジャンでも最も終わり方が想像しにくい作品だと思うので
(本当に100人描けるのか?などなど)、
ここまで来たらもう行くとこまでお供する気持ちでございます
という訳で、2023年もよろしくお願いします(ペコリ)。


で、
2022年ラストエピソードには非常に相応しいエピソードだったと感じましたね
久々にバトル要素が出て来たのが面白かったですし、
そのバトルの勝ち方も、
キャラの特性に因った漫画的なユニークな勝ち方で良かったと思います
良い塩梅にハッタリが効いててちょっと少年漫画チックな勝ち方でもありました。
 何より、
普段は恋太郎が守る側なのに、
今回は彼氏を貶された彼女達が激昂して彼のプライドを守りにいった・・・というのが良かったです
お互いに守る、、、と言いますか、
やっぱり自分の為に頑張ってくれるのを見るのは嬉しいものです
その上、
もっと良かったのは、
ただ単に復讐の為の戦い・・・という訳でもなく、
その中でも各々を褒め称える❝友情❞も垣間見せてくれたのは尚秀逸でした
特に、最後何故か気持ち悪がられた凛ちゃんを二人が「可愛い」と断言したのは良かったですね!
うむ、確かに、イレギュラーではあれど、あれが凛ちゃんの可愛さなのは事実ですから。
なんというか、全体を通してハートフルな想いに駆られる素敵な121話でした♬




・・・アリだな。(真顔)



ところで、
悪者役だったイキりプレイヤー、
女を捨ててその程度・・・って事はあれ女性だったのか。
髪ボサボサで格好もラフだったので途中まで男性だと勘違いしてました
(よく見ると18ページ2コマ目で谷間が確認出来ますね)。
ただ、
ああいう人が、
女の子っぽい格好したら意外と可愛い、、、っていうのもラブコメの常套手段ですよね(笑
彼女、綺麗になって再登場しないかな?と思いつつ、いつもの電撃が無いからそれは無いんでしょうかね🤨
個人的に恋太郎ファミリーに出会って負かされた事で「何か」が変わればいいかな、とも少し感じました。
 でも、
「捨てない強さ」というのはその通りだと思いました
日本人は何か一つに絞ってる人がやたら賞賛されやすいですけど、
マルチに輝けるのも正直それはそれで才能ですし、何か一つに絞らなければいけない~という事もない。
むしろ、女性らしさを誇ったままゲームでも輝けるというのは努力の賜物だと感じましたね。
それと、
お人形遊びの中でも恋太郎はイケメンで、
そういう彼だからこそ、、、
みんなのハートに火を点けたんでしょうね🔥🔥🔥
凛ちゃんのグロテスク好きが最後に勝ち切る伏線になってたり、
最後の最後はただファミリーの絆だけではなく、さり気に周りの「皆さん」含めて救済してたり・・・と
そういう細部のこだわりというかネームの巧さも感じさせる会心のエピソードでしたね!
正に「愛は地球を救う。」っていうのを地で行っていたエンディングになってました。
 そう言えば、凛ちゃんは初登場時からかなり推されてる感じがするので、
結構人気高かったりするのかな?
確かに、
サムネに使いたくなるくらいに可愛いしな・・・笑
でも、本作の事ですから来年も色々な彼女にフォーカスして愛を描いてくれるでしょう♬
そういう訳で今年度も至上の愛を貫き通した本作に乾杯!という事で〆です。
なお、最後のコマ、
あまりにも素晴らし過ぎて読んでてちょっと感動もしました
ある種、今年も頑張り過ぎなくらいに頑張ってくれた恋太郎へのお礼な気もして尚良かったですね。。













最後に、恒例の報告。




やったぜ😃👍✨
宣言通りキッチリGETしました。。
アニメイトで買ったので胡桃のイラストカードも付いて来ました♬
こうして眺めてると、彼女たちの数も半端ないですね
俗に言う「ハンパないって!」という感じですが、
これだけの数の娘の命を守ってると想うと、
恋太郎は本当に❝尊い❞ですよね。
そんな彼の尊さを、
これからも支持してゆきたいと思います。
では、2023年の100カノ感想もよろしくお願いします!!
(最後に、いつもツイッターでRT&いいねをして下さる皆様もホントにありがとうございます😭🙏)。



眉村ちあき「眉村ちあきの音楽隊-Episode2-」@LINE CUBE SHIBUYA 22.10.30

2022-12-20 | LIVE











10月30日に眉村ちあきのワンマンライブに行ってました。







俗に言う渋公こと、
旧渋谷公会堂に行くのは今年2回目だったんですけど
(ちなみに実際に入り口の窓に渋谷公会堂の文字があって名残を感じた記憶がある)。
ただ、
この日はSS席を購入してたので、
えらい近くで観れたんですよね
思えば、
こういうシステムのライブに行った経験が殆ど無かったので、
そういう意味ではとてもフレッシュな気持ちだった思い出がありますね
SS席と言っても単純に近いというだけでなくオリジナルのTシャツ付きだったんで、
中々に良心的な・・・まあ普通のチケット代に物販の代金が乗ったような感じでしたね。

そう、
眉村ちあきの音楽隊。
管理人は一番最初に行った眉村さんの公演が、
前回の音楽隊でしたのでさり気に「懐かしい」とか感じたりもしてました
逆に言えば、
一番最初に体験したのがバンドメンバーありきのライブだったので、
その後のライブのスタイルに度肝抜かれたりもしたんですが笑
うん、
また音楽隊も音楽隊の眉村さんも観れてとても良い一夜でしたね!











一曲目は「ピッコロ虫」だったんですが、
まず衣装がTHE清純派~って感じのとても可愛らしいもの、かつ、
アカペラ始まり、そこから舞台の幕が上がって盛大にライブがスタート~って流れが非常に見事、
そしてセンセーショナルな始まりに仕上がっていて感動していた記憶があります
この曲は想像以上にサックスが似合ってて良い味出してたなぁ、と。
 大好きな「Individual」を前のめりに披露、
圧倒的なスピード感にアゲられつつ、
やっぱり生で聴くと「参るよね~」の部分の弾け具合にテンションが高まってしまう。
のっけから良い塩梅でライブは展開され、
前回のライブでも鮮烈だった「おばあちゃんがサイドスロー」で更に場を盛り上げていく。
個人的に印象に残ったのは、
「愛でほっぺ丼」。
元々、
歌詞の大事に生きようか~の部分がとても好きだったんですけど、
生だと本当に噛みしめるように歌う&バンド演奏の温か味もプラスされていたので、
よりこの曲のメッセージのようなものが心に入って来てとっても素敵な気分になれてた気がする
アコギサウンドも気持ち良く、ついつい惰性で生きてしまうきらいもあるので・・・
聴き手を包み込むような慈愛を感じた一幕でした。

「なまらディスコ」も本当最高でしたね
非常にダークで、
そしてオルタナティブな仕上がりで・・・
この曲を生で聴くと毎回テンションが上がっている気がする
眉村さんの多少自棄的で不敵なボーカルも大好きでこの日も魅了されていた記憶があります。
また、ボーカルのリバーブによるトリップ感もあるのが尚中毒性高くて良きでした。
 それで「レイニーデイ」ですよ。
東京キネマ倶楽部で聴いた時も強く感じたんですけど、
ライブで聴く「レイニーデイ」は素晴らし過ぎる。。
眉村さんの美しい声と、
才覚に満ち溢れていると感じる独特の展開、
そしてどことなく哀愁を受ける歌詞のフレーズの数々・・・・・と
聴いていてウットリする要素満載でこの日もかなり陶酔しながら聴いちゃってましたね
個人的には、あまり上手く行ってるとは言い難い今までの自分の人生を肯定してくれてもいる様な、
そういうエッセンスが堪らなくて感情移入しながらも鑑賞していた「レイニーデイ」でした。
この曲、配信シングルのカップリングなんですけど、短期間で2回も聴けて幸福でしたね。。


で、
この日一番泣きそうになったのが「おもてなし子」という楽曲。
この曲は今年出たアルバムに収録されている新曲なんですが、
実は、
3回行ったリリースツアーで一度も聴けてなくて。
なので、
この日初めて生で聴けて嬉しかったですし、
この時の眉村さんの歌声が・・・本当に美しかったです。
思わず聴き惚れる声というか、
メロディーラインもホントに綺麗で、
誇張ではなくマジで魔法みたいな音楽だな~とか感じちゃってた記憶がありますね
また、
歌詞の内容も・・・
結局、
自分の人生ってまず自分がいなければ基本成り立たないものだから。
だから、しっかりと自分を大事にしておもてなししよう~ってテーマ性がとても気持ち泣ける
この日は気持ちだけではなく、リアルに泣きそうなってたので、かなり心の琴線揺さぶられてましたね
もっと自分で自分を楽しませてあげよう。と言いますか、、、、、
日本人って出来もしない完璧主義に固執する傾向も強いから、
この曲の歌っている事柄は刺さり易いですし、
実際、
無駄に自分を卑下するよりも、
「出来ていること」「頑張っていること」を肯定して、
自分自身をねぎらいながら進むのも正直アリなんじゃないかな、と。
そんな風に感じさせてくれた素晴らしい一幕でございました。
 世の中は、
悪口だとか炎上だとか負のパワーの方が注目されたり共感されたりする~とは言うものの、
個人的にはこういう真っ当なメッセージソングが響く世の中であって欲しい・・・
とも感じますね。


長くなった。
前回の音楽隊でも好印象だった「やさいせいかつ」。
あの心地良いアコギサウンドと眉村さんの優しい歌声で、
「頑張り屋さんだね」なんて歌われるとぶっちゃけ泣きそうになりますね(笑
やっぱり、
SNSはやっててしんどい部分もかなり・・・というか、かなりどころかめちゃくちゃ、かな。強いので。
聴いてて癒されるような感覚もありました。
最近、
音源が公開された「秘密の恋」がまた大人っぽくて格好良いナンバーでした
その流れでスケール感の広い「夢だけど夢じゃなかった」の構成もまたエモーショナルで良かったです・・・!
そういえば、
「悪役」もいつも以上に大人の女性らしさも感じさせるパフォーマンスだった気もする
ポージングも格好良くて、魅了されていた印象がありますね
本編最後は力強く「大丈夫」を歌唱して終了。
よりパワフルになったボーカルと、
バンドメンバーの存在感も際立っていた正に盤石、かつ、ミラクルにも溢れた公演でしたね。
 
アンコールでは、
個人的に思い入れの深い「冒険隊~森の勇者~」が久々に聴けて幸福でした。
この曲は歌詞を聴いてると結構俗に言う・・・老害から抜け出すようなエッセンスも感じるので、
そのいつまでも古臭くはならない。という決意表明にも似たフレーズにいつ聴いても胸アツになります
ま、
これらは管理人が勝手に感じている私的解釈ではありますが、、、笑
でも、
客席からいきなり登場する演出(!)も加味して、
あの素晴らしいメロディーライン含めとても印象に残るアンコールの始まりでもありましたね。
 バンド編成で聴く「Lovely days」もスゴかった・・・・!!
未曽有のスケール感、
そして、
聴き手を包み込むハートフルな歌唱との調和が堪らなく、
またこの曲はLINE CUBE SHIBUYAみたいな大箱には似合う楽曲だな~とも思いました
いつの日かマジで横浜アリーナとかで鳴らされたら泣いちゃいそうな予感もする
メンバーとの一体感も半端ではなく本当に「バンド」だった記憶ですね。

最後は、
抱えてるペーソスすら撒き散らして昇華させた「旧石器PIZZA」で終了。
この曲はライブで聴くと毎回内側の悲哀が刺激されると同時に、
スカッともする~という不思議な感覚もあり・・・
実に大好きな楽曲の一つですね。
みんなで拳を振り上げるあの瞬間がとても愛おしいので、来年も再来年も是非聴きたいな、と。
全編を通して様々な要素がてんこ盛りで終始飽きさせない類のライブでした。
ありがとうございました!











ピッコロ虫
Individual
おばあちゃんがサイドスロー
愛でほっぺ丼
なまらディスコ
顔ドン
レイニーデイ
奇跡・神の子・天才犬!
おもてなし子
本気のラブソング
やさいせいかつ
肉喰え(新曲)
DEKI☆NAI
秘密の恋
夢だけど夢じゃなかった
(フリースタイルタイム)
悪役
大丈夫

冒険隊~森の勇者~
Lovely days
旧石器PIZZA













結果的に、
この日が2022年の眉村さんのライブ納めになりました
振り返ると今年は眉村ちあきのライブには5回も行ったのかな?
自分は割と色々なバンド/歌手のライブに行くタイプなので、これは多い方だと思いますね
それで、来年は既にまたこの音楽隊での対バンツアーが決定済みですので、
チケットが無事確保出来ましたら是非参加したいですね・・・!!
今年はアルバムも出たし眉村さん充してました♬
 後、
マユムラーの皆様ありがとうございました。この場を借りて。