サブカルチャーマシンガン

自分だけの「好き」を貫く為のブログ。

ゆらぎ荘の幽奈さん 第4話「幽奈さん学校へゆく」 感想(週刊少年ジャンプ 2016年13号)

2016-02-29 | ゆらぎ荘の幽奈さん








もう4話・・・って事でそろそろ人気の度合いが気になって来る頃合いですかね(笑
ただ、なんでしょう、ポジション的には独自のものを保っていて(現在WJ唯一のエロコメ)
割と競合するような作品はほぼない、と個人的には思ってるんですが
ジャンル的にも良いタイミングで入った感ありますし、
何よりこのクオリティですから
正直何としても生き残って欲しい気持ちが俺的にはかなり強いです
その為に朝出る時にアンケ投函、帰って来てファンレター投函、感想UPの三つは欠かせませんね
この幽奈さんってキャラクターは幅広い読者に好かれる素養を持っているので、埋もれさせてはダメって気持ちがあります
そう強く感じた話数でもありました。


















いつもコガラシと一緒に居たがる幽奈可愛い。


今回の話の意図としては、大体二つに絞られると思いました
①コガラシの格好良さ、男前度を楽しむ作品としてのゆらぎ荘をアピール
②人間ヒロインの投下で、人外が苦手な人にもアピール
という二つです

個人的に前回のお話は最高&最高だったんですが(笑
同時にああいうお色気コメディ路線なのね、って印象も間違いなく与えたと思います
でも、それはそれで(今のジャンプでは)誰もやってない事だから大正解なんじゃないかな、と感じつつ
「それだけの漫画じゃないんスよ」って今週はコガラシを使ってアピールしていた気がしました

冷静に考えると、別に謝らなくていいんですよね
引き金はコガラシですけど、やったのはあくまで幽奈ですし
何より正直な話「言わなければバレずに済む」話じゃないですか(笑
ただ、それが「たるんどる」というクラス全体の評価に繋がり
数時間説教を受けた、というのもまた事実ですから
そこに対してキチッとケジメを付ける
「俺が悪い」と謝る―――
なんとも男前じゃないですか(笑)。
また、例え信じてもらえなくても、笑われてバカにされても、それでも謝る、という姿勢も素晴らしいですよね
それに、必要以上に幽奈を責めないみみっちくないキャラクター造詣も凄いと思うんですよ
こういう言い方はアレですけど、並みの主人公だったらガミガミ怒ってますよ笑

でも、どうせあれがなくても言うつもりだった~という言葉でフォローしたり
まあ幽奈も悪気があって色々やった訳でもないんで、そんなに神経質には怒らなかったり
中々どうして人間が出来ている主人公だなあ、なんて思うんですよ
まあポルターガイストの件は不用意な発言をしたコガラシにも責任の一端はありますしね(笑




その謝罪は正しくみんなに伝わらなかったかもしれない。
でも、コガラシはちゃんと謝った
笑われるのを覚悟して謝った
「今は」伝わらないかもしれないけど、
そんな彼の誠実さが是非クラス或いは学校のみんなに浸透すればいいなあ・・・って思ってます
まあ最初の印象が最悪ならば、後は上がって行くだけ~って考え方も出来ますし(笑
持ち前の誠実さと男らしさ、ポジティブさで是非青春を謳歌していって欲しいですね
その堂々とした振舞いが早速「何か」に繋がりそうですし。



宮崎さん可愛い。


で、②の人間ヒロインアピールです
まず、幽奈と比べると目が随分黒い部分多いなー、と感じました
恐らく幽奈は幽霊だから、ああいう目の描かれ方をされてるんでしょうけど
そういう部分もまたキッチリしているのが素晴らしいなあ、と

多分、霊能力関係で「あなたしかいない」って言ったのはバレバレだと思うんですが(笑
ただ、あれは印象的な引きを~っていうよりは、ちょっと「それっぽい雰囲気を作りたい」って感じのシーンだったんじゃないかと
実際に「意外とおっぱい大きいんだな・・・」って感触もありましたしね笑
この後、倉庫でニャンニャン発生!?っていうイマジネーションを膨らませるには十分な演出で
今週はコガラシが格好良い、イケメン!ってだけじゃなくそんな盛り上げ方も良かったと思います
何だかアオリまで本編の作風に引っ張られている気がしますが・・・笑
ただ、思うのはあそこでヘラヘラしながら霊能力者なんスよー、って
語ってたら絶対にこの展開はなかった、という事です
真面目に語ったからこそこの展開があった・・・と考えると
やっぱり今回のコガラシの立ち振る舞いらせ方は完璧だった、と書かざるを得ませんね
なんだかんだで、からかわれキャラ&中二病キャラがついちゃってたのも面白かったですし(笑
学校生活の出だしとしては(結果的には)中々良かったんじゃないか、と
幽奈さんがコガラシの為に頑張る複線も撒かれたので、その意味合いでもこれからが楽しみです。
ミウラタダヒロさんの誠実な作劇ならば、絶対に更なるニヤニヤも生めるはず。期待しています!






・・・やはり天才ですかね(超笑顔)


そして、今週もお楽しみのサービス模様も冴えてました!
やはり「少年誌のちょっとエッチなラブコメ」は堪らんなあ、って出来栄えでした
あられもない姿でコガラシを探して飛び回る冒頭の幽奈ちゃんは、
その姿自身も最高なんですけど、
最早すっかりコガラシに懐いてコガラシが居ないと寂しくなって来つつある・・・っていう精神性が可愛いな、と(笑
是非そういうポイントにも注視して欲しいなあ、とか思いつつ
宮崎さんのスカートめくりもさり気にグッジョブでした(笑顔)
上記のすっぱだかのカットはね
何だかポーズ自体も官能的で(笑
ただ裸になった、、、というよりは
まるで自慰行為をしてるかのような手のポジショニングが実に最高だと思いました(満面の笑み)
今すぐにロケットダイブしたい
表情も無理矢理されてるみたいですし
おっぱいの柔らか味も素晴らしく思わずグッと来る仕上がり
ミウラセンセ攻めてるなあ~!と感じつつ、まるで正常位みたいなエロシーンの描き方にもまた感銘を受けたお話だったのでした
ぶっちゃけずっと眺めていたいレベルなんですけど(笑 でも、こういうのがないと少年誌では不自然ですよね
やっぱり少年誌に於ける官能的表現って憧憬として後後までずっと残り続けるものなんですよ。
それを刻み付けられるクオリティの本作にはやはり人気を博して欲しいな、って思うのが
個人的な想いですね
是非、頑張って欲しい。まだまだ応援するぞっ。


ただ、セクシーなだけでもなく
普遍的な、素朴な可愛さもまた感じられましたね
コガラシと一緒に学校に行けて、一緒に入学式を過ごせて楽しそうな幽奈ちゃん
コガラシが謝っている横でひっそりと自分も謝っている幽奈ちゃんもまた可愛かった
コガラシが疑似告白受けて紅潮したり、ドギマギする姿もコミカルで面白かったですし、
やっぱりこの子オーラあるなあ、、、って感じたのが本音で
ぶっちゃけ今回は悲惨っちゃあ悲惨なお話でもあったのですが笑(コガラシの不幸体質すげえ)
でもこの子のお陰で必要以上に暗くもならず、コガラシとのやりとりの面白味もあって素直に楽しめたのもまた事実
何より、今回読んでてすっげえ楽しかったし、多幸感が半端なかったんですよね(笑
こういうラブコメをWJで読みたかった・・・というか
それこそ扉絵の時点でサイコーでしたもんね
華やかで、
ちょっとエッチで、
尚且つ主人公が格好良いラブ(エロ)コメディ、、、という事で
相変わらず評価は変わらない、どころか更に良くなった印象でして
やはり冒頭で述べた通りこのクオリティなら素直に受け入れられて欲しい、と願うばかりであります
少なくとも、コガラシが主人公である以上主人公に対する苛立ちは決して生まれないんじゃないですかね
そんな風にも思いました。はい。














しかし、繰り返しになりますが、
宮崎千紗希さんも中々のおっぱいをお持ちですね
というか、「恋染紅葉」時代からなんですけど、この方の描く制服から目立っているおっぱいが大変好みです
重量感があって、尚且つもっちりしてそうなトコロが素晴らしい
コガラシは格好良いから、この娘も惚れちゃいそうですね(笑
それはそれでラブコメ的においしくてOKです。
何もかもが楽しみ!



【一歩一歩確実に進む快感】アニメ「灰と幻想のグリムガル」第6話~7話の混沌と光明に対して

2016-02-28 | 灰と幻想のグリムガル
                                  
                                 この絵、本当に好きだなあ。










主人公であるハルヒロは、メリイという言わば新人、、、というにはあまりにも取っ付き辛い存在に対して
独り言で、あまりにも忌憚のない本音である「めんどくさい」という言葉を吐き出します
それはあたかも仕事場での人間関係の構築に疲れ果てた俺やあなたの独り言のようで・・・
って別に疲れてなかったらすいません(笑
でも、妙に生々しいんですよね
普通だったら、あそこは「頑張るぞ!」とか、或いは特に弱音もめんどくさいという発言もせずに上昇志向を纏ったまま進むのがセオリーの筈です
でも、それを許さないのがグリムガルの特異性・・・なんだ、と個人的には観ていて感じました
普通のアニメならこんな部分はカットしないと思うんですけど、そこも切り取るのがこの作品の持つ「誠実さ」な気はします
まあ、アニメは娯楽作品で、元気になる為のもんだ!って主張もあるでしょうし
これが100%正解とは決して思ってませんが、
ただ、こういう描写の数々が深く印象を残してくれているのも間違いありません
敢えての長回しで主人公たちの苦悩を切り取る手法に個人的には惚れ惚れしています・・・って話ですね。
もっとはっきり言っちゃえば、そういうハルヒロの気持ちに共鳴しちゃってる部分も正直強いです
仕事は、仕事内容よりも人間関係の方がぶっちゃけ辛いし死にたくなりますからね!(笑)。





ただ、ランタの云う「辛い過去があったから優しくしてあげなきゃいけませんねー」っていう皮肉もまた正しいと思います
辛い過去があったから、悲しい出来事があったから、不出来でも許してあげなきゃ!っていうのは違いますし、
それは同情にも成り得てない単なる“見くびっている”行為だと個人的には思います
辛い過去があれば、何もかも許されるというのは完全に「甘え」である

だからといって、単純に切り捨てても何も始まらないのもまた事実
治療役が居なければ、このパーティの実力では致命的なのは火を見るよりも明らか
そこで、話し合って、もっと理解を深めようと尽力して、分かってもらおうと思って頑張って
結果的に一つにまとまり始める・・・という作劇は正直観ていて泣きそうになりました
あのメリイが、ぶっきらぼう過ぎて「なんなの!?」って思えたメリイが、
みんなと一緒に食事してるよ・・・!っていう唯一無二の感動。
別に、すぐに解決しなくてもいいし
今すぐに何もかもが上手く行かなくてもいい
例えまだまだだったとしても、今はパーティとして確実な一歩を・・・という作劇は繰り返しますがやはり「誠実さ」そのものだと思う
この快感、達成感は兎角無双する類の作品では決して生まれ得ないテイストであり
批判でも何でもなく、ただ単純にこういう作風が少なすぎるのではっきりと「もっと増えて欲しい」と思いました
ハルヒロも、ランタも、ユメも、シホルも、モグゾーも気が付けば各々で成長している。
ちょっとづつだけど、「パーティ」になりつつある。
まるで安西先生が花道を見守っている時の悦びの様な快楽性のある作品ですが(笑
ようやく、まとまり始めたこのパーティ、今夜放送される第8話で一つの「結実」を期待しているのは書くまでもありません。
最早、「灰と幻想のグリムガル」が大好き!って言えるレベルです。そんな訳でBDも楽しみにしています。





また、このアニメは「キャラがつまんなそうにしてる顔」がやたら多いのが好きですね
世の中やたらと「笑顔!笑顔!」と押し付けがましく感じる時もありますが、俺個人的には苦悩してたり、アンニュイな表情に救われる事も多々あります
そんな自分にとって、そういう表情もちょこちょこ挿入して来てくれる今作は正にオアシスのような作品というか(笑
痛みがあるからこそ、そこを乗り越えた快感も存在する。
そんな事を示唆してくれるアニメとしても大変好みであります。はい。





同じ「仲間を失った」存在として、
同じ「痛み」を持つ存在として
今はまだ分かり合えなくても根気強く付き合っていずれ「本当」を手に入れればいい
そもそも容易く手に入る程度のものなんて結局「本当」とは呼べない
時間を掛けて、仲良くなっていく
気付いたら、いつも側に居る・・・
それが本当の仲間、絆なんじゃないかな。って気もしてます
その片鱗が垣間見れただけでもこんなに嬉しいのだから、この先もっと嬉しい気分になれるのは間違いない(笑
 ゴブリンスレイヤー=雑魚専用、などと揶揄されてても、それが事実と受け入れるハルヒロもまた大人になったなあ、と
自身のパーティの実力を認めつつ、一歩一歩、急がずに大きくなっていく。これぞ大人の作劇であります
逆に今の無双作劇過多の世の中でこれが中高生に受けてるのか?と言えば若干不安な部分もありますが(笑
まあでも、俺個人的には助けられてますよ。って事で。
何と言われようと、
何と蔑まれようと、
俺は俺の道を往く。
その先に「何か」が待ってるなら、そんな素敵な事はない。
そんな“未来”に期待がしたくなるアニメです。改めて、推す意味合いを込めて。





しかしこのアニメ「間合い」もまた独特ですよね。
テンポの良さよりも、キャラの心情が落ち付くのを待っているかのような間の取り方が素敵で
そういった演出面もまた注目の作品 7話の後半でいきなり勇敢な劇伴が流れ始める思い切ったセンスといい
脚本や妙に色っぽい作画だけではなく、演出面も優れた作品だと思ってます
5羽だった鳩が、
いつの間にか6羽になってたりね・・・。
そういう細かいトコロもまた注視しても面白いんじゃないか、と。
それぞれがそれぞれに成長して、堅実に成果を挙げて行く。
そんなドラマを是非味わって欲しいです
あとさり気に防具ネタにも触れている抜け目の無さもまた称賛されて然るべきかと思います。意外とノータッチですしね(笑














サービスも毎回素晴らしいですね(笑
やっぱり、ユメは意外とセクシーで最高ですなあ・・・(超笑顔)7話ラスト付近のおしりも超良かった。
BDの特典、楽しみにしてますよ。・・・本当にね!



いつか殺される前に――― 知るかバカうどん「JS★ガバガバりんっ!」 感想

2016-02-27 | 知るかバカうどん






コミックMate VOL.8より。いじめっ子をきつく成敗するお話です。








最近、とみに知るかバカうどんさんの漫画を愛読しているのですが
個人的に成年漫画でありながら知るかバカうどんさんの作品で所謂「お世話になった」事は一度もありません
でも、それでも全然いいじゃん、素晴らしいじゃん!って思えるトコロがバカうどんさんの良さであり
最早「そういう事」は全く関係ない領域に来ているというか、言っちゃえば「知るかバカうどん」っていうジャンルなんだと思います
正直な話、かなり夢中になっているのも否めないですね(笑
まあ、この間書いた記事(【深淵にようこそ】ぜんぶまとめてボコボコりんッ!/知るかバカうどん 感想~知るかバカうどんの世界へ~)でも言及しましたが、
あんまり大手振って「是非!」とは言い辛い、言えないタイプの作家さんなんですが・・・笑
でもまあ、あんまりこの手のタイプの作家さんがスターダムになってもそれはそれでちょっと問題あるような気がするので
やっぱりニッチな世界でこっそりと楽しむのに向いている作家さんなんじゃないか・・・といちファンとして(勝手に)思ってます

でも、この方の描く“女の子の可愛さ”はぶっちゃけ本物だと思います
蹂躙されるにしても、されないにしても、文句の付けようのない素材の良さと素朴でもある表情が素晴らしい
どっちかと言えば純愛、、、ピュアラブ方面の絵柄に近いと感じるんですが
それを許さないのもバカうどんさんの作家性なんでしょうね笑



殴られてる時の表情もまたスゴい


ただ、一般的なバカうどんさんのパブリックイメージは(「一般的~」と言ってもそもそもまだメジャーとは言い難いですが)
残虐な漫画を描く人、奇天烈、怖い、不気味、胸糞悪い話、愉快犯などの禍々しいものだろうと想像してますが、
(実際自分もこの間の冬コミで買った同人誌の表紙を見て「うわぁ・・・」って買うの一瞬躊躇ったくらいですからね笑)
実は漫画的にはすっごい「正しい」ものだったりするのもまた特徴的かつ本物感を強めていると思います。

空き缶を拾ってくれた心優しい女の子は、
あのままいじめられ続けていたらふとしたタイミングで殺されてたかもしれない
或いは、皆の前でいじめられるストレスから自殺をしてたかもしれない
誰かを見下して、ストレスの捌け口にしているような人間はそいつが死ぬまでその責任を取ってくれる事はない
そんな“加害者”に対しての惜しみない憎悪が感じられるこの作品はある種「真っ当」とも言えます
逆説的に言えばバカうどんさんが本当に描きたいのは「ただきれいな光景が見たい」と言う理想と
ラストの本当に仲良くしたい子と仲良くなれて微笑むおっちゃんの顔なのかもしれません
「いじめられる方にも責任がある」とかいう
どう考えても破綻している、自己肯定をする為の都合の良い甘っちょろい戯言を全否定するスタイル
ある種自分が求めている表現の一つでもあり、そういう点でも共鳴出来る部分が強いんだろうなあ。って思いますね
他人を叩いたり、いじめたりすることで「喜び」を得るようなゲスまんこはくたばっちまえ。という強い意志を感じます
それは実際に読まなければ、触れなければ分からなかった感触であり、つくづく(怖かったけど笑)同人誌を買ってハマってファンになって良かったな。と思います
そういう意味ではある種この「公開いじめ全盛の時代」だからこそ生まれた作家さんだとも言えるかもしれませんね
間違いなくスターダムになっちゃいけない類の作家さんでしょうけど(笑
でも、この表現に救われる人も一定数いるんじゃないでしょうか

先述もしましたが、あのおっちゃん自身完全にクリーンな人間って訳でもありませんけど、
それでも「正しさ」なんかじゃ救われなかった世界がある・・・という事を示唆していたあのラストは本当に上手いと思いました
何とも言えない複雑な感情にさせるのもまた上手いというか、、、笑
きっと、想像力が足りてないんでしょうね
軽い気持ちで他人の心に傷を付けるって事がどういう事かをまるで分かってないし、分かろうともしていない。
だからこその、きついきつい「お仕置き」・・・今回もJSガン蹴りあり、鼻血あり、おもらしに脱糞とやりたい放題の作劇でした
挙句の果てに子宮をぶん殴る、危ない連中に売り飛ばすと想像以上にハードコアな内容でしたね

まあ、そんなあの子もあの子でビビり可愛かったんですが・・・
必死に帰ろうと頑張る姿、震えて泣いている姿、
ちょっと同情してしまう程でしたが笑
でも、その塩梅もまた重要、というか絶妙なんでしょうね
その殺伐としていて、暴力的でカオティックな作中観にはやはり惹かれるものがあります。
最後の、空き缶拾ってくれた子が楽しそうに歩いている姿を見てるとちょっと泣きそうになりますね
いじめられる方にも原因はあるんでしょうけど、だからといっていじめていい「理由」にはならないと思います
大人しくて、言い返せない、気が弱いからつい・・・なんて戯言は決して許されちゃいけない。
想像以上にハードコアなお仕置きだったので、やや同情はすれど
まあでも「可哀想」とは決して思わない辺りが流石だと感じましたね
逆に最後の3人娘の微笑み歩く姿があの子への「当てつけ」と思えるのが見事だと思いました
何も悪くない、心優しいあの子が幸せでありますように、、、そんな祈りまで込められたラストは一見の価値アリですね。
まあ、そこに至るまでが実にハードル高いんですけどね笑
それもまたバカうどんさんの罪。でも、大好きです。












そんな訳で知るかバカうどん(このペンネームも実に秀逸だ)さんの初単行本は4月25日発売だそうです
この作品が載っているMateに収録作品名が掲載&紹介もされてるのでお好きな方は是非チェックされてみてはいかがでしょうか
これは個人的に凄く楽しみです(笑 大切な一冊になる予感が今からしています。
またこのイラストもバカうどんさん節が冴えてて面白い。

追記:
無事発売しました~
感想も書いたので読んでもらえると嬉しいです
【この世の暗部を見に行こう】知るかバカうどん 初単行本「ボコボコりんっ!」の感想




ボクガール97話、鏡ユーマ「結崎さんはなげる!」 感想ほか(ヤングジャンプ 2016年13号)

2016-02-25 | ヤングジャンプ感想








2週間ぶりの「ボクガール」連載再開、とっても嬉しいです
でも、先週は先週でミラジャンの袋とじに天国気分でしたが・・・笑
正に瑞樹は天使!だけにね(?)って感じで瑞樹と猛の関係性も大分進んでますが、、、
まあ袋とじのは本編とは関係あるようで実はそんなに関係ないんですけど笑
でも、その内容に比例するかのように今週はそんな二人のニヤニヤ祭りでしたね
瑞樹も益々女の子らしくなってきて、実に堪らない展開が続いています

2月は、杉戸センセがシンマン賞の審査員やられていたり、
ミラクルジャンプで袋とじがあったり、
本編も瑞樹女の子化祭りだったりボクガファン的には大変充実した月でした
その分杉戸さんは大変だったと思いますが・・・笑
今後フィギュアの発売?等も控えていると思いますし、
まだまだボクガ旋風は終わらなさそうです
その援護射撃的な意味合いでもアンケ等でいちファンとして頑張っていきたいです
3月は3月でコミックス9巻が出るので引き続きファン的に嬉しい月が続きそうですけど・・・笑
ヤンジャンのヒロインとしてこれからも健闘していって欲しいですね。時にヒーローにもなるけれど(笑)。

もうすぐ春なので、新連載ラッシュも来そうです
しばらくは読切で繋いでいくんだと思いますが
かつてないくらい毎週読切が載ってる状況はこれはこれで楽しかったりします
今は連載陣も充実してますし、門はそんなに広くは無いと思いますけど
それでも自分が応援している新人作家さんには頑張って欲しいですね。
まあ何にせよ「好きです」って声を出す事が重要なんだと感じてます。最近は特に。














ボクガール #97 ボクの初詣

お正月モードの瑞樹かわええ・・・


そういえば初詣行ってないな
・・・いや、そんな俺の個人的事情はどうでもいいとして、
「着させられた」と言い訳をしてますが、それでも似合ってしまっている
尚且つ猛にじーっと見つめられて紅潮してしまっている瑞樹があまりにも可愛すぎて
早速天使に天界に連れて行かれてしまったような気分でした(笑
大げさかもしれないですけど、
本当に(書いてても)ニヤニヤが止まらないですからね・・・笑
いやマジでどれだけ可愛くなるんだ・・!?と初見で思ってしまったんですが、
その後も読者的に堪らないニヤニヤ攻勢を惜しみなく繰り広げてくれました。



手つなぎおデート♪


また、猛も男らしいなあ・・・としみじみ思ったんですが
やっぱり父親からハッパかけられたのが効いてるんですかね、
なんかもう、いかにも「好きな女の子と手を繋いでドキドキしてます」と言わんばかりの339ページ最後のコマとかヤバかったですね
ガタイが良くて、パワフルで、最高に男らしくてもその辺は純情なんだな、、、っていう
まあ、親友だから気恥ずかしいっていうのもありそうですけどね笑
でも、猛も猛でラブコメ感の演出に一役買っていましたね。

その後の瑞樹のドキドキの表情は、ちょっと恋している女の子の切なさも滲んでて素晴らしかったです
まあ女の子っていうか実質は男なんですけど・・・笑 だからこそ、より燃える!っていうのもあって
そんな風に「女の子」してる瑞樹の表情の数々、相様は今回特に良かったなあ、と
猛も格好付けているようで、341ページの表情なんかは
照れも入り混じっていて大変よろしかったですね(笑)。
これ正に彼女の前で頑張っている彼氏そのものじゃないか・・・と内心思いつつ笑
今週は瑞樹もめちゃくちゃ可愛かったんですが、同時に猛もいじらしくて良かったなあ、、、って事を伝えたいですね
でも傍から見れば確実にただのカップルにしか見えないんでしょうね、たぶん。



この表情今週一番好き(笑


そんな猛とのアレやコレをずっと考えていて、
その内赤面してしまう瑞樹も瑞樹でまた純情っぷりが光ってて良かったです
なんだかもう、あまりにも女の子女の子し過ぎていて男である事すら忘れそうですが・・・笑
瑞樹の猛に対する想いは今や“本物”になりつつある事を示唆させる話数でもありました
それと同時に、その逆も然りな事も・・・。

上記の表情は、今週でも一番ガーリーに感じられた表情で
多少デフォルメも効かせつつ、今の瑞樹の「女の子な部分」をよく切り取っていて特に素晴らしいな、と
瑞樹はBL展開も想像しちゃったんでしょうかね・・・?笑 そんな多少滑稽で、でもあいくるしい瑞樹が最高に可愛かったです
そんな風に今週はずっとニヤニヤしっぱなしだったんですけど。


ただ、その後の流れはまさか告白するんじゃないかとかなりドキドキしながらページを捲ってました
瑞樹が男らしくなろうと頑張ってたのも、
瑞樹が実際に男らしい行動を取ってたのも、
すべて猛の男らしさがルーツにあったんだ・・・という「告白」こそしましたが、
実際の“好き”っていう告白はまだしませんでした まだしませんでしたけど・・・
それでも雰囲気良かったですね(笑)。
初めて格好良いと思った同性が猛、、、って時点で意味深っちゃあ意味深なんですが笑
でも、そこにはご多分に“純粋な憧れ”も入り混じってるんでしょうね
自分もあんな風になりたい・・・
誰かを守れるような存在になりたい・・・って気持ちが
藤原さんやロキちゃんを度々救って来た原動力になっていたのでしょう
そういう憧憬に近い感情は、ある種親友的と言えなくもないんですが、、、どうなる二人の関係性。

でも、そういうラブコメ的おいしさを度外視してもこの回想はとても純朴でいいものだと個人的に感じました
母親の作ってくれた大切なぬいぐるみ、それを勇気とパワーで笑顔で取り戻してくれた優しい親友
その時に「救われた」と思えた気持ちが、今も瑞樹を動かしていて
巡り巡って藤原さんやロキちゃん等の素敵な女の子を助けたモチベーションにも繋がっている・・・という
なんだか素敵なお話じゃないですか。猛に出会って、明らかに瑞樹は変わった
その変わった瑞樹は瑞樹で頼れる男でもある~って事ははっきりと描かれて来ましたから
読者的にも(ある程度の)実感があって“上手い”エピソードだったのでは、、、と思いました
瑞樹のルーツの一部は猛にあった・・・という事で
猛に(色々な意味で)こだわってきた瑞樹の想いも分かる97話になってたな、と

ただ、あのままだったらもしかしてテンション高まり過ぎておかしな事になってたかも分かりませんね笑
ここに来て久々にロキちゃんが、いつものセクシーな格好で再登場!!・・・って事で
思わず「??」って状態にもなってしまいましたが笑
表情もちょっと冷徹な感じで違和感がありますし、
こりゃトール神に何かされたのか・・・?って疑念も浮かびますが
取り敢えずは次週を待つしかなさそうですね 
でも久々のロキちゃんのセクシールックとても良かった
っていうのは置いといて、
次週どうなるか・・・に取り敢えずは注目ですね
まさかの展開だったので、相当驚きましたが(笑)。
もしかして完全に男の子に戻されたりしちゃうんでしょうかね
そして、ロキと瑞樹の関係性もまた気になります ロキの本心はいかに・・・?
瑞樹がロキちゃんにしてあげられる事はあるのかとか、正直気になる事だらけなんですけど笑
こりゃまた別の意味で次週が待ち切れないですね
そんな次週は久々に巻中カラー♪って事でカラーイラスト的にも注目しています!
今週は益々女の子女の子しちゃってる瑞樹と純情ボーイ猛のいじらしさに終始ニヤニヤしてしまった傑作回でした
その上予想外な展開も・・・?って事でそういう読者の予想の上を往く作劇もまた見事でしたね
ちなみにトール神やカラスがきっちりポーズ決めてるのも可愛くて面白かったです笑



可愛すぎ・・・笑
でも読者は読者でモテモテな瑞樹に憧れてる部分あるかもね(笑


ミラジャンの袋とじの感想もまだまだ是非!
ボクガール 袋とじ番外編~ボクとアイツの初えっち!?~ 感想ほか(ミラクルジャンプ 2016年3月号)
ロキちゃんのめちゃカワ描写含む8巻も是非!
美少女とイケメンの両立! ボクガール 8巻/杉戸アキラ

シンマン賞のページでは、
「絵だけで説明しようと意識している」っていう話が面白かったですね
確かにボクガはいちいち感情を説明するようなシーンは少ないですし、
先述の8巻のロキちゃんのデレ顔だって正にそうですしね笑
今週の猛の表情芝居もまた同じだ
あと青年誌ならではの「あまり(表現の幅を)気にしないでいい気楽さ」っていうのも読者的にも分かりますね
まあ図らずも今週それを大いに証明してくれてる某読切も載ってますしね(笑
読者の年齢層が高い、ってだけである種(精神的にも)オトナな読者が多い、っていうのと同義ですもんね。
その点でも少年誌よりも伸び伸び描けるのでは・・・というのが読者側から見た視点の一つでもありますね
またこのインタビューページ、毎週使われてるカットが絶妙だったのもまた良かったです(笑
藤原さんとのお風呂回から数回も使われた事に関しては本当にグッジョブでした。
1ヶ月間お疲れ様でした。



(読切)結崎さんはなげる!/鏡ユーマ

思った以上に可愛くてセクシーだった。


お話としては、
ただ単に砲丸投げの練習をしているだけ・・・と言えばそれだけなんですけど(笑
でも、本当にただそれだけに絞っているからこそ、シンプルな読み心地、シンプルな面白さがあって
なんだか魅了されてしまいました また、陸上選手みたいなユニフォームもツボで
ふっくらした身体で薄着になって、懸命に砲丸を投げる姿は・・・その・・・端的に言って、エロかったですね(笑
扉絵のキュッと引き締まったおしりからして期待大だったんですけど、予想以上のものを見せてくれたな、、、という印象ですね

砲丸投げと言いつつ、投げる女の子の肢体の官能的な部分にばかりフォーカスした潔い作劇
飲み物を飲むだけで途端にエロ絵面になってしまう作者さんの妄想力(描写力)
更に、そんな少女の無垢な姿を覗き見している感覚・・・も含めて
素晴らしい読切でございました
あの肌露出しまくりなユニフォームに、もしスタイルの良い女の子が適応したら・・・?っていうのは男なら誰しもが考える事ですよね(笑
なんだかずっと、このままずっと見ていたい、眺めていたい気分にもさせられた読切でしたが
結崎さんの可愛さ、エロさ、ユニフォームの素晴らしさと三拍子揃ってますし
また機会があったら読んでみたい・・・と思ったので
アンケに票入れた挙句裏面全部高評価にしちゃいました
兎角、ちょっとスタイルの良い女子が薄着のユニフォームで砲丸を投げてるだけで面白い、、、っていうコンセプトの秀逸さが凄かったですね
着眼点が素晴らしい、というか・・・。先週の金沢真之介さんに続いてまたも有望株が出て来たな。という印象
ヤンジャンの未来は明るいですわ(俺個人の趣向的に笑)

でも、上手く投げられて素敵な笑顔を振りまく上記のカットにはスポーツ題材ならではの「爽やかな良さ」もありました
その点では、また違ったポテンシャルも秘められていると言及しても良いと思います
純粋に、そんな“少女の青春”を思わせる表情にキュンとなったというか・・・
覗かれてる事がバレて、最後は紅潮気味に怒ってましたけど
やっぱあのユニフォームは本人でも恥ずかしいんだろうか・・・笑
そういうトコロや、ラブコメ的素養を掘り下げればもっと行けそうな予感もする。期待大。










◆BUNGO-ブンゴ-

冒頭から吉見フルボッコの流れ・・・からの、
なんとか踏ん張る展開にロマンを感じました
とは言っても、このまま「最後まで」とは行かなさそうですが、、、
最終的には文吾が出るんじゃないかなあ。と予想しつつ、なんとか吉見にも踏ん張ってもらいたい、そんな心境。
ちなみに外から見える事情と、内から見える事情ではちょっと違う、、、っていうギミックも良かったです。
吉見はそんなにヤワじゃない、っていう。



◆天野家四ツ子は血液型が全員違う。

ちょっとこういう雰囲気(友達っぽいアレ)も悪くないですね・・・笑 ゆうはいいキャラだ。
あと生真面目なあさひ可愛い。



◆リクドウ

やっぱりこういう流れになってしまったか・・・
だけど、この戦いが始まる前と最中では三原のイメージが変わった事もまた事実
いつもお気楽なようで、内面は繊細で闘士溢れる男だったんだなあ、、、と清々しい気分で見てます。
逆に言えば、そんな弱さ等をおちゃらけたキャラでごまかしてるようにも映るが。。
何にせよ、劣勢でも今週の三原には感じるものがありましたね。



◆潔癖男子!青山くん

みおちゃん回にハズれなし!
今週も今週でちょいラブ気味のみおちゃん可愛かったです
確かに、神5の連中が心酔しても仕方のない美少女っぷりだが。。
それを裏付けるように、初登場から再登場のタームがどんどん短くなってる気がします(笑
つられて後藤ちゃんの出番も増えてるし・・・そろそろ青山くんの新しい反応も見たいトコロです
神5もまた別の意味で一つになるんじゃないですかね笑



◆グラビアトリ

今週は正直面白かった
こういう子がグラビア活動によって自信を付けて行く・・・って
ストーリーだったらきちんと感情移入も出来ますし、ちゃんと「良い事だな。」って思える
っていうか、むしろこの子を主人公にした方がいいんじゃ、、、って思うくらいこの子視点だと随分面白さも違うんだな、と
ぶっちゃけ染村よりも可愛い
・・・のは、俺個人の趣向っちゃあ趣向なんですが笑

でも今週は、絵もいつもよりもキレイで、読みやすさもあって
ダメそうな女の子が逆に評価されていく、、、といった意外性も面白くて
素直に良かったんじゃないですかね
何よりも沖縄合宿に向けて新しい素材を発掘して仕上げる・・・という
本来のこの漫画の趣旨(であろう)に寄り添った脚本だったのが良かったですね
「これからはちゃんとグラビアに関する話をやってくれるはず!」って期待もありますし、
個人的には対決みたいなどういう漫画でも出来るであろう展開ではなく、
こういう展開の方が全然グラビア漫画っぽいって思いますから。

あと、単純に彩乃ちゃんが好きです(笑
彩乃ちゃんがどういう変遷を辿るか・どういう仕上がりになるのか・・・に純粋に期待。











次週はカムイが巻頭、ボクガールとしらたまくんが巻中カラーに
2週間ぶりにシンマンGP2016作品も載るので色々な意味で期待です!
ボクガはクリスマスのタイミング以来のカラーなので、その意味でも嬉しいですね
今週のヤンジャンも前から後ろまで読み応えあって面白かった。





天野めぐみはスキだらけ! 第9話「いいなー・前編」 感想(週刊少年サンデー 2016年13号)

2016-02-24 | 天野めぐみ&古見さん







次号予告見てめちゃくちゃ驚いたんですが、
来週天野めぐみ巻頭カラーなんですね・・・
この各話感想で毎週のように「巻頭獲りたいからアンケで応援~」って書いて来ましたけど、
まさかたった10話で達成してしまうとは・・・スゴイ、スゴイぞ「天野めぐみ」!!笑

正直クオリティ的には何ら心配してなかったですし、
半分は官能的表現だけど、もう半分はほのぼの路線なので
雑誌のカラー的にも受けるのでは・・・とは思いながら感想を書いてたものの、
まさか10週目に巻頭とはねえ。
コミックス発売付近でワンチャンあるんじゃね?って実は内心楽観的かな~と思いつつ自分の中で勝手に想像してたんですけど
それよりももっと早いタイミングとか、正直すっごく嬉しかったんですが(笑
うん、なんかもう、応援冥利に尽きると言いますか、
毎週アンケ欠かさず出してて良かったな。と思いましたし、
これから先もこんな想いを重ねたいので相変わらずアンケで応援し続けようと思います

にしても最近のサンデー、ラブコメ多いですよね(笑
曖昧なのも含めると6~7本くらいあるんじゃないですか。
やっぱり市原編集長的には「サンデーはラブコメ!」っていうのがあるんでしょうか
何にせよ元々サンデーはラブコメに強い土壌があると思うので、その意味でも期待出来そうです「天野めぐみ」は。
でもラブコメを抜きにしても最近のサンデーは(近年と比べて)面白い作品が増えて来てイイ感じだと思います
個人的にはメジャー2ndと天使とアクト!が好みですね笑 天野めぐみの他では。

















なんかちょっと前までは、自分の応援してる漫画が短期終了の憂い目に会う事が殆どだったので
その真逆の結果とも言える「10週で巻頭」なんていう大金星を取ってくれて正直感慨深いですよ今は
「ボクガール」が2年以上続くヤンジャンと、「天野めぐみ」が10週で巻頭を獲るサンデーには本当救われてます
そんな今週の天野めぐみはなんと浴衣でおデート(?)というこれまたオイシイ回に仕上がっていました。



まーくんとの疑似デートの為に一生懸命可愛い浴衣を着て来るめぐみ可愛い。


しかしめぐみは学の両親から凄く愛されてますね・・・笑
学が割とサバサバした性格なのとは正反対に人情深いのが面白い
と、言っても学が冷徹、、、という訳ではなく、ただ単に勉強バカなのと「照れ」もあるとは思いますけど。
さり気にめぐみも「そーだそーだ!!」って言ってるのもまたユニークでクスクスしちゃいましたね
昔ながらのラブコメの雰囲気を踏襲しているような作劇もまた好みです

そんな訳で。
先週の「お礼」も兼ねて二人でお祭りに行く事に
この動機付けもめぐみの良い子っぷりがよく出てて好きなんですよね
協力してもらったから、精一杯お礼がしたい、、、っていう
学は一度遠慮しましたが、
やっぱり協力されたら協力されたでお返しをしたくなるのが人情ですしねえ
しかも、昇段が懸ってた大事過ぎる協力でしたし(笑 恩人レベルにまでなってたので、そこは受け取ってあげなきゃ、ね。
そんなめぐみの想いにも早速胸打たれつつ・・・。



ドヤ顔で意地を張るめぐみ可愛い


多少我慢をしながら(笑
いっぱいおごってくれました
しかし、めぐみは食欲も凄そうですね
そりゃ強豪校にスポーツ推薦で入るくらいの素材ならば、そうであっても不思議ではないですけど
だからおしりも大きいのか

・・・いや、それはさておき(?)
いつもとは違って浴衣で非常に「オンナ」っぽいめぐみは素直に可愛かったですし、
まーくんにちょっと喜んで貰えて素敵な笑顔を浮かべるめぐみは天使レベルで可愛かったです
なんでしょうね、自分が困って悩んでる時に文句言いつつも助けてくれて、だからこそ彼女なりのお礼を精一杯して、
その結果感謝されて満面の笑みを浮かべる、、、っていう「作劇の真っ当さ」が凄いですよ
ある種この“堅実さ”もサンデーっぽいと言えばサンデーっぽい
無防備なムチッ娘を主題に据えながらも、
作劇はキチッとサンデー、という
そのバランス感覚も秀逸で、だからこそたった10週で巻頭が獲れたのかもしれません
今書いててそんな風に思いました・・・また、ねこぐちさんの描く衒いの無い純粋な笑顔の作画もまた素敵ですね
めぐみの気持ちに寄り添った脚本と表情作画に今週もまた惚れ惚れとしてしまった第9話でした。



まだまだお楽しみは続く!


相変わらずのアダルティックなお尻の描写に加えて
浴衣を着てても・・・いや、
浴衣「だからこそ」のエロスも表現なされてて、その辺もとても良かったんですが(笑
上記の、祭りの様々な思い出を描いたカットもまた素敵だと思いました
特に、わたがしのトコロで照れてる学が可愛いですね笑
なんかこういうのも良いなあ、、、と思いつつ、
更に最後は実に心地良いラブコメっぷりを演出してたのもまた印象的でしたね。

同じスポーツ科の同級生が彼氏と一緒に来ていた・・・という話なんですが
そんな様子にめぐみがドキドキしたり、
紅潮しながら共感したり、
また或いはそんな三澤さんが彼氏の行動にドキッとしているカット等々
ありふれた“青春”を感じさせるシーンの数々に実直にニヤニヤしてしまいましたね
手を繋ぐだけでドキドキする年代、、、実にピュアで素敵だと思います(笑)。
そんな二人を羨ましがるめぐみも可愛かったですね。


ただ、最も可愛かったのは、そんな事があったから、なのか
オチで完全に学と手をつなぐ事に意識が向いちゃってるめぐみの表情でした笑
こりゃ今から来週のニヤニヤっぷりが容易く想像出来るな・・・と思いつつ
ここはひとつ学にも男になってやって欲しいトコロです
まだね、
完全に恋人って訳じゃ勿論ないので
その意味でもポテンシャルの高い作品だと思います
来週も、ちょっといじらしい二人の様子を眺められれば(個人的に)満足です、はい。

(協力してもらったから)「尽くしたい」という純粋な好意と
それが報われた喜びと、
更に女の子の健気な気持ち、、、まで味わえて前編とは思えないくらいニヤニヤ出来たお話でした
これで後編に期待しない訳がない・・・ので、是非めぐみの気持ちが更に報われる事を願ってます。












次週は、巻頭カラーですよぉ!!
嬉しいので何度も使っちゃって本当すいません(笑
でも、
ヤンジャンで「ボクガール」が2度目の巻頭を獲った時も思いましたけど、
こうやって普通に「巻頭だあ」って盛り上がれるのって、イイですよね・・・(遠い目)。
本当にね・・・。

こんなに応援し甲斐のあるタイトルも久々なんで、
記事のクオリティは決して下げずに、もっと良さが伝わるような感想を目指して行きたいです
そして、今週以降もアンケ投函は勿論継続、次なる目標は「恒常的に巻頭等を貰えるようになる」ですかね!
現時点でも十分「スゴいぞ、天野めぐみ!」ですけど、このポテンシャルならまだまだイケるはず。
アキちゃんの再登場も楽しみですし(笑 これからも応援し続けるのが本当に楽しみです。



乙女チックめぐみ本当に可愛い・・・(照)。



ゆらぎ荘の幽奈さん 第3話「温泉卓球の幽奈さん」 感想(週刊少年ジャンプ 2016年12号)

2016-02-22 | ゆらぎ荘の幽奈さん







今週もまた本作とは関係ない話題から入って申し訳ないのですが、
「バディストライク」は全1巻なんですね・・・こりゃまた酷い扱いだなあ。と思うと同時に
今週某作品が終わる事を告げ、他にも畳みに入ってると思われる作品の存在を考えるとやっぱりあれは最悪のタイミングだったんだなあ、、、と感じざるを得ないですね
でも同じ11週エンドでも「E-ROBOT」や「ロギイ」は全2巻なのにバディストは何故?って疑問もあります
それこそ7話で区切って、後はアンチラバーズとか読切版クロマネとか入れて全2巻に出来ただろうに、、、っていう

・・・取り敢えず、コミック発売されたらまたファンレター送ろうと思います。はい。














今週は・・・最高 でしたね
っていうか、てめーいつもそれじゃねーか!とか言われたら反論の仕様もないんですけど笑
でも、やっぱりこういう“少年誌のちょっとエッチなラブコメ”のイメージの範疇から1ミリもズレない王道の踏襲っぷりと
それをハイレベルで実行出来るセンスは称賛されて然るべきだと思うんですよね
こういうのはやろうと思ってもまず画力及び表現力が備わってないと出来ない
おまけに、主人公であるコガラシの株を一切下げずに進行する作劇の誠実さにも感銘を受けた回で
その辺りの、脚本のセンスに関してもミウラさん流石だな~と個人的には思ってしまいました
ここまで完璧に“王道”を仕上げられる手さばきは今のWJでは貴重なので
是非大事に育てて欲しい、
そしてファンの方々には是非目に見える形(アンケ)で応援してあげて欲しいっていうのが私的な祈りですね
今週も読み終わってからすぐアンケ投函しに行きましたし、ファンレターも実は出しています
まあこのクオリティなら大丈夫かな・・・?って気持ちもなくはないですが
そこは戦場であるWJの事なんで一切の油断は出来ません
特に今週は大事な3話目なんで、
気合い入れて応援していこうかな、と思ってます。押忍。



「恋染紅葉」の小鳥ちゃんとのラッキースケベを思い出しました・・・笑


で、何が最高だったかというと
それは扉絵の時点まで遡るんですが笑
流石2度目の連載だからか出し惜しみがないですね
のっけからちとせちゃんと呑子さんのサービスカット挿入・・・!っていう笑
(今タイピングしててふと思いましたが、調べなくてもキャラ名が頭の中に浮かびました。スゴい)
しかも、ただ無意味にやってる訳でもなく実はこの二人今回全然出番がなかった、というか司会者役に徹してた二人なんですよね
その辺の細かい配慮という意味合いでも素敵な二人の温泉シーンだったんですが、特にちとせちゃんの背徳感が素晴らしいですね(笑
正直俺も一緒に入りたい

また、冒頭から幽奈ちゃんもサービス奮発で素晴らしい!
目覚めたらデカ尻が目の前にあるとか、、、理想ですね
この時点で思わずガッツポーズだったんですが笑
またミウラさん良いケツ描くなあ・・・としみじみ思いつつ、のっけからベッタベタなラブコメっぷりが兎角気持ち良かったですね
ちなみにコガラシは完全に不可抗力なんですが(笑
相変わらず「ただラッキーなだけではない」って状況の描き方が秀逸だと感じました
確かに羨ましいっちゃ羨ましいけど、若干羨ましくない部分もある、っていう。

その後の猫撫でからの夜々ちゃんサービスカットの流れも上手いと思いました
なるほど、確かにこうすれば自然にサービスが演出出来ますし、全身をまさぐられた~という既成事実も出来ますしね笑
涙目で、まさぐられた身体を抑えながら怒っている夜々ちゃんは正直そそるものがありました・・・笑
っていうか、これ実際に襲われたんじゃね?って気持ちにもなるあたり上手いなあ、、、と思いましたね
実に・・・実に刺激的で妄想不可避なサービスシーンに仕上がってる辺り本気で素晴らしいと感じました
この夜々ちゃん天使過ぎて、エロかわ過ぎて今週もやっぱり夜々ちゃん派に転びそうになってしまったのでした、、、
勿論幽奈ちゃんとかちとせちゃんも大好きよ。
まあでもこの夜々ちゃんは襲いたいレベル



最後までサービス心貫くその意気や良し。


そんなこんなで、色情狂扱いされたコガラシは追い出される権限を掛けて温泉卓球対決に
まあ、客観的に見ればコガラシに対して疑念を抱いてもおかしくはないんだけど笑
そんな彼彼女らの卓球ファイトはマサルさんもビックリの反則バトルに仕上がってましたね

まず、コガラシが全国レベルだった~ってところで吹きかけたんですけど笑
何その都合の良い設定!?と思いつつ無茶苦茶過ぎて面白い
更に狭霧ちゃんが菊丸もビックリの5人分身を遂げて反則ど真ん中の残虐ファイトに突入、
コガラシの怒りもよく分かる(笑)ど外道っぷりを披露してましたが、負けじと幽奈もポルターガイストで対抗
・・・卓球とは?と疑問を投げかけたい流れになってましたが
まあ相手も相手だから仕方ないよね!って事で(?)
反則バトルは続行、
ただ、途中ポルターガイストを引き起こす為にコガラシとの恥ずかしい出来事を思い出していた幽奈ちゃんが
まさかの「馴れ」を発動、それに反応して赤くなるコガラシなんかも良かったんですが笑
もっと良かったのは、その後のコガラシの反応でした。

自分の身を投げ出してまで、
自分はまだここを離れる訳にはいかない
幽奈を幸せにせずに帰る訳にはいかない・・・と
物凄い主人公らしい側面を見せるストーリーラインに関しても「上手い」なあ、と
それに感動して、恥ずかしくても最終作を披露する幽奈の気持ちもまた分かるし
そういった構成や感情移入のさせ方に関しても優れた作品だと思います
コッテコテのサービス模様を展開させつつ、
きっちりと主人公の株もさり気に上げて終わる、、、あたりの
お話の手際の良さも評価されていいかなあ、って個人的には感じました
コガラシの「やる気」も、それを受けて感動した様子の幽奈ちゃんも含めて
誠実なラブコメ・・・の一端を垣間見せてもらってその点でも「最高」だと言い切れる話数でした
そうそう、俺はこういうラブコメがWJで連載されるのを待ってたんだよ・・・!という感触で
今週はサービスも、ギャグも、そしてストーリーもこれまでで最もハイレベルと形容して構わない内容になっていたのではないでしょうか
素直にそう思います
少なくとも、自分はコガラシと幽奈ちゃんの関係性凄く好きだなあ・・・と
そんな風に思いました。ありがとうございました。



ミウラさん・・・あんた最高だよ
これを「最高」と言わずに何を最高って言えばいいんだろう?ってくらいの究極のサービス模様ですね
「馴れ」を打ち破るため、即座に恥ずかしさを生みだすという逆転の発想に痺れた上に
そこに至るまでの幽奈ちゃんの想いも加わってるので余計にグッと来ましたよ
またパンツを見せてくれる幽霊、ってアイディアもたまらず笑
幽奈ちゃんの恥じらい、
そしてパンツの描き込み含めて相当ニヤニヤしてしまったワンシーンでした
こりゃ単行本購入不可避ですな(笑)。太ももの艶(いろ)っぽさ含めて本当に素晴らしい
今すぐにROCKET DIVEして、ever freeになりたいくらいの素晴らしさでした。はい。


最後の最後には恒例のサービスオチ、
コガラシの「人間関係に先行き不安」のモノローグ含めて笑えるオチでした
そりゃ不安にもなるわなあ・・・でも、狭霧ちゃん感じてたよね笑
まあ、それはともかく現時点では幽奈ちゃんくらいしか真っ当にコガラシになびいてるキャラはいないので
これから徐々に徐々にゆらぎ荘の面々と仲良しになっていく事を、そんな展開に期待しています
今週はサービス満点、コガラシの格好良さが際立つストーリーも満点、
更にはっちゃけたギャグ模様も面白かったしかなり良い感じだったのではないでしょうか
是非、WJ伝統の「ちょいエロラブコメ」の脈を途絶えさせない為にも頑張って欲しいですし、
そういったものに救われてる、助けられてる、心が豊かになる類の方々も善意で良いので支持してあげて欲しいです
俺的には、こういった作品があってこそ少年誌は「普通」だと思ってるので笑
今後も大手振って応援して行きたいですし、そう思わせるだけのクオリティ、ポテンシャルだと思います。















同じく作者ファンであったKAITOさんの「バディストライク」はああいう事になってしまいましたが、
「ゆらぎ荘の幽奈さん」はまだタイミングに関しては悪くない(終わりを発表した某長期作品に加えて同ジャンルのニセコイが畳みに入ってる為)ので、
上手く行けば貴重なラブコメ枠に滑り込める可能性も結構あると思ってます
その為にやっぱ迅速なアンケ投函は欠かせない作業ですね
個人的に応援に関しても頑張りたいと思う。

今週は、全体的に「流れ」がよく出来ていて、そういった構成面でも感心してしまった話でした
官能要素にギャグ要素、そしてそれに伴うドライブ感とコガラシの格好良さと、、、と
出来る事は全部やりました!って印象の第3話でありました
そのミウラタダヒロさんの意気込みが伝わって来る話数だったのも良かったですね
多分、これを転機にコガラシと幽奈ちゃんの関係性ももっとニヤニヤ出来るものになっていくんじゃないかなあ・・・と妄想しちゃいますね笑




・・・天才かと思いました(超笑顔)
夜々ちゃんのデレも早く見たいぜっ



OTOTUNE/フレデリック

2016-02-21 | アルバム感想









夏のヒットソング変わってしまったって
全部全部全部全部僕のものだよ
夜のビーチサイド片っぽのシューズさえ
全部全部全部全部僕のものだよ
誰にもあげないから (トライアングルサマー) 











今作でも相変わらずのアレンジセンス、独特のメロディが冴えてるんですが
それに加えてさり気ないメッセージ性・・・みたいなものが感じられるようになったのが大きな変化じゃないでしょうか
「負けず嫌いだけが生き残る未来で」
「戦わない戦い方を僕たちは知っているはずなんです」
「大事なことは本人に言えよ」
「ゆっくり走ってゆったり笑ってるCAR(か)」

などなど、全体的に強気な歌声と疾走感のあるサウンドに乗せて気持ち良さを追求しながらも、
ちょいちょい聴き手に投げかけるような部分が存在していてそんな変化も面白い一作になっています
気が付けば、素直になれず勇気も持てず燻ったままの状況もままある日常生活に於いて
ちょっとした「背中を押す」要素が詰まっている快作に仕上がってるんじゃないでしょうか

それでいて、曲調もストレートに変化してるのか、と言えばそんな事もなく
フレデリックお馴染みのひねくれポップ感や煌びやかなアレンジが全体的に光っている
「変えた」(変わった、ではなく)部分と「変えてない」部分のバランスに優れた作品に仕上がっている、、、とも形容出来ると思います
それはご多分にオリジナルドラマー脱退の影響が大きかったんじゃないかな、とは思いますが
逆に言えば、そこからの「再起」を誓う・・・と言ったドラマ性に満ちた内容になっているとも言える
いつ、どんな事があって別れを経験するかも分からない、自分の行動がもしかしたら「何か」に繋がるかもしれない
だから、結局「動く」事が一番重要なんだ。と訴えかけている作品に聴こえなくもない
あくまで“フレデリックらしさ”を貫いた上で、
それでも“フレデリックらしくない”領域もバンバン攻めて行く
そんな「変える」勇気と「変わらない」良さに満ちたある種の転換作だと思います「OTOTUNE」は。


それにしても、三原兄の声は本当に特徴的でいいですね(笑
こんなに発音がクッキリとしているボーカルも中々居ないよなあ・・・と感じつつ
めくるめくアレンジの妙、派手に弾けてフックを残すバンドサウンドの充実感も素晴らしいです
王道のギターロック「FUTURE ICE CREAM」から、こんなん三原弟にしか書けんだろ、ってひねたメロディが炸裂する「UFO FOR YOU」
一番脱退の影響を感じさせる詞世界に仕上がってる「ハローグッバイ」はシンプルでありながら
さり気に高いメッセージ性を誇るこれからのアンセムになりそうな楽曲
最初聴いた時は「うわっ、ストレート過ぎ!?」ってなってしまった「トウメイニンゲン」は
よくよく聴けば、ちゃんとそこに居るのにも関わらず、口をつぐんだり行動しないせいで実質透明人間になっちゃってる現代人を皮肉っている曲になってます
例えば・・・
一つの大きな“流れ”があって、でも自分的には共感出来ないのにも関わらず
黙ってしまっていると結局それもまた流されてる事と同義になってしまう節があって
そうじゃなくて、自分の想いはちゃんと大手振って伝えなきゃ!って良さがある楽曲だと思います
透明になんてなるな、ちゃんとそこに居てくれ、、、っていう痛切なメッセージ性を含めて今ではとても好きな一曲
バンドとしても一つ殻を破ったような感触もあり、この曲もまた定番化していきそうな予感がします
でも逆にストレート過ぎる感じがむしろひねくれているなあ、って形容出来る曲でもあると思います(笑

後半からは、一気に往年の良さを感じさせるフレデリック・ワールドに突入
まずまんま歌謡曲のテイストの「USO」から始まり、
似たタイプではライブでの振り付けも面白いひねくれポップ「真っ赤なCAR」など“っぽい”曲もちゃんと入ってるのもまたニクい
この曲は歌詞はダジャレに見せかけて、何気にメッセージ性を感じさせるようなものであったりする工夫もまた冴えてますね
ライブ映えする曲でもあるので是非この曲もワンマンなどで定番化して欲しいなあ・・・と思いつつ
実は本作で一番好きなのが「トライアングルサマー」という楽曲
かなりのハイテンポ、早口でまくしたてるエレクトロポップナンバーで
なのに、ちょっとノスタルジックな感触があったり、歌詞の作中観も色々な意味でヘンテコで実にユニークな楽曲に仕上がってます
今の世の中は物凄いスピードで様々な物が流行り廃れて行く消費社会になってる(と、思う)
そんな中で「俺はずっとこれが好きなんや!」って意志を主張しているナンバーにも聴こえます
そういうトコもまた好きで、それとは別に単純にそのアレンジ力の高さも好みな最高のダンスチューンですね
個人的にライブでこの曲で延々と踊っていたい欲望があるんですけど(笑
それこそもう10分~15分くらいでも構わないから。
ただ、この間のワンマンで演らなかったので(残念!)
今年はどこかのライブでタイミング良く聴ければいいなあ・・・と願ってます
この曲に於けるストレンジネスの解放は正にフレデリックの中毒性ど真ん中の王道であり、
是非夏及び夏近い時期のライブで聴いてみたいところ
最後の「ひっくりかえす」もまたフレデリック節がよく効いているナンバーで
こういうよく分からんけど、でもなんかいいなあ、、、って思える曲を作るセンスはやっぱり凄いものがあると思います(笑
ただ、ある種の決意表明にも聴こえる節がありやはりその辺のバランス感も冴えてるな~という印象

一応ミニアルバムと言う体裁ですが、
曲数は8曲あり曲調・アレンジもバラバラなので
アルバム並みのボリュームで楽しめる作品だと思います
ただ、価格設定は2000円ちょいとやっぱりミニアルバムなんですよね・・・笑
フレデリックというバンドの歴史に於いて、重要な位置づけになる事間違いなしの意欲作。
この後に出されるであろうフルアルバムや全国ツアーなども(気が早いですが)今から楽しみですね













ちょっと大人になったかな?って聴いてて感じられた一作でもあるので
そんな「進化」もまた感じ取って欲しい一枚
今年は早くも対バンライブ、対バンツアー、そして新しいワンマンツアー等矢継ぎ早で活動が決まっていってる印象ですが
そういうのを見ていると2016年のフレデリックの変化や更なる進化にも期待したくなりますね。
今まで以上にメロディアスな印象も受けたので、次の作品も楽しみです。ライブでもバンバン演って欲しいですね。



文字通り失望してる時に聴く曲~DIR EN GREY「CLEVER SLEAZOID」

2016-02-19 | お気に入りの楽曲








先週の土日に寝込むほど落ち込んでたんですけど、
その時に聴いてた一曲を紹介しようと思います。










まず、前提として「上手くは行かない」「思ったほどではない」って現状があって
なんというか・・・「このまま(どんなに頑張ったとしても)報われないんじゃないか」って気持ちになってたんですよね
無気力でダラーっとしてて何もないなら「当然だよね。」って思えるけど
そうじゃないと、、、色々クるものもあるじゃないですか笑
まあ、ふと空しくなったり、
文字通り「望み」を「失った」気持ちになったり
挙句の果てにそんな気持ちが悔しさと憎悪の気持ちに変わったり・・・
何か知らなきゃ良かったって事もやたら多くて、(自分の価値観から見て)違和感を拭えない事も多々あったりもする訳です
そういう時に力になってくれた楽曲の一つがこの曲でした。


この曲はシングルでもあるんですが、
個人的にはアルバムバージョンのが好きで
いつも聴くのもアルバムバージョンの方ですね
最初から最後まで猿が喚き続けているようなやかましさ、
更に歌詞の内容もすこぶる攻撃的で直情的な激昂をどストレートに放出しているナンバーに仕上がってます
その獰猛な感じ、キッズ魂をくすぐる凄まじい勢いも大好きなんですが
意外とサビはキャッチーだったりもする塩梅もまた好みで
繰り返し聴ける奥深さも内包している楽曲かと

で、そんな「CLEVER SLEAZOID」のどこにそこまで救われたかと言うと
大サビで「YOU CAN'T SAVE YOURSELF」って歌詞があるんですよね
直訳すれば「お前は自分を救えない」って内容になるんですけど
その、救いも何も無い感じ・・・
ただただ失望してる感じが凄く良かったというか
個人的には落ち込んでる時、最低の気分の時はとにかくダークで沈んでいくような曲を進んで聴きたくなるんですよ
悲しい気分の時には、悲しい曲を聴かないと気が済まないというか・・・。

絶対的な絶望と、
もう二度と報われなさそう、という失望
それに準ずる嘆き/戸惑い/行き場をなくした憤り(のようなもの)を表現している一曲、としては
中々これに勝るインパクトはないんじゃないか、ってくらい秀逸で、ある種極めちゃってるような楽曲ですね
正直「歌」としての体裁を保ってる部分が全体の3割くらいしかないんですけど(笑
それでも、聴いてて気分がスカッとする曲であると同時に
胸の内で燻っている想いをきれいになぞってくれる曲でもあるので自分は大好きです
こんなにも・・・
こんなにも「届かない」そして「遠い」のか、と
そんなモヤモヤとした気持ちを抱えてる方には響くんじゃないじゃないでしょうか

他にも「考えろバカ野郎」とか「自殺しろ」とか「お前の親を犯してやる」だとか物騒極まりないフレーズが並んでるのも素晴らしい楽曲ですが(笑
基本的に「お前が大嫌いだ」とか「嘘つき野郎め」だとか、「誰がお前の事を信じるかよクソ」みたいな、
端的に書けば疑心暗鬼になった時に聴くのに適している楽曲かと思います
或いは無性に無性に寂しくて堪らなくて破裂しそうな時にどうぞ。









声も出ないくらいに・・・そんな今に一人と気付く

全編英語詞、、、と思わせて不意にこんなツボなフレーズが出て来るのも好みの要因です
このフレーズはアルバムバージョンオンリーなので、それもアルバムバージョンのが好きな理由ですね。
結局どこまで行っても孤独感は拭い切れないけど、だからこそ、「自分」なんだとも思います。



「クノイチノイチ!」金沢真之介 感想ほか(ヤングジャンプ 2016年12号)

2016-02-18 | ヤングジャンプ感想








今週は「ボクガール」がお休みであります
普通ならここで(血涙)とかいう言葉を並べるのがこのブログのお約束なんですが
その代わりミラクルジャンプで最高の番外編袋とじが掲載されたので何の寂しさもない、っていう(笑
それくらいに、、、ファンなら「えがった~」って満面の笑みになる事間違いなしの袋とじだったんで
よろしければボクガファンの皆様はチェックよろしく 感想もUP済みなんでそちらも是非・・・という感じですね
あれで益々「ボクガール」の事が大好きになりました イケメンでもある瑞樹の攻められっぷりが兎角最高でした

瑞樹があんなにも可愛く思えるのはキャラデザと性格の描き方も影響してると思います
ちょっと、さり気なく、端々に・・・と言ったテイストで男らしさが残ってるキャラなので
余計に背徳感を煽りますし、
猛の葛藤も分かるし、
暴走する気持ちも分かるし(笑)、、、っていう
絶妙過ぎるキャラクターに仕上がってるのがやっぱり素晴らしいな、と
あのキャラデザの妙は中々超えられるもんじゃない・・・という事で唯一無二のポジションを獲得した感があります
彼(彼女)以外のヒロインも存在感バッチシですし、今特に夢中になっているラブコメの一つです
そんな「ボクガール」の禁断の展開を拝めて正に天にも昇るような気持ちでしたね(笑
ミラジャン自体も力作ぞろいだったのでそういった意味でも是非、、、ですね。

この号の「個人的な」目玉は「クノイチノイチ!」でした
っていうかシンマンGP2016でこれを一番の楽しみとしてずっと期待してました
う~ん、やっぱり、こういうセクシーなラブコメが一番好き・・・というか肌に合うのかもしれません
恋愛ものが好きで、官能的なものも好き、、、ですから、合わせて両立されてるジャンルが「大好き」って話になる
それが「ちょっとエッチなラブコメ」とか「成年漫画」っていう事なんでしょうね
やっぱり自分は官能的な表現に一番心奪われるんだなあ。って何となく思いました
あと女の子の紅潮した顔とかね(笑 男の娘でもいいけど









シンマンGP2016 エントリー作品⑤ クノイチノイチ!/金沢真之介

男の娘路線でもイケそう


まず驚いたのが、主人公が男の娘だったという事ですね
いや、YJ編集部どこまで男の娘好きなんだよ・・・!?と思わずツッコミたくなる冒頭だったんですが(笑
この読切ではあんまりそこはクローズアップされてなかったものの、もし連載となった場合はそこも拾ってあげて欲しいです
ちょっと可愛かったし、、、ボクガやプリマックス、ボーイスカートがYJMJで大挙してる今「そこも」狙うのは決して悪い作戦ではないはずです
っていうか俺が見たいだけ
・・・なのは、ともかく
女装主人公という思いもがけぬアイディアがあったのでいつかそれを活かして欲しいなあ、と
勿論本作の目的は「お色気枠」アピールが第一でしょうから、それをクローズアップしなかった事に関して不満がある訳ではないですよ
でも男の娘で太眉っていうのも中々いないのでいつかチャレンジして欲しいところではあります

それともう一つ意外だったのは、ヒロインのあやめちゃんがややおとしやか系の女の子だった事ですね
ぶっちゃけ既に披露されていたカラーイラストの表情が見事なドヤ顔だったんで
もうちょっとエッチ系かおバカ系の性格だと思ってました(笑
でも、これはこれで・・・悪くないですね(グッ)
普段はおしとやかな女の子が、
妖術によって大胆にエッチに変化して行く
その構成なんかは非常にドキドキ出来るものであって新人らしからぬ上手さを感じました
上手さと言えば、絵もこれまでのGP作品の中でも際立って上手く、スムーズに読めたのも大きかったですね
物語にも(一応)姉探しという目的だとか、或いはお互いの周派の和解、、、的な方向性に持って行けるとも思いますし
何より今回のような道具を使えば、エロネタにも困らないと思いますし(笑
正直個人的なブログの個人的な意見に過ぎない前提の上で
これが連載になって欲しいなあ・・・とか
もっとこの二人を見たいなあ・・・とか思ってしまいました
最後のコマを見てると、ストレートなラブコメ展開も行けそうですしその意味でも期待出来ます
思った以上に男の娘主人公とおしとやかエロ娘、っていうコンビネーションが気に入ったので(笑
アンケートは勿論「支持」で、、、っていうか、今週はボクガが休載だったので単純にアンケ順位もトップで入れましたし
裏の項目も全肯定しときました
出来ればこれが連載権勝ち取ってくれっ・・・!!と熱望しつつ(笑
意外と最近のYJってこういうストレートなお色気ものがない、とも感じるので
(ボクガはTSF&男の娘モノだし、基本的には恋愛メイン。モンスガは7割くらいがシリアスバトルだし
 源君物語はページが少ないのでこれだけではやや寂しい)
いかにも青年誌らしいお色気ラブコメ的な意味合いでも
男の娘期待票的な意味合いでも(笑
推させて、
アンケ投函させて頂きます


ただ、「何もかもが素晴らしい」訳ではなく(新人作家さんなのである種当然ではありますが)
個人的にはちょいちょい入ってくるギャグが一部不必要だとも感じられました
それよりは、よりラブコメ的な雰囲気の演出に力を注いで欲しかったという気持ちもあります
まあでも、キャリアを考えたら仕方ない部分はありますし
その辺のテンポ感と演出に関してはこれからに期待・・・といったところでしょうか
いや、こういう事は正直ちょっと(言ってる自分が)偉そうなんであんまり書きたくはなかったんですけど(笑
でもこの画力と、ラブコメ力のポテンシャルの高さを考えるともっと上を狙えるはずだと思うんで
これからにも期待してますし、頑張って欲しいです。応援してます。まずは目に見える形のアンケでね(笑


最高(グッ)


個人的には、「あなたはもう私のとりこだぞっ」ってコマ辺りからヤバかったですね(笑
その後の胸揉みあたりから「おや、息子のようすが・・・?」って感じになってしまい
妄想の中でのあやめちゃんの下着+おしりのどアップのカットで興奮度倍増、
極めつけの催眠妖術全員完遂展開に関しては、
正に桃色天国状態だったんですが(笑
一人パンツ下ろしてオナってたり
その後縛られたり、
昔懐かしの青年誌エロコメど直球の展開に感嘆すら覚えつつ(笑
最後のあやめちゃんの逆レイプ攻勢には正直な話お世話になってしまいました
そりゃもう抱きたくなるよなあ、ドピュドピュしたくなるよなあ・・・と思いつつ
そんな読者の願望を叶えるべくして描かれたと思われる見開きの疑似顔射シーンで完全にフィニッシュを終えました
これだけ官能的で、尚且つドキドキ出来る淫美な展開を描けるのは間違いなく才能だと思うので頑張って欲しい
ちょっと紅潮気味の表情のあやめちゃんもいちいち可愛かったし、最後の笑顔もまた素敵な仕上がりでした
任務が上手く行って、心から微笑んで、ちょっと良い感じになる二人も見てみたいな・・・という
気持ちもあるのでその意味でも期待です 
まだまだあやめちゃんの素敵な表情を見たいし、
イチくん(ちゃん)のまだ見ぬ表情も見てみたいし・・・という事で
それが最終的な感想ですね 官能的表現は文句なく上手かったし、あやめちゃんは間違いなく可愛かったしで
これまた夢中になれるラブ(エロ)コメディだったと思います 個人的には暫定No.1という事で。「クノイチノイチ!」最高です!!



イチの欲望がバーストする日は近い・・・笑



神様のハナリ 最終話 ヌチ ヌ ハナリ[生命の離島]

最終回でした。
とっても素敵な話だったと思いますが、まあ所謂短期終了ってやつですよね
基本的には面白かったと思うし、読んでて感動する事もたまにあったりしたんですが
ただ正直個人的には初期の方向性をずっと望んでたところもあって
端的に言えばそれは「望の成長物語」でした
望の視点から始まった連載だったのに
いつの間にか影が薄くなったり、
グルメに走ったり、
ジメジメ展開に走ったり全体的に考えるとあんまり一貫性が感じられない節操のないお話になってしまってた事も否めないですね
特にあのゆずの旦那vs勝じいの誰得バトルはただただ「ゆず、こんな奴らに挟まれて可哀想、、、」って気持ちしか持てませんでした
なんか、こう、、、「癒し」のイメージを求めてたし、実際疲れ切った社会人、都会人へ――― って売り出し方のはずだったのに
意外と素直にほっこり出来る話の方が少なかったかな・・・という印象もあり
これなら「人間ドラマ」という売り出し方の方が良かったのでは、、、と思わないでもないです

都会っ子の望ちゃんが、島暮らしに悪戦苦闘しつつ、一つ一つの物事を必死にこなして、
気が付いたらすっかり大きく成長していた、素敵な笑顔を見せるようになっていた・・・という話を望んでいた節が個人的にあったので
それがあまり描かれずに終わってしまったのはちょっと残念ではありますが、
ただ、それは先週ちょっと読めましたし、
何より最終回は素直に素敵だなあ。と思えるエピソードだったので
まあグダグダ言うのもナシにしましょうかね(笑
なんかこう、もったいないな、というか
YJは一つの方向性を貫いてる作品のが続くような気が個人的にしてるので
その点ではもっともっと温かくてほっこりするエピソードが読みたかった、というのが素直な感想ですかね

ただ、かといってこの漫画が何も残さなかったかと言うとそれもちょっと違う
吉村さんの武器もきっちり提示出来た連載ではあったと思います
それは、
①女の子がめちゃくちゃ可愛い
②色気がある(おっぱい)
③郷愁を感じさせるシーンが上手い
という事ですね
特に望ちゃんは可愛さ・健気さ・おっぱいの三種の神器を揃えたキャラクターで、
かつ「メガネの方が似合う」というベスト造詣でもあったので、何でこの子をもっと上手く使えなかったのか?って思うくらい(笑
そんな吉村さんの可能性もきっちり残せた連載になったと思うので、この先の作品にも期待しています
具体的に書くと、恋愛ものを読んでみたいですね。或いは青春群像劇とか。

何にせよ、存在感があって並みの短期作品とは違う「何か」を感じさせる漫画であった事も間違いない
吉村拓也さん約半年間お疲れさまでした。またYJ系列で読みたいなあ。















◆銀河英雄伝説

ヤン、一癖も二癖もありそうなお方ですね
あと原作者との対談も載ってましたがフジリューはヤン大佐のが好きなんですね
あまりの作画の気合いの入れっぷり、美男子っぷりにラインハルトのが好きかと思ってました
男なのに眉毛凄いし・・・笑



◆リクドウ

正直一方的過ぎる展開で、お通夜モードになるんじゃないか・・・って予想してましたけど
意外と善戦してるのが意外ですね。ただ、負けが似合うのは三原の方なんですよね。
妹の動向も含めて注目。



◆天野家四ツ子は血液型が全員違う。

O型でポイントカード好き・・・珍しくゆうと一致したな(笑
まあ「踊らされてる」って意見も分からなくもないですが
でも本当に好きなものを積んで行って、
それでお得になるのなら
それもまた悪くは無い・・・とは思います
無理して好きでもないものをついでに選ぶようになったら最悪ですね

あと、アイスは冬の方が美味しいと思いますよ?(超個人的な持論)



◆BUNGO-ブンゴ-

大きなヒット後だからか、「抑える事」に意識が行ってて、細かい事に頭が回らなくなってますね
それもまたリアリティのある描写で非常に良かったです
一方吉見にも何らかの違和感があり、
試合の行方は混沌として来そうな予感・・・
なんだけど、ここは正直(ある程度は)踏ん張って欲しいですね
またボロボロの結果だったら悲惨すぎるから。

あとプッシュバントとか小技を味方チームが繰り出すのは凄く現実的で良かったんで
今後もそういう“野球の小賢しい部分”も取り入れて欲しいです(笑
監督が結局暴言吐いてるのにも笑った。
さて、文吾の出番は来るかな?



◆潔癖男子!青山くん

青山、やっぱ意外と良いヤツだな(笑)。



◆グラビアトリ

初恋はいいから、
もうちょっとグラビアのテクニックとか
蘊蓄的なものを描いて欲しいです
でも、演劇部の部長のグラビアはちょっと楽しみかも(笑










次号は「ボクガール」が連載再開!
GPとはまた別の読み切り攻勢にBUNGOも久々に巻頭を飾るのでとても楽しみだ
その後はコミックス発売に合わせて久々にボクガのカラーも見たいなあ・・・と
あと「クノイチノイチ!」好きな方は是非一緒にアンケ投函して下さい(笑
GPもいよいよ折り返し、来週は未掲載ですが最後まで楽しみ。





天野めぐみはスキだらけ! 第8話「まー君コーチ!」 感想(週刊少年サンデー 2016年12号)

2016-02-17 | 天野めぐみ&古見さん








先週はサンデーとヤンジャンが同時発売というレアな週でしたね(笑
先週の「天野めぐみ」は、めぐみだけじゃなく他のヒロイン(アキちゃん)も可愛い、という事を証明したんで
この調子で健闘していってもらいたい所です 当分は巻頭カラーが分かりやすい目標だと思うんで
個人的にも目に見える形(アンケ)で応援していくつもりです
そんな訳で8話の感想です。
















剣道女子も可愛い。そして胸が・・・(略



今週は剣道回でした
正直剣道に筆記試験があるとは知らなかったですね
だって、普通想像しないじゃないですか(笑
ただ単に技や結果だけで判断してるのかと思ってましたけど、、、
まさか知力も試されるとは剣の道は奥深いですね。。

というか、別に剣道漫画読んだのこれが初めてじゃないのに、筆記試験の存在を初めて知るっていうのも変なハナシですよね(笑
いや、厳密に言えば「天野めぐみ」は剣道漫画ではなくラブコメなんですけど笑
やっぱ「対決」という分かりやすい部分がクローズアップされて
こういう地味な部分は拾われないのかなー、とか思いましたが
もし自分の記憶違いで見逃してるだけだったらごめんなさいね(笑 でも、本当にこういうネタは初めてだったんで
素直に「へー」って感心してしまいました めぐみもめぐみで怪我だらけ、アザだらけで、更に苦手な知力まで試されるなんて大変だなあ
強豪校でしょうから練習も厳しいだろうし、今週はそんなめぐみの“隠れた努力家”っぷりが描かれていた話数でもありましたね。




まーくんの優しさがステキ。


あの普段見せる屈託のない笑顔も、裏でハードな練習に耐え抜いた末に生まれてるのかなあ、と思うと
若干の尊さを感じないでもないですが、それとはまた別にラブコメっぽい雰囲気の演出も忘れていないのも秀逸な回でしたね
部屋で剣道の形を披露し、いつもとは違って(?)真剣な姿にドキッとする学だったり
そこから生まれるラッキースケベで一気にラブコメモードに様変わりする抜け目の無さだったり(笑
学は、基本的にめぐみの事を誘惑魔かつちょっと子供っぽいと思ってるような節がある風に感じられますが、
今回の様に「格好良く、凛としためぐみ」を見せていければ、まためぐみに対するイメージも変わって行くのかもしれません
いつか学がめぐみの試合を応援に行く、ってエピソードも見たいなあ(おねだり)。
兎角、学がめぐみを好きになるかも?みたいな素養が見受けられたのも今回読んでて嬉しかった点でしたね

その後も、また「いつもの様に」(笑)素晴らしい無防備っぷりでニヤニヤのサービスモードに突入したり
またこれも「いつもの様に」そんなラッキー模様を描きつつも、勉強の合間にご飯を食べるめぐみの姿にほっこりとさせられたり
この漫画の武器を次々と見せつける流れになって行くんですけど(チャーハン食べてるめぐみのカット最高)
一つだけ「いつもとは違う」相様が垣間見られたんですよね。


今まで、自分の勉強の事だけで手一杯だった学が
珍しくそんな「頑張ってる」めぐみの為に一肌脱いで
長年培った勘(だと思う)で「出そうなところ」をメモに箇条書きして渡す・・・という
「尽力」を見せてくれるんですよね ともすれば悪い意味でつっけんどんな部分もあった学だけに
今回のこれはちょっとした変化であると同時に、ちょっとした「成長」なんじゃないでしょうか
でもそれもめぐみが頑張ってたから、、、という気も(個人的に)しています
ここら辺の丁寧な作劇にも是非注目して欲しいですし、
これからの学の変化にも期待が高まりますね
ぶっちゃけ、どっちがツンデレかって言えば確実に学の方なので(笑
これをきっかけにして、徐々に学がめぐみを認めたり、一緒に頑張っていけるようになればいいなあ、、、と素直に思いましたし
また、そう思えるようなエピソードだと感じました
そんなまーくんの“優しさ”“男らしさ”に思わずグッと来てしまった今回
先週も同じ事書きましたけど、売り出し方が売り出し方なだけにこういう部分はあまり注目されないのかもしれませんが
そういった「堅実なラブコメっぷり」にも面白味を感じてくれたらいちファンとして嬉しいです
なんだかんだでめぐみを気に掛けてしまう学も個人的に大好きなキャラクターですね。
今週分で、改めてそう思いました。


そんな学のサポートのお陰もあってか、
めぐみがいつも以上に頑張って、奮闘して、無事に試験をクリアした一連の流れも良かったです
学の気持ちを無駄にしてないなあ、というか。めぐみの“格好良いトコ”垣間見れましたね
凄く、誠実なラブコメそのもの!って感じのエピソードで今週もまた素晴らしかったです
最後にはご褒美の(?)抱き付きもあったしでオチも含めて好印象の8話でした
純粋に読んでニッコリ出来るお話になってるのも凄いと思います。
その上で剣道蘊蓄もあってその意味でも面白かったですね。













これは・・・物凄いレベルの役得っぷりですね(笑
そりゃ集中出来んわ。最高

ねこぐちさんのお色気漫画にも、雰囲気漫画にも持って行けるセンスは貴重だと思うので
是非じっくりと読んでいければ、味わっていければいいな。と感じています
しかしまあ、何だかんでまーくん羨ましいです(笑
あと扉絵の凛としためぐみも好き。