サブカルチャーマシンガン

自分だけの「好き」を貫く為のブログ。

「姫ちゃんのリボン」のDVD-BOXを買った話~あの頃へ帰りたい

2017-03-30 | アニメ感想
                                        
                                           届いたぜ。












この間出た「姫ちゃんのリボン」のDVD‐BOXを購入しました
最近になって「きんぎょ注意報!」「怪盗セイント・テール」のBOXを買い、もっと言えば「きこちゃんすまいる」をビデオで観返したり、
どんどん幼児退行現象が止まらずに、観返しては「ああ・・いいなあ。」って惚れ惚れしているような状態です
やはり、俺の世代のアニメを観るのは凄く良いですね
純粋に懐かしくて良い気分になるし、
何より今観てもすっごく面白いのが尚素晴らしい
野々原姫子はキャラデザも大谷育江さんの声も性格も何もかもが可愛らしくて、ウブでキラキラしていて、
それなのに心はきっちり乙女で・・・と正に個人的にドツボなキャラクターなんです。

今振り返ると、姫子は昔好きだった幼馴染に似てるかもしれない、
そういう視点で観てたかもしれないなあ。。なんて思ったり
まあ、最早遠すぎる程に昔の思い出ですけどね(笑
でもまだまだ若いぜ(ぉ





この間から、子供の頃観てたアニメを観返すのにハマってる~みたいな事をよく書いてますが、
ぶっちゃけどれもこれも少女趣味みたいな感じで今の趣向とは全然違うと思うんですけど
これは「姉の影響をストレートに受けていた」為であり、
漫画もアニメも姉が好きなものばっかり追いかけてたんです
子供の頃って、自発的に何かを探したり、、、ってよりは、とにかく他人の真似をするでしょう?
恐らく、俺に男兄弟でもいれば、また趣向も変わってたりしたんでしょうけど
俺の場合姉と妹の真ん中だったんで、こういう趣向に成らざるを得なかった感じがあります
まあ、こういうのがいわゆる“血”って奴なんじゃないですかね?
今は少女漫画系を追いかけてる訳じゃないけど、
美少女系を中心に追っているのはある意味似通っているとも言える

ちょっと前にも書きましたが、
自分の故郷である戸塚に里帰りして、
そこで「懐かしさ」と「戻れないさみしさ」をめいっぱいチャージして来たんですが、
それに追随するようにこういう「自分の世代のもの」を再び自分の中で取り戻す作業に夢中になっています
先日の連休時に昔懐かしい通学路で「きんぎょ注意報!」のアルバム聴いたり、きこちゃんの歌を口ずさんだり、、、
「おいおい、まだアラサーなのに、もう幼児退行してんのかよ(笑)」って言われたら返しようもないんですけどね(笑
でもなんかね・・・
まだまだ留まっていたいのに、
世の中はどうしようもなく早く進んでいくから、
もう少し「自分のペース」を大切にしたい気持ちもあるんです
そこはもうね、自分のさじ加減次第というか・・・。














姫ちゃんのリボンは、物凄く売れてたイメージでしたし、
毎週のように夢中になって観ていた記憶があります
自分らの世代のひみつのアッコちゃん、、、みたいな感覚がありますね
もうちょっとこう、この時代の・・・セーラー服戦士以外のアニメも再評価されてもいいんじゃないかな。って気持ちもあります
「きこちゃんすまいる」なんて一度もBOXになってないですからね(憤慨)
今はとんでぶーりんとぽよぽよザウルスとママは小学4年生も観返したいかな、、、とか
どんどん「あの頃に帰りたい」欲が増しちゃってますね(笑
ある意味アニメ観まくりではあるんですが、
中々アウトプット出来てないのがちょっと惜しい気がします
アニメ自体は毎日観てるんですが、最近は観てるだけになっちゃってるので
もうちょっと発信していければいいですね・・・ま、旧作ばっかなんですが(反省)





早速観返してみて、
やっぱ姫ちゃん可愛いなあ、とか
草彅くんの演技棒だなあ、とか(笑)
シンプルに振り切った良さがあるなあ・・・とか、
凄く楽しくて嬉しい気分に浸っています
生まれ持った性格はどんだけ姿かたちが変わろうが決して変わることはない、、、
そんな事実と、姫子の心情の折り合いの行方に注目しながらこれからもじっくり視聴していきます
スマホもないし、パソコンもない、外で元気に遊びまわる原風景に触れてるだけで癒される・・・のが本音ですね。
ちなみに25年前のアニメです。これを読んでるあなたは生まれてるんでしょうか。世代の方はいるのかな。



LOST IN TIME海北大輔の書く歌詞が大好きだ。という話

2017-03-29 | お気に入りの楽曲










この数日、ずっとロストインタイムの楽曲や弾き語りの音源を聴いていた。
・・・いや、他にもねごととかオセロケッツとか聴いてたんだけど(笑
今回は改めて海北さんの歌詞って絶妙だな~と思ったので、
是非紹介させていただきたい。








こんな気持ちを何と言おう
空っぽだって訳じゃないんだ
ただ虚しくて寂しくて
仕方がなくもあるんだけれど (小さな隣人)




すごくね、自分の心情そのものだって思うんですよ
別に満たされてないわけでもない、それなりにそれなりではあるんだけど
「それ以上」は決していかない、、、という自分の限界を知ってしまったような感覚?
例えば、頑張ったら頑張った分報いが来るんなら話は別なんですけど、
なんか結局は要領の良い人間だけが得をするんだなあ。という「諦め」もあって・・・。

自分と他人が異なる存在である事は分かっているつもりなんですけど、
なんかどっかでそういう「通じない感覚」に途方に暮れるような心境になる事も多くて、
要するに“複雑”なんですよね
そういう“複雑な”感情を描くのが海北さんは飛び抜けて上手いと思うんですよね。

何もかもがダメな訳じゃないけど、
心からの喜びもなく・・・
そういう感情を丁寧に、かつ、感情的に描けていると思います。



どうすればいいの
どうしたらいいの
考えるほどに 遠くなる実像
もうそれはきっと 僕じゃない何か
背伸びするほどに 顔を出す虚像 (太陽のカフス)




このフレーズは天才的だとすら思ってます
自分に素直に生きれば生きるほど傷付くのが現実なので、
必然的にある程度の妥協をして偽った姿で生きていかなければいけなくなる
だけど、逆に言えば「本当の自分」を出せないままに生きていく世界ってどうなんだろう?って想いもある
それこそもう、「空しさの極み」っていうか・・・。変に空気を読んで、自分を隠してしまったら、それこそ単なる虚像なんですよね
ただ、中々実像を貫き通すのも、実像を理解してもらうのも、正直いばらの道だなあ、、、とは思いますけれど。
だから、この歌詞は物凄く巧妙だと感じてしまいます。もう自分そのものというか。





いつか雨は上がるって
青い雲は消え去るって
そうずっと言い聞かせてきた (灰色の夜明け)





この曲は弾き語りでしか演奏してない曲で、
まともに音源化もされてないんですけど、正直かなりの名曲ですよ
いわゆる「止まない雨はない~」的な歌とは真っ向から異なる、
「雨が止むって信じて来たけど、結局止むことはなかったよ。」っていう
相当にシビアで辛い現実を“そのまんま”歌い上げてる「だけ」のある意味レアな楽曲になってるんですね

この数日間、ずっと精神が安定してなかったので、随分この曲には救われました
ただその場を凌ぐ為の前向きさなんて自分には全く不必要なもので、
それよりも、もっと悲しみに浸れるような曲を求めてしまう
そういう心境の時に聴くにはこれ以上ないくらいに似合ってくれました
結局、
いつまでも心の中には冷たい雨と空っぽな気持ちが居座っているし、
そんな現実に耐え忍びながら懸命に生活を続けていく「しか」ないと歌うこの歌は
世の中のありふれたポジティブな歌よりもずっと地に足をつけたメッセージ性があって大好きな曲です

惜しむらくは、ロストで中々音源化されない事ですかね・・・笑













今年は新譜も出ますし、
それに伴うツアーもあると思うので、
色々とワクワクする気持ちが高まっています。
昔のロストも素敵ですけど、個人的にはやっぱり今のロストが一番好き!ですね。



ジャンプ6連弾新連載の忌憚なき感想

2017-03-28 | 漫画特集











出揃ったので、たまにはこういう記事も。












ぼくたちは勉強ができない/筒井大志

筒井氏の漫画は昔から好きである
実はデビュー作の「エスプリト」で初めて知ったクチ、、、なので
一応前振りはあったものの、まさか氏がジャンプで連載する事になるとは思わなかった
連載デビューしてから9年か10年近く経っていると思うので、今回の新連載陣の中では古株な方だと思われる。

「IDOROLL」ではロックバンドを諦めて、アイドルに転身する女の子(20歳超え)の話を描いてたが、
今回は「諦めない」お話であるらしい
不向きと言われても、ひたむきに諦めの悪さを見せて頑張る姿は美しい
そしてそれは、腐らずにコツコツ一本一本真面目に漫画を描いて来た氏だからこそ説得力を持っていると感じる
苦節約10年で訪れた花舞台、昔から筒井さんの漫画を知るものとして頑張って欲しいなあ。と思ってます。

ちなみに、個人的にはうるかが一番好きかな(笑)。



U19/木村勇治

早くも掲載順が沈んでますね・・・
ヒロインが早々に退場してしまったことと、
後はジャンプでやるにはちょっとゆっくりしすぎな面が響いてるんでしょうか
まあ別にゆっくりしてても作品としてはそれはそれで一つの形なんでしょうけど、
ジャンプ向けではなかったかもしれないですね
それと、
ちょっといきすぎなくらいに勧善懲悪気味なのが気になります
ここまで「それ」がクッキリし過ぎちゃうと、逆に嘘くさいような気がするなあ




ポロの留学記/権平ひつじ

ポロ可愛いよポロ
ある意味ヒロイン以上に可愛いですね(笑
逆に言えばポロ以外のキャラがそこまで印象が強くないので、
ここはポロに女装などをさせてみてはどうかな(提案)

可もなく不可もなく、、、な感じですが
暇つぶしに読むにはかなり適している漫画なので
そういう意味では可に近いのかもしれない。少なくとも嫌いではない。




腹ペコのマリー/田村隆平

一番コメントに困るというか、
一番コメントし辛いんですが・・・
実はもう読んでないんです(汗)
個人的に、「べるぜバブ」って正直あまり良さが分からない漫画でしたし
この人の漫画自体に夢中になった事が一度もないので・・・
炭酸が抜けたコーラみたいな作中観が昔からどうも苦手、、、ですね。申し訳ない。




Dr.STONE/稲垣理一郎・Boichi

面白いと思う。
なんでしょう、主人公のタイプがいわゆる「頑張るぜ!」「頑張ってるぜ!」みたいなタイプじゃないのが良い
過剰に「頑張ってること」をアピールする主人公や作風がどうにも苦手になってきてしまって、
そういう意味だとこの漫画みたいな主人公像は自分に似合っている気がする
「約束のネバーランド」のエマだってそう
個人的には、
一歩引いてて欲しいというか、
まあそういう性格なんでしょうね・・・笑
だから、「頑張ってるぜ!」系の主人公が悪いとかいう話じゃないんですよ
ただ自分には向かない、それだけの話です。

そういえば、ソーマとか左門くんとか斉木の主人公も「頑張ってるぜ!」系ではないですね
かといってやれやれ系でもない その辺も自分の趣向なのかもしれませんね・・・。
やはり主人公が自分に向いてると続きを読むのも楽しみですよ。





ROBOT×LASERBEAM/藤巻忠俊

凄くお姉さま方に受けそうな漫画だと思う
つまり、前作と地続きだなあ、って感じるわけ
しかも、ヒロインも出さない徹底っぷりがまた凄い
自分の土俵で勝負してるな、というか
更に言えばこれもきっちりヒットしそうな匂いを漂わせてる時点でやり手臭を感じます
おまけにロボみたいなキャラって子供受けしそうだし、、、って事で相当準備して来たな。って印象
ジャンプでは「ライジングインパクト」以来のゴルフ漫画なので、ライパクに続けるかどうかに注目です。













最近、「左門くん」と「斉木」が微妙にまとめの匂いを漂わせてて不安だ
正直この2作に大分「ジャンプを読むモチベ」を高めてもらってたのに・・・・・。
それはそれとして「約束のネバーランド」の展開が毎週のように神ってるのは(個人的に)いい傾向かな笑





ありふれた日常への感謝 ゆらぎ荘の幽奈さん 第56話「幽奈さんと初詣」 感想(週刊少年ジャンプ2017年17号)

2017-03-27 | ゆらぎ荘の幽奈さん
                                           
                                           このコマが凄く好き。











日々の生活や色々な事を「当たり前」だと認識して過ごしているけれど、
よくよく考えてみれば「当たり前」の事なんて何一つなくて、
ある種の奇跡の上で成り立っている事が(実は)ほとんどなんですよね
大きな病気もせず、平穏に生きれてる事自体が言っちゃえば奇跡じゃないですか?
そういうと、くさいセリフにも思えるかもしれませんけど
実際大きな風邪を引いたり、
身体の一部に怪我を負ったりすると
普段あんなに物足りなく思っていた「当たり前」が愛おしく思えてくる
なんかそういう事を感じた話数でもありましたね。

コガラシはあの年になるまでそんな「当たり前」を知らずに生きて来た
学校に行くのも、
バイトをするのも、
言っちゃえば誰でも普通にしてる「当たり前」の事ではあります
だけど、そんな風に感じるのはそれを「当たり前」に思えるような環境があらかじめあったから、に過ぎないんですよね
だから、そういう事実に逐一感謝したり、有り難味を感じながら生きるコガラシの姿が美しくも思えた回でした

同時に、自身の歩みだったり頑張りを自身で認めてあげるテーマ性もあったかと思います
全部を否定するのは簡単で、幸せを否定するのも誰にでも出来るけど
しっかりと自身が成し遂げた事や
良かったと思える日常を認識して幸福を感じられる
これが一見誰でも出来てるようであんまり出来てなかったりもするので(笑
そんな風に「当たり前の幸せ」を「特別に」感じているコガラシの姿には思うトコロもありました
彼の姿や生き様、思想には憧憬のような感情を抱くことも多く、しっかりと“読者の前を歩くキャラ”に仕上がってるなあ、、、と
今週もまたしても思わされてしまったのでした。

ところで、去年の紅白のネタ(ゴジラのやつ)がちゃっかり盛り込まれてたのに笑った。
ゆらぎ荘でこんなにタイムリーなネタも珍しかったですね・・・笑







同時に、「切なさ」も描かれていた話数でもありました
ずっとコガラシと居たい。と願う幽奈さんと、
今年こそ幽奈さんを幸福にして未練を晴らしてあげたい。と願うコガラシ
二人の願いは似ているようでその本質はまったく違うものだった
ちなみに俺も先日初詣行きましたけどかなり俗的な願い事をしてしまった
・・・のは、いいとして(?)
同じ相手を想っている願いを両方とも捧げているのに、
一方は「安定」を、
一方は「進展」を望んでいる、、、というのは
なんとも皮肉なものです
この時点である種の“すれ違い”を感じます
悪霊になる前に、幽奈さんの本懐を叶えて本当の意味で幸せにして生まれ変わらせてあげたいと思う気持ちと、
このままずっと、大好きな人に恋をしたままで、安定した幸福を得たい。。と思う気持ち
ある意味どっちも正しいけれど、
ある意味どっちも(現時点では)一方通行なだけに
今後の波乱や切ない展開を予見させるような話数にもなっていましたね
ジャンプでネガティブなネタをやると、人気に影響するのかもしれませんが
個人的には読者のご機嫌を伺ってるよりも作品性を追求してくれる方が嬉しいに決まっている
最近のゆらぎ荘からは「逃げない姿勢」を感じるので、今後もいっぱい期待しながら毎週楽しみにしていきたいな。と思います。

そんでもって、地味だけど沁みるネタ、切なさを煽るネタの後に、エロで落とす辺りがまた上手い、、、というか
ほのぼの日常ファン、切ない恋愛ネタファン、エロスキー、全員の欲求に応えている気もして(笑
やはりミウラさんの構成力は素晴らしいものがあるな!と感じてしまいましたね
客観的に考えても、
「切なさ」と「エロ」をこんなに違和感なくドッキング出来るのはジャンプではゆらぎ荘がナンバーワンでしょう
ある意味それもまたゆらぎ荘の強みなのかもしれませんね・・・なんて思いつつ、来週は1周年記念の巻頭カラーなんで
それもまた大いに楽しみです 欲を言えば表紙も欲しかったんですけどね(笑
まあ、ジャンプはラブコメに優しい雑誌ではないので(積年の恨み)、
巻頭がもらえるだけマシなのかなあ、と
そんな訳で来週も当ブログの感想をよろしくお願いします。仲居さんの経験豊富な相様も妙な説得力があって良かったな・・・笑
















こういうコマ観てるとニヤニヤしちゃいますね(笑
なんかエロスは直接的な方が好きみたいです(俺は)。
また直後の幽奈さんの表情もいいんだよな
恋心が露呈している分、余計にグッと来る感覚が何より素敵で、
サービスシーンも一年前と比べて意味合いに色が付いていてより面白くなって来てるなあ、と。



枕叩いて叫んでも夢の国に着けないという事実~きんぎょ注意報より

2017-03-25 | ブログ関連









う~ん、
例えば、同じような言葉一つとっても
ストレートに伝わる人と
そうじゃない人がいて、
自分は間違いなく後者の方なんですよね。

「他人と比べるな」「本当の敵は自分」って言うけど、
物凄いスーパースターみたいな人がいて、誰からも愛されてる人がいて
それらと自分を比べると「自分って一体・・・(汗)」ってなるじゃないですか?
少なくとも自分はそう。


感性一つとっても、
「あ、意外と自分はズレちゃってるのね。」って思うと
「あれ、自分の存在って大丈夫なのかな。。」と感じてくる
この先、本当の意味で笑顔で居られる日々が来るイメージが一切沸かない時間がどんどん多くなって来てて
そうなるとわざわざ生きる事に対してすらどこか拭い切れない空しさのようなものが付き纏う訳ですよ。

「空しい」という表現は本当に秀逸ですよね
文字通り空っぽ、っていう。
なんか頭の中では常に「最悪のイメージ」が付き纏ってて
かといって、それが間違ってるかと言えば、意外とそうでもなく。。


四六時中「自分以外の全員が正しくて、自分だけが間違っている。」という感覚に陥るので
ここ数年はずっと生きててもなんだか苦しみを感じるだけだなあ、というか、
それがいつしか溜め息交じりの空しさに変わっている・・・という。
結局、何も残らなくて
なんとなく満たされた振りしてなんとなく妥協しながら生きていくしかなくて、
でもそんな日々にふと無意味な気持ちを抱いたりもしている、、、そんな日々です。最近は。




枕たたいて 叫んでも
夢の国に 着けない (パクきんララバイ/内田順子-「きんぎょ注意報!」より)



最近、「きんぎょ注意報!」のアルバムよく聴いてますけど、
この曲のこの歌詞のところでふと泣きそうな気持ちになるんですよ(笑
「泣きそうになる」んじゃないですよ
「泣きそうな気持ちになる」んです
つまり、泣ける訳じゃなく
ただただ悲しい気持ちになるだけ。。っていう

「みんなの共感を得れる人間」と
「自分」は明確に違う
「替えの利かない存在」と
「単なる代用品」では天と地の差があります
本当は前者になってみたい気持ちもあったんですけど、
結局は枕叩いて叫んでも(必死で頑張っても)通用はしませんでしたよね
そんなのは既に分かり切っていたこと
分かり切っていても空しさを感じるのは、
きっとどこかで期待もしてたんでしょうね
でも、ま。。
それが“負け”って事なんでしょうね。残念ながら。



クリスマスの楽園 ゆらぎ荘の幽奈さん 第55話「ゆらぎ荘のクリスマス」 感想(週刊少年ジャンプ2017年16号)

2017-03-21 | ゆらぎ荘の幽奈さん
                                               
                                         扉絵の時点で大勝利でした(超笑顔)











本来なら連休初日に書けてれば良かったんですが(以下略
まあなぜ一週間も音沙汰がなかったのかは前の前の記事で事細かに書いたんでそれを見てもらうとして、
この話数自体は当然土曜の朝には拝んでました その日、今住んでる市原から故郷の戸塚に里帰りしてたんですが
その電車の中でじっくりと拝み倒してましたね そりゃもう、しっぽりと、ねっとりと、ね・・・笑(やめんかい)
扉絵からして「襲って下さい。」と言わんばかりのオーラを放ってますからね
このむっちり感、、、堪らないですわ(満面の笑み)









本編は・・・素晴らしかったです
前半のコスプレパーティ&ラブコメモードからして「楽しさ」の塊だったんですけど、
さり気にコガラシの格好良さをアピールも出来ている作劇もまた見事だな、と。
コガラシが居れば、一年中楽しく暮らせそうなのが素晴らしいですね笑

狭霧のちょっとセクシーなコスに、
夜々ちゃんの肌色多めなコス、
千紗希さんのサンタビキニに、
仲居さんの可愛らしい衣装までバリエーション豊かな上に、
それぞれ個性的で一辺倒になってないのが飽きさせなくてイイですね
その上でコガラシの有能さをさり気なく出したり、更にラブコメ展開にも繋げたりと
目の保養から真っ当なラブコメ展開までのスムーズさ、よりみどりみどりな脚本の巧さにも注目です
コガラシのプレゼントを狙う女たちの争いが特に面白かったですね・・・笑
普通に考えればラブコメ王道のシーンでもあるんですけど、
ここまで来るのが長かった分、
余計に楽しく感じられる感覚があるような気がします
更に、「女将さんからのプレゼント」という新しい切り札が最近の「ゆらぎ荘」には加わってますから、
あらゆる意味で便利になって来たなあ~って事もしみじみと感じてましたね(笑
そこにこゆずのピュアっぷりが混ざればもうゆらぎ荘ワールドに一直線、、、でしょうね。





そこからは正に横綱相撲でした
一切の余所見を許さない完璧な寄り切りで完全にこちらの心を鷲掴みにされ・・・
っていうか、今どきは規制云々厳しいのによくぞここまで攻めたな!っていう攻めっぷりもまた素晴らしい(笑
珍しい仲居さんのサービスシーン(反応も絶妙)から始まり、
狭霧と雲雀のダブルおっぱいで少年達の欲望に真正面から応える素晴らしすぎる作劇に涙が止まらない
また狭霧のいかにも恥辱を感じさせる表情もまた際立っていてゾクゾクしちゃいますね
そこからの夜々&朧ちゃんコンビの天然プレイは、、、
少年誌とは思えない弾けっぷりで読んでてニヤニヤが止まりませんでした(笑)。
幸せってこういう事を言うんですかね・・・(しみじみ)

畳みかけるように、幽奈さんと千紗希さんも一気に突っ込ませてエロハプニングの嵐をとことんまで貫く、、、という
ある種の潔さに満ちた、まさしく「神回」と形容して差し支えない話数になっていたと思います
この話数の更に秀逸なトコロが、
大抵のヒロインが恋心を自覚した後のサービス回なんで
以前のサービス回よりも(ヒロインの心情を思うと)グッと来る仕上がりになっているのが凄いなあ、と
幽奈さんなんて自分の好きな人と半ばSEXしてるかのような体勢でしたからね 
そりゃ、以前の(今よりも)意識してなかった時よりも、反応がそれっぽくなるよなあ。。と思うと
ある種の巧さ、及び、更なる「官能の破壊力」を深々と感じられた話数でもありましたね
妄想も捗るし、中にゃ実際に捗っちゃってる系男子もいたでしょうけど(笑
これもまたジャンプラブコメの王道、
そして、尚且つ、コメディとしてもめちゃくちゃ楽しかった傑作回でした。センターカラーで、しかも、
新連載6連弾のタイミングで敢行するにはこれ以上ないくらいやれること全部を詰め込んだ勝負回にもなっていたかと
美少女たちと生クリームパーティ、、、男のロマン「しか」表現されていない素晴しすぎる55話でした。
これからも当ブログは「ゆらぎ荘」を絶対支持していきますよ!
同士の方、
よろしければ共に応援を続けて行きましょう。この回も勿論バッチリアンケは投函済みです♪













新連載6連弾が終わって、
ここからが勝負所だと思うんで、
不可抗力で更新出来なくなった・・・とは言え、
もっといい感じの対応が出来たはず、って気持ちがあるんで
これからはもっともっと堅実な応援&感想UPに努めていきたいですね
取り合えず本作と「ぼくたちは勉強ができない」「約束のネバーランド」のお陰で
最近はジャンプを読むのがようやく純粋に楽しくなって来た感はあります。
(有名作という)安全牌がなくなった分、(新作という)可能性が逆に広がって来て中々悪くないんじゃないですかね。
ここからが本当の意味での実力勝負な気はします。「ゆらぎ荘」も頑張れっ。


あ、ちなみに周回遅れだった54話の感想もきっちり書いたんでそっちも是非。



一週間遅れの感想 ゆらぎ荘の幽奈さん 第54話 短期バイトと千紗希さん 感想(週刊少年ジャンプ2017年15号)

2017-03-21 | ゆらぎ荘の幽奈さん
                                          
                                          実にいい感じよ。












もう最新号土曜に出てるんですよね・・・
正直、それに間に合うようにネット環境の回復に努めてたので
結局周回遅れだよ。みたいな現状が悔しくて仕方ないです
本当に、、、悔しいですね。

今回の事でよく分かったのは、自分はコンスタントに更新出来てないと相当イライラするってこと、
もう一つ、週刊連載はなるだけ当日に更新しないとどんどん遅れて皆勤達成が難しくなること
別に皆勤を狙ってる訳ではないのですが、
ここ最近ますます面白くなっている「ゆらぎ荘」を2回もリアルタイムで感想書けなかったのは痛いですね
特に、「当日きちんと上がっている」のが理想な自分としては本当に不甲斐なく、腹切りでもしたいくらいに悔しいです

ネカフェで簡易的に更新する事も考えましたが、
なんとなく自分は自分の身を切らないと、削るくらいに曝け出さないと自分自身納得出来ないんですよね
それともう一つ、サラッと出してゴソッと共感をかっさらう人々がネットでは溢れてるので
出来損ないの自分ではそこまで頑張らないと決して満足行く手応えが得れません
まあ、純粋に書くならやっぱりストレスフリーで書きたいって事なんでしょうね。






コガラシは、
やはりコガラシ「ならでは」の独立した魅力があるなあ。と感じます
お色気ハーレムを際立たせる為の舞台装置などではなく、彼独特の魅力がある。とはっきりと思います
それは粋な思考であったり、本当に格好良い。と思える姿だったり、際立って魅力的に感じられる映し方が秀逸なんだと。

よく「不快感を感じさせない主人公云々~」と語られますが、
コガラシの場合はそんな次元をとっくに超えていて
「惚れられて当然の」主人公になっている気がします
よくよく考えれば、
不快感を感じさせない主人公なんてある種(客観的に考えれば)当たり前の基準ではあるんですよね
コガラシの場合はそういうレベルに留まらず、本当に「人として尊敬出来るレベル」にまで魅力を高めている。。って事なんですよね。

かつて自分を苦しめた霊たちの存在ですら、
黒歴史とせずに、ポジティブなイメージに変換して彼なりの美学で今を生き抜いている姿はとても美しく思います
というか、半ばギャグ設定として描かれているはずだった幽霊修行設定を一発で「美談」にしてしまう、
そんなミウラさんの脚本力の高さがよく出ているネームにもなっていたと思います
この1カットだけでコガラシがすっごく良い人に思えますし、
尚且つ相当の人格者である事が伝わって来る、
イコール慕われて当然、的な。。
そういう会心のエピソードにもなってたなあ、と個人的には感じました
こんだけ徳の高い人間に描かれてると、むしろコガラシの方がハイスペックにすら感じてしまうくらい、
ある種新しい主人公像として描かれてるのが「ゆらぎ荘」の健闘の理由の一つだったりもするんでしょうね



こういうベタなお色気シーン大好き!(笑)。


ただ、最近は女の子視点のが多くなって来た感があって
この週もコガラシ視点ってよりかは、大体千紗希さんの視点で描かれていて、
それがまた恋する乙女感バリッバリで凄くニヤニヤ出来たりもしたんですよね(笑
やっぱり男の子に全力で恋したり妄想したりする女の子って可愛いなあ・・・!!、と笑
一応、主人公がコガラシな分、自分の身代わり(?)であるキャラに恋してくれてる訳で、
そりゃニヤニヤ不可避だわなあ。。って感じますね
こういう方法論というか、
魅力的な主人公を立てて女の子のキュートな恋心を描いていくのが今のトレンドなのかもしれません
他誌ですけど最近の「天野めぐみ」もこういう感じですしね。純粋にコガラシとの時間を楽しむ千紗希は健気で可愛かった!

しかし、着替えを思わず覗かれるシーンは正に少年誌ラブコメの王道、って感じで素晴らしかったです
時代がいくら変わろうと、やっぱり少年誌のラブコメならば、やっぱりこういうシーンは描いて欲しいよなー。って
個人的にはそう感じます それくらいドンピシャなシーンでしたが、さり気に千紗希さんが自分のミスだと、
そんな風に振る舞ってたのもこの漫画の誠実さに溢れていてとても良かったですね・・・!
無暗に殴らない、っていう。
物凄い役得でしたが、
コガラシならばあまり腹が立たないのもまた凄くて(笑
基本設定がしっかりしているからこその作劇なんだよなあ、とも思ってしまったワンシーンでした
千紗希さんも、今更コガラシが「そういう奴」だとは考えてもないでしょうしね。ちゃんと学習してるのが上手いですわ。













最後のシーンも、
本当二人ともいい雰囲気で、
ラブコメって素敵だな~と素直に思える、
そんなオチになってて大満足でした。
・・・っていうのを、
先週の月曜に書けてればもっと良かったんですけど(笑
まあ、こればっかりはしょうがないですね。

ちなみに、アンケは当然バッチリ出しましたよ!
証拠写真もあります笑(下に↓)
という訳で次は最新話の感想をUPします。遅れてた分どんどん行くぜよ。




①ゆらぎ荘の幽奈さん
②ぼくたちは勉強ができない
③約束のネバーランド


最近はこのパターンが多いです。個人的な趣味で・・・笑




復活/Re:STARTな話~この一週間の出来事を語る

2017-03-20 | ブログ関連








みなさま、
お久しぶりです。
一週間ぶりの更新になります。


意図した訳ではまったくないんだけど、結果的にこんなに間が空いてしまいました
理由は色々あるんだけど、一番はやっぱり飼い猫にモデムにしょんべんかけられた事ですかねえ・・・
それも中までビショビショになるくらいのレベルで。

先週の月曜にネットに繋がらないな。って思ってモデムの辺りをチェックしてたら明らかに濡れてるんで、
その時点で「ああ・・・。」って察しましたよね 相当ガッカリしたんですけどね・・・。
よりによってここピンポイントで来るのか。。と
正直嫌がらせにしか思えなかったです
勿論、猫にそんな意思があるはずもなく、
トイレの掃除がやや遅れ気味だったんでたまたま空いてた「そこ」にかましたんでしょうけど、
それでもかなり意気消沈してしまって落ち込んだんですけど、更に落ち込んだのは契約先に電話して、新しいモデムを取り寄せてもらった後
それでも繋がらなかった時ですね この時はもう「一体どうすれば繋がるのか、、、。」と永遠にも近い感覚を味わっていました

2月にPCが壊れまして、それでまあ毎日更新の目標はあっさり崩れ去って
最近またモチベを高めてた時にこれですから、めちゃくちゃにモチベは下がってます
そもそも、
誰に頼まれてる訳でもない、限りなく「不必要な」事柄に全力を出してる訳ですからね
毎日コンスタントに更新して、「ここ毎日更新あるな。」と思わせる事すら結果的には出来てない訳ですから
運の無さというか、バカさ加減というか、学習はしたけれど、全然「キテるな。」って感覚もなく・・・・・。
予定も大幅に崩れてどうしようもなさを感じてます
また、
何度やっても繋がらない経験のせいで
若干ネットに対するトラウマが増えたのもアレでしたね
っていうか、自分の存在自体がそもそもアレなんですけどね(爆)






取り合えず、モデムが小便でおしゃかになった後は、
届くまで何も出来ない訳ですから諦めて別の事をやってました
いや、小便かけられた時点で明らかにダメなのに、また身内が「何とかすればまた使えるかも」みたいな、
間違った諦めの悪さをかましちゃってそこで遅れた部分もあるんですよ・・・
と、言いつつ、今考えばそこを強引に行けなかった時点で自分にも責任があるんですけど
まあ・・・大変だったなあ(遠い目)

今年に入って、こんなにもインターネットの事で悩む日々が続くなんて思っても居なかった
もうネットとか完全に断絶して、これからはネットをしなくなればこんな嫌な気分にはならないのでは、、、という気分にさえなりました
いや、というか、復旧した今も若干そういう気持ちは残ってます
なんか色々もううんざりしていて・・・
運も許せないし、
自分も許せないし、
散々な心境ですね

先週の序盤は、
取り合えずWBC観ていて、興奮したり感動したりしていました
一番感動したのは内川の犠牲フライですかね(笑

後はアニメのDVD観返したり、
漫画は相変わらず週刊誌中心に読んでたり、
それなりに良かったんですけど
感想を即座に書けないモヤモヤもあったりしてそこは困りましたね
今選抜やってますけど、選抜始まる前に勝敗予想も初めてスタートさせるつもりだったのにな・・・別館の方で。

連休は、部屋の片づけを頑張ってこなしたり、
生まれ故郷の戸塚に帰ったり、
凄く充実してました
初詣も(今更ながら)こなしたし、色々感じる事も多かったし、
かなりいい感じだったんですが、昨日届いたモデムを繋げても繋がらない絶望感もあって
後半は相当ネガティブになってしまいました
何より、予定してた更新プランが全部おしゃかになってるのが痛いわな
いきなりこんな事になったから、何もお知らせなんかも出来ず、実質放置みたいな形になったしね
ネカフェでお知らせは出来たんだけど、毎日「そんなに時間はかからんだろう」って感覚で居たのがまずかったですね

結果的には、多治見が報徳にフルボッコされてる最中にようやく繋がった感じです
ある意味報徳の頑張りが復旧に繋がった感じですね(関係ない)
驚き(猫のピンポイントしょんべん)で始まり、
驚き(多治見の記録的大敗)で終わった。。

というのは、
個人的に「何か」を感じざるを得ないです
っていうか、初詣の春日神社で俺「前厄」になってましたからね
今年と来年どんだけ酷いことが待ってるんだろう。。って思うと正直ポジティブなイメージが沸かないですね・・・(汗









まあ、大分吐き出してスッキリしたんで、
これからシコシコ書くはずだった記事をUPしていきます
久々に故郷の戸塚に帰った経験も記事にしたいですね。大きな体験だったんで。



この才能は本物だ 幾花にいろ「燦爛」 感想(快楽天 2017年4月号より)

2017-03-12 | 幾花にいろ
                                           
                                         扉絵からして素晴らしい。













幾花にいろさんの新作を快楽天で読む度に「この方は本物だ・・・。」って想いが確かになっていきます
普通成年漫画は日常の中に非日常(ドラマティックなSEX描写)が入って来るのがある種のパターンなんですが、
この方の漫画、とりわけ今回の「燦爛」に関してはむしろ“SEXが普通にある日常”を描いていて、
それがより一層官能的なカタルシスを生々しく描き出している気がして、
今回もかなり陶酔しながら読める新作に仕上がっていました

前々からにいろ作品の感想でよく使っている形容「生活感のある性生活」を極めたような漫画になっていて、
その素の感覚、有り体なカップルの普遍的な性行為の日常を描いているからこそある種のリアリティを感じる事が出来て
だからこそ他の成年漫画とはまた違った感覚のエロさ、官能的興奮が味わえて今回も秀逸な新作に仕上がってました
また、ペットボトルだとか、ありふれた何の変哲もない日常会話だとか、
演出に関しても群を抜いた素晴らしさがあるんですよね
この方の漫画の良さは中々言葉にし難いトコロがあるんですが、
なんとなく良いなあ。って思える空気感、ナチュラルさ、素朴な雰囲気、、、が
官能と見事に溶け合ってお互いをお互いが引き立てあっているセンスの良さ・・・なんだと個人的には思います




最高すぎる・・・!


ただ、だからといって所謂「雰囲気漫画」なのか?って言えばそれは違う
今作の更に秀逸なところは、「キャラ漫画」としても十分に通じるくらいヒロインの透がめちゃくちゃ可愛くもある。。って事でしょう
性行為に関して手慣れた仕草を見せる時点で堪らないんですが、
それでいてチビで童顔な為子供扱いされるとSEXの時とは違って余裕のない怒りを見せる辺りがまたギャップ的に堪らない
アダルティックな良さと、チャイルディッシュな可愛さが上手い具合に同居している絶妙なキャラだなあ、と
それでいて、相手の好意には物凄く純粋な反応をみせる辺りにもう抜群にニヤニヤさせられてしまう
正に幾花にいろの武器だけが詰まっている横綱相撲的な新作になっていると言えるでしょう
成年漫画ファンはもちろん、ラブコメ好きにも読んで欲しいくらい盤石な出来栄え
中でも、
「指輪を買いに行こう。」と直接的ではない方法で提案されて
一気に嬉しさと感動が爆発している上記のカットには完全にヤラれました
成年漫画は所謂「抜き」目的で読まれるもの~って固定観念がありそうだな。って個人的に感じてますが、
ぶっちゃけ下手なラブコメよりもニヤニヤ出来ますし、SEXというラブラブ要素がある分ある種無敵だなあ。とも(個人的には)思う
今回のにいろさんの「燦爛」はそんな俺の持論を確信に導いてくれるだけの力と面白味に満ちている傑作だと断言します
その後、ベッドの上で無邪気に大胆に、官能的に戯れ好きなだけ軋ませる二人の描写は正に鉄板的素晴らしさ
その前に「指輪」というトピックスがあった為、余計にSEX自体も高まって盛り上がっている感覚もあり、
キャラの心情にも感情移入出来る、ストーリーとエロの両立が上手い具合に成り立っているのも◎
幸せそうに求め合い、満たされ合う二人の描写は成年漫画の醍醐味そのものです

・・・今回、いつも以上に終始大絶賛してますが、
これはヨイショなどではなく、純粋に読んでて感じた本音であります
「中に出す」と宣言しておきながら、何回も回数を重ねてた為、あまり出なかった。。というオチも
正直笑ってしまいましたし(笑)全体的に繊細でところどころに配慮と粋な演出が冴え渡っている最新の最高傑作だと思いました
これからも幾花にいろさんの作品には常に注視して、ブログなどで感想等書いていきたいですね。
あと、キャラのファッションセンスも個人的に物凄く今風で最高だな、と(笑











指輪を無事に買ってもらって満足げな表情がまた良い
全体的にお互いがお互いを大好きだと思ってるのが伝わって来る、
それがSEXの描写からも逐一感じられたのが本当に心地良かった新作でした。
そもそも扉絵から素晴らしいってところがまず素晴らしいですよね!(超笑顔)
いきなり主力扱いされるのも納得のクオリティだと思います。絶対支持。



【そのオリジナリティに用がある】今村朝希「つくろぐ。」 第13話 感想(コミックキューン2017年4月号)

2017-03-11 | つくろぐ。/今日D(鹿子木灯)












この漫画が連載されてから約1年が経ちました
まずはその間にコミックスや、一度の休載もなく毎月楽しませてもらった事に感謝したいです
ちなみにこの感想も一度も休まずここまで来てます・・・笑

まず書きたいのはこの漫画には確かなオリジナリティがある、という事です
今回は家庭菜園という身近で生活感たっぷりなネタを扱いつつ、
ただ単にうんちくのお話だけではなく
それをしっかりとキャラの「成長」に繋げている、、、というレベルの高い作劇が光るエピソードに仕上がってました
 ぶっちゃけ、単純にこういう内容の漫画ってあんまりないと思うんですよ
自分で野菜を作って、
自分で消化して、
その喜びを味わう。。的な、
要約するとそういう内容なんですけど、
それこそ“日常のドラマ”って感じがするんですよね
自分の手で自分自身の充足を演出して、人間的に成長をしていく、、、というストーリーラインは
堅実過ぎるほどに堅実そのものなお話で、今村さんの生真面目さがよく出ている名話になっていると言えます
ポップで可愛いし、ためにもなるし、でも、純粋に漫画としても面白くて、今回も素敵な回だったなあ。と感じました
正直ここから読み始めてもOKなくらい意図が分かりやすいお話だったので、是非読んで欲しい
でも読むだけじゃなくて、出来れば(魅力に)気付いて頂ければ尚嬉しいです。



カワイイ。


ただ、今月もあんまり良い掲載順ではないですよねぶっちゃけ
正直漫画の出来の良さからすると、普通にもっと人気になるなあ。って考えてたので
そこの噛み合わなさにやきもきしているのが個人的な本音としてあります
客観的に考えてみると、
第1話から比べて作画がかなり垢抜けた印象があって、
キャラも活き活きして来た感覚もあって、
尚且つキャラ自身の成長もじっくり丹念に描けてると思うんですよね
一年前は他の二人にエスコートされてた主人公の華が、
色々経験を積んで今は尊敬される立場にいる、って時点でグッと来ますし、
先月今月と短いタームでしっかりと創李というキャラの心理的成長を描けている手腕も見事だと思うんです
正直読んでてちょっと感動したもんね(笑
これはお世辞などではなく、
完全に素直な感想のつもりなんですが・・・
「いいもの」でも真っすぐに届くとは限らないのを痛感しています
だったらせめて、感想などで出来るだけ他の人の目に触れる機会を作ってこれからもアピールして行きたいですね
ホント、読めば分かると思うんで。

華が、自分の「好きなもの」の良さを創李に理解してもらえた時の嬉しさが直で伝わって来る表情の演出、
想像力を張り巡らせて、色々なものやことに感謝する。。という地に足の着いた作劇と
今月は胸に来るネタだらけでとっても良かったかと思います
おいしそうにサラダを食べてる創李も、
素直に菜園にハマってくれる純粋な創李に萌えてる華も両方可愛くて素敵でオチもまた秀逸だったかと(笑

世の中は、当たり前のようで当たり前じゃない、ことだらけ。
っていうのは最近自分も良く感じてる事の一つですね
スーパーに売ってる食材の件もそうだし、
例えば、
母親が弁当を作ってくれるのだって弁当を作るという「面倒くささ」を乗り越えて作ってくれてるものですし、
仕事に毎日行くのだって当たり前ではなく、「やりたくないけど行く」という選択の上で来てるんだなあ。と思うと
ある種尊さを感じる時もあります
何もかもが「当たり前にそこにある」ものなんかじゃなく、
「何かを乗り越えてそこにある」ものなんですよね
そういうテーマ性が最近胸に響くので、
そういう意味でも今月の「つくろぐ。」は大変良かったです
そんな訳で、キューン買ってる方はこの感想で何かが伝わったのなら、
是非アンケの投函やコミックスのチェック等よろしくお願いします
この漫画は末永く読んでいたいんで。












そういう感想とは別に、
子ども扱いされてプリプリ怒ってる創李は本当に可愛くてニヤニヤしましたね(笑
個人的にそういうネタに弱いのもあるし、初期がむしろ「頼れる同世代」的なイメージだっただけに
ギャップで余計に悶えちゃうなあ。。と創李の魅力再発見!的なエピソードにもなっててそこもまた秀逸でした
微妙に「ぼっち日和。。」の鹿子木風味が残ってますね笑