サブカルチャーマシンガン

自分だけの「好き」を貫く為のブログ。

10年振り(?)に「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。」の1話を観たら同じ様に泣いたが、泣くポイントが違ってたという話

2021-03-16 | アニメ感想









今年に入ってから・・・
「〇〇から10年~」っていう言葉をやたら意識するようになった
勿論きっかけは3.11だけど、10年前の自分のブログ見てたら思い出さなくても、
自然と当時好きだった作品が思い出せる訳で。
そういう意味では(ブログの方が)ツイッターよりも便利かもですね(笑
 2011年を振り返るにあたって、
個人的に「あの花」が真っ先に思い浮かんだ・・・
でも、
当時の自己年間ベスト見てると1位にはなってないんですよね笑
正直見る前からこれが最も思い出に残ってるでしょ。とか思ってたけど、
勿論当時書いた感想は全部本音で本気でしたけど、
ぶっちゃけ、
多分年齢を重ねたら大外からまくっていつの間にかあの花がトップクラスに到達したのかもしれない
そう考えないと、真っ先に出て来た事の説明が付かないんですよね・・・
自分は別に大ヒット作だけを見ている人間ではなく、
むしろ全部をフラットに見るタイプなので、
尚更10年前の自分との乖離が不思議ではありました
まあ、10年前は10年前で頑張ってたんで、あれはあれで当時の真実だったのかも。


ただ、
最近10年前と今の書き方の違いが分かって来たんです
当時の感想っていうのは基本的に感情を叩き付けるように書いてたと思う
明確な違いがあるとすればそこですね
観てからすぐ書いてたし、
構成とかしばらく置かせて考える事もしなかったし、
単純に、観て、感じて、思った事をそのまんますぐ投下するような・・・
そういうスタイルだったと振り返ってみれば分析出来ますね
で、
あの花の初回の感想は未だに自分でもよく覚えてて、
見てて号泣してたんで、のっけから「泣きました」ってはっきり書いてるんですよ
今だったら、その前にそういう状況になる前のバックボーンから書きだして、
気持ちが高まってたのを理解してもらってから中盤で出すかな。とか、
そういう違いがあるなあ~とか思ったんですけど、
でも、
それが「10年前の自分らしさ」であり、
ある意味そういう「10年前の自分らしさ」が最も分かりやすい形で出てたのが、
当時のあの花の感想だったのかも知れません・・・今、書いててふと気付いたんですが、
自分のブログ人生に於いて一つの分かりやすいシンボルだったと自分で長年思ってたからこそ、
それもあって積年の想い入れが加味されてしまって真っ先に思い出すようになってしまったのかも、です
 ちなみに、
最近自分が感想の中で「泣きました。」と公言してる楽曲や漫画の感想を幾つか読み返したんですが、
先述の通りいきなりアグレッシブに「泣きました!」とは一切宣言してなかったです(笑
(具体例を挙げるとSHISHAMOの「私の夜明け」とかアクタの98話とか)。
そういう意味でも、
ブログ続けてると当時ならではの書き方が知れるっていうか、
それと同時に今の自分がどう成長したのかが分かって良いですねえ。

今なんて、
観てからすぐ書く!
聴いてからすぐ書く!
読んでからすぐ書く!ってやらないですし、
時間を置いて自分の脳内である程度まとめてから書くのが普通になってますしね
多分そうしないと(自己満足ではありますが)自分の中で納得出来ないんでしょうね
 でも、
何も考えずに、
ただただ無茶苦茶に記事書きまくってた、
あれが20代のパワーだったのかもな。とも思います
あの時代のお陰で出会えて、未だに繋がってる人も居ますからね・・・笑

どれだけ新しい自分になっても、色々苦悩してた「この時代の自分」を忘れたくない、ってのもあります。










あの花の初回を観るのは、
もしかして10年ぶりだったかもな、って思いました
先週BDのボックスを購入したんですけど、それまでソフト持ってなかったので。
何故持ってなかったのかと言えば当時付近は正直経済的にアニメのBDをポンポン買えなかった
逆に言えば、今は「観たいね。」って思ったら即尼さんポチって届いて観よう(ニッコリ)となれる、
なんかそれも「ああ、10年経ったんだな・・・。」という気持ちの一つの象徴みたいで、
結構感慨深くてしみじみしますけどね・・・(笑
ちょっと前まではあの花が10年前の作品である。という事実に納得がいかなかったんですけど
(納得するしないではなく、純然たる事実なんですけどね~俺ってバカ)、
私的な状況の変化を交えると、
「確かに・・・。」という心境になるのが一つの得心にはなってますね。自分の中では。


10年振りに観た「超平和バスターズ」は、
10年振りに観ても面白かったです。
まず、
当時も思ってたかも、ですが、ちょっと(ファンタジーでありながら)ドキュメントみたいですね
めんまが最初から・・・何の説明もなく、普通に居る。っていうのがドキュメントっぽい
そこに出会うまでの過程が省かれていて過度な説明が無いんですよ
物語の中の現実をたれ流してる感覚っていうか。
そこが斬新だったんだろうし、
正直、
今観ても、
こんなに説明が無い始まり方の作品ってあんま無い気がしますね。
モノローグとかは無いにしても、大体最低限「出会いの瞬間」は描くじゃないですか
それが無いので久しぶりに観るとじんたんが見えてるのか見えてないのかの判別が付かない
登場人物も想いの全部を口には出さない、観てる方の感性や深読みに委ねるシーンが多く感じました
でも、それが逆に自分だけの見方で感じ方で触れられる「自由さ」があったんだな、とか、
久方ぶりに触れても、当時大好きだった~という評価が揺らぐ事は無かったです。


で、
本題。
(前置きめちゃくちゃ長くなったな~!!笑 これがおっさん化なのか・・・?)
10年前、初回でむちゃくちゃ泣いた本作を、
10年後の今観返しても・・・ぶっちゃけ泣きました。
ただ、
泣いたポイントが明確に違いました
10年前は確かめんまが泣くところでこっちも涙腺崩壊した気がするんですが、
今回はそこでは泣かず・・・
むしろ、
じんたんが必死に後悔の念を募らせて走り回ってるとこで泣きました
これも不思議だったんですが、
観たのが今日ではなかったので、
時間を置いて色々考えてみたところ・・・
恐らく(こういう事書くと昔の自分は嫌がるでしょうが)昔の泣き方は子供っぽかったんでしょう
めんまが泣いた時に泣いたっていうのは、「あの事実」に向き合った瞬間ですよね
そういう分かりやすい要素で泣いたっていうのは、
若い泣き方だと思いました
逆に、
今の泣き方っていうのは、なんだろう、、、
自分自身それなりに生きてきて後悔とか「実質今生の別れだろう。」と感じる事も増えて来たので、
俗に言うおっさんくさい泣き方・・・なのかもしれませんね(笑
もっと言えば、
キャラの心情により深く潜入出来るようになった~のかもしれない
昔よりもじんたんの気持ちが理解出来るようにもなったのかも、ですね

そう考えると、
物語って年食って感じ方/考え方が変わって来ると、
一度観て面白いな。とか思った作品でももう一度新鮮な気持ちでハマれる~といった、
ある意味永久機関的な良さがあるな。とか今回の経験で思ったんですよ
 正直、
泣くポイントが変わった~なんて明らかに時間と年齢に因る変化としか思えないですもん
でも、唯一言える事は、一度大好きになった作品って、触れてない時でも実は愛着って増えてるし、
こういう風に戻ってくれば、当たり前のように今でも大好きです。とか云えるよな、って。
なので、昔大好きだったものに最近触れてなくても、みんな、
どこかのタイミングで戻ってくると思うんで、結局。
大丈夫ですよ!とか言いたいですね。

そして、
自分もその時その時頑張って書いてた想いの本気度を証明する為に、
何度でも「大好きです。」と発信して行きたいです。
一度感想を書いた作品でも、ね。










あと、
もしお時間があったら、
前ブログで「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。」の初回の感想を読んでみて下さい
見比べてみると面白いかも・・・です笑
自分は、久々にあの花の海に潜ろうと思います。ぶくぶく。



2018年アニメセレクション~好きだった話数10選

2018-12-29 | アニメ感想









今年観ていたアニメの中から、特に好きだったお話を10個選びました
基準は「今年観た」かどうか、順不同、同一アニメからの選出は1個まで・・・という条件です
それでは、以下理由付きでどうぞ。










姫ちゃんのリボン 第4話「姫ちゃん校長になる!」


姫リボはDISC1(8話まで)を視聴
その中でも姫ちゃんの間抜けっぷりが際立ってたこのお話をチョイス
正直おじさんの中身が少女~という時点でコメディ的には満点でした
それと今年アニメの主題歌を何度かカラオケで歌ったんですが、やっぱり「笑顔のゲンキ」って名曲だなあ、と。
ちょっとお間抜けだけど、誰よりも優しい姫子はとても素敵な女の子ですね。



ムカムカパラダイス 第3話「恐竜の怖いもの」


この話は何度も観ました
繰り返し観たんで話の流れも全部覚えてるんですが、
無敵のムカムカのたじたじ具合と、
そんなムカムカをいじめてるのに犬には弱いウエモンがどっちも可愛過ぎて、
なんか絶妙なコミカルさが内包されていて大好きなエピソードですね
ムカムカは今観ても余裕で笑えるんで大好きです。



怪盗セイント・テール 第19話「彗星大接近!地球最後の夜!?」


子供たちに彗星を見せてあげるお話。
こういう荒唐無稽だけど、ロマンチックでなんだかグッと来るお話は良いですね
正直、自分が子供の頃にこういう粋なプレゼント貰ってたら・・・って考えると、
セイントテールの偉大さが如実に伝わって来て無性に感動してしまう。
最後には神扱いされるのも納得の話数でした。



きんぎょ注意報! 第17話「ちーちゃん先生になる」


きん注はとにかく観てました
観まくってました
観過ぎて、SSブログで千歳とわぴこ等に話させるぐらい再燃してました
その中でも、ちーちゃんの滑稽で可愛らしい部分が光りまくってたのがこのお話
正直、同い年で「先生」とかのたまうバカさ加減にゲラゲラ笑いつつ(笑
でもなんだかんだで面倒見が良い千歳さんは今日も素敵なのでした。
生まれ変わったら千歳さんになりたいですね・・・笑



あずまんが大王 第15話「体育祭2」


ある日、
ちょっとなんかアニメ観たい、暇だし・・・って時に、
ふと「あっ、あずまんがじゃん。」と自分の中で何故かフィーリングが合って、
その時適当に観た話がこれでした
木村の奥さん初登場、
それに対するみんなの反応が色々と面白かったし、今でも通用するな・・・と思えたのが良かった。
あとなんだかんだ智ちゃんのスタイルが良い(笑)。



七人のナナ 第2話「大混乱!7人揃って学校へ?」


ある日、
パッと「そうだ・・・七人のナナ観よう。」と思いついて、
押し入れからDVD引っ張って来て観たんですけどやっぱりオリジナリティがあって面白かった。
この話は、自分以外のナナが出回って迷惑~というエピですが、動き回りたいみんなの気持ちも分かるんですよね
その上で、本家のナナが流石の包容力を見せてみんなを納得させたオチが秀逸でよく観返してました。
個人的に強気なナナがいつものいじめっ子たちを余裕で追い返すシーンが凄く好きですね。



とんでぶーりん 第7話「傷だらけのヒロイン」


アニメの華麗なヒロインに憧れる果林、
しかし現実はただのブタで、その上理想の姿とは程遠い不格好な解決方法だった
でも、そこに本作のオリジナリティが強く内包されていて、
格好悪いことこそが一番格好良いんだ。という制作側からの確かなメッセージを感じました
ぶーりんがぶーりんである所以がしっかりと描かれている重要な話数です。いずれ感想書きたい。



きこちゃんすまいる 「おこずかいが欲しい!!」


DVD化されてないので(激怒)、
ヴィデオで観てました
1円のおこずかいの為に日々奮闘するきこちゃん、
途中から単なる守銭奴みたいになってる姿で何度も笑ったんですが、
そのお金で親にプレゼントを贈る・・・というオチが何度観ても感動してしまう
子供がこういう風に育ったら嬉しいだろうな。。と親側の視点からも観てしまいます
俺は親どころか独身ですけどね笑



ゆらぎ荘の幽奈さん 第1話「ゆらぎ荘の幽奈さん」


コガラシが思ってた以上にイケメンに描かれてて感心してしまった1話
しかし、取り上げられるのはお色気シーンばかりなのであった・・・(溜息)
そういう意味では強いジレンマも感じさせたお話でもありました
多分このジレンマとは一生向き合って行くんだろうな。。とは思います
そういう意味でも思い出深い話数ですね。



ゾンビランドサガ 第8話「GoGoネバーランド SAGA」


この話は途中から既に泣いていて、
号泣した上に鼻水垂らすくらいに泣きまくりました
感想書く時に観返しても泣いて、
イベントで映されたのを観ても泣きました
兎に角、泣いて泣いて泣きまくったことが凄く印象的でしたし、
今年の新作アニメでゾンビランドサガがナンバーワンな事を高らかに告げるような名作でした。
この話を観ずにゾンサガは語れない・・・そのレヴェルのエピソードだと思います。
父親の心情と最後のリリィの笑顔が涙腺を豪快に崩壊させていきました。










どう見ても今のアニメじゃないアニメが多数入ってますが、
それ含めてオリジナリティのある、自分しか出来ないようなラインナップになったと思う。
っていうか、そう思わなきゃこんなズレまくってるラインナップ外に出せねーだろ、って思う(笑

ただ一つ言えることは、
「今年も俺はアニメを楽しんだ。」って事ですね
旧作だろうが新作だろうが、アニメはアニメで、“今年ハマった”事にはなんら変わりはない。
だから来年も新作も旧作も分け隔てなく、どの時代であろうとインプットして楽しんで行こうかな、と。
取り敢えず、正月は結構ダラダラとアニメを観まくる予定です(笑
皆さんも是非素敵なアニメライフを・・・・!



小細工無しのど真ん中。/俺が好きなのは妹だけど妹じゃない 第1話「俺と妹がラノベ作家になった理由」の感想と考察

2018-10-11 | アニメ感想
                                
                                  カワイイ。






(実は)今季一番期待していたアニメ「俺が好きなのは妹だけど妹じゃない」が始まった。
期待通り・・・いや、期待以上に面白くてニヤニヤしてしまった訳ですけど、
そもそも何故最も期待していたか・・・と言えばタイトルとか設定がかの「俺妹」に似ているからです。

・・・そんな理由かよ!と思われそうですが、正直「俺妹」大好きなんで、
久々にあれに似た作品に触れられるかもしれない!と無性に期待してしまっていたのが事実
実際、初回を観てみると(普段は)ツンケンした妹、妹と比べて平凡な兄、オタ設定、
更に妹である涼花がカムフラージュで兄への好意をひた隠しにしているとこまで一緒で、
正に「俺妹」の正統後継者的な存在に感じてしまって気分が高まってしまったのが本音なんですね

っていうか、この作品のタイトルを「俺の妹がこんなに可愛いわけがない。」とか、
「最近、妹のようすがちょっとおかしいんだが。」に変えても全く違和感はないでしょう
それはつまり、その2作品が好きな自分がこの作品をスルー出来る訳がない!っていう笑
久々に出て来た俺妹フォロワー的作品、
略称は「いもいも」らしいんですが、正直このタイトルだと普通は「俺妹」だよなあ。とも思う
しかし、それじゃ被っちゃうから仕方なく妹を重ねたのもよく分かる・・・っていう
ある種絶妙なタイトルにもなってるなあ、って感じました。





ただ、
「俺妹」とか「妹ちょ。」と違うのは、
あれらよりも凄く分かりやすい構成になっているというか、
ある種「俺妹」をかみ砕いて更にライトに提示した作品のようにも思えました
桐乃だったり美月は徐々に兄貴に心酔していく様子が視聴者に晒されていった訳ですが、
この「いもいも」の場合、行動に想像の余地を残しつつ
ある意味ストレスフリーというか、初めっからその行動に裏の意図がある~という風に描かれてるので、
またちょっと観心地も違うというか、初っ端から安心してニヤニヤ出来る隙間が既に生まれていると思うんですよね

「俺妹」や「妹ちょ。」のフォロワー感を出しつつ、
そこにそれらとはまた違う角度から物語を切り取る事によって、
ちゃんと「いもいもらしさ」・・・つまりはこの作品独自のオリジナリティを表現出来てるので、
その意味では元来のシスプリのようなコテコテの妹ものと、
変化球だった俺妹や妹ちょ。のようなちょっとひねくれた部分、
それらを合わせて全く新しいものを作っているような感覚もあったりして、
それがまた「イイな。」っていうか、随分と気合の入った作品だな~って感じちゃいましたね。
まあ、要するにヒットしたり話題になった妹ものの“良いとこどり”が出来てるんですよ
少なくともこの初回の時点ではね。





何より、
メインヒロインでありこの作品の売りである涼花がめちゃくちゃ可愛かった・・・!
これに尽きます(笑)。結構、好意を隠してる時はキツくも感じるんですけど
ところどころ詰めが甘い、というか、もう祐がめちゃくちゃ鈍感である。のを証明するかのように
視聴者にとってはバレバレで、もう「大好き!」って想いがプンプン伝わってくるので、
なんか、こう、見ていてニヤニヤが自然に止まらなかった(笑)。
冷たい態度を取っている演技をしていても、
ぶっちゃけフェイクであることは大体筒抜けだったんで
ある種コメディ的な楽しさも重なって個人的にはずっとニヤニヤしちゃってましたね。

いや、もうね、小細工抜きの直球っていうか、
複雑な設定も過剰な演出も回りくどい構成も全部かなぐり捨てて、
とにかく「涼花の可愛さに悶えて下さい!」って内容だったじゃないですか?
今時そこまで潔い作品も早々無い、ここまでシンプルに振り切った勇気あるアプローチが素晴らしいですよね
祐は自身を「平凡」と卑下するけれど、妹と真摯に向き合ってちゃんと頑張ってくれる時点で魅力ある男と言える
だから、まだ過去が分からない現時点でも涼花がここまで入れ込むのも何となく分かるのも良かったし・・・
まあ、兎に角、古い言い方をすれば素直に「萌えました。」って事なんでしょうね(笑
自分の想像以上に可愛くて、
行動の裏の意図を想像するのも面白くて・・・と、
なんか色々な意味で「可愛さ」を個人的に感じ過ぎてしまって
その時点でこの感情に抗う事は不可能でした。。笑

恐らく、才色兼備なのは大好きな兄貴に自分を見て貰いたいから、
兄の身だしなみをチェックするのはもっと格好良い兄貴を見たいからなんじゃ・・・?とか、
なんかそういう俺妹の時のような過剰な深読みをしたくなってしまうのも正直凄く面白いんですよね
初回の時点でこれだけ面白いんだから、今後どんどん(涼花の)ボロが出て来たらもっとニヤニヤ出来そう、、、って
有り体に感じてしまいました。兎角、自分的にかなりツボったので感想も書いて行きたいと思います!




兄も結構可愛いね笑



ただ、個人的に気になるのは、
祐の今後についてですね
今はヒカルの碁みたいな、
他人のふんどしで脚光を浴びている状態になってますけど、
やっぱり個人的には栄光は「自力で」勝ち取るものだと思ってるので、
いずれは彼自身の力でちゃんと受賞して本懐を遂げる展開にして欲しい。。とは思う
きっと妹がくれたこの経験がしっかり彼の“糧”になってくれる事を願っています。
そしたら、妹への愛情も増すんじゃないかな?って予想してますけど。
主人公の「成長」にも大いに期待したいところですね。






周りを固めるキャラも良かったです
ロリコン店員がまず無防備過ぎて可愛かったのと、
いきなりおっぱいを揉ませる担当編集も妙に理に適っていて変に納得してしまった(笑
まあ確かにおっぱいの感触をちゃんと知っていた方がリアリティでるでしょうが。。
更にぶっ飛んでるアへ顔Wピース先生、
それと同級生の子も色々と絡んで来そうで、
そういうサブキャラ達の活躍も見込めそうでそちらもまた楽しみですね
「俺妹」も「妹ちょ。」も魅力的なサブキャラあっての物語だったので・・・。





最後に、
演出も良かったですね
基本的に涼花のキャラ性を押し出す作品だと思ってますが、
この頼みごとをする際のもじもじした足の動き、
そして最後ベッドで悶える時のバタバタした身体の表現芝居が素晴らしくて、
そういう演出の妙も含めて個人的に魅入ってしまったアニメでしたね
まあ、
基本いけない事とは分かってても、
こんな頼み方されちゃ聞いちゃうよね・・・っていう妙な説得力が素晴らしかったです(笑
次週以降、どんな妹のようすが描かれるのか、そして、どんな妹作品が出てくるのか、、、に期待ですね!面白かったです!!












ちなみに冒頭のシスプリのカット。本格的な上に中の人も当時のまま・・・!
自分も観てたけど当時は正直「???」だったなあ~笑
それだけ前衛的な試みだったって事でしょうけど。

今後も妹作品のオマージュが出てくるでしょうが、
個人的には何度も名前を出してる「俺妹」「妹ちょ。」に「恋風」、「ちょこっとシスター」に「中妹」、
更にDQ6のターニアネタなんか出してくれたら最高だなあ、と(笑




ムカムカパラダイスのDVDーBOXを購入した話

2018-07-22 | アニメ感想
                                 
                               「今」、ハマってます。











最近子供の頃に観てたアニメのBOXを定期的に購入してるんですが、
今度は「ムカムカパラダイス」のDVD-BOXを購入してしょっちゅう観返しては癒されています。

ムカパラは、自分が小学生の時に放送していたアニメで
よくピコピコハンマーを振り回してムカムカの真似をしていた記憶があります
なんでしょうね・・・きこちゃんすまいるとかぽよぽよザウルスとかママは小学4年生だとか、
その辺のアニメの記憶ばっかりが個人的に根強いんですよね





ムカパラはね、
正直かなり思い入れがあります
子供の頃真似した作品って結構ずっと残るというか、
ムカムカの場合は立ち振る舞いまで真似してたんで自分にとってはかなり懐かしくて大切な作品の一つです
正直、数年前までは忘れてたんですけど、「ピコピコハンマーを振り回す恐竜」というキーワードでピンポイントで思い出しました
これもめっちゃ好きだったなあ・・・とか思って、やっぱり手元に置いときたくなってBOXをポチってしまいましたね。





ムカパラは、
個人的感覚だと「そこそこヒット」くらいだったと思う
知名度ゼロなら真似とかしなかったと思うので、その意味では自信はあります
主題歌も何かで使われたり、学校でも流れてたような・・・?っていう朧げな記憶もありますが、
キャラ、歌、ドタバタの作劇を含めて逆に忘れてたのが不自然なくらいお気に入りのアニメだったんだなあ。。と
今観返していても感じますね。

なんかね、
今見ると凄く「純粋」で良いんですよ
汚れを知らなかった頃のアニメというか、
正直観てる間は純粋にガキんちょの気持ちに戻れてる気がする
良い意味でけれんみの無い展開が作為的なものを一切感じさせなくて逆に心地良い、、、っていう
本音言えば今観てるアニメで一番良さを感じちゃってるくらい和まされている自分がいます
作画も全部手描きですし、オールセル画の時代の良さが滲んでますよね。。
キャラも良い具合に味があってみんな好きなんですよ(笑





何より、
ムカムカの可愛さが半端ないですね!
声も可愛けりゃ歩き方も可愛い、いつも怒ってる?かと思いきや、
意外と人懐っこいところも大好きで、ムカムカの可愛さに触れてるだけでも楽しいです

そんなムカムカが苦手とする老い猫のウエモン(上画像)も正直めっちゃ可愛いし、
マスコットキャラのキュートさがいちいち突き抜けててスマッシュヒットしてた?のも頷ける出来栄えですね
多分あの頃の(色々な意味で)純朴なファミリーアニメが好きならきっとドツボな一作じゃないでしょうか
約1年間放送していたアニメなんで、話数もたっぷりあって観返していくのも楽しみです♪












ちなみに、
声優も豪華で、
ムカムカの声はアグモン、
初葉の声はケロロ、そんな初葉の友達の葉月さんはサトシの声・・・と
今考えりゃかなりの豪華声優陣ですよね(笑
また記事書きたいです、いずれ。







【ネタばれ有り】「さよならの朝に約束の花をかざろう」 感想

2018-02-26 | アニメ感想
                          
                           観て来ました。











昨日、ブログ友達の紅茶さんに誘われてこの映画を観て来ました
ぶっちゃけた話映画どころか今年に入って新作のアニメーションを観るの自体が初めて(!)だったので、
なんか色々とフレッシュな気持ち、ついでに言えば「誰かと一緒に映画を観る。」という行為自体が物凄い久々でした
相当な長い年月、「映画は1人で観るもの」という固定観念・・・っちゅーか、妥協?(笑)の元で生きて来た気がする
まず最初にそういう体験を思い出せるきっかけを作ってくれた紅茶さんに感謝なのです
紅茶さんのブログ「戌年生の猫舌猫手」もどうぞよろしくです(宣伝)。


*この先、ネタバレ全開注意!





















あのー、
率直に書けば、
泣ける/泣けない、で、言えばですね、
泣けると思います
泣けると思うっていうか、
自分は正直最後の方号泣を堪えるので必死だった、ってだけなんですけど・・・笑
なんか大入りだったし隣に紅茶さんいるしで「あの花」みたいに家で号泣するのとは訳が違う、
ここで嗚咽漏らすみたいに泣いちゃったら無茶苦茶恥ずかしいだろうな・・・と考えて、
結構頑張って堪えてたんですけど。。笑
でもまあ、無理でしたね。


なんで泣けたのか。。
って言えば、
そもそも泣くのって理屈とかではなく本能的なアレだから
泣いた理由をいちいち探すのも無粋なような気はするんですが、
うーん、やっぱり、エリアルが「最期まで生きた」からでしょうね

結局、おじいちゃんおばあちゃんが亡くなるシーンっていうのは、
残された側・・・つまりは孫だったり若い人だったりの気持ちに感情移入するのが殆どだとは思うんですが、
本作の場合、母親が自分が育てた子供の最期を看取ってるわけで・・・それも、病死でも戦死でもない、
正真正銘生まれてすぐの赤ちゃんの時から育て見守り、おじいちゃんになって大往生するその時を一緒に過ごす・・・という
ある意味新鮮過ぎるクライマックスだった訳ですが、あの、エリアルの手を握って感慨深くその生涯を想う。。っていう、
それだけで泣きそうになってしまったくらい感動的なラストシーンだったと思います。


映画の内容は、
正直見た目が完全なファンタジーだったんで、
頭の中では予め「感動」とか「泣ける」とかそういうフィルター?がなくてですね、
あの岡田さんがファンタジーやるのか~、なんか新境地の冒険ものなのかねえ。みたいな・・・
はっきり言って「あの花」的な切なさだとか生々しさ、キュンと来る感じ、、、みたいな要素は全く気にせず、
ただただ「ファンタジーなのかあ。」みたいな、脳死した状態で観始めてたんで(笑
ファンタジーと言いつつ現実的な要素を容赦なくぶち込んで来る作劇に度肝抜かれましたね

勿論、ドラゴンは出て来るし殺陣のシーンもあるし、一応ファンタジーっちゃあファンタジーだとは思うんですが
その一方で切ない恋模様、すれ違い、生々しい感情の吐露、残酷な設定・・・などなど
容赦なく「岡田節」のようなものが噴出してくる見応えのあるものになっていて、
特に中盤のエリアルが育ての母親を母親として見れなくなる一連のシーンは
いかにもTHE岡田磨里って感じで相当面白かったです

お話としてもきちんと因果応報が決まってるし、
ちゃんとエリアルを見守って来ただけの「何か」が残ったオチも素晴らしかったと思うし、
何より「岡田さんが描くファンタジー」としてきちんと記名性が備わってたのが一番良かったと思います
ぶっちゃけ序盤あたりは「王道な感じのファンタジーだなあ」って感覚で観てたんですが、
途中からどんどん岡田さんだからこそのファンタジーとしてしっかりと“らしさ”を放ち始めるんですよね
そういう・・・
ファンタジーの世界の人間も現実を生きてるんだ!っていう、
おとぎ話に思えて現実に通じる要素も多々ある、、、そういう個性的な作風/演出が兎角面白い一作でした
また、序盤に出て来た伏線が最後の方にどんどん繋がっていく点が線になっていく感覚もめっちゃ良かったと思います










ただ、なんでしょうね、
「泣いてしまう」とか「生々しい」とか、「妙な現実感」とか「ドラマティックなファンタジー」とか、
この作品を形容する言葉は結構ポンポンと浮かんで来たりもするんですけど、
一番適切な言葉で形容するならきっと“成長”なんだと思います
わがままで、無邪気で、自分勝手で、でも真剣で、思いつめて、葛藤して来た息子のエリアルが、
最終的には立派な父親になって、命を繋いで、最後は手厚く看護されてこの世を去って行く・・・
それを見守る母親のマキアも、何も出来ない少女から、息子をしっかりと支える女性へ、
そして最期の時を笑顔で見守る(息子の前では)“泣かない”一人前の母親として役割を全うした、、、と考えると、
この作品は様々な登場人物の“成長”を群像劇風に描く、実は新境地の様に見えて岡田さんが最も得意とする、
そんなフォーマットでのある意味これまででも最大に「らしい」傑作なのかもしれません
まあ、切ないまま終わってしまった某キャラクターもいたりしますが、
そんな複雑な想いもまた「らしい」、のかも。
兎角、胸に残る作品だったと思います。色々な意味合いで。





終わった後は紅茶さんと二人で飲み、
映画の事を語り合ったり他様々な事を色々お話したり、
兎角楽しい時間でした 紅茶さんが誘ってくれたおかげで、
涙を流せる映画に出会えた・・・と考えると、
本当感謝感激ですね
ありがとうございました

これをきっかけに、新作アニメもちゃんとチェックしたいなー、
久々に映画もしっかり観たいな~。って気分になりました。
また、何か観に行ったら感想も。ちなみに背景/作画も超美麗で素晴らしかったです!!




寝る前に「きんぎょ注意報!」のアニメをちびちび観るのにハマっている。

2017-12-06 | アニメ感想







今日は極限に疲れたので、
帰って来てから飯食ってさっさと眠ってしまった。ので、
更新は簡易的な雑記で済ますことにする。「無理をしない」のもブログ維持の為には必要不可欠。











ここ数日くらい、
寝る前に「きんぎょ注意報!」のアニメを観てから寝ている
今年初めに買ったDVD-BOXをひたすらにちびちび観ている
そうすると、
やけに懐かしい気持ちが溢れてくるというか、
一気に観るよりも、もっと・・・一話一話楽しみに観ていた子供時代に帰ったみたいで、
なんかそれがすっごくイイんですよね しかも、寝る時はよくきんぎょ注意報のベストアルバム聴きながら寝てますしね(笑
それは軽く幼児退行してるのかもしれませんけど、やっぱり世代ど真ん中なんで触れてると「落ち着く」んですよね
最近の自分の“元気の源”っちゅうか、実直に内容に励まされて毎日頑張れている気はします・・・笑

それにしても、毎話毎話面白いなあ。
やっぱり男女動物入り乱れてのトータル的なコメディに仕上がってるのがいいのかもしれない
今は不自然なまでに整理されてたりもしますもんね・・・ああ、こういう発言が既にロートルっぽい?
まあでも、本音なら、まあ、いいか。兎角、最近の自分の栄養ドリンクのような存在です。
またしっかり時間作ってマイルーツの一つとしてじっくり語りたいですね。



「姫ちゃんのリボン」のDVD-BOXを買った話~あの頃へ帰りたい

2017-03-30 | アニメ感想
                                        
                                           届いたぜ。












この間出た「姫ちゃんのリボン」のDVD‐BOXを購入しました
最近になって「きんぎょ注意報!」「怪盗セイント・テール」のBOXを買い、もっと言えば「きこちゃんすまいる」をビデオで観返したり、
どんどん幼児退行現象が止まらずに、観返しては「ああ・・いいなあ。」って惚れ惚れしているような状態です
やはり、俺の世代のアニメを観るのは凄く良いですね
純粋に懐かしくて良い気分になるし、
何より今観てもすっごく面白いのが尚素晴らしい
野々原姫子はキャラデザも大谷育江さんの声も性格も何もかもが可愛らしくて、ウブでキラキラしていて、
それなのに心はきっちり乙女で・・・と正に個人的にドツボなキャラクターなんです。

今振り返ると、姫子は昔好きだった幼馴染に似てるかもしれない、
そういう視点で観てたかもしれないなあ。。なんて思ったり
まあ、最早遠すぎる程に昔の思い出ですけどね(笑
でもまだまだ若いぜ(ぉ





この間から、子供の頃観てたアニメを観返すのにハマってる~みたいな事をよく書いてますが、
ぶっちゃけどれもこれも少女趣味みたいな感じで今の趣向とは全然違うと思うんですけど
これは「姉の影響をストレートに受けていた」為であり、
漫画もアニメも姉が好きなものばっかり追いかけてたんです
子供の頃って、自発的に何かを探したり、、、ってよりは、とにかく他人の真似をするでしょう?
恐らく、俺に男兄弟でもいれば、また趣向も変わってたりしたんでしょうけど
俺の場合姉と妹の真ん中だったんで、こういう趣向に成らざるを得なかった感じがあります
まあ、こういうのがいわゆる“血”って奴なんじゃないですかね?
今は少女漫画系を追いかけてる訳じゃないけど、
美少女系を中心に追っているのはある意味似通っているとも言える

ちょっと前にも書きましたが、
自分の故郷である戸塚に里帰りして、
そこで「懐かしさ」と「戻れないさみしさ」をめいっぱいチャージして来たんですが、
それに追随するようにこういう「自分の世代のもの」を再び自分の中で取り戻す作業に夢中になっています
先日の連休時に昔懐かしい通学路で「きんぎょ注意報!」のアルバム聴いたり、きこちゃんの歌を口ずさんだり、、、
「おいおい、まだアラサーなのに、もう幼児退行してんのかよ(笑)」って言われたら返しようもないんですけどね(笑
でもなんかね・・・
まだまだ留まっていたいのに、
世の中はどうしようもなく早く進んでいくから、
もう少し「自分のペース」を大切にしたい気持ちもあるんです
そこはもうね、自分のさじ加減次第というか・・・。














姫ちゃんのリボンは、物凄く売れてたイメージでしたし、
毎週のように夢中になって観ていた記憶があります
自分らの世代のひみつのアッコちゃん、、、みたいな感覚がありますね
もうちょっとこう、この時代の・・・セーラー服戦士以外のアニメも再評価されてもいいんじゃないかな。って気持ちもあります
「きこちゃんすまいる」なんて一度もBOXになってないですからね(憤慨)
今はとんでぶーりんとぽよぽよザウルスとママは小学4年生も観返したいかな、、、とか
どんどん「あの頃に帰りたい」欲が増しちゃってますね(笑
ある意味アニメ観まくりではあるんですが、
中々アウトプット出来てないのがちょっと惜しい気がします
アニメ自体は毎日観てるんですが、最近は観てるだけになっちゃってるので
もうちょっと発信していければいいですね・・・ま、旧作ばっかなんですが(反省)





早速観返してみて、
やっぱ姫ちゃん可愛いなあ、とか
草彅くんの演技棒だなあ、とか(笑)
シンプルに振り切った良さがあるなあ・・・とか、
凄く楽しくて嬉しい気分に浸っています
生まれ持った性格はどんだけ姿かたちが変わろうが決して変わることはない、、、
そんな事実と、姫子の心情の折り合いの行方に注目しながらこれからもじっくり視聴していきます
スマホもないし、パソコンもない、外で元気に遊びまわる原風景に触れてるだけで癒される・・・のが本音ですね。
ちなみに25年前のアニメです。これを読んでるあなたは生まれてるんでしょうか。世代の方はいるのかな。



2016年TVアニメベストエピソード/「少年メイド」最終回で泣いた思い出を語る

2016-12-23 | アニメ感想
                                       
                                      こーゆー話に弱いのよ。









このブログをよく見て下さってる方ならお分かりだと思うが、
今年はアニメの感想をほとんど書いてませんでした。大体漫画の感想が中心で時にCDやライブの感想で
大好きなアニメに関してほとんど言及出来てなかったのが悔やまれます
来年はもうちょっとなんとかしないとなー、って思ってます

そんな中で、せめて総括記事を、、、と考えたのですが
夏と秋はなんか体力的にアレになっちゃって家に帰るとすぐ眠る様な生活になっちゃってて
まともに観てたのは大体6月くらいまで・・・だったんですよね
通勤の時に聴ける音楽、
休憩の時に読める漫画・・・と
アニメはあんまり外に持ち出せないのが弱点だと思いました
まあ、弱点というなら休日までバッキバキの状態な最近の自分のボディ、なんですけど・・・苦笑
うーん、いくら寝ても寝ても回復しないから困ってるんですけどね
でもまあいつまで経ってもときめきを忘れない大人でいたいです。心から。

そんな訳で、総括のようなものは書かない(書けない)のですが、
せめてベストエピソードの選出だけでもしたいな。と思ったんで今回書きます。
これをもって今年のアニメ記事も締め括りなんで、気合いと愛情を込めて書きますね。






ベストエピソードに選んだのは「少年メイド」の最終回(12話)です
なぜこれがベストエピソードなのかと言うと、理由は単純で、今年観たアニメの中で唯一泣いた話数だからです
俺は本当に心揺さぶられないと泣いたりはしないので、泣かされた時点で絶対的なものがあります。

話としては主人公(千尋)の死んだ母親が死後1年を機に会いに来る、、、というもの
ただ、「母さん!」と叫んで泣いたりもしなければ、幽霊の母親も特に涙したりとかもしない
演出としては控えめな方に入る・・・と思うんですが、
個人的にはその控えめな演出に涙してしまったのかもしれません。

あれから1年経って、
他人から愛され、
人としても成長して、
「自分がいなくても」頑張ってる、大丈夫なちーちゃんの姿をみて
終始嬉しそうに微笑む“だけ”の母親の姿を長回しで映す演出だけで個人的に泣いてしまう。

「会いたかった」とも言わないし、
涙目にもならない、
もう自分が彼とは深く関われない、同じ世界の存在でない事を悟り切ったような相様で
ある意味で潔さを感じるまでに“ただただ黙って(楽しそうに)話を聴く”・・・という独特の演出に心打たれましたね

きっと母親は嬉しかったんだと思う
自分に固執も未練も見せず、不幸な過去を言い訳にもせず
ただただひたむきに頑張って、色々な経験を詰んで、今を生きている息子の姿そのものが。
そんなちーちゃんが精一杯話す言葉の一つ一つに「母として」喜びや安心を感じてる姿に、
個人的に感情移入してしまって何度観ても泣けてしまうのかもしれません。



何気に矢島晶子(CV.野原しんのすけ)の少女ボイスが聴けるアニメとしてもレアリティがあった。


でも、ちーちゃんがいつもいつも一生懸命頑張っていた「報い」としてのご褒美だったのかな。。とも思いました
別の言い方をすれば、都合の良い出来事が起こったとしても千尋ならば許されるんじゃないか・・・的な感覚が当時からありました
ただ怒るだけじゃなく、円の想いを汲んで、それも織り込んで彼らしく一生懸命“メイド”するこの最終回の展開の数々は
それだけでも献身的で、思い遣りに満ちていて、素敵なストーリーだったと思います
正にちーちゃんは円の嫁!と言いたくなるようなお話でしたが(笑
キャラの成長と、水面下の想いと、そしてお涙頂戴を敢えて避けた粋な演出と・・・
個人的に大好きな要素がたっぷりと詰まっている、という観点から考えても本話数が(個人的な)2016年TVアニメのベストエピソードです

もし2期があったら、祖母関連のエピと、もっと円とちーちゃんのイチャラブが観たいですね(笑)。
ちーちゃんほど「えっち!」って涙を浮かべながら上目遣いで怒って欲しい、、、って想いに駆られるキャラも早々いません!
って最後の最後に好事家丸出しの感想になってしまいましたが笑
ショタ好き、男の娘好きを両方鷲掴みにした挙句、
ホームコメディ好きにも訴えかけるものがある稀有なアニメでした「少年メイド」は。










最後に可愛過ぎなちーちゃんのショットで締めます。



うーん、イタズラしたいなあ・・・笑
色々台無しだ


実はリアルタイムで観た時はわけもわからず泣いてたんですが、
あれから半年経ったし年末という良いタイミングでもあったので思い切って振り返ってみました。
幸い原作はまだ続いてるので、その内手も出してみたいですね。ちなみにBDは全4巻と財布に優しいのも◎。



「クロムクロ」の由希奈と剣之介のカップリングが大好きだ。という話~5話までの雑感

2016-05-10 | アニメ感想
                                         
                                     変態現る!(でも、しっかり観てる模様)







「クロムクロ」の剣之介と由希奈の関係性がとにかく無性に好み、、、です
というか、由希奈ちゃん自体が相当に俺好みのヒロインなんですよね
ちょっと自信なさげで、親の愛情に飢えてて、困り顔が似合ってしまうような幸薄さも観ていて物凄くいとおしく思えます
等身大の女子高生っぽい雰囲気や、さり気に艶っぽい口唇など色気もあってついつい見とれてしまうキャラクターであります
そんな由希奈ちゃんと、行動は三枚目だが実はすごく頼れる男でもある剣之介とのやりとりが毎週楽しくて最近ハマっている、という話。



カッコいい。


由希奈ちゃんは「姫」ではないけれど、
きっと「姫」の生まれ変わりなんだと思う
GLAYの主題歌にもあるように、“愛は時を越える”っていうのが今作の一つのテーマなんでしょう
という事は、この先どんどん二人がラブラブになっていく可能性もある訳で
無類のラブコメ好きとしてはその辺りが今兎角気になっている最中です。

由希奈ちゃんはね、いじけた時の膨れっ面とか、
紅潮した時の上目遣いとか、
とにかく徹底的に「女性の可愛らしい仕草」にこだわって作られているキャラだな。と感じます
だからこそ、素直に可愛いと思えるし、感情移入も出来る訳で、まだこの先どうなるか分からない中でも
剣之介と正に夫婦(めおと)の如く一緒に仲良く力を合わせて歩んで行って欲しいなあ、、、と思えるんですよね
もっともっと胸がときめくシーンを、
二人の様子を眺めてナチュラルにニヤニヤ出来るシーンを・・・
っていう風に個人的には強い期待を懸けてたりもします。




可愛すぎる・・・(笑)。


これは、オナゴならもっと慎みのある格好を~と剣之介に注意された時に
脊髄反射的にムカついて膨れっ面になったシーンなんですが
なんかその反抗の仕方も幼さが残る感じでイイ、というか
なんか内気な子の怒り方そのまんまでイイんですよね(笑
心情を想像すると更にグッと来る感じで
そういうシーンが本当に上手いアニメだなあ、、、って常に思ってます

また、剣之介自体も面白くて格好良いんですよね
一応イケメンっちゃあイケメン?なんだろうけど、
昔の人が現代に居る、という事も加味して
どこか憎めない“間抜けさ”があるのがちょっと可愛げがあっていいなあ。と感じてます
そんな剣之介自身がもっとデレてもニヤニヤ出来そうだな・・・って思いもあったりしますが(笑
要は、どっちも好感度が高いので余計にカップリングとして好き!って事なんでしょう
しかもこのアニメ2クールらしい?んで、本当にじっくり二人の「過程」を楽しめそうで非常にワクワクしています
どっちも奥手っちゃあ奥手なんで、それも含めてなんだか無性にこのアニメでニヤニヤしたい欲が高まっていますね(笑
それとは別に、過去の因縁に拠る本懐を(みんなで力を合わせて)果たして欲しい、って気持ちもありますけどね
個人的に注視&応援しています。







また、4話ではカレーを出されて(白羽家の)誰かのクソを、クソを出されたと勘違いして
物凄い勢いで困惑するシーンがあってここは正直笑ってしまいました
たかがカレーを食べるのに、なんて悲痛な表情なんだろ・・・笑
と、思いつつ
その後むしゃむしゃ食べてたのもちょっと可愛かったですね
なんだか「ゴールデンカムイ」のアシリパさんを彷彿とさせますね笑




最高の絵コンテだと思う(笑



デパートに「ふんどし」を買いに行く最中、
剣之介が女性下着のところで立ち止まって凝視をする・・・というシーンなんですが
昔の人だからそんなん知らないはずなのに、無条件で反応してしまう、、、という男の本能を描いているのが面白かったです
面白いというか、何度も繰り返し観たくなるほど滑稽、、、というか(笑
剣之介を聖人キャラにする事も可能だったはずなのに、
こういう「隙」をちゃんと作ってるのがまたイイですね
それに対して由希奈が呆れてるのもちょっとグッと来ますね笑

4~5話辺りから、こういう日常の些細なコメディシーンが増え始めて
中々良い感じになって来たな。と観ていて思いました
二人でデパートに買い物、、、っていうのも
ちょっとしたデート感があって素晴らしかったですし(笑
こういった王道のラブコメディ的なアプローチもこれからじゃんじゃんやって欲しいですね
ちょっと恥ずかしがりで意地っ張りな由希奈に、三枚目風だけど憎めない格好良さがある剣之介
そんな二人の歩む道程に彩り鮮やかな“華”がたくさんある事を祈っています。
取り敢えず、今はお世話係的な由希奈ちゃんを観てるだけで楽しいですね笑
同級生にもなったし、益々色々なイベントが増えるといいなあ。





こういう手の仕草のカット自体がこの子の性格と心情を表していて堪らないものがあります。
っていうか、責められてイジイジしている由希奈が可愛い(笑
自信なさ気な女の子ほど応援したくなる。
現時点で今期でも特に可愛いヒロインだと感じてるので、好意を示す記事を是非書きたいと思ったのでした。
そんな由希奈の意志、というか意識の移り変わりにも注目して行きたいトコロですね。
まだ流されてるだけっちゃあ流されてるだけ、、、だとも言えるので
彼女の成長的な意味合いでも期待して観ていきます。














・・・脈、あるかもね(笑
このカット観てちょっとときめきを感じたので、期待したくなった。というのもある。
剣之介もこんな表情をもっともっと引き出す為に頑張って欲しい!
そして、幾千の時を越えてまた確固な信頼関係が蘇れば素敵ですね。