サブカルチャーマシンガン

自分だけの「好き」を貫く為のブログ。

「ひなこのーと」「ゆめのロワイヤル」中心 コミックキューン 2016年7月号 感想

2016-05-31 | コミックキューン








今村朝希さんのファンなので、
読切が載った号とか新連載開始以降の号をずっと買ってるんですけど、
ちょっとずつ他の連載の妙、というか旨味も掴めて来た気がします
まだまだ買い始めて月日は浅いですが、毎号感想書いて行こうと思ってるのでよろしくお願いします。

「つくろぐ。」の単独感想も是非!!
必要or不要を“選ぶ”勇気を 今村朝希「つくろぐ。」 第3話 感想(コミックキューン 2016年7月号)











ひなこのーと

思わずときめいた(笑)。


1話目。凄く・・・凄く良かったです
どのくらい良かったのかというと、もう扉絵からしてお兄さん辛抱たまらんですばい!!
ってくらい官能要素満点で素晴らしかったですね(超笑顔)。
個人的にこういう美少女4コマ系の作家さんはセクシー要素の演出に関してはそんなに得意ではない印象があったんですが(超失礼)
意外と、、、というか、タメ張れるぐらいにセクシーで可愛いカット満載で正直見惚れてしまいましたね
妄想が捗るっていうか、ひな子ちゃん従順過ぎてヤバいでしょ、っていう(笑

ちょっと自信無さげで、もっと端的に書くと臆病で、でも健気さもあって・・・という
正に自分のドツボなキャラである事を今更ながらに実感いたしました
また、ただセクシーで嬉しい!ってだけじゃなく
それに準ずるギャグも面白いんですよね(笑
何故か観念してバカ正直に従うひな子ちゃんのいじらしい可愛さだったり、
真雪のやりたい放題っぷりも痛快で純粋にコメディとしても面白かった
最後にはそんな真雪が着せ替え状態になって紅潮してるのにもキュンとしたし。


しかし、2話目の扉絵もあれはあれで(変な意味で)グッと来る素晴らしさがあるような気がする・・・笑
すぐ緊張してガクブル状態になっちゃうひな子を見て可愛らしさを感じたり、ほっこりしつつも
最後は王道の友情締めで気持ち良く読み終える事が出来ました
決して完璧には出来なかったけど、
それでもちゃんとこなせたのは間違いなく“みんな”のお陰で
また、そんな“みんな”に支えられて自分の力を最低限出せたのはひな子自身の「成長」でもある
最後に見せたとびっきりの笑顔がそんなひな子の充足感を物語っていたと思います。台詞以上に。
そんなひな子の更なる成長とみんなとの歩みに期待、ですね。コミックス買わなきゃ笑

ちなみに「ゆめのロワイヤル」と合わせ技一本でお世話になったのは秘密です
っていうか、こんな事わざわざ書く必要もないんですけどね
でも、「お世話になる」っていうのは自分にとっては本当に救いに値する大切な事ですから。
勿論、それだけの内容じゃないって事は確実に付け加えておきます。大好きになりそうな予感。



OK!Let'S STAND UP!
お兄さん元気になっちゃうぞ~(←バカ)



ゆめのロワイヤル 第3回「せつやくかいうんぷろじぇくと」

この表情が大好きなんです(笑



冒頭からいいもん見させてもらいました
まさか、この漫画が下着シーンから始まるとは、、、(歓喜)
・・・、あ、書いてて思いましたけどここまで「お前そればっかかよ(笑)」とか思われそうな感想になってますね
でも、正直興奮したしときめいちゃったんだからそれはしょうがない 自分に素直に生きたらこうなってるだけなんですよねえ
まあ、俺は官能的な要素に「美」であったり「感動」を覚える人間だっていう事で、出来たらお許し下さい・・・笑

まなちゃんのデカ下着も良かったんですけど、
さり気にイチ推しのかづきちゃんのあられもない姿を見れてラッキーでしたね
しかも豹柄っていうのも「分かってるなあ」というか、あなたも十分セクシーだよ。って思いました
そんな二人に反してコドモ下着なゆめのもあれはあれで素晴らしかったですよね(ゴクリ)
「ひなこのーと」で「む?」と反応して、「ゆめのロワイヤル」で「ほう。」と弾ける
そんな今月のコミックキューンでした(バカ丸出しの感想)

ギャグも面白かったですね
「付き合う」とか言っておきながら、
抜け駆けでナポリタン食ってるかづきが面白かったし、
結局付き合ってあげちゃうかづき自身もやっぱり大好きだなあ。と
頬がこけてるカットはあれはあれでなんか滑稽でキュートだなあ。。って思いました笑

お話的には、中御門さんの「ふぅん」が気になりました
ちょっと物悲しく背中で語る様な演出でしたけど、
もしかしてかつて彼女は友達同士で争ったのでしょうか
だとしたら、そんな「友達同士で奪わない」ゆめの達を見て感じるところはありそうですね
全体的に考えると、毒要素もある漫画なのでその辺の哀愁展開にも期待出来そうです
要するに、中御門さんも中御門さんで実は裏に人間味のある背景があるのかも、、、ですね。
ある意味主人公以上に主人公してる愉快で眺めてて楽しいかづきちゃんにも注目♪



素晴らしい・・・←またかよ









◆ぺたがーる

胸の大きさは遺伝しない・・・と思います
ウチがまず全然違いますからね
ただ、ひいちゃんは完全に瓜二つで最後の激怒した反応が面白かったです
でも、結局「見に来てくれる」それ自体が嬉しかったりもするんですよねえ。
大木ちゃんの親父に対する「そっか・・・」もすごく良かった。



◆お嬢さまはアイスがお好き。

みなみけの夏奈かごちうさのリゼかと思った(挨拶)
それはそれとして、自分はアイスの中ではチョコミントが一番美味しい。と思ってます
・・・これ、共感されなさそうだなー。とふと思いましたが(汗
でも、昔っから凄く好きで中々置いてないのが腹正しいくらいに思ってます
その点、セブンティーンアイス(駅とかによく置いてる自販機)は大体入ってるのが嬉しいですね~
溶け掛けのとかめちゃくちゃ美味いですよ(笑)。
このブログもチョコミント的なのかも

だから、今月は滅茶苦茶に共感出来て個人的に素晴らしかったです!
チョコミン党(こんな言葉あったのね)としてもなかちゃんの今後の活躍に期待
あとはパルム、スイカバー、チェリオ辺りもよろしくお願いしますね(何が?



◆放課後の先生。

教師と生徒の恋愛はイイですよね・・・
昔っからそういうの大好きです。
本当にそういう展開になるの?って雰囲気プンプンでスリリングで面白かった
ヒメちゃんピュア過ぎて可愛くてキュンキュンしちゃいますね。



◆だーがしゅか

「関東ローカル」、と言えば
7年くらい前までマックスコーヒーは全国で売ってる。と思ってました
関東ローカルどころか殆ど千葉じゃねえか(笑)ってオチでしたが
最近はそうでもないっぽいですね。すももの奴は主に駄菓子屋で観賞するだけで買った事は一度もなかったなあ。



◆どくろさんが見ている

嫉妬するどくろさん可愛いっすね・・・
そして委員長もカワイイ。



◆春木屋さんはいじっぱり

橘くんの制服案、採用しましょう(提案)
しかし(新しい制服は)似合ってるだけにちょっともったいないね。



◆カコキミ~過去の君と未来の私~/あんねこ

ゲスト、、、ですが
半レギュラーみたいなあんねこさんの新作
今回もテンポも題材もよく適度に楽しめました
意外と二十歳越えちゃうともう学生時代に学んだ事がすっ飛んでたりするんですよね(笑
萌さんのツッコミもキレッキレで面白かったし、絵柄も「苺ましまろ」に通ずるキャッチーさを感じるし
そろそろ連載もいいんじゃないでしょうか なんだかんだ冷静に分析する所なんかも好きですね

確かにもう中二病からは卒業してるんだけど、
そもそもの成り立ちからして(未来から来たという)信じられないものなので
それはそれで痛い子に思える、、、ってギミックも実に見事で
こりゃもう完全に連載レベルだろ。。と
兎角オチのクオリティがどれも高くて良かったです。取り敢えず、アンケで推しておきましょうか。













次号は大プッシュ中の「つくろぐ。」がセンターカラーで登場です!!
正直予想してなかったので嬉しさが凄かったです・・・笑
表紙巻頭は「となりの吸血鬼さん」、センターで「しすたー・いん・らう!」
その2作品と本誌同時購入で全員サービスもあるみたいなんでお好きな方は注目ですよ
「つくろぐ。」も更に上に行けるように応援頑張らなくちゃ。

それとはまた別にキューン自体の面白さもしっかり伝わってくれるよう願ってます
今村センセをピックアップしてくれたからってワケじゃなく、雑誌としても益々好きになって来ました
次号もこのくらいかそれ以上に気合いを入れて感想を書いていきたい所存です。あと単行本の感想も出来れば書きたいですね。




ゆらぎ荘の幽奈さん 第16話「手段を選ばない朧さん」 感想(週刊少年ジャンプ 2016年26号)

2016-05-30 | ゆらぎ荘の幽奈さん
                                     
                             この時は朧ちゃんカッケぇ・・・!って思ったのに(笑










今週の金曜日にコミックス1巻が発売です
勿論即日購入&感想予定ですが、恋染の時と比べると特に苦戦もなくここまで来られてるのが嬉しくもあり、
またそれを今後もキープする為にファンもアンケ等頑張らなきゃな。って気持ちも強いです
単純に、ジャンプでこういう類の作品がちゃんと受けてるのも随分久方ぶりのように感じるので・・・
それ以前に自分はミウラタダヒロさんの漫画が大好きな訳ですから、手は抜けません

でも、書籍のコミックスとしては約3年半ぶりですか?
ここまで長かったですね・・・(しみじみ)
「KAITOさんかミウラタダヒロさんが載ってれば買う。」というスタンスの中で
気が付けば約半年ジャンプを購入し続けられてるのもある意味凄いというか、ラッキーだなあ、と(笑
そんなに物凄い宣伝をされてる訳ではありませんが、確かに固定ファンのいる作品だとも思ってるので
渾身のコミックスを是非是非、、、という感じですね
個人的には7話での紅潮コガラシに注目してもらいたい。思春期全開で可愛いから。











キミを待つ物語。


自分の目論見通り宮崎千紗希さん編と(ほぼ)同じくらいの分量で龍神編が終わった訳ですけど
このシリーズで秀逸だったのはただの一度も官能的なシーンを描くのを忘れなかった事
そして、コメディ的なアプローチを欠かさなかった事です
狭霧のエロスーツとそれによるラッキースケベだったり(あれもっと見たかったなあ・・・)、
幽奈さんのコスプレショーや彼女をネタに使った妄想だったり、
今回の朧ちゃんのアレだったり、、、
要するに“基本楽しく気軽に読めるちょっとエッチなラブコメ”という部分を外さなかったのが凄く良かったと思います
その辺はミウラタダヒロさんの(読者に対する)作劇の誠実さを信じてましたから、見事にそれに応えてくれて嬉しいなあ。っていうのがまず感じた事でした
龍神もなんだかんだで憎めないキャラだったしね。

それと、最後は“みんなで”助けに来たこと
これにも存外にグッと来てしまいました
この漫画は「ホーム感」にも拘っている漫画だと個人的に思ってるので
えっちで愉快な中にも、そんな素朴な良さが感じられるのがとってもイイな、と
特にコガラシが幽奈さんの杞憂を一言で払拭してみせたシーンは、
この漫画に於ける「温か味」のテイストがさり気なく溢れていて今回でも特に見逃せないシーンの一つであったかと思います
例え自分が苦しくても、迷ってても、全力で助けに来てくれて、そんな自分を受け入れてくれる・・・
しかも、全員で来て、ね。どんなに心強かった事だろう、、、と思うと、上記の最高の笑顔もまた納得、というものですね。素晴らしい結末でした。




こーゆーの大好きです(笑



さて、朧ちゃんの事についてです
このブログが朧ちゃん初登場時に書いた感想の中から抜粋
(毎週読んでくれてる方なら覚えてくれてるかもしれませんが)

朧ちゃんも何となくカリスマ性があって、尚且つデレたりしたらめっちゃキュンと来そうなキャラですし(笑
(色々な意味合いで)今後に期待が持てる、ワクワク出来る13話だったなあ、と感じました


なんとなく小学生男子に受けそうな展開でもありますが、
個人的には宮崎千紗希さん編のようなバランス感覚でやり切って
その後はまた気楽に気ままに読めるお色気話が来ればいいなあ、って思ってます
まあミウラタダヒロさんは本当にバランス感覚に長けている、というのが個人的な評価なので
そこのところは何の心配も正直してないですがね。適度にコガラシの格好良さを描きつつ、
女の子のキュンとするようなサービス&表情を拝んでいければ最高かな、と。
そして先述のように朧ちゃんの可愛いシーンも絶対見たいですね(笑)。



自分で書くのもアレなんですが、
(結果的に)自画自賛になっちゃうんですが、
結構的を得ているような気がする・・・笑
次号はきっとその“気ままに読めるお色気話”が来るんでしょうし、
朧ちゃんの可愛いシーンなんてめちゃくちゃに拝めちゃったじゃないですかー!っていう。

ただ、読み返す前からこれは分かってたんですが、
当時の感想の中だと完全に女キャラとしか見てません
いや、つーか、「男なのか女なのか」っていう発想すらなかった、、、というのが本音で
もうナチュラルに「美人の従者」としか捉えられてなかったんですよ
そこは反省だったな。。というか、
まあ感覚的なものなんでしょうがなくはあるんですけどね。
でも流石にコガラシと狭霧の目は節穴じゃないかと
しかしまあ、先述の胸だけ破れるシーンはちょっと、いや、かなりときめいてしまいましたね
ああいうカット、というかサービスの仕方が大好きなんで・・・笑
朧ちゃんのおっぱい、最高でした(超笑顔)




しかし、この趣のあるシーンであんな事考えてたのかよ(笑



そして、シリアスな空気もちょいちょい演出してた中で
ああいうコミカルでえっちなオチになったのもちょっと安心したというか、
ある意味凄く“巧い”顛末だったなあ、と思います
振り返れば、新ヒロイン加入の演出に過ぎなかった感が醸し出されてるのがスゴくて
当初から一貫して描いて来た「可愛い女の子との(官能含む)ラブコメ」っていうポイントから一切ブレてないな、と。
正直朧ちゃんが布団に潜り込んで来てた時にはガッツポーズしちゃったし、
正直朧ちゃんにロケットダイブして据え膳モードに移行したくなっちゃったし(笑
凄く良い漫画だ、、、と今回は純粋に感じてしまいましたね
全てはニヤニヤ出来るえっちいラブコメへの布石だった。。と考えると
正に完璧なシリーズだった。と断言しても良いんじゃないでしょうか
勿論、これは俺の個人的な感想ね。

それとは別に、バトル方面でもちょっと燃えるものもありました
まさか朧ちゃんは龍神よりも強いのでは・・・?とか思っちゃったし、
一番最初にあげた画像のアレでは、純粋にリベンジ展開来るか!?とワクワクしちゃったし(笑
ある意味、龍神よりもずっとバトル方面での読み応えに貢献したんじゃないですかね>朧ちゃん
狭霧もまた自分よりも数段強いコガラシに「悔しさ」のようなものを感じてたっぽいですし、
個人的にはそんな狭霧の(心情的な)リベンジにも期待しています
そして、エロスーツ再登場にも期待してます(本気で)。

龍神もあのオチのバカさ加減も含めてコミカルで憎めないキャラでもあったので、
出来れば、機会があれば、いつか再登場願いたいものです
そして、最後までかなりの自信家でしたね(笑
ただ冒頭の口ぶりからすると、まだまだ彼より強い相手も居そうな気もしますね。なんか落ち目っぽかったので。



















これはヤバい・・・朧ちゃん派になっちゃいそう
ほどよい、手にすっぽりと収まるサイズのおっぱい
ちょっと感じちゃってる、感度の良さそうなカラダ
股の部分も正直グッと来たし、
(強い種を作って再盛の為に)子作りに来たという目的も男の子的に堪らないし、、、って事で
もう朧ちゃんが可愛すぎて可愛すぎて俺は!
何度も書くけど、服が破けて胸があらわになるサービスカットから
気付いてないコガラシに怒る様、そして格好良い、と思える描写からの
この変わり具合・・・とあまりの朧ちゃんの可愛さ、大好きっぷりに心奪われてしまいましたね
正直他のヒロインを食っちゃうんじゃないか?と思うレベルのインパクトの強さでした
そんな彼女に負けない為にも、夜々ちゃんも狭霧も幽奈さんも仲居さんも呑子さんも千紗希さんも頑張って欲しいですね
頑張って欲しい、っていうか、どんだけコガラシガールズ豊富なんだ(笑)と思いつつ、
ここからの朧ちゃんの可愛くてグッと来る描写にも注視して読んでいきます
いや~、本当にえがった・・・(満面の笑み)。

で、ギリギリアウトになった部分は勿論コミックスで復活しますよね?ね!?
(巻末コメントより)
もっともっと朧ちゃんを見ていたい、この子の事を知りたい・・・!って思える、
その上でこの漫画特有の「ホーム感」にもグッと来れた紛う事なき傑作回、所謂「神回」というヤツでした
今週も勿論アンケで全力支持、そして繰り返しますが金曜には1巻が発売するので要チェック!です。




必要or不要を“選ぶ”勇気を 今村朝希「つくろぐ。」 第3話 感想(コミックキューン 2016年7月号)

2016-05-28 | つくろぐ。/今日D(鹿子木灯)
                                      
                                  常にこれくらい割り切れたら・・・笑






3話目!俺は今村朝希さんのファンなので、
やっぱりこうやって毎月読める連載がある・・・ってのは凄く嬉しいですね
今村さんはレックス出身なのでこういう系統の雑誌ではそこまで馴染みとかはないでしょう
しかし、だからこそ「ぼっち日和。。」で大好きになった身として受け入れてもらえるように応援したいですね
元々こういう系統の雑誌に載っててもそんなに違和感が無い作風だとも思いますしね(笑
未だに仕事場にコミックス持ってって仕事終わりとかに読んでますからね
そこまであの作品は(自分にとって)大切な作品、って事です。





表情が・・・笑


さて、自分はあまり「捨てる」事が出来ません
物も、思い出も(笑
どのくらいかと言えば昔の仕事場で使ってた道具も捨てられないレベルです
そんなもの、確実に不要じゃないですか?でも、見てると色々思い出しますし、
なんだかその時々の自分の苦労が滲んでるようでいとおしいんですよ
でも、普段は全く意味がないわけで(笑
きっぱり捨てる勇気も必要なのかもしれません
あと、持ってるけどまったく読まない漫画とか、ライブチケットの半券も取っといてしまうレベルですから
簡単に捨てられない~という習性に於いてはきっと重症なんだと思いマス・・・笑

ただ、たまに捨てたりするとその空いた分がめっちゃ気持ち良くて
「快適~!!」って感じたりするのもまた事実なんですよね
つーか、普段の生活に於いては明らかにそっちのがプラスだと思うので
それを考えると「う~ん・・・」って気持ちにもなってしまいますし、
きちんと「今」必要なものと不要なものを“選んで”捨てる勇気も大切だったりするのかもしれません
そういう事を読んでいて感じてしまうお話でした。



「一気にやっちゃおう!」っていつも思ってしまうので、こういう精神は大切かも。



そもそも、部屋の見栄え、自己プロデュース、インテリア等は限りなく生活に直結するものです
それをきっちり描いてくれている今作は間違いなく意義深い作品だし、実際にフィードバックされるものもあるのではないでしょうか
正直、ちょっと感化されてる/されたい、って部分もあるし、、、笑
段ボール箱と要らない服のドッキングに因るオシャレ小物入れとか考えたなあ・・・!と思いつつ、
そうやって不要なものでも実は意外な使い道があったりするのかもしれません
生活直結する類の美少女4コマはありそうでまだ少ないと思うので、
その意味でも今作が描き出す“豊かさ”には注目なのです
そして、ただ注目するだけじゃなくて感想やアンケ等でコツコツと応援もして行きたいですね
可愛い女の子たちが堅実に、彼女たちならではのやり方で「充実」を目指していく物語、
まだまだ不器用な華には乗り越えるべきハードルも高いですが(笑
これからも是非頑張っていって欲しいな、と思う
そしてみんな可愛すぎ!笑




ますます絵が可愛くなってるなあ・・・とか、
抱きしめたいレベルの可愛さだなあ・・・とか、
色々ありますけど(笑
意外と夢の中で調子に乗ってる華ちゃんとか、
見た目の割に家事が苦手なトコロもなんだか可愛くて
使わないものを捨てられる時のリアクションもやたら大げさで面白かったですね
ちょっと子供を取られた?みたいなすがりつくようなリアクションが面白い笑
創李のナチュラルなド外道っぶりも楽しかったし(いや、ただ不要なものを捨ててるだけなんですが笑)、
調子に乗って捨てる基準値がブレてしまうのもちょっとしたあるあるで良かったです
そんなになでなでされたいか・・・!と思いつつ、それはそれでなんだか可愛いかも。

手作りダンボール家具はちょっと楽しいかもしれませんね
確かに買って来た家具だけじゃ味気ないから、
手作りしたり、
或いは人の手で一手間加えるのもアリなのかもしれません
そう言ってる内に俺のテレビ台に何か加えたい気分になって来ましたが・・・笑
家及び部屋、、、というのは一番安らげる場所であるべきなんで
そこに対して努力するのは実は凄く正しい事なのかもしれません
ちょっと可愛い手作り家具を用意出来て嬉しそうな華の表情がその充実を物語っていました
いつでも気軽に作れるからこそ、世代交代も惜しくない、という価値観の提示だったり
正に「生活に役立つ美少女4コマ」として成り立っているのではないでしょうか
別に今村センセのファンだから、、、じゃなく、素直にそう思います

すっきりした部屋で、お気に入りの柄で、また快適な空間を目指していく
今月もまっとうな作劇が心地良くて満足でした
華の勘違いも面白可愛かったし(笑
いつか創李と菓子さんの関係性についても深く掘り下げられたり描写されたりするのかな?と思うとそれも楽しみです
毎日過ごす部屋なんだから、それこそ毎日出来る範囲で変えていけばいい。そんなメッセージ性もまた際立っていたかと
オチも華の不器用っぷりに帰結する「上手さ」があって良かったですね笑
読むたびに好きになってるのがとても堪らなくて、素敵な作品だと思ってます
その想いが少しでも伝わってくれればとても嬉しいです。「つくろぐ。」大好きです!!













で、次号はセンターカラー ですよ!!
これはね、すっごくすっごくすっごく嬉しかったというか、すっごく嬉しくて!笑
新連載始まって早々にカラーがもらえる、というのがまず嬉しいですし
読切時からコツコツ欠かさずアンケート出しててホント良かったな、と
これからも地道に応援していきたいですし、
もっと今村さんの漫画の良さが広まればいいな。と思います
兎角、次号予告見た時は飛びあがっちゃうレベルで「来たーっ!」と思いました(笑
それはきっと「ぼっち日和。。」から今村センセのファンで、「紙媒体で新連載来ないかな、、、」とずっと願ってたからこそなんでしょうね
正直派手な方ではないので、結構ドキドキしながら応援してたんですけど(笑
取り敢えず掴みはまあまあみたいなんで、これをチャンスだと思ってこれからも頑張りたいです
コミックキューンは実際に読んでみると、層の厚い雑誌だとも感じたので、応援も気合い入れなければ。


そんなコミックキューン全体の感想もUP予定なので、そちらもよろしくお願いします!





ゾンビマリア中心ヤングジャンプ2016年26号の感想

2016-05-26 | ヤングジャンプ感想








なんかね、自分は一度悲しかったり嫌な出来事が起こると
とことんまで引き摺ってしまうようなのです
忘れられないし、
気にしないって事が出来ない
ずっと持ち歩いてしまうし、未だに捉われたまま腹が立ったり泣いたりしてしまうのです
こういうのを何と言うのかなあ、、、なんて思いつつ、もっとシュレッダーにかけるように生きることに憧れがあるのもまた事実です
不健康な精神をアイデンティティにする気なんてさらさらない、それはただの甘え、だからこそ頑張ったり足掻くしかないんですよねえ
そういう時に本当に助けになってくれるのがこういう娯楽と呼ばれるものなのかもしれません。俺にとっては。











ゾンビマリア/中山敦史

なんかここ数日、暗い気分で生きてたのでとってもタイムリーなネタではありました(笑
正直ゾンビ属性とかはないんですけど、なくても素直に「可愛い」って思える辺り流石だなあ、と思いつつ
憎まないし、恨みもしない、でもそれが逆に主人公にとっては“辛さ”になったのかな・・・と
でも、案外主人公を最後まで生かしたのもそんな「傷」だったのかもしれません

途中でガチのホラーになった事から、
どういう結末になっても驚かないくらいに色々な展開に出来たかと思いますが、
ああいうものすごく切なくてなんだか胸が締め付けられるエンディングになったのは正直(心が)震えましたね
「素直になれない」っていうのは、それだけでもう罪なんだな。と、そんな事も感じてしまいました
あのままずっと二人で居られれば良かったのに、、、って
そう思っちゃう時点で引き込まれてたんでしょうね。
凄く読みやすく、オチもしっかりしていて良い塩梅の読切だったと思います
新連載もまたヤンジャンのようなので(?)そちらも楽しみです。ダーク路線だといいな笑











◆BUNGO-ブンゴ-

巻頭カラー。
この漫画、色々な意味でこちらの予想を裏切ってくれるので本当読むのが楽しいです
あの流れで鮎川が三振するか?っていう笑
最後はドラマティックに勝つ、と予想してますが
このままだと本当に文吾が出るかどうかも怪しいですね(笑
どんなに頑張って、気合い入れてても、負ける時は負ける。そんなリアリティのある作劇が好きです。



◆干物妹!うまるちゃん

誕生日のプレゼントは悩みますね
食べ物系が無難っちゃあ無難ではあるんですが・・・
自分なりに考えて送ったのがあんまり使われなかったり、
反応が悪かったりすると返って来るダメージがデカいのが厄介ですね(笑
ブラコンっぷり全開のうまるも可愛かった。



◆かぐや様は告らせたい

どんだけ会長の事好きなんだよ(笑
こーいう「自分の好きな人の悪口言われて、激怒する」系の演出はかなり好きです
その中でも本当に極端なかぐや様でした。その心酔っぷりにまたキュンと来る。



◆ライフル・イズ・ビューティフル

今週は射撃ネタ多目で良かった。











次号は早くも「かぐや様」が巻頭カラーですよ。
今週は二人のバトルが読めなかったので、来週は読めるといいな笑
しかしまあ本当に新連載少ないな今年のヤンジャン・・・もっとプリーズ!




天野めぐみはスキだらけ! 第27話「見たの?」 感想ほか(週刊少年サンデー 2016年26号)

2016-05-25 | 天野めぐみ&古見さん
                                 
                                まーくん可愛い。









遠くから見るのと、
近くから見るのとでは人の印象も変わるものです
いっつもスキだらけで無防備で、楽観的に見えるめぐみも
あくまで「一つの側面」に過ぎない
その一つの側面だけで他人を判断するのはあまりにも安易だし、危ないよね。とはよく思います
ニコニコ笑って、ダラけてて、適当で、、、そんな印象のめぐみはそこにはいなかった
誰よりも強くて、誰よりも泥くさくて、誰よりもカッコいい・・・
そんなめぐみの姿に見惚れてしまったまーくんが可愛い回でした

楽観的に見えるあの人も結局は「遠くから見た姿」でしかなくて、
本当は深い悩みや譲れない想いを持っているのかもしれない
今回のこれだって、
最近急接近してて“気にするようになった”からこそ起こった青春イベントでもあるわけで
そういう意味合いでもパッと見の印象や遠くから眺めている姿(現実でも非現実でも)だけでその人を勝手にカテゴライズして分かった様に語るのは危ない、と思います
いつもはゆるゆるでムチムチな(笑)めぐみでも、心の奥には“自分の好きなもの”に燃え滾る気持ちがある
それにまーくんが触れて、まーくんの視点で素直にそんなめぐみに観惚れる、、、というある種キュンキュンするお話でもありました
前も書いた気がするけど、いつかまーくんがめぐみの試合を応援するエピソードも読んでみたいですねえ
そんなニヤニヤの素養を感じさせる話数でもあった第27話、ある意味凄くサンデーっぽい素朴さにも満ちていて凄く良かったと思います。



よっしゃ、一緒に


また、めぐみ的にはああいう風に声張り上げて泥臭く頑張ってるトコロをあんまり見られたくないみたいで
そういう乙女チックな部分も正直読んでて悶えるくらいに可愛かったですね(笑
そういうトコロも益々フィーチャーお願いしたい!!と思いつつ、
それ考えると応援に来ちゃうのは嫌なのかなあ・・・?って疑問も沸きますが笑
いつか、お互いにお互いを支えられる存在になればいいな、と個人的に思ってます
こういう部分をきっかけに、更に意識しちゃえばいいのにな!とも願いつつ笑
実は凄く清楚というか清廉としたお話でもあるんですよね「天野めぐみ」は。
色々な意味で青春してるなあ、、、と感じましたが
そんな二人の青春に於いて或る種の「はじまり」に当たるようなエピソードだったかもしれませんね
やっぱり、主人公に感情移入出来る少年誌の(えっちな)ラブコメディは最高です

そして、まーくんに褒められて満面の笑みを見せるめぐみの表情も素敵でした・・・!ごちそうさまでした。












ごちそうさまでした(2回目)
学の妄想のめぐみといい、本当に食べごろですなあ・・・(超笑顔)












オマケ

◆あおざくら

妹可愛いなあ、、、
それはそれとして、遂に「地獄」が来ましたね!
正直あの生ぬるいモードからいきなりこれじゃ心折れそうですけど(笑
ただ、だからこそ挫折したり乗り越えたりにカタルシスが生まれるわけで
その辺も含めて期待してます あとヒロインとのアレコレにも。



◆ふれるときこえる

「好きだった」って一番悲しい言葉じゃないですか?笑
ある意味無関心や嫌われるよりも辛いかもしれないですね。
特に男は(割り切る能力が低いので)。

にしてもやっぱ水着姿イイっすね!(ニンマリ)。



【手前で考えて、手前で選べ】左門くんはサモナー 第33話「左門くんは先輩」が素晴らしい、という話と感想

2016-05-24 | 漫画特集
                                  
                               たまにすげえカッコいいよなあ・・・笑









個人的に世の中には腐るほど大嫌いな論調/思想が溢れてるんですが
その中の一つとして「あの人がそう言ってるから」「みんながそう言ってるから」みたいな奴です
酷いものになると「あの人はそう言ってましたけどね」と自分ではなく他人の存在を主軸にして判断をする輩もいるくらいです
細かく書くとキリがないんですが、
例えば作品の評価とかでも「話題になってないから」とか「みんなに評価されてないから」と自分を抜きにして語る様な野郎もいるくらいですからね

要するに、自分だけだと不安だから他人の同意や共感を求めてしまうのでしょう
しかし、その時点で“純度100%のナチュラルな自分”では決してない
他人に影響されなければ自分の足で目で歩く事さえ出来ない依存型の人間になってしまう訳です


加護ちゃんは、母親の前で啖呵を切った以外は(恐らく)自分で「選んで」来なかったんでしょう
母親の言う事が正しい、自分は間違ってるから、とその判断を他人任せにしていた
今回の話だって、左門くんにベッタリくっ付いて挙句の果てに「彼の言う事ならば」と完全に左門くんに依存しちゃってたワケですね
それじゃ彼女「ならでは」のオリジナリティも考えて生き抜く力も絶対に生まれない
「自分がしたいこと」も「自分が好きなもの」も全て他人の真似でしかない
そして、そんな人間は往々にして“個性”がなくて気持ち悪い。
もうちょっと自分がしたい事くらい自分で選んだら?
自分が好きなものくらい自分で選んだら?
あくまで個人的に、なんですけど
今週の左門くんからはそういう高いレベルの批評性と
「同調」とか「共感」が全盛の今の時代に於いては本当に描くべきメッセージ性に溢れている様に感じられて
だからこそ、普段左門くん読まない人にもこの回は是非読んで欲しいし、少しでも(勝手にですが)それが伝わって欲しいなぁ、、、と思ってこの記事を書いたのでした。

大体、「その人の言う事なら間違いない」とか思っちゃってる時点で狂信の類ですし
自分で判断する、自分の考えを表現する力が弱まってしまうだけだと思います
そうじゃなくて、もっと自分を出そう、
もっと自分の考え方で、やり方で「選んで」行こう、と
そんな風に思うのは俺が「俺は俺の道を往く」と常に思ってる人間だから・・・なのかもしれないですけど(笑
所詮自分は自分、他人は他人。それでしかないので。合わせようと思う方が正直間違ってると思うし、
何よりも左門くんの言う通り「ママの言う通り」から「左門くんの言う通り」に変わっただけで劇的に成長したとは言い難いですもんね

雛鳥は親を見て育つけど、
いつか自立しなければならない。
君の目で見つめて、
君の足で歩かなければならない。
だからこその、左門くんの心ある「突き離し」は見事だったと思うし、
彼女が自分の目で足で見て歩いて、そして考えて選び抜いた“演劇”という答えが本当に尊く映るのだと思います
また、確かに演劇って彼女の能力に於いてはピッタリですもんね(笑 そういう問題提起の要素に加えて、
尚且つ上手く納得出来るオチに収めるセンスの妙も素晴らしかったなあ・・・と思えた33話目
元々好きで毎週読んでる漫画でしたが、今週のお話で益々本作に対する信頼が高まりました
左門くんのカス虫っぷりやキレッキレのコメディセンスも最高な本作ですが、
実は今週の様な「誠実さ」も同じくらい言及されても良いのかな。と、
個人的にはそう思いました。
いつか彼女が演劇の部活や世界で報われて、
「本当に選んで良かった。」的な描写が来たら泣いちゃうかもしれないですね(笑
それくらい今週は感情移入してしまったお話でもありました。



このシーンは名シーンでしたよね(笑


また、テニプリのパロがあったんですが
テニプリのパロと言えばギャグ方面だったりイケメン方面だったりと割と下世話なパロの仕方が多いんですが
今回のパロに関しては凄く敬意のある、、、というか、正統派なパロディだなあ。と思って
そういうトコロも新鮮でとても良かったです
純粋に笑えましたし(笑
是非本家のキャラと対戦して欲しい

しかし左門くんはゲスっぷりが強調されて来たと思いきや、
時折鋭い視線で真理を突くイケメンにもなる・・・というメリハリが実にイイですね
この間の加護ちゃん母親編の僕は良い人じゃないから~という論調も正論だけに拘ってなくて凄く好きでしたし
今週最後のイキイキと演劇を語る加護ちゃんを見てさり気なく「・・・そう」って呟いた表情も胸に来る感じで良かったですね
途中までギャグでゲラゲラ笑ったと思ったら、その後自分好みのメッセージ性を孕んだイイ話に様変わりする、、、という正に俺得な話数でした

ま、何もかもを真似されたって「嬉しい」というよりは複雑な気持ちと退屈さが際立ってしまうでしょうしね
距離感的な意味合いでも今週の顛末はベストだったんじゃないかと思います。
各々の違いを純粋に楽しめるような世の中の方が絶対に面白いと思うから。












しかし、これはこれで可愛い。っていう(笑
加護ちゃんルートもアリですね(ぉ
左門くんモテモテですね。でも、分かるけど。



ゆらぎ荘の幽奈さん 第15話「狭霧さん合格する」 感想(週刊少年ジャンプ 2016年25号)

2016-05-23 | ゆらぎ荘の幽奈さん









掲載順はいつも安定してて凄いんですが、
本格的に安心する為に更なるカラーの獲得、
特に巻頭カラーの獲得を目指したいところですね
勝負出来るだけのチャンスはもらったので、後は全力で応援するだけ・・・です
今日も朝にアンケ出しますし、先週はファンレターも出しましたしまだまだ援護射撃しますよ

あんまり言及はされてないイメージなんですが、本作はキャラの誠実さという点では群を抜いて素晴らしいと思ってます
誰もが誰も他人の事を思い遣って、自分の事よりも他人(ひと)の無事を願ってしまうイジらしい良さ、、、というのは
ありあまるくらいに表現されて来ている、と思う
みんなとの「心の繋がり」だったり
官能的な要素と同じくらいそういう事が描かれてるんですね
だから、こんなに毎週暑苦しい記事を書いてるワケで(笑
そういう意味では今週もまた最高に「ゆらぎ荘らしい」お話でした。













まず、このカットが素晴らしい。
影を付けて悲壮感を出しつつも、精一杯の作り笑顔で幽奈さんの苦しい胸の内と、それでも「彼のために」「彼らのために」という気持ちが伝わって来る
そういう健気さ・・・みたいな部分が幽奈さんの一番良いトコロであり
守ってあげたくなる所以になり得ているのだと思います。

朧ちゃん(強い!)に言われた事も加味してるのか、
自分を助けてもらう事よりも
コガラシ達が助かる事を願った幽奈
それはそれで彼女の今の本懐ではあったんでしょうが、
幽奈さんが戸惑いながらも見せた精一杯の優しさに読んでて胸打たれてしまいました
こんなに情感たっぷりの演出で来られたら、そりゃコガラシも頑張っちゃうよねえ・・・って感じで
盛り上げ方の構成的な意味合いでも実は少年漫画ど真ん中で上手かったかな、と思います
ただただ、好きな人が無事であれば、自分が例え不幸でも構わない、、、
なんて良い子なんだ、いや、この場合は良い子「過ぎる」ヒロインなんだ(笑
なんか個人的には夜々や狭霧の株が最近は上がってたんですけど、
こういうの見るとやっぱこの子がメインヒロイン然としてるかな・・・と感じてしまいました
まあそれはそれとして、狭霧や夜々ちゃんも推しますし、期待はするんですが笑




格好が無事じゃない(笑


狭霧は、不意を突かれたのも大きいとは思いますが、
朧ちゃんに手も足も出ませんでしたね
それどころか龍神の妾にされちゃいそうな始末でした(笑
正直狭霧ですら通用しないのか・・・?という絶望感がこの時点で漂ってましたが、
その後の展開は予想を大きく覆すような作劇でした。

それはそれとして、狭霧がこのままやられ役に徹するのは勿体ないので
ずうっと噛ませみたいなポジションでなく挽回、、、というか
彼女の格好良いエピソードなんかもあれば尚良いですね
8話でのアクションは素直に格好良い、と思えたので。




カッコ良い!



最後はギャグ的な要素も含むコガラシのワンパンショーでした笑
そのあまりの強靭さ、男らしさに正直惚れ惚れとしてしまったんですが、
もしかして龍神クラスでも太刀打ち出来ないくらいにコガラシは強いんでしょうか
ただ、風圧だけで敵を倒せるレベルだと云う事は描かれて来た訳ですから
ここまで強くても矛盾っぽさはあんまり感じないのですが、
コガラシが対等に戦える強者が現れても中々面白そうだなぁ、とは感じました
龍神はこのままやられてしまうのか、それともまた別の決着があったりするのか、
有り得るのは龍神に強さを認められて逆にリスペクトされる、ってパターンとかかなあ?
いずれにせよ来週あたりで決着しそうですし、テンポ良く進んでいて好感触ですね
個人的にはコガラシと幽奈さんのニヤニヤシーンにも期待したいトコロです笑

しかし、このシリーズが面白かったのは
律義に必ず挟まれるお色気シーンも大きかった、、、と思います
幽奈さんのコスプレシリーズ(今週の扉絵も!)から、狭霧のエロスーツとラッキースケベ、
今週も龍神のハーレム妄想やコガラシのハッタリエロ妄想等展開からズレない程度で
コンスタントにそういうネタを出して来る、
一見新機軸のヒロイン奪還バトル編に思えるけど
そういう意味では本作の軸から全くブレてないシリーズだった。。とも言えると思います
きちんと王道の少年漫画をこなしつつ、本作らしい官能的表現も切らさない作劇は
正にレベルの高い作劇に仕上がってるのではないでしょうか、、、と
個人的には思います。
主人公もキチッと格好良いですし、
ヒロインもしっかりと健気に描かれてましたし、
狭霧も(性格的に)株を上げた・・・って事で(狭霧の言葉にグッと来てる相様の幽奈さんも良かったし)
後は人気キャラにも成りえそうな龍神と朧ちゃんの処理が最重要案件でしょうか
今週もコガラシや幽奈を応援しながら読んでたけど、かと言って龍神がそこまで憎い、という感情もなかったので
(どちらかと言えば天然系だと思う笑)
そこまで大きく期待をかけたいと思います
ミウラタダヒロさんの堅実な着地にワクワクしつつ。


しかしまあ、狭霧が「合格」するのは、まあ必然ですよね(笑
ちょいちょいバカっぽさを出してるから、そんなに憎めないんだろうか>龍神
それでいてコガラシ達の気持ちにも感情移入出来ちゃう辺りやっぱり「上手い」ですよこの漫画
お世辞じゃなく本心からそう思います。今週も(色々な意味で)濃ゆい内容で大満足でした。大手振って支持!

















す、素晴らしい・・・笑
また平仮名のネーム刺繍とか、ミウラセンセ「分かってる」なあ、、、(笑)。
これだけで妄想イケちゃいますね!(超笑顔)
ちゃんと少年漫画しつつも、きっちり官能的作品としても役割を果たしていた素晴らしい回だったかと。




THE NOVEMBERS「首 Vol.10-Louder Than Bombs-」@代官山UNIT 16.5.21

2016-05-22 | LIVE








昨日、約1ヶ月ぶりにライブに行って来ました。








久々のライブ参加だったので、すごくワクワクしながら参加しました
というのもここ1ヶ月くらいずっと風邪だったり口内炎だったりが続いてて
しっかりと大丈夫な状態になったのがGW明けだったりしたんで、中々行きたくても行けなかったのです
そして、THE NOVEMBERSのライブ自体も去年以来約半年ぶり(!)とタームが空いてたのでその意味でも期待を込めて観に行った公演でした。

結論から言うと、素晴らしかったです
ライブは、想像してる以上に今自分が抱えているモヤモヤを振り払ってくれる力がある
スッキリとした気持ちで明日に向かう活力をもらえるものなんだな、、、と改めて思いました
やはり圧巻だったのはTHE NOVEMBERS!
気持ち良すぎてカラダが宙に浮くんじゃないか、というくらいの高揚感に
暴力性たっぷりのステージングで正にもう一段階進化したノーベンバーズが拝めるような一夜でした
この日は盛り上がりも(いつもより)凄くて、その意味合いでも、もう一歩進んだ空間を見せてもらったような
そんな気分にもさせてもらえた一夜でした。「ロックコンサートの凄味」だらけのイベントだったように思います。最高。











Boris

観るのは初めて。
いきなりバカでかいシンバルをガンガン鳴らし、
まるでサムライのような佇まいと切れ味の鋭さでライブはスタート
しかもいきなりスロウバラッドで始まるという素晴らしさも含めて
(こういう言い方が合ってるのかは分かりませんが)“洗練された大人のロック”という感じでした

また、ドラムとベースのリズム隊の迫力がスゴくてですね、
なんか聴いてて足がシビれてしまう(比喩ではなく)レベルの振動が素晴らしかった
なんかのアトラクションみたいな力強さとMCは無くてもエンタメ性みたいなものも感じられたので
最初がこれで良かったなあ。。とつくづく思えた公演でもありました
特にこのバンドはバラードがヤバいですね。惹き込まれます(お世辞ではなく)。



Klan Aileen

こちらも初見。
ドラムとギターの2ピースだったんですが、
不足感を全く感じさせない、どころか、こっちのがシンプルにガツンと来るんじゃね?ってくらいの
勢いと緻密な演奏のカタルシスが終始凄かったです
ドラムも相当主張するようなドラミングでもって攻めてて、
中盤あたりになると「これむしろドラムの為にギターが鳴ってるんじゃない?」って思っちゃうくらいに
兎角存在感と印象の強いドラマーが記憶に残ってます

MCでは「誘って頂きありがとうございます。ただ、僕たちが一番格好良いと思います。」と不敵に宣言
謙遜や自嘲が“義務”みたいになっちゃってる今の日本では非常に頼もしい発言だと感じた(俺はね)
その発言の後最近youtube等で宣伝している新曲「Nightseeing」を演奏したのだが
間違いなくこの曲が一番格好良かったですね
不穏なビートとメロディに、
畳み掛ける演奏の凄味が炸裂しまくっていて
まさに息を飲むくらいに白熱したロック・ショウを素直に楽しめた気がする
やはりロックは常軌を逸するくらいに滅茶苦茶になった方が興奮する。と改めて思えたステージでした
この曲、買いたいですね。



THE NOVEMBERS
1.永遠の複製
2.鉄の夢
3.新曲
4.新曲
5.Sky Crawlers
6.Blood Music.1985
7.236754981

8.dysphoria



先に書いて置くと、この日ヘドバンし過ぎて翌日、、、っていうか今も首が痛くてしょうがないですね
でもまあ、本当にノベンバの音楽って気持ち良くノれるし、自然にヘドバンしたくなる痛快さがあるから
それもまた「しょうがない」んですよね(笑

一曲目の時点であがる歓声、
いつもよりもダンサブルなアレンジに感じた「永遠の複製」で掴みはバッチリ
そこからショッキングかつ写真的な演出(照明を点滅させまくってるので写真を観ているような気分になる)「鉄の夢」と
この日の共演バンドの静かに燃え上がるようなロックンロールに応えるかのようにノベンバ流のロックを提示していく
この時点でもう盤石のムードが出来あがっている中、
更にめちゃくちゃハードな新曲投下と非常に堪らない流れが続く
新曲は2曲も演ってくれた(!)んですが、一曲目は暴力的なまでに聴き手に噛みつくような激しさを内包した楽曲で
最近の新曲の中ではシンプルに、ストレートに勢いのあるロック・ナンバーだなあ。と感じたのでリリースが本当に楽しみ。
もう一つの新曲は、メロディ中心の内面に切り込んだ歌詞が印象的な聴いてて頷いてしまうような一曲でした
こういう人間の持つ普遍的な心情を描かせたらノベンバは強いなあ。。と感じつつ
この曲の“気にしちゃう事すらどうでもいいんだ。”と言ってるかのようなセンスには大分聴いてて気持ち助けられました
憂いのあるメロウさも感じられたのでこっちもリリースが楽しみです

そして、ここで「zeitgeist」で個人的に一番好きな曲である「Sky Crawlers」が投下されました!
この曲はリリースツアー以降生で聴いた事がなかったので、その意味でもイントロの時点で興奮しちゃいましたし
聴いてる時も嬉しさでいっぱいで多幸感が半端なかったですね(笑
スロウダンス出来るような音像も好みだし、
この曲では小林祐介が完全にハンドマイクになるので新鮮味もたっぷり
また、ハンドマイク姿も本当に似合ってるから俺的に視覚的な意味合いでも観てて堪らなかったです
それはそれで凄く優雅に映るというか・・・ゆっくりと、そして的確に真理を突くような感覚が本当に恍惚的でした。また一つスッキリ出来た気がします。


ちょっとアレンジを変えて来た感のあった「Blood Music.1985」でバンドも会場も大炎上
益々シャープに研ぎ澄まされたケンゴマツモトのリフの心地良さに加えて、
小林祐介の絶唱もまた聴き手の気分を高めて自分以外にもヘドバンしてる人もちらほら
以前よりもロック・ショウ的な雰囲気が出て来たムードといい今のTHE NOVEMBERSの好調っぷりを象徴してるかのようなステージングでした
兎角この曲はケンゴマツモトが一番光る楽曲だなあ。。とこの日もまた思ってしまいました
 続く「236754981」はあまりにも自然に体を揺らしたくなるリズム感の表現が実に見事に冴え渡っていて
聴いていて宙に浮くような、意識が飛ぶようなドラッギーなカタルシスを正当な形で生み出していたのが素晴らしかった
「これだよこれ!」「この刺激が欲しかったんだよ!」と、
この日のノベンバは自分がロックに求める要素を全て体現してくれたかのようなキレッキレのライブで
よりシャープに、より研ぎ澄まされた熱を届けてくれた最高のパフォーマンスに仕上がってました
ガタガタ言わずに、聴けば一発で、分かる。そんな境地まで達していたのが嬉しかったし、
本当に全力で推せるバンドだなあ、と。

最近、というか、去年の新木場ワンマン以来機会を逃し続けて来てましたが
やっぱりこういうライブを観ちゃうと「もっと観たい!」ってなってしまいます
いつも以上に観客の声援に応えていた感じもあったし、
本人達的にも手応えのあったライブだったんじゃないかな、、、って勝手ですが思いました。


アンコールでは、これまた痺れる演出、間髪入れずに出て来て吉木さんがドラムをガンガン叩き始め
激情をステージにぶつけるように「dysphoria」が演奏されました
そのぶっきらぼうな始まり方が正にロックを感じさせるなあ、、、と思いながら
鬼の様なシャウトを繰り返し、吐き捨てるように言葉をぶつける小林祐介のキレっぷりも観てて凄かったですね
バンドとしてもラフを極めたかのような暴力性のあるパフォーマンスで、「この曲で終わってもいい」くらいの満足感でこの日のライブは終わりました
また、実際にこの曲がラストだったんですけど
やっぱり「dysphoria」ラストはアガるなあ、と(笑
そんな良さも再確認出来てあらゆる意味合いでTHE NOVEMBERSのライブの規格外っぷりに陶酔してしまった夜でした。
最近のモヤモヤが一発で全部吹き飛ぶような、そんな確かな“パワー”のあったイベントでしたね。ありがとうございました。













異種格闘みたいな対バンも面白いですけど、
こういう統一感があって、通じる美学を宿しているバンド同士の対バンもえらいいいもんだなあ、、、と
そんな気分で代官山を後に出来たどこを切っても素晴らしい「首」だったと思います(首だけに!笑)
MCや態度で盛り上がるのではなく、演奏が白熱して来て自然と高揚感が増して行く・・・
そんな角度からの「正しさ」をしみじみ感じてしまった夜でもありました。
ボリス、クランアイリーン、ノーベンバーズ、最高だった。
また各バンドのスタッフの皆さんやハコのスタッフにも感謝です。

次の「首」とその次の「首」、更にはその次の次の「首」の詳細が明かされていて
11周年だけあって攻めて行く姿勢が常に溢れててファンとしても追い駆け甲斐がありますね
次の首も興味深い面子ですし、その次は久々に東京でアートスクールとの対バン、
更に次の次はyukihiroさんのアシッドアンドロイドに石野卓球、更にスペシャルバンドまで・・・!と
この後も更に“お楽しみ”が続くので色々な意味合いで「堪りません!」ね(笑
このブログでも出来るだけ追い駆けたい、、、と思ってます。

そして、新譜と新ツアーも待ってます・・・!!



かぐや様中心ヤングジャンプ2016年25号の感想

2016-05-19 | ヤングジャンプ感想








正直、「ボクガール」目当てで買い始めた、買って来た雑誌で、
載ってるのが当たり前みたいな感覚のままここまで来てたので
それがない、木曜日にボクガを読まない、、、っていうのは何とも不思議な感覚です
「ボクガール」が載ってないヤンジャンを読んで自分がどういう顔をするのかも予想が付かないくらい
「ボクガール」が俺の日常そのものだったので、この感覚はしばらくは続きそうですね
きれいな終わり方だったので終了そのものには何の後腐れもないんですが
なんか体感的にはお店で一番好きなメニューがなくなってしまった時のような感じ
逆に言えば、お店自体は好きなんで「まあ通うのを止めることはねえか」って感じです

重た~い愛をぶつける対象がなくなってしまったので必然的にライトな記事になっていきそう。
それはそれでぶっちゃけ楽なんですが
ただ、やっぱり楽じゃなくてもいいからボクガクラスに滅茶苦茶に夢中になれる作品の登場も待ってます。
多分クノイチノイチか杉戸センセ自身の再登場がそれを満たしてくれると信じてる。では以下。












かぐや様は告らせたい 第9話 かぐや様は送らせたい

そこまで好きなら、もう素直になっちゃえばいいじゃん・・・って気持ちを
メイドさんが代行してくれたかのような回でした
確かに、男は勘違いし易いですけどね(笑
本当に会長が書記と付き合ったらかぐや様ヤンデレになりそうなポテンシャルあるな、と笑
なんだかんだ言いつつ、メールに敏感になって会長からのを心待ちにしてしまう辺りが可愛かったですね
それと初メール受け取って紅潮しちゃってるかぐや様にも少しキュンとしました。
なんかどんどんかぐや様の乙女度が上がっていて、それを眺めてるだけでも楽しかったです

でも、デートはおあずけかよっ!笑
そして会長律義過ぎ。



黒/ソウマトウ

前回載った時よりも話の意図が分かりやすくて良かったです
すごく、日常系っぽいエピソードでしたがあまりヤンジャン的ではないような。。笑
でも、そういうのも載せちゃうのが今のヤンジャンなんでしょうね
猫化したココは流石に可愛かったです。
猫と一緒にピクニック出来たら楽しいだろうなあ。
















◆干物妹!うまるちゃん

きりえはやっぱ実兄にデレてるのが一番可愛く感じるな・・・笑



◆リクドウ

前回、所沢さんがカタギに戻った訳だけど
ある意味彼はリクと同じくらい歪んだ人生を歩んで来たので
彼の本懐が果たされるといいな、、、って意味でもカタルシスが期待出来そうです
流石に100回も連載すれば、みんな色々と変わって行きますね。



◆君と100回目の恋

あの告白は恥ずかしいよなあ、、、笑
正直、もし友人の立場だったら面白がってたかもしんないけど。
まだ物語の全容は明かされないんですが、徐々に雰囲気が掴めて来る構成は流石ですね
多分何回も同じ時を過ごしてるからこそ完璧人間に映るくらいイロイロ上手くなっちゃってるんだろうか。



◆ライフル・イズ・ビューティフル

前回観た時よりも絵が上手くなってるなー。
でもあんま射撃関係なくね?笑



◆恋のはじまりはレモン色

こんな馬鹿なイケメン観た事ない、ってくらい
バカメン具合が炸裂してましたね
イケメンが帳消しになるほどのクレイジーっぷりに笑わせてもらいました
で、結局したんでしょうかね?笑



◆潔癖男子!青山くん

これガチでヤバいタイプの人なんじゃ・・・
軽くホラー入ってますね。












次号は「BUNGO」が巻頭、
お話自体も遂に文吾登場か!?って感じですっごく盛り上がってるので
正に絶好のタイミングではないでしょうか
カギュー作者読切、新人の読切等企画も豪華ですね
楽しみです。



天野めぐみはスキだらけ! 第26話「元気なのかなー」 感想ほか(週刊少年サンデー 2016年25号)

2016-05-18 | 天野めぐみ&古見さん
                                
                              このシーンすごく好き。











うーん、なんでしょうね
やっぱり・・・努力では越えられない壁があって
時として才能やセンスは残酷なまでに他人と自分との差異を「分からせて」しまいます
めぐみから見れば、そりゃあ学は大層頭の良い方だと思いますけど
上には上がいて、そして彼には辿り着けなかった、、、
ってだけで強いコンプレックスの理由になり得ちゃうんですよねえ
なんせ人間ってどこまで行っても“比較”を止められない生き物ですから。

学のちょっと、、、いや、かなり後ろめたい気持ちや
憂鬱な気持ちが伝わって来て今週はかなりナイーヴなお話だったなあ、と思いました
また、かつての友人たちが中途半端に良いヤツなのもリアルというか生々しいというか(笑
普通、こういう場合嫌味ったらしく見下すパターンか天然発言で傷付けるKY野郎だったりするんですけど
今回の二人の場合、それなりに性格は良いし、でも所々距離感みたいなものもあったりする
絶妙な気まずさが表現出来てるのが凄いなあ・・・と。
隙だらけ、ってコンセプトは非常に漫画っぽいのに
スポーツ進学校だとか今回のこれとか妙なトコロでリアリティがあるから侮れませんね(笑)。

誰を責める事も出来ないですからね~
憎むべき対象がいないとね。
だから、あくまで自分の中で苦しむしかない
「自分が欲しかったもの」を(自分の視点から見れば)あっさり手に入れている人達を見て空しくなったり
「自分が行きたかった場所」で楽しく暮らしてる人々を見て憂鬱にならないわけがない
本当は今でも“悔しさ”は学の胸の中で燻り続けている

その憂鬱から解き放ってくれたのがめぐみでした。




天使かと思った(真顔)。


結局、本当に掛け替えのないものは
案外すぐ近くにある、、、という事なのかもしれません
まーくんの水面下から漂って来る憂鬱を察して、元気付けようと頑張って・・・
こんな女の子がすぐ近くにいるのに贅沢なヤツだなあ(笑)と思いつつ、
いつの日か学もその「当たり前」の有り難さに気付くのかもしれません
っていうか、無意識下では相当助けられてるんじゃないかな
その時が今から楽しみですね
「現状」に苦しみを覚えていても、
すぐ近くで励ましてくれる人がいればきっと何度だって立ち上がれる
学にとって、めぐみは(恐らく)そういう存在になっていくはずです
だって、パパママになった姿とかリアルに想像出来ますもん(笑
頑張れ、とか、負けるな、とか、諦めるな、とか
そういう野暮な言葉じゃなく
そういうのとはまた別の角度から学を励まそうとしためぐみの「距離感」と「粋」さに心温かくもなった傑作回でした
(先週も傑作回って書いたばかりなのに連発するのもアレですが笑 まあ、でも本音だからいいかな、と)。
やっぱり、なんだかんだいって一番ダメなのは周りの所為で自分のペースを崩してしまう事だと思いますからね
これからもこんな風に支え合って過ごしていって欲しいものです。それにしても本当に安定してキュンキュン出来るラブコメ作品に仕上がっていて素晴らしいなあ。
子供っぽい悪戯のあいらしさとか、(実は)高嶺の花のすぐ近くにいる高揚感とかそういう部分もまた良かったです
勉学の才能は天才と比べればやや落ちる学だけど、その分「助け」には恵まれてるよ。
でもそれも学が努力する類の人間だから・・・なのかもしれないですね。
アンニュイから始まって、ほっこりで終わるという
作劇のレベルの高さも目立った回でした
この間の喧嘩回といい新しい表現を模索している感じもイイですね
なんか今週は学のいちいち劣等感を受けてしまう繊細さとか、そんな繊細な彼を彼女なりのやり方で励ますめぐみとか、
普段とはまた違った意味合いで胸に来てしまうエピソードでしたね。なんか余計にこの二人に結ばれて欲しい気持ちになりました。




うーむ、服の乱れ具合が素晴らしい・・・笑
こういうダラしないのも超好きです!







オマケ

◆MAJOR 2nd

眉村のお姉さん可愛いなあ・・・
眉村自身は可愛げのないヤツなのに(父親も笑)
眉村姉のミチルちゃんは凄く頑張り屋さんで素直な性格で可愛いなあ、、、
満田さん明らかに女の子の描き方今風に合わせて来てるな、って思います
なんか普通にキュンキュンくる可愛さですもんね笑
女性キャラに良キャラが多いだけに、
学年が上がったら出番が少なくなるのかなあ・・・と思うと今から早くも鬱ですね。
吾郎の写真を紅潮しながら眺めるミチルちゃん可愛かったなあ。試合にも期待してます。



◆あおざくら

なるほど、2話3話が思ってたよりヌルかったのには理由があったんですね
次週以降本当の「地獄」が拝めそうで今からワクワクしてます
別にキャラがいたぶられるトコロが見たい訳じゃなくて、
どんだけ厳しいのか単純に興味があるし
それを乗り越えた後のカタルシスも大きいでしょうからね。

それとは別に、主人公がいつの間にかスケベキャラ認定されてるのに笑った。ラブコメ成分も少しはありそうな予感。



◆天使とアクト!!

途中まで「あれ?これBLっぽいな、、、」と思いながら読んでて
ここまであからさまだとマズいんじゃないの・・・と心配したんですが
BL作品の練習だったのね笑
あくまでなりちゃんとのアレがメインだと思ってたんで
いきなりそっちに行くかと思ってハラハラしてしまいました
まあ、ぶっちゃけマネージャーとかの関係性もそれっぽいと言えばそれっぽいんですけど笑












ふれるときこえるは未だに秘密明かさずで随分ジラして来ますねー笑
正直そろそろ何考えてるのか明かして欲しいトコロですが・・・
海編で分かるのかなあ。