サブカルチャーマシンガン

自分だけの「好き」を貫く為のブログ。

SHIROBAKO 第4話「私ゃ失敗こいちまってさ」 感想

2014-10-31 | SHIROBAKO
鼻っ柱を折られる事で人は成長出来る。頑張れずかちゃん!








今週も凄く面白かったです
何が面白かったって言えば高校生の時から夢見てたアニメ業界、
この業界に入って飯を食っていくと決意した五人が未だにみんなで集まって夢を追い駆けてるその姿
共に励まし合って、共に認め合って、共に同じ夢を抱いて歩んでいく姿がとっても眩しくて感動しました
あの頃と何も変わらず笑い合って仲良く話して、最後はお互いを鼓舞しながら一時休んでまた明日に向かっていく
そんな関係性がすごく“羨ましかった”ですし、素直に観ていて気分が良かった、そんな話数に仕上がっていました
毎日に追われて手一杯で上手く行かない事も多くて、それでもこうやって分かり合って自分に優しくしてくれる「誰か」がいる
作中では割と無添加にサラッと描かれてた分、余計にこういうのが大事なんだろうなあ・・・ってのが伝わって来て良かったです
OPラストの五人が夕日に照らされるカットみたいにあの日と同じく未だに“みんなで”夢を観続けている
そんな変わらない関係性にほっこりも出来た息抜き回に思えて実は重要な回だったとも感じました。

ずかちゃんが言ってたように、仕事で「悩める」というのは実はとても幸福なこと
「悩める」以前に諦めたり挫折したり、仕事を出来る状態にすら辿りつかない「誰か」がいる
その「誰か」の中に今のところ入ってるのがずかちゃんなわけで・・・
声を担当しても名前も出ない、
覚えてもらえない
誰も知らないっていう事はいないのと同じな訳でね、周りの同級生と比べるとある程度の劣等感を抱くのも仕方のない話
でも、そんな時でも親友は一生懸命励ましてくれる、「これからだよ」って言ってくれる、落ち込んだ自分の気持ちを引っ張ってくれる。
それはその言葉自体が嬉しいんじゃなくてその言葉を掛けようとしてくれる気持ちが嬉しいんだと思います
いくら頑張っても結果を出せなきゃ結局は頑張ってないのと同じ扱いになってしまう
そんな厳しい世の中を生き抜く為に、こういう会合が絶対に必要なんでしょうね
やる前から不安定で、空回りして、悔しい涙を流してしまったずかちゃん
だけど、そんなずかちゃんは決して一人なんかじゃない
一緒に励まし合って夢追える仲間がここにいる
悔しさを共有してくれる友がいる。
そんなみんなの空気感だったり大人になってもまだ夢みたいな夢を口にする青春の延長線上みたいな雰囲気だったりが凄く心地良くて
なんだか観てるとちょっと胸が熱くなってくるようなお話でもありましたね 正直五人の仲の良い会話を聴いてるだけでも個人的に面白かったです(笑
その絆の強さ、みんながみんなを大事にしている様子に少し泣きそうになったのは内緒です。

あまり露骨なお涙頂戴にならなく、
あくまで自然体で飾り気のない友情模様が心地良かったのかもしれません
色々あるけど、それぞれで頑張って、疲れたらまた“ここ”に集まって悔しさでも不甲斐なさでも吐きだしてまた歩き出せば良い
この場所が、みんなの絆がある限り、きっとみゃーもり達は「何か」を諦めずに進んでいくのだろうな、とか
そんな風に思えた・・・って意味合いで重要な回だったんじゃないかと
私的にそう感じられた回でした。
みんな、頑張ってね。


みゃーもりは他のみんなと比べて・・・っていうかみんなと足並みを揃える為に制作を目指したようなもんですけど
その分具体的な目標のない自分に対して感じているコンプレックスもあるみたい
こういう普通の人間の普通の劣等感、、、っていうテーマも実にイイですね
最終的にみゃーもりが“どこ”を目指すのか、
目指した先に何があるのか・・・を含めて今後も楽しめたらいいですね
今も昔もみゃーもりは面倒見が良くみんなを引っ張っていく求心力があるんだなあ、と感じた話数でもありました
具体的に書くと後輩を引っ張ってきたり、七福神の聖地(笑)にみんなを連れていったり、先陣を切ってずかちゃんを励ましたり
さり気ないけど、一番目標意識には欠けてるけど、その分みんなを引っ張っていくリーダー的素質がある
それが割とはっきりと分かっただけでも収穫のあった回だったなとも思いました
いつかその素質が開花して欲しいなあ、とか思いつつ。

そんなみゃーもりは高梨にいいおもちゃにされてたり、ちょっと子供っぽい監督に引いてたりと
割と困り系キャラ?っぽいのも実にいいと思いますね ルックスだけみれば自信満々の美人なんですけど
実際はお人好しだったり素直だったり、NOが言えなかったりちょっとツンツンした部分があったりかなり自分好みです
多分このキャラデザなら他のアニメじゃ性格違かったんじゃないかな・・・とか思いますね(笑
安っぽい海苔弁を食している生活感だったり母親との素朴な電話内容も良かったです
いつでもポジティブで、それでいて真っ直ぐなみゃーもりが大好きですね
酔っぱらってる時の歌と表情も実に可愛くて良かったです(笑
ああいう時間も大切ですよね。
ちなみに次回予告のちょっとやさぐれてる風のみゃーもりのカットが結構可愛かったので早く5話観たいなあ(笑)。
本当に友達想いで、それでいて変にスレてもいないみゃーもりはホント良い娘でお気に入りですね。

冒頭のスタッフ陣のコメディパートも面白かったです
まあ現実は幻想みたいに完璧な人間だけじゃないんだろうけどね(笑
でもなんか憎めないですよね。
抜けてる部分がある分、決めるとこは決めると思いますから。
ただ作画監督が下りる下りないでモメてますのでまた愉快な事態に発展しそうですね。
ある種武蔵野アニメーションスタッフ自体の成長も描きたいのかもしれない。取り敢えず次週に注目です。












みんなで語り合い、笑い合い、慰め合い、そして夢を抱くという
とっても楽しい回に仕上がってましたが一方でみゃーもりのジレンマや
ずかちゃんの現状も提示されてこれまた見逃せない一話に仕上がっていました。
後々どう影響するのかにも期待ですが、それとは別に日常パート、コメディに関しても冴えていた回でしたね。

毎週毎週何度も観返していて今かなりハマっているアニメです。こういうのこそ本当の意味での日常なのかな、とも思った。
このスタッフが、メンバーが最終的に辿りつく場所に想いを馳せつつ、今期でもトップクラスに好きな作品ですね。
後電撃大王付録のクリアファイルに関しての感想も書いたのでよろしければそちらもどうぞ。
みゃーもりと絵麻の水着姿が観れますよ。






今週のみゃーもり。相変わらずの美人さんでした♪



ヤングジャンプ 2014年48号 感想(ボクガール40話ほか)

2014-10-30 | ヤングジャンプ感想










最近のヤンジャン読むもの多過ぎですね。いや、嬉しいんですけど(笑












☆ボクガール #40 ボクの想定外

これはいかん、ニヤニヤし過ぎて顔の形が変わってしまいます(笑)。
なんというか、先週は猛の本音的な意味合いと、こしょばゆい官能モードが最高だったんですけど
今週は正攻法で最高だったな~というそういう印象ですね
つまりはド真ん中のラブコメそのもの、
真っ当に読み手をニヤニヤさせてくれるような作劇に物凄い良い気分にさせてもらいました。
やっぱり猛自身もここまでノってくると余計に盛り上がるっちゅうか、読んでて感じるドキドキ感が半端ないね
これだよ、これ 私が週刊で読みたかったラブコメはこういうのなんだよ!って素直に思える出来栄えで実に最高でした
猛もここまで来てもめちゃくちゃ格好良かったんですが瑞樹も瑞樹で臨界点を突破しちゃったような可愛さ溢れるカットの数々で
本当に男子心をくすぐってくれるような、そんな「ボクガール」に今週もテイストは違いますが仕上がってましたね。

瑞樹は瑞樹で、もう既に、割と「可愛い」だとか「似合ってる」だとか、そういう言葉を掛けられるのに抵抗がなくなってるというか
むしろ今はちょっと“嬉しい”とすら感じちゃってる頃合いなんでしょうね
「そんな事 言うなよ」と頬を赤らめたワンカットはそんな瑞樹の心情すら伝わって来る作画で個人的にヤバかったです
先週も書きましたが少し前まで藤原さんの可愛さ再確認モードが続いてたので最近はその反動で瑞樹の可愛さを思いっ切り味わえる感じです
ド真ん中のストレートを惜しげもなく放ってくるこの感覚が非常にたまらんなあ、とか思いつつ(笑
そういう瑞樹の水面下の変化も伝わって来る仕様でその辺もまた面白かったですね。
なんだか読んでてホントにキュンキュンしちゃう感じ?
瑞樹が主人公だからこそ、そんな彼(彼女)の心境の変化に読み手としてもゾクゾクしちゃう節はあるんでしょうな

その後の猛の行動もイケメン過ぎてヤバかったです(笑
てっきり理性に負けて押し倒しモードと思いきや、閉所が苦手な瑞樹の心に寄り添ってくれる・・・という
正に少女漫画のヒーローかお前は!ってくらいの頼もしさ&逞しさっぷりに感動しました
猛は顔付きも男らしいし、マッチョだし、めちゃくちゃ頼りがいあるしで本当に男から見ても格好良い、と思える男ですね
所謂優男はラブコメに多数いれど猛のようなどの角度から見ても「男らしい」キャラはあんまりいないでしょう
そういう点から考えても私は「ボクガール」大好きなんだよなあ、って改めて思うような作劇でした
実際に自分がされたらきっと嬉しいでしょうしね、、、。

とか思ったら、瑞樹の手の柔らかに触れて撃沈(笑)。
この辺はリアルな男子っぷりを披露されてますがこれはこれでドキドキ出来て良いですね
一度理性を保ったからこそ余計にこのタガが外れそうな感じが燃えて来ます
またその時の瑞樹の表情や仕草が、その・・・物凄く官能的で思わずお世話になりたくなるクオリティです
そのまんま行為に突入してもおかしくないテンションですけど、いやはやこれはどうなってしまうのか・・・!
来週の「ボクガール」は主人公の貞操的な意味合いでも要注目ですね。いやもう据え膳化しちゃっても構わないんですが
瑞樹くんの心情を想うと余計にニヤニヤキュンキュンしちゃう今作、ある種の山場を迎えててめちゃくちゃ面白いですね。
どんどん「女の子」になってく瑞樹が可愛すぎてもう堪りませんよ。

あの、急いで来週になってね(笑)。



☆リクドウ 第26話 闇トレ

石蕗、こんな背景を持つ男だったのか・・・
本当はあんな事言われて悔しかっただろうし、自分自身の現状も悔しかっただろうし
この人もこの人でまたコンプレックスの塊のような人ですね
だからこそ、その瞳に宿る光に価値が生まれる。
これはいよいよもってリクとの対戦が楽しみになって来ました。

リクもリクで悲惨な過去を持つ少年ですが、石蕗は石蕗で愛する人をそういう所で働かせなくちゃいけないという
コンプレックスとジレンマがあってこの二つは似てるようで似て非なるものだと思います
一人はトラウマを拭いさる為、一人は愛する人を守れる自分になる為に、
負けられない譲れない真剣勝負が始まります

個人的に「どっちが強いか」とか、そういうのよりも
こういう「どっちが生き残れるか」みたいな方向性のがやっぱ好きだなと感じました
その上で勝者と敗者がきれいに分かれるからこそ勝負は美しいし、残酷なんですよね
そういう事をしっかり描いてくれるこの漫画が大好きです
なんか石蕗にも感情移入しちゃいそうで困ったな(笑 それが面白いんですけどね。

力なきものは、どんなに最低な人間だったとしても、そいつの前では跪かなければいけない。
そういう憤りにも似た悔しさが表現されていて読み応えのある回になってました。
彼は彼で人間味あって必死こいてて好きなキャラですね。

ちなみに、所沢さんはリクが勘違いしないように、より強い、より手ごわい相手と戦わせたいんだろうなあ。
鼻っ柱を折られる事で人は成長する生き物ですから。リクが負ける可能性もあるかも。と、思わせてくれるあたりが、上手い。











◆しらたまくん

なるほど、複線(?)をきっちり使ってて上手いですな
「寝る事ならまかしといて!」って白玉くんのセリフがちょっとシュールで面白かったです
私も一度言ってみたいですな。ちょっと本気で(いやダメだろ)。



◆もぐささん

多部ちゃん分かりやすいツンデレキャラだなあ(笑
でも、百草さんとしては勝負するよりも本当は友達になりたかっただけだったんですね
何気に百草さんの食べ技は彼女と友達になりたくて覚えたもの・・・ってルーツが少し感動的で面白かったです

同時に、食事は競い合うものじゃなく、みんなで楽しく食べるものなんだ~って意図も漂ってたのが素敵でしたね
いや、競い合う事を否定してるわけじゃなく、結局はみんなで食べるからそれも楽しいんだよ、って事なんだと思います。
だから競い合う事「だけ」を目的にしなくてもいいっていうか。

いつか多部ちゃんの本当の心情が伝わって来る瞬間を見るのが楽しみです。
何気に百草さんが恋心を自覚するような時が来たら支えてくれそうなキャラな気もする。



◆ゴールデンカムイ

アシリパさんも無事でしたか
こっちもこっちで獣の存在が助けになる、という顛末でした
しかしアシリパさんの慈悲深い、悪く言えば温い処置で更なる危機が訪れそうな予感もします
まあそんな優しく可憐なアシリパさんもめちゃくちゃ好きだったりもするんですが・・・どうなるこの先。

しかし相変わらず杉元とアシリパさんの夫婦漫才面白過ぎ!(笑)。
前にも似た事を書きましたが、物凄くシリアスでグロテスクな作劇と同時にその中で生まれる「笑い」も描けるこのセンス
危機感満載のストーリー展開にハラハラ出来ると一緒にコミカルさ満点の二人のやりとりも楽しめるその塩梅が相変わらず素晴らしい
杉元はまるでアシリパお母さんに「この子飼ってもいいでしょ!?」と懇願する息子のようでした(笑
てっきり問答無用でチタタプにすると思ってたのでちょっと予想外でしたが、
今回のこれも後々複線になって来そうで少しワクワクもしますね
覚えておこう。

アシリパさんの表情の変化も豊かで面白いです
最初はてっきり表情に乏しいキャラかな、と思ってたけどとんでもない、七変化レベルですね
物凄く美人で可愛いと思うのに時折めっちゃ崩した表情もそれはそれで面白いってイイですねえ。

杉元は、アシリパさんの婿になりましょう(笑)。




◆二次元JUMPIN'

そうですよね、
着飾ったものとか無難にまとめたものよりも
その作家自身や生々しい部分が伝わって来る作品のが全然良いですからね
チャクラが流した涙は純粋なクオリティではなくキャラを想って、
そして彼女の才能を想って流した涙でもあったんでしょうね。

最後の「服」っていうのは「心の服」って意味合いなんでしょうかねえ。その辺含めて来週が気になる。
にしてもチャクラ意外と良いヤツなんだな。無愛想に見えても。













次週、「ゴールデンカムイ」が巻頭カラー!
なんでしょう、順当に人気を得てるようでまずその意味で嬉しいですしはっきりと面白い!と思ってたので個人的な意味でも嬉しいです
ヤンジャンはこの間の「ボクガール」にしろ本当に自分が面白いと思ってる漫画が巻頭とかになるのでイイですねえ
「リクドウ」も巻頭になったしね。あとは「もぐささん」が再び巻頭になれば完璧かな(笑

ちなみにさいぷ~の作者による新作読切も掲載予定、それもまた楽しみです。



みゃーもりは着痩せするタイプか?電撃大王12月号の「天体のメソッド」「SHIROBAKO」のクリアファイル

2014-10-29 | アニメ(情報・グッズ)
(画質が悪くて申し訳ない。というか写真撮るの下手だな俺は・・・。)






今期「天体のメソッド」「SHIROBAKO」の感想を書いてるんですが
そんな自分に合わせたように(?)今月の電撃大王の付録でこの二作品のクリアファイルが付いてたんです
普段ならグッズはそこまで重視しない私でも今回は絵柄が絵柄だった為に見事に釣られてチェックしてしまいました。

というのも、ちょっと肌色成分多めなんですよね
ここまでどう見てもそういうカットのなかったニ作品だけにこれは貴重だなと
まあ正直そういう要素が必要かと問われればそんなに必要だとは感じてませんが
それはそれとして、こういうのがあるとちょっと嬉しいなあ、っていう(笑


ただ普段よりも肌色成分が多め、ってだけじゃなく
この二つのクリアファイルには「情報」が何気に入っています
まずそらめその方ですが、目論見通り乃々香は意外とある方でした
こういうちょっと育ち始めな感じのスタイルが物凄く良いなあ、と思いました
ノエルの手の回し方もいいんですが、そんなノエル自身の薄着も中々ないのでとても新鮮ですね
乃々香に関しては太ももと見えそうではっきりと見えないお尻辺りも凄く、その、良かったです。はい。

白箱の方は、なんか勝手にみゃーもりはまな板だと思い込んでいたんですけど
これ見てると結構ありますね・・・というか水着なのにまずビックリしたんですが(笑
本当に美少女然としたルックスだなあ、と惚れ惚れしてしまいます
絵麻もこんなにグラマラスだったのかってくらいグラマラスで驚いてます かなりお尻大きそうですね・・・。

そして、一番の見所はみゃーもりのお尻じゃないでしょうか
正直今期でもトップクラスに好きなヒロイン(主人公)なのでなんか色々と嬉しかったです
こんなにも美人でスタイルいいのに、性格が全くスレてない純真そのものっていうのが最高なんですよね


なんつーか、素晴らしく目の保養になる会心のイラスト2枚だなと感じたので紹介してみました
願わくば、間に入って挟まれた・・・いや、何でもないです。ええ。

あ、感想の方もよろしくお願いします。



天体のメソッド 第4話「思いのかけら」 感想

2014-10-28 | 天体のメソッド
2週連続でビンタされる主人公。でもなんか、そんな乃々香も可愛いです(笑)。







湊太とおまんじゅうの話題でちょっと盛り上がってる時の雰囲気はいかにも「幼馴染」って感じがしてとても良かったです
こういうのを他の女の子達とも交わせるようになればいいんですが、まだ道のりは遠いようで・・・。

柚季とは2話で少しだけ分かりあえたような印象があって、
それでも彼女が憎む円盤を呼んだ首謀者でありいきなり消えた薄情者であるからして(実際は純粋な想いからだったし、情が強すぎただけなんだけど)
どうにも乃々香の事を許せずビンタした挙句翌日に再会しても「話したくない」と一気に不仲モードに入ってしまいました
ちょっと前までは和気あいあいと話していただけに今回のような状況は観ていて辛かったですね
でもそういう“痛み”を描くアニメだとも思うのでその意味じゃある種本領発揮の話数への始まり、とも書ける内容でした

柚季が円盤を憎む理由はそんなに単純な理由じゃない、事故の映像のカットもあったように本気で憎むべき理由が存在している
だけど、もう時間も年齢も経たしいい加減振り切って前に進むべき頃合いなのは確かだと思う
ただそういう「正論」なんかじゃ収まりがつかない程の感情を彼女は抱えている
「正論」でおさえこむのはある種“簡単”なんですが
「正論」で総てを解決出来るほど秀逸な感情回路を持っている生き物でもないんですよね、人間は。
彼女自身も「意味無いから」と自分で断言してたように本当はあの行為が今さらで無意味なのは柚季が一番よく分かっている
それでも、誰かに自分の味方でいて欲しい、不安定な自分の気持ちを支えて欲しい、自分の心に寄り添ってくれる「誰か」が傍にいてくれたら・・・
本当はただただ自分の感情を理解してもらいたいだけなのかもしれない。
だから乃々香にもあんな表情を向けたんでしょうね
あの時は乃々香の存在が柚季にとっては一つの助けになってたけど、今は―

でも、乃々香自身も「このままじゃいけない」って危機感を持っているはず
自分自身で(結果的に)壊してしまったみんなとの絆、止まってた時間を動かすのも間違いなく「今」のはず
それが証拠に最後の最後で乃々香は贖罪の為に、そして柚季の為に「何か」をすることを固く決意する描写が挟まれている
2話で柚季に与えた“優しさ”の描写もありましたし、乃々香には頑張って柚季を癒してあげて欲しいですね
先週も今週の内容が気になりましたけど、今週も来週の内容がめっちゃ気になるという
中々に罪作りな、要するに物凄く先が気になる面白いアニメに仕上がってますね
結果的に孤立し、本当は正当な理由があるはずなのに腫れもののような扱いになってしまった柚季
その奥底に眠る感情を、本音を、是非引き出して彼女を救済出来れば、きっと事態も好転していくと思います
その時を待ちつつ来週以降も楽しみに観ていければ・・・と 勿論汐音の事も含めて、ね。


こはるはきっと、そんな柚季の気持ちを分かってやりたくて仕方なかった
それでも、未だに過去に囚われている柚季の姿を観ているのが耐えられなかったんでしょう
だけど、本当は理解者でいたかったためにこはるが流した大粒の涙・・・。
こはるは一見おとなしく優等生に見えますけど、
その実不器用だったりもするんでしょうね
それが垣間見れる作劇になってましたけど、これまでその優等生キャラだった分柚季とぶつかり本音を零して耐え切れずに涙した
その一連の流れが実に人間くさくてそういった面でもこの4話目は面白かったですね
こはるもまた柚季に対する後ろめたい感情、「最後まで味方でいてやれなかった」というのがあると思いますが
そういうこはるの贖罪的な側面もこれからの話数で解消していければ・・・とか思います

誰もが誰も複雑な感情を抱えている様が観ていてとても楽しいですね
ちょっと痛々しくもあるけど、それもまた“青春”なんだと個人的には感じます
いつも元気そうで悩みなさそうに見える人ほど裏では拭い切れないジレンマを抱えて生きている
それが実に沁み入る形で描かれているこのアニメ、序盤のワクワク感から中盤の核心に迫る話数への流れ、
益々見逃せない事になって来そうです。登場人物の葛藤や傷が伝わって来る作劇で自分好みですね。












それにしてもノエルの無邪気な可愛さが良い箸休めになってますね
天真爛漫な笑顔と水瀬いのりさんのハマり役の声のお陰でとってもヒーリング効果のあるキャラになっています
彼女の云う“願い”とは一体何なのか、どういう形で結実するのか。EDの映像のように本当にいつかみんなで笑えるといいですね。



木更津総合、関東大会ベスト4!

2014-10-27 | 高校野球








タイトル通り、母親の母校である木更津総合が秋季関東大会ベスト4
来年の選抜出場を濃厚にし、甲子園に帰って来ます。

元々千葉の高校野球にハマったのが母校が甲子園で勝ち進んでる!と騒いでた母親の影響なので
それもあって原点である木更津総合をまた甲子園で観れる機会があるのは正直嬉しいです

やっぱり、千葉県勢全体を応援しているとはいえ身内の出身校(木更津総合、拓大紅陵)が活躍していると嬉しいものですね
特にここ数年選抜出場の機会を逃し続けて来てたのでその意味でも今日の勝利は格別だったと思います
もっとも私が高校野球に注目し始めたのは13年夏からなので、
それより前から観てる人にとっては更に嬉しいでしょう

しかも急造の1年生ピッチャーで完封勝利、っていうのが層の厚さを感じさせてくれてとてもいいですね
この試合も無失策と守備陣も凄いですし夏に比べて「繋がる打線」も意識出来てると思います
是非今日の結果以上にまだまだ活躍して欲しいなあ、と素直に思えるチームですね!


敗れた松戸国際も、普通なら初回6点差、その後も追加点なら気持ちが途切れそうなものなのによく3点差まで追いついたと思う
植谷くんは間違いなくいいピッチャーだと思うので今後の成長に期待です

千葉黎明は・・・日曜なんで試合観に行きましたが、なんというか、月曜に物凄い不安を残す内容だったなあ、と
流石に無安打コールドは衝撃的過ぎましたし観に行った事を後悔する試合でしたが、でもこれを今後に繋げられればきっと無駄でもないと思う
少なくとも千葉黎明にとっては色々な事を経験出来て無意味でもなかったんじゃないかと
これを糧にまた一歩進化した千葉黎明をいつか観てみたいですね。


その他には、やっぱり機動破壊が観てて素直に気持ち高ぶる健大高崎に注目です
最近健大高崎の校歌が頭から離れなくて困りますね(笑
「君のココロに寄り添って飛べたら」とか、普通に良い歌詞なんですよね。是非動画サイトで聴いて欲しいです。

来年の選抜がめっちゃ楽しみですね!



mogg「ガールズ・トーク」 感想

2014-10-26 | 快楽天
快楽天2014年8月号より。








140文字がトレンドの昨今に(結果的に)10000字の感想を書いてしまった私ですが
「肉体コミュニケーション」をここまでガッツリと語ったならば、この作品も語っておきたいとふと思い立ち
これもまた前身ブログで一度語っている作品ではありますがどうしてももう一度単独で語りたい想いが強くてですね
めちゃくちゃ・・・っていうか今もお世話になりまくっている漫画なので愛情を込めて語りたいと思います
ある種リビドーの極みのような、官能性を存分に出し切った感覚のある大傑作だと個人的には感じている作品です。


その10000字の感想でも散々書いたのですが、
moggさんの魅力は一見純朴でウブそうでそういう事とは無縁そうな可愛い女の子が
意外と官能的だったり脱いだら凄かったりするそのバランスが絶妙で
今作のヒロイン兼主人公でもあるカオリちゃんも普通に純情可憐そうな女の子であるにも関わらず
実は裏ではスゴいっちゅうか大胆なプレイにいそしんでいるという、そういう部分が最高なんですよね
要するにめちゃめちゃ官能的でリビドーに溢れた作品でありながらある種の可愛さっていうか普遍的な美しさも保たれている
逆に言えばそういう純朴でウブっぽい彼女が大胆に乱れるからこそ読み手としても興奮しちゃうんでしょうね
もっと別の言い方をすれば「絵柄に安っぽさがない」とかそういう言い方になります。

カオリちゃんは元々そういう事(性的クラブ)をしたい訳じゃなかったのに
流されて段々と気持ち良くなっていく過程が非常に男性的にグッと来ますし
ちょっと恥ずかしそうな表情や心情も保ったままそういう行為にハマっていく姿が読み手の興奮を更に煽ってくれます
そういうキャラのバックボーン、つまりは背景をしっかり提示していたからこそそれは生まれた訳で
やはり成年漫画に於いてバックボーンっていうのは本当に重要だなと個人的に感じました
だからこそ後半の乱れも益々その差異でお世話になりたくなるクオリティに仕上がっているんだと思える
官能やリビドーを追求されている類の作品ですけど、その細部だったり構成はとても丁寧でいい仕事してるなあ、と
そんな風にも感じられる隙の無さというか抜け目の無さを感じる作品に仕上がっていますね

またカオリちゃんが表情豊かで単純に見ていて飽きないですし
キャラクターとしてもウブさを持ちつつも快感に素直な様がとっても可愛くてお気に入りのキャラクターです
正直官能的なら何でもいい、とか節操のない人間ではないので官能は官能でもその前にキャラを気に入れなければそれまで、です
その点で言えばカオリちゃんはもう合格ラインを余裕でぶっちぎってる感じというか(笑
確かに感情移入出来る隙間のあるキャラクターに仕上がっていて素晴らしいなあ、と思いますね


ちなみにこの漫画、ギミックも面白くて「ガールズ・トーク」って題名に偽りなく
自称ビッチの娘とカオリちゃんが語らい合う内容になってるんですけど
自称ビッチの娘の方が実はしっかりしてる上に全然まともな日常を送っていて
逆にカオリちゃんの方が大人しそう、ウブそうな顔してるのに破廉恥な日常に興じているという
その落差っちゅうか、対比がめちゃくちゃ面白くてそういった意味でも楽しめる作品だと思います
京子ちゃんが「そう簡単に~」って冒頭発言してるのに対してカオリちゃんはそう簡単に行為させちゃってますから(笑
そういうアイディアが斬新で楽しかったのもこの作品が成功している一要因だと感じます
というかぶっちゃけ京子ちゃんのがピュアっちゃあピュアなんだよなあ(笑

行為のシーンははっきり言って最高にお世話になれる出来栄えです
これまたカオリちゃんが良い具合のスタイルっちゅうか適度にふくよかな胸とセクシーなふともも、そして意外と大きなおしりと
三拍子揃った最高のボディの持ち主なんですよね 同時に非常にmoggさんらしいスタイルでもあります
胸を大きく描き過ぎない、どっちかっていえばちょっとリアリティ重視っていか
現実にあってもおかしくないサイズ・・・だと感じるからこそ
妙な生々しさが気持ち良かったりするのかもしれません

相変わらずむにむにと形を変えているとっても柔らかそうなおっぱいに
お尻にバイブ注入と共に男性自身も一緒に挿入するダイナミックな行為描写
抜いたと共に潮を吹いたと思ったらまたバイブとしっぽ型のおもちゃを同時に挿してうさぎさん状態にしたり、
またそのおやじの言い方がいちいちエロティックさを演出してるのでそれもまた素敵ですね(笑
クラスメイトの父親とそういう関係性を持っているのがバレて痴態を晒したり、
その後W挿入をぶちかまされたりと兎角あの手この手で読者を世話しようと画策してくるような“頼もしさ”のある漫画ですね
問答無用、理屈を吹っ飛ばしてお世話になりたくなるクオリティの官能シーンの連発にはある意味感動します
最後は複数プレイで締めなんですが男性器の名前を口にしながらあっさり挿入するカットに一番お世話になりました(不要な情報ですね)
まるで性母のように男性自身を何度も受け入れ両手で男性自身をいじくり白濁液をぶっかけられ
濃厚なFのカットあり女性自身が前面に出るカットあり、ラストはゴムの中に入った精液を身につけながら
沢山ぶっかけられて中にも出されて、でも美しい表情で果てる姿に仕上がっていて正にリビドーの化身にまで成長した彼女が伺えます
興奮しつつも前述のように官能的な美しさがあるなあ・・・って思ってしまうあたりがこの作品の芸術性ですね
どんどんとタガが外れておもちゃやプレイの虜になっていく感覚を疑似体験出来る最高の作品です
ちなみにFしてる時の「むーむ!」ってセリフが個人的に大好き(笑
正しく興奮出来て、正しくキャラを可愛いと思えて、更にオリジナリティも備わっている単行本発売後の一発目としてはベストな作品であると
もう既にバックナンバー作品ですが単行本が出れば必ず収録されるでしょうしこの作品の為にバックナンバー買う価値あるって言い切れる大傑作ですね。











行為の描写がイイのは勿論ですが
土台であるキャラ、バックボーンがしっかりとしてるのはやっぱり強いと思いましたね。
それでいて独特のギミックも備わっているのを含めて新境地を味わえて幸せでした!




肉体コミュニケーション/mogg 全作品レビュー(Re)

2014-10-25 | 快楽天











今年の6月に単行本が発売され、私もリアルタイムで感想を書いたmoggさんの「肉体コミュニケーション」、
ある種この一冊さえあれば幸せだなあって思えるくらい官能的かつ多幸感溢れる傑作に仕上がっていた訳ですが
あまりにもこの作品が好きすぎて、正直この新ブログにも感想を載せたいなあ・・・と次第に考えるようになっていきました
というかむしろ載ってない事に対して違和感を受けるレベルになって来てたので
もう3回目ではありますがまた新しくこの「肉体コミュニケーション」に対する感想を書き下ろしたいと思います
ご多分に重複する部分も生まれるかもしれませんが、私個人的にお世話になりまくっている一冊なので少しでも魅力が伝わればいいな、と思ってます

そもそも何がそんなに好きか、と言えばまずmoggさんの絵柄自体がそんなに成年誌っぽくはない
結構に素朴で温かいテイストの絵柄になっていること、そしてそんな絵柄で肉感的な行為のシーンを描いているという
個人的にドンピシャな作風なのが大きいのとお話の振り幅ですね
感動する話は最後まで感動する作りになっているし
リビドー先行のお話はとことんまでリビドーを追求した作劇に仕上がっている
所謂「良い話」と男子的な意味で「スカッとする話」がバランスよく組み込まれているそのセンスが実に良いと思います
それに加えて思春期っぽさ、青春風味の話がちょこちょこあるのも実に俺得なエピソードの布陣になっていて心から好きだと思える
そういう一冊に仕上がっているなあ・・・というのが全体的な感想です

パッと見、凄く純朴そうな少女がその実物凄く官能的だったりする、そういう素晴らしさを携えている作家さんだなと
だからこそ何度もお世話になりたくなるんでしょうねえ、と個人的に分析しています
そして男性自身、女性自身の描写が生々しいのも興奮出来る一要素でしょう
今の快楽天でも特に好きな作家さんでもあるので応援の意味も込めて。











サヨナラの少し前

ストレートな純愛もの・・・ですが
ちょっと幼さ残る少女との情事っていうのが男子的ドキドキ感を煽ってくれますね
またその時のシンディの服装が若干地味な白シャツなんですけど、地味な服装だからこそ逆に性的に感じるリアリティも際立ってます
シンディは物凄くグラマーって訳ではないですが、でもほどほどの発育ならではの官能って確かにあると思います
それをしっかりと証明している趣に溢れている作品ですね

お話としても不器用で不釣り合いでもある二人だけど、しっかりと互いを想って愛し合っている
そんな雰囲気が伝わって来て素直に良い気分になれる作品に仕上がっています。
前半のコメディパートも面白くシンディーの素朴なキャラ性が大好きですね。



小麦パンが焼けるまで

小麦ちゃんも本当に素直でいい娘なんですよね(笑
この娘もそうなんですが服装自体は全然派手でもオシャレでもないのに
やたら官能的に、セクシーに感じられてしまう内側から滲み出るエロスの表現が実に素晴らしいです
とても純朴そうで性格も等身大で素敵な女の子なのにそっちの方も結構スゴくて積極的で・・・っていう
そのバランス感覚が実に絶妙でmoggさんのストロングポイント出しまくりのヒロインになってます
ちょっとお店のことで仲違いをして意固地になりつつも最終的には照れながら許してくれる
少しツンとした部分を味わえながらも素直な女の子の可愛さも味わえる、、、っていうのが実に素晴らしいです

行為のシーンも高クオリティでして食べながらする、という変態性(笑 だったり
胸の揺れ方、形の変わり方にリアリティがあって中々に興奮出来ます
構図もダイナミックで素晴らしいですし
自らクリオナをしながら男性自身をむさぼるようにほおばって出させるシーンが特にツボでしたね
またここでもむにゅっと柔らかそうに形を変えている胸の描写がほどよく官能的でグッと来ます
繰り返しますが成年誌っぽくない、いかにも清純そうな小麦みたいな娘がこうだからこそより興奮出来る隙間がある
痛さに少し涙目になって女の子らしい手の動きを見せているカットとか細かいけど良い仕事されてるなあと
何気に大きいおしりにも注目です
最後の天真爛漫そのものな笑顔にも癒されてしまう、
性的さ加減は往々にしてありながらほのぼのとした要素も楽しめる傑作だと思います。



いじめてあげる

moggさんのファンになった決定打のような作品
再三書いてますけど今作で一番好きな作品であり一番好きなヒロインです
ちょっと小悪魔的で、意地悪で、でも誰よりも修司くんの事を深く想っている柊理奈という女の子が大好きです
不器用だけど自分の気持ちを伝えたくて、実は自分の事を思い出して欲しくてわざと意地悪をしていた理奈ちゃん
でも本心では7ページ目ラストカットのように本当は修司くんの事が好きで好きで堪らないんですよね
だからこそ素直になれない修司くんに二人の関係性を否定された事が辛かった
だから涙を流した、
そんな強いようで実は脆くもある彼女の儚さに惹かれている節はご多分にあるのかもしれません
取り敢えず、この子の可愛さとこの子のいじらしさを伝えたい、この子を守りたいって気持ちが自分にはありました
それくらい個人的には魅力的で読んでいると少し泣きそうになってしまうくらい感情移入してしまったヒロインですね
また後半のシーンがとってもドラマチックに転化していく~という構成も好きでリアルタイムではかなり惹き込まれてしまいましたね

今こうやって長々とこの子の魅力や物語の好きなポイントを挙げていきましたが
本当は理屈じゃなくこの作品に流れている雰囲気だったりキャラの心情描写が好きなだけ
読んでいてグッと来るだけ、なのかもしれません
この柊理奈って子は有り体な小悪魔キャラだと思わせといて実は物凄く繊細だったりビビりだったり素直だったりもする、
そういう不器用さだったり危うさ、そして人間味が個人的に大好きでずっと心に残るキャラクターだなあ、と
そんな風に自分の中で強く思えるようなヒロインに仕上がってるのが何より嬉しかったですね
女の子の意地悪な部分と可愛らしい部分が上手く混ざり合っている絶妙な塩梅かと
ちょっと涙目になりながら「責任・・・とってよ」と修司くんに告げるシーンとか最高です
きれいな笑顔で「もう絶対許さないから」って優しい表情を見せるラストシーンも青春色全開でもう最高ですね
物凄く良い気分になれますし甘酸っぱい恋愛の旨味が出まくっていてこの本でも随一にお気に入りのシーンになってます
この漫画は成年漫画である以前に美しくいじらしい青春ものとしてまず大好きな一作です、と自分の中では言える作品です。
理奈ちゃんは何度も書いてるように不器用だけど、本当は修司くんに自分の魅力に気付いて欲しい、
また構って欲しい、繋がりを持ちたいという感情も水面下であったのかもしれません
それを想うとやっぱり気持ち泣けるなあ・・・って個人的には思いますね。
修司くんはそんな理奈ちゃんを大切にしてあげて欲しいです。
いつか結婚とかすればいいのにな!なんてね。

しかしキャラデザも仕草も本当に可愛くてそういう面でもお気に入りですね
ツインテールはツンデレに似合うとされてますが小悪魔系にも似合うなあ、って発見しましたね
そしてキャミソール姿で玄関まで出てきたりするお茶目さや性的悪戯で修司をからかう前半の官能っぷりが最高でした
これは初めて読んだ時衝動的にお世話になってしまいましたがお風呂場の色っぽい表情だったりベッドで思いっきり拡げたり
ホントに助平な仕上がりになっていて何度読んでもイイですね
追いかけて来た修司くんを眺めるニヒルな笑みだったり、
意外と大きなおしりだったり多角的な可愛さを出す事に成功しています
後半の行為は行為で想いの通じ合った情熱的な仕上がりになっていてこれはこれで愛情があって良い
金網で形を変えているおっぱいがちょっと生々しくてそれも良かったです(笑
子供時代のやりとりの描写もコミカルで面白かったりやっぱり大好きな作品だな、と。



Lonely Cat

まず、初っ端から居候させてもらってるおじさんに手籠めにされている
関係を持っている~それも二人も、ってところからしてなんか燃えますね(何
それも主人公の方、栞(女主人公)に至ってはmoggさんにしては珍しく超グラマーでデカ尻っていう
物珍しさもあってこれもまた中々お気に入りの作品です
二人を手籠めにしてる性生活って題材も良ければ、デカ尻を露わにしつつ部屋で熱心にクリオナをしている栞
そしてそんな栞のおっぱいをテクニカルにイジって良い具合に形がエロティックに変わっていく描写は男性的にグッと来ます
更に危ない日かも、という背景も手伝って益々興奮出来る仕上がりになってたり
妹の香奈は香奈で扇情的に栞の体をいじくってたり
それでも行為を望む栞の官能性と表情、格好が堪らなかったりといたれりつくせりの構成になっているのが素晴らしいですね
物凄くリビドー描写に長けている作品になっていますが姉妹の関係性が面白かったり葛藤しつつも官能を望む栞が可愛かったりと
きちんとキャラクター自体も楽しめる漫画になっているのが何より良いかな、と。

生々しく形を変える栞のおっぱい、
そしてそんな姿に嫉妬して余裕を失くして愛を求める香奈
最後は二人して男性自身をむさぼる着地含めて思い切りリビドーやキャラに浸れる作品になっていて大満足です。
っていうかおじさんがうらやま(略)

グラマーとまな板って組み合わせも最高ですよね。そういう部分も含めていたれりつくせり、です。



目隠し☆ロック

熱心なFの描写から始まる本作
バンドやってる可愛らしい先輩と関係を持つ・・・っていうのも中々イイもんですね
そもそもロックと性は元々相性抜群ですからある意味もっとやるべきテーマ、とも言えるかと(本当かよ)
でもそんな風にハードロックやってるくせに実はウブな照れ屋さんってギャップが設定を活かしてて素敵な作品でした

先輩はルックスだけ見れば帽子が似合うような幼さの残るキュートな女の子ですけど
正直観た目からは性の匂いがしないくらい可愛さ先行の女の子ですけど
でも、脱いだら柔らかそうなおっぱいはむにむにと形を変えるし
おしりも良い具合に大きくてエロティックだし
夢中になってFを行う姿はものっそい官能的だしで、それが物凄いなあって読むたびに思います
ぶっちゃけ普段の姿からは全然性的な雰囲気ないのに、だけど脱いだらきちんと男性的にグッと来る生々しいボディ
この辺が実にmogg先生マジックというか、自分がmoggさん大好きな所以がストレートに詰まっている傑作だなあ、と改めて
紅潮顔を見られたくない、という実に女の子らしい可愛らしさがありますけどロックやってる描写があったからこそ余計にそう思える
最後はそれが興奮に繋がっていく顛末含めてよく出来た作品だと思いますね
自分では醜い、可愛くないと思っていても
相手がどう思うかは別の話
それを思い切り男性自身の状態含めて肯定してもらった事で先輩の豊かさや自信に繋がったんでしょうね
そういうちょっとしたドラマにも注目して読むと尚良い感じに読めると思います

あと、女性器の作画が他作品に比べてリアルに感じられます
その点も含めて生々しさがあって最高ですね
そんな女性自身にたっぷりと入る描写もまた興奮出来る仕上がりで良かったかなと
最後の満足してるような先輩の安らかな表情が印象的だったり繊細な部分でも優れていますね。

にしてもmoggさんはクリオナさせながらFさせるのが好きだなあ(笑
ま、私も大好きですけどね。ええ。



ネムリヒメ

これはmoggさんお得意の真っ向からの思春期もの!ええもう大好物ですよ(笑
ラブレターもらって素っ気ない振りをしつつも部屋に戻ってちょっと浮かれるとこなんてもう最高じゃないですか
moggさんは色気のあるシーンを描くのも大得意だと思いますけど、同じくらいニヤニヤシーンを描くのも大得意なんだって
この作品が証明してくれてますね
それも、行為のシーンでもそのニヤニヤが初々しさという形で炸裂してくれていて
この作品に限っては最初から最後までリビドーメインっていうよりは初々しさ重視の思春期ものとしてやり抜いてる感があります
そしてそのある種ノスタルジックな感じが自分の好みド真ん中で読んでいて面白く気持ち良かったのかもしれません

行為的には女性自身に突き射すシーンのドアップだったり、
フィニッシュの女性自身を前面に寄せた大胆な構図だったり割とダイナミックに情熱的に描けてる印象
でも一番官能的だったのは最後の裸のままキスを重ねてるところですかね
そして最後の照れながら好意を示す姫草さんの描写はですね!
なんかこういう青春過ごしてみたかったなあ・・・って思えるのがいいです
ついでに書くと告白された姫草さんが主人公、彼女視点で物語が進んでいくのも良い意味で乙女ちっくな感触もあって良かったです。
私は成年漫画で「しか」描けない思春期感、青春も絶対あるよね。とこういう作品を読んでいると強く強く思いますね。
行為含む内容だからこそ表現出来る初々しさや少年少女らしさも間違いなくありますからね。

背中をさすって快感を高めるっていうのも燃えた(笑
姫草さんも表情や反応が豊かで見ていて飽きないキャラですね。



肉体コミュニケーション部

肉体コミュニケーション部・・・要するにセッ●ス部ですよね(笑
一人で勝手に男子たちを手籠めにしてたと思ったら、最終的には女性自身とお尻にダブルでinしちゃって
でも個人的にそういうの嫌いじゃないのでそれはそれで良い具合にまみれていて良かったと思います
この先輩も見た目だけ見れば割と普通の女の子ですがやってる事は大胆なのがイイですね
ちょっと小悪魔的で時折暴走するそのキャラ付けが秀逸な作品でした
この頃は少し素朴っちゅうよりは漫画的な絵柄でもあるのが新鮮ですね。



危ないおんぶ

またもや最高の作品ですね
何が最高って言えばこの漫画もまたヒロイン力がべらぼうに高いっていうか
一見おとなしく、そして少し幼さの残る顔付きであるのに関わらず体操の衣装が映えるセクシーな体付きがギャップあって凄いです
顔に似合わず大きくむっちむちなお尻の時点で素晴らしく、グラマーではないけれど発育のよさを感じさせる良い具合の胸
ちょうど食べごろになりつつある発展途上のおいしさと確かに女を感じさせる色っぽさが堪りません
また前述のように顔付きだけみればそういう主張を感じさせないとても清純で若々しい可愛い女の子なのが更に興奮に拍車を掛けています
性格も極めて純朴で素直で、明け透けに他人を信じちゃってる汚れのなさが眩しく映る印象でかなり好感度が高いです
キャラデザ、色気のある体の表現が良ければ性格まで抜群に良いという正にベストに近いヒロイン像ですね
それもあって今作では「いじめてあげる」の次にお気に入りの作品になってます
まあこの本は大抵が傑作だと思ってるのでそんなに明確な差異はなかったりもするのですが(笑
そう感じるくらいに良く出来たヒロイン像だなあ、って思うという事ですね。

官能的な意味でも最高の作品です
もう何度お世話になったか分からないくらいお世話になってますが
そんな無防備なあゆみちゃんに思わず欲情してしまうおじさんとの秘密の情事
まず体操の衣装、ピッチピチのボディラインをおんぶするって時点でもうたまらないんですが
適度に膨らみつつある胸とセクシーなおしりのダブルパンチでおじさんの気持ちもよく分かりつつ(笑
やや背徳的な雰囲気だったりおんぶしながら女性自身に手を掛け触りほじくる性的描写、そしておもらし・・・と
どんどん描かれる情事の様子が兎角刺激的で読んでて非常に気持ち良いですね
またお尻も女性器もやたら肉感的なのが余計にグッと来ます
「ほじっちゃ・・・やだぁ!!」というセリフもとても官能的でキてるなあ、と何度読んでも思います
その興奮を引きずったまま少女の体に触れていじってそのまんま行為に突入する流れも実に臨場感たっぷりで良かったですね

あゆみちゃんの不安そうな表情だとか、いきなり肌を重ねてくる事に対して怒ってる表情だとか、
それでもずっと見てた、って発言に影響されて最後は照れながら「おじさんの・・・バカ・・・!」って思う描写だとか
背徳感を漂わせつつも最後はあゆみちゃん自身も感じてちょっとツンデレっぽい反応を見せるオチ等堪らなかったです
今振り返ると潜在的におじさんの事が好きだったのかもしれないですねえ
柔らかそうに形を変えるおっぱいに、女性器に男性器を体操の衣装の中から押し付けるエロティックな描写
ディープキス、挿入シーンに於けるドキドキ感と迫力、生々しい女性自身の作画にどさくさに紛れての告白でヒートアップする情事
涙目になりながらも感じちゃってるあゆみちゃんの表情などなど行為のシーンも行為のシーンで逐一素晴らしい出来栄えでした
何より最後まであゆみちゃんの一番のセールスポイントであるお尻推しだったのがとても良かったですね
最後の再びちょっとイジられながらおんぶされてるシーンもまた刺激的で、でも不思議と通じあってる気もする
その絶妙な塩梅もまた良かったと思います

シチュだけ考えれば少女が官能的に手籠めにされるお話なんですが、
でも最後まで読むとちょっとした愛情も感じられる仕上がりにもなっているという
単純なようで実は一筋縄では行かない作劇として成立しているそのセンスもまた好みな一作です
何気にあゆみちゃんとおじさんの関係が続きそうな予感がするのも実に良かったですね。
この二人個人的に理屈じゃなく大好きなので(笑



トイレ☆パーティ

リビドー的な意味では今作のトップに位置する作品ですね
トイレで性欲処理の乱交が行われるという問答無用のシチュエーションや、ダブルヒロインなんですけど
片方は男根で遊ぶくらいに積極的でエロティックで片方はウブだけど破廉恥な行為にドキドキもしている涙目のヒロイン・・・っていう
二人のバランスや対比が秀逸でそれは「Lonely Cat」でもそうだったようにmoggさんはそういう配置が上手いんだなあと思える節がありますね
でも前者は前者で顔付き自体はそんなに所謂ビッチっぽくはない素朴な可愛さがあるのがまたこの作者らしい長所であります

兎角背徳的なシチュだったり突き抜けた性描写が印象的な作品ですが
きちんとキャラ付けも行っているお陰で官能的であると同時に「可愛い」って感情を抱けるのが実にいいなと思う
その場で自慰行為の対象になったり対処したり、体を使ってご奉仕したりととても興奮出来る内容ですが
ヒロイン達はヒロイン達で自慰行為をしたりそんな状況にドキドキしてたりする塩梅が良いですね
上山さんの大きくてもっちりしたおっぱいの描写から
下川さんの男根を使って遊んでいるとてもエロティックな描写、
今作でもまたクリオナしながらFするたまらんカットがあったりとmoggさんのストロングポイント出まくりの一作です
乱交のタガが外れるような刺激や興奮、段々と夢中になっていく上山さんのドライブ感を含めて最高にお世話になれる仕上がり
しかも再三書いてるようにとてもそういう女の子には見えない純朴そうなキャラデザもまたそれを手伝ってくれてます
最後は二人がクリオナしつつ男たちがアナルに向かって精子の的当て遊びをやったりとなんかもう・・・相当キますね
最終的には完全にハマってしまった上山さんが終始性的に形を変える大きなおっぱい含めて最高でした。

でもなんか、絵柄のお陰でそんなにキツく感じないバランスも素敵だなあ、と。
これもまた最高の作品です。間違いなく。



はみコス

有り体なコスプレものですが、
最後に不知火舞のコスプレをしながら行為にいそしんでいるのがイイですね
最終的には男の方もコスプレしちゃってる良い意味でのバカップルっぷりが微笑ましいです(笑)。
あの衣装ってやっぱ相当エロティックですよねえ。



溜まり妻

物凄い初期の作品だけあって表情も色気も雰囲気も何もかもが今とは違いますね
ただ奥さんは可愛いですしコミカルで明るい作風も意外と悪くないです
ファンなら読んでてちょっと楽しいはず・・・と思います
これはこれで違い過ぎてて面白い(笑



Sの小部屋

これも初期っちゃあ初期の作品なんですが、
扇情的なアプローチだったり言葉責めの気持ち良さだったり
意外とお世話になれるくらいの官能的な雰囲気もあって掘り出し物的な一作になっています
絵柄や色気に関しては上記の傑作群と比べると低い方ですがこれはこれで興奮出来るセリフ回しが冴えててとても良いというか
後々に繋がる片鱗も感じられて実はそれらに負けないくらい良い作品になってたりもしますね
「見られる快感」を突き詰めたこの作品らしいオチも見事でした。こういう背徳感も刺激的でいいですね!



僕のリカちゃん先生

いかにもインテリっぽい眼鏡の先生なのにも関わらず生徒よりも小さい、
チビッ子先生っていうキャラ付けと、それに加えて全然頭の良さを自慢してない素直な性格がとっても可愛いです
そしてこの作品の肝は過激なAVを観た後だからかそれに影響されて梨香ちゃん先生がやたら男性器の名前を連呼する事ですね
それによって淫乱じゃないのに淫乱っぽい雰囲気になってる本来の性格とのギャップが読んでて堪りません
しかも最後はそんな興奮気味の気分に浸ってしまった事をちょっと恥じらう表情もあったりと
締めも含めてアイディアも含めて良かったなあ、という印象です
こんな可愛らしい先生がいたらいいなあ(笑
梨香ちゃん先生もかなりお気に入りのキャラです。先生と生徒ってシチュも大好物ですね。デートとかしたらニヤニヤものでしょう(笑)。











描き下ろしの口絵も素晴らしく、
唯一?太めの眉毛の女の子の官能的な姿だったり
「目隠し☆ロック」の先輩のカラーイラストがあったり
描き下ろしのカラーイラストだけで表紙裏表紙口絵口絵裏折り返し2点と6枚もあるのがサービス精神旺盛でいいですね
更に表紙裏には全漫画のヒロインのイラストが描き下ろされていたりファンにとっては物凄く嬉しい仕様だったのを思い出します
今の画風で描かれた梨香ちゃん先生随分美人になってて可愛いな、と思ったのとあゆみの仕様に笑った(笑
イラスト付きのあとがきもありますし細部に渡って楽しめる仕上がりになっているかと思います

全体を通してどの女の子も素朴で可愛くて、清涼感があるのに体はきっちりと艶っぽくて肉感があり
そして行為の内容も大胆な官能的側面があって実に素晴らしい一冊だと心から思います
何より思春期を感じさせる描写の数々がとみに読んでて気持ち良く、
その意味でとても個性的な作家さんでもあるなと
今回またガッツリ感想を書いてみてそう深く感じられたのでした。「肉体コミュニケーション」、大好きです。
いちファンの想いを込めて。



SHIROBAKO 第3話「総集編はもういやだ」 感想

2014-10-24 | SHIROBAKO
みゃーもりは表情・仕草が豊かで本当に可愛いなあ(笑








今週も密度の濃い内容でめっちゃ面白かったです
このアニメの何が面白いって真剣である事は真剣なんですけど、適度にみんなだらしない部分があって
凄く人間味溢れるっていうか・・・そういう部分を抱えつつもやるときゃきっちりやる、っていうのがリアリティあると思うし
ちゃんと「人」を描く気のあるアニメのひとつだなあ、と個人的に観てて思うんです
変に美化しすぎてたり聖人のように描かず今を生きる一人の大人として個々を描いてる気がする
だから観ていて凄く気持ちが良いのかなあ、ってこの3話を何度も観返していてそう思いました。

とりわけ「先輩」に対しての尊敬だとか頼りになる姿勢だとかが今週はじっくり描かれていた気がします
みゃーもりはみゃーもりで一生懸命だったんですけど矢野エリカさんのスマートな仕事っぷりに比べると随分とテンパってましたよね
それはまだ新人、不慣れである事ってよりも必要以上に責任を感じてしまってそのプレッシャーにより追い詰められてたんだと思います
みゃーもりは生真面目な部分があるから自分のせいで、自分のせいでってどうしてもなってしまう節があるけれど
でも結局その話数の進行を現時点で出来るのは宮森あおいただ一人だけ
そんな宮森あおいが崩れれば何もかもがダメになってしまう
それはチームとしては最悪の結末
だから、逃げ込んだり塞ぎ込んでる暇があったら今自分が出来る事を真っすぐに行った方が良いし
自分一人ではどうにも出来ないならみんなを頼ってよりかかればいい、何よりもダメなのは自分の責務を放棄することだと
そういう大切な事を教えて半人前のみゃーもりを支えてくれた矢野先輩はマジで格好良かったと思います 正に姉御肌キャラですね(笑
いつか彼女の教えだったり姿勢がみゃーもりに受け継がれて後輩に影響を与える瞬間も観てみたいな~と
そんな風にも思えた良回でした。最後まで一生懸命頑張ったからこそ間に合った今回の納品―
過程を詳しく描いているだけに着地も含めて感慨深い仕上がりになってたと思います

ただ、半人前は半人前でしたけどみゃーもりはみゃーもりで物凄い頑張り屋さんですよね
作品の完成の為に一生懸命奔走したり、根詰めてまで思考して毎日頑張ってたり、神経すり減らすほど献身的に進行に努めたり
不器用なのは正直よく伝わって来ますけど、それと同じくらいやる気だったりアニメ制作に対する熱意も伝わって来て
個人的に凄く応援したくなるキャラクターだなあってしみじみと感じます
好きな人の絵にワクワクしたり、
先輩の頼れる言葉に素直に頷く姿とか
やっぱり色々な意味で純粋で可愛いキャラだな~と今週も観ていて深く思いました
また意外と表情も多彩ですしおしりを叩かれてひゃっとする場面だとかリアクションも中々面白いです
そういう部分も含めて、てんやわんやする未熟っぷりも含めて観ていて飽きないキャラクターですね(笑


色々とみゃーもりがお叱りを受ける部分はあったけれど、
結局は「えくそだすっ!」の4話がクオリティアップしたのはみゃーもりの一押しのお陰なんですよね
まあその所為で色々混乱したとも言えるけど(笑 ただ、それによって4話がより感情移入出来る仕上がりになったのもまた事実
結果的にはそれぞれのスキルアップや見直しに繋がったと思いますし今後この作品の評価を上げる為に必要な過程だったな、とちゃんと思える
確かに物凄く苦労はしたけれど、それに見合うだけの対価や手ごたえはあったんだ―
っていう顛末、作劇になっていたのが見事だったと思いました
よりキャラを緻密に描く為に、キャラに命を吹き込む為に自ら魂を削って作業に入り込む
そんなアニメ職人たちの生き様が反映されていてその意味でも凄く面白かったと思います

また、視聴者としても確かにリテイクした方のあるぴんのが良いと思えるのが流石でしたね
最後のあるぴんを観てから最初のあるぴんを観るとちょっと平面的っていうか感情が伝わって来ないんですよね
その意味でもこの4話を完成させるまでに掛った過程は無駄じゃないし、
またそんな過程があるからこそあのシーンが尊くも思える
本当にアニメの名シーン名カットっていうのは様々な人々の努力と汗の上に成り立ってるんだなあ・・・とよく分かる内容だったかと
少なくともこのアニメを観る前と観た後じゃちょっと見方が変わりそうなくらい個人的に影響を受けそうです
「とらドラ!」の殴り合い回とかもきっと尋常じゃない苦労があったんでしょうねえ。

より納得の行く、みんなが「いいじゃん」と思える作品づくりへの道程
そういうものが垣間見れた気がします。
このアニメ、面白いです。
そして絵麻ちゃんも先輩の作業に感銘を受けてたので彼女の成長も観てみたいですな
ちょっと引っ込み思案な絵麻を密かにリードするみゃーもりの描写もまた良かったと思います
そんな同級生が来週は集まって現状報告するっぽいので来週の内容もすっごく楽しみにしています!
想像以上にキャラに感情移入出来る類のアニメになっていて個人的に嬉しいですね。













しかし矢野エリカさんはルックスだけみれば幼くてそんなに頼れそうな感じがしないのに
実際はめちゃくちゃ頼りになる姉御、っていうギャップが堪らないですね
みゃーもりに厳しくしつつ、時には守ってくれる本当に良い先輩。
期待通りにすくすく成長するみゃーもりの姿にも益々期待してみたい。





多少厳しさを見せつつ、本当は心優しい女性なんだなと視聴者に思わせるキャラ描写がイイです。



ヤングジャンプ 2014年47号 感想(ボクガール39話 ほか)

2014-10-23 | ヤングジャンプ感想










今週は2週間ぶりのボクガール掲載!!今ちょうど良い展開なのですっごくワクワクしていました
それと先週触れた「剣光妃」はとなりのヤングジャンプに移籍だそうです 番外編が物凄く官能的だったので期待してたんですけどね。

しかしまあ今のヤンジャン連載陣はかなり充実してますよね
正直この号もツルっと読めてしまったというかスムーズに楽しむ事が出来るバランスの良さが備わっています
昔よりもグラジャンや他の青年誌との住み分けが上手く出来ている感覚がありますね
良い意味でオヤジ臭さが減って少年誌との「中間」を取れる布陣になってます
木曜の確かな楽しみになっていますね。









☆ボクガール #39 ボクのニセモノ!? 

あの、今週、すっごく面白かったです(笑)。
なんでしょう、今まで主人公である瑞樹の掘り下げは大分行われてきた感覚がありますが
その反面猛の心情云々に関しては割と断片的に描かれてきたもののここまではっきりとした形では描かれてなかったと思います
具体的に書くと藤原さんと仲良くしている事に関しての軽い嫉妬と本当に瑞樹の事が好きなんだ、という気持ちですね
要するに瑞樹を想って悶々とする猛がすっごく可愛くて男なのにちょっといじらしさがあるな、って(笑
元々猛は男から見ても男らしく物凄い良いヤツ~って印象があるからこそそういう風に思うんでしょうね
猛の素直な恋心は描かれてるようでまだはっきりと描かれてはいない印象もあるのでその意味でも今週の内容は個人的にツボでした
またこの猛も難儀っちゃあ難儀な局面に立たされてますねえ・・・(笑

久々のロキさんのいたずら&デフォルメカットも可愛くその点でも良かった今回
しかし後半の展開に関しては更に俺得も俺得っちゅうか、まさかの猛の潜在意識なのか?(笑 瑞樹との同棲生活の夢っていう
非常にありがたい上に、正直衝動的にお世話にもなってしまったレベルの官能的であり甘々なシーンの連続で物凄くニヤニヤしてしまった
まず二人ほぼ裸に近い格好で寝ているっていう時点で堪らなかったんですが(笑
色々妄想捗るよなあ・・・とか感じつつ
猛の反応も面白くて(笑
こういう場面でもやたら生真面目な奴だなあ、とか思ったんですが
遂に夢・妄想の中とは言えタガが外れちゃって二人キスするシーンに関しては性的で素晴らしい、でもそれ以上に
猛の押し殺していた「本心」がちょっと垣間見えるようなシーンとしても描かれていてその意味ですごく面白かったんですよね
それはやっぱり前述のように猛が男でも良いヤツと思えるような魅力的なキャラクターだからっていうのもあると思うんですけど
このやりとり・・・っていうか夢が現実にどういう影響を及ぼすのかを含めて今後の猛がとっても楽しみです

それにしても夢とはいえ「チューして」と迫る瑞樹の可愛さ、そして艶っぽさは半端ないですね
本当に元親友同士でキスをしてそのまま行為に突入するのかっていう生々しさのある流れは男子的興奮を促されざるを得ませんでした
見てる方としても色々妄想しちゃってたまらなくなるような正にドンピシャの妄想描写だったと思います
しかも締めに本来の瑞樹が夢の中に登場して猛を軽蔑する、という流れも違った意味でグッと来てたまりませんね(笑
それはそれで泣きながら非難する瑞樹が可愛いっていう。
ここ最近は藤原さんの可愛さも再発見出来るようなエピソードが続いてましたが
今週分を読んで改めて瑞樹ってキャラデザ・性格ともにベストに近いヒロイン(主人公でもあるが)なんだなあ・・・って実感出来ました
普段が普段な分こういう風に夢・妄想の中なら自由に動かせますし良いアイディアだったと思います
まずありえない雰囲気の瑞樹とラブラブちゅっちゅっていう神懸った内容に拍手!ですね
お話としても猛のパーソナルな部分が少し覗ける出来栄えで素晴らしかったかと
次週の内容がすっごく楽しみだわ(笑

2週間ぶりだけあってフルボリュームで楽しめる仕上がりでした
今後益々愉快な事態になりそうな予感もありこれからの「ボクガール」にも期待大!です
今連載中のラブコメの中でも特に面白い、好きだなって思える漫画のひとつ。

しかし瑞樹の可愛さはホント天井知らずだな!!



☆リクドウ 第25話 影のコーチ

やっぱりリクは性がトラウマになってたか・・・
そりゃあ、あんな事が連続であったんじゃ正直無理もないですけど
いつかそれを克服出来る日は来るのかな、、、って事で苗代ちゃんに懸る期待はデカいです
現時点じゃそんな素振りどころか苗代ちゃん自体が距離を感じちゃってるレベルではありますけど
それでも幼少からずっとリクの事を想い続けてたんだからいつかは成就して欲しいものですね
苗代ちゃんがリクに本当の意味での恋だとか愛だとか、そういうピュアな感情をいつかは与えてやれればいいな。

一方、次の対戦相手はリクが憧れ続けている所沢さんに指南を(結果的に)受けている石蕗って事で
前回の対戦とは違って相当厳しい戦いになることが予想されます
何より彼には彼で秘めたるドラマがありそうなので、
試合自体が盛り上がりそうです
そしてリクのファーストキスを奪ってしまった彼女が石蕗の恋人・・・という事でそれがどう作用していくのかも楽しみ
この漫画を読んでいると社会的に底辺と謳われるような人々でも必死で生きているんだ、というテーマを感じるのが良いですね
壮絶な戦いになる事を期待しています。そして苗代ちゃんの再登場を求む!











◆もぐささん

コミックス3巻の感想書いたのでそっちもよろしくです
2週間ぶりですがフードファイトという今までなかった展開になってますね
その中で彼氏と勘違いされる描写もあったんですがもっともっと意識すればいいのにな、と(笑
でも大食い競い合いの過去を知られて恥ずかしがる百草さんは可愛かったなあ
良い具合にかき乱し要員になってくれる事に期待。多部さんにはね。

ハロウィンのカラーも賑やかで楽しい。けど、百草さん二つもかぼちゃの箱持ってるところが「らしい」ですね。
それでも足りなそうだけど(笑)。



◆ゴールデンカムイ

アシリパさんの言葉が複線となってピンチ回避!
ややグロテスクな描写も目立ちましたが小熊の行く末の描写で少しコミカルさも備わってましたね
果たしてチタタプになる運命なんでしょうか・・・彼女のその後も含めて益々来週が気になりますね
確かにコンビではあるけれど、山の仕掛けや動物に頼れば危機も回避出来るっていう逃げ道があるのが読んでて面白いです
タイトル通り確かに「博打」でしたが説得力のある顛末で満足ですね。腕の杉元と知識のアシリパさんでこれからも健闘してもらいたい。



◆しらたまくん

「寝部」・・・ねぶ、って口に出すと結構良い感じなんですけどね(笑
しかしある種夢のような部活ですね。読書部に強烈な拒否反応を示す葵も面白かった。



◆くいらく/マドカマチコ(読切)

村上よしゆきがいるのに落語漫画載せるヤンジャン編集部のドSっぷり(違
しかしこの漫画素人でも色々と落語の事がよく分かって面白かったです
うどんとそばの違いとか、分かってたけど深い世界なんだなあ。

こういう若くてチャキチャキした娘が落語っていうのもいいもんですね。



◆極黒のブリュンヒルデ

村上いい男やね・・・バスの下りが凄く苦悩してる雰囲気出てて良かったです。














巻末コメントの「ラスボスといえば誰」って質問、ドラクエのラスボスがまんべんなく出てて面白かった
クッパも多かったですが、そんな中で「Dr.ワイリー」って答えてるリクドウの松原さんとは握手したいです(笑顔)。

ショート読切の「スウィートツイート」も安定してて面白かった。
ああいう周りの目を気にしちゃう美少女キャラって好みです。

シンフォ二ア/ランクヘッド

2014-10-22 | シングル感想










先日、ランクヘッドのメジャーデビュー10周年記念ツアーの千葉公演に参加してきたわけですが
それはそれでもう凄まじく良くて未だにあの日の熱量やもらった感情を心に留めて生きている現状もあるんですが
その後他会場のセットリストを眺めていると毎回全然違うというか、この曲演ったんかい!っていうのがザラにあるわけです
で、ここまで違うんなら行ける所なら行っときゃ良かったなあとプチ後悔も何度かしたんですけど、
ただ振り返ると千葉は千葉でそこでしか演ってない曲があって
そこでしか生まれなかった熱量が確かにある
それは抽象的なことではなく、具体的に千葉ならではの盛り上がり曲があったという事なんです
他会場のセットリストを見てちょっと羨ましく思うと同時に、「でも千葉だって凄かったよ!」とはっきりと言える気持ちもある
今現在行ってるツアーはそういうツアーであるわけで、素直に他バンドでは中々出来ないツアーをやってて凄いなあ、と思います
だって千葉と埼玉で演奏曲が全然被ってない上に他も同じ仕様ってあんまり類を見ないですよね(笑
今更そういうツアーに参加してきたんだなあ、と感慨深い気持ちになっている今日この頃です。

その千葉公演でライブ会場限定のシングルという事で購入したのが今作「シンフォ二ア」
新曲である表題曲と下北沢旧北口前で演奏されたという小高芳太朗弾き語り音源が4曲も収録されている力作になっています
まず「シンフォ二ア」の方なんですが、これはちょっと色々考え過ぎな人々にとってある種の助けにもなるような
聴いた後肩の力を抜いて素直に笑ったり幸せになろうって思えるような精神救済ソングに仕上がってます

正直私の場合、嬉しいな、ちょっと幸せだなって思ってもその場ですぐ不安になってしまうというか
失ったり嫌われたりその他いろいろこじらせた時の事を考えると素直に笑えない節があります
でもこの曲は、そんな風に複雑に考えたり自己否定に逃げる必要もなく
今自分なりに頑張って生きれてるのなら、生きていくのなら
それだけで救われたって良い、認められたって良い
本当はそんな風に歩いた分だけ頑張った分だけ救われていいはずなんだ、っていう
建て前では表現し切れない奥底に眠っている(はず)の感情を呼び起こさせるような楽曲に仕上がっています
そしてそのテーマ、メッセージを胸に沁み込ませて聴き手としてもちょっと楽になれるような・・・
私個人的にはそういう作用のある楽曲だと思いました。 有り体でも、人並みでも、後ろめたさを感じる必要なんて決してない
そもそも「生きる」ってだけでも脱落者が出る人生をここまで生きてこれてるんだから、何の後ろめたさもなく笑っても許されるんだ―
という、今まで誰かが歌ってそうでその実あんまり歌われてないテーマを堂々と歌い切ったアンセムだと思ってます
キラキラしたアレンジも想いのこもった歌声も、ライブの光景を想起させるサビの歌詞も含めて美しく仕上がってる一曲だなあ、と
そんな風に思える会場限定シングルです。


また弾き語りの音源も良くてですね、「三月」「歌いたい」「はるなつあきふゆはる」「月と手のひら」と
絶妙な選曲の4曲が入ってますが小高芳太朗の声の力強さと気持ちのこもったギターサウンドでもって
バラッド主体なんですが気持ちは熱く聴けるライブ音源になっていると思います
特に「三月」の沁みるように歌われる歌声は是非聴いてみて欲しいですね
MCもちょっと入ってるので臨場感的にもおススメです

このライブ音源は埋め合わせの為に詰め込まれた、っていうよりは凄く大事な瞬間を切り取ったっていう感触になっているので
ライブ音源だからといって軽視の出来ない良い具合の雰囲気を味わえるシングルにもなっていると思います
ある種原曲以上に素の想いが伝わってきたりもする中々の好カップリングだと感じましたね。













今のランクヘッドは一曲一曲を大切にしてるのがよく分かるし
それと同じくらい聴き手の事もしっかりと大切にしているバンドだと思います
冒頭ツアーの事を長々と書いたのは、今のランクヘッドのライブは本当に面白いから是非観て欲しいって気持ちもありました
そしてちょっと気持ちが楽になってそのメッセージ性に気持ち助けられるこのシングルを手にとってみてくれれば。
次のアルバムの核になるべき新曲だと思います。