サブカルチャーマシンガン

自分だけの「好き」を貫く為のブログ。

【一粒300メートル】[アニメ版]だがしかし 第4話 感想

2016-01-30 | だがしかし(アニメ)
                                     
珍しいポニテほたる。










ふがしの思い出・・・
は、あるようでないですね(笑
子供の頃はふがしってあんまり進んで食べようとは思わなかった
ちょっと地味だし、渋いし、魅力、、、というか美味しさを理解出来たのも成長してからですし
作中でも「女性のダイエット食云々~」と語られてましたけど、そういう意味じゃ大人の駄菓子とも形容出来るような・・・
いや、これはあくまで個人的なふがし観でありみんながみんなそうって訳では全然ないんですけど
でも、「意外と」食べると美味しいのもふがしの魅力ですよね・・・何より安いしね(笑

作中では「効きふがし」をやってましたけど、
考えてみれば確かにこれはテイストがいっぱい出ている駄菓子じゃ無理な事で
基本黒糖と大体が決まっているふがしでなければ出来ないイベントでもある、、、という事も言えるんですよね
その意味じゃ上手いなあ、というかね。正直かなりマニアックな内容でもあったと思うんですけど(笑


こういうデフォルメ本当可愛いなあ・・・。


ただ、俺は“ファン”ではあるけれど、“マニア”とか“オタク”の領域には行けてない人間だと自分では思ってるんですよ
それは結局自分よりも全然詳しくて知識量もあって、何よりも記憶力に優れている人間がごまんといることがネットをやってるとよく分かる
いや、現実でも「はあ」って唸らされる人が沢山いるのでそれもあって「まだそこには辿り着けてない」という感覚があるのだと思います
だから、この二人みたいな、、、
凄く些細な事で種類を判別出来るマニアックさというか、
うん、なんか一つのものを純粋に極めている様を見ていると正直憧憬に近い感情もあるんですよね
それは俺が駄菓子好きになりたい、と思っているとかそういう事ではなく、その姿勢というか有り方というか・・・
まあ、ちょっとした憧憬を抱くと同時に「あそこまでマニアックにはなれない」って諦めの気持ちもあったりするんですが(笑
それもまた駄菓子云々だけの話じゃなく、ね。

でもなんか、ふがしに関して無知な自分でも
この種類は端っこがちょっと大きい的なアレには「ああー分かるなあ」って思える辺り流石というか
着眼点がいちいち良いなあ、というか・・・笑 似てるようでも、全部同じ様に見えても
実際に食べると本当はその細部は違っている(はず)ですもんね。

そういう部分にも気付いて欲しいなあ、ってお話でもあったのかもしれません。無論個人的な捉え方ですが。
〇〇なんか全部同じでしょ~、こんなんばっかり~っていう論調に対するアンチテーゼのようなお話にも思えました。

ところで、相変わらず竹達さんの声が凄く良い
特に「簡単、簡単♪」っていう所のほたるの声とか正に原作「っぽい」
割とツンデレが似合う的なイメージもありましたが、こういう役もここまでこなせるんだ的な感動が毎週あります
それもまた収穫ですね。





後半はノートを取り戻すお話でした
正直元々の絵がすっごく良かっただけに
単なるガキのいたずら的なアレになってしまったのは残念ですけど(笑
ああいう余計な手直しもまた子供の頃の風景っぽいっていうのはあったかもしれません
まあさやのまな板っぷりは実際見事なんですけど

グリコと言えば、やはり大阪のイメージです
実際にあそこら辺の風景を見た事もありますが
ぶっちゃけ特に行きたい場所の一つでしたからね(笑
やはり他県人にとっては阪神優勝の時とかに道頓堀に飛び込むイメージは拭えなくて
でも意外とグリコのキャラメルはそんなに食ったことは・・・
いや、多分ちょいちょいあったと思います
感覚的には。
ただそれを直ぐに思いだせないだけで、
それだけでも自分が年食ってる&記憶力が劣っている事がよく分かる感想になってるんですけど(笑
もっと言えばキャラメルは別のキャラメルの方をよく食っていただけだろうな、って話ですね



この駅、館山にある九重駅に似てると思うんですが・・・どうでしょう?


ただ、キャッチフレーズをバカ正直に信じて
そのまんま実行する~という漫画的過ぎる展開には笑いましたね
いや、普通に走ればいいじゃん、ってツッコミはきっと彼らには無粋なんでしょうね
そこまで駄菓子の世界観に入れるのも凄いというか、
なんだかんだでココノツくんはノリが良くなって来てるというか
別の言い方をすれば毒されてきてるな、というか笑
そんなノリの良さにも笑ってしまったお話でしたが、
正直ここまでほたるさんのテンションに付き合える
駄菓子ファンを公言してる訳でもないのに張り合おうとしている、それって
もう陥落の瞬間は近いんじゃ・・・
いや、まあ、結局は駄菓子屋の息子って事なんでしょうけど笑
でもそんな風になんだかんだ言って駄菓子好きなココノツ君の心酔っぷりもまた楽しい4話目でした
心酔っぷりというか、陶酔っぷりかな、これは。



鬼神降臨。


ただ、あのノートの中身を誰かに見て欲しい、って気持ちもあったので
その意味じゃ王道なオチもまた観ていて嬉しかったですね
嬉しかったというか、
悲惨ではあったんですけど笑
そりゃあんだけ胸の差を強調されたら激昂もするわな・・・と思いつつ
そんな強調するまでぺったんこなのもそれはそれで悪くないと思いますよ、ええ(笑
なんか彼らの滑稽な茶番劇、否、青春模様も水泡に帰してしまいましたが
まあでも貧乳を指摘されて怒る女の子もまた可愛い、って事で、、、
影の付け方もアニメというよりは漫画っぽいですし
完全に原作準拠に振り切っているのがとても観ていて感心出来るアニメです。今作とのコラボ駄菓子も出るみたいなんでそちらも注目されては如何でしょうか。















絵面だけ見れば実に「青春」っぽいカットですね。なお実際は(略


ボクガール94話 感想ほか(ヤングジャンプ 2016年9号)

2016-01-28 | ヤングジャンプ感想










自分は「シンマン賞」のページも毎週欠かさず読んでいて、
理由としては普通の募集ページと違って審査員の先生と新人さんたちのやりとりがあるのが面白いんですよね
そこからその先生独自のこだわりや美学が垣間見えるのがとても大好きでさり気に編集の隠れた好仕事だと思ってます
で、月の終わりごろになると「来月の審査員は誰かな?」ってまた別の意味での楽しみが生まれるんですね
そういう事もあって今週もちょっとドキドキしながらシンマン賞のページを見た訳なんですけど・・・

2月期の審査員は『ボクガール』の杉戸アキラ先生!!


う~ん、正直これは凄く楽しみです!
1周年を越えた辺りから「そろそろ来ないかな?」ってぶっちゃけ期待してたんで
なんか「いよいよ!」って感じで・・・まあ、そんなに注目はされてないページでしょうけど(笑
でも杉戸さんの口からボクガールに関する色々が語られるのか、と思うとめちゃくちゃ楽しみです
正味な話実質特集ページみたいなもんですからね(笑
半分はアドバイスでしょうけど。
また、杉戸さんの実績が評価されて審査員も務めるというのはいちファンとしては嬉しいですよ
「ああ、ここまで辿り着いたんだなあ・・・」って感覚で。ミラジャンの出張カラー袋とじといい今年は中々良い風吹いてるなぁ、と思いつつ
今後も頑張って応援を続けたいものです
なんというか、、、
毎週感想書くほど好きなレベルの漫画でここまで長く続いてるのってボクガが初めてな気がします
その意味でもここ最近は2周年を迎えたりもあったりで個人的にかなり感慨深い想いがあったりもしますね
凄く応援のし甲斐のある作品になって来てるな、というか・・・。単行本発売月でもないのに、2月は早くもボクガ充の予感です(笑
ちょっとはしゃぐというか、ここが推しどころでもあると思うので記事の中で猛プッシュするのは許してやって下さい笑
取り敢えず2月分のヤンジャンとミラジャンはボクガファンは要チェックですよ!


それと今週も「シンマンGP2016」が開催中です
ヤンジャンでこういうイベントは滅多にないので興味ある方は是非アンケートでご参加を
自分も毎週シンマンGP作品の感想を書いてアンケ参加もするつもりですが
参加するからには全作品触れる!って事で
時折普段の感想とは違って「あんまり好きじゃないなあ~」って感じの気の抜けた感想もあるかもしれません
その時は「分かってない奴が何か言ってるよ」程度の軽い気持ちで流してくれれば幸いです
(ちょっと先週のはほぼ全否定みたいな形になってしまっていて申し訳ない)。












ボクガール #94 ボクのクリスマスパーティー

ムスッといじけるロキちゃん可愛い。


今週はロキちゃん回でした
というか、扉絵の煽りがいつもとは違ってあまりにオシャレ過ぎて吹いた(笑)
多分こういう煽りは初めてだと思うんですけど、初見でちょっと「かっこいい・・・」と魅入ってしまったので
機会があればまた見てみたいですね、、、そしてロキちゃんの格好もカジュアルと思いきやさり気に乳首がちょっと見えてたり
そういうトコもまたイイなあ。とか思いつつ。官能的でありながらカッコいい、そんな感じ。

内容は、まず、(藤原さんと二人になりたいという理由で)仲間外れにされてイジけるロキが可愛かったですね(笑
すっごく年頃の女の子っぽくて素朴なキュートさがあるなあ、というか
目的は悪戯とかいう不謹慎極まりないものなのに笑
理屈じゃない可愛さがあって
もう冒頭からニヤけちゃってました
なんだかんだ言いつつも瑞樹の事が好きなのかな?とか、
好きだから悪戯しちゃうみたいなそういう心持ちに変わってるんだろうか?とか
何か色々と考えてしまうんですけど、そういうちょっとした“変化”が垣間見られるのもまた面白かったですね
しかも、ただ単に「面白いから」から「好きだから」に変わるには十分な瑞樹の優しさが与えられてますからね
そういう構成というか段階の丁寧な踏み方も本作の秀逸な点の一つだと思います

でも、振り返ってみればクリスマスに一緒に過ごす程仲良くなれたのも
藤原さんが瑞樹を意識するようになったのも女体化して急接近するようになったお陰でもあるんですよね・・・
そう考えると、意識的には悪戯のつもりでも、ロキが瑞樹にもたらしたものって存外に大きくて
その憎めないあいくるしさも含めて本当に神的存在なのでは、、、って思う時もあります
そう考えると余計に可愛く思えたりもするんですけど(笑
普段とは違うちょっとお洒落な服装もまた
新鮮で可愛かったですし、
今後益々ロキちゃんの可愛さを拝めそうなポテンシャルも感じられてその意味でも良かったお話でした。



拭い切れない自身に生まれた感情・・・


そんなロキちゃんは瑞樹に仲間外れにされた腹いせに
男子寮にてモテない男子達を餌にクリスマスパーティーという名の詐欺ショーを行ってました(笑
流石に本人たちに無断で下着売買を行うのは犯罪チックな臭いがするぜ・・・!とドキドキしたんですが
そりゃ同級生の下着餌にされたら思春期の男子は食い付いちゃいますよね笑
そこに「実はイデ子のでした!」という強烈なオチが付いてちょっと安心(笑
猛には瑞樹のリップクリーム、、、という誘惑だらけの品が差し出されてましたが、
結局はそれも適当なおっさんのものだったようで。
でも、
そんな風に無性にときめいてしまっている猛もまた単純で面白かったですね(笑
もし本当に瑞樹のだったら、彼は使うつもりだったんだろうか・・・?
それと瑞樹と一緒に実家帰り、という複線?も撒かれてましたね
実家帰りも初詣も面白そうだ・・・!と思いつつ、
姉ちゃんの下着を死守しようとしている真面目過ぎる朝生くんなんかも面白かったです ちょっと久々でしたね
ロキちゃんも中々やる事が鬼畜めいてるな~とか感じながら、まあでもサンタコスはきっちり見せてあげたんで許してやってね(笑
ここら辺のパートも実にゲスくて笑えて良かったかなあ、と。


あんまりロキの深い心情は語られて来ませんでしたけど、
本当はクリスマスを満喫している親子みたいに瑞樹と藤原さんと一緒に遊びたい気持ちもあったんじゃないかな、と思う
きっといつも一人だったから、「寂しい」とか「構って欲しい」って気持ちもやっぱあるのかなあ・・・と思わせる後半の寂しそうな表情でしたが
ロキが未だに瑞樹にこだわり続ける理由の一端が見えたような気がしてこれもまた優れた描写だったかな、と
ちょっと視点を変えればイケメン瑞樹と素直になれない小悪魔的神さまのロキちゃんとのラブコメにも成りうるのかもしれないですね(笑
夜の街を満たされない表情で歩くロキちゃんの描写を眺めてると、この哀愁の表現も杉戸さんの武器の一つだなあ、と思ったりもしました
そんな風に寂しがってるロキちゃんもまた可愛かったし・・・笑



ただ、今回も瑞樹がイケメン過ぎました(笑)。
いや、確かに、藤原さんとは仲良くなったけど、そこまで深い関係だったっけ?とか違和感も受けてたのは確かだったので
その違和感の正体はこれだったのか!と
今週もまた杉戸さんの仕掛けにまんまと嵌ってしまいました笑

しかも、特筆しておきたいのが
確かに#90でロキが「クリスマス・・・ナンデスか?」って
クリスマス自体を知らない、クリスマスの楽しみ方を知らない描写があるんですよね

そういうトコもまた上手いなあ・・・!というか、前振りがきちんとあるからこそこのオチも説得力を持つ訳で
尚且つクリスマスを知らない可哀想なロキちゃんの為にここまでやってくれる瑞樹がイケメン過ぎて(笑
うわ~、正直、こんなんやられたら(自分が女の子だったら)落ちちゃうなあ、、、ってレベルのイケメンっぷりでした
そりゃモテるよなあ、としみじみ感じさせつつ、
その後のロキたんの笑顔は・・・
正に天使でした(神だけど笑)
ヤバい、これロキちゃんルート、アリだわ・・・って思ってしまうレベルの可愛さ
なんかもう過程が過程だった分カタルシスも半端ない、正直めちゃくちゃニヤニヤしてしまって笑
ああ、瑞樹ってやっぱ良いヤツだな、とか
ああ、ロキちゃんってやっぱ可愛いな、とか
こういう表情も出来るんだ・・・!っていう
また一つ新たな魅力を感じる事が出来てとても嬉しかったし、面白かったです
っていうか、最初のロキ回(雷恐れる)、次のロキ回(看病)、そして今回のロキ回と
回を重ねる毎にロキちゃんの可愛さがパワーアップしている気がする(笑)。
それくらいに夢中になってしまった今回のロキちゃんの可愛さ!
「えがった~」と素で言ってしまったんですが
何だかんだ言ってロキちゃんも優しくされればあんな風に喜ぶんだな、と
そんな光景もまた微笑ましかった94話目でした まあ、瑞樹は藤原さんとの急接近に加えラッキースケベも頂いてるからね(笑
ある意味(当然無意識だが)お礼にも似た渾身のクリスマスケーキでした。ごちそうさま。

そして、次回遂にロキの天敵が登場か!?
また瑞樹のイケメンっぷりも拝めそうで楽しみだ
やっぱり瑞樹は主人公なだけの事はあるな、と思いました
ロキちゃんファンは是非読んで欲しいお話です。来週以降も含めて。



正直、可愛すぎて読んでて悶絶したね(笑
瑞樹がめちゃくちゃ可愛い事で人気の本作だけど、
夏祭り回の藤原さんのとびっきりのスマイルといい他ヒロインも存外に魅せてくれます
だから、余計に好きなんですよね。まあまだロキちゃんは瑞樹を好きなんて事は無自覚でしょうけど。
にしても夏祭り回の藤原さんに匹敵するレベルの会心のスマイルですね。可愛すぎ。


そんな2度目のロキ回が掲載されている8巻も是非!
美少女とイケメンの両立! ボクガール 8巻/杉戸アキラ
もうすぐ100話だし気合い入れて感想もアンケ投函も頑張りますよ 目指せ久々の巻頭!!




シンマンGP2016 エントリー作品② TELECASTIC GIRL/小野祐平

見開きのシーンは素直に格好良いと思った
多分ですけど、この作者さんはライブ結構観覧してるんじゃないかなあ・・・って思うくらいに
「それっぽい」演奏の仕方、ステージ上の絵面でちょっとリアルさも感じられて良かったですよ

今は正直“音楽の時代”ではないから、
今の時代に“音楽で夢見る”って事自体が難関なんでしょうね
でもやっぱり、、、権力や長いものに巻かれて他人を裏切って好き勝手生きて
そんな薄情な相様がロックなのか?って言われるとなんだか「足掻き」が足りなくて感情移入は出来ないですよね
オヤジは、大勢の人に愛されて出来レースを登っていくよりも目の前のたった一人を救いたいと思ったんでしょう
そもそもロックなんていうのは「同調」なんて概念から最も掛け離れているはずのものですからね
そこから外れてしまった人々の音楽として鳴っているのがとても美しいんだと思います。

ちなみに28歳ってオヤジなんですかね・・・?
だとしたら、俺もとっくにオヤジだった・・・?
そこがちょっとショックでしたね(笑
そして最後に出て来た女の子が後の妻だったりするんでしょうか
話としてはかなり王道の読み味でしたが、こういう安定感のある読切はこれはこれで悪くなかったです
割と読切の時点で完成されてる節もあるので、連載に出来るのかなあ?って気持ちもありますが個人的には良かったんでアンケートは「支持」で出しました
ちなみに作者の方はドラムやってるらしいです。

しかし、オヤジの夢が叶うから、自分は消えてもいい、なんて思える娘は中々気持ち泣かせるなあ。












◆リクドウ

伏黒が初めて本気で流した涙・・・
本当は「ボクシングをスポーツとして楽しむ」っていうのはある種の逃げで
本当はもっと自分を試したかった、試して真っ向から跳ね返されて悔しかった
ただ、そんな風に真っ直ぐにやるボクシングが今の彼の「新しい楽しみ」に変わったのかもしれないですね
全部単なる想像に過ぎないですけど。師匠からは完全に見切られたみたいな形になってますけど、だからこそ「ここから」にも期待したいです

或いは、ホントは真っ向から勝負すればこうなるっていうのは自分でも分かってて、だからこそ涙したのかもしれません。
リクの充足の表情も良かったし、終わり際として印象に残るものだったなあ、と。



◆BUNGO-ブンゴ-

吉見の表情いいなあ・・・
正直まだ中学生にそんな重たいもの背負わせんなよ、とか感じてましたが
逆に言えば、そのトラウマを乗り越えられたからこそあんな風にピンチでも泰然自若で居られるのかもしれません
東海大相模の門馬監督も色々な挫折が(後々の)全国制覇に繋がった的な発言してましたし、
人を成長させるのは案外そんな悔しくて辛い経験だったりするのかもしれません。
こんなに(精神的な意味合いも含めて)イケメンの吉見なんて初めてで、
ちょっと惚れそうになってしまった(笑
高校に進学した彼を見るのが今から楽しみになって来ましたね。



◆グラビアトリ

人物の顔がみんな同じ過ぎるのでクローンがいっぱいいるのかと思った
しかも、実在のグラドルも全く似てない上に以前よりも作画が雑になってるので出す意味さえあるのか分からない
オマケに、ストーリーがもうグラビアの魅力や技術を伝える事を放棄していて破綻し過ぎで酷いです
まさか、コスプレ体験ショーで気を引くとかいうお粗末過ぎる展開になるとは思わなかった
これで写真集が売れたとして、それで写真集が魅力的だった~という事にはならないでしょう?
はっきりいってグラビアってよりコスプレがしたくて集まってるだけですから。

あとなんかこの間からやたら「青春」を強調してますけど、
これが「青春」だとは全く思えないのが辛い
正直書くとただウザいだけです
オナニーを長々と見せつけられてる気分で不快にもなってくるのがまた更に辛い
そんなに思うのなら読まなければいいじゃん、って自分でも思うんですが
初期は真面目にグラビアの魅力を解説している回もあったからなあ・・・元々嫌だった訳じゃないのでつい読んじゃうね。
あと「!!!」ってやたらエクスクラメーションマークを多様してるのも読みづらくて腹が立つ

こういう感想は書くべきではないんですけど、
この漫画に関しては編集がどうしてもヒットさせたいのか
不等なプッシュが目立つのでそれもあってこういう事書きたくなってしまいます
最早グラビア漫画を棄て完全にコスプレ漫画に成り下がった「グラビアトリ」の明日はどっちだ?



◆プリマックス

なんて歌詞なんだ(笑
でも、不思議と「可愛い」って思っちゃうから悔しいっ



◆神様のハナリ

過程は最悪と言いたくなるレベルでしたが、
こうやってきれいに終わってるのを見るとなんだかんだ「良かったね・・・」と思わなくもない
というか、ゆずの父親めちゃくちゃ良い人だなあ。あれで生還してたらもっと収まりの良い美談になったんでしょうけど。
朝日のシーンは作画に気合いが入ってるだけあって正直かなり魅入られました。今でも親父の魂は六の中で生きてる事をゆずも感じたんでしょうね。多分。

しかしやっぱ、この人の描く女の子可愛いですね。改めてそう思いました。
もうちょっとそっち方面を活かした話も読んでみたい。別に今作でなくとも。














来週は「元ヤン」が新連載開始号以来の巻頭カラーです
それと今週は「キングダム」が10周年で表紙巻頭でしたが、
漫画が終わった後のページでヤンジャンのゆかりの連載作家達による寄稿イラストが記載されてるので
それもまた面白いんじゃないかな、と思います リクドウの松原さんが描いたのとか格好良かったです
来週は「青山くん」もセンターカラーなので楽しみです 最近ラブコメ化しつつあるし(笑




バディストライク 第9話「荒狼亮」 感想(週刊少年ジャンプ 2016年8号)

2016-01-25 | バディストライク











う~ん、
今週号のバディストを読んで気付いたんですが
俺は「純粋にKAITO先生の漫画を読みたい。」それだけだったのかもしれません
雑誌での立ち位置だとか、そういうものも正直どうだってよくて
ただただKAITO先生の漫画の温かさに触れられればそれで良かった、それだけで十分だった
だから、本音としてはもうちょっとこう、、、ここじゃないところでじっくり読みたかったな。って気持ちは正直あります(笑
J誌に載ってるKAITOさんの漫画が好き、なんじゃなくて、もうKAITOさんの表現自体が好きな訳だから
それこそ(継続して)読めるのであればどこでもいい。っていうか・・・

振り返って考えると、
やっぱりKAITOさんの作品にはこういう湿った部分が必要で
そこにファンもグッと来る訳で、
ただ、そういうのが求められてるか・・・と言えばとてもそうは思えない現状がある訳で。
河下水希さんの「群青とサイレン」もきっとJ誌では出来ない内容でしょうし、
もうちょっと、こう・・・
年齢層の高い雑誌に行った方が良いなあ。って先週と今週ではっきりと思いました
それこそ、更にディープなKAITOワールドも見てみたいなあ。って気持ちもあるわけで
ぶっちゃけ前半と後半じゃ全く別の作品みたいになっちゃってますからね(笑
なんかもうここまで清々しく玉砕されてるのを見ると、
やっぱりそういった待望論が出てきてしまう、
書きたくなってしまうんですが、、、
どうなんでしょうね。
勿論他誌は他誌で厳しいでしょうが、濱田浩輔さんとか河下水希さんが伸び伸びと描きたいであろう作品を描いて
その雑誌の読者に受け入れられているのを見てるとちょっと思うところも当然出て来ちゃう訳で
完璧にJ誌の作風に染まったとは言い難い本作を見てると率直にそう感じてしまいました
「クロマネ」は全5巻とそこそこ奮闘した方だとは思いますけど、
今回を見れば分かる通り、
あんな奇跡が起きる確率の方が少ないですしね・・・

こんな事を長々と書いているのは、
きっと「悔しい」だとか「こんなもんじゃないんだ」って気持ちがどこかであるからなのかもしれません
こんな誰からも見向きもされないようなポジションに収まるべきポテンシャルじゃないのに、、、という想いです
それは「ファンだからそう思うんだ」と言われればまったくその通りではあるんですけど(笑
でも、なんか、うん、今回の感想では「もったいないなあ」って気持ちを素直に出したかったのでした
まあ個人的なブログですし、それもいいかな。ってね笑







しかし今週の内容見てると、
安導くんが健気過ぎて泣けて来ます
っていうか、ぶっちゃけ荒狼の方がヒデー奴じゃねーか(笑)とか思いました
あんな思わせぶりなセリフ吐いて、当人はすっかり忘れてるだなんて・・・
まあ、何日も付き合った~という訳でもなく
たった一日限りの付き合いな訳ですから
正直忘れててもしょうがないかな、、、とは思うんですけど笑

でもなんか、初期の感想で安導くんの秘めたる思いを要所要所から感じ取って来てただけに
かなり読んでてグッと来てしまったというか、子供の頃の約束を健気に信じて頑張って来たんだなあ、、、と思うと
彼は主人公でありヒロインでもあるなあ。って何となく感じました
子供の時の表情とか普通に可愛いしね(笑
「殺すつもりで~」とか、
そういう複線の回収も相変わらず上手くて
かなり感心させられてしまったお話だったんですが
こういうロングスパンで魅力が伝わって来る話は当然の如くWJでは不向きだなあ。って気持ちも同時にあって
それが冒頭の長々と書いてるアレに繋がってしまった訳ですけど・・・今やってる内容は確実に面白いと思います
ちゃんと段階を踏んでるからこそ、一つ一つの告白が胸に来るし、主人公である安導の強い気持ちもストレートに伝わって来る作劇も見事だと思う
今読み返せば安導くんの行動の一つ一つにグッと来る良い作品に仕上がってる・・・とは思うんだけど
「時既に遅し」って印象もあるからこれがどれだけ伝わってるのか、伝わってくれるのかは未知数な所もあってね
でも先週書いた通り、こういう構成だからこそ振り返ってしみじみと「良いなあ」って感じれる余地も確実にあって。
まあ正解なんてどこにもないですけど、
ただ一つ確かなのはやっぱりバディスト及びKAITOさんの作品が大好き。っていう、ただそれだけです

荒狼の球が優太兄ちゃんと同じくらい素晴らしくて、通じる部分があって
だからこそこいつと人生を懸けたいと思った、涙した
こいつと一緒にバッテリーを組みたいと心から思えた。
そして、一方的ではなくちゃんと約束も取り付けていた(笑)
そんな安導くんの本心が垣間見れてとても素晴らしかった今週
ぶっちゃけ残り話数も少なさそうですが・・・
それでも、きちんと「まとめる」気概を見せてくれたのがいちファンとして嬉しかった。
適当に「俺たちの戦いは~」的な流れにするんじゃなくて、ちゃんとキャラや物語に想いがなければここまで徹底して真摯な流れには出来ないでしょう
このままワンクールで終わったとしても、ある程度はきれいに終われそうでそこは安心
でも、最後まで応援を止めるつもりもないので今週もまたアンケ等出して来ます。押忍。















今週の巻末コメント:
「新年会ビンゴでおしりリフレを頂きました。これ気持ちいい」

新年会に出席されたのはクロマネ以来2回目でしょうか?
新年会のある時期に連載開始・・・という意味合いならKAITOさんは恵まれてるかもしれません。そこは良かったですね。
さて、アンケ投函して来よっと。例え生き残れなくても、「何か」に繋がるかもしれないですしね。




The Cheserasera「The Cheserasera「YES」release tour」@下北沢CLUB Que 16.1.23

2016-01-24 | LIVE
                                
昨日はケセラセラのワンマンライブを観に下北沢へ。











ケセラセラを「聴いてみよう」ってなったのは
ぶっちゃけランクヘッドの小高さんやロストインタイムの海北さんとの対談記事でした
多分、「小高芳太朗 海北大輔」とかいうタイピングで検索してた時にその記事を見つけたと思うんですけど・・・(記憶は定かではない)
その記事を読んで単純にケセラセラの事が気になって、当時の最新アルバム「WHATEVER WILL BE, WILL BE」を購入して聴いてたら「いいじゃん。」となり
ライブも観てみたいなー。という凄く自然な流れでこの日のライブに参加したのでした
ちなみに同日ロストも新代田でワンマンやってて正直そっちもかなり気になってたんですが(笑
ただ、俺ルールとして「後から予定が決まろうが、先に(チケットを)買った方に絶対に行く。」と決めてるので
天秤にかける事もなくケセラセラのワンマンを観て来たのでした。

その対談シリーズ(多分宍戸小高、宍戸海北とかで検索すれば出て来ると思う)を読んだ時「凄く面白いな。。」って感じたんですよね
普通の対談と違って結構本音(と思われる)がちょいちょい出て来る感じとか・・・
特に宍戸くんが折角完成させた曲を「これじゃB面になっちゃう」と言われてムカついた話とか、
宍戸くんが「今はドライな音楽が多すぎる。」と明確に今現在の音楽に対して不満を持ってそうな発言をしてたり、
うーん、変にお茶を濁さずにそのまんま言ってるような発言がとても面白くて(笑
自分が大好きなランクやロストから影響を受けたならこれは聴きたい。と。

特に去年の秋ごろ、
ずっと精神的にダウナーだった時に「東京タワー」とNICOの「渦と渦」には随分気持ち助けてもらって
かなり「(ダウナーな中で)・・・行くぞ。」って気持ちにさせてもらっていたので、
そういう事もあってライブが観たいなあ。という想いが高まってたのかと。
クールさ以上にガムシャラさが強く感じられる歌とサウンドは確かに今の時代に於いては異端で反骨的かもしれない。と感じつつ
これからもその変遷を眺めていたいバンドの一つ、だとこの日改めて思いました。以下。
















気が付けばかなり久々のクラブキュー、
最近来た記憶もめっきりなくちょっと懐かしい気持ちで入場
ちょっと隠れ家的な雰囲気が素敵な下北を代表するハコの一つ、ですね
開演時間から10分を過ぎた頃に勢い良くライブはスタート。

観て驚いたんですが、
思ってた以上にリズム隊がヤバい・・・!
物凄く繊細かつダイナミックに鳴らし続けるドラムと
一人だけ派手な格好でグイグイと何度も前に出て煽るベース、、、
正直「ドラムが一番目立ってるんじゃ」ってくらいにテクニカルで主張の激しいドラミングが印象的でした
普通リズム隊が支えて~っていうのが多いんですが、ケセラセラの場合はそれぞれがそれぞれに攻撃的に刺激し合って
それを宍戸くんがまとめあげている感じ、、、に初見だと感じましたね
何かこう、
それぞれが気張ってる感じというか
なのにアンサンブルのまとまり具合は常に最高で。

割と激化するドラミング、そして煽りに行くベースとは対照的に
宍戸くんが一歩引いてる事でバラバラにならずに上手くまとまってるような気もしました
でも、歌ってるのはやっぱり宍戸くんなので主張し続けるドラム、煽りに行くベースも目立つけど
ボーカルとギターに意識が行かないか、って云ったらそんな事もなく・・・という素敵なアンサンブルに仕上がってました
何と言うか、凄くスリリングなバンドだなあ、、、って観ていて強く思ったんですが
このパフォーマンスの凄さはまだそんなに伝わってないと思うので
是非色々な方と積極的に対バンしたりして、このアンサンブルの唯一無二さを伝えていって欲しいです
めちゃくちゃに主張しまくるドラムも、一人だけ派手な服来てしょっちゅう煽りに行くベースも中々観ないので・・・
そういった意味では物凄く大きな収穫、音源でも大好きだったけど、余計に「凄いじゃん!」って素直に思えた気がする
こりゃ今年もっとケセラセラのライブ観に行って観察したり進化を眺めていたいなあ。。と笑
改めてああいう個性的なメンバーをまとめている宍戸くんスゲー!とも思いました(笑

楽曲的にはまず一曲目の「Youth」の多幸感の時点で堪らなかったです
そして「BLUE」の未曾有の疾走感!!
全体的にスピード感の塊で、
要所要所でテクニカルなドラミング、アダルティックなベースプレイ、そして早弾きのギターリフの鋭角なサウンドが突き刺さって来る感じで
退屈の間もなく、あっという間に終わった印象のワンマンでした
また、MCも若手離れしてて上手かったですね
ラジオもやってるお陰なのか?スムーズに進行させる宍戸くんの巧みな話にも感銘を受けつつ
逆に西田くんと美代くんは明らかに不慣れで、たどたどしくて、そのギャップもまた凄まじかったですね(笑
そういうところもストレスフリーで観れた要因かもしれない・・・と振り返って思います

大好きな「東京タワー」の泥臭さ、最高だ・・・!と感じつつ
アウトロの湿り気にもまた胸打たれる
そしてラストのフレーズの前に美代くんが一発「ドンッ!」ってデカい音を鳴らしたのも、
「最後のフレーズをしっかり聴いて欲しい」というメッセージのようで良かったし、単純に格好良かった
MCでは「前回のツアーは苦し紛れなとこもあって・・・」と後悔の念を述べつつ、
新譜のタイトルは「肯定したい。」って気持ちから生まれた、メンバー全員示し合わせた訳でもないのに想いが一緒だった~的な事も述べて
そこから新譜の曲を連発する~という構成もまた粋で素敵だったなあ、と思います
まだ若手なのに「盛り上げ方」を熟知してるようなテンションで正直ひたすら感心してしまってました


宍戸くんのスピーディーなギターフレーズに魅了された「somewhere」、
アンサンブルの疾走感も魅了されるほど凄まじく、
良い塩梅の新曲を連発してテンポ良くライブは進む
「ラストシーン」では西田くんのイントロの攻撃的なベースラインが際立っていて興奮したし、
そういうショウ的な演出も冴えてたなあ、、、ともう手放しで絶賛してしまいますね(笑
後半では宍戸くんのギターソロも鮮烈に響いてたり、
時に叫んだり、
西田くんに負けじとフロントでアジテーションしたりお客さんも演者のテンションも最高潮!!
特に一番凄かった、この日のハイライトとも呼べる楽曲が新譜からの「灰色の虹」だったのも素晴らしい
ギターロック以上にダンサブルな聴き応えが際立っている破格のビート感と、
曲が進むごとにテンションと激しさを増して行くアンサンブル、
極めつけは「七色の虹が――!!」と万感の歌唱で強い希望を響かせた宍戸翼の歌の強度・・・
最新作の楽曲が最も盛り上がる、というのはとても健全だなあ。と思いつつ
また一つこのバンドの可能性を感じさせてこの日のライブは終わったのでした

この日が初参加だったので、
常連の方は「もう知ってるよ!」的な内容が多かったかも分かりませんが(笑
それでも、あんなスリリングなバランスの上で成り立ってるバンドなんだ。って初めて知れて俄然興味が沸いてきました
一人一人のメンバーが主張が激しくて個性的なトコは間違いなくこのバンドの武器だと思うので
このスタイルのままどこまで進んでいくのか、どういう景色を見せてくれるのかちょっと見てみたい。









Youth
BLUE
LOVERS
Take me!
東京タワー
白雪
YELLOW
讃美歌
somewhere
Escape Summer
インスタントテレビマン
ラストシーン
Drape
月と太陽の日々
灰色の虹

ファンファーレ(新曲)
でくの坊












アンコールでは早くもニューアルバムを4月に発表、
そして自分がケセラセラを聴くきっかけになったその対談がシリーズライブ化(!)される告知が
そんなお祝いムードの中でメロディアスで力強い新曲「ファンファーレ」を披露、
最後まで独特のアンサンブルを保ったまま嵐の様なワンマンは過ぎ去って行きました
初めて参加して、ここまで「凄えわ」ってなるのも早々ないので
是非一度参加する事をお勧めする・・・というか、
音源だけで聴いてるファンには是非生のアンサンブルの凄まじさを体感してもらいたい。想像した以上に“ライブバンド”でした、ケセラセラは。
先輩から愛されるのも道理だなあ、と。ランクやロスト好きの方にも、ぜひというところ。




【タイムスリップアニメ】[アニメ版]だがしかし 第3話 感想

2016-01-23 | だがしかし(アニメ)
                                  
ブタ麺こそ子供が食べる最初のカップ麺である!(今は違うか?笑)









ブタ麺は・・・流行ってましたね
自分も勿論よく食べていました
しかも、自分から見つけて食べた~というよりも
「みんなが美味しそうに食べてるから」「話題の中心だから」といった理由で真似するように食べてた記憶が強くて(笑
今なら、もうちょっと考えたり、自分なりの選択をすると思うんですけど当時は流行りは絶対的なものでしたから
特に小学校高学年になるまでは考えるような自我も生まれず素直に「自分も食べよっと!」みたいなマインドだった事を思い出す
つまりは持ち金の少ないガキにとっては低価格で或る程度の満足感を味わえるヒーロー的存在だった訳です
自分も(今振り返れば)正直とんこつしか食べて無かったなあ、、、ってなっちゃいますね




暑い中でより熱いものを・・・っていう精神は
夏に辛い系のカップ麺を食べる心境とよく似ています
あと、寒い冬にアイスを食べた方が美味しい、と(自分は)思ってるんですけど
それにもよく似ていると思います
そういう子供じみた所もまたほたるさんらしくて素敵だったんですが
こんな事書くとアレかもしれないんですけど、ほたるさんも「暑さ」を感じるのね・・・ってそりゃロボットじゃないからあれなんですけどね(笑
でもなんか、プールの時の表情でもそうだったんですけど、リアル系のバトル漫画の幹部にいそうな顔してるから。
特に同じ小学館系列のサンデーGXのバトル漫画に出て来そうな顔してる、、、と個人的に思ってるので
だからこそ、上記みたいなカットに面白さや意外性を感じてしまうというか、
暑さにタジタジになりつつもブタ麺楽しみにしてるほたるや
駄菓子がダメになってしまう、と気付いて慌てて訂正するほたる、
そして暑さで濡れ透け状態になってしまっているほたるも含めて(笑
今週もまたほたるさんの独壇場ビューティーでとても楽しかったし、面白かったです

今でこそ、本当にドデカップ的な・・・(AVのタイトルじゃないよ)
1.5倍とかのカップ麺を食してドヤ顔のオレなんですが
ブタ麺がごちそうだった時代も確かにあって
だからこそ、スルー出来ない内容でもあったりする
その辺は、やっぱりアラサーホイホイアニメな気もするなあ、、、と思いつつ
ほんのりサービス模様と共に、そんな「懐かしさ」もまた身に沁みるアニメに仕上がってると思います





ただ、やってるゲームもゲームボーイなんだよね・・・
それも最初に出た分厚いヤツね!なんでボンタンアメの食べ方も知らない奴がレトロゲーやってる!?って思ったんですけど笑
正直ゲームボーイと駄菓子ってやっぱりセットだった印象も強くて、、、
勿論外でサッカーやバスケなどもやってましたけど、
ゲームボーイ持って駄菓子屋に行く感覚もその当時の子供にはあったわけで。
なんかそういうのも、、、「分かってるなあ」って個人的に感じてしまいますね(笑
今週出て来た駄菓子は全部俺が子供の頃好きだったものばかりで、
全部通って来た道なんですよ
そういうとこ、、、押さえるのが実に上手いなあ!って個人的には素直に感じてしまいます

そんな風に嬉しく思うのも、
多分あの頃が(ある意味)一番良かった時代というか
親友と呼べる存在もいたし、毎日が楽しかったし、下らない事で悩んでないし
ワクワクが止まらなかったし、感性はピッカピカだったし、CDはミリオンセラー連発だったし・・・という事で
若干暗いムードになって来ましたけど(笑
そういう意識がやっぱりどこかであるんだとは思います
そういう時間にちょっとだけタイムスリップさせてくれるアニメ・・・と言ったらちょっと大げさかもしれませんけど
うん、でも、このノスタルジックでついつい微笑ましい気分になる感覚は自分の中では本物ですね
ボンタンアメの食べ方に怒るほたるさんの気持ちも分かるしね(笑





ただ、そんな風に思うのも「今だから」こそなのかもしれません
正直小学生の頃にもしも今作を観たとしても「懐かしい」なんて感情にはならんでしょうし、
ラブコメパートの面白さに関してはきっと理解不可能でよく分からないでしょう笑
そういった意味では「今」をターゲットにしてる作品、だとも思えるし
「今だからこそ感じられる気持ち」もやっぱりある訳で。
子供の頃と同じものに触れたとしても、
今では昔は何も感じて無かったところにやたら引っかかったり、気にしてしまったり、心動かされてしまったりする
そう考えると、やっぱり今は今で良い感性になった、今は今で素晴らしいんだ、とも思います
この作品に出て来る駄菓子を「今の感性で、今の楽しみ方で」楽しめたら
それが一番良いんじゃないか、、、とも思いました
なので、
少年期にそんな幸福な90年代を過ごした人にこそ観て欲しい作品ですね
あの頃に帰れる、と同時に、今の成長もまた感じ取れる(はず)だと思うので。





ほたるのセブンネオンの食べ方に対する考察もまた「今だからこそ」そう思えるのであって
当時は絶対「量が少ない割に長く食べれてラッキー!」なんて感じてる訳ないからね笑
みんな最後までかじって絞り出してたなあこれ・・・って
超久々にセブンネオンの感覚を思い出したよ(笑
っていうかそんな駄菓子名も忘れてたくらいだし、
これは正直やられたわー、とか思いつつ、
オトナならではの考え方で
自らの美意識で今も駄菓子を嗜むほたるさんは純粋で素敵だなあ、と思ったのでした
そして、ちょっとずつサヤと仲良くなっている描写にもまたほっこりさせられたりそこも良かったですね
サービス有り、友情有り、懐かしさ有り、今ならではの考察有り・・・と今週もまたすこぶる面白かったです
それと今週からEDが変わった(っていうか完成した?)のでその辺りも要チェック、です!















しかし、繰り返し書くけどセブンネオンは「やられた!」って思った方自分以外にも結構いるんじゃないですかね?笑
あれは子供の頃ひねり出す感覚が面白くてバカみたいに好んでたっけ・・・ってちょっと涙が出そうになるくらい懐かしかったです(笑
ほたるさんの駄菓子哲学も垣間見れてその意味でもほたるさんにまた一つ美しさを覚えた3話目でした。
微妙に豆に揶揄されてたのにも笑った。「どれもまあそこそこ?」って、、、
考え方によっちゃ間違ってはいないけど、ほたる的には100%違うでしょうな笑
その熱量がいつか伝わればいいですね。


最中?(違



ボクガール93話 感想ほか(ヤングジャンプ 2016年8号)

2016-01-21 | ヤングジャンプ感想









見事な「もぐささん」ロス・・・
更に、「BUNGO」も休載・・・!という事でちょっと自分的にはその辺に寂しさを感じつつも
「ボクガール」はきっちり面白かったし、可愛かったし、他作品もちょいちょい良かったしで満足は出来た今週のYJでした
そして今週号から新企画もスタート!って事で2016年もヤンジャンに楽しませてもらう事は間違いなさそうです
とりわけ自分はボクガ推しなんで同志の方々はよろしくお願いします、、、ということで。

2016年も、早くも1月を終えようとしてますけど
個人的には(私生活で)ちょっとした挫折・・・もあったり、悩みもあったり
中々上手く行かない事「だらけ」で、でもその分「これからだ」っていう気持ちもなくはなかったり、、、
それでも、考えれば考えるほど悪いイメージばっかり浮かんでしまう日常なんですが
はっきり言ってそういう感じ方や考え方はただただ損なだけで
もうちょっとその辺りの意識を変えれば、
もっと楽しく過ごせるのかもしれません
まあ、それがまた難しいんですけどね・・・(苦笑

ダメだあ~って思ってる時にダメならさほどダメージもないんですけど、
ちょっとでも期待しちゃうと、その分ダメージも大きいというか
時に立ち直れないくらいのショックを受けてしまいます
う~ん、でも、なんか、、、
その辺で“心のコントロールの難しさ”を痛感してしまうんですよね
かといって何一つ期待しないのもそれはそれで寂しい気もしますけどね(笑
ふと思い出す裏切られた記憶だったり、
思い出したくもないトラウマだったり、
まーこんな脆弱なマインドに散々振り回されっぱなしの毎日ですけど笑
ただ・・・結局は「そこ」を越える強さが“自分には”必要ですね
せめて「頑張ったよ」と自分自身はそう思えてる日々でありたいものです。2016年は。












ボクガール #93 ボクの髪型

扉絵から可愛すぎィ!


もう女の子そのまんまじゃん・・・
こんな男の子がいて許されるのか!?否!っていうレベルまで来ちゃってるんですがそれは(略
なんかもう付き合いたい
・・・そんな訳で今回は髪型いじり回でした
より女の子らしく、、、
っていうか今は男の子なんですけど(笑
いや、男の娘なんですけど(爆

本人は「男らしく!」とか言って本来の性に意識が向いてるにも関わらず
逆にどんどんどんどん女子力がUPしていく展開は正直面白いしニヤニヤしてしまいます
そんな瑞樹の「女の子らしい」一面、絵面ばっかの回でそれだけでもう個人的には堪らなかったですね(笑
なんかもう扉絵の段階でキュンキュン来ちゃってたんですけど・・・病気だな俺 
ちなみにちょっと妹キャラっぽくもある扉絵でしたね。
瑞樹の美少女化は未だにとどまる事を知らない、というのが相変わらずスゴイ。



独り芝居瑞樹カワイイ。


そもそもなぜ髪型をイジるようになったか、と言うと
きっかけは藤原さんの誕生日イベントでした
この日の為にプレゼントを用意して、
更にロキのアドバイスにより、より男らしい髪型にして渡す・・・!という展開だったんですが
結局はロキが美容師のハサミに悪戯を施してより女らしい髪型になってしまう、、、という読者得な展開に(笑

それにしても、藤原さんも随分瑞樹の事好きになってるな、、、というか
「一緒に初詣行きたい」なんてニュアンスの発言を直に言われちゃったら
そりゃ思春期男子としては張り切っちゃうのも道理だよねえ。。って思います
そして、一人で藤原さんとの妄想小芝居を繰り広げる瑞樹が・・・めちゃくちゃ可愛かったです、はい。
女の子相手でもこんなにめちゃカワな行動と表情出せるとは、、、ってこれ何回も言ってますけど(笑
でもなんか、そんな風に調子にのっちゃってる瑞樹も(良い意味で)滑稽で可愛いなあ、ってしみじみ感じるのでした
しかも、ロキちゃんに見られて布団の中に隠れる始末(笑)そんなトコも思春期っぽくてとってもカワイイですね。

更に、最初は猛を想って髪を切るのを渋る、というニヤニヤのオマケ付き(笑
なんだかんだで猛の事も未だに意識してるんだなあ・・・という事で
そういうとこもまた可愛かったですし、
実際に髪が伸びた瑞樹を見て彼がどういう反応をするのかもまた楽しみ、、、ですね。
今週はほぼ一話完結のお話とはいえ、そういう後々に繋がる要素も結構散りばめられていて
(例えば藤原さんとの初詣(新密度UP)、猛の反応、そしてロキの天敵?の登場等)
その意味でもとても良かったなあ、と個人的には思います
そういう意味でも2016年の「ボクガール」がとっても楽しみ♪です!


しかし、ぶっちゃけ途中まで「本当に五厘刈りにすんの・・・?」ってハラハラしながら読んでました(笑
いや・・・これが普通のラブコメだったら「そんな訳ないでしょ」とか「人気落ちるからブラフでしょ」ってなってたと思うんですが
本作だとちょっと「やりかねないかも、、、」って気持ちがその時はあって(笑
読み終えた今思えば杞憂も杞憂で、むしろ杉戸さんにジャンピング土下座しないといけないくらいなんですけど笑
ただ、なんか・・・結局「ハサミ」を使ってるので普通に考えれば「切る」以外の想像が出来ない訳で
その辺は杉戸さん上手かったな、というか、思考回路を逆手に取って読者を驚かせたな~って感心にも似た気持ちがあります
まさか、あそこから伸びるとは・・・!
って事で、
展開的にも爆笑出来て
絵面的にも「可愛い!」って思える
実に巧い構成だったんではないでしょうか
なんかもうこれで「男の子です」「男らしく!」とか言われても
ふざけんじゃねえよってレベルの美少女っぷりで
なんかもう、、、キュンキュン来ちゃいますね(笑
「伸びてるー!!!」には正直爆笑してしまいましたし、
コメディとしてもラブとしても塩梅的にベターな良回だったのではないでしょうか
益々女子力をUPさせて、女の子っぽい容姿になっていく瑞樹が可愛すぎてもう興奮不可避、
そりゃファンも続けますわ。ってクオリティで新年早々フルスロットルで実にありがたいです
こんな男の子いたらな、、、こんな男の子いたらなあ、、、!
告白してるわボケ!!!
ってくらいの可愛さでしたね笑>髪が伸びた瑞樹
益々TSものとしても、男の娘としても破壊力を上げて来た瑞樹
クラスメイツの反応も楽しみだなあ・・・!とか思いつつ、ギャグも可愛さもキレッキレで読み心地抜群の93話目でした
しかも花嫁姿まで披露とか、ご褒美かよ・・・!ってくらいのサービスっぷりでしたね(笑顔)

それに目を光らせる藤原さんも相変わらず可愛い・・・!
って事でそういう部分もまた俺得な話数でした
新年早々「髪が伸びる」とかいう爆弾が投下されちゃったので
これからどうなるかがワクワクだしニヤニヤ描写にも期待しちゃいますね(笑



パーフェクトビューティ・・・(真顔)


先述もしましたが、
それとは別にロキちゃんがピンチ?に立たされそうです
どうやら天敵っぽいお方が来襲されそうですが・・・
これはもしかして、
瑞樹が頼れる男っぷりを披露して、
久々にロキちゃんのデレが拝めたりするんでしょうか
だとしたら、すっごく楽しみです(笑顔)
ロキちゃんもロキちゃんで人気上がってると思うのでね~
ちょっとそっち方面にも期待しちゃいますね
取り敢えず、色々な意味合いで気になる引きなんで来週分もまた楽しみです
瑞樹はどんどん女の子らしくなっていってるけど、元々のイケメン成分も残ってますからね。
それに加えて最近は藤原さんのお陰で思春期っぷりも披露されてますが(笑
そんな多角的に楽しめる瑞樹って主人公はやっぱ素敵ですね。


ところで、今週発売のミラクルジャンプを読んでたら、
3月号(つまり来月号)に出張掲載で袋とじのカラー漫画が掲載(!)されるそうです
しかもそうとうエロティックな内容・・・?って事で実に楽しみです!!
カラーな事もそういう内容なのも勿論良いんですが、
一番はやっぱりそういう「出張掲載に選んでもらえる作品になった」ってのが嬉しいです個人的には。
ミラジャンを読んでもらう為のいちトピックとして企画してもらった訳ですからね・・・
非常にありがたく、応援して来た甲斐、そして応援している甲斐がありますね
2016年も応援頑張ろう!と思いつつ、
そういうちょっと嬉しい報せがあると益々背中を押された気がして気分も良いですよ。本当に嬉しい・・・!

今年は久々に巻頭獲って欲しいなー、と願いながら
今年も感想やアンケ投函等頑張っていきます。
それと、
美少女とイケメンの両立! ボクガール 8巻/杉戸アキラ
コミック8巻の感想も相変わらずよろしく この巻は特に瑞樹の中性的な魅力が出まくり、そしてロキちゃんもめっちゃ可愛いので推し、です(笑



シンマンGP2016 エントリー作品① 憂雲メンタリズム/詠嶌太郎

ドンッ!!


今週から、「シンマンGP2016」なるものが始まるそうです
毎週新人の作品を掲載し、一番人気の高かったものを連載化・・・っていう
要するにWJのゴールドフューチャーカップ的なアレです、はい。
でもこういう企画は単純にワクワクしますし、
YJの読切は良作率が高いんで素直に楽しみにしています!
そんな訳でこの企画に参加する為にも是非是非今週からヤンジャンを(略
うん、でも、ちゃんと新人にも力を入れている姿勢を見せてくれて良かったです
去年は後半以外は新人の掲載も少なかったですしね。

自分も勿論毎週アンケ出してるんで当然参加します
そして全作品に感想付ける予定なんでヨロシクです
個人的には「クノイチノイチ!」がまず楽しみかな(笑
それと去年の読切が良かった古宮海さんの「オニとユイ」にも期待。


で、今週の「憂雲メンタリズム」の感想ですが・・・
ちょっと分かりにくかったですね
いや、説明は・・・説明もちょっと説明臭くて苦手だったんですけど、
まあ説明はちゃんとされてはいるんですけど、
結局どこをどう見せたいのか、
どこが売りなのかが分かりにくい、というか、、、。
百合だと思ったら、関係無いし、憐が凛と主人公を付き合わせない為に嘘ついて行動していた~っていう展開に
「おおっ!?」って思ったら、結局それも嘘でなにがなんだかよく分からないというか・・・。
展開を捻り過ぎていて、どう楽しめばいいのかに少し苦しんだ作品でした
まあ最終的にはシンプルな三角関係って事なんでしょうけど
それならそれでもっと単純な見せ方にした方が良かったのでは、、、なんて思います
ま、あくまで個人的な意見なんですけどね(笑

ただ、即連載になるには画力がまだ足りない気もするので、
様子見の意味合いも込めて今回は不支持で・・・
それとちょっと「良いシーン」を描く事にこだわりすぎてる気もします。多すぎて読み味がクドくなってる。
・・・なんか偉そうな感想になってしまって申し訳ない。カラー扉絵は美麗で良かったです。
















◆天野家四つ子は血液型が全員違う。

いや、自分もO型なんですけど、
時折ゲーム前のOPも「観なくちゃ!」ってなっちゃいますね
っていうか、村人全員に話しかけるのってみんなデフォじゃないのか・・・?
意外とあさひと気が合う・・・!と思いつつ、
剣を先に買う性格はゆうと一緒だな、とか
レベル上げ過ぎるとボス戦に緊張感がなくなるなあ。って思うところはまひると一緒だったり(笑

ああでも、変な裏技をあんまり使いたくないのはあさひと一緒だな
やっぱり自分はあさひと一番近い・・・?とか感じながら
でも日めくりカレンダーしないし、
ズボラだしなあ、、、って
色々考えます笑

今週はRPGあるある満載で、未だにレトロゲーやりまくってる自分にとってはかなり楽しい話数でした
あと序盤に良いアイテム使わずに後に取っておきたくなるこよりの考えもわかるな、とか笑
ただ、こういう夢を観るって事は何気にまひるも他の姉妹をよく見てるんですね。
そういう良さもあったかと。かなりお気に入りの回です。



◆潔癖男子!青山くん

関係無いけど、
ちょっと前から「青山くん 小田切」でよく検索が来ます
キャラ名でも来ます それまでは青山くん関係で検索が来る事が少なかったのを考えると
正直彼女をもっともっと出すべきなんじゃないでしょうか(爆

しかも、今週もややラブコメ寄りなお話にもなっていて
益々「もぐささん」の後釜を期待したくなります(笑
後藤さんも可愛いので、
是非健闘して欲しいなあ・・・と思いつつ
梅屋もいい奴なんでちょっとは報われて欲しいですね

で、次号休載・・・(ガックシ)
ラブコメ的に中々良い展開になって来てるので今後も期待しています
確かにサッカー部の連中が言う通り梅屋は応援したくなるキャラでしたね(笑
みおちゃんの再登場にも期待。



◆グラビアトリ

うーん、
やっぱり写真集の内容で心を動かす、って方向性でなく
キャラ人気と実演っていうミーハーなやり口なのね
展開を盛り上げる事に必死で
大切な何かを忘れてる気もする・・・
のは、まあ、あくまで個人的な感想であります。ええ。















次号はキングダムが10周年で表紙巻頭、
それとまだまだ続くシンマンGP!って事で色々楽しみ
ミラジャンからは赤坂アカさんの「かぐや様は告らせたい」が本誌に移籍するそうで、
17号から連載開始、そのミラジャンでは逆に本誌で読切を載せた奥悠さんが初連載もするようで
今後のヤンジャン系列の新連載陣にもまた期待、ですね

それと、約1ヶ月ぶりの「BUNGO」も楽しみ!



天野めぐみはスキだらけ! 第4話「美川さん?」 感想(週刊少年サンデー 2016年8号)

2016-01-20 | 天野めぐみ&古見さん








2週間ぶりの「天野めぐみ」。表紙は「だがしかし」。あと何気にメジャー2が面白いです。











今週は「におい」がテーマのお話でした
そりゃ夏場は・・・あと、冬も冬で厚着して走ると意外と汗掻く時が多いので
正直気になるっちゃ気になりますね めぐみの気持ちもかなり分かるのですが・・・
ただ、男と違って女性の汗くささは男からするとちょっとフェチ的なアレをくすぐる部分もあるんで難しいですよね(←何が?笑)
めぐみの気持ちも分かるんだけど、まーくんはまーくんで多少残念だったんだろうな、、、っていう
いや、作中で全然そんな風には言及も描写もされてはないんですけどね(笑
でもそうやって気になる人の前ではちょっとでもそういう不潔な部分を感じさせたくない
「少しでもキレイな自分であろうとする」気持ちはやっぱり凄く可愛くて、ムチムチとかちょいエロとか以上に
そんなめぐみの精神性にニヤニヤしちゃうような、後半のジェラシーの描写も含めて(笑)顔が緩んでしまう4話目でした。





まったく・・・(でもカワイイ)


剣道のイメージと言えば、
兎に角「痛い」っていうのが真っ先に出ますね
中学生の頃、授業で習った時は気絶するんじゃないか・・・ってくらい痛くて痛くて
きっとこの競技を進んでやるような人はMに違いない、とか思ったものです(超失礼)。
見た目的には凄く格好良くて憧れる部分もあるんですが、痛さといいにおいといいそんな格好良いだけのもんじゃない、というイメージが素人でもありますね(笑
冒頭からそんな「におい」を気にするめぐみの女子っぷりが際立っていました。

それは学と偶然はち合わせても同じ事で、
かけすぎ、ってくらいにスプレーを体にかけまくる姿がコミカルであり、「分かる」って気持ちも多少あったり(笑
いっぱいかけないと多分心配なんだよね・・・ちょっとでも、そんな「くさい自分」をまーくんの前では見せたくない!ってスタンスのめぐみが微笑ましかったです
勿論恒例の「無防備さ」も際立っててサービス的にも良かったんですけど(笑
最終的にはクスクス笑えるようなシーンに仕上がってたんじゃないか、と思います
いちいち気にして見とれてしまう学の素直すぎる反応もまたそんなニヤニヤクスクスに貢献してくれてるかと(笑
やっぱり学みたいな面白い奴を見てるとラブコメ漫画でも男役も重要だなあ・・・とか感じますね
秀才なのに、ちょっとむっつり案件に弱い、って設定の時点で安定して楽しめますからね笑
髪結んだり体の中を自分でまさぐっているめぐみもまた可愛かったです。

そしてラブコメ的に更にオイシかったのは電車の中!
まず、まーくんが行く、ってだけで「ついていく!」っていうなつきっぷりがまず可愛く笑
混み混みの中で身体が密着、っていうのも実に王道で良かったですね
しかも、「尻」と「ムスコ」ですからね(笑
そりゃ学も叫ぶし、
慌てて壁ドン体勢にしちゃうわな
そしてこれである



か、かわいい・・・
かわいいぞーっ!!!って真っ直ぐに思えたんですが
表情やルックスだけではなく、その精神性・・・「やだっ!こんなにおう私、恥ずかしい・・・」とか
「におってゴメんね・・・」みたいな、水面下の心情もうっすら伝わって来るのが尚素晴らしい、っていうか
なんだかそんな自意識と健気さにキュンキュンと来てしまいますね(笑
今週一に素敵な表情、紅潮フェイスだったと思います
別に言葉にせずとも
雰囲気や演出でそういうキャラの内面が伝わって来る作劇はレベルが高いと思うので
今後も是非是非こういう描写も挿入し続けてくれると嬉しいな、って思う
そんなめぐみの健気さと、
無防備に見えても意外と“女の子”らしい一面が垣間見れて今週も面白かったし、きちんとニヤニヤする事が出来ました
勿論その前のサービス描写、特に鉄棒と胸の絵面もとってもグッジョブでした(笑顔)。
正(まさ)しく「スイカを隠し持ってる系」の女の子ですね・・・笑





で、後半はきっと月刊時代に出て来たであろうもう一人のヒロイン美川さんのターンでした
確かに可愛いけど、めぐみの献身的で素直になついてくれる可愛さには勝てないよねえ・・・と思いつつ
そんな彼女の事でヤキモキしたり、脳内でちょっと悪い子のめぐみが出てきたりと中々面白くもあったのでした
やっぱり、その、女の子の(かわいらしい)やきもちって正直グッと来ますからねえ
珍しく攻撃的な表情のめぐみ(177ページラスト)も面白かったので
今後もそういった意味合いで再登場希望です
しかも彼氏いるっぽい・・・!?

ところで、もしめぐみに「そういう人」もしくは「そういう人っぽい人」が現れたら学は妬いてくれるんでしょうかね?
そういった意味でも今後のジェラシー&ラブコメ描写にも期待が懸って来ますね!
まだまだ物語も、
まだまだ二人の関係性も実は「これから」・・・って事で
益々続きを読むのが楽しみになった、展開にワクワクも出来る4話目でもありました
またこの漫画は学がデレても面白いですからね(笑 そういう訳でまた毎週注目していきます。









ところで、「スポーツ進学校」って設定からなんとなく石川っぽいな、と思ってたら
やっぱり舞台は石川県だったんですね やっぱりめぐみたちの学校のモデルはあそこだったりするんでしょうか(間違ってたらアレだから名前は出さないけど笑)
そして学の性格と設定でああいう実家なのも何だか滑稽で面白かったですね
やっぱり親御さんは家業を継がせたいと思ってるんでしょうか・・・。

今週も良い表情、良いサービス、そして良いジェラシーまで加わった絶妙な三拍子で(笑
塩梅的にもよかったと思います 特にでっかく上げた画像の申し訳なさそうに紅潮するめぐみは最高でした。
エッチな可愛さと精神的な可愛さが両立出来てるのが素敵です。個人的に思うところでは。



モノブライト「LIVE 2016 bright eyes」@渋谷CLUB QUATTRO 16.1.17

2016-01-19 | LIVE
                                   
一昨日は新生モノブライトを観に渋谷へ。










いきなり個人的な話になるんですけど、
ここ数本ずっと椅子有りのハコやホールでライブを観てたので
ライブハウスで観るのが実に約1ヶ月ぶり・・・だったんですよね
1ヶ月なら別に久々でもないじゃん?と思われそうですが(笑
ただ、数本椅子有りというのは体感的には「あ、ライブハウス久々」って感覚を作りだしちゃうものなんですね
だから、その意味でも新鮮でしたし普段よりも始まる前の心のテンションも高くて
実際に狂騒的なフロアでもみくちゃになってたら「ああ、こういうのもこういうのでいいなあ・・・」って実直に思えて(笑
やっぱり渋谷クアトロはああいう風にどしゃめしゃな光景が凄く似合うハコだなあ、って改めて感じました
アラサーなんでホールのが楽かな?とか感じつつ、これはこれで必要っていう(笑)。

ライブ自体は、もう完璧だったんじゃないですかね
ぶっちゃけドラマーの瀧谷さんが抜けて最初のライブだし
初めはもっとリズムがぎこちなかったり、加えて最近ライブの本数も激減してたんで
もうちょっと「手探り」的な要素の強いライブになるのかな・・・とか思ってたら
〇〇コーナーを作ったり演出の面で優れてて、
構成もバッチリで
尚且つ桃野さんのMCやアジテーションも凄く上手くて
何より各々の表現力自体が確実に進化されてる印象を受けたんですね
この新生モノブライトの初ワンマンツアーを成功させる為に相当努力したんだろうなあ、、、ってのが如実に伝わって来るライブで
そういうところからもこのバンドが佇まいや言動からは感じさせない(ようにしてる?)ストイックさがフルに出ていて素晴らしいなあ、と感じたのでした。

中でも後半の「大盛り上がり」を越えて「狂騒」とまで表現したいレヴェルのピーク感は凄まじいものがありました
元々かなり演奏技術が高いライブバンドだとは思ってましたけど、あそこまで盛り上がったのは
モノブライトライブ参加歴約6年でも初めてだった気がする、、、
臨界点突き破るくらいの狂騒っぷりで
だけど、
アーティスティックな一面はとことんアーティスティックに表現して・・・と
ある意味(お客さんのノリの良さ、モノブライトを待望してた感を含めて)ベストパフォーマンスだったのでは。。とか書きたくなるくらい素晴らしい公演でした
有り体に「最高でした!」の一言で済ませたくなるくらいにただただエネルギッシュで、尚且つ音楽愛たっぷりのモノブライトの“誠実さ”だらけの夜
そんな素敵な一夜を体験出来てとっても幸せでした。ありがとうございました。














この日は生憎の雨・・・だったんですが
この日は雨にまつわる曲もセットリストに入ってたので今振り返るとちょうど良かった気もする(笑
会場に着くと既に満員の客・客・客、、、ちょっとスシ詰めに近い状態だったので
「こりゃキツい」と思いつつ内心は結構嬉しい気持ちもあったり(笑
渋谷クアトロも約10ヵ月ぶりくらいに来たなあ・・・とかしみじみ感じながら
ライブは5人編成(!)で新曲からスタート この時点ではまだお客さんもチームモノブライトも手探り感覚だった気がする
ちなみにサポートとしてキーボードにWONDERVERの村上奈津子さんとドラムにSISTER JETのケンスケアオキさんが参加されてました
どっちも相当上手くてかなり豪華なサポートメンツだったなあ、って振り返って思います。

都会的な風と憂いの表現を迸らせた「デイドリームネイション」からパッと会場の空気も変わり
初期の代表曲注入で雰囲気をほぐす配慮もイイなあ・・・と思いつつさり気に音の分厚さにも気持ち良さを感じてました
心地良い疾走感に酔い痴れながら、ここで始まりのMC「あけましておめでとうございます!」

「今日はピッチリ七三分けで・・・」「編成について色々言いたい事もあるでしょうが・・・」とちょいちょい笑いを取りつつ(笑
ここで“四季のコーナー”と称してモノブライトの楽曲の中から春夏秋冬を歌ったものを一曲ずつ披露するコーナーへ
こういう試みは中々無い上に「夏はあの曲かな?」とか、そういう予想する楽しみもあったりして中々粋な演出だったと思う
 生で聴くとよりメロディの良さが光っていた「旅立ちと少年2」から始まり、
桃野さんがタンバリンを鳴らしながら軽快に響かせた「夏メロマンティック」は本当に初夏の匂いがする出来栄えになっていて
そういう表現力の向上だったり、以前よりもシックにまとめた歌もすこぶる良いなー、と
純朴で心地良い“夏っぽさ”が実に最高でした
そこから個人的に大好きな「雨にうたえば」!
最近もよく「ADVENTURE」聴いてて、聴く度にこの曲のアンニュイで物悲しいメロディにウットリしてたのでこれは相当に嬉しい選曲でした
この曲が秋のイメージだっていうのもよく分かるし・・・スロウダンス出来るような縦ノリの気持ち良さ
芸術的な“憂い”の表現の素晴らしさ、そしてちょっとヘドバンも出来るんじゃね?ってくらいビートが効きまくってて、手放しで絶賛したいくらいの好演でした
この曲はバラードながら結構反応も良かったし、演出も盛り上がったしで演者的にも手応えあったのでは?とか思った
すっごく聴いてて気持ち良かったなあ、、、とウットリしつつ(この曲好き過ぎてごめんなさい笑)
最後は新曲の、グッドメロディが光る「冬、今日、タワー」でポップに締め。
この曲終演の際にも掛ってたけどきっちりポップス然としている振り切れ感も含めて良かったです。冬にはよく似合うあったかいメロディ。


去年はライブの本数が5本(!)だったとか
ツアーも全然組まれなかったしね・・・でも、活動はしてなかった訳ではなく
ずっと新曲を作り続けていたそうで、そこで出来た新曲を披露します、って事で・・・
「この曲をゲスの極み乙女。とベッキーに捧げます!」という前置きで(爆笑)新曲「心(表記適当)」をドロップ
ちなみに歌詞の内容が“真実”だったんでそんな曲紹介をしたんだと思いますが、会場はバカウケで凄かったですね
なのに桃野さん一つも笑わずシリアスな表情を貫き通す、という徹底っぷり笑。 毒であり、エールでもあったんでしょうね。

曲自体は、ちょっと憂いの効いた、それとささくれだったギターフレーズも実直に格好良いかなりイイ具合の楽曲でした
松下さんが歌う箇所や桃野さんと松下さん二人で歌う箇所もあったりそういうトコもまた楽しかった
新曲と言っても9年前くらい(だったかな)からある曲をようやく形にした曲だそう
沁みる歌詞でもあったので、この曲もまたリリースが楽しみです

そこから、大好きなアルバム「ACME」からまさかの「スロウダイヴ」!!
決して盛り上がるタイプの曲ではないし、楽曲自体もディープなバラッドなのに
新生モノブライト初のワンマンツアーでセトリに組み込んでくれたのが嬉しすぎましたね~
会場に着くまでずっと「ACME」聴いてたのも手伝ってやたら感動してしまいました
モノブライトは桃野さんの存在が目立つバンドではありますが、
この曲のパフォーマンス見てたら松下さんのギターも相当キてる・・・!と感じざるを得なかった
それくらいの轟音をステージに叩き付けつつ、ケンスケさんの繊細なドラミングもまた聴き応え抜群で
正直この辺から「ケンスケさんのドラム、“合う”なあ」って密かに感じてました

逆に桃野さんの鳴らす「ジャーン!」というギターフレーズと地に足が付いた歌が兎角格好良かった「孤独の太陽」も素晴らしかった
いぶし銀な雰囲気でありながらきっちりメロディの良さも光らせてる好演に陶酔しつつ、
「Are you ready!?」と桃野さんが何度も煽る、という最高の前置きを経て
カルメラ(バンド)のホーン隊もゲストに迎えてここからいよいよライブも終盤、大盛り上がりの熱狂を迎えて行きました。


まず初っ端からキラーチューン「頭の中のSOS」を投入
疾走感と共にちょびっと切なさも滲むビートと歌がやっぱり良いなあ、と感じながら
この曲もまた以前よりも音が厚くなっている、それは編成云々とかではなく
表現力の向上によるものをまざまざと感じながら盤石の盛り上がりを体感していました
そこから再びメロディのパンチ力の高い新曲を混ぜて
新旧織り交ぜた質の高いステージを展開
この新曲は「簡単に好きとか言わないで」みたいな歌詞が個人的に印象に残ってますね
そんなひねくれロックを展開しつつ、その2曲が潤滑油となって続く「踊る脳」では・・・なんというか、爆発してしましたね、色々(笑

もうイントロの段階から会場の熱量と声援が凄くて
その後はもうフロアの誰もが踊り狂う、軽い狂騒状態にまでなってました
もう何やっても盛り上がるというか、
もう何聴いてても気持ちが良いというか、
完全に音楽的オルガズムそのまんまの凄まじい熱演と熱狂がそこには生まれてました
自由にカオティックに人々が音楽に、パフォーマンスに陶酔している様は、渋谷クアトロがどしゃめしゃになっている様は
正にライブハウスの旨味、醍醐味そのままで実直に「楽しいなあ!」って思える好演になってましたね
いやはや、凄かった・・・とか思う間もなく
続く「JOY JOYエクスぺリエンス」では「こんなの初めて!?」って感じるくらいの強烈なオイオイコールが発生!!
自分ももう完全に興奮して何を考える暇もなくオイオイ!って拳突き上げてコールしちゃいましたけど、
あんな風に自然にイカされるのがやっぱり一番気持ち良いんだよなあ・・・と聴きながら思っていました
また音源にもホーンが入っているのでその意味でもこの曲をホーン有りで聴けて良かったです
尚1番のサビでマイクの調子が悪く?声が聴こえなかったのはご愛嬌(笑
 あんなに昂ぶった気持ちで、自然にオイオイコールやって気持ち良かった、というのは中々なかったかも分かりません
それくらいこの日のモノブライトのライブは盤石であり、またここまでモノブライトの表現、ライブ構成力は進化したんだなあ、、、と思わざるを得ませんでした
この日の「JOY JOYエクスぺリエンス」は俺アラサーなのに完全にキッズのマインドに戻されてしまいましたね・・・
それくらい鍛え抜かれたアンサンブルと桃野さんのアジテーション力に乾杯!です
お客さんの「これを待ってたんだよ!」感も凄くて、
正(ただ)しくお互いが愛情を持って求め合う、
正にSEXのようなライブだったんじゃ・・・と今振り返って思います
そんな“お客さんのモノブライトに対する愛情や求めてる感”にも胸打たれた公演でした。
凄まじい一体感を作り上げ、
最後に心地良い新曲をプレゼントしてこの日の本編は終了
音楽に対する誠実さも、(良い意味で)グダグダのMCを卒業したちょっと大人になった手さばきもとても素晴らしく思える
新生モノブライト初の東京ワンマンにして早速ピークを刻んでしまったかのような名演でした。ありがとうございました。










1.新曲
2.デイドリームネイション
3.旅立ちと少年2
4.夏メロマンティック
5.雨にうたえば
6.冬、今日、タワー
7.新曲(心)
8.スロウダイヴ
9.孤独な太陽
10.FUNKTOPIA
11.頭の中のSOS
12.新曲
13.踊る脳
14.JOY JOYエクスぺリエンス
15.ビューティフルモーニング(新曲)

16.あの透明感と少年
17.アナタMAGIC









アンコールでは新曲の配信と新ツアーを行うこと、
これからは「チームモノブライト」として音楽として活動を継続していく、という事(多分形態にはこだわらない、という意味合いかな)
それからツアーの東京の日程を発表する時に「どこだと思う?」と観客に問い掛けたら「武道館!」って答えが返って来て
「そんな簡単に取れる訳ないだろ!」「フラカンが何年かかったと思ってるんだ!?」とキレてたのもめちゃくちゃ爆笑してしまった(笑
素直な表情で「ライブっていいよね・・・。」と語ってたのも印象的で
それまでの歩みの苦労や、今の嬉しさなんかも何となく感じながら・・・
きっとお客さんも同じ気持ちだったに違いない。

そして、人気曲2曲を惜しげもなくサービスしてこの日のライブは幕を閉じました
「アナタMAGIC」では曲間にメンバー紹介も挟んで来て、またいちいちお客さんを煽って来るので
余計に盛り上がって、自分もぴょんぴょん飛び跳ねてまたしてもイカされてしまった、という印象(笑
とびっきりのアンセムで、最高の多幸感で締める、という構成も見事で
この日のモノブライトのライブは、
新生モノブライト初のワンマンツアーとして
最善を尽くし切った・・・という印象の先述のように完璧に近いライブ運びだった気がします
初っ端でこのクオリティなら、今後の、2016年のモノブライトにも期待しちゃいますね。
取り敢えず久々のロングツアーをおねだりしたい気持ちなんですが(笑
ひとまずはあまりにも最高過ぎたこの夜の記憶を反芻しながらモノブライトの音楽に酔っていたい気持ちです
メンバー、サポートメンバーの方々、スタッフ、ハコのスタッフ、そして一緒に盛り上がった同士の皆様ありがとう&お疲れさまでした。
丁寧な前戯の後できちんとイカされた挙句、更にイカされてしまったようなとんでもなく素晴らしいワンマンでしたね。 それが、個人的な本音です。


 

ゆるゆり 14巻/なもり

2016-01-18 | 単行本感想
                                     
                                     頑張ったねえ。









本当は自分だって辛いのに・・・
あかりが落ち込んだり、泣いちゃう事を危惧してわざと明るく振る舞った櫻子の“強さ”に胸を打たれました
櫻子はおバカでツンデレな部分がフィーチャーされる事が多いんですが、
意外と周りの事見えてるな~というか
献身的な部分もあるんだな~というか。
これがもし向日葵との閉じ込められ系イベントだったりしたら、
きっとわがまま言ったり、ジタバタしたり、或いは妙な雰囲気(笑)になるんでしょうけど
でも、このエピソード(百話)の櫻子は普段とは見違えるくらい頼り甲斐があって
気落ちしちゃいそうなあかりを必死に(そしてそれを隠して)勇気付けて、、、
ただ、本当は自分だって不安だったし、怖かった
一見逞しいように見えても
そこはやっぱり女子中学生であって
でも、だからこそ、そんな良い意味での見栄、虚勢がとても尊いものに思える
「強くあろう」とするその姿に個人的に胸打たれてしまったんでしょう
このエピソード読んでたら櫻子が本当健気に思えて
すっごく感動してしまいましたね
その涙を見せるのは、
向日葵だけ・・・
っていうのも何だかいいじゃないですか(笑
そういうのもある意味ゆるゆり的(緩い百合の意)だなあ、としみじみと思いつつ
今巻でも屈指の良エピソードであり、また一つ櫻子の事が好きになれる傑作回に仕上がってるな、と感じました
冒頭でも書いたけど、頑張ったんだねぇ・・・ってねぎらいの言葉を掛けてあげたいレベルですね(笑)。
またこの話数での二人を描いたカラー口絵、そしてセンスが光ってる扉絵も良かったですね
櫻子は「大室家」でも主役張ってるし、こういう風に時折素直に可愛い様も描かれるし、単純にどんどん可愛くなっていくしで個人的に特にお気に入りですわ。
そんな訳で是非「大室家」もアニメ化を



最早「愛の告白」じみてる(もっとやれ)


また、今回そんな櫻子と共に印象に残ったのが綾乃でした
京子と二人で表紙にもなってるんですけど
彼女は中々素直になれなくて、
(京子に対しては)引っ込み思案で
でも、京子の事が大好きで・・・っていう
かなりいじらしいキャラクターなんですけど
だからこそ、自分の想いをはっきりと伝える事が出来た
「素直になれない」自分に甘え過ぎる事無く本音を伝え切る事が出来た
そんな綾乃の“勇気”や一歩踏み出す“強さ”にも胸打たれた巻数でありました
「誰かを好き」なんて事を本人の前で直接伝えるなんてそりゃ難しい事ですけど
難しいからこそ、綾乃が京子の気持ちも考えてしっかりと伝え切った勇気と優しさが眩しかったですね
勿論告白とかではなく、ちょっとした言葉を気にして、仲直りする為の「友達として」の好きではありますが
それが逆にとっても爽やかに、ストレートに良い話に感じる事が出来てすこぶる良かったです
当の京子本人は勿論そんな事を気にする性格ではないので結果的には別に上記の様な事は言わなくても良かったんですけど(笑

でも、作中で櫻子向日葵達も言ってましたけど
「きっと伝わっているだろう」っていうのは単なる甘えで
直接伝えるのが恥ずかしいからそんな根拠のない願望で誤魔化してるだけに過ぎないんですよね
だから、恥ずかしくても怖くても、「好き」っていう気持ちを伝えるっていう事もまた大事で
それは何も「好き」限定ではなく、どんな気持ちでも一緒でね。
ある種のメッセージ性なんかも感じられたお話でしたが
オチで鼻血出して卒倒している千歳もまた面白かったですね(笑
でもまあ、京子の返しがあまりにナチュラルに純粋に好意を示す、っていうものだったので
そりゃ卒倒してもしょうがないくらいにニヤニヤしちゃうお話でもあった訳ですが笑
綾乃視点のお話だと、途端に京子がイケメンに思えるから不思議ですね
まあ実際イケメンなんですが・・・
それとこのエピソードの冒頭の流れは微妙に少女漫画からの影響「も」感じさせるもので
その辺はやっぱり女流作家ならではのエッセンスだなあ、なんて個人的に感じてそこもまた面白かったですね。

綾乃もまた、頑張ったなあ(しみじみ)。





また、「DEAD FISH EYES」という(死んだ魚の目・・・笑)全員が虚ろな目の状態からスタートする実験的な話数も面白く
まだまだチャレンジ精神旺盛というか、こういうオルタナティブなエピソードも出来るんだ!って事を示してたりして
その辺もまた良かったです
それぞれが何故死んだ魚の目だったのか?って理由付けも面白くて
特に京子のはちょっとズレてて可笑しかったり、
あかりのでは何気にちなつのちょっといいトコが垣間見れたり
細部までも逐一楽しくて読み応えのある小話だったなあ・・・と個人的には
その後も難しいサイレントにも挑戦していたり、
上記の2つのトピックで
「いい話系」が強い巻数だと思われるかもしれませんが
意外と実験的だったり、ギャグにも力を入れてたりするのでその意味でもおススメ
そしてまだまだ「ゆるゆり」にはキャラの成長の伸び代も色々な話をやれる(出来る)ポテンシャルもあるよ~と
そういう「これから」に対する展望を抱かせる、尚且つ“安定”であり“健在”でもある事を十分に示す事が出来ている新刊にもなっているな、と
そんな風にも思えた14巻目でした
次巻はいよいよ15巻目!って事でこの健在っぷりならまだまだまだまだ行けそうでとっても安心&期待ですね!
特に櫻子と綾乃は、はっきりとまた違う一面を示してくれたんで今後の彼女らにも注目です
もしかしたら綾乃たちとお泊まり会する可能性もありますしね・・・
ニヤニヤの宝庫ゆるゆりは健在なんで
その意味じゃこれまでのファンにも勿論是非是非、といった出来栄えであります。
それと冒頭の「何でやねん」の話もまたオチが上手く出来ていてとても感心しましたね
結局千歳のこだわりのポイントはそこかよ!的な・・・
懐かしいポケモンネタもまた楽しかった笑















ニヤニヤほっこりさせつつも、
時折強烈にクスクス出来るネタも繰り出して来る「ゆるゆり」“らしい”塩梅は健在も健在
まったりと笑えるファミレスのお話や「なんとなくいいなあ。」って思える類の教師二人のお話もまた粋な雰囲気があって良かったです
あれもまたタイトル通り「ゆるゆり」(緩い百合)そのものですよね・・・
そんな想像力も煽ってくれる所もまた素敵、です。

ちなみに去年からちょっと小さいサイズの新装版も刊行されてたので、
もしかしたら新刊からそういうサイズで売り出すのかなあ・・・?的な心配もあったんですが
そこはきちんと考えてくれてたようでちゃんと大きいサイズの単行本も出てて安心しました
気が付いたら約1年ぶりの新刊(!)になってましたが、
今年も「大室家」含めてなもりさんの漫画の新刊を楽しみにしたいですね。とても塩梅の良い一冊でした。


バディストライク 第8話「優太兄ちゃん」 感想(週刊少年ジャンプ 2016年7号)

2016-01-18 | バディストライク









(絶句)
うーん・・・例えて言うなら、有名な医師に何とかして欲しくて
アンケやらお手紙やらを送って延命を訴えかけて来たんだけど
結局はスケジュール(=枠)の都合で無理でした。。みたいな、そんな心境ですかね
ぶっちゃけ連載前に厳しい予見をしたそのまんまの・・・何一つこちらの予想を裏切らない(笑)
清々しいまでの転落っぷりに正直いちKAITOファンとして泣きたいような、そんな気分ですかね・・・。
まあはっきり言って「負けた」んだと思いますし、内容的にも「後は最後まで看取るだけ」みたいな感じになってますね。

アンケも、ファンレターも、一度もサボらなかったんですけど
やっぱ個人の力では限界があるんでしょうね
そりゃそうだ、200万台の雑誌ですもんね
そりゃ通じないか・・・と思いつつ
宗教みたいなのは、
宗教みたいなやり口ははっきりいって大嫌いだし、
その中で「個人としてやれる事」を必死に全うしてきた自負こそあれど
それが結果的に一度も浮上せずに下がりっぱなしの掲載順ではやっぱり「繋がらなかった」という想いの方が大きいですし、
端的に言って(繰り返しになりますが)「負け」という事実なんでしょう それもこのままワンクールで終わるなら「完全敗北」そのものですね。

お世辞やおべっかを書いてもしょうがないので、
はっきり言うと物語の根源となる部分を過去編という形でやっている~という段階になっているので
ぶっちゃけた話ワンクールでパッと終わる可能性の方が高い、というよりもう決まっているような感覚すらあります
この船はきっと沈むと思います
だからといって、諦めるわけでもなく
今週も52円切手買ってアンケはもう書き終えてるし、
ファンレターもこの後書いて一緒に投函するんですよね
でもそれは「健気」とか「いじらしい」とかそういった類のものではなく
単に「(マイナスな意味合いで)諦めが悪い」だけの話だと思います
もっと単純に言えば自分はバカなんだと思います(笑

なんかね・・・
先々週の時点で「こりゃ次は最下位だわ」ってもう分かり切ってたのに
いざこんな風になっちゃうと・・・うん、やっぱりなんかヘコむし落ち込むし悔しいし、、、っていう
とにかく残念ですね。まあ裏を返せばそれくらいKAITO先生の表現に期待してたという事なんでしょうね。
また今週の内容が自分好みだっただけに余計にクるものがあるんですよね(笑




効果的なモノローグの使い方、
ノスタルジックな感覚
素朴な読み心地、
そして安導が背負って来たもの、
優太兄ちゃんの想い・・・
何もかもが好みで、
読み終えてから「はぁ・・・」って溜息が出るくらいに素敵で胸を打つ過去だなあ、って思ったんですけど
裏を返せばここから始めた方が良かったのかも・・・?とかも思ったりね(笑
バディものにせずに、
完全に安導中心で彼の今週みたいな想いを背景に進めた方が良い結果出たのかな・・・?とも思ったけど
今振り返るとこういう過去があって尚自らを「死神」と呼ぶその姿に未だに過ちを、兄ちゃんの想いを引き摺っていたんだな、、、っていう感慨深さもあるし
だから、あんなに生き急いでたんだなあ・・・っていう気持ちもあるし。その辺は「まあ、、、」って感じなんですけど
とても感情移入しやすい、尚且つKAITOさんの武器をこれでもかと詰め込んだ“らしくて素敵な話”だったと個人的には感じました
だからこそ、段階を経て甲子園で躍動して涙する安導の姿も見たい。って思っちゃうのはきっと諦めが悪いんでしょうね。。

小さい頃の安導くん可愛いなあ・・・とか、
野球出来なくなっても腐らずに「オレを生かすんだ」と言える優太兄ちゃん格好良いなあ、とか
死神と呼ばれた理由の物悲しさとか、その後の安導くんの悔しがりながら、頑張りながら流す涙とか
今週は全部が全部素晴らしかったな。とか感じました
そして次号の過去も気になるし・・・って事で
まあ、
はっきり言ってどんなに誤魔化しても「悔しい」とか「空しい」って気持ちは消えてくれないので
どうしてもその辺の感情を素直に書いてしまうんですが、やっぱりKAITO先生の表現及び哀愁が好きなんだなあ。。って感じた気持ちもまた本音っていう感想ですね
だから勿論今週も先述のようにアンケとファンレター必ず出します
別に報われなくてもいい、ただ自分がそうしたいからそうするだけ。ってただそれだけです。










今週の巻末コメント:
「昨年も年末大掃除がちゃんとできませんでした。今年こそ・・・」

いや、大丈夫です
俺なんて「大掃除」って概念自体消えてるから
・・・先日、聴きたいCDがあってそれ探し出すのに数時間掛りました(←アホ)