サブカルチャーマシンガン

自分だけの「好き」を貫く為のブログ。

山田シロ彦新連載! 凛とチア。 第1回「凛太郎と修斗」 感想(ヤングジャンプ2017年31号)

2017-06-29 | 山田シロ彦
君は・・・。












人間、出来損ないに生まれたくなくても出来損なってしまうものです
修斗は、およそ「みんな」が「当たり前」に出来ている“男らしく”生まれて存在する事が出来なかった
だけど・・・それって彼が自発的に「選んだ」事なのかな?
本当は、彼も男らしく生きれたら良かったんじゃないかな
誰もが望むように、
当たり前のように・・・

そして、「母親が」望むように・・・。


自分が自分でその道を自発的に選んだのならば話は別ですが、
修斗の場合は、それこそ生まれつき性と心が一致してなかったわけで
正直どれだけ苦しかったんだろう、って想像してしまう
男なら男らしく、
女なら女らしく・・・
一体どこの誰がどういう基準でそんな「普通」を定めてしまったのだろう
みんなと一緒じゃなきゃ悪ですか?
生まれ持った手前を捻じ曲げてまでも「生きろ」と冷酷にも言い放つのですか?
だとしたら、一見美しいようで、実は悪魔のように醜い世界だなあ、、、って個人的には思ってしまう
感化されすぎですか?(笑)でもなんか、そう感じさせるような秀逸な描き方だったように思えたんですよね。





彼がこの格好で人前に出る勇気と震えを誰が気にしてあげられたんだろう・・・と思うと
ちょっと泣きそうになってしまいました
男は男らしくあるべし
女は女らしくあるべし・・・
そういう古臭い固定観念に心を痛めながら生きてる人がこの世にどれだけいるんだろう
そして、そういう人たちは一体これまでどんな蹂躙や無視という仕打ちを受けてきたんだろう、、、と
そう考えるとある種壮絶な気持ちにもなってしまいます

彼ら(或いは彼女ら)に共通しているのは、
全員「それ」を選んで、自発的に進んでそういう生き方になったわけではない、ということ
そういう・・・この世の「闇」の部分、、、進んで照らされない部分を敢えてフォーカスして来た初回に度肝を抜かれた
と、同時に、読切「彼女のホントウ。」からして大好きだった山田氏の新作を心から応援したくなりました
ずっと誰からも認められなくて、一時期男らしくなろうと野球もやったけどそれも挫折して、
どっちにも行けずに、ずっと悩み苦しんで来た修斗に感情移入「し過ぎて」しまいました
大好きな男の子に素直に恋したとしても、同時に後ろめたさも感じてしまう
自分の心情を吐露しても誰からも突き放され、
周りの人間にも迷惑を掛け・・・
完全に追い詰められても仕方のないドラマティックでシビアな作劇に仕上がっていましたね。





個人的に、修斗が素直に号泣したシーンも凄く良かったです
こういう聖人キャラの場合、やたらタフなスピリットを持ちがちなんですが
人前でもボロボロ涙を流す修斗を見ていてこっちも泣きそうに、、、というか、ちょっと泣きました
本当は認めて欲しかった、本当はもっと純粋な自分で生きたい、でもそれは「この国では」無理なようで・・・
そういう想いが噴出してしまったかのような修斗の真夜中の号泣シーンは胸に来るものがありましたね
この子はどれだけ苦しい気持ちを溜め込んで来たんだろう、
それも、誰にも話せずに・・・
と、思うと
凛太郎の存在が尊くも思えるんですが
最終的にはそんな凛太郎が「兄がおかま」である事をきっかけにいじめられるのを避ける為、
修斗は家を出て失踪してしまう 行きつく先はどこだったのか、それとももしかして・・・・・
とか色々と展開は考えられますが、個人的には元気で生きていて欲しいと思う
こんなにいい子が「普通」に潰されて亡くなるなんて考えたくはない・・・。
そんな風に実直に思ってしまった初回でした。最高でした。






本当は、修斗だって辛いんだよ
凛太郎の事が大好きなんだよ
嫌いな訳がない、
むしろ「大好きだからこそ」の行動だったんですよ
自己を犠牲にしてまでも、大切な弟を守り抜いた・・・
皮肉にも最後の最後で最も「男らしい」行動を取っているのがまた物悲しくもありますが、
だからこそ、凛太郎が“自力で”彼と再会出来る日を心待ちにしながらこれから毎週読ませてもらいます
ぶっちゃけ初回で泣いてしまった新連載なんて物凄い久々だったような、思い出せないくらい前だったんで
ビックリしてしまいましたね 

自分は「世間的な弱者」にスポットを当ててくれてる物語に弱いのかもしれません
このブログの読者だったらかなりの割合で気に入ってくれる(はず)
是非読んで欲しいですし、
もし好きになってくれたら一緒に(アンケ等で)応援しましょう!って思います

想像以上に男らしくなってしまった凛太郎はそれだけで(チア部的な)「普通」からはみ出してしまったはず
だけど、そんな凛太郎が「普通」に屈せず、自分の道を歩み続ける事で
結果的に修斗の勇気に繋がればいいな、、、と
今はそう感じてます
「普通」なんて、ぶっとばしちゃえばいいんですよ。いつもそう思ってます。





来週からは扉絵に出てきた可愛い女の子たちが登場しそうで楽しみです
女の子の群れの中に一人男がいる~という次号予告だったので、
正直どういう漫画か予想が付かない部分もあったんですが、
想像以上に感情移入が出来る秀逸な漫画でした
「彼女のホントウ。」の時も書きましたけど、構成も魅せ方も新人レベルではないですわ。絶対支持。
(あと個人的に同期作家の中野ユウスケ氏も日の目を見てほしいなあ・・・!)



2017-06-28 | ブログ関連







ずっと格ゲーの練習してるけど、
どうも手先が上手く動かない
思うように動かせない
動かせないからめちゃくちゃなプレイになり、
スマートにまとめようとすると今度は火力不足に陥る
これも慣れなんですかねー
複雑なコマンドが一切出せないので、それだけでも大ハンデな気がして
やっぱりどう考えても「下手だなあ。。」と
ちょっとした悩みですね・・・
まあ辛抱強く続けてみます。この沼は正直深いです。深すぎます。誰か一緒に潜って欲しいくらい(笑





THE NOVEMBERS「Hallelujah」全曲レビューその1「Hallelujah」

2017-06-27 | THE NOVEMBERS「Hallelujah」全曲レビュー











馬鹿馬鹿しいまでに
本物よりもそれらしく












この曲を初めて聴いたのは音源ではなくライブ・・・
それも去年秋の発売よりもずっと前の春ごろのライブでした
高松浩史の爽やかなコーラス、ノベンバらしからぬ(?)解放感の強いポップなメロディ、
それでいてそこはかとない野生的な雰囲気とある種男らしくもある音像が兎角新鮮で
一発で好きになった覚えがあります
それは音源で聴いても同じで、
今やノベンバの新アンセム、、、とまで言えるほど(曲が)育って来た感覚もあって、それもまた素晴らしいなあ、と。

敢えて、こういう書き方をしますけど、
THE NOVEMBERSの中でも(聴いてて)ポジティブな感覚になれる曲、、、というか
希望に満ち溢れたエッセンスが兎角心地良いそれまでになかった類の楽曲に仕上がっていると思います
凄く原始的な曲な気もするんですよね シンプルに雄叫びを聴かせる演出がそう感じさせるのか、
聴き手を励ますでもなく複雑なメッセージを入れ込むでもなく、ただただ純粋に音楽を奏でている・・・
そういう美しさが内包されている楽曲でそれはそれで逆説的にシンプルさをしっかりと伝える、という意味で
メッセージ性あるなあ、、、って個人的には感じます 音楽は音を楽しむもんだ、という。
あくまで個人的な感想なんですけど。


歌詞は、一番最初に挙げさせてもらった「本物よりもそれらしく」っていうのが特に好きですね
今の世の中すぐに「○○っぽい」「○○の真似」みたいな野暮なツッコミが入りますけど、
ぶっちゃけ何かに影響を受けてないものなんてこの世に存在しない訳で、
だとするならば、
本当に「本物よりもそれらしく」――――――
過去をアップデートするつもりで美しく演じ切るのも一つの選択だと思うんですよね
正直影響元よりもその影響をかみ砕いて表現している後発の方に心惹かれる事も多々ありますし、
つまりはくだらないしがらみに自分自身を縛らないで、もっともっと自由に泳げばいい・・・
そんな自然体なメッセージを感じられる楽曲でもあります


気まぐれな約束を
守るのに一生懸命



そう、こういう事なんです
最大公約数的な退屈な普遍に自ら当て嵌まっていくのは「安心」であり「不幸」だとも言えます
そうじゃなくて、本当に自分が歩みたい生き方で、やってみたいやり方で
例えそれが正しくなかったとしても(他人を貶めるやり方でなければ)
どういう風に進んだって良い
どういう風に演じたって良い
そういう・・・
高らかで朗らかな音像に追随するように「自由」を促す歌詞もまた胸に来る一曲に仕上がっています

自分が納得するまで、
自分が納得出来るやり方で
とことんまで行こう
とことんまで泳ごう
何が言いたいのかよく分らないような楽曲群とは一線を画す、
潔いフレーズの数々が印象的な聴き手の背中を自然と押してくれる、
今のTHE NOVEMBERSを象徴するような美しい楽曲になってて新譜の中でも特に入口に相応しい一曲になっていますね
最近のライブでは主にラストに披露されている辺り、「始まり」を謳うこの曲が大切に扱われてるのがよく分る
イントロを聴くだけでも気分が高まる、最高傑作の始まりの一曲にも相応しい名曲ですね。









秋にベスト盤が出てそのツアーが始まります
その前に最新の最高傑作である「Hallelujah」の楽曲群を改めて掘り下げたいと思う
THE NOVEMBERSやLOSTAGEはかつてのブッチャーズみたいなポジションになりつつあるので、
個人的には知る人ぞ知るとかミュージシャンズミュージシャンの枠から一歩でも出るお手伝いをしたいです。自分なりに。




ミウラ氏リベンジを果たす ゆらぎ荘の幽奈さん 第68話「バレンタイン狂想曲②」感想(週刊少年ジャンプ2017年30号)

2017-06-26 | ゆらぎ荘の幽奈さん
                                      
                                   遂に次週表紙&巻頭やでえ(喜び)













ブログを長くやってる人ならば、ある程度自分の文章やスタイルに「好きなトコ」が1つ2つあるはずです
よく(自分の文章を)稚拙だの未熟だの卑下する記述を見たりしますが、勝敗が決まってるような事柄ではないので
ある程度自分で自分を認めてる箇所がないと精神的に続けられないものだと思います
俺が自分のブログで好きなとこはその時その時で本音しか綴ってないところです
毎回毎回自分の心と対話して「これ本当に思ってるかどうか」っていうのをいちいち自己確認しながらUPするタイプなので
所謂「手のひら返し」みたいな行為がまったくないんですよね
好きなものはずっと好きだし、
そうじゃないものはいつまで経っても無関心だし、
そういうトコは自分でも結構気に入ってますね・・・・・
周りに合わせて評価とか趣向を見直すような事が殆どないっちゅうか、
空気を一切読まずに「本当に自分が好きなもの」だけを追求してきた、という自負は誰よりもあります
ミウラ氏の漫画は「恋染紅葉」の読切が初めて本誌に載った時から常に絶賛し続けて来てますし、
(実は)その時から漫画雑誌に発表された作品に関しては欠かさず感想を書いて来てるんですよね

つまりは、ずっと「こういう時」を信じ続けて来たというか、
今日コンビニでジャンプ取って、まず俺は次号予告から確認するんですけど
正直ちょっと泣きそうになってしまいましたからね パジャかのも恋染もクロスマネジも
こういう機会には恵まれませんでしたからね(笑
なんかね・・・
ミウラさん自身の「本当の意味でのリベンジ」という気がしたんですが、
ある意味俺にとっても積年のルサンチマンを一気に覆せたような気がしてね・・・
周りに合わせるのも空気を読むのもそれはそれでその人の自由なんですが、
何かを(自分を一切曲げずに)一途に信じ続ける事も大事なんですよね
それを5年半懸けてリアルに証明出来た気がします
証明出来たっていうか、俺みたいなアホの尽力なんて微々たるものでミウラ氏の努力あっての結果ですがね
でもなんちゅうか、素直に嬉しいですよね、、、ジャンプで一番推してる漫画が
こういう良い目に遭う事なんて殆どなかったんで、
その意味でも・・・感動ですよね






今週の内容はもう横綱相撲のような内容でした
千紗希さんの恋心と健気な想いが真正面からクローズアップされてるお話で
特に説明の必要もないくらいにただただ読んでてオートマティックに胸に来る、
そういう名話に仕上がってましたね。

千紗希さんは途中まで、チョコを渡すことを「先延ばし」にしてたじゃないですか
正直ああいうような「先延ばし」を自分もよくやっちゃうんですよね(笑
言い訳して「今」やらずに、
大丈夫だと「後」でやることを選んでしまう
だけど、そう思った時には既に手遅れだったり逆にチャンスを失ってしまったりする
それを「不器用」だと形容すればある種人間臭くて響き自体はそんなに悪くはないけれど、
やっぱり人間「今できる事」を「今」やってないと、後々自分の首が締まる機会が増えちゃうんですよね
それを本作はモノローグも使わず、余計な心情吐露もせずに、間接的に伝える事に成功していると思います
千紗希さんは「後になって」決意したけれど、そういう事をやっていると、結局「あの時・・・」ってなってしまう
今回はコガラシが他人の異変を察せるナイスガイだったから助かりましたけど、
現実だとコガラシみたいなナイスガイは早々いないので、
やっぱり出来る時にやったり
今したい時にしたりすることが大事なんですよね

だけど、それでも「ちゃんと渡そう」としっかりと決意した千紗希さんは立派でした
よしんばあれがそのまま川に落ちてたとしても、千紗希さんは諦めずに何らかの形でチョコを渡してたような気がします
千紗希さんがフラれる心配をしてたのは、きっと幽奈さんという一番近くでコガラシを見守っている存在がいるから
だけど、負けるからやらない、叶わないからやらない、傷付くし傷付けるからやらない~という
そういう決断を下してしまったら、きっと「あの時・・・」と一生後悔する事になります
本当に大事なのはモラトリアムでも自己防衛でもなくて、
自分の気持ちに素直になること。。
それなんですよね
ま、それが簡単に出来ないから人間は悩むし後悔も茶飯事な訳なんですが(笑
だけど、それから逃げない、逃げてないからこそ千紗希さんは美しいし、読み手に(ある種の)勇気を与えるんでしょう
先週も書きましたけど、本作はメッセージ性皆無のようでいて、実は毎週のように示唆的要素があったりします
それをきちんと伝える為に・・・しっかりと認知して欲しいから、これからも欠かさず感想を続けます
それがいちミウラファンとして出来る最良の行為だと信じているんで。

最後の千紗希さんとコガラシのやりとりにはニヤニヤ不可避でした・・・笑
コガラシも相変わらずのイケメンっぷりで最高でしたね。
次週、すっげえ楽しみにしています。

















この二人くっ付きそう


1周年の時の巻頭カラーは、
正直な話嬉しい気持ちとモヤモヤする気持ちが両方あって、
それが記事中の「表紙巻頭飾って欲しい」って記述に思い切り現れてた訳なんですけど
まさかこんなに早くそんな想いが果たされるとは・・・と感動に震えてます
やっぱり本音を言い続けて来て良かったな、
自分を偽らずに素直に活動を続けて来て良かったな。と思いますね
ゆらぎ荘の感想1話も欠かしてないし、初回から絶賛、、、っていうか、先述の通り
そのずっと前の漫画から好きな気持ちを表明し続けてる訳で、ある種自分のブレなさも再確認出来ました
やっぱり応援し続けてる人やものが日の目を見るのはいつだって気持ちがいいものです
「恋染」の小鳥編で人気が上がらなかった時は本気で理解不能だったんですけど笑
でも今回の京都編で表紙巻頭ゲット出来るほど人気が復調した事は本当にめでたいですし、
毎週毎週魅力を伝えつつアンケ出して記事中でも「アンケ出してます。」って書き続けて来てホントに良かったなと
ことJ誌は単行本よりもアンケが重要視される特殊な雑誌なので、これからもこの状態をキープ出来るように
毎週のアンケ投函はこれからも頑張っていこうかなと思います
一切援護射撃の手を緩めないスタイルで。


「恋染紅葉」でも海音と義孝の良い感じのエピを最後にちょっと描いてたので
今回も兵頭と芹のそういうエピを期待したいですね・・・
そんな風にも思った68話でした。
次回は幽奈さんのバレンタインです!!



ヴァンパイアセイヴァー月例対戦会@高田馬場ミカド 17.6.24

2017-06-25 | ヴァンパイアセイヴァー
                                          
                                       押切蓮介のサインが飾ってあった。











高田馬場のゲームセンター、ミカドに行ってセイヴァーの月例大会に参加して来ました
参加して来た・・・っていうか、ぶっちゃけただ見学に留めるつもりだったんですけど
途中で気持ちが変わってしまったので急きょ参加する事に(自分の中で)決めました
なんか司会の人が数人いるし、録画もしてたのでいい記念になるかなー、、、と。

今回の目的は「勝つこと」または「勝ちを目指して少しでも頑張る事」ではなかったです
今回の目的はぶっちゃけ、こういう“大会の雰囲気”に場慣れすることでした
実際場慣れしたかどうかはよく分らないんですが笑
雰囲気はなんとなく掴めたかな。。って思います

だからといって、勝ちを捨ててた訳じゃなく、
今の自分なりになんとかしようとプレイしたんですけど
流石東京でも名店と呼ばれているお店のプレイヤーが集まってるだけあって
そうそう簡単には勝たせてくれなかったですね でも正直みんな数段、いや、数十段格上なのは
行く前から分かり切っていたんで、いちいちがっかりしたりもなかったですね
思っていた以上に人が密集してたんで、人酔いは若干ありましたけど笑
まーでも楽しかったです。以下結果。









【セイヴァー】レイレイ×—○(相手)ザベル 備考:完敗
【セイヴァー】レイレイ×—○(相手)バレッタ 備考:完敗
【セイヴァー】レイレイ×—○(相手)ビクトル 備考:普通に負け

2on2大会
リーグ1回戦 【セイヴァー】レイレイ×—○(相手)キュービィ 備考:最初若干攻めれたが気のせいでズルズルフルボッコ
リーグ2回戦 【セイヴァー】レイレイ×—○(相手)バレッタ 備考:特にいいところもなく負け
リーグ3回戦 【セイヴァー】レイレイ×—○(相手)バレッタ 備考:最初はまあまあだった(気がする)が、案の定フルボッコ



自分の名前を受け付けの人に言ったら、
何故か既に知られていて正直恥ずかしい気持ちになった(笑
実力もないのに「あの人ですね。」って言われる恥ずかしさが半端ない!
津田沼エース出身と何回か連呼されたんですが、なんかもうエースでも最下層のレベルなんで・・・
それだけは確実に記述しておきたいです。エースプレイヤーの沽券に関わりますからね。

キュービィ戦はなんだろう、
最初はそこまでアレだった記憶もないんですが(動画で見ると違うかも)
気が付いたらあっさりと・・・ちゃっかりと負けてた印象ですね

後はどっちもバレッタだったんですが、チェーンがまともに機能せず必殺技も効果的に使えず、
なんか普通に今の低レベルを晒して終わっただけの試合だった気がします
ただ、1回狙って放った旋風舞がちゃんと決まった(と、思う。うろ覚えだけど・・・)のは
正直嬉しかったですね
よく司会の人が○○さんは○○(キャラ)が苦手~と紹介してたんですけど
自分の場合はまずそういう、、、キャラの得意不得意を語れるレベルではないんで(笑
誰が来てもYAVAIって感じでしたね
そもそも筐体での対戦で全然勝ってないからね
多分後で大会の動画がUPされると思うんで、それで色々客観的に見てみたいと思う


一緒に(主催者の斡旋で)チームを組んだ方はオルバス使いの方で
自分よりも当然の如く達者な方でした
実際傍目から見ていても互角の試合が多くて内心応援してたんですけど
結果的にはチーム的にも全敗でした
まあ片方が戦う前から負け確定なんでプレッシャーきつかったと思う
なんか色々とアドバイスももらえたんで、それをまた糧にして頑張って行こうかな、と。
一緒に組んでくれたとび氏、そして対戦して頂いたプレイヤーの方々ありがとうございました。
今度は新人大会に出てみようかな・・・と思う。気力があれば。。笑













帰りは船橋で降りて海老そば決めてからファンファンでちょこっとセイヴァーやって市原に戻りました
そういえばミカドもファンファンもこの日初めて来訪したんですよね
他にも名物っぽいゲーセンの名前をよく小耳に挟むので、
機会があれば行ってみたいと思う。
まあ、自分らしいペースと自分らしいやり方で少しずつ改善していければいいな、と思う。
ただ、eスポーツと呼ばれるのは伊達じゃないですよ。上手い人は手先のスピードからして違いますから。

いつか、このブログの読者の人とチームを組んで大会に出てみたいですね・・・笑
自分はいつでもウェルカムなんで良かったら連絡下さい。ではまた。




格ゲー修行日記PART4「初めてのフリプ参加」@津田沼エース 17.6.23

2017-06-24 | 格闘ゲーム
気分としてはこんな感じ




ブログで格ゲーの記事、
それも津田沼エースの記事ばっかり書いてたら、
ヴァンパイアセイヴァーのフリープレイ交流会に誘われました
で、昨日行って来た訳ですが・・・案の定フルボッコでしたね(笑

いや、そもそも、仕事中から「恐らく一度も勝てずに終わるだろう。」と思ってたんですけど、
実際来てみたら14人くらい参加していて、「こんなにいれば自分と実力の近い人もいるだろうか・・・」と
ちょっとだけワクワクしたんですよその時は
あと自分の番号が11番で、
この日はTHE NOVEMBERSのTシャツを着てたんでそれもあって「幸先いいじゃん!」ってね。

だけど、正直甘かった。
自分と同じぐらいの実力の人は結果として「いなかった」です
明らかに自分が一番弱かったし、積み重ねもないので当然っちゃあ当然なんですが
それでも2度だけ「ちょっと勝てそう。」って試合もあっただけに、あそこで勝ち切れないのがね・・・。
いつまでも対戦する度に頭まっ白じゃこの先やっていけないぞ!って思ってしまいました
まあ、うだうだ書いてないで取り合えず先に結果出しましょうか。








【セイヴァー】レイレイ×—○(相手)バレッタ 備考:完敗
【セイヴァー】レイレイ×—○(相手)アナカリス 備考:完敗
【セイヴァー】レイレイ×—○(相手)デミトリ 備考:1DOWNは奪う
【セイヴァー】レイレイ×—○(相手)リリス 備考:1DOWNは奪う
【セイヴァー】レイレイ×—○(相手)リリス 備考:完敗
【セイヴァー】レイレイ×—○(相手)フェリシア 備考:何もできずにほぼパーフェクト負け、一番厳しい負け方だった
【セイヴァー】レイレイ×—○(相手)モリガン 備考:完敗
【セイヴァー】レイレイ×—○(相手)リリス 備考:完敗
【セイヴァー】レイレイ×—○(相手)モリガン 備考:完敗
【セイヴァー】レイレイ×—○(相手)モリガン 備考:完敗
【セイヴァー】レイレイ×—○(相手)レイレイ 備考:惜しいとこまでいくも競り負け
【セイヴァー】レイレイ×—○(相手)デミトリ 備考:完敗
【セイヴァー】レイレイ×—○(相手)モリガン 備考:惜しいとこまでいくも競り負け
【セイヴァー】レイレイ×—○(相手)ガロン 備考:完敗
【セイヴァー】レイレイ×—○(相手)モリガン 備考:完敗
【セイヴァー】レイレイ×—○(相手)デミトリ 備考:完敗
【セイヴァー】レイレイ×—○(相手)モリガン 備考:この日唯一先に1DOWN奪うも逆転負け
【セイヴァー】レイレイ×—○(相手)レイレイ 備考:1DOWNは奪う
【セイヴァー】レイレイ×—○(相手)ザベル 備考:1DOWNは奪う
【セイヴァー】レイレイ×—○(相手)レイレイ 備考:完敗
【セイヴァー】レイレイ×—○(相手)モリガン 備考:1DOWNは奪う
【セイヴァー】レイレイ×—○(相手)モリガン 備考:完敗




個人的に「いい試合が出来た」と思えたのは22回中3回くらいで
あとは全部一方的に負け、食い下がれた試合も善戦止まりで結局落として
22連敗食らって正直いいとこなしで終わってしまいましたね
話にならない・・・というか、
かなり自分が場違いな存在に思えるくらい周りのレベルが高くてこういう結果でもやっとだったんですよね

実際に負け続けて感じたのは、
「段階が違う」という事です
自分は必殺技をちゃんと出せるだけで嬉しい気分になるようなレベルなんですけど、
それは彼彼女らにとっては「当たり前」で、完全にそのもっともっと先を走っている
高次元でのしのぎの削り合いに終始感じていました
流石にここまでレベルが違うと、
悔しさよりも逆に笑える感情が先に立つ感覚で
ちょっともう今の自分じゃ誰にも太刀打ち出来なかったし、出来ないのが事実ですかね

でも、22戦中22敗っていうのは、ブログのネタとしては突き抜けてて良いですよね・・・
って朝起きてからふと思いました
いや、全然良くはないし情けないんですけど笑
ただね、この間ゲーセン通い再開後初めて勝って、その後も2連勝した後にこれだったんで
逆に言えば勘違いしなくて良かったな。とも言えます
負け続ける事で視えてくるものは確実にあるし、
だからこそ選べる決断もあるのが事実なんですよね
そういう意味では良かった、勉強にはなったかな、と。

ああいう(自分から見れば)達人クラスの・・・
多分当人たちはそんな事思ってないと感じましたが、
それでも敢えてこういう書き方すると、達人たちと遊んでみて
eスポーツとかそういう言い方されるのも納得だわな。。と実感しました
まず、手の動かし方から違ってたんで(笑
レバーの動かし方、ボタンを押すスピードからして明らかに違うんですよね
まあ、基礎から鍛え直しですね
そんでもって、今後もこういう実戦を積んで対戦自体にも慣れてかなきゃ真っ当に勝てる事はないでしょう
あと善戦みたいな状況になった時に慌てない精神力も今の自分には必要だと思いました・・・笑


ただ、このプレイ回数を見て分かる通り、
フリープレイ交流会っていうのは想像以上にいっぱい対戦出来ます
経験を積むにはピッタリのイベントなので、出来れば自分の他にも新規参入者が増えて欲しいです
そして相変わらず格ゲーフレンズ、あと大会とかで一緒に組んでくれる人も募集中です
格ゲー沼は想像以上に半端ないですよ(笑)。













交流会が終わった後は、
皆さんと食事にも行かせてもらったんですが
普段他人とまともに話してもいない(仕事場でも仲良い人とかいない)為、
同じ質問を二回してしまったり、自分でもテンパりすぎだ!って
それもまたいい大人のくせにどうなのよ(笑)ってまた自己批判のネタが増えましたね
まあでも、趣味が同じというアドバンテージがあるので
正直話しててすっごく楽しくはありました
自分自身の会話センスは赤点だったと思うんですけど、
隣の席に居た黒玲さんという方がかなり話のお上手な方で相当助かりました
ゲーセンのいいところをまた一つ見つけた気もしましたね

記事前半でフルボッコとか全敗とか書いたんでもしかして敷居を気にされる方もいるかもしれないですが、
プレイ後はこういう風に親切に色々と教えてもらえるんで、個人的には気軽に参加すべきだと思います
まあ、自分みたいな出戻りの未熟者もいるんで(笑)是非対戦して下さい。対戦相手募集中です。







ジャンプでまたラブコメが3つ揃ったので、それぞれの展望を語る

2017-06-23 | 漫画特集









2012年以来だから約5年ぶりなんですかね
ちなみにその時は「パジャマな彼女。」→「恋染紅葉」→「ニセコイ」の順番でハマってました
今振り返るとまくらと小鳥が特にマイフェイバリットだった気がしますね・・・
恐らくマイノリティなんでしょうけど笑








ゆらぎ荘の幽奈さん

ゆらぎ荘はラブコメ界のWBC(?)の如く頼れる打者(ヒロイン)が揃っている
そしてそんなヒロインの気持ちを受け取る捕手(コガラシ)も好リードを見せていて、
攻守ともに隙がない印象ですね

京都編以降、掲載順がグッと良くなった気がするんですが
恐らく同時期の新連載陣に打ち勝ったのと、あれでバトル大好きガキんちょの心を少しは掴めたんじゃないかな、と
更に言えば、ただのバトル展開でもなく、きっちりラブコメを絡めた上でのバトル展開でしたからね
つまりは世界観を保ったまま、バトル「でも」魅せた、という形になって
それが純粋に掲載順にも現れている訳です
ミウラさんの手さばきがより一層光ったシリーズを経て、
恋愛模様も更に白熱していきそうですし、また主人公、ヒロイン共に「格好良いトコ」を見れそうな期待もあって・・・
いや、主人公は幽奈さんなのかもしれないですけど(笑)この間の主人公集合表紙から察するに、、、
それはそれとして、やっぱり男の子が安定してイケメンっぷりを発揮していて
尚且つヒロインがただ守られるだけの女ではない。。ってのが、
今の時代性ともマッチしていて、
このまま頑張れば結構いいポジションまで行けるんじゃないでしょうか
その為にもアンケと感想でじっくりと援護射撃をしていきたいところです。



ぼくたちは勉強ができない

とにかく「うるか!うるか!うるか!」と
作中一番人気(であろう)うるかで押しまくってるイメージ
掲載順的には中段の下位または下段の上位とかそういうポジションなので、
あんまりのんびりと回している余裕がないのだと思われる
しかも、新しいラブコメも入って来てるし・・・という訳でここからが真価が問われる事になりそうです

ただ、筒井さんは約10年かけてここまで辿り着いた方で
ガンガンWINGで新人時代読切を発表した時に初めて知ったくらい(実は)読者として付き合いが長いんですよね
大好きなうるかをずっと見ていたい、、、という気持ちもあるし、何とか生き残れるポジをキープして欲しい想いでいっぱいです
あとコミックス1巻買いましたよ。



クロスアカウント

まず絵が凄い綺麗
そして「銀魂」の元アシだからか、
そこかしこに「銀魂」の影響が垣間見られますね
(特にオタクならギャルゲー~辺りのセリフ回しとその後の決めゴマは師匠の方法論そのまんま)
あと他作品の固有名詞を出しまくる点もある意味師匠譲りとは言える

「SNS」を題材に・・・というアイディアは今の時代性には合ってると思うのでそれをどれだけ活かせるかが鍵ですね
ヒロインの可愛さは折り紙付きだと思うので、それをバンバン魅せる事が出来ればそれなりに戦えそうな気はする
ただでさえクリーンナップの威力が凄いゆらぎ荘(更に助っ人も多数獲得)と、
4番打者が安定してホームランを打っているぼく勉が相手なので、
スローペースの展開だけは禁物
出し惜しみのない攻勢を心がけて、早めに塁を乱すことが重要になってくるんじゃないかと

あと個人的にバディストで大失敗した「主役の変顔」は止めた方が良いと思う。
決めゴマの印象が薄くなってしまうので。そんなに嫌いでもない漫画です。
取り合えず次週以降の打席でちゃんとヒット打てるかで判断していきたい。空振りや見逃し三振はしない方向で。











ただ、よくよく考えるとこの1年半でラブコメが4つも新規参入してるんですよね
一時期から考えると有り得ないペースですが・・・個人的にはもう1つくらい来そうな気もする。



LOSTAGE「In Dreams」全曲レビューその1「さよならおもいでよ」

2017-06-22 | LOSTAGE「In Dreams」全曲レビュー








借りてきた借り物は
いつの間にか壊れてる
同じように揺れている
同じように目を逸らしている
私のもの
私の心 (さよならおもいでよ)







ここ日本では所謂・・・
人と人との間に「流れ」があって、
そこを上手く泳げないとついていけなくなったり、苦しい気持ちになったりする訳なんですが
そこに上手く順応しようとして、自分を捻じ曲げてまで「誰か」の振りをしたところで、
本当の意味合いで救われるのか?って言えばそれは違う気がする
自分の思ってもない事をいって、
「みんな」に合わせて本音を押し殺して・・・

それで流れに乗れたとしても、、、
楽しい人は楽しいんでしょうけど、自分は正直それを「悲しい」って思うんです
「それ」は自分の感情じゃないし、「それ」で例え上手く行ったとしても、本当の自分が消えてしまったようで空しい

借り物の感情で満たされた振りをしても、
自分が求める“本懐”には一歩たりとも近づけない事を、俺は知っている
だからこそ、この曲のそんな歌詞にはグッと来たし、正直聴く度に頷いてしまうんです
本当の自分だけを、
本当に追及していたい。
借り物の自分なんて所詮ハリボテに過ぎなくて、
誰かに溶け込むことを諦めてまでも守りたい「俺自身」が存在している・・・
からこそ、シンパシーを(勝手に)感じるし、聴いてて泣きそうにもなるんでしょうね

別に、泣きそうになる/泣きそうにならない、なんて音楽の絶対的な価値ではないけれど
ただこの曲を聴いてると、やっぱり「本当の自分」で勝負したい、
それで負けたとしても、それはそれで仕方が無い。
そんな風に思えるし、
そういう「自身を貫くこと」を頑張れとか諦めるなみたいな陳腐な言葉で表現せず、
あくまで間接的に表現している粋な部分が光っているロストエイジの新しいアンセムだと思います
疾走感溢れるバンドサウンドに、要所要所でダイナミックに迫る音塊の爽快感など、
まさにファーストアルバムの一曲目のようなみずみずしさに満ちている定番化必須な新曲ですね
イントロだけでも今作に込めた気合が直で伝わって来る、本当に素晴らしい一曲です。








今は、「手前らしく生きる」事が、
繋がり繋がろうの時代になって来ていて(雰囲気的に)貫き難い時代なのは確かです
でも、だからこそ、そこで泣き寝入りするんじゃなくて、
孤独を選んでまでも本懐を選ぶ事も時には重要なことのように思えます

「誰か」に自分を寄せたって、
「誰か」になろうと頑張ったって、
「誰か」の真似して安心感を得たって、
結局は「本当の自分」が死んでいくだけ。
だったら、惨めだとしても、「愛されない自分」を選んだ方がまだマシに思える。
そんなマイノリティに贈る最高の応援歌だと思います。超自分勝手な聴き方ですけどね(笑



ヴァンパイアセイヴァーのススメ~「ヴァンパイア」シリーズの思い出を語る

2017-06-21 | ヴァンパイアセイヴァー
                                         
                                        ちなみにレイレイ使いです。











どうも最近、
「どうやったら格ゲーが上手くなるのか?」
「より強くなる方法を知りたい」・・・と極端なまでに格ゲー熱が再燃しています
毎日レイレイの天雷破を正確に出す練習に明け暮れてるんですが、
これがまた難しくて、、、
今回はそんな「ヴァンパイア」シリーズの魅力を語ってみたいと思う。

ヴァンパイアハンター、ヴァンパイアセイヴァーは自分が小学生の時に流行ってたゲームですが
当時は同じカプコンのストリートファイターと比べるとややコアで大人びてるイメージでしたね
なんでしょう、まずグロいですよね(笑
技も演出も・・・
バレッタという赤ずきんをモチーフにしたキャラがナイフで相手の首をかっ切ったり、
ジェダというキャラなんて真っ二つに身体を切り裂いたりしますからね
基本的に拳と拳のぶつかり合い(とか言いつつ、バルログやロレント、イングリッドみたいなキャラもいますが・・・笑)の
ストリートファイターシリーズと比べると、キャラ自体もやってる事もえげつない印象が子供の頃はありました

あとキャラの格好が性的だったりするので、それもあって小学生の自分には刺激の強いゲームだった気がします
その中でもよく覚えてたのがモリガン、レイレイ、サスカッチ、アナカリスの4名(?)で
正直あとはうろ覚えで再燃してる今になって思い出したり初めて知ったような気分になったキャラばかりです
初めて知ったような~ってのは、プレイしてたのは確実なんで多分忘れてるだけなんだと思います

今思うと、ちょっと・・・いや、かなり大人向けの格ゲーだったんだと感じます
表現したい事の8割くらいが「エログロ」、つまりは青年誌的な世界観ですよね
確かに当時かなりプレイしてた記憶はあるんですが、
ロックマンやストリートファイターみたいな親しみやすい感じではなく
「怖いもの見たさ」というか、、、そんな感覚でやってたんだと思います
エドモンド本田とかガイルとかダルシムみたいな、外見がコミカルなキャラもいないので
余計にちょっと別の世界を眺める感じで畏怖を感じながらプレイしてたんじゃないですかね
レイレイの首の動きとか、パッと見で「なにこの人・・・。」って感じで正直ビビってましたもん(笑
首が有り得ない方向に動いてる上にあの肌の色なんで、かなり子供心に怖かったですね
その分特に記憶の中で色濃く残ってるキャラではあるんですが。アナカリスもね笑



確かに(ぇ


ただ、今「懐かしいから」と思い立って久々にヴァンパイアシリーズに興じてみると、
むしろ本作の魅力はそんなエログロにあるなあ。って素直に思えるから不思議です
子供の頃あんなに恐れていたレイレイも、
死体のくせにやたら明るいキャラ性にむしろ愛着を感じますし、
モリガンやリリス、フェリシアのようなセクシー系のキャラにも骨抜きにされて
ジェダやアナカリスの狂った技の数々(笑)にも面白味と格好良さを感じてるのが不思議ですね

子供の頃は多少ビクビクしつつ触ってた記憶が未だに残ってるのに、
今触れたらそういう部分こそがオリジナリティがあって素敵だと思える
それは一種の「成長」なのかなあ・・・?と感じつつ、
「年を重ねる」って行為にはネガティブなイメージしかなかったものの、
こういう「魅力がはっきりと分かるようになる」という経験が来ちゃうと「悪くないのかもなー。」って思えるんですよね
少なくとも、ガキんちょの頃に今みたいに「もう全部が大好き!」って感覚になれてたか、って言えば違うでしょう

そう考えると、
格ゲーという当時少年たちが夢中になってたジャンルの新作でありながら
「そこ」に媚びずに自分たちのやりたいハードな世界観を貫き通した本作が物凄く偉大な作品にも感じられます
今はプレイヤーや視聴者にどんどんソフトに、徹底的に分かりやすい作品が増えてる印象もありますけど
90年代は資本だとか受け皿の豊富さからこういう野心的な作品を発表出来て、
尚且つヒットもさせる事が出来た幸福な時代だったんだな、、、と

・・・って、
そういう風に語ると、ちょっと自分が説教おじさんにも思えてくるんでそういう話はここで止めにして(笑
兎角、生々しくヌルヌルと動きまくるグラフィック、基本的に残虐非道な技が大半を占めているハードな性能の数々、
更にそれを扱うキャラ自体もほとんどがエログロの範疇に収まっている・・・という
物凄い刺激的で他では有り得ない刺激満載の名作、、、と断言してもいい
それが「ヴァンパイアシリーズ」であり
中でも自分が大好きな「ヴァンパイアセイヴァー」なんですよね。




リリスの勝利セリフは大体がSEXを連想させるようなものになっていて、それが、その・・・イイですよね!(超笑顔)


「大人になってやってから本当の良さに気付いた」、みたいな記事の方向性になってますが、
勿論当時の思い出も絡めながらやっている部分もあります
小学生の頃は、
怯えながらもレイレイやアナカリスが自分の中では強キャラだったイメージがあり(昔は怖い=強そう、だった)、
サスカッチはそんな中でドラクエのモンスターで出てもおかしくないくらい親しみやすい唯一の(笑
キャラで好きだった覚えがありますね

モリガンに至っては、
ずっとモリガンが主人公だと思ってましたね(笑)。
だって当時のクラスメイトとかが一番使ってるキャラがモリガンだったし、
物凄い分かりやすい波動昇竜系の性能のキャラなんで、先にストリートファイターで
リュウケンに慣れ切っていたガキんちょにとっては最も使い勝手の良いキャラクターだったんだと思います
言ってもヴァンパイアシリーズが出てきたのってスト2のヒット後なんで、
そりゃみんなモリガン使うよね、主人公格だと思うよね。。って。
でももう、主人公でいいんじゃないですか?って思う(笑
デミトリやジェダなんて周りに使ってる人全然いなかったし
そういう意味合いでは最もスト2に似た性能を与えられたモリガンってキャラは幸福だったのかもしれません
今でもヴァンパイアのスタンダードな性能のキャラ、って言えばいの一番にモリガンが浮かびますからね


格闘ゲームとして独特のアクション、演出があって面白い、、、のは当然
キャラ自体もどいつもこいつも一癖も二癖もあって愉快で魅力のあるキャラに満ちているのも良さであります
特に「セイヴァー」で追加されたキャラが狂気のジェダ、セックスアピールのリリス、凶悪なバレッタ、
蜂女のキュービィとみんな魅力的なキャラ、このシリーズを語る上で欠かせないキャラばっかりなので
それもあって自分はセイヴァーが一番好きかなあ・・・って思ってしまいますね
勿論フォボスやパイロンも好きなんですけどね。
フォボスも子供の頃見てインパクトありましたね
「こいつ、ロボットじゃん・・・。」っていう(笑)。
なんか色々な意味で常識を覆したというか、カオティックな作中間をエンタメとして魅せ切った、、、のが
「ヴァンパイア」シリーズであり、それを今でも忘れられない人々が未だに大会を開きまくってるのも
また本作が愛されてる何よりの証拠なんじゃないか。。って最近は思います
自分も腕試しに近々、何らかのイベントに参加してみたいです。













ちなみに一番使ってるのがレイレイ、他の推しキャラはバレッタ、リリス、モリガン、アナカリスかな
フェリシアも大好きなんですが、中々上手く使いこなせず苦戦してます
理論上は扱いやすいキャラクターだと思うんですが。
基本的に全然ノーコンクリア出来ないんですけど、
レイレイを使ってると時折ノーコンティニューでクリア出来たり、或いはこの間対人戦で勝ったり、、、と
かなり自分好みで自分の適性に合っているキャラだと言えます そんなヴァンパイアシリーズの女性キャラの魅力も語りたいです
ストリートファイターの女性キャラも大好きな子が多いし、格ゲー全体に可愛い女の子キャラが多いとも思うし・・・
その辺もおいおい語りたいと思います。っていうか、語らせて下さい。そして願わくば、誰か自分とコンビ組んで下さい(笑

取り合えず、今日も天雷破の練習するか!!
アケコンも買っちゃおうかな~と思案中です
格ゲーについて書かれたブログ読みまくったり或いは動画を参考にしたり、
出来れば今よりも少しは上手くなりたい気持ちでいっぱいです。
その為にもゲーセンで実戦も積まなきゃね。目指せ、“大会に出て1勝”!!!!



普通とは何だ 知るかバカうどん「君に愛されて痛かった」 第2話「普通」 感想

2017-06-20 | 知るかバカうどん
                                           
                                               ああ・・・。











「普通」って一体何なんでしょうね
恐らくは、共通観念とか(行動に於ける)最大公約数的な選択の事、、、なんでしょうけど、
それを強要したりある種の暗黙の了解にしてしまうと、「個性」が死に絶え選びたい人生を選べなくなってしまう気がします
大体、「普通」「普通」とはいうけれど、分母が大きい類の行動を「普通」としてしまうと、
それに当て嵌まらない/当て嵌まりたくない人間の居場所が無くなってしまう
手前のものさしを相手に当てはめて「異常だ」という人間も、
言われた方から見れば手前のルールを押し付けてくる分「異常だ」ってなるんですよね
「普通」「普通」「普通」・・・その言葉に囚われてしまうと、人間結局周りとアジャストするだけの、
人形的判断をせざるを得ない存在になっていくしかないような、、、という気もします。

この国に住んでいると、
どうも「周り」と「違う行動」を「取る」、それ自体が悪・・・というのは大袈裟かもしれませんが、
訝し気な目で見られがちな節があります 要はイレギュラーな存在を安易に排除したがりがちなのです
つまりは、“認め合う”“分かり合う”なんてのは所詮おとぎ話の出来事であって
実際にはそこかしこに火花が日常茶飯事に散らばりがちなんですね。
分からなければ分からないままでいい、
でも、そこで矯正を促したり
茶々入れて嘲笑うのは正直「違う」と思う
想像力の欠如、、、というか、みんながみんな「普通」という曖昧な範疇に囚われて生きてる訳じゃないんですよね
人それぞれに正義や本音があって、ただそれに従って生きている。それだけなんです。






ただ、かなえ自身が本当に幸福か・・・と言えばそれは違う
正直向き合えずに逃げている部分もかなり大きいんじゃないかと思います
みんながみんな正しく生きれるわけじゃない、
だけど、本当はみんな叶うならば正しく生きたいと思うんですよね
つまり、寛くんの告げた助言はある種の「強者の理屈」になっちゃってた訳です
あそこで告げるべき言葉はそんな圧を掛けるような言葉ではなかった、とは断言出来る
そりゃ、みんな出来るならば「あなたのように」生きてみたいはず
だけど、誰もが寛くんのように生きれるわけもないんですよね
それを理解した上で向き合わなければ行けなかった・・・んですが、
1話のカラーページから察するに寛くんとどーこーなりそうなので、挽回のチャンスは残ってるんでしょうね
ただ、その結果あの見開きのブラッディ模様に移行する、、、と考えると複雑なんですけど(笑
2話目の引きもまた不穏そうなんで、ドキドキしつつも3話目を待ちたいと思います。

人間は多かれ少なかれ、「誰かの何かになりたい」気持ちを持っているものだと感じます
或いは、ただの塵芥から、ただ一つの「何か」になりたい気持ちだって持っているはず
それがなきゃなんだかんだ人間は生きるモチベーションを無くしてしまうと思う
ただ飯食って排泄して寝て起きて仕事してのサイクルを繰り返すだけの「動物」なら良かったんですけど、
そうじゃないですからね。
残念ながら・・・ね。