サブカルチャーマシンガン

自分だけの「好き」を貫く為のブログ。

THE NOVEMBERS「ブレイクオンスルーナイト」@新代田LIVE HOUSE FEVER 17.2.26

2017-02-28 | LIVE
                                         
                                   日曜日はノベンバのライブを観に行ってました。












先日、吉木さんプロデュースの公演を観に行ってレポも書いたんですが、
今度はギターのケンゴマツモトによるプロデュースの公演でした
この日は・・・兎に角フリーダムで(笑
ケンゴマツモトがその場その場でセトリを決めて他のメンバーがそれに合わせて対応する・・・っていう
要は曲目の決まってないライブになっていたんですね 個人的にあらかじめセトリが決まってないライブは初でしたし、
ノベンバのライブなのに、まるで別バンドみたいなテンションになってるのがとにかく面白くて面白くて(笑
ある意味前回よりも個性的っちゃあ個性的な公演になっていてひたすらに圧倒された一夜でした。

あらかじめセトリが決まってない、、、ってことは、当然流れも何もない訳で
ケンゴマツモトだけは自分で「これはやれる。」って曲をただ気ままに選んでる(多分)んでしょうけど、
他のメンバーにとっては「どの曲が来るか分からない。」という状況なわけなんですよ
当然「えっ!?」って場面も出てくるだろうし実際出て来たんですが、
それでも当たり前のように対応する他メンバーがまた凄かったです
あんなに沢山の曲を即興で演奏したり歌えるってことは、普段から練習みっちりしてないと出来ないと思うわけで・・・。
そういう意味では、ケンゴくんに振り回される夜、、、と見せかけて、バンドの地力の高さを見せつけた一夜だったのかもしれません。
そんなギリギリの緊張感が良い方向に作用して逆に物凄くスリリングでヒリヒリした最高のライブだったなと感じました
また一つ、THE NOVEMBERSに惚れ直すことが出来た本当に尊い一夜でした。では以下。









2週間ぶりのノーベンバーズ、
ケンゴプロデュースの公演を楽しみにフロアはパンパンの客で埋め尽くされる
前回とはうってかわって(笑)メンバーもお客さんも安定の黒ずくめの光景が広がる中、
初っ端からケンゴマツモトのシャウトと煽りが会場全体を包み込み、いつもとは明らかに違う空気感が流れていた。

「dysphoria」を盛大に叩きつけ、
さあこれから最高のロックショウが始まりだ。と思ったら
まさかの立て続けに同じ曲をプレイするという普通は有り得ないセトリが組まれる
小林祐介も雰囲気満点で出て来たのに、「えっ?」という素のリアクションを見せこの時点でしてやられた感が凄い(笑
だけど、2回目の「dysphoria」は吉木さんのドラミングが1回目よりも破壊力満点で積み重ねの凄みも聴けたので逆に良かった
 「バカパン、いける?」とケンゴマツモトが他メンバーに問いかけ、演奏された「!!!!!!!!!!!」、、、と
始めからトップギアで駆け抜けるバンドのテンションが圧倒的で、妖艶にすら感じるロック色プンプンのムードが非常に堪らなかった。

これまた吉木さんのドラミングが火を噴いた久々に聴いた「白痴」、
ケンゴマツモトのギターも大暴れも大暴れで空間を切り裂くような激しい爆音の渦が刺激的に響く
そこから初めてこの4人でセッションした曲という凛々しくもギターの音色が鮮烈的な「ガムシロップ」を真摯に奏で、
たおやかに「ブルックリン最終出口」、アンセム感満載で「Misstopia」と美しさにフォーカスを絞った流れもまた素敵だった
特にこの日の「ガムシロップ」は今まで生で聴いたこの曲の中では最もヴィヴィッドに、かつ、丁寧に聴こえた印象で
なんだか音に触れていてちょっと涙が出そうなくらいに感情移入してしまった、、、、クオリティでした
でも、よくよく考えればこの曲もケンゴくんの気まぐれで決まったわけで、
それはそれでよくあんなパフォーマンス出来るなあ。。と、
今書いてるとしみじみ感じる・・・笑


「37.2°」をしとやかに、そしてシリアスに歌い上げ、ケンゴマツモトの澄んだギターの音色にも感銘を受け、
一息置いたところで即興でリクエストを募ったんですが、選ばれたのは「Arlequin」「Rhapsody in beauty」「Exit」の3曲
最後の曲は恐らく相当久々過ぎて小林祐介も苦笑いしてましたけど(笑
なぜか途中に「パラダイス」も挟んでしっかりとこなしてました
これが、また強烈に格好良かった
「Arlequin」も久々だったと思うんですけど、正直今プレイしても違和感がないくらいハードコアに決まっていて
聴き手の感受性を射抜くような小林祐介のシャウトを含めてやたら感動してしまった一曲でした
「Exit」も憂いのあるメロディとカクカクしたリズムの調和が面白くて、
最初期のナンバーだけど今でも通用するよなあ。って思いながら聴いてました
なにより、久々の曲なのに定番曲のようにこなれた感じで演奏出来てたのが見事でしたね
ケンゴマツモトも「メンバーの対応力が凄い」と手放しで絶賛していました(笑)。
ステージ上で高松くんとレモンサワーで乾杯する場面もあり、なんでもありな相様はここから一気に加速していく


いきなりミッシェルの「スモーキン・ビリー」のカバーをやると宣告し、
小林祐介もまたこの日何度目かの苦笑い(笑
しかし、そこも対応
この曲も普段からカバーしてたのか、或いは直前に練習でもしたのか・・・
普段のカバーとは違い、原曲そのまんまのストレートなカバーがまた逆に新鮮で良かったし、
なんだかんだノリノリで歌いこなす小林くんのボーカリゼイションも刺激的で実に素晴らしかった
観客のテンションも最高かつ、みんなミッシェルファンも兼任?って思うくらい合いのコールが完璧で(笑
それもまた普段のノベンバからは考えられない凄い光景でしたねえ

「鉄の夢」では、高まったケンゴマツモトが客席にダイブ(!)
客席でギターを弾き、歌い、台の上にのぼって、叫び、わめき、挙句の果てに「俺たちがTHE NOVEMBERSだ!!!」と勇ましく宣言
まるでキングブラザーズみたいなパフォーマンスまでして、益々カオティックに突き抜けて観客も煽られてテンション激上がってました(笑)。
観客にレモンサワー飲ませたり浴びせたりはっきりいってやりたい放題だったんですけど笑
そういう暴力的なライブ、、、もまた
時には新鮮、つーか、それはそれで(音楽性的に)似合うんじゃ?って思えて
個人的になんだか「こういうライブが一夜きりなのが惜しいなあ。。」としみじみと感じたりなんかもしちゃいましたね
それくらいレアリティがあって、でも、それがフィットもしていて、ある種奇跡的な一夜に仕上がってました

「Gilmore guilt more」では、その辺の観客をステージに上げて、ギター持たせて弾かせて自身は大暴れ、、、という
圧倒的なまでに「見たことない」光景が繰り広げられていて正直「ノーベンバーズってすげえ・・・。」とはっきり感じちゃいました
ノベンバっていうか、ケンゴマツモトが、ですけど、それを笑って許容するメンバーも凄かったんですよね
もう観客もテンション上がり切ってる中、
思い切り「Blood Music.1985」「黒い虹」とキラーチューンを出し惜しみなく、鮮烈に放ってこの日の本編は終了、
これまたヘドバン不可避なくらいに激しさを増していく最高の締めに仕上がっていて最後の最後まで破壊的な一夜でした
この日はソールドこそしなかったものの、パンパンにお客さん自体は来ていたわけで、
この公演を観れた方は相当ラッキーだな。。と思わざるを得ませんでしたね
伝説は、ふとした夜に生まれる。
個人的には前回のカバーライブ含めて映像化して欲しい。。と痛烈に願ってしまうほど良さを感じた公演でした
このメンバープロデュースの公演、ヤバいです。今後も2公演もあまりにも楽しみすぎます。
圧倒的にロックンロールで、涙が出そうなくらい刺激的なステージに大感謝です。
ケンゴマツモト氏には特に万雷の拍手を送りたい。ありがとう。
でも付いていったメンバーにも心からありがとう(笑



















アンコールではもう一曲即興のリクエストで「dogma」、
更に小林シャウトも思い切り炸裂した「she lab luck」と最後まで格好良く美しくステージを全うしたTHE NOVEMBERS
昔の曲ですら、洗練された音像で当たり前のように響かせられる今のノベンバは本当に堪らないです
前回のワンマンは、そこまで吉木さんが仕切る~って流れではなかったんですけど、
この日はMCまでほぼほぼケンゴマツモトが担当していて観客も煽りに煽りまくっていて、
その意味では前回以上にメンバーの個性が色濃く反映されたプロデュースワンマンに成り得たなあ。と、より手応えを感じました
次は高松浩史によるラルク中心のワンマン「CLUB L'」ってことでこれまた濃ゆい公演に仕上がりそうですっげえ楽しみです(笑

春には待望の、細かく回るタイプの全国ツアーもありますし、
クラウドファンディングのリターンも次々返ってくるでしょうし、
今からすっごくワクワクしちゃいますね!
もしこのブログを見てる方でノベンバ好きの方がいましたら、一緒にこれからのノベンバを楽しんでいきましょう。



DQ4(FC) プレイ日記 vol.5(2017年度ver.)~正義の果てに

2017-02-27 | DQ
                                          
                                           全クリしました。









最終的なパーティはこんな感じ



う~ん、結局前回のプレイ日記から寸分の変化もなく、
そのまんまのパーティでデスピサロ討伐まで終えてしまいました
正直あれから全滅一度もしなかったので、その意味では普通に強いパーティなんじゃないか、って思います

まず、ライアンとアリーナの鉄壁の火力コンビが凄いです
アリーナはキラーピアスで2回連続会心とか出しちゃうし特攻番長だし、
ライアンは桁外れのステータスでラスダンの敵すら一部一撃で葬る力強さを見せるし・・・という他を寄せ付けない強さが見事です
何よりも、アリーナ/ライアン共に㏋が鬼のように伸びるんでぶっちゃけピンチに陥る事すら少なかったですね
ミミックのザラキではよくアリーナが葬られましたが、逆に言えばそういう技でなければ陥落の機会がないくらいこの二人は強かった!!
ぶっちゃけ勇者が回復にまわっても何の問題もないんだもんなあ 流石脳筋キャラはストレートに大正義ですわ。

ただ、勇者も強くて、㏋こそ彼らには劣りますが、その分打撃、守備、魔法、補助、命令でバランスを取ったりと
監督役としては最高峰の能力で勇者自体もまた素晴らしい性能で、特にギガデインには何度もお世話になりました
ザメハとかラリホーマも使える上に、回復まで出来ちゃう万能っぷりはある意味3主人公を超えてます

更に更に、本来ならば後方支援の補佐役のミネアですら、
攻撃力が200を超えてしまって文字通り「レベルを上げて物理で倒す」最強のパーティが出来上がってしまいました
おにこんぼうを1ターンで倒せたときは笑いが止まらなかったくらい火力満点のパーティに仕上がってノーストレスでしたね。
 ミネアは、㏋の伸びこそ最悪に近いレベルですが、正直クリフトよりも打撃力があるので
ある意味その分戦闘が早く終わって案外なんとかなっちゃうんですよね
ボス戦でもフバーハかけりゃいいし、
もし葬られてもアリーナとライアンがいるので壁にしたまま蘇生すれば問題ない
兎に角「全員豪傑」を目指して作り上げたパーティだったので、デスピサロも割とあっさり倒せてしまって逆に物足りなかったかもしれない(笑



嗚呼、ロザリー・・・。


マーニャはミネアがはぐメタの剣を装備するまではスタメンでした
呪文が強力ですし、打撃力さえ強ければそのままスタメンだったかも分かりません
ああ、でもミネアもバギクロス使えるしフバーハの存在が大きいからどうかなあ・・・笑
いずれにせよ、モンバーバラの姉妹はいずれも有能というイメージが強いですね。自分の中では。

トルネコはライアン加入までは優秀なアタッカーでした
ですが、ライアンがちょうどトルネコの上位互換なんで、やはりというか一度もスタメンに復帰せず、
そのまま2軍でアイテム鑑定などで役立ってもらいました でも、なんだかんだでこのアイテム鑑定が役に立つんだよな(笑
特に自分は出来るだけ攻略本や攻略サイトには頼りたくないタイプなのでしょっちゅう鑑定してもらってました。

クリフトは、実は5章では一度も戦いの場に出しませんでした
ずっと馬車の中で回復と蘇生に専念してもらってました
思った以上に打撃の伸びが悪いのと、
やはり攻撃呪文が使えないのが少々玉に瑕な感があります
とはいえ、彼だけがザオリク使えるんでここぞという時には頼りまくりました
キアリーにも助けられてクリフトがいなければきっと辛い旅になってたでしょうね。

ブライは・・・うーん・・・・・。
MP節約の為のルーラ係ですかね(笑)。
バイキルトが使えるっつったって、
正直ライアンもアリーナもバイキルトに頼る必要性がないくらい火力満点なので
そこまで重要じゃない気がする ガーデンブルグでお世話になったくらいですかね・・・笑
あ、でも2章では間違いなくエースでした。それはもう、助かりましたよ。ええ。





ピサロは、可哀想なヤツでした
そもそも主人公の村を滅ぼしたのも彼ではありますが、
基本的には私利私欲の為に汚いことも平気で行う人間たちに愛想を尽かしていた部分もあったと思うんです
人間を滅ぼそうとしたのも、ロザリーを守る為。。という目的も少なからずあったはず
そもそもの動機が「大好きな娘を救う」というのも含まれているものなので
なんだか悪いことをしているような気分にもなったんですが(笑
そういう・・・
“完全に後味を良くしない”“単純なハッピーエンドには決してしない”のもまたドラクエの特徴なんだろうなあ。
とは、個人的にプレイしていて強く思いました 最後に母親が、、、な「5」も、寂しげにも終わる「6」もそうですし、
天空シリーズはそういう「切なさ」もまた魅力の一部なんだろうな。とは今回強く感じましたね。





デスピサロ自体は、
基本4人でガンガンぶっ叩いて、
ちょっと苦しくなったら女勇者とミネアが回復にまわって、
ミネアが葬られたら女勇者がザオラルで蘇生させて、
それを繰り返してたらライアンとアリーナがボコボコに始末してくれた。。
という感じで撃破しました あまりにもあっさりとラスボスを倒しちゃったので、
「あっ、はぐれメタルでレベル稼ぎするんじゃなかった。。」と後悔しましたね(笑

余談ですが、ピサロが変形する度に涙腺が刺激されてちょっと泣きました
確かにこいつは悪党だけど、「好きな女の子を守りたい」って目的は人間のそれとなんら変わりないじゃないか。。と思うと
「こうまでして、こんな醜い姿になってまで、ロザリーの為に戦ってるんだ。。」ってなっちゃって(笑
なんかやたら泣けるラスボスだなあ・・・って
女勇者もきっと複雑な思いに違いなかったでしょう
でも、女勇者だって、その思いは同じですし、ピサロが悪党であることは何ら変わりない。
「戦いって、争いって、空しいな・・。」とプレイヤーに伝えるのが最終目的なのでは?と思えるくらいに
深いオチに仕上がっていて個人的には大満足でした。自分が自信をもって育てたパーティで全クリ出来たしね笑





ある意味最大の危機は、
魔神像攻略中に思いっきりバグったことです
これは、マジで書が消えたんじゃないか??って焦りました
ここまで来て、消えたらシャレにならんぞ・・・汗
と、必死でカセットをふーふーしてようやくついた時の緊張感はヤバかったですね
書もレベルも無事で本当に良かったです・・・笑





ミネアの㏋が900になってます。
本当だったら良かったのに
・・・や、ダメですけど(笑
バグだし。





それにしても、
「天空への塔」に到達した時はめっちゃテンション上がったね!
天馬の塔といい、5の同じ塔といい、天空シリーズのシンボルとも言える場所ですし、
5と違って壊れてないのにいちいち感動しちゃってヤバかったです
マップもほぼほぼ同じだし、
ピッカピカの天空への塔を歩ける感動がありました・・・笑
天空シリーズはロトほどあからさまではないですけど、
ところどころに「匂わせる」描写があるから大好きなんですが
これはもうほぼほぼまんまですから、ある意味ご褒美みたいなもんですよね笑



えっ?アンクルホーンでしょ?(錯乱)


結果的に乗っ取られたブルデビルさん可哀想・・・笑
ちなみにどぐうせんしやスモールグールがラストダンジョンのモンスターだったりするので、
「5」から先にプレイした自分としては驚き案件というか、逆に違和感がありますね・・・(笑)
かと思えば、序盤の雑魚なはずのひとくいそうやさそりアーマーがテリワンでは高ランクのモンスターだったりする不思議。

モンスターで言えば、やはりドラゴンライダー系のドラゴンライダーとガーディアンの毎回2回連続攻撃が厄介でした
あとエビルプリーストにギガデイン放ったらマホカンタかかってて女勇者だけ死んじゃった。っていう事がありました
スモールグール一掃の為に放ったんですけど、見事に制作側の罠にハマったなあ、と・・・笑
でもなんかライアンとアリーナが兎角ガンガン倒してくれるんで、
そこまで苦戦した雑魚モンスターは前回のプレイ日記以来いなかったですね
ああ、でもデビルプリンスとだいまどうはちょっと厄介だったなー ああいう火力高めの呪文モンスターはやはり苦手ですね
凄く辛いわけでもなく、凄く楽なわけでもないので、そう考えると案外バランスいいんじゃないでしょうか
「6」の最後らへんとか最初は辛かったもんなあ(笑)。あれだけ特技整ってるのにね。













総じて、
物凄くオリジナリティが高くて、ボリューミーで、バランスも良く、キャラクターも抜群な最高のゲームでした
勧善懲悪とかではない、「それぞれの正義のぶつかり合い」に仕上がっているストーリー面も含めて奥深い作品だと思います
“導かれし者たち”が集まって、それぞれの本懐を叶えて去っていくエンディング含めて最高です
最後のオチはどうとでもとれる曖昧なものですが、
そんな曖昧さも白黒完全には付けない本作には相応しいんじゃないか。って思う
いつか、機会があったらリメイク版もやってみたいです。その前に、二次創作いっぱい見に行って楽しもうっと(笑)。



リア充によろしく ゆらぎ荘の幽奈さん 第52話「幽奈さんと制服デート」 感想(週刊少年ジャンプ2017年13号)

2017-02-27 | ゆらぎ荘の幽奈さん
                                        
                                          まさかの展開。













幽奈さんは仲居さんのお手伝いを行うことでお小遣いをもらってるらしい
人間の(?)お手伝いをする幽霊、、、なんて健気で便利な存在なんだ(笑)。
おデートする為にわざわざ美容院まで行く気合の入りっぷりがこれまでの幽奈さんとは一線を画してますね
幽奈さん、本気です・・・!

そんな今週のゆらぎ荘は、
まさしく「リア充の生活っぷり」そのものでした
・・・いや、既に死んでる時点でリア充ではないんですけど、
それでもやっぱり今週の内容はいいとこのカップルそのもの、って感じの内容でしたね笑
設定が設定だから、それ考えると尊い(ネタ的な意味じゃなく)内容でもあったんですけど、
流石に「あーん」の応酬はどこぞのバカップル状態で、非常にニヤニヤしながら読ませていただいた次第です。


幽霊であっても、努力は出来る。
今週の内容はそんな風にも感じました
人間(?)に干渉出来るなら、等価交換でお金はもらえるし、
霊的動物に頼んで自分を何かに化かしてもらうことだって出来る
つまりは、
よりコガラシの隣に相応しい女になれるように幽奈さんは常に地道な努力をしているんですよね
そういう、、、幽奈さんの伊達ではないコガラシへの恋心をセリフではなく態度で伝える作劇もまた良かったです
普段はあまり動揺しないコガラシも、不慣れだったのかこの日は終始動揺しっぱなしでしたね(笑)。
それもまたちょっとレアリティがあって面白かったなあ、、、と感じました。



頑張ってるなあ・・・笑


それにしても、幽奈さんはどんどん魅力的になっていきますね
実体化も出来るし、普段の努力でオシャレもする事ができる
普通の可愛い女の子と何ら変わらない良さを携えつつある最近の幽奈さんは益々魅力に磨きがかかってきたように思う
それに加えて、コガラシの(ある意味)男気でストレートにニヤニヤ出来るお話にも仕上がってたのが今週は秀逸だったかと
女の子を引っ張る男の子、そんな男の子に素直に恋する女の子、、、的な、正しい少年向けラブコメの王道を突っ走ってた今週は
「デート」という直接的なワードが使われてたのも相俟ってそれまでと比べてもかなりラブコメらしいお話だったように感じました

ただ、確かに幽奈さんは誰もが振り返るレベルの美少女ですけど
コガラシも時代錯誤なファッションを除けば釣り合ってるくらい格好良いと思うんだよな
そこがこの漫画ならではの個性って気は凄くします 
正直幽奈さんの視点がほぼほぼ占めるのも分かるくらいコガラシは素敵でルックスも良好ですもんね
それまでの恩の蓄積も相俟って幽奈さん視点でも違和感なく読めるのは何気にかなりの凄みを感じます
ある意味ヒロイン以上に(これは最近の流行的な意味で)尊さを感じる存在ですからね笑
好感度が抜群に高いこの二人だからこそ、
素直にニヤニヤする事が出来た。

個人的には、そんな風にも確信的に思う事が出来た素晴らしいデート回に仕上がってたかな、と。最高でした。

そんな中でも、疑似セックス風のエロメタファーをきっちり入れてくる抜け目の無さもまた凄いですね
電車の中のアレですが、ああいうネタを取りこぼさないセンスもまた流石だなあ、と(笑
純朴ラブコメをやりつつ、エロもしっかりこなし、引きも気になるものに仕上げる・・・って考えたら
やっぱ相当の構成力があるなあ。と唸らざるを得ないお話でもありましたね

あと今週はやたら上位に載ってるのも嬉しかったですね
新連載攻勢の煽りを受けそうって危惧してましたが、
それだけに今週の位置は嬉しかった
ただ、だからといって安泰、って訳ではないと思うので、
このビッグウェーブに巻き込まれないようにしっかりアンケ出しと感想は徹底して行きたいです
やはりこういう時に本当に力になるのは恒常的な努力だと思うので。頑張ろう。












KAWAII

今週の幽奈さんは終始幸せそうですごく良かったなあ~、と笑
ほぼほぼ幽奈さんの視点でしたが「ゆらぎ荘の幽奈さん」ってタイトルから考えればある意味自然ではあります
そして、ポテトの「しあわせの味」って表現もまた可愛くてニヤニヤ出来てとても素敵でした
全体的にストレートにラブコメやってる回で相当にドキドキ出来る話数になってるかと。

オチが幽奈さんの過去に触れるもので、
それ自体も気になるんですけど
占ってる人がかなりの美女、しかも僕っ子なのもめっちゃ気になりました
こういうタイプの女性好みなんで・・・笑 色々な意味で来週がすごく楽しみです。
最近のゆらぎ荘は積み重ねの末にどんどんラブコメ方向にも舵を取ってるので是非色々な方に見て欲しいです。面白いですよ。



青のフラッグ 第4話 感想(ジャンプ+掲載)

2017-02-23 | 青のフラッグ











うーん、こりゃあ難しいね・・・。
トーマの好きな人は叶わぬ人で、そんなトーマとくっ付けること自体無謀で、
でも後押ししたのは事実な訳で、、、っていう。

伊達さんの言ってる事は正しいっちゃあ正しいんだけど、全部が全部合理的なのって息苦しいじゃないですか?
そういう意味で個人的にはあんまり(現時点では)好きじゃないキャラなんですけど、
でも太一にとっては自身の醜さに目を当てざるを得ない出来事な訳で・・・
始めから否定出来る勇気もなければ、
途中で引き返す度量もなく、
ただただ自身のメリットの為にズブズブ恋愛相談にのめり込んでるのが現状なわけなんですよね
そんな事実に気付いてしまった、いや、気付かされてしまった太一がどういう行動を取っていくのか、、、が今後の焦点になりそうです。


一方で、空勢さんの心情もまた気になります
あの調子じゃ恐らくは太一の事を異性としては意識してないでしょうし、
今彼女が思っていること、そしてこれから起こしていくアクション等気になる要素がいっぱいで
相変わらず先が気になる良い漫画になっていて正直めちゃくちゃ面白いですね
いい具合にこんがらがってるな、というか、
ある意味これもまた青春の王道だよなあ。って気さえしています
太一の想い、
空勢さんの想い、
トーマの想い、
それらが織りなす複雑、だけど、理解出来るアオハルな感覚が非常に素晴らしいです
誰もみんな本当は素直になりたいんでしょうけど、とても素直になんてなりきれる勇気がない。
そんな青春のいじらしい部分が凝縮されていて早くも名作になりそうな予感までしてます。これはマジです。

相変わらず空勢さんは可愛いし、太一はとっても思春期しててイイ(笑
そんないびつな恋心の行方が今から見たくてしょうがないですね。
行方っていうか、結末をね(それくらい気になってます)。









ちなみに、青フラに関しては自分以外の感想を全く見ていない(シャットアウトしている)ので、
かなり客観性に欠けた感想になっているかと思います 何も空気読んでないかもしれませんし、逆に読んでる可能性もあります
なんか最近はそういうモードなんですよね もっと純粋に楽しみたい、というか・・・。
なのでまあ、これからも個人的な感想になっていくと思いますが、
それでも宜しければお付き合いください。では。



学ランの女の子はお好きですか? 宗我部としのり「オッス!はるかちゃん」 1巻

2017-02-21 | 単行本感想

女子じゃん!!(困惑)









応援団の漫画は多々ありますが、
学ラン女子の応援漫画はあまりなかったような気がする
応援団っていうのは基本・・・良くも悪くも男臭いイメージであって、
あんまり女子のにおいを感じない部活動ではあるんですけど、
これが意外と、、、グッと来るんですよね(笑
なんでしょうね、
男子たちの中で一人奮闘している女子の姿にグッと来たのか、
或いは男子たちの部活の中にひょっこり入ってきた女子の姿にドキドキしている男の子の描写が面白かったのか・・・
恐らくどっちもでしょうね

主人公のはるかははるかでなんというか、凄く純真でいい子だし、
恋する乙女一直線な姿勢も見ていて非常にニヤニヤ出来る
でも、そんなはるかの可愛さ(と、おっぱい)に惹かれつつも我慢して平静を装う男たちのいじらしさ、、、というか、
悲しき習性というか(笑 そういうのも面白いんですよね
外見ではいちいち格好付けつつも、
内心ではすっかり夢中になってる感じ・・・が男の子男の子していて(笑)。非常に良かったと思います。

でも、気が付けばそういう本来の男子っぽい男子を漫画の中で見たのもちょっと久々だった気はする
そりゃ下心があって当たり前だよねー。とは思うけど、
そんな主人公のはるか自身も団長と付き合いたくて(?)入部した、、、っていうこれまた下心ありきなのも面白いですね
ただ、みんな恋とか性を大概に気にしつつ、肝心の部活動も想像以上に真面目にやってるな。という印象もあります。


野球応援のエピソードがありましたけど、
あれ普通なら勝ってるお話ですよね・・・
流れ的にも「こりゃ勝つパターンだな。」って思いながら読んでたので、
まさか負けるとは、、、という感じだったんですが、そこではるかが真剣に悔しさを感じてたのが凄く良かったんです
もしあそこで都合良く勝ってたら、「応援って案外楽かも。」とか思っちゃったりしてたかもしれない
だけど、「応援」っていうのは、まず「見込みがあるかどうかも分からない」ところからスタートするのが基本なんですよ。
だから、場合によっちゃ応援し続けるのが辛く感じるときだってある。でも、そこを乗り越えて頑張り続けられるか、、、が応援の真の肝だと思うんですよね。

ぶっちゃけ、TVで自分の県の代表だったり身内の母校を応援して、負けただけでも大ショックを受けるくらい悔しいんだから、
実際に球場で応援して負けたらそりゃあガチでへコむくらい悔しいわなあ。って思います
だけど、悔しさを感じる~ってことは、
団長も言ってましたがそれくらい本気だったということ
逆に言えば、それくらい夢中になれたって事実の裏返しでもあるんですよね
だから、そういった悲しみでさえも大切な財産なんだろうな・・・って本作を読んでていて個人的に感じた次第です。




可愛い・・・(惚)


また、純粋に主人公のはるかが可愛い漫画でもあります
すっごくピュアで、でも身体はワガママで、性格は恋する乙女で・・・
っていう男子のツボどストライクなキャラに仕上がってるんですが、
でもヒロインではなくこの子が主人公なんですよね
誰よりも寡黙で、
誰よりも逞しくて、
誰よりも優しく、
誰よりも頼れる・・・
そんな完璧超人っぽい団長に恋い焦がれて追いかける様は、
少年漫画でありながら少女漫画の主人公っぽくもあって、そこもまた本作の面白いところであります
っていうか、最近ぶっちゃけ女の子目線の方が面白いのでは・・・?という気さえ個人的にしてるので
先日感想を書いた「ぽちゃこい」と言い、女の子が男の子に全力で恋していく物語、、、が少年誌でも青年誌でももっと増えればいいな。。
なんて俺的にはそう感じている今日この頃で、そんな中でも先述の「ぽちゃこい」と本作は相当素晴らしい作品になっていると思います
超男臭い部活の中で女の子が一人だけ~というシチュや、
そんな中でも負けずに奮闘していって充足感を得ていく堅実な物語性、、、が
冴えている抜群の存在感を放っている1巻目だったと感じました
あと、単純にムチっ子好きな方にも是非進めたい一作でもあります(笑)。面白かった!

そういえば、宗我部さんのコミックスの感想を書いたのは随分久々だったような。。
実際久々にこの方の漫画購入したんですけど、やっぱ絵柄もお話も好きだな~って思ったので
2巻目以降もまた楽しみに追いかけ続けたいですね。期待大、です。はるかのキャラがめっちゃいいので。












しかし、、、
学ランおっぱいは想像以上に良かったですね(笑
なんでしょうね、こういう少年誌のラブコメちっくなお話って
女の子の目線で、女の子が懸命に恋してる方が気持ち良く読めるなあ。。って
この漫画を読んでいて強く思ったりもしちゃいました
でもそれは、
きっと男の中にも「女」がいて、乙女ちっくな部分を含んでるのも手伝ってるんでしょうね、、、
なんてちょっとアレな事を感じたりもしました(笑)。凄くさわやかで、良い漫画だと思います。押忍!




見くびらない、ということ ゆらぎ荘の幽奈さん 第51話「色々気にする狭霧さん」 感想(週刊少年ジャンプ2017年12号)

2017-02-20 | ゆらぎ荘の幽奈さん
                                                 
                                                カッコイイ。












助けてもらうのも嬉しいけど、
任せてもらえる、頼ってもらえる・・・というのも同じくらい嬉しいものだ
何でもかんでも困ったら助けてあげる、、、というのはある意味「俺がついてなきゃダメだろ。」と
相手を見くびる行為にも繋がるのでそれもまた是非があるんじゃないかと個人的には思う。

今回、コガラシはなんでもかんでも自らの拳で解決するんじゃなく、
肝心なところは狭霧に頼った
俺には難しいが、
お前には出来る。
お前なら出来る。と、
そう言わんばかりの表情で狭霧に一番オイシイところを「任せた」のだ。

それは、今回狭霧が最も欲しい言葉であった。
狭霧はただ守られてるだけじゃ物足りない、
コガラシと対等であれる存在でいたい、
自分だって十分戦えることをしっかりと確認しながら歩みたかった、、、んだと思う
コガラシには不得手でも、狭霧「なら」出来る事だってちゃんとあるし、誅魔忍としての確かな役割が自分にもあるんだと
そんな狭霧の自尊心をさり気なくコガラシが守り通したお話、、、とも言えるんじゃないかと感じました。



カッコイイ。


コガラシは、狭霧を一切見くびらなかった
実力では自身どころか呑子さんや朧ちゃんにも劣る狭霧だが、
それでも「狭霧なら出来る」「狭霧なら任せられる」と彼女を“信頼”してくれたのだ
それは今までのコガラシとはまた違った意味合いでの誠実さだとも言える
狭霧だって朧ちゃんにあっさりやられたアレはあったけど、
それでも十分強いし、
コガラシにだって出来ない事が出来たりもする
そんな風に狭霧をしっかりと格好良いキャラとして描いてくれた作劇含めて感心してしまった第51話でした
それくらい、狭霧自体も素敵で印象に残るかなりの良回だったように思います
信頼されて嬉しそうな狭霧は可愛かったし、
またその信頼を裏切らない“強さ”も美しく思えて堪らなかったです。

また、最近狭霧の出番が少なくなってたんで、
この間からまたどんどん活躍してくれていて純粋に嬉しいですね
コガラシの仕事に於ける最良のパートナー、、、が狭霧だったりもするんでしょうか
うららちゃんも応援してくれてるし、まだまだ狭霧の目もあるんじゃないかな~と(笑)。
そんな風にも思えたラブコメちっくな色々含めてすこぶる良好な話数でした
最後にはサービスもあったし、相変わらずバランスの良さも光ってます。


本編とは関係ないんですが、
今回のお話ってバトル漫画のインフレを防ぐ一種の方法を提示してた気もする
コガラシはドラクエで言えば完全に脳筋タイプの打撃専門みたいなキャラだけど、
狭霧は打撃も呪文も両方イケるオールラウンダー的な。。
そういうただ力比べではない多角的な戦闘能力の掘り下げがまた良かったですね
この方法論を使えば、一回噛ませ役に終わったキャラでも、その後も今回の狭霧のように活躍の機会が設けられる、、、
って思うんですけどどうでしょう?(笑)。 まあ、ゆらぎ荘はバトル漫画じゃないけどね笑












いや~「お約束」っていいものですね!(超笑顔)


それにしても、今回の恋する狭霧はめっちゃ可愛かったですね
ところどころで女の子な一面も垣間見れるあたりがまた流石だな~、と
それでいて、「ただ守られるだけの女じゃ嫌」という彼女の本懐も叶えているネーム力もまた凄い
これもまたかなり完成度の高い名話じゃないかな。と個人的には思いました
だから今週も感想とアンケートでWで応援するんだ。頑張ろ。



太っちょの女の子はカワイイ ムラタコウジ「ぽちゃこい」 1巻

2017-02-19 | 単行本感想
                                               
                                                可愛い。












ぽちゃ、っていうか・・・
完全にデブじゃねーか!!って個人的には思うんだけど(笑
それでも、マルちゃんこと丸山さんはとってもキュートで、観ていて退屈しない素敵な女性なのである。

この漫画はデブ、、、いや、ただぽちゃってる女の子って可愛いよね~っていう漫画ではなく、
さり気に「ダイエットあるある」を描いている漫画としても秀逸なんです
ダイエットの一番の天敵って、他人でもなければ、食べ物でもなく
自分に言い訳してしまう意識の甘さ。。なんですよね
実際、
本作でもマルちゃんは様々な言い訳でダイエット中なのにも関わらずカロリーの高いものを摂取してしまいます
そこで繰り出される言い訳って、結構自分も身に覚えのあるものが多かったりするんですよね(笑




「明日」はいつ来るのか・・・(遠い目)


「他人がせっかく、、、」とか、
「3時間起きてれば大丈夫」だとか、
「これは野菜だから」とか、
「これはそこまでカロリーが高くない」だとか、
兎に角何かと理由を付けて食べようとする様がめっちゃ滑稽なんですが、
そういう姿が逆に可愛い、というか、ぽちゃ娘好きとして堪らないものがあるんですよね
まだ1巻の時点でダイエット成功したり逆に失敗したりまた成功したり、展開が激しいんですけど(笑
でも実際のダイエットってそういうものだと思うんですよね。ずっと痩せ続ける、とか、そんなの有り得ないですよ。
紆余曲折経て痩せられるのが殆どだと思います。その意味では、若干リアリティがあるといえなくもない

だけど、一番可愛いのは、
マルちゃんが食べ物の事で頭がいっぱいになってたり、
食べ物を振り切れなくて困惑しちゃってるシーンだったりするんだよな(笑)。
そこで読者としては「もう食べちゃっていいよ。」って思うんだけど、
なんだかんだ少し成功させて喜ばしてあげる作劇が何気に秀逸だな~と感じました
マルちゃん、確かにでぶってるけど、勤務態度は誠実だし、性格も優しくて良い子なんですけどね
いつか、大好きな沢谷に本当の意味で振り向いてもらえるといいなあ。と考えつつ、
でも完全に痩せさせるのは止めて欲しいな。。とも思っているのでした(笑
マルちゃん、今のままでも可愛いもんね。

そんなマルちゃんがまともに女扱いされないシーンがあって、
そこに颯爽と駆け付けマルちゃんは女の子だ。みたいな事をストレートに言える沢谷くんのシーンは感動しました
あんなん、好きになって当然だし、相応しい女の子になりたい!って思うのも相当頷ける気がする
そういう・・・好きな男の子の為に頑張る女の子!の可愛さが描かれている漫画としても秀逸に感じたので、
ただ単にぽちゃ娘が大好きな好事家~っていう方以外にも響くものあるんじゃないかと
今はでぶだけど、いつか痩せて憧れの彼を・・・!という、
女の子の健気ないじらしい心情を描いた作品としても楽しめる良い作品でした
まだまだ物語は(色々な意味で)これから、だと思うので続巻等にも期待しています
かなりおススメの新刊の一つ・・・です。頑張れマルちゃん。




余談ですが、このコマがめっちゃ好き(笑
こういう明け透けというか、失礼なネタも結構好みなんですよ
それでもめげないマルちゃんもまたイイんだよなあ。


マルちゃんは、とっても可愛い。
自身のコンプレックスと向き合いつつ、それでも時に誘惑に負けちゃうところとか、
自分と(スマートな)彼が不釣り合いだって自ら言い出すほど自覚的なのに、
それでも頑張って恋しちゃう人間くささとか、
「外見が関取並みだからこそ感じ取れる可愛さ」、、、がこの漫画では大いに表現されていて
ただぽちゃ娘のアレやコレを面白可笑しく描いてるだけじゃない良さがあるなあ。と思います
勿論、子供に力士扱いされて相撲対決するような「いかにも」な素晴らしいお話もあるんですけど(笑

でも、本作で最も重要視されてるのは「頑張っている女性を描く。」ってことなんじゃないかと思います
マルちゃんがちゃんと頑張ってるからこっちも感情移入出来るし、応援もしたくなるし、そんな姿が可愛い、って感じることが出来る。
その意味では分かりやすいタイトルとは裏腹にかなり誠実にキャラに寄り添っている漫画だなあ。って印象でした
おまけページも絶妙なネタが多くて(笑)その意味合いでも良かったですね
オラ王子先輩は色々な意味でアレな人ですけど、
そんなアレな部分含めて面白い人ですからこれからも頑張って欲しいですね
彼が頑張ったら、確実にダイエット成功しないですけどね笑












実写化するなら、勿論マルちゃん役は柳原可奈子でお願いします!!




THE NOVEMBERS「Modern Covers」@新代田LIVE HOUSE FEVER 17.2.12

2017-02-18 | LIVE
                                             
                                       日曜日にノベンバのライブに行って来たですよ。
















この日はセトリが凄かったですよ
なんせほぼほぼカバー曲で占められていて実質カバーライブみたいな公演になってました
いや、公演のタイトルに「カバーズ」って入ってんだから当然は当然なのかもしれないですけど、
まさかあそこまでカバー曲で大勢が占められるとは・・・と、驚きと刺激の一夜に仕上がってましたね。

ノベンバのカバーは、普通にカバーするのではなく、
各々オリジナルの解釈を入れた上でのカバーになるのが通例なので
カバーっていうか、これオリジナル??ってなる瞬間も多々あってそれがまた面白かったですね
正直カバーアルバム出して欲しい、、、ってくらいどの楽曲も完成度が高く恍惚的な公演になってました
これは正直忘れる事の出来ない一夜。。が、また生まれてしまった気がします。では以下。










今年に入って初めてのTHE NOVEMBERS・・・という訳でテンションもあがりつつ。の参加でしたが
始まると真っ黒ではなく、カラフルな衣装で登場した四人に笑みが零れる
特にケンゴマツモトの赤い服は似合ってもいて素晴らしかった
一曲目は格好良くRIDEのカバーからスタート、
初っ端から轟音が冴えわたりキレッキレのライブ模様を見せていく
続けて情感たっぷりに「Misstopia」、美メロに酔い痴れる「human flow」とノベンバの美しさを魅せるショウが展開されていく

CHARAの「話して尊いその未来のことを」のカバーは、はっきりいってノベンバの曲?と思ってしまうくらい
完全にノベンバの・・・いや、小林祐介のカラーに染められていた気がする
女性の曲なのに全く違和感を受けさせない、
どころか彼の声質にピッタリだ。と思ってしまったあたりがまた凄かった

是非聴きたかったART-SCHOOLの「SWAN SONG」のカバーは、物凄く神々しい仕上がりで
オリジナルの部分含めて完全にアンセムとして響いていた気がする
要所要所でノベンバ曲を良い具合に挟む構成もまた見事で、
このタイミングで「pilica」というのも実に似合っていて素敵な構成力にも魅せられてしまった。。
「私の痛みはいつでも私の痛みだわ」というフレーズには当時の心境も相俟って相当に感情移入してしまいました。沁みた。


まさかのスピッツ「君が思い出になる前に」のカバーにはニヤニヤしてしまった
こういう歌謡曲の要素を含むカバーってあんまり演ってなかった印象なので・・・
これもまた凄く良くて、
若干ストレートに演奏してたのも逆に意表を突かれて絶妙だったかと思う
BACK DROP BOMBの「MASTADABESTAH」に関しては・・・ホントにバックのカバーなの??ってくらい
独特のテンションとノベンバカラーで相当のオリジナリティを見せていてはっきり言って痺れました
原曲の色はほぼない、、、かと思いきや、最後の最後で「マスタダベスタ!」と原曲まんまに叫ぶのもまたニクいというか、
分かってるなあ・・・っていうか。元々大好きな曲なのも手伝って相当アガりましたが、観客受けもめっちゃ良かった気がする。この曲。

その後もハイクオリティなカバーを連発、
小林祐介の歌も素直に響いたビートルズの「across the universe」の素朴で温かいカバーから、
後半の超絶的な爆音の迫力が凄まじいプラトゥリの「アンドロメタモルフォーゼ」のカバーもまた素晴らしかった
これがピークだろ、、、と聴いてて感じるくらい魂とこだわりを感じる名カバーだったんですが(またプラの曲も似合う)、
続くブンブンサテライツの「KICK IT OUT」のカバーがこれまた凄まじく格好良い仕上がりになっててまたも度肝を抜かれる
原曲のフレーズをあまり多用せず、限りなくビビッドに暴力的に仕上げた演奏の妙にただただ痺れてしまった名演でした
新曲?かと途中まで感じてたくらい(笑)そのまま出していいじゃん。ってカバーで
この夜はそんな曲だらけでとにかく凄かったですよ。圧倒されました。


hideの「doubt」の爆音シャウトカバーでガンガン観客をアゲつつ、
その勢いのまま演奏された「黒い虹」がこれまた秋に観た時よりもビルドアップされていて、
流石だなあ、、、と思うくらいの出来栄えでした より砕けた演奏になっていてノリやすさも違う!
そんな鮮烈な終わり方の本編・・・に劣らず、
アンコールもこれまた凄まじい完成度で、初っ端にかます「dysphoria」から、
続く「1000年」がより激しく暴力的に鳴らされていてこの曲もまた秋以上に仕上がってるな。。と思わされた
スピード感も違かったし、今までの定番曲に比べても負けてないな。って感覚を得られたのも大きい
改めて、THE NOVEMBERSは常に最新が最高のバンドなんだ。って感じてしまった公演でした

最後のマイブラのカバーもキマってたし、
何よりこの曲で(Only Shallow)終わる、っていうのも
ある意味一番相応しい感じもして、それ含めて良かったと思います
気持ちの良い爆音、耳障りが最高な轟音に包まれてこの夜を後にしました
どこからどう切っても最高かつ、新鮮な感触だらけの名演に仕上がっていたと思います
企画者の吉木さん含めてTHE NOVEMBERSに感謝を。ありがとうございました。













次はケンゴマツモトプロデュースの公演ですね
今年はメンバープロデュースのライブシリーズが続きますし、
クラウドファンディングのアイテムやイベントの開催、
更には春に全国ツアー、それも、前回のとは違って細かく回るツアー!!・・・ってことで
今年はもういっぱいノベンバ充出来そうで今からワクワクしてします(笑
早速、最高のショウを見せてもらったしね。出来れば、遠征などもしてみたいです。今から頑張ろ。



青のフラッグ 第3話 感想(ジャンプ+掲載)

2017-02-16 | 青のフラッグ









今週は抉ってくるなあ。









伊達さんは恐らく見込みなしと判断して太一に怒ったんでしょうね
だけど、太一は優しいから相談されたのに「無理だよ。」とは言えないじゃないですか
その辺は難しいんですけど・・・でもなんかキッツイ人だなあ。って思いましたね(笑

ただ、トーマ自身は太一と空勢さんをくっ付けようとしちゃってるわけで、
順調そうに思えて中々嚙み合わない、、、という印象を受けました
そりゃ恋愛なんてそんな簡単に上手く行かないのが現実ですけど、
流石にこの現実は厳しいですよね、、、どっちにとっても。


太一にとっては、完全に善意でやってた訳ですからショックでしょうし、
空勢さんにとっては、自分を意識してないことがまるわかりな訳ですからショックでしょう。
それまでの和気藹々とした楽しいムードをぶち壊す容赦ない作劇を見て、
「ああ、こりゃジャンプでやらなくて良かったわ。」と純粋に思いました(笑

青春は、青い時代は、痛々しく、手厳しい。
先週までの楽しい「だけ」の作劇とはうってかわって
随分二人とも奈落の底に突き落とされてしまったなあ、、、と心を抉られた気分になりました
だけど、それもまた確かに青春の一部なんですよ。青春は、決して楽しいことばかりではない。
時にはそれまでの嬉しさが不意になってしまうような悲しい現実だって襲って来る。
そんなことを・・・今週の青フラを読んで思い知らされました。


結果的に、伊達さんの忠告は正しかったんですよね
確かに、トーマの目には空勢さんなんか映っちゃいない。
このまま頑張っても決して報われないし、傷つくだけ。
そんな突き付けられた現実、、、に対して
どう抗うのか、
どういう展開を見せていくのか・・・注目の気持ちが益々高まってきました
ホラー映画を一緒に怖がる二人の様子はめっちゃお似合いと言えばお似合いなんですけどね(笑

でも、太一がしてあげたことの全部が無駄だった、とは思いたくない。
彼は彼なりに誠実に空勢さんに向き合ってあげたし、
そのお陰で変われた部分だってあったはず。
何より、
傷付いたからこそ得られる感情だって人間にはあるんですよ。
「痛み」だって、今の自分を形作っている自分の確かな財産で、それを他人にどーこー言われたくはない。
来週の展開はむちゃくちゃ気になりますが、どうか、太一の想いや空勢さんの気持ちが好転したり報われていく結末を願っています。









しかしこの漫画、本当に面白いですね・・・笑
好き嫌いはあるでしょうが、間違いなく読み手に「何か」を感じさせる間違いない漫画に仕上がっています
取り合えずラブコメ好き、恋愛漫画好き、青春もの好きならチェックしておいても損はないかと
KAITOさんの才能は本物だと個人的には確信しています。感情揺さぶられますよ。



めぐみ、美川さんと出会う。 天野めぐみはスキだらけ! 第62話 感想ほか(週刊少年サンデー2017年12号)

2017-02-15 | 天野めぐみ&古見さん
                                              
                                            今日もめぐみはムチムチです。










少年誌では基本ボンキュッボンなキャラが好まれますが、
こと天野めぐみに関しては、むしろいつも太ってることをネタにされるくらいにムチっています
でも、個人的にはそれはそれで可愛いんじゃないか?って思うんですよね
体重を気にする女の子キャラは多いですけど、
めぐみが気にしてると説得力も違うでしょう。
まあ気にしてない時の方が多そうだけど

美川さんとめぐみが並んでるカットもありましたけどね、
なんかめぐみが太ってる人みたいにも見えるんですよ(笑
美川さんは小柄で、スレンダーで、女子らしい女子ですけど
めぐみは色々な意味合いで余分な肉が多い感じ
でも、それはそれで色気があっていいんじゃないか?って思う
そんな風に思うのは、ある意味自分が大人だからかもしれません
特に年食うとムチっとした女性に惹かれるようにもなりますしね・・・

ただ、めぐみの一番の武器は笑顔と愛嬌だと思います
普段の自分は笑顔も愛嬌も無いので(・・・・・。)、
正直ちょっと羨ましいな。って読んでて感じたりもしますね
冒頭のガーリーな雰囲気からして良さげな話数でした。



カワイイ。


ただ、前述のように、出会ってしまったんですねえ・・・美川さんに。
しかも、学の事を意識してないどころか、むしろ心配してくれていた。。という(学にとって)嬉しい展開でもありました
まあ、そこに学がいなかった・・・というか、もう完全にめぐみ視点でめぐみが恋敵に出会うだけの話だったんですけど笑
それもまた面白いっていうか、学なんてほぼ出番ないですからね。

めぐみにとっては、正直機嫌がよくはない展開ですよ
この情報は敵に塩を送るようなものですから(若干意味合いは違いますが)
しかも、学と同じ東京大学を目指している=その内再会する?ってフラグも意識してしまって
めぐみにとっては劣等感、、、のようなものを感じやすい展開になっていたかと思います。


少し前から、めぐみ視点のお話が増えてますけど、
本格的にW主人公的な相様になって来たな、、、と思いました
そもそも学は美川さんが好きで、美川さんも案外気にしてない訳じゃないから、
とどのつまり必ずしもめぐみにアプローチしなきゃいけない理由がないんですよね
だから、めぐみが学とくっ付くには、めぐみの努力が必要になって来る
だからこそ、めぐみのこういうお話がちょいちょい増えてるのかなあ・・・って個人的に思ったし、
これはこれで恋する乙女が頑張ったり落ち込んだり、、、って感じで面白いんですよね

めぐみは、本当は
今回の事なんて言いたくはない
それはきっと誰にでも分かる普遍的な感情
だけど、それすらめぐみは悩んでしまう、、、という
やや切なくもコミカルでもあって読み応えのあるお話でもありました
涙目で「喜ぶよね・・・!?」って言ってるめぐみは可哀そうだけど可愛くもありました・・・笑
ただ、そういう落ち込みを経て人間は大きくなっていくと思うので、めぐみもこれから頑張って欲しいです
個人的に恋する男子の為に女子がファイトするお話「も」大好きなんで、これから先のめぐみを読むのも楽しみです。



こういうのも、アリかも(笑


しかし、美川さんはホワホワっとしてて本当に可愛かったな
個人的にアリだなあ。。って思ってしまってめぐみに申し訳ないんですが笑
ただ、俺個人的にはあくまでめぐみを応援してますよ、ってことで。
いつの日か本当に大胆にセクシーに学を誘惑するめぐみも見てみたくはありますけど、
三澤さんに励まされて素直に元気になってくれる「純朴さ」がめぐみのチャームポイントでもあるよなあ、、、とも思いました
今週は「めぐみが主人公でめぐみが思い悩むお話」っていう、いつもとは全然違うパターンのエピソードだったので
これでまた一つ引き出しが増えたな。。とも、いちファンとして感じられて、それがまた嬉しかった。
めぐみは健気で、ホントに応援したくなる主人公だと思う。
もう半分は主人公だと思うので、はっきり主人公って書いちゃうけど笑
今週なんて完全にめぐみワールドですもんね・・・(笑)。

個人的にこういうアンニュイなお話大好きなので、その意味でも俺好みで良かったです。でも、頑張れ、めぐみ!













◆古見さんは、コミュ症です。

先週といい、思い切りラブコメってますね・・・笑
周りから応援されるようになったら、後はレールを走るだけでしょ!



◆魔王城でおやすみ

最近の姫はちょっと大人?というか、
愛嬌が出て来たというか、思わせぶりというか、
先週もそうでしたけど、無表情キャラってだけじゃない魅力が出て来ている気がする。
この漫画マジでブレイクするかもしれないですね。期待大ですよ。

 
◆舞妓さんちのまかないさん

ただ、休日にカレー食っただけ。
それだけの話。
特に会話に脚色もない。
だが。だからこそ、めちゃくちゃサンデーらしい。
パブリックイメージの中のサンデー漫画をそのまんま突き進んでる感じで
相当注目している作品ですね。これはサンデーで「しか」読めない漫画だわ。
少年誌ではね。



◆すうの空気攻略

すうちゃんカワイイ・・・
単行本欲しくなりましたよ。
絵がまた洗練されてて良いですね。



◆だめてらすさま

柱でしっかりと「派出所っぽい」って書かれてて笑った。
いや、確かに、この間の金持ちになる話もそれっぽかったからなあ。
担当の人も容赦ないですね・・・笑

でも、派出所はもうないから、ある意味やる意義あると思う。










「だがしかし」「あおざくら」も面白かったんですが、
ストレートにいい話過ぎて感想が浮かばない・・・!
それはそうと来週はこれまた純度100%のサンデー漫画湯神くんが載るので楽しみ楽しみ。