サブカルチャーマシンガン

自分だけの「好き」を貫く為のブログ。

LOST IN TIME「足跡の更新2017」@新代田LIVE HOUSE FEVER 17.1.29

2017-01-31 | LIVE
                                    
                                日曜日にロストインタイムのライブを観てきました。









ロストのライブを観るのは約3ヶ月ぶり、
去年10月の水戸以来でした
その時にも告知されてた年明け早々のバンドワンマン・・・って事でかなり楽しみにしていた公演でした
会場につくやいなや、大勢のファンが大挙していてやはり東京でこのクラスのハコだと相当ギュウギュウになりますね
年明け早々ロストの愛されっぷりを確認しつつ、誠意に溢れたライブをこの夜も魅せてもらって大満足のワンマンに相成りました。

そう、去年はこの年明けのワンマンに都合上行かなかったんですよ
だから、実は2年ぶりの参加、、、って事で
その意味合いでも嬉しい一夜だったんです
ロストの恒例行事ですし、
何も無いタイミングのワンマンってセトリが満遍ない感じになるので(笑
そういう意味でも、この日ここに居れて良かったなあ。。という一日になってた気がします
では以下、ネタバレ含みますが、当日のレポートです。








後ろまでパンパンに詰まったフィーバー、
メンバーが登場すると間髪入れずに「ライラック」「太陽のカフス」と去年出したシングル勢を惜しみなく演奏
拡がりのある音像が気持ち良い前者に、ロストとしては貴重なファンキーさも感じられる後者、、、と
早速引き出しの多さをアピール、カフスでは歌詞にミスもあったんだけど(笑
序盤はやや力み過ぎな感もありつつ、それもまた別の視点から見ればそれくらい意気込みが強かった。という事でもあります。

そんな海北さんの鬼気迫る歌声が炸裂したのがシンガロングナンバー、「ジャーニー」。
三井さんのエモーショナルなギターもそんな歌声を後押しして、なんとヘドバンすら出来ちゃうような(!)
激情のパフォーマンスに仕上がっていて早くも高まっているバンドの圧倒的な勢いに感銘を受ける。
空間を切り裂く様に「No caster」、
凍てついた雰囲気で場を支配するように「小さな隣人」と
ロストのロックでオルタナティブな側面をこれでもか!と聴かせる一連のパートには興奮を隠せなかった
ちょっとビックリするくらいに格好良くて、今年のロストは一味違うな。とこの時点から感じさせてくれました。


丁寧に言葉を紡いだ「グレープフルーツ」、
更に去年弾き語りでも披露していた包容力溢れる新曲「路傍の石」と
新旧織り交ぜた塩梅の良いセットリストが続き、どの時期のロストが好きでも楽しめる内容になっていました
それは去年全アルバムの(ほぼ)再現ライブを経たからこそ、なのかなあ。とか、思いつつ、
アグレッシヴな前奏も気持ち良かった「26」、
多幸感溢れる歌声とビートに陶酔してしまう「366」と
定番曲もきっちり聴かせる抜け目の無い手さばきにも唸らされる
これらの曲は年明けのちょっと前のめりなモードの時に聴くにはピッタリの作中観の曲達で、
そういうトコもまた粋だなあ。と思いながら心地良くその美声と軽快な演奏に夢中になっていました。

一曲一曲が、以前以上に洗練されているイメージ。
ガムシャラさと地に足がついた歌声が同居していた「旅立ち前夜」、
パンクバンドのような勢いで激しく鳴らされた「青よりも蒼く」など、
より強固になったバンドアンサンブルを感じられる楽曲が多く、
これもまた去年の怒濤のライブを経たからこその賜物なのか・・・と感動させられる
「線路の上」「手紙」など初期の楽曲で会場を沸かせつつ、
サンボ山口さんなみに「オーイエッ!」と海北さんが叫び切って見せた「希望」とまるでデビュー仕立てのバンドのような瑞々しさも感じさせてくれる。

「路傍の石」では、ベテランバンドらしい包容力のあるムードで気持ち良くさせていたのに、
「青よりも蒼く」「希望」では若手以上に若手らしいエネルギッシュな演奏で観客をガチ上げする、、、という
ベテランっぽさとベテランっぽくなさ、が同居している有り得ないクオリティのステージに仕上がっていた
それはある意味異様だったが、異様だったからこそ面白く、終演後の観客の称賛の声も(俺の周りでは)いつもより多かった気がする


本編ラストの新曲「すべてのおくりもの(表記適当)」や、またアンコール1曲目に弾き語りでもう一つ新曲を披露、、、と
積極的に新曲を聴かせる“今”なセットリストもまた攻めてて良かったです
おくりものの方は、静かに始まる歌い出しにゾクッとしたし、
届かない想いを歌った新曲もロストらしい沁み入る一曲で堪らなかった
更に、名曲「きのうのこと」を盛大に響かせて終了・・・と全体的にかなりグッと来る構成のライブだったかな、と。

Wアンコールの「あしたのおと」がまた嬉しかった!
この曲個人的に大好きで、でもライブでは滅多にやらないので
定番曲が多目に披露されるダブルアンコで聴けたのがまた嬉しかったし、
いつも以上に沁みる歌声に仕上がっていたのがまた作中観に陶酔出来て素晴らしかったです

この日は、「太陽のカフス」でいきなりミスしたり、
かなり意気込んでいる様子が伝わって来て、
序盤はそれがミスの方向に転びつつ、
「ジャーニー」でそれを思い切りプラスに変換してからはもう本当ただただ気持ち良く、その迫力に息を飲めるライブになっていた気がします
兎角、どのアルバムからも満遍なくセトリに組み込む粋さだったり、今まで以上に洗練された音像だったり、また一皮向けたロストが堪能出来てホントに良かった!
中でも先述の「ジャーニー」に関しては、あまりに盛り上がりすぎて再び定番化するんじゃない?ってクオリティでした
それくらい・・・起死回生の一発だったと思うので、今後もこの曲は是非ライブで聴き続けたい。
2017年のロストインタイム、マジでめちゃくちゃ良いです。機会があれば、ぜひ。












1.ライラック
2.約束
3.太陽のカフス
4.30
5.ジャーニー
6.No caster
7.小さな隣人
8.グレープフルーツ
9.路傍の石
10.26
11.366
12.旅立ち前夜
13.青よりも蒼く
14.線路の上
15.手紙
16.希望
17.すべてのおくりもの(新曲・表記適当)

18.新曲
19.きのうのこと

20.あしたのおと









しかし、最後の「あしたのおと」には本当ヤラれました
微妙に定番を外してる選曲が多目だったのと、「DOORS」からの曲が多目だったのと、
それでも定番中の定番も要所要所に織り込む抜け目の無さと・・・かなり絶妙なセットリストだったと思います
その上で、更に一皮むけた荒々しく瑞々しい演奏、かと思えばベテランらしいどっしりとした音像も披露。。と、
本当最近のロスト面白いんですよね。
2000年代のちょっと売れてた時期だけ知ってる~、って人は多そうですけど、
むしろ今の方が面白いんだよなあ。。っていちファンとしてつくづく思ってしまった一夜でした。
個人的には、次世代のフラカン的ポジとしてランクヘッドと共に在り続けていって欲しい。俺も、引き続き追い駆けます。


ゆらぎ荘の幽奈さん 第48話「雲雀ちゃんの悩み事」 感想(週刊少年ジャンプ2017年9号)

2017-01-30 | ゆらぎ荘の幽奈さん
                                   
                                   良い事言うなあ。









誰かに気に入られる為に自分を偽って背伸びしたとして、
その行為にどれだけの意味があるのかは疑問ですよね
それをやる度に「本当の自分」が擦り減ってしまうような気がして・・・
誰かに気に入られよう、
誰かに好きになってもらおう、
そんな努力を誰もがみな当然の様に行うけれど、
それはもう自分ではなく自分に似た「何か」になってしまうだけなんですよね
それは考えようによっちゃ相当空しい顛末じゃないですか?

雲雀に必要なのは、
雲雀らしさを自分で認めてあげて、
雲雀らしさで勝負する事だったんだと思います
無駄に大人ぶったり、他人を意識して対抗したりしている雲雀が本当の雲雀ではないじゃないですか
それに、よしんば努力の甲斐あって幽奈や千紗希に近づいたとして、それって幽奈もどき、千紗希もどきなだけじゃん。って気がするんですよね

「自分らしさ」を認めてあげられるのも、
「自分らしさ」を許してあげられるのも、
結局自分自身でしかないんですよね
他人に憧れて、
他人の振りで勝負するよりも、
最高の雲雀で勝負した方が良い気がするんですよ
いつもガムシャラで、余裕はないけれど、その分頑張ってる雲雀が一番良い。



カワイイ。


呑子さんが言いたかったのは、「そのままでいいよ」って事なんじゃないでしょうか
「そのままでいい」っていうのは、勿論努力しないで良い、って事じゃないですよ笑
人並みに悩んで、それでも女を磨こうと頑張って、常に一生懸命で、
壁にぶつかっても持ち前の負けん気で何とかしようともがいている
そんなぶきっちょで真っ直ぐな雲雀でいいよ。って事なんですよね

そもそも、向上心や危機感の無い人間は始めから割り切って一切悩まないんです
有り体に悩んだり、苦しんだり、何とかしようと画策してる時点で
「健全な苦戦」が出来てると思うんですよね
そういう悪戦苦闘が、
段々自分の姿形を“素敵なもの”に変えて行くと思うんです
だから、やっぱり呑子さんが本当に伝えたかったのは「そのままでいいよ」って事だったんじゃないか、って思ったんです
実際、悩みつつも告白しようと思い立って頑張ってた雲雀はとっても純粋で素敵だったしね。



カワイイパート2。


幽奈さんも、千紗希さんも、確かに変わって来てます
幽奈さんはえっちぃ姿を見られる事にそこまで抵抗がなくなった
心のどこかでコガラシにそういう姿を見られたりする事を許している節があるんでしょう
千紗希さんは、素直にコガラシに恋焦がれるようになった、、、というか、
それもまだ完全に自覚的ではないと思うんですけど、
それでも意識してオシャレするようになって来たのも事実
いつの間にか、コガラシを取り巻く環境も変わって来ているのもまた事実なんですね
今回の幽奈さんも千紗希さんもとっても乙女してて可愛かった!
そんな中で、狭霧が本格的に恋愛戦線に参加して来てない事が気になりますが、
それもまた機会が来れば変わっていくんでしょうかね
そういうトコも含めて、
これからの女の子たちの頑張りにも注目すべき漫画になって来ましたね
ちなみに今回の告白は、成功どころか、単なるラッキースケベ誘発に終わったんですけど(笑
ただ、雲雀ならば、頑張っている雲雀ならば、いつかきっと見せ場が来るタイミングがあると思います
そんな時に、最高の雲雀が出せるといいなあ、、、と今から期待しています。


呑子さんのセリフは、
何も雲雀だけに寄せられたセリフではなく、
今悩んでたり頑張ってたりもがいてたりする
そういう読者全員に向けられているメッセージなんじゃないか、って個人的には感じました
だから、要は劣等感に苛まれるのも嘆きつつ悪戦苦闘するのも悩みながらも頑張ってるのも全部その人を形作って行く素養になるんだと。
悲しみがあったから、喜びに敏感になれた
悔しさがあったから、頑張る事に貪欲になれた
足りないと感じる心があるから、足掻く事に夢中になれた・・・と考えると
そんなネガティブな要素すらガソリンに変えて進んで行く事が出来るのはむしろ幸福な事なのかもしれないですね。
そういう事を今週のゆらぎ荘を読んでつらつらと考えたりもしました。尚、オチのク●ニはグッジョブでした!と最後はストレートな感想で締めたいと思います(笑












ミウラさんはきっと呑子さんがお気に入りのキャラなんだろうな~っていうのは良く感じます
彼女に自身の想いを代弁させてたくらいだし
・・・いえ、なんでもないです、はい。

それと、来週から6週連続で新連載が始まるんですよね
それに伴ってバンバン終わる作品も出て来そうなんですけど、
6つも新連載が入ったら、そっちに話題独占されないだろうか、とか
しばらくは(新連載陣が)上位に置かれるだろうから、中堅作品がその煽りを食らって下位に置かれそうだな~とか
心配が絶えません。取り敢えず、ゆらぎ荘が好きな方は共にアンケ出し頑張りましょう(笑
俺はネタバレとか一切見ない人なんで、朝コンビニで次号予告見て流石にビビりましたね。
「ゆらぎ荘の幽奈さん」はむしろこれからが本番な節があるんで、これからも全力で応援して行きたいです。1周年のカラーも当分先になるのかなあ・・・?



SS系新ブログ「傷だらけのブルー」開設のお知らせ

2017-01-29 | ブログ関連







突発的ですが、SS(二次創作小説)を中心とした新ブログを立ち上げました
理由としては、もっと記事のクオリティとかを気にせず、気楽にやれるようなブログも欲しいかなー、って(笑
このブログはこれからも記事のクオリティ云々を気にして「頑張って」毎日更新して行くつもりですが、
そうじゃなく何も考えずに頭からっぽにしてダラダラグダグダやるブログも作って適度に息抜きしたいな~、と。
別館の「君は転んで血を流す」は単なる鬱ブログみたいになっちゃってるし・・・笑

クオリティとか、応援だとか、そういうの一切抜きにしてただただオナニーを垂れ流す、
それが新SS系ブログ「傷だらけのブルー」であります
文字通り気まぐれに、気軽に更新していくつもりなんで是非是非よろしくお願いします
そこで息抜きしながら、こっちにも還元出来るように、、、というのが当面の理想ですかね
以下リンクページです


傷だらけのブルー




「誰かの物語の中じゃ所詮エキストラ」という感覚~LOST IN TIME「スピンオフ」に関して

2017-01-28 | お気に入りの楽曲








誰かの物語の中じゃ
所詮エキストラ
君も僕も
誰かの物語の中じゃ
照明すら当たらないよ








あまり認めたくない事実ではありますが、
自分では、自分の持っている感覚では誰にとっての主役にもメインキャラにもなれないなあ。とよく感じてます
才能や器量、感性の限界っていうんですかね・・・“どうしても辿り着かない”というのが肌で分かってしまって時折絶望的な心境に立たされます
誰かがみんな一人一人が主人公~と歌っても、
そりゃあなたはそうでしょうよ。としか思えない瞬間だってある
そんな時に最大限に自分の気持ちに寄り添ってくれるのがこの曲ではあります。

本当に・・・空しさ「しか」残らないような日々で、
どんなに想っても届かない気持ちのオンパレードで、
そんな日々を頑張って生きるのにあまり意味を見い出せない時間だって当然あります
そんな時に、頑張れだの足掻けだの信じろだのそれでもだの歌われたって正直あまり響かないのが本音

本当は、「誰かにとってのナンバーワン」になりたい気持ちだって強いし、
ナンバーワン、主役にはなれなくても、メインキャラの一人でありたい気持ちだってある
でも現状、ただの路傍の石に過ぎないし、しかも、どこまで行っても見向きもされない感覚もあったりして
そうなると、正直何の為に生きてるのか、何の為に頑張ってるのかもよく分からなくなるんですよね


どんなにお前が頑張ったって、足掻いたって、苦しんだって、
他人にとっては所詮エキストラの、その他大勢の内の一人に過ぎないんだよ。と
聴き手に突き付けるこの楽曲は、切なくも「確かな真実」が歌われていて相当のリアルさが含まれているかと思う
どこまで行っても(結局は)変わらない
どこまで行っても(結局は)満たされない
自分では、
自分の実力では、
自分の器量と感性では、
きっと誰かにとっての主役にもメインキャラの誰かにも成れない。
そんな事は自分が一番良く分かってる事で。あの人のようにも、あなたがたのようにも俺はなれない。なれるという確信もまったく持てない。
それが(きっと)とても悔しくて、やり切れなくて、でも、だからこそ、割り切れる部分もあったりして・・・。


知らなかったんだ
誰もいない夜を歩く



「当たり前のように」愛されてる人
「当たり前のように」誰かと通じ合えてる人
そういう方々と自分は違う
全く違う
その幸せにも巡り合いにも碌な感謝も出来ず嘆けるだけの余裕は自分にはない
それすら持っていない自分は現状誰よりも惨めで下らない存在に思える
その辛さに“完璧に”寄り添ってくれるこの曲は、
やはり自分にとって大切な楽曲の一つ、です。
ロストインタイムは後期である今の方が、ずっとグッと来る歌を歌えてると思う。そういう想いも込めて。


ちなみに、去年の秋もライブでこの曲を聴いたんですが、超ネガティブな歌詞の割に
楽曲自体は勢いのあるアッパーな楽曲なんでめちゃくちゃ盛り上がってハンドクラップもいっぱい聴こえたのが印象的、、、というか、
歌詞の内容と真逆な相様で面白いな、とか思いました(笑)。この曲はずっと準定番であって欲しい。



FoZZtoneの「Morning Glory」という曲~ズブズブハマる前に早急なリセットを

2017-01-27 | お気に入りの楽曲







座り込んで考えた答えに
心動かなくて
歩いてたら溢れてた言葉が
しゃくに触るほどスパーンと来た









なんというか、「ああ、ダメなのかも。。」ってズブズブ考え込んで絶望的な気分に陥ってしまうよりも、
一度頭をリセットして冷静に考えて、その上で出直す方が全然良いんじゃないか、、、って気持ちになる時もあります
この曲で描かれてるのは正にそういう事でもあるんじゃないか、と思うんですよね
どんどんどんどん深刻に、ネガティブな思いに浸るのはある意味とっても「楽」で「気持ちの良い」行為でもあります
だけど、そう考え込んでいる時は思考が一点に集中し過ぎで多角的な判断がまったく働いてないパターンの方が多いです
夜は時間もたっぷりあるし、研ぎ澄まされた時間という条件の上でついつい最悪の考えに至ってしまいがちですけど、
一度寝て起きて、リフレッシュして、むしろ朝を楽しみに待つくらいがちょうどいいんじゃないか、、、という事をこの曲は歌ってるんですね。

実際、夜はもうこのまま死にたい気分だったのに、
朝になったら「ああ、うん・・・。」って気分になってる事も多いです
つまり、ある意味その時々によって自分の思考に振り回されてるだけなんですよね
でも、時間を置いて、何も考えない時間を作る事によって、考え過ぎだった時間よりも
むしろ「おっ、これいいんじゃない?」って考えが閃いたり冷静な気分になれたりする事も多いです
だから、敢えてネガティブをポジティブにしようとする必要性なんてなくて・・・。
そこは、別にそのままでいいじゃん。って思うんですよね
無理矢理前向きに考え方を変えるよりも、
それはそのままで、
後から自然と違う角度から見れるようになることもあるし、つまりはさっさと寝ちゃったりした方が良いんですよ(笑
そういう事だと俺は思うんですよね、この曲で表現されてる事っていうのはね。


心と体は密接に繋がっている。
疲れ切った、しんどくなってる身体で何を考えてもダメ
それよりは、しゃんとした身体でスッキリとした頭で、
もう一度始めから考え直したり、
健全な状態からリスタートする事だって大切なのだ。
つまり、今見えているものだけがすべてじゃないんですよね。
ズブズブと考え続けて終わらないコンティニューを続けるよりも、
一度電源を切って、休めて、リセットして、そこから再起動して挑戦しよう!っていう・・・
そういう事をこの曲を聴いてるとしみじみと思います
健全な答えは、
健全なフィジカルから生まれる。
「心に光は射しているか?」と何度も問いかける、
そんな歌声にも胸を熱くさせられる大好きな一曲です。
ハイテンポでもスローテンポでもない独特のカラッとしたリズムも癖になる、
その上でユニークな歌詞も光っている後期フォズトーンの名曲の一つ、、、だと思います
「時間はない」とは言うけれど、その「時間の無さ」に終われて答えを急ぎ急ぎやってたら益々取り返しのつかない状況になってしまう。
そうやってズブズブ夜にハマっていく前に、一度時間を置いて、自分をリセット出来る朝にもう一度答えを見つめ直してみよう。
そういう明確な意志のこもった楽曲で、今の自分には必要な楽曲のひとつ、、、と記述しても大げさではありません。



【殺意という名のただ一つの真実】知るかバカうどん「ゆめかわゆめちゃん」 感想

2017-01-26 | 知るかバカうどん
                                    











時折、無性にまとも過ぎる、正しすぎるお行儀の良い世界にうんざりする事がある
そりゃ、そういう感情だけで生きていけるなら話は別だけど、
人間そこまで殊勝な事ばかり考えてるのか?っていう気持ちもある
「あいつを殺したい」だとか
「めちゃくちゃにぶっ壊してやりたい」だとか、
それもまた普遍的で人間らしい心情の一つでしょう。

勿論、実際に行動に移したりはしませんよ?(笑)
ガキじゃあるまいし、そこは大人な考えで生きて行くのが「当たり前」
だけど、漫画やアニメの中でくらいそういった普段抑えつけてる感情を解放したい気持ちだってあるじゃないですか。
俺はあるんですよ。
だから、そういう意味合いで知るかバカうどんさんの作品ははっきりと自分にとっての“救い”に成り得ているんですよね。


人間、口だけなら、どんなに素晴らしい事でも言える
平気で以前言った言葉を不意に出来てしまう
それは、
法律では決して裁けないけど、ある意味犯罪よりも憎たらしい不条理じゃないですか?
そこで押し黙るんじゃなく、自分の手でめちゃくちゃにしてやりたい、幸せを奪ってやりたい
そういう悪意と憎悪と復讐に燃える想いもまた人らしい感情の一つだと言えるでしょう
あの言葉も嘘だった
あの約束も嘘だった
本気なのは自分一人だけだった
自分が精一杯あげた気持ちを、何も返してくれなかった
それは、、、やり切れない憤りであり、許し難い現実でもあります

だから、自分の想いもされたことも何も知らずに幸せそうに笑う「あいつら」を
突き落として殺して、文字通り地獄に叩き落としてやる、、、という、そういうお話です
完全にキマった表情で躊躇なくホームから妻と子を突き落として殺害するシーンなんかは、
ぶっちゃけ商業誌ではほぼほぼ描けないようなシーンになっているでしょう(笑
過ってしまった「現実」をなかった事にして、
責任も取らずただ自分の中だけで完結して平気の平左で進もうとしている男にとっては
正に青天の霹靂、お仕置きの一発としてはめちゃくちゃにキツいものだったでしょうね(笑

ただ、個人的には読んでいて妙にスカッとしたというか、
「てめえ一人だけ勝手に立ち直ってんじゃねーよ」って気持ちもあったので
奥さんと子に何も罪はありませんが、それでも、復讐の描写としてはかなり秀逸なものに感じました
狂気に満ちたゆめの表情とそこから感じられる心境に少なからず感情移入してしまった節があったのかもしれません。



ゆめは、いつだって本気だった
自分の自尊心を充たす為の道具として扱っていた男とは対照的に、
いつだってピュアで、
いつだって一途で、
いつだって誠実に向き合う器量を持っていた女の子だった
見合う女の子になりたくて努力もしたけれど、
そんな純粋な想いは「大人の事情」で全てかきけされた
ある意味、純粋過ぎてそんな気持ちの持って行きどころを見失ってしまったんでしょうね
脅迫じみた逆レイプに、辱めと自分一人だけが気持ち良くなる文字通りオナニーのようなセックス、
挙句の果てに奥さんと子供を転落死させる凶行に走って完全に人生がめちゃめちゃになっちゃってます
どうしようもない過程、
どうしようもない顛末、
ゆめが見たかったのは、奥さんと子供が死んだ景色ではなく、
その景色を見て青ざめる大輔の表情そのものだったんでしょうね。
大輔のせいで人生めちゃめちゃにされたから、
復讐として大輔の幸福を思い切り握り潰してやった。
そんな、復讐劇としては過激すぎるバカうどんさんならではの強烈な作劇が光っている新刊に仕上がっています
この血が滲むような悔しさ、そして憎悪、更にそれらが呼びだす狂気の表現は好きな方はとことん好きだと思う
いつもながらかなりハードコアな仕上がりですけど、その分ある意味真っ当な面白さに満ちている漫画
作画だったり演出のクオリティも益々進化されてるので、うどんさんファンは必見の同人誌です
別に薦めるつもりも薦める気もないんですが、
取り敢えず「俺は」大好きです。って、ただそう言いたいだけですね。

人間、表には出せない「正しくない感情」がいっぱいあるんです。
それをご丁寧に分厚く包んで出してるから結局そこでどこかがおかしくなってしまう。
そういう感情を解放する為には、もっとバカうどんさんのような表現者の台頭が必要でしょう。
去年の正月にバカうどんさんの同人誌の感想を書いて1年経ちますが、
今ははっきりとそんな事を思います。











ちなみに、途中まではなんと「イチャラブ」になってるので(笑)。
バカうどんさんの描く「イチャラブ」に少しでも触れられるこの本はある意味レアリティあります
そっちに振り切っても振り切らなくても、結局バカうどんさんの漫画は何やってもこの方の色に染まっているような、
そういう芯の強さと確かな“面白さ”があるので、そういう意味でもこれからのバカうどんさんのコミックがとっても楽しみなのです。
最近、どういう漫画アニメを見ても「頑張るんだ」「信じるんだ」「分かり合うんだ」のオンパレードですっごくイライラしてたので、
本当に気持ち救われた気分になりました。そういう感情だけで生きてる訳じゃないっていう。



                                    

天野めぐみはスキだらけ! 第59話「邪魔しないでね!!」 感想ほか(週刊少年サンデー2017年9号)

2017-01-25 | 天野めぐみ&古見さん
                                       
                                       久々の登場!










人は誰しも「子供に好かれたい」という願望を持っているでしょう
好かれたいっちゅうか、良い影響を与えたい?的な・・・
そんな事ないですか?笑
いや、自分はそういう風に思います
だから、アキちゃんの面倒を見て一緒に遊んで仲良くなりたい、、、って感情は
ある種自然と言うか、普遍的なものだと個人的には感じるんですね。





だからこそ、そんな本懐を叶えた顛末が最高に感慨深かったし、
読んでて素直に良い気分に浸る事が出来ました
ラブコメのニヤニヤ、、、というよりは
もっと別の・・・
日常に根差したニヤニヤ感だった気がします

しかも、この二人はもう一年前から犬猿(っていうか、アキが一方的に嫌ってただけだけど笑)の仲である事が描写されてたので、
余計に素直に懐いてくれた結末に堪らない気分になってしまった、、、というのが個人的な感想ですね
決して大げさなドラマがあった訳じゃないけど、確かに紡ぐ事が出来た二人の時間・・・これぞサンデー的作劇ですね
他の少年誌だったら、きっと事件を起こすか問題行動を咎めるかで仲良くさせるところだったでしょう(笑
(それはそれでその雑誌流、って事なんでしょうね)。

そう、、、別に何か特別な事があったわけでも、
試行錯誤を繰り返した訳でもない
ただ時の流れだったり、
ただ共に過ごしている内に、
自然と(良い意味合いで)“適当に”仲良くなれた感じなんですよね
その作劇のある種の生っぽさというか、現実もそんな大げさな出来事がある訳ではないので笑
「なんかイイな」を積み重ねて仲良くなっていく作劇はそれはそれで誠実な作劇だとも形容出来ます
子供の目線に立って、大人(じゃないけど)も精一杯遊ぶ事が仲良くなる事に繋がる
子供は舐められてる事や手抜きされてる事には敏感ですからね(笑
自然な感動が確かに内包されていたお話だったなあ、と。


そして、単なる子供の介抱回にもなってなくて、
最後にはきっちりラブコメっぽいシーンを入れて来るセンスもまた流石ですね
今度は、ただ思ってるだけじゃなくて、直接「夫婦みたい。」って言いましたねアキのお母さん。
それによって慌てるめぐみ、そしてリアルにそんな未来を想像出来る雰囲気含めてラブコメとして「も」良かったかと思います

しかも、オチにえっちぃシーンを持って来る。。というサービスっぷりも忘れてないのが尚良い
あーゆーベッタベタな少年誌らしいラブコメのシーンが個人的には大好物なんで(笑
その意味でもスキだらけじゃない、
モロ、、、っていうとっておきの剛速球が見れたかな、と。



これ以上の役得も早々あるまい(笑










◆魔王城でおやすみ

初の表紙です。
巻頭カラーのスヤリス姫がちょっと儚げな表情してて、
本当に“捉われのヒロイン”っぽくて良かったです・・・笑
本編では今日も元気に破壊工作、、、っていうギャップも良かった。
それにしても姫はどんどん細かな仕草含めて可愛くなってて読むのが益々楽しいです。



◆MAJOR 2nd

あー確かに高校野球の試合とか観てても、
追い上げられてる時にワイルドピッチで更に得点を献上、、、とかよくありますね
そういう意味でちょっと生々しい試合運びにも感じましたが、
最後に胸をどついたのには笑いました
合法セクハラですな、、、笑

しかし、ミチルは眉村の娘にしては可愛過ぎますね。ミチルとくっ付けばいいのに・・・笑



◆古見さんは、コミュ症です。

中々さん可愛いな・・・笑
噂話は、確かにそう感じる時もあります
自意識過剰っていうか、実際に嫌味を言われた経験があるので
きっとその時の記憶が頭から離れないんだろうなあ、、、って思う
あとコンプレックスが強すぎてついついそういう想像をしてしまうんでしょうね。

ただ、古見さんの面白観察ショーやってたのに、
最後にはきっちり古見さんの健気で可愛らしい一面を見せて終わる・・・と
話運びの上手さに相変わらず感心しました
その上で、
只野くんの存在が必要不可欠なのもきっちりアピール出来ているんですよね
そう考えると、今週は相当抜け目のない話数だったな。。とその美しい構成に惚れ惚れしちゃいました。お世辞ではなく。



◆RYOKO

米食べれて感動する描写に感動した・・・笑
米は食卓の、団欒の象徴の一つですもんね。



◆湯神くんには友達がいない

この漫画ってサンデーじゃなければ成立してないよなー、って毎回感じます
他の少年誌ではちょっと、、、どころか、全然お目に書かれない漫画でしょうね
「みんなで食べる食事は美味い」という思考停止のようなキャッチフレーズに対して
「人と向き合う前に、食に向き合え」と華麗なカウンターを返しているのが痛快で面白かった
まあぶっちゃけ“ながら食い”が楽しいだけでしょうね。美味しさは特に変わらない。










以前、水曜日に3発更新とかやってたんですが、
それやってると簡単に燃え尽き症候群になってしまうな、、、と
そんな無茶はしない方が良い。との結論に達しました
今週の古見さんとかは独立で語りたいくらい秀逸な話数だったんですけど、
体力的に持たないので基本めぐみ+他漫画の感想・・・って形になると思います
最近のサンデーは全体的に面白くていいですね。




The Cheserasera「歌い手、冥利につき」LUNKHEAD編@六本木VARIT. 17.1.21

2017-01-24 | LIVE
                                       










この日は(実は)すっごい気分が悪くて・・・
具体的に書くと(具体的じゃないかもしれないけど)自分の存在がよく分からなくなったというか、
頑張った割には「あっ、こんなもんなんだ。」っていうのを如実に感じてしまった日だったんですよ
その現実と向き合うのが辛くて辛くて仕様がなくて・・・・・
逃げ出したいような気分で、
本来ならライブに行く様な精神状態じゃないのに、
逆に家に居たくない、一人で居たくないな、、、って純粋に思ったんです
こんな時は、一人で居るのに耐え切れないような気がして、傷心気味のまま電車に飛び乗り東京まで繰り出した一日だったのです。

ちなみに、六本木でライブを観るのは随分久々でした
六本木と言えばスーパーデラックス、ケントスには来訪した経験がありますが、
バリットは初めてですね なんなら今回のライブで初めて存在を知ったくらいです
神戸の方のバリットはよく名前を見かけてるので知ってたんですが・・・
実際に行ってみると、
凄くオシャレで雰囲気のあるハコで、
なんだかロマンチックな気分になる六本木らしい(笑)
ピッカピカの小ハコでした
駅からほぼ一本道で行きやすいので機会があればまた来訪したいハコでしたね
途中でルイーダの酒場なるバーがあったのもやたら気になりましたが・・・笑









LUNKHEAD
1.闇を暴け
2.シューゲイザー
3.前身/僕/戦場へ
4.果てしなく白に近づきたい青
5.インディゴ
6.月明かりに踊る君を僕はただ見ていた
7.決戦前夜
8.白い声
9.ユキシズク
10.うぇいうぇいうぇい
11.シンドローム


この日、「シューゲイザー」を演りましたが、


諦めてまた期待しちゃったら
その真ん中で迷子になるから
つま先だけを見つめてる 暗い狭い世界



そう・・・このフレーズが正にその時の心境そのものだったのです
本当に期待の末に残念な有様で完全に迷子状態に陥っていたのです
なんか、
他の人がきっちりあっさり掴んでるようなものを
自分は顔真っ赤にしても全然掴めてないような気がして・・・・・。
だから、、、その時の自分の心境に完全にフィットしてかなり涙線揺さぶられてしまいました
かなりグッとハートをわしづかみにされたような感覚を受けつつ、その後もランク流の足掻きながら進むような楽曲群に素直に心が震えてしまって
気が付けば完全に笑顔になりながらライブを楽しんでいる自分がいた事に驚きました
恐らく、「シューゲイザー」で残念過ぎる自分の心境に寄り添ってくれたような感覚があったのかもしれない
残念というのは、文字通り念が残っていること、宙ぶらりんなまま六本木まで来た自分にとってはある種の助けにもなってくれた尊い一曲でした。

それと、「果てしなく白に近づきたい青」の山下さんの福音のようなギターサウンドがまた堪らなかったですね
この日はいつも以上にその光輝くようなリフの美しさが冴え渡っていて、本当に背中を後押ししてくれているようなサウンドに仕上がっていました
かと思えば、その後はベースの合田さんがブリブリに大暴れかましたり、桜井さんはめっちゃ楽しそうにドラムを叩く姿が印象的だったり
改めて個性の強いメンバーが揃ってるんだなあ、、、と深々と感じられたライブでもありました

デビュー時期の曲から中期、新譜のナンバーまでバランス良く織り交ぜたセットリスト、
「決戦前夜」や「ユキシズク」は早くも鉄板の盛り上がりを見せていて今のランクの力強さを感じさせつつ、
デビュー記念日という事でプレイされた「白い声」もまた抜群の仕上がりで未だ変わらぬ疾走感と青さを炸裂させてくれました
「うぇいうぇいうぇい」での爆発力の高いパフォーマンスを見せた後、
これまた爆上げのナンバー「シンドローム」で終わる・・・という最初から最後までキレッキレのライブで
全体的にランクヘッドの男らしい部分がフォーカスされた公演だったかなあ、、、って思いました。
久々に聴いた「白い声」は、マッスルな部分を控えめに、
歌を大切にした響かせ方もされていて
そういう緩急、、、のようなものも聴いてて気持ちが良かったライブでした
ランクヘッドのライブは去年群馬で観て以来3ヶ月ぶりでしたが、去年は多分1度しかライブ観れてないので
今年はもっともっとランクのライブで色々な楽曲に胸を熱くしたいなあ。。と考えています
あと、おだかいほくツアーとかまたやってください・・・笑



The Cheserasera
1.讃美歌
2.Youth
3.BLUE
4.ファンファーレ
5.No.8
6.Take me!
7.ラストシーン
8.新曲
9.ギブ・ミー・チョコレート
10.YELLOW
11.インスタントテレビマン
12.Drape
13.東京タワー
14.月と太陽の日々

15.冬の朝
16.でくの坊

17.SHORT HOPE



ケセラセラのライブも良かったなあ・・・
相変わらずベースの西田くんは派手な服で(笑
ドラムスもまた良い意味で主張激しいのも相変わらずで。
去年のこの企画以来に観ましたが、全体的にみずみずしさたっぷりで突き抜けた気持ち良さのあったライブでしたね。

序盤は疾走感の強い曲で攻めつつ、
途中のMCでは「ソールドアウトなんていつぶりだろうか・・・」
この日チケットが売り切れた事を喜ぶ一面もあったりしてその様子もまた年明けらしい祝祭感がありました
宍戸「小高さん、(僕たちを)見てますか!」小高「見とるよー!」みたいなやりとりもあったりして笑
この日のライブに懸ける意気込み、憧れのバンドと対峙する喜びなんかも往々にして感じたりもしていました

歌を丁寧に聴かせた「No.8」、
軽快に突き抜ける「Take me!」など小気味良いサウンドを響かせつつ、
この日やった新曲がかなり荒々しい感じでそれが凄く良かったなあ。。と。
続く「ギブ・ミー・チョコレート」がまたかなりロック色の強いナンバーだったので
そういう曲順の妙も冴えてたのも気持ち良く聴けた要因だったかと。

沁みるように響いた「インスタントテレビマン」、
弾けるようなテンションが快感だった「Drape」、
そして東京タワーの近く、という事でやっぱりこの曲は欠かせない「東京タワー」がこれまた素晴らしかった
力強い歌声、駆け抜けるような雰囲気、最後の趣ある終わり方まで代表曲の一つたる風格を持ち合わせていて
がむしゃらな宍戸翼の佇まいもまたランクファンにも響いたんじゃないか、、、と思います
最後までバッキバキのテンションのままで「月と太陽の日々」を演奏して本編終了。
こうやってランクと並んで聴いてみると、
思ってた以上に影響を随所に感じる事が出来て
本当にランクヘッド、そしてロストインタイムの正当継承者・・・みたいな相様にも思えたのがまた面白かったです。


アンコールでは、ランクヘッドの「冬の朝」をカバー、
これがドラムのタイプが違うので間奏の部分がまったく違う印象になっていて
正に「冬の朝」を現代風にブラッシュアップさせた感覚~が、すこぶる新鮮で良かったかと思います
忠実なカバーでありながら、やっぱり美代くんの色が濃ゆいのでそこで個性が色濃く出ていた感じ(笑
ランクファンとしても、ただの対バンではなく、こういう演出が考えられてるのがすっごく嬉しかったな!、と。

ただ、その次の「でくの坊」も負けないくらい良かったです
この曲もまた・・・この日の自分の心境にはピッタリの楽曲だったんで
少し涙線揺らされながら聴き入ってしまいました
また、この日のケセラセラは、演奏する度にどんどん激しくなっていくようなライブをしてたんで
この段階まで来るともうエネルギッシュにガンガン攻めまくってて、それもまた気持ち良かったんだよなあ
ダブルアンコールの「SHORT HOPE」まで含めてケセラセラが矜持を見せる為に足掻き闘った渾身のライブだったと思います
この日の宍戸くんも好青年っぷりが炸裂していて、とっても素敵でした・・・笑
改めてこの企画をこの日に組んでくれた事に「心から感謝」します。
ありがとうございました。










行く前は、
電車の中で頭の中がパニくってるくらいショックを受けてたのに、
不思議と観ていて元気になったというか、いつの間にか笑顔だったというか・・・
そういう類の公演でした。自分にとっては。渡りに船のような、大切な一夜でした。



ゆらぎ荘の幽奈さん 第47話「積もる雪と千紗希さん」 感想(週刊少年ジャンプ2017年8号)

2017-01-23 | ゆらぎ荘の幽奈さん

TMレボリューションかな?(笑)









アラサーの方は脳内で「WHITE BREATH」をBGMにして読んだであろう(?)今週のゆらぎ荘、
先週から間髪入れずに千紗希さんの恋心とそのバックボーン(背景)を掘り下げた“誠実な”話数に仕上がっていたかと思います。

ゆらぎ荘の舞台は、東北なんですかね?
関東じゃ大雪警報って中々出ないですよね、、、っていうかあんまり記憶にないんだが
そうなると、大雪警報が出る様な地域の物語になってくるんですけど、
ジャンプのご当地ヒーローグッズだと幽奈さんが岩手県を担当してるんですよね・・・
あれ見た時はなんで岩手?って思ったんですけど、もしかして岩手が舞台だったりするんですかね
確かに雰囲気的には東北って言われても何もおかしくはないですけど。





千紗希さんとしては、
とにかく好色目当ての男子の視線に辟易していた
母親からの執拗な助言もそんな彼女の偏見に火を注いで、
あの回想の通りに色々と精神的に辛い目に遭って来たんだと思う

しかし、コガラシは違った
コガラシは(彼にとって)手を出してもおかしくないような状況になっても
何一つ手を出さずに、それでいて、「本当に好きになった女じゃなければそういう事はしない」
千紗希さんの目の前で(間接的に)堂々と言い放っていたのです
この(間接的に)っていうのが効いてると個人的には思うんですよね
多分、お互いちゃんと起きてるような時だったらあそこまで感動というか、感心とかしなかったと思うんですけど(口ではなんとでも言えるし)、
コガラシに無作為に迫って来た女(朧ちゃんね笑)に対して正々堂々と正しい理由でお断りする、、、という行動を
傍目から間接的に触れていたからこそ、余計に信憑性が彼女の中で増したんだと思います
それに、どんなにラッキーな状況に陥ったとしても、彼の信念で余計な手を出さない・・・という
「千紗希さんにとっての素敵な人」に成り得る行動もさり気にとっていたんですよね(この辺は単行本3巻18話を参照です)

そんな「信頼出来る」数少ない男子の一人としてコガラシは存在していて、
しかも実際に、寝てるフリをしちゃってて手を出しても理論上はバレない状況でも紳士的な対応を取った
更に本当に好きになった相手としかそういう事をしない~という発言を千紗希さんが嘘寝をしている時に言い放った(つまり実質格好付けじゃない事の証明)
そういう・・・
「好感度の積み重ね」によって成り立った恋愛感情は、
何も幽奈さんだけじゃないんだよな。って俺は思うんです
千紗希さんにとって、
コガラシは初めて「そういう目線」「明らかな下心」とは無縁の行動をリアルに取ってくれた男の子だったのです。。


だからこそ、逆に「そういう目線」で見てくれない事実が悲しくなった
今まで「そういう目線」で見られる事がとことん苦手で避けて来たのに、
いざ自分が気になる男の子に「そういう目線」をあまり向けられないと、
自分は「本当に好きになったヤツ」じゃないんだなあ・・・と思えて
悲しくなる
空しくなる
胸が(少し)痛くなる、、、と
とても乙女チックで素敵な恋の目覚めのエピソードでした

自分が本当に信頼していて、誠実だとはっきりと思える男の子だからこそ、
今まで色々助けてもらって頼りにもしてて嬉しい思い出も重ねて来た男の子だからこそ、
ようやく巡り合えた女の子の気持ちをちゃんと考えてくれる男の子だからこそ、
そんなコガラシの誠実さが逆に千紗希さんを苦しめている・・・と
考えれば考えるほど巧妙で味があるお話だと思いました
誠実さを執拗に求めて来たからこそ、
そんな誠実さが逆に(恋愛の)ハンデになってしまう。。という千紗希さんの(現時点での)気持ちが美しくパッケージされている名話だと感じますね

つまり、コガラシならば、「そういう目線」も嫌じゃない・・・と、
はっきりと千紗希さんが自覚し切ったのがこの47話なんだと個人的にはそう捉えました
なんだか終始千紗希さん目線で、千紗希さんが基本勝手にドキドキしていたお話だったんで
読んでて無性にキュンキュンというか・・・それでいて凄く繊細にも感じられたエピソードだったと思います
キャラの心情の描き方、感情ラインの見せ方も巧くて、やはり前作以上に進化した恋愛模様が繰り広げられてるなあ、と確信しました
この先のゆらぎ荘は、
1周年を越えたゆらぎ荘は、
益々“間違いない”ラブコメになっていくといちファンとして断言出来るので
どんどんラブコメのラブとしてのゆらぎ荘に対する関心や評価が高まって行く事を個人的には期待しています
先週といい、こんなに素晴らしいお話を連発してれば、自ずと伝わって行くんじゃないか、とも思ってますけど。
それと単純に、右往左往して、最後には正しく恋する乙女っぷりを見せつける千紗希さんが超絶可愛過ぎる話数でもありましたね!
どんどん恋に目覚めていって、どんどん可愛くなっていく千紗希さんがこれからも(本当に)楽しみです。



ところでこの時のコガラシの表情、マジで格好良いですね・・・笑
コガラシってただ格好良いだけじゃなく、なんとなく「美しさ」も感じるから好きだわ。
千紗希さんに一瞬見惚れた時の表情も良かったなあ~


しかし今週は雪景色の作画も随分凝ってましたね
週刊連載であの手抜きなしのクオリティは流石だと言わざるを得ない
千紗希さんの気持ちを真正面から誠実に掘り下げたストーリーラインといい、
ミウラさんの実力が遺憾なく発揮されてるなあ、と最近の「ゆらぎ荘」を見ていると深く感じます
ミウラさんは「誠実な恋愛模様を描くのも得意」という事実が改めて証明されていくのがこれからのゆらぎ荘だと思います
コガラシの「そういう気持ち」が誰に芽生えていくかも含めて、注視して見守っていきたい、、、と思う。











天使の微笑み・・・


しかし、こうまでキャラの恋愛感情を掘り下げてくれてると
狭霧なんかもそろそろ大胆に着手してくれるのでは?という期待が高まりますね
今週の作風を見て、ミウラさんの性格的にもきっと誰か一人を選んで終わる
その際に今週のような切なさを炸裂させるんでしょうね。。
ってあくまで個人的に、ですがそんな事も考えてしまいました。でも、複数の女の子から想われるのにも説得力がある主人公だと思う、冬空コガラシは。
ただなんとなくで好かれてるわけじゃない。



DQ4(FC)プレイ日記 vol.4(2017年度ver.)~そして脳筋パーティへ・・・

2017-01-22 | DQ
                                     
                                     上位陣の破壊力が凄い。











前回の記事で導かれし8人が揃った・・・と書きましたが、
それから大分進んで今はロザリーヒルでロザリーと出会ってさあこれからどうしよう?ってなってます
どうしようっていうか、取り敢えず王家の墓攻略して後はリバーサイドから先を攻めるだけなんですけど笑

あれから、パーティの中身にも変化がありました
まずライアンが完全固定になって2番手を常に担当するようになりました
トルネコと交互で使って行く案もあったんですけど、ライアンは本当に装備が秀逸過ぎて
中々ライアンさんを控えに回す選択肢は取りづらいですね・・・最後に加入した癖にパワーではナンバーワンなんだもの(笑
そりゃ、他のメンバーが(まだ)活躍の余地を残せるように最後に加入させるようにするよなあ、、、ってくらいの圧倒的な火力とタフネスを誇っています

だけど、アリーナはアリーナで相変わらず特攻隊長ポジションで、最近はキラーピアスを装備させて会心を出しまくって貰ってて、
力のたねもつぎ込んでライアンに並ぶ火力番長として活躍してもらってます
常に最高のダメージを与えるライアンと、
常に先手を取ってまず一匹片付けてくれるアリーナ
その辺の雑魚敵ならばあまり苦戦もせず倒せるようになったのは最高に気持ちがイイですね

更に、ここに来て頭角を現して来たのがモンバーバラの姉妹の片割れであるミネア。
これがまさかのはぐれメタルの剣とはぐれメタルのよろいを同時に装備出来る隠れたパワーの持ち主(笑)だったため、
一気にパーティの脳筋度がUPし、例えば(敵が)2匹での出現だったならばノーダメージで倒せるくらいのパワフルなパーティになって来ています。
女勇者はいわずもがな、てんくうシリーズを次々と身に纏い防御は鉄壁、力も強い、呪文も使いこなせる・・・と正にオールマイティな相様を形成しつつあります。

正直、ミネアみたいなキャラがはぐれメタルの剣なんて装備出来ちゃうのは面白いですよね・・・
お前占い師だろ
しかも強力な鎧まで装備出来て、補助呪文も攻撃呪文も回復呪文も使える、、、とHPの少なさに目を瞑れば相当頼もしいキャラに育ってきました
そういえば、「6」の夢占い師の弟子であるミレーユも結構重たい剣まで装備出来たりするんですよね
なんかそういうトコでも個人的に“繋がり”を感じてしまって・・・
今現在はミネアにはぐメタの剣をめちゃくちゃにふるってもらっています。
最初の内は、打撃だけで大抵ボコボコ片付けられるようになったんで、正直笑いが止まらなかったですね(笑

一つの武器を手に入れただけで、こんなにも戦況が変わるだなんて、本当よく出来た面白いゲームです「4」は。
ま、メダル王に早めにきせきのつるぎを貰う~って選択肢もあったんですけど、ついついその辺は様子見になってしまうんで・・・
そんな訳で今一番プレイしてて「ああ、楽しいなあ!」ってなってる時期です。
このままどんどんクライマックスまで突き進んでいくぞ!!
という訳でそこまでのプレイ日記を以下。








「5」にもこういう神父いましたよね・・・確かルラフェンだったかなあ。祖先かな?笑


前回の記事をUPしてから、
女勇者×ライアンの二次創作の小説を読んでたんです(何やってんだ・・・笑)
そしたら、普通にスルーしてしまった海辺の村での「かわきのいし」の情報が書いてあって、「あっ」と思ってその後引き返して無事にゲットした~、
という事があったんです
攻略サイト、攻略本でそういう情報を補完するのは普通にあることですけど、
二次小説、それもカップリングの小説でそんな貴重な情報をゲットするとは思わなんだ。。
ただ楽しむ為に読んでたのに、そういう細かな描写まで描いてくれてるお陰で、大いに助けになりました
女勇者×ライアンの二次小説を書いてくれた方に感謝です。っていうか、女勇者って可愛いですよね(脱線しすぎ)。



口調が・・・笑


ガーデンブルグの人質はブライにしました
理由は、まあ・・・って感じなんですけど(うん?笑)、その時の口調が、
男用と女用の2パターンしかなくて、つまり男も女も誰でも一律なんですよね
その所為で、ブライみたいな老人キャラでも上記のような若者風の・・・もっと言えば戦士タイプの口調になってしまうんだよなあ
違和感が半端なかったんですが、イケイケなブライはそれはそれでなんか面白い気もしました・・・笑

そういえば、サブナックの軍団(5匹)に先制されてバギマを4発くらい唱えられてパーティが瀕死状態に陥った、、、って事がありました
呪文軍団に先制されるのは本当にダメですね・・・サントハイムでは大抵1匹で出現するので、
なんとなく「弱いなコイツ」と思ってただけに、想定外の形で強烈なリベンジを食らってしまいました
マーニャのベギラゴンがなきゃどうなってたか・・・・・。





とうぞくバコタは、あの超弱いミスターハン氏と同じルックスだったので
こちらも偏見で「どうせ弱いだろ。」と舐めて掛ったら、アリーナが80ポイントくらいのダメージを食らって途中で沈んでしまいました
この時もメラミファイター・マーニャの大活躍で救われた気がするなあ・・・モンバーバラの姉妹は両方秀逸だわ。
同時に、回復の武具がない状態で女勇者しか回復役のいないパーティにどこか限界を感じたのがこのバコタ戦でもありました。



だから口調が


ブライ氏がいないと、ラナルータが唱えられないなあ。という若干の不便さがありました
だけど、回復役のクリフト、ミネア、鑑定役のトルネコのが(個人的には)重要な気がして。。
それにやみのランプと宿屋があれば実質そこまで重要でもないもんなあ、、、というのが上記の「理由」ですかね
ブライ氏は、いくらなんでも装備が貧弱過ぎます それでも、2章では最高の仲間だったんですけど。
いや、しかし、そうはいっても「導かれしもの」の一人ではあるんで、
ピンポイントでも使う必要がなくてもどこかで使いたいです
ブライ氏だけなんかあんまり役に立ってない気がして・・・(5章では)。





で、てんくうのよろいのある洞窟でやたら強い敵と闘いながら、
満身創痍でてんくうのよろいを手に入れたんですよ
ここの敵はいきなり段違いで強くなるんで、
クリフトとミネアのベホイミタンクがあっても使い切ってしまうほどに大変でした
なんなら、フェイスボールに毒くらいまくってまほうのせいすい使ってまでクリフトにキアリーしてもらってたくらいです
一気に3匹も仲間呼ぶモンスターに、この時点でマヒャド使って来るアホ、やたら体力の高い恐竜に、必ず2回攻撃してくる反則レベルのドラゴンライダー・・・
ここをくぐり抜けた時点で、宿に直行すべきだったんですが、
何を思ったのかそのまんまはぐメタの剣を取りに違う洞窟を探検してしまって・・・。

それでも、ときのすなもはぐれメタルの剣も無事に取って、あとはマーニャのMPがちょうど8残ってたんで、そこでリレミトすれば良かったんですけど
何考えてるんだか「ここまで来たら、徒歩で帰ってネタにしたい。」というバカげた欲が出てしまい、
その結果が上記のアレでした 
勿論、そのまま全滅食らって4万近くあったゴールドが蘇生代含めて1万7千ゴールドになってしまう。。という舐めプの末の愚行へ、、、
でも、「4」のダンジョンって適度に入り組んでて面白いんですよね・・・
ついつい夢中になってしまう、という(言い訳にもなってない、、、笑)。



トルネコ×4(迷惑)
これで気球に乗りましょう(提案)


ただ、なんだろ
AI戦闘だと自分のコマンド入力するだけで勝手に戦ってくれますし、
「めいれいさせろ」とはまた違った・・・自身が監督であるかのような爽快感があるんですよね
さしずめ女勇者が選手兼監督みたいな、そういう気持ち良さがプレイしてて一貫して感じられるんで、
「FC版4はめいれいさせろがないから・・・」みたいに敬遠してる方もそういう偏見抜きで是非やってみて欲しいですね

個人的には、「まんげつそう」持たせたマーニャが、最高のタイミングで使ってくれた時なんかはめちゃくちゃ気持ち良かったですよ
そういうミラクルがね、、、AI戦闘だとあったりもするんで、これからも試行錯誤しつつも楽しんでいきたいです
取り敢えず、ミネアの銀のタロットを場合によって使うか使わないかが悩みどころですね(笑



はぐれメタルもう10匹は倒した。


最新の攻略ポイントであった王家の墓は、やたらとはぐれメタルが出没するんですが
これが案外倒しやすくて、集団で出る事が多いのと、ミネアの2ポイント貫通とアリーナの会心、ライアンも会心を繰り出したりで
この4人だけ一気にレベルがグングンと上昇して相当タフなパーティに育ちました
「4」のはぐれメタルの倒しやすさは尋常じゃないですね
他のシリーズと違ってHP低いし、
対策も初登場時から整ってますし、
「5」は毒針使えるモンスターが増えたら倒しやすくなって
「6」は魔人斬りを複数に覚えさせれば倒しやすくなりますけど、
「4」は最初からある程度倒し易いのが実に快適でバンバンレベルを上げる事に成功
この先のダンジョンは更に敵が手強くなっていきそうなので、ここで更にパーティを鍛える予定です。

しかし、ミネアさん、
「戦える女僧侶」ってやっぱスゲーよ・・・笑
モンバーバラの姉妹には相当助けられてますね。女勇者としてはメンタル的な部分でも(きっと)。



「ベホイミスライム」をあなたは知っていますか。
なお存在の必要性
リバーサイドまで来てベホイミはねーだろ


そんなこんなで様々なミラクル、失敗、ピンチを繰り返しつつ、無事にイイ感じのパーティを作り上げ、
遂にロザリーヒルに到達、物語的にはいよいよ終盤に入って来ました
(結末は知ってるものの)ロザリーの想い、
ピサロの想い、
女勇者の想い、
そして導かれしものたちの想いはどういう顛末を迎えていくのか・・・
まだまだ全クリしてないので、引き続きお付き合い下さい。シリーズ初の勧善懲悪とは言い難い個性的過ぎるドラクエ、
そんな物語の悲哀が現時点でも伝わって来るトコロなんかが大好きなシリーズです。それではまた。












金儲けを目的にロザリーを利用しようとする輩の存在が描かれ、
絶対悪だったそれまでの魔王たちとは“ちょっと違った”角度から戦いが描かれている
魔物は魔物で悪いが、人間達は人間達で欲望にまみれた醜い生き物である・・・というニュートラルな視点で物語が綴られているかなり珍しいタイプのドラクエである
正直、結末を知ってるが故にこの先をプレイするのは若干辛くもあるのだが、、、
早くも泣きそうになってきた
・・・いや、涙はまだ我慢して(5章の始めで一回泣いてるけどね笑)、
力強く、そして足掻きながらこの先の冒険を楽しんでいきたいですね。それぞれの“正義”を懸けて・・・。