サブカルチャーマシンガン

自分だけの「好き」を貫く為のブログ。

「好き」は一つじゃなくて良い。/湯神くんには友達がいない 第75話 感想(週刊少年サンデー2018年49号)

2018-10-31 | サンデー感想
                              
                                カワイイ笑







そもそも人間って何がきっかけで新しい分野に興味が沸くか分からないものだしねえ
「自分はこういうものが好きな人間である!」って自分で自分を縛ってる人なんてそんなに居ないと思うんですよ
例えば俺だってこれまでずっと野球に興味なかったのに、母親の母校が甲子園に出始めてからTVで観るようになったしね。。
だから、野上さんだって「やっぱり占いが好きなんだろうな。」って他人からイメージを縛る必要なんてないんですよね。

とはいえ、野上さんと言えば占い~みたいなところがあるから、
どうしても置きに行ってしまう気持ちも正直理解出来ますけどね
それもバカにしている訳ではなく、彼女が喜んでくれるなら~という思い遣りから来た選択でしたから
野上さんも野上さんで元々占い大好きですから正直まんざらでもない気持ちもあるでしょうしね。





でも、今回の湯神くんの発言は圧倒的に正しい。
別に野球好きが落語を好きだって良いし、
城めぐりが好きな人間がボウリングを好きだっていい。
そう、別に“好き”は一つじゃなくたっていいし、そこに順位を付ける必要も本当はないんですよね。
〇〇も好きだけど、〇〇も好き。元来、それが一番正しいし、自然な形なんじゃないかと思う

そもそも、〇〇好きだから~〇〇は嫌いでしょう、とかそういう偏見みたいなものは必要ないんですよ
何だってやったらいいし、何だって好きになっても構わない。自分も周りにも固定観念で縛る必要も権利もなくて。
何より、人間は各々が思ってる以上に多角的で未知数な生き物だったりしますからね
敢えて別分野を掘り下げて新しい自分を発見する・・・って作業も、
湯神くんのDIYよろしく人生を彩って行く為には悪くない選択なんじゃないかな、って思います
野上さんは、別に手芸が嫌いだった訳じゃなく、上手く出来ない現状に苛立ってただけ
そうやって「悔しい」って思う事自体ある意味“好き”の裏返しなんですよね。。





正直、
手芸を好きになってくれてた事に喜ぶちひろちゃんも、
「頑張りたくて」努力してた手芸の出し物に決まって喜ぶ野上さんも、
両方健気で可愛くていじらしかったなあ・・・と素直に感動してしまいました
ちひろちゃんも自分の想いが報われて嬉しかっただろうし、
野上さんも自分に遠慮しないちひろちゃんを見て嬉しかったでしょう
なんか上手い具合にwin-winっていうか、
本当きれいに収まったなあ・・・と思えて今回もまた秀逸な話数でありましたね。

個人的には、ちひろちゃんの野上さんを想って色々四苦八苦する気持ちも、
野上さんのちひろちゃんを傷付けまいと気を遣ってしまう不器用さも、
どっちも凄く人間味溢れる感情だなあ、、、って思って、
そういうちょっとしたリアリティがまた良い味出してて素敵だったなあ。。と思いました
勿論、影の功労者である湯神くんのさり気ない気遣いもまた粋で素晴らしかったと感じましたね。
なんだか読んでて終始ほっこりしてしまう話数で肌寒くなって来たこの季節にも似合うようなお話でした。


でも、本当、自分も多趣味な方だから自信持って言えますけど、
好きなものが色々あるのって本当に楽しいですよ。
今日はこれ、明日はこれっていう風に、
切り替える度に別の自分になれるような感覚があって、まだ知らない自分を掘り下げる作業も案外悪いもんではないです。
「自分はこういう人間だ~」って自分自身で決め付けてしまうほど勿体無い事もないので、是非新発見をおススメします。













ところで、
今回はCカラーでした。
今回はかなり若さと勢いに満ちていて、こういうのも結構好きです(笑
湯神くんいいケツしてんなー←

あと、門田を放置してるのは、結構オチの通りの思惑でもあるんじゃないか?って思ってたり。
また湯神くんが解決してたんじゃ「いなくなったらどうすんの」って感じですもんねえ。
個人的には城戸さんと門田くんのエピなんかも懇願したいところです(期待)。



まだ終わっちゃいない。/ゾンビランドサガ 第2話「I♡HIPHOP SAGA」

2018-10-31 | ゾンビランドサガ
                               
                            見事なヒップホップでした・・・笑
                     











さくらの言った「まだ終わっちゃいねえだろ!」ってセリフは刺さりました
確かに、まだ何も終わってないんですよね・・・
というのも、
実感として「全てが終わった。」という感覚があったとしても、
この身体は決して朽ち果ててはいない、前に歩ける足もあるし、喜びを感じる事の出来る心もある
そう、精神的な意味合いもあったと思うけど、本質的な意味合いで彼女は「まだ終わってない」って叫んだと思うんです

それは、「諦めない」とか「負けない」だとか、強迫観念のような思想ではなく、
まだこの身体は朽ちていない、まだ私は死んじゃいない・・・という這いつくばるような生き様そのものなんです
確かに、トラックに轢かれて死んだし、ピストルにも打たれて死んだ、そして、化け物のような姿になって
“誰にも愛されない”という厳しい現実も真夜中に直面して、それもある意味実感としての死ですよね
この手には何も残されて無いかもしれないし、
頑張っても全部が徒労に終わるかもしれない
だけど、
「まだ終わってない」。
それは絶望でもあるけど、希望そのものでもあります
あまりのノリの良さとエンタメ感に満ちたパワーのある演出に笑い、魅せられながらも
放たれているメッセージは堅実そのもの、誠実そのものなところに個人的にはグッと来ました
兎角、寸劇として物凄くレベルの高い話数に仕上がってたんじゃないか?って感じられた2話目でした。






まあただ、
彼女たちはあくまでゾンビ、
外に出たら化け物扱いだし、真っ当な一人の人間として見られる事も無い
「傍からの目」としては間違いなく“終わっている”存在だとは思います
まあ個人的にはゾンビでも普通に可愛いと思うけど、
冷静に見たらあの深夜の常夜灯に照らされた時みたいな状態なんでしょうね(笑






みんながみんな、
さくらのように「あの感覚」を求めている訳でもなく、
それぞれにそれぞれの思惑や行動理由があって足並みは決して揃わない
個人的には「たまごっちが気になる」っていうのが凄く人間味のある理由で良いよなあ、って思いつつ笑
誰もが誰もさくらみたいに曰く“従順な”娘ばかりでは決してなかったでしょう。

でも、さくらだってただ言いなりになっていた訳ではない
初めてのステージの上で感じた「あの感覚」、
ただそれを取り戻したかっただけ
確かめたかっただけ、
何より、
この凄惨な状況から逃げずに運命に立ち向かいたかっただけ、なんでしょうね
そう、理屈ではなく、本能で自分の「すべきこと」を肌で理解出来ていたって事なんです






そんな彼女の内に秘めた想いが爆発するステージのシーンはやっぱり何度見ても面白い!
正直な話、一つのドラマじみたエンタメとしてきっちりと成立してると思うんです
前回のステージはノリで強引に押し切った部分もありましたけど、
このヒップホップのステージは、
ゾンビアイドルというコンセプトの寸劇を魅せつつ、
最終的にはシルバー世代/老害扱いされてもむしろ「ここから」、まだまだ終わってない・・・!っていう
ある種観客をノセるアジテーション(扇動)のステージとして立派に成り立っている、と感じたんです
終わりを迎える世代、終活なんて言われてますけど、まだまだここからだろ!と言い切り、
マイクを叩き付けるさくら達のパフォーマンスを観てたら盛り上がるだろうし胸に来るだろうなあ。。と思うと
ある意味偶然噛み合った類のステージとはいえ、前回以上に成功の説得力が高くて満足出来た話数でもありました。

人間は時間が経ったり失敗を重ねると、
いつしか「出来ない理由」「頑張らない言い訳」を探すようになる
そうじゃない!という想いをメンバーにぶち撒けつつ、
それが観客にまで美しく伝染していく土壇場の演出力に惚れ惚れとしてしまった、
正に“神ってる”2話目に仕上がってると思います。是非、ここまでは観て欲しい!と期待しています。













それにしても、
巽さんの存在も面白いね(笑
基本イミフでコメディ的にガンガン笑わせてくれつつ、
でも裏には「何か」真摯な想いも眠ってそうな気がします。
何より、こういう楽しくて頼れる男キャラがいると物語に芯が出ますね。
個人的には影の功労者だと思います。




腐っても、叫べ!/ゾンビランドサガ 第1話「グッドモーニングSAGA」

2018-10-30 | ゾンビランドサガ
                               
                               何気に出てますね。










このアニメは主人公のさくらが突然死するところから始まります。
それがまず面白かったっていうのがあるんですけど・・・正直な話、
(自分なりの)希望や期待を抱いて生きているつもりでも、
気が付けば(心が)死んでいた、、、なんていうのは現実でも日常茶飯事だと思うんです
ぶっちゃけて言えばこれを観ている自分だって何の目的もないままダラダラ生きている屍のようなもんです
そういう・・・ある種のメタファーにも感じる事がメッセージ性の高い作品である。
という事が、冒頭から既に伝わって来るのが個人的には秀逸なポイントだったなあ、と。
自分が思い描いた素敵な日常
一歩踏み出す勇気、
それらがまるでゴミのように変化してただただ空回ってしまう、、、っていう。
まあ正直いきなり「上手く行かない」ところから始まるんですよね、凄く極端ですけど(笑






まあ、なんていうんでしょうね
このシーンもまたある種のメタファーっていうか、
健全に生きたい
思うように動きたい
自分なりに頑張りたい・・・って思ってても、なんかどっかで歯車が狂っちゃったり、
こういう風に思わぬ衝突があったりする訳じゃないですか?それは自分自身が起こすこともあるし、
逆に他人から起こされる事もあるし、、、要するにまんま“事故”ですよね
人間は正直全然強い生き物ではないし、
簡単に砕けて終わってしまう
さくらだって死ぬ

そう、つまりこのアニメは「終わってからの物語」「死んでからの物語」になっているんです。






何も見えない景色の中、
ずぶ濡れの雨の中で、
いつの間にか化け物になっていた自分と、
鏡に映る正真正銘のゾンビ顔・・・
正にこういうカット・演出がそのまんまさくらの置かれている状況を表している。と言えます
でも、腐っても元は人間、腐ったまんまじゃいられない、そこから立ち上がらなきゃ・・・!っていうのが、
個人的に今作「ゾンビランドサガ」のテーマであり、最も伝えたい事なんじゃないかなあ。。って感じますね。






ただ、そこは腐っても人間、
ここがどこなのかも分からないし(一応佐賀という設定は明かされてるが)、
自分が一体何者なのかも分からない、
何が出来るのかも分からない
まわりが何を考えているのかも分からない
そんな状況で無理難題を突き付けられ、正常にこなせるはずがない-

・・・だけど、他に何がしたい?何をする?っていうのも分からない
自分はゾンビで、人間じゃない(普通じゃない)、行く宛も無い、八方ふさがりの状況でもあった
だから、巽さんから言われた“佐賀でアイドルをやる”という???な命題に向き合わなければならなかった。

意識さえ覚束ない他のメンバー、高圧的なプロデューサー、そして自分一人で頑張らなきゃいけない、という苦行。







それでも、立った。
それでも、歌った。

先も見えないし、何をしたらいいかも分からない、
何が出来るのかも分からないし、上手く行くかも未知数な中で、
それでもさくらは、ステージに立って、覚束なくても失敗だらけでも最後までやり切った。
その結果、
自分でも想像してなかった「とある感覚」を思い出せた-

・・・っていう、荒唐無稽なようでいて、実はかなりストーリー性が高く、地に足の着いた物語のように思えて、
そこが個人的に凄く大好きですし、今の自分にもフィットしてくれる感覚で今観ても面白かったですね
やる前から拒否ったり無理だと言ったり理解出来なかったり自信がなかったとしても、
実際にやってみたら、やる前とは違う自分になれた・・・というのは、それもまた(ある種)現実に通じるものがあります

さくらが取り戻したのは、
純粋にアイドルになって立ちたかった「ステージへの想い」・・・。
死んでても、腐ってても、それでもバカみたいに愚直に気持ちを叫び続ける。
そんな明確なメッセージが伝わって来るとこが大好きな初回でした。
もう既に4話まで放送しちゃってますが、
根性で最新話まで感想UP頑張りたいと思います。押忍!


最後のさくらの「おはようございます!」が彼女の成長を物語ってるようで尚素敵でした。












ところで、
個人的に好きなヒロインは主人公のさくらです
巽さんに迫られて紅潮するシーン、
そして「何をしたんですか!?」と巽の“刺激”を問いただすシーンなんかがめっちゃ可愛くてニヤけてしまいました
何より、おっぱいが大きいのが良いですね(超笑顔)
走るシーンとかで乳揺れをしっかりと作画してるところにセンスを感じます・・・
ゾンビな彼女でも、メイクしてる生前状態の彼女でもどっちも好きです。。
それに、
死んでから這い上がる~という部分に自分を重ねてるトコもあるしね。ま、みんなある意味そうですけど。
でも彼女は主人公だからか特に自己投影し易い気がします。自分ももうちょっと活き活きと生きてみたい。
そんな風に思わせられる作品だと思います。推し。





みんなになれない。/アクタージュ 第39話「綻び」 感想(週刊少年ジャンプ2018年48号)

2018-10-29 | アクタージュ
                              
                              七生の涙。









まあそもそも、人は所詮似てるようで違う生き物
メンタルの形も人それぞれでこの状況に気合を燃やす事の出来る人間もいれば、
動揺して涙を流してしまう人間も居る・・・ただそれだけの話ですね
誰もが誰も少年誌的な鋼鉄のメンタルではないというか、
それもまた「個々で違う」という事の表現にもなっていると思うんですよね
どうしても、巌さんへの思い入れが強すぎて感傷的な気分を捨て切れない七生、
それがもたらす演劇への綻び。。がテーマの今週でした

本当は七生も、
亀たちみたいにむしろこれを(成長する)機会と捉えて頑張りたいんでしょうけど、
そうはいっても心が今はそれを許してはくれないんでしょうね
ある意味、
巌さん好きな事をしつこく描写し続けて来たからこその説得力と言えると思いますが・・・
しかし、逆にその思い入れの強さが足を引っ張ってしまっているというのが皮肉が効いてて良いですね
果たしてこのまま立ち止まってしまうのか、それとも、一歩先に進むことが出来るのか。。
今度は七生のドラマにも注目、と言った感じで益々面白くなってて最高でした。





人が何を悲しむかも、
人が何を喜ぶかも、
決して他人に決めてもらうような事じゃないですよね
正直その判断基準は手前の中にしかないんだから、他人の勝手な寸評など「余計なお世話」でしかないと思う
巌さんはきっと、最後の最後まで“演劇バカ”で居られた事、そして、それに付き合ってくれる仲間が居た事、それだけで、
いやむしろ、それだけが彼にとっての幸福であり“良い事”だったようにも(個人的には)映ったんですよね
だから、
巌さんが最後まで幸福であったこと-
それを、
この舞台で正統後継者(?)である夜凪ちゃんが体現すること・・・
それこそが復活のカギなんじゃないかな~って何となく思ってたりもしますが、
例えこの予想が外れたとしてもきっとこの劇のキーはやっぱり景ちゃんなんだろうな~とも思う

みんなみたいに、普通には振る舞えない
みんなみたいに、悲しみを隠せない
みんなみたいに、この逆境をエネルギーに変える事が出来ない。
そんな七生の、孤独で切実な彼女だけの心理状況。
だからこそ、
巌スピリットを受け継いだ夜凪景の演技が最重要になって来るんでしょう

巌さんは此処に居なくても、
巌さんはきっと「其処」にいる。
それを体現出来れば、
自ずと状況も好転していくのでは・・・と思っています。
そうやってどんどん受け継いでいくのが影響を受けた人間の定めであり矜持ですから。











しかし今週、扉絵が凄く良かった・・・!(笑)。
景ちゃんがまず普段とは違う表情で可愛過ぎるし、
狼になった阿良也が信じられないくらいに可愛くてグッと来ました笑
吸血鬼のアキラくんも格好良いし、ミイラ男の竜吾さんも似合ってますね
フランケンの武光くんも似合ってるし、、、って、
これひょっとしなくても逆ハーレムじゃね??とおバカな事も少し考えてしまいました・・・笑
正直大好物ですけど



・・・あ、次週はまたCカラーですね!
正直次は巻頭かなあ?って思ってましたけど、まあカラーが貰えるだけでも嬉しいです♪
でも巻頭が貰えるようにまだまだ感想とアンケで援護射撃しなくては。。



ヤングジャンプの新連載「殺人無罪」の聖沢ウタがものすごく可愛い・・・という話。~3話までの感想

2018-10-28 | ヤングジャンプ感想
                               











先々週から始まったヤンジャンの新連載「殺人無罪」、
その主人公である聖沢ウタがあまりに美少女過ぎて困っています。



こういう顔がまた可愛い(笑


まあ、
美少女って言っても年齢的には23歳なんですけど、
貧乏の為常にセーラー服を着ている・・・という設定のせいで、
裁判という場所には場違いなくらいに煌いてるその美しさに毎週惚れ惚れしています
正直アイドルにでもなれそうなくらいに端正で可愛らしいキャラだと思うのに、
それを敢えてこういう殺人が関わる類の裁判漫画の主人公にする、、、という選択がイイですね
お陰で普通に学園モノにするよりもそのキャラ性が光ってるなあ。。と思えるのが秀逸です。





とはいえ、
決して裁判所のアイドルを描く漫画ではなく、
殺人を犯したものを口八丁で無罪に仕立てあげる・・・という
ある種荒唐無稽なお話にもなっているのですが、
時間が経てば人格はそのままに釈放される刑務所に入れるよりも、
敢えて無罪にして正真正銘この手で罰を与える、、、っていう最近はあまりなかった、
所謂「お仕置き系」の類に近い漫画になっていて色々な意味で面白いです
ウタも決してお金の為だけにやっている訳ではなく、
そんな形式だけの罰よりももっと根本的に裁いてやりたい・・・という明確な意思を感じれて、
そういう意味では共感度数の高い、応援したくなるタイプの主人公にもなっているのがポイント高いですね。





演出的にも冴えていて、
普段は殺伐とした環境に身を置いているだけに、
時折こうやって「女の子の顔」を覗かせる些細な演出がまた素敵・・・というか想像力を掻き立てられます
本当はまだ若いんだから同世代の女の子みたいに普通にオシャレ、遊び、恋愛とかしたいんだろうなあ。。って思うと、
それはそれでグッと来る、っていうか(笑
まあぶっちゃけセーラー服だからこそ良いんだよ!って感情もありつつ(ぉ
ただ生真面目でお堅いだけの人間性にしていない(そうなっちゃう危険性を常に含んでるんですよねこの手の漫画は)、
細かい演出もまた聖沢ウタに夢中になれる要因の一つになっているなあ・・・って個人的に感じてます。





しかしまあ、
純粋に作画が美しく可愛らしい、、、という
単純な画力の素晴らしさも評価ポイントだと思いますね
要所要所でハッとするほど綺麗で心奪われるウタの表情作画が挿入されるんで、
そんなウタの純粋な美少女っぷりに惹かれるだけでも面白い漫画になっています
今回の記事は主人公の良さだけに焦点を絞りましたけど、
老人や少年の描写もそれぞれ生々しさと個性があってお話だけでなく作画も気合の入った新作になっています
恐らく、事件ごとに区切る感じの構成になっていくと思うんで、来週からでも是非チェックして欲しい漫画ですね

他にも最近のヤンジャンはダイナー、魔風、悪女と自分好みの青年誌っぽい漫画が多くて毎週楽しみに読んでます。














こーゆーちょっとイジけた表情なんかも好き(笑
いや、本当自分の好みどストライクのキャラなんで驚いています。
これからの期待と応援も込めて・・・アンケでも援護射撃しています。
なんかもう全部の表情だったり内面が大好きな主人公だわ。




「おとめバレ」が際立ちつつ、全体的に面白かった。コミックキューン2018年11月号の感想

2018-10-27 | コミックキューン






すいません、先月号の感想です
もう最新号はとっくに出ています・・・汗
こんなに遅れて申し訳ないっつーの。







テキトーなメイドのお姉さんと偉そうで一途な坊ちゃん



正直、面白い。
正直~って言葉を付けたのは、
同時連載なんで本連載と比べてクオリティが落ちそうって予想があったからなんですけど、
中々どうして俺んちの~に負けないレベルの作品に仕上がってて毎月楽しんでいます

思うに、「おねショタ」という分かりやすい武器があるのと、
それに加えて坊ちゃんのツンデレ属性が可愛過ぎる・・・!という独自の魅力があるのが大きいかと(笑
真白さん自体も素敵で可愛らしい女性なのに、相手役の男子も可愛いとかそりゃ面白いよね、って感じ。
いや、むしろ、ある意味坊ちゃんの方に萌えてしまうあたり色々な意味で罪な漫画だなあ、と笑
真白さんがいつ本気になるのかも楽しみです。



しょうあんと日々


ちょっと「よ●ばと!」っぽくて結構面白い
この雑誌は大抵百合かNLの2択に分かれてますけど、
そのどちらにも属さないので箸休めに最適な漫画になってます
どことなく、物憂げなテイストも残ってるのがまたオリジナリティがあって良いですね。



ニー子はつらいよ



正直、アリだと思った(笑
ニー子可愛いよニー子・・・ってなっちゃうんですが(毎度の事)、
なんとなく髪型や髪の色、スタイルがニャル子さんに似てるのもイイですよね
っていうか名前も似てるし、アニメ化したら売れるかもなあ。

とはいえ、
ぶっちゃけニートじゃ結婚は難しいでしょうね
今は結構共働きが普通ですし、家事もあんまり出来ない、ってなると・・・。
いくら容姿が良くても、もっと気立ての良い女子の方がモテるかもね。っていうのはある
だから、ニー子の嘆きとかも(男でも)理解出来るのも今作の優れた部分かな、と思いました
その上で、ある意味子犬みたいな性格してるから親父の甘やかしちゃう気持ちも分かるしね・・・笑

しかし、この引きだと遂にお見合いか!?早く最新号読みたいぞ。
あとニー子のおっぱいはいつ見ても最高ですね。
でもコミュ障だから風俗は出来んだろうな(そういう問題じゃねえ)。



恋愛禁止学園


個人的に「ポプリクラブ」でemilyさん知ったんで、
こういう男女恋愛かつ官能的な漫画書いてる方が“らしい”って思ってしまう
そういう点だと毎月楽しく読んでますね。会長も美しい。



おとめバレ



今月は面白過ぎました・・・笑
本当は単独で記事書きたかったんですけど、流石に周回遅れの感想じゃそれ厳しいかな、、、と。
でもなんか、「男同士」を強調してる割には完全に普通のデートっぽくなってる、
つーかメンタルも女子のそれじゃん。。ってところがいちいち面白可愛くて、
終始ニヤニヤして読めてしまったような、、、気がしましたね。
っていうか、読めた。うん。

しかしまあ、羨ましいっていうか、完全に役得だわなあ。。
おとめちゃんのおっぱい見放題じゃん・・・と血涙しながら思いつつ、
目の保養にひたすらなるような作画の連発でそのサービス精神が素晴らしかった
あんな女子女子したカラダで男子の振りなんかしてるのはそりゃ滑稽で面白いわ・・・と
作品性の素晴らしさすら感じれた非常に秀逸なエピソードだったかと。
大哲くんはあまりにラッキー過ぎて色々と凄いですね笑
でも、
基本的に紳士対応なのがまた好感度高くて宜しいかと思われます。

おとめちゃんの、ダメと知りつつ、設定に従順だったり、官能的な展開にドキドキしてしまう、
そんな大胆な部分が光ってた会心の最新話でした・・・っていうのは、
最新号は休載なんで次はまた来月掲載なんですな
だからこそ、あのエッチで思わせぶりな引きがニクくて連載漫画としての強みも出せてるトコもまた素敵でしたね
相変わらず今のキューンの中でも「推し」な一作であります。個人的に。



カリンちゃんは魅せたがり



この号はラブコメとして秀逸過ぎた・・・笑
飛び道具的に始まったのが、
いつの間にか清く正しい正統派ラブコメみたいになってて読んでて非常に気持ちが良いです
加えて、ちょっとエッチなシーンも完備、、、っていう隙の無さもまた素敵ですね
何気に百地くんも超イケメンで好かれるのもよく分かるなあ、と。
俺でも好きになるわ(ぇ


あと、小鳥の真似して「あーん」をねだるかりんが天使過ぎました(笑)。



弁当やばいよ水無瀬さん


備えすぎだろ!って思いつつ、
水無瀬さんは常に口の中に何か入れて無きゃ気が済まない性格なんでしょうね
自分も割とそうなんでその気持ちは分かるような・・・きがします
まあでも、
自分は別に太らない体質~とかではないので、
流石にあそこまで大胆には出来ないししないですけどね笑
だからちょっと羨ましくもあります。何より、可愛いし(笑



綺麗なおねえさんと呑むお酒は好きですか?



分かるなあ・・・
分かるよおその気持ち!
男子はみんな女子に好かれたくて仕方が無い!
その心情はまさに仔犬の“それ”である!!・・・って事で
過去最高に共感度が高い話数でもあったのが素晴らしい今回のおね酒でした

とはいえ、同姓から好かれるのは簡単か?と言えば、決してそうではないんですけどね・・・(遠い目)。


まあでもなんでしょうね、
きっと大人は辛いんだろうな、っていうのはよく感じますけどね
だからお酒呑んで苦しさ吐いてスッキリしたい・・・って気持ちが最近になってよく分かって来ました
そしてそれが月沢さんのようなきれいな女性だったら尚最高なんだろうな~、とも。
そういう意味合いでは今雑誌の中でも飛び抜けて共感の高い漫画ではあります
またオチの単純っぷりが男をよく分かってて悔しくも面白い(笑
ちょっと面白過ぎるくらいに面白い大好きな作品です。
この漫画もアニメ化、、、もしくは、ドラマ化してもいいかもしれないですね。期待してます。

にしても、日吉くん可愛すぎる・・・!笑



あやかしこ


カラオケ行きてー笑
誰か俺の歌聴いてくれ(懇願)
DM、待ってます(ぉ

しかし、カラーの扉絵が最高である。



くだみみの猫


個人的に、
女の子が男の子を守る話は大好物です・・・笑
女の子が頑張ってるのがいいよね、って思う。
いつも男子ばっかが守ってるのは正直思考停止だと感じてしまう。








次号、っていうか昨日出たばっかの最新号は(ここまで)遅れないように頑張ります
理想はもっと一つ一つを深く掘り下げられればいいんだけど、
まあそれもしつこくなる可能性もあるし、良し悪しだよなあ。




謎の段ボール男。/DINER 第54話「Tode in the hole&el diablo①」感想(ヤングジャンプ2018年47号)

2018-10-26 | DINER
                              
                              ブスとは・・・。










自身が化け物であるか否か・・・
それは自分自身じゃ判断が付かない事案でしょう
自分では「良い事」と思ってる事が他人から見たら狂ってるかもしれない
その逆も然り・・・という事でそのものさしは自分の中にはないんですよね
カナコは以前だったら身を粉にして助けていたかもしれないが、
確かに前回は基本傍観者になっていた
つまりは、
ある意味「この状況」に慣れてしまっている、、、という事の証拠でもあるんですよ
だとしたら、徐々に「あちら側」に入って行くのも時間の問題なのかな、と。






しかし、
新章の段ボール男は結構訳が分からないことだらけである
ナイフは何故折れたのか、なぜ段ボールを被っているのか、そして、相手の女性も段ボールを付けてるのはなぜなのか・・・?
おまけにカナコをブス呼ばわりするのも不可解ですし、きな臭さも往々に感じるキャラではあります

それに加えて、ナイフが折れたのは“何か”の前兆のようにも感じます
特にボンベロもまた色々な意味で変わっている気がしますし、
この先より一層ハードな展開も待ってそうな・・・
具体的に書くと、
心境の変化により組織に逆らいそうな予感がします
カナコによって歯車が再び狂いそうな、、、そんな気がするんです
ある意味、この先のボンの運命のメタファー・・・とも取れそうですが、実際どうなんでしょうね?









カナコは以前レイプされそうになったくらいだから、
その基準から考えるとブスとは決して言えないと思うんですけど、
それでも拒絶的なのは深い理由がありそうな気がする
個人的には、
二人の素顔を見てみたいですが。。
まあ、まだシリーズ始まったばかりですし、素人予想もこの辺にしときますかね
個人的に、ブスブス言われて不機嫌になるカナコがちょっと面白可愛かったです(笑)。




ドラフト会議2018~ロッテの指名の感想

2018-10-25 | スポーツ










プロ野球だと地元のロッテか、故郷が応援している横浜が好きなんですが
ロッテのドラフトに関して言えば見たことある選手ばっかで個人的には凄く良かったと思う
浦学の小島、明桜の山口、そして習志野の古谷・・・松山の土居も選抜で観たし、
結構甲子園のDVD観返したくなりましたね。。

即戦力っぽい投手をきっちり取れたのと、
やはり課題の野手・・・をガッツリ取れたのが良かったですね
藤原と山口は是非開花して欲しいな、、、と思いつつ、
個人的には古谷が投げて福浦が打つ展開とか期待しちゃってたりも(笑

それと、地元枠ならば原や島もそろそろ出てこないかな~って思ってます
まあ何にせよ今回「も」競合くじを見事に引き当てられたのが全てでしょうね
丸のFAとかも気になりますけど・・・やはり中継ぎとかの安定感の問題もあったので、
個人的にはこのくらいのバランスがベストだったんじゃないかな、と


まあ、成田の田宮が欲しかった。。という意見が多かったのには頷かざるを得ないですけどね(笑
それと、横浜は万波取って欲しかったなあ~とも思いました
気が付けば、
日ハムに好きな選手が多くなってしまってるんですが、
まあ両親が北海道出身だし「別に良いか・・・」って気持ちもありますね笑

来年は習志野高校も選抜が確定的ですし、
益々千葉の野球が盛り上がりそうです!
故郷の神奈川からは桐蔭学園がほぼ確定してますし、来年も野球で色々と楽しめそう。





個人的な期待度は古谷>山口>藤原ですかね。
古谷はやっぱり結びつきの強い習志野出身ですし、是非成功して欲しい。
山口は金足農吉田のライバルだったんでまたプロで対決したら熱そうだな~、と。
藤原は説明不要、ある意味ロッテの命運が懸ってると言っても過言ではないでしょうね。
入団会見とかも楽しみです!



姫様の告白。/魔王城でおやすみ 第百二十二夜 感想ほか(週刊少年サンデー2018年48号)

2018-10-24 | サンデー感想








今週のベストコミック
魔王城でおやすみ



正直、面白かった。
思うに、男女混合のコメディだから良いんだと思う。
はっきり言っちゃうと最近はガールズコメディばっかで飽きてる自分も居るんだと感じる。
だからこそ、こーゆー緩く読める男女集まってワイワイ・・・みたいな作中観に惹かれるんでしょう。
まさかの姫の(疑似)告白、、、とってもグッと来ました(笑

この作者、「きんぎょ注意報!」好きらしいですけど、
確かに男女がほぼ?同じ割合で出ていて人外的キャラも相応に出ている感じは、
現代のきん注と言えなくもないかもなあ・・・とちょっと思いましたね
ぶっちゃけスヤリスは恋愛とはほど遠いキャラなんで、
上記のようなコマが出るだけでちょっとドキッとするんですよね笑
それだけでも作者の術中に見事にハマっちゃってる気がします。

スヤリスのこーゆーところは、きん注のわぴこっぽい。。と言えなくもない気はします。
ちょっと大人な?ネタも混ぜててそういう緩急含めて巧かったです。
あとあくましゅうどうしの落ち込みっぷりが(笑



今週のピックアップ1
MAJOR 2nd



1週でぐう聖に戻りました・・・笑
とはいえ、父親と全く同じ子なんて居ないと思うので、
その意味では大吾らしい着地点ではある。
無理強いしてた、って事に気が付くのが、
他人ではなく自分の身をもって知る、、、っていうのが凄く皮肉が効いてて良いじゃないですか。
そんな大吾の苦労を察してみんなも協力的になってくれる、っていうオマケ付きで。

こうやって、ワンマンチームが一つになっていくんだなー。と考えると実に感慨深いです。



今週のピックアップ2
天野めぐみはスキだらけ!



学、格好良いなあ。
悔しいけど、格好良いよ。
努力が出来ない人に人は惹かれない・・・
本当にこの二人は良い関係性だなー、と思いましたね。
おまけに、そんな学がめぐみの大会も気に掛けてくれている、という素晴らしいオチまで付いてました
こりゃあ益々惚れちゃうよなあ。。と感じつつ、直接頑張れと言わずに頑張ろうとする作劇は個人的に大好物です。
世の中、案外そういう頑張り方の方が多いような気もするしね。








一言感想

トニカクカワイイ>この漫画、アラサー独身を全力で殺しに来てますね・・・笑
         もう読んでて血涙出そうです!

古見さん>人形遊びか・・・(遠い目)。

サイケまたしても>今までの仲間も勢揃いして欲しいのう。ミンミンとかね!

エーデルワイスとダイアローグ>まあ肩書もぶっちゃけ重要なのは事実だが・・・子供には酷だよなあ。

メメシス>清々しいまでのおっぱい推し!もっとだ、もっと(ry





厭世的な気分が続いてヤバかったけど、スヤリスが可愛かったんで無事書けました・・・笑
でも死にそう

存在の意義。/アクタージュ 第38話「開演」 感想(週刊少年ジャンプ2018年47号)

2018-10-22 | アクタージュ
                                
                                誰よりもダサく。








例えば、物語の登場人物が全員格好良くてヒーロー的な人ばっかりだったら、
ある意味その時点で「物語」として破綻すると思うんです
誰かを「格好良い」と思わせるには、
逆に「この人格好悪い。」と思わせる人がどうしても必要なんですよね
その役を買って出ているのが亀太郎くんなんでしょうね。







でも結局、
漫画とかでもそうですけど、
案外主人公のシーンとかよりも、
サブキャラのワンシーンの方が記憶に残ってたりしますもんね
やっぱり主人公ってのは「活躍してなんぼ」ですから、
安易に間抜けだったり良い意味で人間臭い滑稽なキャラにするのって難しい
そう考えると、
ある意味こういうサブキャラこそが物語の華なのかもしれないなあ・・・って思いました

そう言えば、数年前に「重版出来!」って面白いドラマがありましたけど、
あれも主人公よりムロツヨシがやってた脇役の方が記憶に残ってるんですよね
自分の与えられた役割を真剣に演じる事が出来れば、
そこに主演もサブも差異はない・・・
そんな事を感じさせてくれるお話でもありました
観客を全力で笑わせ、芝居に人間味を与える、、、それもまたプロのお仕事だなあ、と。
滑稽な役柄なら、誰よりも滑稽に突き抜けて演じる事を目指す。
それもある意味一つの道なのかもしれません。
イケメンでオーラがあるだけが正解じゃないっていう話ですね。これを受けて、アキラがどう出るか・・・にも注目です!











舞台の前に、
演出家が危篤・・・というのは確かにピンチですが、
SNS全盛のこの時代、逆にここで見事にやり切ればむしろ絶賛に転じる景色も期待出来るでしょう
「ハンデを背負った中、期待以上のものを見せた」とね。