諸行無常なる日々。或いは鬼渡神と神々の源流。

呪われた家系を生きる私の人生観や日常。それに立ち向かう為の神道的な考え。そして因縁の鬼渡神、神々の源流について考えます。

鬼渡神社と呼ばれていた永井神社。【訂正編】 その4

2014年05月31日 12時58分42秒 | 神道
長らくストップしてましたが続きます。

その前にストップしていた理由をチョッと書きます。

先ず、変な後付けドライブのCD-ROMをしましたら、何と文章書いていて使えない字が出て来たのです。私は低学力ゆえローマ字が分からないのでカナ変換で書いているのですが、「ら」の字を押しても文字が出ず、変わりにDVDドライブのシャッターがカシャって開くんです。

これは「キーボードのせいでは」と考え、お得意のヤフオクでアルミケースのカッチョいいキーボードを落札して試してみたらやっぱり駄目。しょうがなくDtoDで今リカバリしたとこです。
それだけではありません。震災で使えなくなった店舗を持っているのですが、何とトイレが壊れて水漏れしてたんです。そんで工事費が4万数千円。

この程度ならまだいいのですが、水道料が27万数千円の請求が来ましてノイローゼ状態になっておりました。水難です。水神の祟りでしょうか。

もう「食を断ってダイエットを兼ねて死のうか」とか、「ライズアップに行ったつもりになって30数万円分痩せるために断食しようか」とか、色々考えてしまいましたわ。

何とか水道局で減免の手続きを取り水道料金を最低限まで抑えられましたが、もうヘロヘロですわいね。

更に私の家は慎ましやかに賃貸業を営んでおるのですが、家賃を持ってこない40代の男がいるんです。

こいつ今時、クラウン・マジェスタなんて4000ccを超える大排気量のクルマに乗っていやがるんですが、「離婚した女房が家賃を払っていると思っていた」なんて大嘘つくし、独身限定の部屋なのに同棲しているし、ホント、最低の男です。5ヶ月滞納してます。

やっと家賃を払い出したと思ったら、また滞納。部屋に居るのに居留守を使う始末。しかも同棲相手と大喧嘩し、隣の部屋からクレームが来るなどトラブルばっかり。もうホトホト困っています。

「お金ないから払えない。でも出て行きたくない」なんて甘ったれた事言ってます。もう、こんな奴、相手にしたくないです。仙台の男はこんな奴が多いです。ホント、嫌になります。これは禍の神の祟りかも知れません。

水と禍。鬼渡神や瀬織津姫の祟りだったりしたら怖いですわね。


えー、グダグダと愚痴を吐きました。ちょっとスッキリしました。では続きです。

さて、住吉三神の「住吉」ですが、本来の意味は「入江」です。海や湖が陸地に入り組んだ場所の意味です。穏やかな水辺と言えます。禊をするにはもってこいです。その点からも住吉三神は禊の神で、それぞれ入江の「底・中・上」を示しています。

そうなると同じ三神で思い浮かべる神々があります。大祓祝詞に出て来る瀬織津姫・速秋津姫・速佐須良姫の三女神です。

大祓祝詞で「速川の瀬に座す瀬織津姫と言う神・・・・・」との内容が書かれていますが、瀬織津姫は川の上流に位置していると思われます。川の流れで穢れを祓い清める神と言えます。

瀬織津姫により祓い清められた穢れは、川の河口で待ち構える速秋津姫に受け継がれ、その穢れは気吹戸主により根の国に座す速佐良姫に放たれる。つまり穢れは横に流れる訳です。

住吉三神は「入江の底・中・上」。つまり縦の流れ。瀬織津姫を始めとする祓戸四神の三女神は川の上流からの横の流れ。これは何か意味がありそうです。

ここでチョット問題があります。祓戸四神の気吹戸主の存在です。

気吹戸主は速秋津姫と協力して穢れを根の国の速佐須良姫に送る点がポイントです。そして速秋津姫は速秋津彦神と一対の神。多分、夫婦神です。「速秋津彦=気吹戸主」と考えて良いのではないでしょうか。

何故、速秋津姫だけに夫がいるのか分かりませんが・・・・。

因みに瀬織津姫に対しても瀬織津彦神が存在してます。ここまで来ると何が何だかちんぷんかんぷんですけど・・・・・・・。


続く。










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鬼渡神社と呼ばれていた永井神社。【訂正編】 その3

2014年05月18日 12時21分31秒 | 神道
続きます。

住吉三神は「古事記」の「身禊」の段に出て来る禊祓い十神のメンバーです。イザナギ命が黄泉の国から帰り、黄泉の国で穢れた体を阿波岐原で禊祓いして生まれたとされています。

その話、古事記を丸写しで書くのも何ですので、簡単に要点だけ語ります。

先ずこの禊祓いは5段階に別れます。

1.黄泉の国て穢れてしまった汚れた垢から生まれた神・・・八十禍津日神、大禍津日神。

2.汚れの禍を治すために生まれた神・・・神直毘神、大直毘神、伊豆能売。

3.水底で洗った時に生まれた神・・・底津綿津見神、底筒男命。

4.水の中層で洗った時に生まれた神・・・中津綿津見神、中筒男命。

5.水の表層で洗った時に生まれた神・・・上津綿津見神、上筒男命。

以上が禊祓いの十神です。

あれっ、十一神じゃないのと思うでしょ。私もよく分からないのですが、神ではない方も一緒に生まれています。伊豆能売です。伊豆能売には「命」も「神」も付かないのです。

それどころか古事記には出てくるのですが、何故か日本書紀には出てきません。記紀の研究者の中には、「日本書紀の作者が伊豆能売を書くのを忘れたから・・・」との意見もあります。この件につきましては何れ「伊豆能売の章」で書きたいと思います。

さて、五段階に別れて生まれた禊祓いの神々ですが、底・中・上の綿津見三神が気になります。この三神、大綿津見神とどう関係があるのか。「綿津見」と付くのですから、少なくても同じ海神なのは間違いない筈です。

もしかしたら、底・中・上の綿津見三神を合わせて大綿津見神と言うのかも。もしくは一霊四魂で分かれるのかも。うーん、分かりません。言える事は大変失礼ですが、同類の神である事は間違いないと思います。

そして底・中・上の綿津見三神に合わせ、それぞれの筒男命が存在する。これは綿津見三神と住吉三神は同神とも考えられます。っとすると「大綿津見神=住吉三神」とも考えられます。だから永井神社に大和多津見命と住吉三神が祀られているのかもしれません。


つづく。








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鬼渡神社と呼ばれていた永井神社。【訂正編】 その2

2014年05月18日 01時19分06秒 | 神道
続きます。

永井神社の主祭神は「大和多津見命(オオワタツミノミコト)」となります。つまり、大綿津見神、大海神です。

山の中なのに海神が祀られている。不思議ですよね。でも、大和多津見命の「和多(ワタ)」で何となく分かると思いますが、「鬼渡神社(オニワタリジンジャ)」の「渡(ワタリ)」はここから来ていると考えられます。

ワタとは海を表します。そして「海を渡る」。「海」と「渡る」が同じ発音なのは、長年使われて来て同意語からだと思います。

また、宮城県多賀城市笠神に仁和多利神社(祭神・武内宿禰)が鎮座しています。仁和多利大権現とも呼ばれています。この点からも大和多津見神が鬼渡神である事を語っていると言えます。
でも、ここで疑問があります。大山津見神です。別名・和多志神と呼ばれていますからね。

「何でだろう」と思い調べたら、山神社の総本山である愛知県今治市大三島に鎮座する「大山祇神社」の伝承では、大山積神は元々山神であるが、瀬戸内海の要所に位置する同神社では海神として捉えているそうです。山神も海神も兼ねていると言う事ですね。

大山津見神と大綿津見神。どちらも「津見」の字が入ります。そして「津見」は「罪」とも表記されます。両神共です。その理由は両神とも国津神だからだと考えていますが、「ツミ」・「ワタ」と共通の発音をする故に同神なのではないでしょうか。

だから山の中に位置する永井神社に、海神・大和多津見命が祀られているのも山神でもあるからだと考えられます。

次に祀られている大巳貴命。つまり大国主ですね。うーん、困りました。大国主は複雑すぎて大和多津見神との関連は、同じ国津神であると言う事ぐらいしか分かりません。

ただ、大和多志神を大山津見神で考えた場合、大巳貴命は大山津見神の娘・木花知流姫の血筋となります。うーん、やっぱりこの程度しか関連は分かりませんね。

そして最後の「上筒男命」・「中筒男命」・「底筒男命」。つまり住吉三神ですね。この神々も難しいですね。何で海神の住吉三神がこんな所に祀られているのでしょう。これまた難しいです。


続く。






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鬼渡神社と呼ばれていた永井神社。【訂正編】 その1

2014年05月15日 14時43分29秒 | 神道
ここに取り上げる永井神社ですが、大阪の野見神社(祭神・野見宿禰)の境内社である永井神社(祭神・永井直清)ではなく、福島県いわき市三和町上永井に鎮座する永井神社に付いてであります。

大阪の永井神社も私の家系の神様??故色々興味をそそられておりますが、これは又の機会に取り上げたいと思ってます。

さて福島県いわき市の永井神社です。この永井神社に付いては、以前書いた「永井平九郎シリース」に割と詳しく載せていますが、今回はその要点だけを簡単に述べます。

「先ず、祭神は不明。境内にスサノオ命が祀られている。以前は鬼渡神社、神渡神社、三輪渡神社と呼ばれていた」以上です。これだけしか分かりません。これだけでも福島市の図書館まで行って調べたんです。

何故か境内社にはスサノオ命と書かれている社があるのに、本殿の社には祀られている神様の記載がない奇妙な社です。

チョット話は変わりますが、いわき市は日本最大の大都市でした。面積がですけど。

2003年の平成の大合併で静岡市に清水市が吸収され、1地位の座を追われましたが、いわき市はかなりの面積を誇ります。いわき市の中心地は「平」ですが、その平から郡山市のほぼ中間点に永井神社が位置しています。

そして郡山市の鬼渡系神社の祭神の多くは「阿須波神」と「波比岐神」。だから私も永井神社の祭神は、阿須波神と波比岐神なんじゃないかなぁーと思っていた次第です。

しかし、最近になって福島県神社庁が「いわき市の氏神」を特集した本を出版。永井神社も載っておりました。それを見て愕然。祭神は阿須波神・波比岐神じゃなかったんですね、これっ。困っちゃいましたね、これっ。

ここで永井神社の詳細を申し上げます。

祭神
大和多津見命、大己貴命、上筒男命、中筒男命、底筒男命。

通称
三和神社・相殿神・塩野宮神社。

摂社・末社
稲荷神社、八坂神社

由緒
延暦年間、征夷大将軍・坂上田村麻呂によって勧誘。大同元年に焼失と伝えられている。
元文四年、領主・内藤俣寄進により再建。住吉鬼渡明神、あるいは三輪渡大明神、または水雲大神と称す。
明治六年、永井神社と改称した。海抜310メートルの山々に囲まれている。
お祭りは神輿渡御が行われる。五年に一度は上永井、下永井の村内をまわる五年祭という。

っとなっています。

以上から色々検討出来ると思います。


続く。



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「美味しんぼ」の鼻血。 その2

2014年05月13日 01時15分45秒 | 東日本大震災
続きます。

実際に鼻血が出やすくなったと語る人は以前からいました。

実は非難指定区域から逃げないで、その町に留まっている人がいます。その人物は20代の男性で避難勧告を受け入れず、自転車でゴーストタウンと化した街を回り、誰もいなくなった街の風景をシャッターに収め歩いています。警察の目を掻い潜ってです。

彼が言うには朝になり目を覚ますと鼻血を流している時が多い語っていました。確かフェイスブックだかツイッターで街の状況と自身の体調をそう語っていました。

それを読んでいる人々がコメントで彼に早く逃げるように叫んでいますが、彼は覚悟を決めたようです。放射能に汚染された故郷と運命を共にする事を。

放射能危険区域に指定され、避難勧告を受けた人の中には「地下に避難します」と福島県人特有のブラックユーモアで自殺した人もいました。

農家の方には育ててきた作物が駄目になり、土地の除染なんて出来る筈もない。先祖代々暮らしてきた土地が住めなくなるのは辛すぎると言って自殺した人もいました。

私も福島県が放射能で汚染されたのは辛いです。そしてもし生まれ育った「いわき市」が避難勧告地域に指定されたら・・・・・。

もう考えたくもないです。自殺者が増えているのも当然だと思います。数千万円の賠償金貰ったとしてもその土地に思い入れのある人にとっては、割り切れるものではないと思いますね

また、双葉町の鼻血だけでなく茨城県でも若者を中心に突然死が増えていると聞きます。ホントだかどうだか確認はしていませんが、茨城県は日本で一番放射能が降り注いだとも聞いています。

先ずは関連ありきで調べるべきです。人の命が係っているのですから。


国や双葉町の役人、そして双葉町で復興を目指す人達は「復興の妨げになる」、「偏見が広まる」と言って「美味しんぼ」の記事に困惑してます。非難しています。

そう語る双葉町の関係者の気持ちも判ります。土地は財産です。双葉町も放射能の影響が深刻だと分れば、財産である土地の価値はなくなります。農産物、生産物も価値が無くなります。惨い話だと思います。

しかし、放射能の数値が低い高いに関係なく、僅かな放射能でも影響を受ける人は確実にいる筈。現にクルマのATミッションが変速する際発生する極僅かな電磁波で気分が悪くなる人もいるのです。その人にとってハイブリッド車や電気自動車は拷問装置そのものになります。

実感は人それぞれです。人によっては良薬でも別の人には劇薬の場合だってあるのです。鼻血の話は無視出来る内容ではないと思います。

宮城県の漁民も復興の妨げになるから放射能の基準値を上げて漁業を再開させろと言っていましたが、人の命を左右してまで自分の生活を優先すべきではないと思います。

次回の「美味しんぼ」では「鼻血の原因は被爆したから」、「福島全域を除染しても人の住める様には出来ないと思う」との発言が書かれているらしいです。

それが本当かどうか、先ずは鼻血を出している人達と放射能との関連を調べ、もう一度福島県の放射能、いや日本を汚染した放射能について議論すべきだと思いますね。


ではでは。



コメント (2)
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