諸行無常なる日々。或いは鬼渡神と神々の源流。

呪われた家系を生きる私の人生観や日常。それに立ち向かう為の神道的な考え。そして因縁の鬼渡神、神々の源流について考えます。

「僕の死に方 エンディングダイアリー500日 金子哲雄」を読んで。 その2

2014年08月29日 00時53分06秒 | 読書
さて、続きです。

彼、金子哲雄氏が急激に痩せたのは、私には持ち合わせていない金子氏の根性の賜物だと思っていました。そして鼻にチューブが・・・・・・。

私は「何か病気なのか、呼吸が苦しいからチューブで鼻に酸素を送っているのだから肺が悪いのか」と思いましたが、何時もと変わらないマシンガントークでしたので、「一時的になんだろうな」と思いました。

そして急にテレビから姿を消した。

「手術でもしているのか」と思っていたら直ぐに「肺癌で亡くなった」と訃報が流れたのです。

私は驚きましたよ。「亡くなるギリギリまで仕事をしていたのか」と。

それに彼には二人の姉と弟の4人兄弟だったのに、既に金子氏一人を除いて亡くなっていたとテレビで伝えています。これにも本当に驚きましたね。「何て因果な家系」なのかと。

金子氏を入れて4人兄弟全員が亡くなるなんて、どうなっているのでしょうか。ご両親はまだ健在のようです。こんな不条理があるのでしょうか。

頭に来ます。頭に来ても誰に怒っていいのでしょうか。神にでしょうか。神に対して怒るべきなのでしょうか。

ここまで負の因果が強いと、何が何だか分かりません。世の中のせいでもないし、自分のせいでもない。理不尽だし、ご両親が可哀想過ぎます。ここまで酷い人生ってあるのでしょうか。

金子氏の正式な病名は肺癌の一種の「肺カルチノイド」。10万人に1人の割合で発症する病気です。しかも金子氏の場合、かなり特殊な組織型のカルチノイドと言う事で、数千万人に1人の確率だそうです。

数千万人に1人ですから前例が殆ど無い。外科手術、抗がん剤、放射線治療も効果がない。治療の施しようがない病気です。こんなの有りなのでしょうか。

私の59歳になる母方の従兄弟も数年前に肺がんで亡くなっています。タバコが止められず肺癌となりました。自業自得と言えばそれまでですが、因果に苦しんで生きてのことです。

しかし、金子氏の場合、問答無用の病気です。兄弟全員問答無用。誰が何故あからさまな意思で命を奪うのでしょうか。

私は何時も死に対して考えて生きて来ましたが、ここまで徹底した死を与える存在に対して怒りを覚えます。

残念ながら私が怒っても何も解決しませんが・・・・・・。

それに対して金子氏、見事な人生でした。延命治療もせず最後まで仕事をし続けるなんて見事としか言えません。

自分の死を確信し、受け入れ、最後の最後まで仕事をし続けた。死を覚悟してこの本を書き、自分の葬式まで自分でプロデュースするなんてて、見事と言う外ありません。

それに比べこの私、長年ウジウジと生きています。心が弱すぎます。金子氏に完敗です。ここまで凄い人だとは思いませんでした。「どうもすいません」と謝りたい気持ちでいっぱいです。

金子氏は享年41歳。自分で90点の人生だったと言ってます。

今の私はどうか。せいぜい2点位でしょうか。全然ダメですわ。

ここで大変無粋ながら私のいつもの癖で姓名判断で彼の人生を調べました。残念ながら姓名は彼の人生を予知していました。

正負の法則でも兄弟の死と言う大きな負を支払っていましたが、全力で正に生きた。それが今回の負に繋がったとも考えられます。

出来れば姓名を手直ししたり、正負のバランスを取れば何とか・・・・・と思いましたが、それにしても理不尽すぎると思いました。

私はただただご冥福をお祈りするとともに、彼と言う死に立ち向かった男の記憶を、心に刻んで生きて行きたいと思う次第であります。


ではでは。

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「僕の死に方 エンディングダイアリー500日 金子哲雄」を読んで。 その1

2014年08月26日 23時03分10秒 | 読書
私、流通ジャーナリスト・金子哲雄氏と言う男が嫌いでした。

何が嫌いかと言うと先ずは顔です。私の弟の顔と少々似ています。彼は太めでしたが、更に太らせたら益々弟に似ています。

性格は私の弟の方が気が強く、金子哲雄氏の方が人当たりが良いと思いますが、商品を値切るのが双方とも得意のようで、その点が嫌いでした。

私は値切ると言う行為が出来ないタチです。私の両親は恥も外聞も無く値切れますし、弟となると極限まで追い込んで値切る程です。そう言う性格がどうしても私は好きになれないのです。
私も秘密の商売でも値切ってくる客はいました。「どうせ安く仕入れているんだろ」、「○○では○○円だったぞ」と言いながら。

私はそんな客とは付き合いきれないので、「○○は安いですねぇー。うちはお手上げです。そちらでお買い求めください」と断りますが、客は「もう売っていないから買えない。だから「安くしろと」言います。

価格の設定は商売人の自由。買う買わないは客の自由です。値段が気に入らなければ黙って買わないのが客の礼儀だと商売が下手な私は思うのですが、どうなのでしょうねぇー。

正直言って客の言う通り値引きしていたら、その客にはずっーと値引きし続けなければなりません。それは値引きを求めない客から見たら不公平ですし、面白くないです。

私も地元経営のスーパーの魚売り場に通っていましたが、そこのコーナーの魚屋さんに業者と思われる方が値引きを要求し、それに応じているのを見ました。「値引きしろ」と言えない私にとっては面白くありません。もうそこには行かなくなりました。

そう言う性格なもので、「値引き交渉術」を得意になって語る金子哲雄氏は好きになれなかったのです。

彼の話・話題は世の中のニーズに合った様で、頻繁にテレビに出てました。私は商売人の弱みを突く奴として苦々しく思っていたのですが、本当に大活躍してました。ワイドショーで毎日のように出てましたし、「さんまのホンマでっかTV」にもレギュラー的に出てました。私はヤレヤレと思っていましたね。

そのうち彼は急に痩せ始めました。金子氏曰く「睡眠時無呼吸症候群の治療の為ダイエットしている」との事でした。

私も無呼吸症候群です。痩せねばなりません。でも中々痩せない。その点においても私は彼に負い目を感じていました。

しかも彼は人気ジャーナリスト。私は不人気ジャーナリストからの落ちぶれ組です。私は彼に多少なりともその運と実力に妬みを感じていたのかも知れません。それが根本にあり、好きになれなかったのではとも思います。


続く。
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正夢? 予知夢?

2014年08月25日 02時20分37秒 | 出来事
ほん数日前、「楽しみに忍び寄る挫折。【紛失編】その1、その2」と言うクダラナイ記事を書きました。日記的にです。

私、先日、今更ながらに思い出したのですが、「昨日見た夢、いつか見た夢」のカテゴリーで「5万円入ったショルダーバックをバスに忘れた夢」を書いていました。話の内容はどちらもショルダーバックを紛失した話です。

「あれっ」と思いましたよ。これって正夢、予知夢だったのでは無いかと。

詳細はそれぞれの記事を読んで頂きたいのですが、夢でショルダーバックを無くした夢は6月23日に書いています。そして現実にショルダーバックを無くした出来事は8月15日に書きました。それぞれ、その前日に見た夢であり、起きた出来事です。これって偶然なんでしょうかねぇー。

夢でショルダーバックを見ていた事はまるっきり忘れていましたが、夢でも現実でも警察官にショルダーバックをなくした旨伝えているし、どちらも焦ってしゃかりきに探しました。

夢では見つかり、現実では現時点でまだ出てきませんが・・・・・・・。

夢でも現実でもくすんだ黄色の革の財布を持っていましたが、夢で無くした緑色のMEIのショルダーバックは使用せず、無くしたのはオレンジ色の大きめなショルダーバックです。

青い小さなショルダーバックに財布の等貴重品を入れ肩にかけていたた為、被害は着替え、レインウエア、薬、お泊まり道具、本程度。被害は最小限度て済みました。これは夢での出来事を忘れていながらも、頭の隅に記憶が残っていて貴重品を小分けにしていたからかも知れません。

これは私の脳が夢で見せたと言うより、私の様な者でも何らかの助けてくれる存在が付いていて、警告してくれたのかもと思いました。

いや、もしかしたら違うかも。もしかしたら、まさか・・・・・・。

結果的には着替え等が無くなったので牡鹿半島への旅は諦めましたが、これは別の意味での警告かも知れない。

ショルダーバックを無くす事への警告と言うより、牡鹿半島に行かせない為への何らかの配慮かも知れない。今、この記事を書いててふとそう思いました。

どっちつかずの考えで利府の沢乙温泉に寄ろう。そして牡鹿半島を目指そう。女川の二渡神社を探して参杯しようと思ったのですが、考えてみたらその日はお盆です。亡くなった人たちが戻ってくる日です。

そして牡鹿半島は一番震災が酷かった場所。1000人以上の遺体が打上げられた場所なのです。そんな霊場となった場所にお盆に出かけるのは慎むべきだったのではと、今更ながら思いました。

これは「牡鹿半島に行くべきではない」とする何者かの警告から、バイクの荷台に積んでいたオレンジ色のショルダーバックが紛失する形で押し止めたのかも知れない。これも十分考えられるます。

夢のおかげで貴重品の紛失は免れた。そしてオレンジ色のショルダーバックの紛失で、もしかしたら死者に引っ張られるのを、何者かが防いでくれたのかも知れないと思いました。

私に対して警告し、牡鹿半島への旅行を押し止めた者は私に憑いている眷属ではと考えましたが、何となくですが、死者に引っ張られ亡くなった従兄弟も私を助けてくれたのではないかと感じられます。

何者かは分かりませんが、こんな私でも助けてくれる存在が憑いていると思うど本当に有難いです。涙が出るくらいに。

感謝したいと思いますね。


ではでは。



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人を疑う心。【仙台人編】

2014年08月23日 00時24分32秒 | 出来事
本日は急遽このお題にしました。危なく騙されるところだったので、ここに記録したいと思ったのです。

今回は私の日記みたいなもんです。ハッキリ言って下らないです。スルーでお願い致します。

これは今月21日の話ですが、不動産屋から「○○○号室の給湯器が壊れた」との電話がありました。私の親父が電話を取りました。

そして早速また電話。○○○号室の男からです。40代中頃の男です。「給湯器が故障しました」と言って来ました。

この男、家賃を滞納しています。一番酷い時で5ヶ月分です。それて逃げ回っているところをやっと捕まえました。家賃滞納の理由で「別れた女房が払っていると思っていた」なんて言い訳してます。大嘘つきです。

私は断固出て行くように言いましたが、「お金はないし、出て行きたくない」といいます。4000ccの車に乗っている癖にです。そこで私の母親が里心を出し、1.5ヶ月分づつ家賃を毎月支払う算段にしたのです。

それでもヤッパリ駄目な奴は駄目です。それから2度滞納してます。私はこれ幸いと退室の裁判の手順を踏もうとしたら、何でも私の考えには反対する親父が、その男の連帯保証人の母親に電話。やっと前日家賃を持って来たところです。

家賃の支払いは逃げ回っていたくせに、給湯器の故障で直ぐ電話をかけてくる。大した奴です。

実は家賃滞納男の部屋は、私が倉庫として使っていた部屋でした。

そして3.11の大震災。空き部屋だらけの仙台は、一気に満室状態に。その家賃滞納男も部屋の下見に来室。私は一目見て駄目そうな奴と判断。

それなのにキ○キ○ームの営業は、契約書を取り交わす前にそいつを部屋に住まわせたんです。勝手に安い家賃で。

実は私の親父が裏で動いてました。何でもかんでも自分がやらねば気がすまない親父です。「自分は金持ち。自分は偉い」そんな話ばかり他人に話します。そんなだから相手に馬鹿にされ、不運ばかり招き入れてます。この親父のせいで何千万円損したか分かりません。

私の人生の一番の不安材料、それが私の親父です。「またやったなぁー」と思いましたよ。

話を給湯器に戻します。そんな家賃滞納男でも給湯器は修理しなけりゃなりません。

しかし、うちの給湯器はTOTO製。TOTOは10年前に給湯器事業から撤退しているので、部品の供給が出来ない。全部取り替えねばならんのです。

1年前に給湯器を交換しました。今まで8万円だったのが、約11万円になっていました。8万円だとばかり思っていたんですが、交換してから言われたんで払うしかないです。

長年付き合いが合った業者ですが、私は「やりやがったなぁー」と思いました。仙台名物「便乗値上げ」です。震災以降、手間代が異常に高騰している。いや、高騰させているのです、業者たちが。

それ故、今回は違う業者を探しました。勿論、私が主導でです。そして選んだのがフリーペーパーに広告を出していた業者です。直ぐに電話しました。

給湯器の形式を話し、総額を聞いたら税込で7万円台。スペーサーを入れた場合でも8万円に収まるとの話です。それならと言う事で正確な見積もりを頼みました。

業者が到着し、現場を案内。そして見積もりは10万円丁度。

はぁー出ました。仙台職人の気質が。何でもかんでも吹っかけるのです。中○人並です。ヤレヤレと思いましたよ。

私は「電話ではスペーサーを入れても8万円に収まると聞いたから電話したのだが、何で10万円になるのか」と聞きました。

その業者、シドロモドロになりましたね。電話を受けた者は東京本社の人間で、仙台では配管が太いのを使う。配管が凍らないように電熱線のシートで巻かなければならない」とのたまいます。

それ嘘です。東京の給湯器だって凍結防止のシートを巻いてます。兎に角、嘘八百を並べるのが仙台の建設関係者です。私は騙されません。

私は「総額8万円と聞いたから電話したのに、10万円なら今までの業者にする」と一言。

それでは「総額9万円にします」と業者。

私は代表者(親父)に聞いてくると意って部屋に戻り、「9万円でも今までの業者より2万円安いからいいか」と思いながら時間を潰します。

そして戻ったらスペーサーは取り付いているものを使うから8万5千円と言います。ただし、取り付けは6日後と。

私はまた部屋に戻り、家賃滞納男に電話。奴は家賃を払わず電話にも出なかったのですが、今回は直ぐに出ました。

そして一言。「さっき部屋に戻ったらお湯が出ました」と。

私は怒って「お湯が出たなら何で連絡しないんだ。業者が今来ているのだぞ」と。

滞納男は「電話を待っていましたので」と。

私は「給湯器が直っているなら、それを先に電話すべきだろ」と言ったら、「また点かないかも知れないですし」と弁解する始末。こいつは何時も弁解。こんな奴とは話なんかしたくないです。

私は「何とかするから」と言って電話を切り、「6日も待てない。部屋の者と相談して電話する」業者に語ったら、業者は「会社にあるかも知れない。あったら明日には付けられる」と言います。

私は「それでも部屋の者と相談してから」と言って何とか返しました。もう、綱渡りでしたわ。

ここまで書けばお分かりだと思いますが、給湯器が設置料込みで8万円から10万円、11万円になったのは手間賃を以前より高く取っているからです。前々から東京価格より高かったのですが、ますます差が開いてます。仙台の所得が東京よりも半分近く低いのにです。

それに実際忙しいのは基礎工事の職人です。給湯器の設置など忙しい訳ではないのです。

しかも業者は「このタイプは広告の商品は付かないので別料金になります」と言いました。最初は10万円ではなくもっと高く吹っかけてきたのです。

私は「広告の商品より火力が低く、リモコンも付かないし、機能も無いのに何で高くなるのか」と聞いたら、これまたシドロモドロになってました。みんなこんな感じですよ、仙台の業者は。

多分、東京では7万円程度の商品でも仙台では10万円を越します。兎に角、住宅関連は高騰しています。

でもそれは仙台根性も原因の一つです。

「仙台人をみたら泥棒と思え」とまでは言いませんが、兎に角、疑う心が大切です。仙台では。

「そう言うお前はどうなんだ?」と言いたくなるでしょ。

私は仙台市在住の福島県人です。仙台の色には染まりません。死ぬまで福島県人です。馬鹿をみても福島県人として生きて行きます。

あっー、それにしてもあの家賃滞納男には悩まされますよ。全くもう。


ではでは。











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何もしない辛さ。【機動隊編】 その2

2014年08月22日 00時00分53秒 | 人生
続きます。

K君は警察官になってよかったと言ってました。なんせ制服支給です。サラリーマンならスーツは自腹ですが、警察官ならタダ。中・高・大と学生服で通したK君には堪らない好ポイントです。黒い警察官が来ているコートが革製でなく、定価6000円のビニール製だったのにはガッカリしてましたが・・・・・・。

それに自宅は警察の宿舎です。東京の芝浦にあります。2DKです。家賃は確か2万円弱との事です。

バブル当時、芝浦で2DKなら家賃は20万円前後だと思いますが、その10分の1程度の家賃で住める訳です。これは羨ましいです。ケチ名人のK君には絶叫ものの好ポイントです。それを聞いて私も警察官になろうかと思いましたからね。

趣味の盗撮・・・・じゃなかったカメラもK君に幸運をもたらしました。カメラ屋の女性店員と結婚し、子供も二人出来ましたからね。

彼はケチです。モテるタイプではないです。でも警察官。つまり公務員。これは結婚条件としては好ポイントです。公務員でなかったらかれK君は結婚できない可能性が高かった。万事上手くいっていた。

ただ、彼は私同様真面目でも勉強は不得意。大卒警察官は毎年昇級試験がありますが、何時の間にか後輩が上役になっていたと言うか、バンバン追い抜かれていってるみたいです。まっ、これは初めから覚悟はしていた様ですけど・・・・・。

ここで事件が起きました。K君は中野の交番勤務だったのですが、機動隊に回されたのです。

K君の身長は175センチはありました。背は高い方です。しかも2年ではあったが合気道部に所属していた。どうもこれが決め手となった様です。彼はショックを受けてましたね。

「交番勤務の時は放火魔を捕まえた、自殺しようとしていた人を説得して止めた」と彼は語っていました。人の役に立った。世の中の役にたったと喜んでいたのです。それが機動隊勤務となったのです。生きがいは大分落ちた旨語っていました。

毎日、訓練です。機動隊の防具を身につけて走り回るのです。

そして当時彼がしていた仕事は皇居の警備です。その頃、何者かの集団が天皇を攻撃する噂がたっていて、その警備をしていたのです。

警備といっても機動隊員が数百メートル間隔で立っているだけです。棒を持って防具を着込んでです。季節は夏。そして真夜中から早朝までの勤務です。8時間ずっーと立っているだけの仕事です。私には出来そうにないです。

K君曰く、頭を無にして立ってはいられない。色々考えるそうです。何でこんなことしているのかとか、自分の人生、これで良いのかとか。

私もただ立っているだけというのはキツイですね。或る意味、拷問です。天皇を守る為に警備しているのですが、天皇と自分ではこれほど命に差があるのかと考えちゃいます。

ただ立っているだけでお金が貰えるのであれば、証券マンより良いじゃないかと思ったりもしますが、人生を無駄に過ごしている。それを強制的に考えさせられる。これは辛いです。精神が歪むと思います。

K君の話でも休日、機動隊仲間と飲むと皆荒れるそうです。喧嘩に発展するそうです。それだけ何もしないで立っているのは辛い。思い悩み精神的に参ってしまう様です。

それでも家族が居れば耐えられるのかも知れませんが、守る者がいない独身の私には無理です。自殺しそうになると思いました。

K君の話だと、共通の友人で警視庁に入ったA君は虐めに合っているそうです。警察という堅い組織です。束縛が多いのです。だから大人になっても虐めをする者が出る。

警察は世の中に絶対必要ですが、素養が無い者を入れてしまうのは問題だと思います。やはり人が人を取り締まるのには、多少なりとも無理があるように思いますね。

尚、今回の話はデリケートな部分を書いてしまっさたので、フィクションと言う事でお願いします。

フックションです、フィクション。全て嘘っぱちです。変に騒がないでくださいね。


ではでは。
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