クーたんとココ君のお家

燕尾服を着た女の子クーたんと神戸から来たやんちゃ坊主ココ君の小さなドラマ。

目は何処に

2010-12-10 06:02:39 | ネコ
朝刊を取りに外に出ると、冷たい風が頬を撫ぜ、一瞬身震い。これが12月本来の朝の寒さだろう。
晴れが続き、午後になると、西側の道に面した出窓にも光が差し込む。この場所で日を浴びながらお昼寝をするのが、クーの楽しみである。車や自転車の音も気にしない。煩いのは、カメラを持って現れる「お父さん」だけか。それでも、僕がクーの側に行くと、大きな音で喉を鳴らす。この場所はクーだけの専用。赤ニャンの頃から。ココが来てからも、繊細な心を持つクーが落着ける場所として、ココは立ち入り禁止である。しかし時には、我々の隙を突き入り込む。だがココはクーのトイレに直行して、おしっこを1滴するだけで御用となり、抱かれて居間に連れて行かれる。たから、出窓に居る事は滅多に無い。ご近所の方も我が家で暮らすのはクーだけだと思っている。
出窓で寝ている時の顔を見ると「目は何処にあるのだろう」と思わず探してみる。黒猫の顔は撮りづらい。目が写らなくなってしまうからだ。しかし、日に照らされた黒い背中の毛は、乱反射して輝いているのである。