クーたんとココ君のお家

燕尾服を着た女の子クーたんと神戸から来たやんちゃ坊主ココ君の小さなドラマ。

聞く耳を

2010-12-30 06:22:12 | ネコ
昨日も書いたように、今日12月30日は、ココを神戸から東京の我が家に引取った記念の日である。写真は神戸のビートさんのお宅で、家内が始めてココを抱いた時のスナップ。
この日僕達夫婦は、東京駅8時前に発車の、新幹線広島行きのぞみ号に乗車した。しかもグリーン車で。この日の引取りが決まったのが、1週間前であり、勤務先近くの川崎駅の券売機で空いていたのが、グリーン車しかなかった。しかも喫煙車。僕達が乗車して間もなく若いカップルが乗って来た。手には小型のケージが。発車後カップルはケージを目の前のテーブルに置くと、2人揃って煙草を吸いだした。その煙は狭いケージの中にも容赦なく入る。突然仔犬の鳴き声が車内に響いた。その声を人間語に訳せば「煙いよ。煙草を吸わないでよ」となるだろう。このカップルはそんな仔犬の悲鳴を無視して、その後も京都で下車する迄の間テーブルにケージを置いたまま、煙草を吸い続け、その都度仔犬の悲鳴が聞こえて来たのであった。折角ココに会えると言う事で高揚していた僕の気持ちは、この若いカップルのお陰で怒りへと変わった。
勿論僕もヘビースモーカー。帰りののぞみでは禁煙車に乗り、煙草を吸いたくなると、隣の喫煙者で吸っていた。
僕達はワンニャンが発する声に聞く耳を持ち、その声の意味を理解し、無視して仕舞う事がないように努めたいものだ。ワンニャンだって心があり、感情を声でも表現する。その声の意味を理解し、対応したいものだ。