クーたんとココ君のお家

燕尾服を着た女の子クーたんと神戸から来たやんちゃ坊主ココ君の小さなドラマ。

クーとのお話し

2007-05-22 05:52:41 | Weblog
クーはちびニャンの頃から、僕や家内と話をする。どちらかと言えば、おしゃべりニャンコである。我が家に来て間もなくの頃、甘える時「クー」と自分の名前を言っていた。クーが話をする時には、必ず相手の目を見ている。僕がそっぽを向いている時は「クー」と一言言ってから「ンミャー」となる。お気に入りのモニターの上で休んでいても、良く話しかけてくる。クーの話は、してもらいたい事への要求が多いが、そのそぶりと合わせれば、彼女が何を話したいのかが分かる。
また、挨拶の出来るニャンコでもある。僕が出勤する前頭を撫ぜながら「クー行って来るよ。今日も良い子でね」と言うと、必ず澄んだ優しい声で「ミャー」「行ってらっしゃい」と返事が帰ってくるのだ。帰宅した後「クー只今」と言えば、「お帰りなさい」の一言がある。これで会社の事は忘れ、ストレスもスーと引いて行く。クーと帰宅の挨拶をしていると、置くから太い声で「ニャー、ニャー」が聞こえて来る声の主は無論ココだ。「ぼくの所にも来てよ」と呼ぶ。クーの目は「お父さん、ココ君の所に行ってあげてよ」と言っている。
クーが良く話をするニャンコになったのは、オチビの頃から、僕や家内が何時も話仕掛けていたからなのだろう。ココにも遊びながら、僕も家内も話し掛けている。

往きは良い良い 帰りは?!

2007-05-21 05:58:25 | Weblog
昨日はね母方のいとこのご亭主N氏の葬儀に参列のため、甲府に行って来ました。N氏は水晶の精密研磨の仕事の傍ら、市会議員を32年間務め、大戦で大きな被害の出た甲府のために尽くした方です。自身は肺の切除を受けた障害者で、人の痛みの分かる温厚な紳士でした。その体で、85歳迄長生きをされ、天に召されたのです。一方いとこのTは、何でもはっきりと物を言うおばはんですが、人の面倒は良く見ます。ぼくも姉も、自分の本当の姉のように慕っております。そのいとこの娘(僕と2歳しか違いません)は、子供の頃は妹のように遊んだものです。しばらくぶりにあっても、悔やみの挨拶もそこそこに、打ち解けて話をしていました。N氏へはご家族で充分看病され、涙はありませんでした。
いとこのTは僕の顔を見るなり、目は笑いながら「遅い」切り返しは「ここの女はみんな強いよね」の一言。何でも言えるおば様です。
車で出掛けましたが、往きは快適なドライブ、帰りは20キロの大渋滞に巻き込まれ、いささか疲れました。特に談合坂SAの混雑は異常です。設計が悪いのか、大混乱していました。
家のニャンズたちは、温かな出窓や、廊下で日光浴を堪能したようです。

すずめさん歌ってるよ

2007-05-20 08:29:14 | Weblog
おはようココだよ。元気だよ。たった今ね、お廊下に出たらね。お庭にすずめさんが遊びに来て、楽しそうにお歌唄ってるよ。お庭の梅の木も、ちっちゃな実を付けてるよ。クーちゃんはさっきまで出窓から、バラのお花を見てたんだって。
昨日はお父さんとずうっと一緒だったよ。お父さん足と腰が痛いんで、お布団で横になっていたんだ。ぼくはお父さんが寝ている側で遊んでたよ。ぼくがポンって飛び乗ると「こら!痛いからやめろ」ってさ。でも、ぼくはやめないよ。お父さんのお背中は、お山だよ。飛び乗ったり、でんぐり返しするのに丁度いいからね。
昨日はお昼頃から、お日様が顔を出してくれたから、お廊下のベットでお昼寝したの。ぼくは何時も、手も足もいっぱい伸び伸びして、寝んこするんだ。気持ち良いよ。夜もそうだよ。お父さんと一緒にお布団で伸び伸びしてるんだ。
今日はお父さん甲府へお出掛けだって。親戚のお葬式に行くんだよ。ぼくやクーちゃんはお廊下や出窓で日向ぼっこだよ。
それからね、一昨日晃君が来たよ。晃君はいはい出来るようになったんだ。ぼくはお廊下から、クーちゃんはお仏壇の横から見てたよ。今日はお兄ちゃん来るのかニャー。

今年も咲いた……バラが

2007-05-18 09:31:57 | Weblog
クータン、今年も家のバラが咲いたね。クーはお花が大好きだよね。
生垣のバラが、今年も次々に花を咲かせる季節になりました。先程クーと一緒に、外に出ると、甘いバラの香りが漂っていました。クーはバラの花に顔を近付け、その香りを、思いっ切り吸い込んで、うっとりと気持ち良さそうにしておりました。お向かいのご主人が「クーちゃん、バラが好きなの」と。部屋に入ると、出窓に出て、花をさかんに見ているのです。クーはオチビの頃から、お花大好きなニャンコです。息子の結婚式の花を家で花瓶に生けると、クーは花に顔を埋めうっとりとしておりました。今も僕の側に来て、カーテンの中に入って、庭に咲くすずらんを見ています。小鳥が来れば、一緒に歌う事でしょう。クーは女の子らいし性格のニャンコです。
明治生まれの、硬派の新聞記者であった父も、バラの花は大変好きで、この家を建てた時も、自分が選んだバラを植えました。その後生垣は何回か直しましたが、必ずバラを植えてあります。たいして手入れもしませんが、毎年花を咲かせ、僕たちやクーを楽しませてくれるバラに感謝です。
成城にある、文化勲章を戴いた、故福沢一郎画伯のお宅(今は、福沢一郎記念館)の真っ赤なバラも見事です。教会に行くつど楽しんでおりました。

毎日のお楽しみ

2007-05-17 05:48:21 | Weblog
昨日の朝から、腰の痛みが酷くなり、体調はいたって不調になった。休みたいが休めない。痛み止めの薬も数時間しか持たず、歩いて5分程の、開発部門の事務所に行くのも、連絡車を使う始末。情けなくなってしまう。悪い左足だけでなく、腰全体に鈍痛が。あーぁ!の心境である。症状は今朝もあまり変わらない。今日は仕事の予定が詰まっており、無理をしても出勤する。いやな雨だなー。
クーとココは、それぞれお気に入りの椅子の上で、朝寝を楽しんでおり静かである。こんな時は、ニャンズブログをゆっくりと楽しめるのだ。今日は、阿部譲二氏の続・八ヶ岳あかげら日誌に愛猫ウニ君のお誕生日の事が、写真もいっぱい使い書かれており楽しませて頂いた。BEATさんのブログは、ココも一緒に拝見した。ココはモニターに近付き、お兄ちゃんの写真を食い入るように見詰め、尻尾を盛んに振っていた。二日連続で一緒に楽しんだが、神戸の兄弟の事は、忘れてはいないようである。はっちゃん、にゃんぽち君、アメショっす、ぐりぐら写、カリカリ新聞、ととらちゃん、コゲ君等のブログを拝見するのが、毎朝のお楽しみとなっている。楽しませて戴きながら、今日のブログのテーマを考えている。

大きくなったね ココ

2007-05-16 05:54:42 | Weblog
早いもので、ココが来てから5ヶ月半が過ぎた。最近ココが2周り位大きくなったように感ずる。来た当初ココの身長は25cm程だった。今は50cmを越えている。昨日・今日の写真で、ココが伏せているクッションは、直径50cm強だ。クッションの真ん中でちょこんと座っていたのが、どうにかクッションから食み出さない程に身長が伸びたのである。身長ばかりではなく、手も足も尻尾も目に見えて感じる位に太くなって来た。このまま生長すれば、スレンダーな猫になるのではと思っている。見た目よりも痩せ型の。
縞柄も、イギリス製の上等なスーツを着た紳士のように。毛の艶は光っており、体調も良いのだ。クーが燕尾服を着たのなら、ココはスーツに山高帽子を被った紳士になるのかなー。まあ、これは親の欲目といえるかもしれないが。
敏捷さもクーに負けてはいない。先日もクーの後追いをして走り回ったが、走る速度は同じ位であった。ただ無鉄砲で、慎重さに欠けるところがあり、パソコンテーブルを越える際に、足を滑らせて、床にドスンと言う場面もあった。
クーが静かで、大変な慎重派ならば、ココは何事にも大らかで、一直線な男の子と言えるだろう。そんな二人が僕たち夫婦は大好きなのである。

障害物競走の後は

2007-05-15 05:59:18 | Weblog
今朝もココに3時前に起された。布団の周りを走り回った後に、布団から出ていた腕をガブリと。「痛テテテ!」これですっかり目が覚めた。太い声で「お腹すいたよ」の一言。カリカリ少し食べる。クーも起きて来た。「ンミャー」「ご飯頂戴」と。カリカリを人が煎餅を食べる時のような音をたてて食べる。こちらまで生唾がじわーっと。
ココがまた僕を呼ぶ。「広いお部屋に行きたいよ」扉を開ければ一目散に行き先はソファーのカバー。「やめろ」と言う前に、爪を立ててガリガリと。それを見ていたクーの目は真丸に。「あの子やっぱりすごい」と言うようだった。
羽・羽を自分で出し、僕の所に。無言だが「遊んでよ」の合図だ。こちらはネットサーフィンをしながら、適当に振り回すが、ココには気に入らない。膝に上がり僕をにらむ。突然ココが走り始めた。洋間から自分の部屋、廊下、和室そして洋間の1周コース。距離は10mほどだろうか。間にはソファーや机等障害物も多いがココは平気の平左。3回ほど周り、お母さんの椅子で伸び伸びだ。ついでに大あくびも。あくびの後僕の膝に乗って来た。コゲ君家のチビちゃんの動画を真剣に見ていた。BEATさんのブログに切り替えると、雪柳君と杏長老の姿を見付け、画面に近寄り目を大きく開き見詰めていた。覚えているのかなー?

ココと一緒に

2007-05-14 05:38:16 | Weblog
僕がこのブログを書き始めて、今日で370話となる。毎日のテーマや話題を考えるのは、苦労でもあり、楽しみでもある。特にココが来てからは、必ず小さなドラマがある。見過ごしてしまいそうな事でも、心に留め置き、拙いながらも、みなさんにお話をしているのだ。僕の文章の師は、立教大学で永年チャプレンをしてこられた、故竹田鐵三神父である。鐵神父の文章は、小さな事も見逃さず、手短に分かりやすく、リズムがあり、読みやすい。それを手本としている。
さて、僕はココが我が家に来てから一緒の部屋で寝ている。寒い夜は、僕の布団の中に潜り込んで来た。今は敷き布団の上で寝ている。僕の枕の隅に頭を乗っけて、手足を伸ばして寝ている。実に可愛い。時々抱きしめたりする。
夕べは1時前にココが突然起き出して、トイレの砂を猛烈な勢いで掻き始めた。煩かったが、寝ていると、僕の足にガブリと。そして、何回も何回も僕を「お父さん起きてよ」と呼ぶのだった。遊んだが声は収まらない。扉の所に行き、鳴くのだ。
やっと分かった「ぼくお腹がすいたよ」と言うものであったのだ。カリカリを少しだけ茶碗に入れると、美味しそうに食べた。終ると、僕が寝ている脇に横になり、しばらく僕の腕にじゃれて遊んでいた。手と顔が動かなくなったと思ったら、安らかな寝息が聞こえて来たのだった。
甘えん坊のココは、僕や家内と一緒にいるのが大好きなオチビさんである。

最高のプレゼント!!

2007-05-13 11:14:41 | Weblog
今日は書くテーマが見付からず、ブログの更新をお休みしようと思っていた。ところが、出窓から生垣のバラや、お散歩をしている、顔馴染みのワンちゃんの様子を見ていたクーが、静々と居間に入って来た。クーは座ってテレビを見ていた家内の膝に手を乗せ「抱っこしてよ」と。抱っこされると、手を家内の胸に置き、満足げな顔になった。そして目をつむりうとうとと。家内の顔も緩む。クーはお母さんのお膝が大好きである。我が家の子供となった夜、やはり今日と同じ格好で抱かれていた。初めての子猫。家内は抱いたクーに「こんな事になるんだったら、もっと早くお家に入れて上げればよかったはね。ごめんね」と。前夜からの事をクーに謝ったのだった。その時クーは実に嬉しそうな顔をしたのを、昨日の事の様に思い出す。今日は母の日、物ではないが、クーは最高のプレゼントを家内に贈ったのだ。
しばらく家内の膝でうっとりしていたクーは、出窓に行ったが、台所の音で、鈴を鳴らしながら駆け足でやって来た。家内がのりを切り、缶に入れていたからだ。調理台に上がると「ンミャー」「お海苔美味しそうネ」と一言。「パリパリのを上げるわよ」と言われ、少し茶碗に入れてもらうと「このお海苔最高」と言いながら賞味していた。静かな日曜日の静かな出来事であった。

ぼくのだー

2007-05-12 08:20:29 | Weblog
おはようココだよ。元気だよ。今日もお日様ニコニコ笑ってるね。
ぼく達ニャンコは何でもおもちゃにしちゃうよね。クーちゃんだって時々お父さんが読んでいる新聞の下に潜り込むでしょ。ぼくはテーブルの上にある物が大好きなんだよ。このごろお気に入りは、お父さんのお財布だよ。茶色でまーるいの。ちょっと重たい時もあるけど、くわえてお椅子の下に落とすんだよ。お椅子の上でね、ケリケリしたり、蹴飛ばして追いかけて、取って来るんだ。お父さんに「これ頂戴」って言ったら「お金が入っているから、家に居る時は貸して上げるよ」だって。あとね、携帯電話をチョコ・チョコしてたら「落としてこわすから、さわるな」って言われたの。でもね、ぼくはチョコ・チョコして遊ぶんだ。面白いもんね。
今朝はお父さんはお休みの日で、ぼくの側でご本読んでて、遊んでくれなかったの。つまんないから、お父さんの足にそおっと近づいて、バクて噛み付いたんだ。お父さん「痛って」って悲鳴上げたよ。お手てにもバクしたんだ。そしたらやっと遊んでくれたよ。お腹撫ぜ撫ぜしたり、ネコジャラシで遊んだんだ。
昨日お母さんと病院に行ったよ。先生は、お目めも、お口も良くなったから、お薬飲まなくても良いんだって。よかったニャー。お父さんも「ココの口の臭いのなくなったね」って言ってたの。BEAT母さん良かったよ。
今日はぼくもクーちゃんもお父さんと一緒に遊ぶよ。バイバイ。