クーたんとココ君のお家

燕尾服を着た女の子クーたんと神戸から来たやんちゃ坊主ココ君の小さなドラマ。

ねこの幸せ

2010-06-20 06:05:30 | ネコ
同じような事を述べるので恐縮であるが、ワン・ニャンは太古の昔から人と共に暮らして来た。特に猫は体が小さく、人と一緒の部屋で過ごしても目障りにはならぬ。そして、人に迎合する事無く独立し、同じ住まいの中でも、自分にとって快適な場所を見付けてそこで過ごしている。一緒の家で複数の猫が暮らしていても、夫々が気に入った場所が違い、別々に生活をしている。我が家のクーとココはその見本みたいである。人の側で甘ったれた声を出し人の気を引くのは、食事をねだったり、遊んで欲しい時だけである。この甘ったれた声と仕草で人をメロメロにする、実に頭の良い生き物である。猫として幸せに生きる知恵なのだろう。
ところで、「ジュルのしっぽ」の山崎夫人が、昨日付けのブログで、再来年の動物愛護法改定に向けた、環境省の審議会でのこれからの討議事項を掲載しておられる。既にお読みになられた方も多いだろうが、未だの方はご家族でお読み頂き、その審議と改訂案を見守りたいと思う。
僕が感じた事は、全体にブリーダーや販売者等の業界団体の圧力を廃し、保護団体の意見を尊重しようとする姿勢が見える事である。これも政治変革の結果であろうか。

お花大好き

2010-06-19 06:03:28 | ネコ
昨夜来の雨が今朝も降り続いている我が街。こんな雨の中でも小鳥達は元気に花の周りでおしゃべりをしている。
ここ数日のクーは、夜食を食べて水を飲む前に、調理台の奥に置かれた造花の花に頬う擦りをしている。クーは子供の頃から花が大好きな、小鳥みたいなねこである。バラが満開の頃抱いて生垣の側に行けば、匂いを嗅いでうっとりとしていた。
今、我が家の庭には百合が2輪咲いている。お昼寝の前クーは庭の花々を良く見ている。

最後まで

2010-06-18 06:11:43 | Weblog
昨日昼のTBSテレビ「昼おびはてな」で、東京・神奈川の多摩川のタマゾン川化のレポートが放送された。タマゾン川化とは、自宅で飼育出来なくなった、外来種の魚や亀を多摩川に捨ててしまい、固有の魚等が生存の危機に曝されていると言う事である。折角鮎が戻り、めだかやクチボソと言う小さな魚達も生きて行ける環境が整ったと言うのにである。人の身勝手で捨てられ、迷惑がられる魚や亀こそ真の被害者であろう。放送の最後に多摩川の環境運動の先頭に立つかたが「最後迄面倒を見られないのなら、飼わない勇気を持って欲しい」と言われた言葉に納得したのは僕だけであろうか。
犬や猫だけでなく、魚や亀も街のペットショップで簡単に手に入る時代になった。子供の手の平より小さい草亀も数年後には、その数倍に成長する。その事を承知せずに簡単に買うと後々「子供が飽きたから、大きくなりすぎたから」と身勝手な理由を付けて、身近な川や池に遺棄してしまう。
猫や犬も同じ。避妊手術も受けさせず、生まれた子供を捨ててしまったり、仔猫の時のような可愛らしさがなくなったからと、公園に置いてきぼりにする。「最後迄命を見届ける」事こそ人の道であると僕は信ずるのである。
僕達位の還暦を過ぎると、クーやココの最後を看取れるか不安はある。幸い息子家族もねこ好きであり、いざと言う時は後を託せる。
動物を家に入れる時、最後迄面倒を見られるのかを自問自答して欲しいものである。

眠いのに

2010-06-17 06:00:36 | ネコ
昨日のココは、朝ご飯を食べた後遊び出してしまい、7時になっても8時になっても、ソファーやカーペットで眠る事は無かった。普段でも朝寝・昼寝の時は眠りが浅く、僕が一寸席を立っただけで薄目を開けて様子を見るのであるが、昨日は煙草を吸いに台所に行けば付いて来てしまい、残こったカリカリを食べ始めるのであった。居間に戻ると、パソコンの上に登り体を横たえるが、中々深い眠りには入らなかった。そして昼頃クーが起き出すと、一緒に昼食を食べ、家内が帰宅後は付き纏って、買い物袋を覗いたりしていた。本ニャンは眠くて仕方が無いのに、眠れないようだ。
夫婦の夕食後、ココを抱いて部屋に連れて行くと、僕の枕元で1分も経たない内に眠ってしまった。夜食後も大人しく抱かれて寝室に入り、今度は僕の足元でグッスリと深い眠りに入ったのであった。それ故、今朝も元気でクーを追い掛け、家内に怒られたが全くめげず、廊下で遊び始めたのである。

知恵比べ

2010-06-16 05:57:11 | ネコ
夜食を食べ、水もたっぷりと飲んだココは、嫌がるクーを無視して追いかけっこを仕掛け、クーに寝室に逃げられるが毎日の基本パターンである。クーに居間から出て行かれると、カーペットの真ん中で寝そべったり、これから暑くなると、ヘソ天で転がったり、時には写真のように、パソコンの置くのココの秘密基地で、毛繕いをしながらマッタリとして過ごす。そのココの姿を眺めながら僕は、グラスに入れた冷酒を片手に、本を読んだり、夜に更新される幾つかのブログやホームページを見ている。
僕の両瞼が仲良くなり寝室に引上げる時、ココを抱いて連れて行くのであるが、大概すんなりとは抱かしてもらえない。僕の動きを察知したココは、茶の間に置かれた隠れ家に入り、僕に「捕まえてご覧。ぼく捕まらないよ」と挑発したり、台所のワゴンの下やダイニングテーブルの下に隠れ、おもちゃで誘き出そうとしてもしても、絶対に出ては来ない。ココが僕の動きを察知するのは、台所の換気扇を止める事のようだ。如何にしたらココを大人しく抱く事が出来るか、ココは逆に僕の手から逃れるのかと、知恵比べをしている日々である。

負けるくせに

2010-06-15 05:58:16 | ネコ
無鉄砲ねこのココは、クーにバトルを挑む。しかし、クーの高速パンチには敵わず、大概負けるのである。写真のように冷蔵庫の上からクーを狙ったりするが、追い付いた時にはクーに気付かれ振り向かれ、クーの手はココの頭上に上がっている。
負けるのが分かっていても、毎日クーにチョッカイを出すココ。懲りない男の子だが、1日中寝ているクーとっては、唯一の運動と思い見ている。クーがスマートで居られるのも、ココとのバトルで追いかけっこをしているからだろう。

まもなく梅雨入りか

2010-06-14 06:07:13 | Weblog
今朝は弱い粉糠雨が降り続いている。天気予報によれば、今日1日降り続くようだ。気温も我が住む街では、昨日より大きく下がり、20度だととの事である。
この季節、ジメジメとした日が続き、ニャンズにとっても不快であろう。しかし、何百年も日本に暮らしているねこには、その対処法が遺伝子として受継がれているようだ。暑く湿気の多い季節には、板の間で転がったり、乾いた衣類の上で休んだりと、体を乾かす方法を身に付けている。
我が家では、クーがこれからの季節の夕方は、冷蔵庫の天板に登って、体の湿気を取りながら、人の夕食の献立を眺めている。ココもこの場所に行きたいが、大体はクーに先を越され、下の電子レンジの上から羨ましげに見詰めているのだ。クーに先を越されたココは、居間と台所の境目の板の間に転がり冷を採って、台所から居間に入って来る人の足にじゃれ付いたりして、うっぷんを晴らしているのである。
クーが冷蔵庫の天板に居る時の格好は、女の子としては考えられないようなだらけ切った姿を見せてくれるのである。

暑くニャイ!

2010-06-13 05:52:04 | ネコ
入梅間近の今日この頃、部屋の中でも湿度がじわじわと上がって来て、ブログを書いている今も額には薄っすらと汗が滲む。
そんな中、クーは朝ご飯を食べ終えると、台所奥の秘密基地に籠もって朝寝を始めた。体は毛で覆われ、レジ袋に直接肌が付く訳では無いが、少々暑苦しい。しかし本ニャンはそんな事は無関係と涼しい顔。カメラを向けると、いかにも「ウザったい」と言う顔をし、僕を睨み付けるのであった。
昼頃僕は、自家用車に燃料を給油し、ぺっちゃんこになり掛けていたタイヤの空気圧を調整と、スタンド近くの美味しいハンバーグを食べにビックリドンキーに出掛けた。流石に車の中も暑くなっており、エァコンはフル回転。1時間半程で帰って来ると、居間の温度は29度を超えていた。クーも廊下の篭ベッドではなく、1段下がった小物棚の上に、手足を伸ばして昼寝をしていたのだった。僕がエァコンを入れるとココが飛んで来て「ここ快適」と、風邪の通り道のテーブルに座ろうとしたが、テーブルを見れば僕の眼鏡が下敷きになるところであり、慌ててココを立たせたのである。
クーは暑さに大変強く、昨日も夕方迄廊下の暑い場所で寝ており「暑くなんかニャイ」と言う顔をしていたのであった。

はっけよい

2010-06-12 06:01:30 | ネコ
日中のクーは殆んどベットの中で過ごしている。滅多な事では起きて来ない。ココもクーが寝ているので、昨日の写真のようにテレビの脇等で静かに過ごし、昼ご飯を食べた後少し部屋の中を見回るだけである。
彼らが活動を始めるのは午後4時頃だ。お腹を空かせたクーが居間に入り、家内の顔を見ながら食事の催促を始める。それでも夕食を食べる迄は静かにしているが、食べ終わるとココのエンジンはフル回転となり、クーもテンションが上がって来るのだ。時には写真のように、クーがテーブルに乗るとココも登り、一触即発の「はっけよい」となる事も。大抵はココが仕掛けクーが全力で逃げるパターンであるが、逃げる途中でクーがココを待ち伏せして攻撃をする事も。そうなると、攻守逆転となり、ココが全力で逃げるのである。いずれにしても、2ニャンの足音と大きな声が家中に響き、僕や家内は身をすくませる事もしばしばである。
それでもねこらしく持続力は無く、10~20分位で収まり、家内が夕食の支度をしている台所に行き、クーは冷蔵庫の上やねこ椅子に座ってマッタリとし、ココは家内の足元に擦り寄って甘えるのである。

キョロキョロと

2010-06-11 06:05:48 | ネコ
ここ数日室内の温度が上がって来ると、ココは朝寝の場所をソファーからテレビの横へと変えている。昨日の朝もテレビの横で腕枕をして眠っていた。僕はNHKの連続ドラマ「ゲゲゲの女房」を見ていた。テレビから赤ん坊の泣き声が聞こえて来ると、ココは上半身をスクッと持ち上げ「赤ちゃん、何処で泣いているの?。マー君の声みたいだったけど」とキョロキョロと見回す。
我が家の2ニャンは、孫の泣き声が聞こえて来ると「何したのかニャー」と聞き耳を立てる事が良くあり、階段から落ちたり、玄関で転んだ時など心配げな顔をし、ガラス戸に近付いて行く。
昨日は赤ん坊の泣き声が止まるとココは、また目を閉じ昼前迄寝ていたのである。ここ数日の寝不足がたたり、眠くて仕方がなかったのであろう。
さて、ゲゲゲの女房の舞台は、我が家から2,3㎞程西に行った所であり、昭和30年代後半は、オリンピック用の甲州街道のバイパス工事と、畑が潰されて住宅の新築が盛んに行われていた。我が家も水木夫人が調布に来られた頃、父が今の家を新築し、この地に移り住み、懐かしくこのドラマを見ているのだ。特に最後に調布の風景が写されるが、毎日楽しみにしているのである。