今年買った縞の絽小紋と羅の帯を
下ろしました。
初下ろしの着物は、着にくい。
特に羅の帯は堅いので、練習が必要。
夕方からのお出かけでしたので、
それまでにゆっくり練習を兼ねて着用しました。
渋ピンクとブルー&黒の縞小紋。
一目ぼれです。
&モノトーンの羅の帯。
小紋のほうは派手かなと思ったけど、
これが遠めには黒のほうが勝って、
むしろ地味?
羅の帯、片方が傾いています。
羅の帯、下ろしたては、クセがついていないので、
とにかく結びにくい。
折り紙のように折って、
自分のクセをつけます。
その上、現代ものは長くできているので、
お太鼓を二重にした。
片方が曲がっているね。
チェックして直しました。
初下ろしは嬉しいけど、しつけ糸を切ったり、
腰ひも締める位置とか、
いろいろ試すことがあるので、
いきなりは着用できない。
そこがメンドウ。
ついでに、きもの周りの微調整も。
まずは裾まわしの紐。
既成のものは、締める紐がこんな風に細い。
この細さが、それこそみぞおちに食い込むと
それだけでキツク感じます。
細いほど、食い込むのよね。
そこで、この紐の部分を「湯文字」のように、
太めに直しました。
こうすれば、補正にもなるし、汗も吸収。
みぞおちを締め付けることもなく、楽。
場合によっては湯文字代わりにも。
そして、今更ですが、へちまの帯枕。
去年買ったのですが、そのままに。
でも、こちらは普通の帯枕と涼しさ自体は
それほど変わらないような気がします。
ただ軽い~~。
これをカットして、形は手で自由にキマる。
お太鼓の結び方も変えました。
というのは、いつもの銀座結び。
帯の下から帯締めをもってくるのですが、
どうしても、帯の重さに負けて、
帯締めが落ちてきます
特に帯どめをする場合、締め方が緩いのか、
帯締めや帯の位置が不安定になってくる。
それに背中の帯の位置も低い。
少しきちんと着たいときには、
この位置が多少気になる。
帯の位置、少し高めだと背中に張り付いて
気持ちがいい。
ということで、
帯はお太鼓結びにして、
でも、少し丸めに作りました。
帯留めをしても落ちないように、
帯締め二本使い。
麻の生地の帯揚げ。
白とブルー&グリーンの帯締め二本使い。
メノウの帯どめ。
というわけで、初下ろしのきもので、
お出かけしました。
夕方からなので、まだ涼しい。
絽の小紋、遠目でみると、
また違って見えるでしょう。
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