INSIDE SORAMAME

私の頭の中のキオクを綴っていくつもりです・・

LED REAL(39)

2012年01月23日 |    ┣ LEDに位置図
(つづき)
西新四丁目」における「54-1番」の側面表示。



六本松二丁目梅光園一丁目、小笹、山荘通り、平尾、薬院大通り、薬院駅前、渡辺通一丁目…と、かなり大回りをして、天神、県庁方面に向かうため、西新四丁目から天神や県庁に行きたい人にとってはおススメできない路線なのだが、律儀に(?)終点を表示している。



時刻表でも、「小笹・平尾方面」などではなく「天神」「吉塚営業所」「九大前」と、終点が強調されている(なお、バス前面の行先表示は、行先部分上段に大文字で「小笹・平尾方面」とあり、終点は下段に小文字で表示)。
このあたりは、博多バスターミナルでの「80番」のケースとは取り扱いが異なっている。

「遠回りになるから」という“親切心”で終点を表示しなかったのに、「どれだけ遠回りであっても直通で行ければいいんだよ!」「遠回りかどうかは私が決めることなんだよ!」という“言いがかり”を付けられてしまったら身も蓋もない訳で、判断が難しいのは確かなのかもしれない。

ただ、この「54-1番」は全便一応「快速」なのだが、通過するバス停は、平尾~天神南間の「一本木」「新川町」「渡辺通二丁目」だけという、長い運行区間のうちのごく一部であることから、快速区間に関係ないエリアでは、「快速」という表示を見て、“自分が行きたいバス停に停まらないのではないか?”という余計な予断を与えてしまい、乗客の取りこぼしが発生するのでは?という懸念については以前指摘したところだが、「54-1番」登場以降、特筆すべき改善は見られない(逆に、より「快速」を強調する方向に向かっている感もあり)。

なお、「54-1番」の誕生についてはこちらの記事を参照のこと。
また、「親」である「54番」の歴史については、「天神三丁目」の記事を参照のこと。
そして、「54-1番」は途中から「54番」に変わるのに対し、「69-1番」は「69番」には変わらない…という「矛盾」についてはこちらの記事を参照のこと。


(つづく)
コメント (2)
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