INSIDE SORAMAME

私の頭の中のキオクを綴っていくつもりです・・

お役所前の風景(122)

2014年07月02日 |   ┣ お役所前の風景
(つづき)
福岡県遠賀町の「遠賀町役場前」バス停。

西鉄バス、町のコミュニティバス、芦屋タウンバスの3種のバス停が並ぶ構図は、隣りの「遠賀川駅」と同じ。

冒頭の画像は西行きの乗り場で、

 
こちらは東行きの乗り場。
バス停同士の“距離感”の差には、何か理由があるのでしょうか??

  
西行き乗り場から出る西鉄バスは、鞍手直方方面への「66番」「68番」のみだが、


行先案内には、
 20 赤間営業所 海老津駅
 23 遠賀高校
 24 芦屋車庫
 26 田園都市第五
などの文字が残る。


バス停の先のこの交差点を直進や右折する西鉄の路線がかつては存在した。

    
現在は、自治体のバスがその役割を担う。

   
再び東行き乗り場。
次の「遠賀川駅」が終点なので路線図も“no alternative”だが、


行先案内には、
 20 24 黒崎駅前
 24 26 遠賀川駅
 24 穴生営業所
 24 折尾車庫
などの文字が残る。

 
「役場前」と「遠賀町役場前」、名称の違いは両者の運行エリアの差を反映。

ちなみに「遠賀町」の読みは“おんがまち”ではなく“おんがちょう”である。
(つづく)
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no alternative(11)

2014年07月01日 |   ┣ no alternative
(つづき)
「九大前」にしか行くことができない“no alternative”な路線図。

 
ここは福岡市東区の「網屋町」バス停。


県庁前馬出通り方面からやってくる「1番」と「9番」の終点の一つ手前。


この先が「九大前」だが、いずれは「九大前」という名称ではなくなる可能性も低くはなさそう。
現在「九大前」は「狭義の終点」だが、2010年春以前は「広義の終点」だったこともある(ただし、歴史的にみると「広義の終点」であった時期はそう長くはない)。

 
反対側の乗り場。


九大前行きは「1番」と「9番」であるのに対し、こちらは「9番」と「54-1番」「59番」「61番」「161番」。
すなわち、郊外からやってきた「54-1番」「59番」「61番」「161番」の九大前行きは、天神地区から先では「1番」という番号に統一されることを意味している。

九大前行きの統一番号として「1番」という番号が選択された背景には、もともと「1番」が九大前へ運行されていた(市内電車「貫線」の代替としての「1番」)ことがあると思われる。
ただし、現在は「姪浜~西新~天神~九大前」のような、東西を貫く路線は存在しない(なお、ここでの「東西」という方角は「福岡仕様」というか「西鉄仕様」)。

いずれは、吉塚営業所行きは「1番」、九大病院行きは「1-1番」、九大前行きは「70番」…のように、細分化されたりするかもしれません。


ただ、運行系統も本数も、以前に比べるとずいぶん減り(そんな中、「九大前」始発の深夜バスは、ひっそりと生き残っている)、


土日祝日に至っては、わずかこれだけしかない現状と、国道3号と妙見通りに挟まれ、かつ、地下鉄駅やJRの駅にも近いポジショニング、そして、学生の利用も見込めないこと等を考えると、今後、大きな合理化が行われる予感もする。
25-1番」と「29番」が九大前経由になり、「54-1番」「59番」「61番」「161番」の九大前行きは廃止…みたいな感じで。
(つづく)
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