山里に生きる道草日記

過密な「まち」から過疎の村に不時着し、そのまま住み込んでしまった、たそがれ武兵衛と好女・皇女!?和宮様とのあたふた日記

ヤエザクラにクマガイソウ

2015-04-14 20:38:11 | 植物
 雨の合間に尾上ガーデンのサクラの花をいただきに行く。
 毎年、サクラの花の塩漬けをするのだ。
 今年は天候のせいで花の開花が少ない。

 サクラの塩漬けもまた手間がかかる。
 ゴミを取りきれいにするだけでも一日仕事。
 さらには、それを天日干しするのだが、ここ連日雨で作業が中断。

                     
 尾上ガーデンの「クマガイソウ」(ラン科)の花が咲き出した。
 クマガイソウの葉は扇型で対生。
 似ている「アツモリソウ」の葉は、楕円形で互生。

           
 共通する花の中央の丸い唇弁は、武将の「母衣(ホロ)」を見立てている。
 「母衣」は、流れ矢を防ぐ防具ということだ。
 竹製の籠の上に丈夫な布を被せたものらしい。

 クマガイソウは、源氏の熊谷直実をあらわし、「一の谷の合戦」で「アツモリソウ」の平敦盛を討ち取ったとされている。
 イマジネーションが豊かなネーミングだ。

         
 フキノトウがとっくに綿毛をつけていた。
 わが家ではフキノトウが終わったばかり。
 寒いわけだ。

 連日の雨で畑の作業がストップしている。
 そのぶん、トレーに種まきをする。


 
コメント
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