ぼんくら放浪記

Blogを綴ることによって、自分のぼんくらさを自己点検しています。

神ノ木

2014-07-14 05:00:00 | 大阪にて

クロスロードの車検の時期になり、前回まで全て任せていたI葉自動車の奥さんが亡くなり、社長は入院したので、会社を続けていけなくなり、まぁ愚車を売りつけた張本人ですから、見舞いにも行かず、仮に会社が続いていても車検は他社で受けようと思っていたのでした。保険は奥さんに任せっきりだったので、亡くなられて暫らくすると保健期間が切れそうになったので、何処で契約しようと思っていたら、同系列の会社から電話があって、どのような会社なのか判らなかったので、「安倍首相をどう思う?」と質問してみたら、「立派な人やと思う」と答えたので、さっさと交渉を止めたのでした。その後、親戚の息子さんが自動車保険の勧誘をやってると聞いたので電話したのですが、一度も電話に出ないので悩んでいたら、働いていた時の共済生協に自動車共済があったのを思い出し、両車とも共済に切り替えました。

             

車検の方はT中君が利用していると言う会社を三男が紹介して貰ったので、そこで車検を受けることにしました。前回まではI葉自動車が車を取りに来て、2~3日後に車検を終えて持って来てくれたのですが、今回は自分で乗って行って、1時間ほどで終わるので乗って帰らなければなりません。住吉大社の裏側の方だったので、少しは土地勘があるとは思ったのですが、心配だったので予め何処を曲るのか自転車で調べてから持っていくことにしたのでした。26号線を浜口交差点で左折し、長居公園通りを東上、朝日新聞舗のある道を左折するのです。暫らく行くと目的の会社はありました。

       

そのままずっと北の方へ走って行くと、南海高野線の住吉東駅に出たので、線路沿いに走って行くと阪堺電車の上町線、神ノ木駅が有るのです。高校生時代は家から高野線に乗り、住吉東で降りて、神ノ木駅から上町線に乗って、松虫駅で降りていたのでした。帰りはその逆ですから、この駅にはたいそうお世話になっていたのですが、当時から無人駅だったように思います。ここは天王寺発の上町線と難波発の高野線が交差するところなので高架になっていますが、昔造りなので土手状に土を盛っています。

             

私が通っていた頃はもう4~50年も前の話なので、この地下道は有りませんでした。朝は堺方面からやって来るので、住吉東駅から神ノ木駅までは遮断機を通らなくても良かったので、遮断機が上がらなくてイライラした覚えはありません。上町線沿いには我が母校の他に帝塚山学院、住吉高校、大谷学園などの高校が有り、往きの電車はいつも満員でした。

住吉は昔は海辺であり、松の木がよく茂っており、岸松や姫松も名前が残っており、この辺りには明治20年ごろまで樹齢1000年を超える松が茂っていたと言います。その中でもとりわけ大きな松がこの地に茂っており、人々は神木と崇めていた名残りが、神ノ木の由縁なのだそうです。

             

神ノ木周辺からは車で帰れそうもないので、来た道を少し戻ってみることにしました。夏祭りが近いのか、生根神社の幟があちこちに建てられていたので、家の近くにも生根神社が有るので、関係あるのかと思い探しましたが、分かりませんでした。その代り、平安時代の創建という宝泉寺というお寺を見つけました。

               

実際に車検に行ったのは予約を取った7月4日の午後1時、1時間待合室でテレビや雑誌でも見て過ごすのかと思っていましたが、暫らくすると作業員が来て、説明するからと言って、作業場に連れて行かれました。車は持ち上げられていて、その下に入るのですが、車の下に入るのは初めてで、怖いものですね。落ちてきたらどうしようと思うじゃないですが、ブレーキのシューの減り具合、エレメントの汚れ具合、エンジンやブレーキのオイルの汚れ具合など、直接見せながら、説明してくれます。こんなことは初めてでした。

料金は9万円弱でした。I葉自動車で車検を受けてた頃は10万円以上かかっていたので、かなり割安でした。


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